JPS63132309A - 工具通路デ−タの作成方法 - Google Patents

工具通路デ−タの作成方法

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JPS63132309A
JPS63132309A JP28003186A JP28003186A JPS63132309A JP S63132309 A JPS63132309 A JP S63132309A JP 28003186 A JP28003186 A JP 28003186A JP 28003186 A JP28003186 A JP 28003186A JP S63132309 A JPS63132309 A JP S63132309A
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JP
Japan
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path data
tool path
tool
flag
machining type
Prior art date
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Application number
JP28003186A
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English (en)
Inventor
Masanori Matsunaga
松永 政則
Yasutoshi Suzuki
康利 鈴木
Hideo Komine
小峰 英男
Fumio Kikuchi
菊地 二三男
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金型等を加工する際のNCデータである工具通
路データの作成方法に関し、一層詳細には、例えば、対
称形状からなる複数のトリム金型を加工する工具通路デ
ータの作成方法であって、前記トリム金型の1つを基準
加工タイプとして工具通路データを作成する一方、前記
基準タイプに対する他のトリム金型の対称性を示すフラ
グを設定することにより他のトリム金型の工具通路デー
タを効率的に作成可能とした方法に関する。
自動車等のボディパネルは、通常、プレス加工によって
成形される。この場合、プレス加工はプレス金型を用い
て板材を塑性変形させるプレス工程と、プレスされた板
材からトリム金型を用いて不要部分を除去するトリム工
程と、トリム工程の終了した板材の周縁部を所定形状に
折曲成形するフランジ工程とを含む、ここで、例えば、
トリム工程において使用されるトリム金型はボディパネ
ルの形状データから算出される工具通路データに基づき
NC工作機械により製作されている。
ところで、トリム金型は対称形状を有した上型と下型と
で構成されており、例えば、自動車のサイドパネルを加
工する場合には右サイドパネルおよび左サイドパネルを
加工する4つの互いに対称なトリム金型が必要である。
ここで、複数のトリム金型を製作するため夫々の加工線
に対して独立に工具通路データを作成した場合、その作
成作業に長時間を要してしまい、特に、モデルチェンジ
等により比較的頻繁に形状が変更される自動車等の製造
に対して迅速に対応することが出来なくなる不都合が発
生する。
また、各トリム金型に対して独立に作成された工具通路
データは相当なデータ量となるため、通常、各工具通路
データ毎に磁気テープ等の記録媒体に格納される。従っ
て、NC工作機械を用いてトリム金型を製作する場合に
は、製作するトリム金型に応じて記録媒体を交換しなけ
ればならず、その作業が極めて煩わしくなる欠点が指摘
されている。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、対称形状からなる複数の被加工物を加工する場
合、前記複数の被加工物の1つを基準加工タイプとして
その工具通路データを作成する一方、前記基準加工タイ
プに対する他の被加工物の対称性を示すフラグを設定し
、このフラグに基づいて前記工具通路データから他の被
加工物に対する工具通路データを作成することにより効
率的な工具通路データの作成を可能とし、且つ、工具通
路データのデータ量を減少することの出来る工具通路デ
ータの作成方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は対称形状を有す
る複数の被加工物を加工す際、前記複数の被加工物のい
ずれか1つを基準加工タイプとし、前記複数の被加工物
に対して工具のオフセット方向を示すフラグと、前記基
準加工タイプに対してX軸対称であるか否かを示すフラ
グと、前記基準加工タイプに対してY軸対称であるか否
