JPS6313170Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6313170Y2 JPS6313170Y2 JP1983153181U JP15318183U JPS6313170Y2 JP S6313170 Y2 JPS6313170 Y2 JP S6313170Y2 JP 1983153181 U JP1983153181 U JP 1983153181U JP 15318183 U JP15318183 U JP 15318183U JP S6313170 Y2 JPS6313170 Y2 JP S6313170Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover body
- knob cover
- cap
- cap body
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 11
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 3
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 4
- 229930182556 Polyacetal Natural products 0.000 description 1
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 1
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 1
- 229920006324 polyoxymethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車の燃料タンクのフイラーネ
ツクに螺着されている燃料タンク用キヤツプに関
する。
ツクに螺着されている燃料タンク用キヤツプに関
する。
この種の燃料タンク用キヤツプとしては、例え
ば第1〜2図に示すようなものが公知である。雄
ねじ筒部1の上端にフランジ部2が形成されてい
るキヤツプ本体3と、キヤツプ本体3に軸方向で
アンダカツト止めされ、フランジ部を包囲する周
壁部5を有するつまみカバー体6とからなり、つ
まみカバー体6の内面にはラチエツト7が形成さ
れるとともに、フランジ部2はそれぞれ対向位置
にある第1フランジ部2aと第2フランジ部2b
にばねアーム形成空間をおいて分割され、第1フ
ランジ部2aの両側から第2フランジ部2bへ向
つて先端にラチエツト爪8を有する円弧状のばね
アーム9,9が形成されて、つまみカバー体6と
キヤツプ本体3との間にトルク制御機構(ラチエ
ツトストツパ機構)が介在されている。なお、各
フランジ部2a,2b内側部位にはフランジ部2
に所定衝撃力が作用時、つまみカバー体6がキヤ
ツプ本体3から分断可能なVノツチの分断溝11
が形成されている。また、キヤツプ本体3には内
圧調整用のバルブ機構12が内設され、キヤツプ
本体3のフランジ部2直下の首部にはフイラーネ
ツクに螺着したときシール作用を奏する環状ガス
ケツト13が嵌着されている。
ば第1〜2図に示すようなものが公知である。雄
ねじ筒部1の上端にフランジ部2が形成されてい
るキヤツプ本体3と、キヤツプ本体3に軸方向で
アンダカツト止めされ、フランジ部を包囲する周
壁部5を有するつまみカバー体6とからなり、つ
まみカバー体6の内面にはラチエツト7が形成さ
れるとともに、フランジ部2はそれぞれ対向位置
にある第1フランジ部2aと第2フランジ部2b
にばねアーム形成空間をおいて分割され、第1フ
ランジ部2aの両側から第2フランジ部2bへ向
つて先端にラチエツト爪8を有する円弧状のばね
アーム9,9が形成されて、つまみカバー体6と
キヤツプ本体3との間にトルク制御機構(ラチエ
ツトストツパ機構)が介在されている。なお、各
フランジ部2a,2b内側部位にはフランジ部2
に所定衝撃力が作用時、つまみカバー体6がキヤ
ツプ本体3から分断可能なVノツチの分断溝11
が形成されている。また、キヤツプ本体3には内
圧調整用のバルブ機構12が内設され、キヤツプ
本体3のフランジ部2直下の首部にはフイラーネ
ツクに螺着したときシール作用を奏する環状ガス
ケツト13が嵌着されている。
ここで、ラチエツトストツパ機構のばね作用方
向が上下方向(軸方向)であるため、燃料タンク
用キヤツプのフイラーネツクに対する締付トルク
制御を安定させるには、即ち4個のラチエツト爪
8が全て略同一の付勢力をもつようにするには、
ラチエツト7がラチエツト爪8を乗り超えようと
するとき―つまみカバー体6が空回りしようとす
るとき―、つまみカバー体6はキヤツプ本体3に
対して傾むいていない。即ち軸心が一致している
ことが望ましい。このため、従来は図例のよう
に、つまみカバー体6の周壁部5の下端に円弧状
の係合爪15を複数個配設するとともに、上記係
合爪15をスナツプ係合可能な係合溝16を上端
部に備えた止め輪17を介して、つまみカバー体
