JPS63132632A - 生体誘導電極用電極素子の製造方法 - Google Patents

生体誘導電極用電極素子の製造方法

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JPS63132632A
JPS63132632A JP61280963A JP28096386A JPS63132632A JP S63132632 A JPS63132632 A JP S63132632A JP 61280963 A JP61280963 A JP 61280963A JP 28096386 A JP28096386 A JP 28096386A JP S63132632 A JPS63132632 A JP S63132632A
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electrode
electrode element
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石井 博義
鈴木 賢造
金子 美佐夫
博 河本
清水 忠治
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Fukuda Denshi Co Ltd
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Riken Corp
Fukuda Denshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は生体から微弱電圧を検出するために用いられる
生体用誘導電極の電極素子に関するものである。
〔従来の技術〕
周知のように生体に発生する生体電気は、心臓、脳、筋
肉などの活動によって誘起されている。
特に心臓に発生した生体電気は、生体の皮膚面に誘導さ
れた微弱な電圧を外部の心電計で記録し、心臓の異常を
診断している。そしてこの心電計は入力部を生体と電気
的に結合させるために生体の皮膚の表面に生体用誘導電
極を密着しなければならない。
この皮膚の表面に密着される従来の電極を、第4図、第
5図、に従って説明する。第4図は生体用誘導電極の上
面側の斜面図、第5図は第4図の下面側の斜視図で、図
中1は生体用誘導電極で、2は生体用誘導電極1の中央
部が切削されて形成されている切欠口3を有するドーナ
ツ状の平板である粘着基材であり、その周縁部4の下面
側は粘着性を帯び皮膚の表面と密着するものである。
この粘着基材2の上面側には、第4図に示されるように
粘着基材2の直径よりも小さい補強材5が接着され、前
記粘着基材2の切欠口3を閉塞している。この補強材5
の中央部にリード線接続ホック6が貫設され、このリー
ド6接続ホツク6の上方部にリード線7が接続され、そ
の下方部には第5図に示すような円盤状の電極素子8が
固定されており、この円盤状の電極素子8は直接生体の
皮膚面と接して生体内からの微弱電圧を導出するもので
ある。そして電極素子8により導出された微弱電圧はリ
ード線7を径で外部の心電計(図示せず)に導き心電図
を記録するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがこのような構成の生体用誘導電極のうちでも電
極素子8は、直接皮膚面と接して生体内の微弱電圧を導
出するために ■ 電気的抵抗値の低いもの ■ 耐蝕性に優れているもの ■ 化学的に変化が起き難いもの 以上三つの電気的特性を有するものでなければならない
。 。
即ち電極素子8は生体内の微弱電圧を体外に導出させる
ために電気抵抗値の低い導電性の良好なものが用いられ
る。
また電極素子8は医療用に用いられるもので各種の電解
物質と接触することが多くその際電解物質等により腐食
し易くなるので耐蝕性に優れているものが必要とされる
さらに電極素子8が皮膚面と接触したときに生体面と電
極素子8との間に化学変化が起きる。この化学変化が起
きると起電力が発生する。この起電力はいわゆる分極電
圧といわれるもので、この分極電圧は心電計において入
力信号(心電信号)に重畳され、心電計の人力増巾器に
支障を与え、この電圧が高ければ高い程好ましくなく正
確な心電図が得られなくなり、従って電極素子は化学的
に安定したものが必要とされる。
以上のような電気的特性を有するものが銀に、塩化処理
を施して銀の表面に塩化銀の層を形成させた電極素子が
主流をなし、従来汎く使用されている。
このような電極素子は銅、鉄等の金属又は合成樹脂製の
素材にメッキをすることによって製造されている。
ところでこのように銀メッキで電極素子を製造する方法
は工程が複雑化するとともに危険性があるという問題点
がある。
即ち前処理工程として研磨工程と脱脂工程がある。銀メ
ンキの下地(素材となる)金属に、メッキがのるために
は、パフ研磨や、バレル研磨を行わなければならない。
パフ研磨は多く手動で行われているが、自動研磨機も採
用されている。バレル研磨はバレル内に粒とコンパウン
ド、水、品物を入れ、回転あるいは振動によりメディア
と品物との相互作用で品物を研磨する方法である。
脱脂工程は、メッキを行う場合素材や金属表面に微量の
油脂が残っていたり、研磨材と粒の微粒子或は研磨バフ
かすなどが油脂骨とともに付着しているとメッキの外観
をそこなうばかりでなく、しばしばびり、ふくれ、ざら
つき、密着不良などメッキ製品に欠陥を与えることにな
るので、十分に清浄処理を行うことである。
脱脂法としては予備洗浄にトリクロロエチレンによる有
機剤脱脂やエマルジョン脱脂が用いられる。さらに電解
脱脂を行って表面を洗浄する。
この研磨や脱脂の前処理工程を行った後本処理工程に移
る。この本処理工程はメッキ槽にメッキ素材を浸漬して
メッキをする。
このようにしてメッキ終了後、排水されるメッキ排水に
は毒性の強いシアンやクロム酸をはじめCu、Zn、C
d、Pb、Feなどの金属類、また強酸、強アルカリな
どが含まれている場合が多い、従って公害防止の立場か
らこれらの汚染物質を排出基準以下におさえるために排
