JPS63132193A - 自動車用文字板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野一 本発明は自動車におけるメーター等の文字板に関する。

一従来の技術− 従来の照明を利用したスピードメータやタコメータなど
の自動車用文字板としては、たとえば第２図に示すよう
なものがある。すなわち文字板５は光透過性樹脂６と光
不透過印刷７によって板面上に文字、数字および目盛（
以下「文字等」という）となる部分が夜間点灯部として
構成され、文字板５の背面側下方に設けられた照明バル
ブ８を点灯させることによって不透過印刷７を施してい
ない部分を通った光により文字等が読取れるようにされ
ている（例えば、日産自動車（株）刊「サービス同報」
第５６７号第Ｅ−８頁参照）。

一発明が解決しようとする問題点− しかしながら、このような従来の自動車用文字板にあっ
ては、文字板上に平面的に印刷を施こす構成となってい
たため、文字板が光って読み辛い場合があり、また文字
等に立体感を出すような工夫を施すことも難しいという
問題点があった。

本発明は、このような従来の問題点に鑑み、文字板の文
字等夜間点灯部をより読みやすくかつ文字等に立体感を
もたせたものとすることを目的とする。

−問題点上解決するための手段− この目的を達成するため、本発明は、メーター等の文字
板であって、文字、数値および目盛部分を集光性プラス
チックの突出させた端面部で構成させ、文字板の背面側
において前記集光性プラスチックの平面部に投光する照
明バルブを設けることを提案するものである。

一実施例− 以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例を示す部分斜視図である０図に
おいて、１はアクリル樹脂で作られた文字板であり、２
は下部に広い平面部を有する集光性プラスチック３の端
面部で作られかつ文字板１の上に突出させて設けられた
文字等であり、アクリル樹脂文字板ｌと文字等２は２色
一体成形でつくられる。そして文字板ｌの背画部下方に
は照明バルブ４が設けられる。この照明バルブ４は集光
性プラスチック３の平面部に対して効率的に投光できる
ように配置され、状況に応じて複数個設けられる。

ここにいう集光性プラスチック（例えばバイエルン・ジ
ャパン社から「リサ」という商品名で販売されている。

）は、特殊色素粒子を混入せしめた板状プラスチックで
、その平面部に光線を入射させると、多くの光線は横方
向すなわち厚み方向に偏光する。光をうける平面部は、
光の出口となる端面部よりはるかに面積が広いので、光
の集る端面部が＠Ｓを増して見えることになる。

図示実施例は、以上のような構成であるから、文字板１
の背面側下方に設けた照明バルブ４を点灯すると、集光
性プラスチック３の平面部が光をうけ、その入射光線は
プラスチック内で偏光するから、文字等２を構成する端
面に入射光が集中し、文字等２が光輝する。この場合、
文字等２は文字板１に突出させた集光性プラスチックの
突出端面で構成しであるから、特有の輝きを伴った光束
とじて見え、明瞭で立体感がある。また集光性プラスチ
ックの平面部すなわち文字板背面側下部の長さを変更す
れば、容易に入射光量を加減することにより発光量を調
節することができる。

一発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、文字
等夜間点灯部を集光性プラスチックを用いた構成とした
ため、文字等に立体感を出すことができ、更にその突出
部分のみを光輝させることができるから、非常に見やす
く独特の外観となり、商品価値が向上するという効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による文字板の斜視図、第２図は従来の
文字板の断面図である。 １拳・・文字板、 ２昏争・文字等、 ３・・昏集光性プラスチック。 ４・ｅ争照明バルブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）メーター等の文字板であって、文字、数値および目
   盛部分を集光性プラスチックの突出させた端面部で構成
   させ、文字板の背面側において前記集光性プラスチック
   の平面部に投光する照明バルブを設けたことを特徴とす
   る自動車用文字板。