かを示すフラグと、前記基準加工タイプに対する回転対
称の偏位角度を示すフラグと、前記基準加工タイプの工
具通路データを逆順に処理するか否かを示すフラグとを
夫々設定しておき、前記基準加工タイプの工具通路デー
タを算出した後、前記各フラグに基づいて前記基準加工
タイプ以外の被加工物の工具通路データを前記基準加工
タイプの工具通路データから変換して求めることを特徴
とする。
次に、本発明に係る工具通路データの作成方法について
好適な実施例を挙げ添付の図面を参照しながら以下詳細
に説明する。
第1図は本発明に係る工具通路データの作成方法を実施
するためのコンピュータ支援設計製造システム(CAD
/CAM)の概略構成を示す。同図において、参照符号
IOは当該システムの制御部を示し、この制御部10は
CPU12、ROM14、RAM16、およびインタフ
ェース18とから基本的に構成される。この場合、RO
M14には工具通路データを作成するための処理プロダ
ラムが格納される。一方、インタフェース18には外部
記憶媒体としてのハードディスク20、磁気テープ22
、出力媒体としてのプリンタ24、文字情報、あるいは
画像情報を表示するディスプレイ26等が接続される。
なお、ハードディスク20には、例えば、トリム金型の
加工作業に使用される工具の工具データ、あるいはボデ
ィパネル等の車体形状データが格納される。また、磁気
テープ22には本発明方法によって作成された工具通路
データが記録され、NC工作機械に提供される。この場
合、前記工具通路データはフロッピィディスク、あるい
は祇テープ等の形態であっても良い。
次に、第2図a乃至fに示すフローチャートに従って本
発明に係る工具通路データの作成方法を自動車のボディ
パネルの場合を例にとって説明する。
第2図aは工具通路データの作成方法の全体の流れを示
したものである。この場合、先ず、ハードディスク20
に格納された車体形状データからボディパネルW(第3
図参照)の形状データを選択し、前記形状データに基づ
いてボディパネルWを三次元的に表現する線図データを
作成する (STPI)。次に、前記線図データからボ
ディパネルWの平面図を作成し、第3図aおよびbに示
すように、ボディパネルWの外郭部分を示す基準線28
を選択する(SrF2)。
ここで、ボディパネルWは板状の素材をプレス加工する
ことによりプレス板材30を作成した後、前記プレス板
材30をトリム金型を用いて所定形状に切断し、さらに
、フランジ工程において前記プレス板材30の周縁部を
折曲加工することにより製作される。そこで、基準線2
8からボディパネルWの端部までの距離に対応するプレ
ス板材30上にトリム金型の形状を構成するトリムカッ
トライン32aを設定する(SrF2)。
続いて、第4図に示すように、トリムカットライン32
aを閉曲線からなる加工線のグループ34.36および
38に分割する (SrF4)。そして、前記各グルー
プ34.36および38に矢印で示す加工方向を設定し
く5TP5)、次いで、各グループ34.36および3
8の加工線を加工する工具を設定する(SrF6)。こ
の場合、前記工具は当該加工線の曲率に応じ工具径の大
きい順に夫々設定しておくものとする。
以上の準備作業が終了した後、前記各グループ34.3
6および38に対してステップ6で設定した工具毎に工
具通路データを算出する(STPI)。
次に、ステップ7で算出された工具通路データに基づき
トリム金型を加工するNC工作機械の機種に対応したN
Cプログラムを作成する(SrF8)。この場合、ステ
ップ8において作成されたNCプログラムに基づき工具
通路データをグラフィックディスプレイあるいはブロッ
ク等に工具径毎に出力し、その作成結果の良否を判定す
る(SrF2)。なお、前記出力結果に不都合がある場
合、ステップ7において工具通路データの再設定を行う
 (STPIO)。また、前記出力結果が許容出来る場
合にはステップ8において求めたNCプログラムを磁気
テープ22等に出力する (STPII)。このように
して記録媒体に出力されたNCプログラムはNC工作機
械に提供されトリム金型の加工作業が行われる。
そこで、ステップ7における工具通路データの算出方法
につき詳細に説明する。
第2図すにおいて、先ず、工具通路データを算出するた
めのベーシックパラメータを入力する (SrF20)
。この場合、ベーシックパラメータとはファイル名、図
形基、NC工作機械の機種名、コメント、工具通路デー
タの作成日、加工タイプ等であり、この中、最も重要な
パラメータは加工タイプである。
ここで、自動車の側板であるボディパネルWを形成する
場合、第5図に示すように、前述したステップ3におい
て設定されたトリムカフトライン32aを基本形状とす
る4つのトリム金型40.42.44および46が必要
である。そこで、これら4つのトリム金型40.42.