水処理を行う必要がある。
この排水処理としてアルカリ塩素処理、電解酸化処理、
活性汚染処理、オゾン処理、イオン交換処理などがある
。クロム酸の処理としては十分な沈澱処理を行わなけれ
ばならない。
特に合成樹脂は耐蝕性に優れているためしばしば用いら
れるが、これにメッキを施す場合、合成樹脂性の表面に
予め導体化するため前処理工程が必要となり、更に工程
が複雑化するとともにその後に塩化処理が必要になる。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明は、以上の問題点に着目してなされたもの
であって、 生体の皮膚面と密着して生体内からの微弱電流を導出す
る生体誘導電極用電極素子であって、所要の形状の合成
樹脂製電極素子の基材の外周面に金属の粉末がコーティ
ングされた、生体誘導電極用電極素子および 所要の形状の合成樹脂製の生体誘導電極用電極素子の基
材と、適宜量の金属の粉末と接着剤とを撹拌槽に入れ、
、前記基材と金属の粉末と接着剤とを混合撹拌し、前記
基材の外表面に金属の粉末をコーティングした、生体誘
導電極用電極素子の製造法 という手段を提供して、上記の問題点を解決することを
目的とするものである。
〔作 用〕
以上の構成において、合成樹脂製の基材は撹拌槽が撹拌
されるに従って、金属製の粉末によりその外周面が漸次
コーティングされ、生体誘導電極用電極素子が複雑な工
程を必要とせずに製造される。
〔実施例〕
以下本発明の具体的構成を、図面に従ってその作用とと
もに説明する。
第1図は本発明の生体用誘導電極の電極素子の基材の各
種の形を示すもので、合成樹脂例えばABS樹脂で(a
)のような平板型、(blのように円板型、(C1のよ
うに多段円錐型にIMされる。
このような樹脂製基材9を、第2図に示される撹拌槽1
0に約5,000個入れる。この撹拌槽10の上方には
粉末ホッパ11と接着剤ホッパ13が設けられている。
この粉末ホッパ11には100メツシユ以下の銀Ag、
塩化銀^gc1の粉末12が(比率へg二へgcl −
8=2)で約2Kg貯留されており、他方接着剤ホッパ
13には10%アクリル樹脂製の接着剤6が約1゜00
0ccが貯留されている。そして粉末12および接着剤
14はノズル11a、ノズル13aにより適宜量撹拌槽
10内へ落下供給される。
また撹拌槽10の下方には複数個の熱風孔15が形成さ
れ熱風が圧入される。
このような構成の撹拌槽10を使用して電極素子16を
製造するには、先ず、前記したように合成樹脂製の電極
素子の基材9を撹拌槽10中に約5,000個入れる。
次いでAg、AgC1の粉末12と接着剤14とをノズ
ルlla、13aから適宜量供給してから、必要に応じ
て熱風孔15から熱風を圧入すると、この撹拌槽10中
の基材9とAg、AgClの粉末12と、接着剤14と
が混合撹拌され、その結果基材9の外周面にAg、八g
clの粉末12が、第3図(a)、 (b)、 (Cl
l来示れるようにコーティングされ、生体誘導電極用電
極素子16が製造される。
なお上記実施例では基材1の外周面をコーティングする
金属としては塩化銀AgC1を含む銀Agが用いられて
いるが、必ずしもこれに限定されるものではなくアモル
ファス合金の粉末、又は塩化銀を含むアモルファス合金
の粉末も使用される。
〔発明の効果〕
以上本発明によれば、電極素子の基材の外周面を金属製
の粉末をコーティングしたので、電極素子の外周面に凹
凸が形成されて有効面積が増大するため、電極特性が良
好になる。
また所要の形状の合成樹脂製の電極素子の基材と、適宜
量の金属の粉末と接着剤とを混合撹拌して、基材の外周
面を金属の粉末でコーティングして電極素子を製造する
ようにしたので、複雑な工程を必要せず簡易に製造でき
、そのため製作費が廉価で済むとともに、危険な薬剤を
使用する必要はないので危険性がない等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の生体電極用電極素子の基材の斜視図、
第2図は生体電極用電極素子の製造法の説明図、第3図
は生体電極用電極素子の斜視図、第4図は従来の生体電
極の斜視図、第5図は第4図の裏面図である。 9・・・・・・生体誘導電極用電極素子の基材、lO・
・・・・・撹拌槽、 11・・・・・・粉末ホッパ、 12・・・・・・金属の粉末、 13・・・・・・接着剤ホッパ、 14・・・・・・接着剤、 16・・・・・・生体誘導電極用電極素子。 第1・図 第2図 第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生体の皮膚面と密着して生体内からの微弱電流を
    導出する生体誘導電極用電極素子であって、所要の形状
    の合成樹脂製電極素子の基材の外周面に金属の粉末がコ
    ーティングされたことを特徴とする、生体誘導電極用電
    極素子。
  2. (2)前記金属の粉末は塩化銀Agclを含む銀Agで
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の生
    体誘導電極素子。
  3. (3)前記金属の粉末はアモルファス合金であることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の生体誘導電極
    素子。
  4. (4)前記金属の粉末は、塩化銀を含む銀とアモルファ
    ス合金の混合粉末であることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項記載の生体誘導電極用電極素子。
  5. (5)所要の形状の合成樹脂製の生体誘導電極用電極素
    子の基材と、適宜量の金属の粉末と接着剤とを撹拌槽に
    入れ、、前記基材と金属の粉末と接着剤とを混合撹拌し
    、前記基材の外周面に金属の粉末をコーティングするこ
    とを特徴とする、生体誘導電極用電極素子の製造方法。
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