44および46の中、いずれのトリムカットライン32
a乃至32dに対する工具通路データを求めるのかを加
工タイプとして設定する。
一方、ボディパネルWの左側下型を構成するトリム金型
40のトリムカットライン32aは工具48によって矢
印方向にダウンカットするものとする。この時、右側下
型であるトリム金型42のトリムカットライン32bに
対する工具通路データはトリムカットライン32aの工
具通路データを用いて容易に作成することが出来る(特
願昭第61−105728号参照)。そこで、このよう
なトリム金型40.42.44および46間の関係を第
6図に示すフラグレジスタ50に予め設定しておく。
この場合、XミラーはトリムカフトラインがY軸に対称
か否かを示すフラグであり、対称の場合にはY、対称で
ない場合にはNを設定する。
XミラーはトリムカットラインがX軸に対して対称であ
るか否かを示すフラグであり、対称の場合にはY1対称
でない場合にはNを設定する。
ローティト量はトリムカフトラインが原点に対して回転
対称となる場合のフラグであり、回転対称でない場合に
は01906回転して得られる場合を1.1000回転
して得られる場合を2.2706回転して得られる場合
を3として設定する。オフセット方向はトリムカットラ
インに対する工具48の加工位置を示すフラグであり、
トリムカットラインの加工方向に対して工具48が左側
を加工する場合にL1右側を加工する場合にRを夫々設
定する。また、リバースは基準となるトリムカットライ
ンの工具通路データを逆順に読むか否かを示すフラグで
あり、逆順に読む場合にはY、そのまま読み込む場合に
はNを設定する。従って、第5図に示すトリム金型40
.42.44および46の各トリムカットライン32a
乃至32dの場合、トリムカットライン32aの工具通
路データを基準とすれば、この場合のフラグレジスタ5
0は第6図に示すように設定される。
次に、工具48に関する加工条件等の工具パラメータを
入力する(STP21)。この場合、工具パラメータと
は、例えば、工具の種類、主軸回転数、送り速度、オフ
セット量、アプローチ円半径、ラップ長、連結長、加工
除外化等を示す。ここで、アプローチ円半径とは工具4
8による被加工物の削り取代を考慮して設定されるもの
であり、通常、使用する工具半径よりもやや大きめに設
定される。また、ラップ長とは、例えば、第7図aに示
すように、素材52を径の異なる工具48aおよび48
bで加工する場合における各工具48a、48bの加工
開始点54a、54b間の距離のことである。すなわち
、大径の工具48によって素材52を加工した後、前記
工具48aの加工開始点54aと同一の加工開始点54
bから小径の工具48bで加工を行った場合、素材52
の加工面に筋状の削り残し部分56が残存することがあ
る(第7図す参照)。従って、工具48bの工具通路デ
ータを工具48aの工具通路データに対° してラップ
長lだけオーバラップするように設定しておけば、削り
残し部分56の発生を最小限に抑制することが出来る。
この場合、前記ラップ長!は小径の工具48bの工具径
をdとした場合、(d+10)mm程度に設定される。
一方、連結長とは工具によって加工すべき部位間の工具
通路を速送りするか否かを判定するための基準データで
あり、通常、使用する工具径をdとして(2d +10
)m程度に設定される。さらに、加工除外化とは使用す
る工具に対して設定される最大の加工量のことである。
以上のようにしてベーシックパラメータおよび工具パラ
メータを入力した後、工具通路データの算出を行う(S
TP22)。
先ず、第2図Cにおいて、工具通路データの設定対象と
なるグループ34.36または38の加工線データを読
み込むと共に(STP30)、ステップ20において入
力された当該グループの加工タイプを読み込む(S T
 P31)。次に、ステップ6において設定した工具デ
ータを読み込み(STP32)、第2図d乃至rに示す
フローチャートに基づき工具通路データの算出を行う(
STP33)。この場合、工具通路データの算出作業は
第4図に示すトリムカットライン32aを構成する各グ
ループ34.36および38に対して夫々行われる(S
TP34)。
そこで、第2図d乃至fに示すフローチャートに基づい
て工具通路データの算出方法を説明する。
先ず、加工タイプ(第5図参照)を読み込む(STP4
0)。この場合、当該加工タイプを基準の加工タイプと
してお(。次に、使用する工具が最初のものである場合
(STP41) 、第8図に示すトリムカットライン5
8を構成する加工線データをバッファに格納する(ST
P42)。
次いで、第6図に示すフラグレジスタ50から当該グル
ープの加工タイプに対する工具のオフセット方向を求め
(STP43)、オフセット方向のフラグがRの場合、
当該工具をその径の分だけトリムカットライン58の加
工方向に対して右側にオフセントしく5TP44) 、
また、オフセット方向がLの場合、前記工具を左側にオ
フセットする(STP45)。そこで、当該工具による
干渉のない工具通路60を求め(STP46)、この工
具通路60の両端部に工具のアプローチ用通路6エおよ
びリトラクト用通路63を付加する。
続いて、ステップ46で求めた工具通路データとステッ
プ42においてバッファに格納された加工線データとの
差を求め、これを削り残し加工代mとする (S T 
Pd2)。そして、次の工具に対して工具通路62(第
8図す参照)を求める。
この場合、ステップ47で求めた削り残し加工代mが当
該工具の加工除外化よりも小さい場合には(STP48
)、その部分の工具通路データの算出作業は行わず(S
TP49)、前記削り残し加工代mが加工除外化よりも
大きい場合についてのみその工具通路データの算出作業
を行う。
以上のステップ47乃至49の作業をトリムカットライ
ン58の全域について行った後(STP50)、当該工
具によるトリムカットライン58に対する削り残し加工
代m゛をステップ42におけるバッファにトリムカット
ライン58の加工線データと置換して格納する(STP
51)。
次に、ステップ47乃至49で求めた工具通路62の各
加工区域62a乃至62C(第8図す参照)の両端部を
ラップ長βたけ延長する(STP52)。
このステップ52の作業を全ての加工区域62a乃至6
2a間に対して行った後(STP53)、ステップ52
においてラップ長lの付加された加工区域62a、62
bおよび62a間の工具通路の長さを算出する (ST
P54)。この場合、当該工具通路長nがステップ21
において設定された連結長よりも大きい時には(STP
55)、隣接する加工区域62a、62bまたは62a
間を連結して工具通路データを設定する(STP56)
。なお、この連結された工具通路に対しては工具を速送
り制御するものとする。
ステップ54乃至56の工程を全ての加工区域62a乃
至62cに対して行った後(STP57)、当該工具通
路62の両端部に工具のアプローチ用通路64およびリ
トラクト用通路66を付加する。
次いで、次の工具がある場合には(STP58)その工
具パラメータを読み込み(STP59)、ステップ41
からの工程を再び繰り返す。
一方、加工する工具が終了した場合、当該グループに対
応する他の加工タイプがあるか否かを判別しく5TP6
0)、加工タイプがない場合には次のグループにおける
工具通路データの算出作業に移行する(STP34)。
一方、他に加工タイプがある場合、その加工タイプを読
み込み(STP61)その加工タイプの工具通路データ
が既に算出されているか否かを判別する(S T P6
2)。すなわち、例えば、第5図に示すトリム金型40
.42.44および46の中、いずれか1つのトリムカ
ットライン32a乃至32dの工具通路データが算出さ
れている場合、当8亥加エタイブのフラグレジスタ50
のチェックを行う (STP63)。
そこで、当該加工タイプのオフセット方向がLの場合(
STP64) 、既に算出されている工具通路データの
中、オフセント方向がLのものを探しく5TP65)、
その工具通路データを読み込む(STP66)。なお、
オフセット方向がLとなる工具通路データが算出されて
いない場合には、ステップ41からの工程に基づき工具
通路データを算出する。一方、オフセット方向がRの場
合(STP64)、既に算出された工具通路データの中
からオフセント方向がRとなるものを探しく5TP67
) 、その工具通路データを読み込む(STP68)。
次に、当該加工タイプのXミラーのフラグがYの場合(
STP69)、ステップ66または68で読み込まれた
工具通路データのX座標の符号を反転する(ステップ7
0)。また、XミラーのフラグがNの場合には前記X座
標をそのままとしておく。次に、YミラーのフラグがY
の場合(STP71) 、前記工具通路データのY座標
の符号を反転する(STP72)。続いて、ローティト
量のフラグを読み込み(STP73)、Oの場合にはそ
のままとし、1.2または3の場合前7、   記工具
通路データを90°・180°あるいは270゜回転さ
せる(STP74.75および76)。最後にリバース
のフラグがYの場合(STP77)、工具通路データの
処理順を逆順に設定する(S T P78)。
また、リバースのフラグがNの場合、あるいはステップ
78の工程を終了した場合、再びステップ60に戻って
他の加工タイプがあるか否かを判別しく5TP62)、
ない場合には処理を終了する。
そして、第2図Cに示すステップ44に戻り、次のグル
ープの工具通路データの算出作業に移行する。
ここで、以上のようにして求めた工具通路データは磁気
テープ等の記録媒体に格納されNC工作機械に提供され
る。ここで、工具通路データは各加工タイプ毎に前記記
録媒体に格納してもよいが、基準となる加工タイプの工
具通路データとフラグデータのみを記録媒体に格納し、
他の加工タイプの工具通路データをNC工作機械におい
て前記フラグデータに基づいて求めるようにすることも
可能である。この場合、NC工作機械において他の加工
タイプの工具通路データをフラグデータを用いて設定す
ることは極めて容易であり、従って、工具通路データの
設定に対してNC工作機械に多大な負担を強いることが
ない。また、複数の被加工物をNC工作機械によって連
続的に加工する際、前記NC工作機械に提供される基準
となる工具通路データから他の工具通路データを求める
ことが出来るため、記録媒体を交換する手間がなく、極
めて効率的に加工作業を行うことが可能となる。
以上のように本発明によれば、対称形状からなる複数の
被加工物を加工する場合、前記複数の被加工物の1つを
基準加工タイプとして工具通路データを作成する一方、
前記基準加工タイプに対する他の被加工物の対称性を示
すフラグを設定し、このフラグに基づいて前記基準加工
タイプの工具通路データを変換して他の被加工物の工具
通路データを作成している。そのため、複数の工具通路
データの作成作業に要する時間を効果的に短縮すること
が出来る。また、前記他の工具通路データは基準加工タ
イプの工具通路データの座標をフラグに基づいて変換す
るだけで求まるため、その作業をNC工作機械側に負担
させることも出来る。この場合、前記NC工作機械に提
供されるデータは基準加工タイプの工具通路データと他
の被加工物に対するフラグデータだけであるため、デー
タ量が極めて少なく、従って、複数の被加工物の加工を
行う際にNC工作機械に対する記録媒体の交換の必要が
なくなり、作業が簡素化される利点が得られる。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではな(、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る工具通路データの作成方法を実施
するためのコンピュータ支援設計製造システムの概略構
成図、 第2図a乃至fは本発明に係る工具通路データの作成方
法を示すフローチャート、 第3図aおよびbは基準線およびトリムカントラインの
概念説明図、 第4図は本発明に係る工具通路データの作成方法の説明
図、 第5図は本発明に係る工具通路データの作成方法におけ
る加工タイプの説明図、 第6図は本発明に係る工具通路データの作成方法におけ
るフラグレジスタの説明図、第7図aおよびbはランプ
長の概念説明図、第8図aおよびbは本発明に係る工具
通路データの作成方法の説明図である。 10・・・制御部     12・・・CPU14・・
・ROM      16・・・RAM18・・・イン
タフェース 20・・・ハードディスク22・・・磁気
テープ   24・・・プリンタ26・・・ディスプレ
イ  28・・・基準線32a〜32d・・・トリムカ
ットライン34.36.38・・・グループ 40.42.44.46・・・トリム金型48・・・工
具      50・・・フラグレジスタ52・・・素
材      58・・・トリムカットライン60.6
2・・・工具通路  61・・・アプローチ用通路63
・・・リトラクト用通路 64・・・アプローチ用通路 66・・・リトラクト用通路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対称形状を有する複数の被加工物を加工す際、前
    記複数の被加工物のいずれか1つを基準加工タイプとし
    、前記複数の被加工物に対して工具のオフセット方向を
    示すフラグと、前記基準加工タイプに対してX軸対称で
    あるか否かを示すフラグと、前記基準加工タイプに対し
    てY軸対称であるか否かを示すフラグと、前記基準加工
    タイプに対する回転対称の偏位角度を示すフラグと、前
    記基準加工タイプの工具通路データを逆順に処理するか
    否かを示すフラグとを夫々設定しておき、前記基準加工
    タイプの工具通路データを算出した後、前記各フラグに
    基づいて前記基準加工タイプ以外の被加工物の工具通路
    データを前記基準加工タイプの工具通路データから変換
    して求めることを特徴とする工具通路データの作成方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の方法において、被加
    工物のフラグが基準加工タイプに対してX軸対称である
    ことを示す場合、前記基準加工タイプにおける工具通路
    データのY座標の符号を判定して当該被加工物の工具通
    路データを設定してなる工具通路データの作成方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の方法において、被加
    工物のフラグが基準加工タイプに対してY軸対称である
    ことを示す場合、前記基準加工タイプにおける工具通路
    データのX座標の符号を反転して当該被加工物の工具通
    路データを設定してなる工具通路データの作成方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載の方法において、被加
    工物のフラグが基準加工タイプに対して回転対称である
    ことを示す場合、前記基準加工タイプにおける工具通路
    データを回転変換して当該被加工物の工具通路データを
    設定してなる工具通路データの作成方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246406A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 Fanuc Ltd プログラマブルミラ−イメ−ジ機能を有する数値制御装置

Patent Citations (1)

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JPS60246406A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 Fanuc Ltd プログラマブルミラ−イメ−ジ機能を有する数値制御装置

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