6をキヤツプ本体3にアンダカツト止めしてい
た。しかし、この従来例の場合、止め輪を介して
つまみカバー体をキヤツプ本体に組付けるため、
部品点数が多く結果的に組付け工数も嵩んだ。
向が上下方向(軸方向)であるため、燃料タンク
用キヤツプのフイラーネツクに対する締付トルク
制御を安定させるには、即ち4個のラチエツト爪
8が全て略同一の付勢力をもつようにするには、
ラチエツト7がラチエツト爪8を乗り超えようと
するとき―つまみカバー体6が空回りしようとす
るとき―、つまみカバー体6はキヤツプ本体3に
対して傾むいていない。即ち軸心が一致している
ことが望ましい。このため、従来は図例のよう
に、つまみカバー体6の周壁部5の下端に円弧状
の係合爪15を複数個配設するとともに、上記係
合爪15をスナツプ係合可能な係合溝16を上端
部に備えた止め輪17を介して、つまみカバー体
6をキヤツプ本体3にアンダカツト止めしてい
た。しかし、この従来例の場合、止め輪を介して
つまみカバー体をキヤツプ本体に組付けるため、
部品点数が多く結果的に組付け工数も嵩んだ。
この考案は、上記にかんがみて、部品点数及び
組付工数が削減でき、しかも、安定した締付トル
ク制御が可能となる燃料タンク用キヤツプを提供
することを目的とする。
組付工数が削減でき、しかも、安定した締付トル
ク制御が可能となる燃料タンク用キヤツプを提供
することを目的とする。
この考案の燃料タンク用キヤツプは、上記公知
の構成のものにおいて、各フランジの外縁に沿つ
て円弧状の係合爪を形成し、係合爪の円弧長さよ
り短い隙間を有して複数個の受係合凸部をつまみ
カバー体の周壁部内面に略等ピツチで配して、つ
まみカバー体のアンダカツト止め機構を構成する
ことにより上記この考案の目的を達成する。
の構成のものにおいて、各フランジの外縁に沿つ
て円弧状の係合爪を形成し、係合爪の円弧長さよ
り短い隙間を有して複数個の受係合凸部をつまみ
カバー体の周壁部内面に略等ピツチで配して、つ
まみカバー体のアンダカツト止め機構を構成する
ことにより上記この考案の目的を達成する。
以下、この考案の一実施例を、第3〜7図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
前述の従来構成の燃料タンク用キヤツプにおい
て、キヤツプ本体3の第1フランジ部2aと第2
フランジ部2bの周方向長さを略同一とする―従
来は第2図に示すように第1フランジ部2aが第
2フランジ部2bより周方向長さにおいてはるか
に長い―とともに、各第1・2フランジ部2a,
2bの外縁に沿つて4個の円弧状の係合爪21が
形成されている。他方、つまみカバー体6には、
4個の係合爪21が常に係合するように複数個―
図例では8個―の受け係合凸部22が周壁部5内
面に形成されている。即ち、係合爪21の円弧長
さより短い隙間を有して複数個の受係合凸部22
が周壁部5内に等ピツチで配されている。
て、キヤツプ本体3の第1フランジ部2aと第2
フランジ部2bの周方向長さを略同一とする―従
来は第2図に示すように第1フランジ部2aが第
2フランジ部2bより周方向長さにおいてはるか
に長い―とともに、各第1・2フランジ部2a,
2bの外縁に沿つて4個の円弧状の係合爪21が
形成されている。他方、つまみカバー体6には、
4個の係合爪21が常に係合するように複数個―
図例では8個―の受け係合凸部22が周壁部5内
面に形成されている。即ち、係合爪21の円弧長
さより短い隙間を有して複数個の受係合凸部22
が周壁部5内に等ピツチで配されている。
上記のキヤツプ本体3及びつまみカバー体6
は、通常、ポリアミド、ポリアセタールのような
剛弾性を有する合成樹脂で成形される。つまみカ
バー体6をキヤツプ本体3に組付けるには、つま
みカバー体6の周壁部5内へキヤツプ本体3のフ
ランジ部2を強制的に押し込めばよく、周壁部5
は若干外側へふくらんだ後、係合爪21が受係合
凸部22にスナツプ係合して、最早つまみカバー
体6はキヤツプ本体3から離脱不能となる。
は、通常、ポリアミド、ポリアセタールのような
剛弾性を有する合成樹脂で成形される。つまみカ
バー体6をキヤツプ本体3に組付けるには、つま
みカバー体6の周壁部5内へキヤツプ本体3のフ
ランジ部2を強制的に押し込めばよく、周壁部5
は若干外側へふくらんだ後、係合爪21が受係合
凸部22にスナツプ係合して、最早つまみカバー
体6はキヤツプ本体3から離脱不能となる。
こうして組付けられた燃料タンク用キヤツプ
は、フイラーネツク(図示せず)に螺着して使用
するのであるが、締付けトルクが設定値以上とな
ると、ばねアーム9が下方へたわんで、即ちつま
みカバー体6は上方へ付勢された状態で空回りを
する。このとき、キヤツプ本体3の4個の係合爪
21は常に全てつまみカバー体6の受係合凸部2
2に係合している状態なので、つまみカバー体6
がキヤツプ本体3に対して軸心が一致し傾むくこ
とがない。従つて、従来と同様、締付トルク制御
の安定性を確保できる。
は、フイラーネツク(図示せず)に螺着して使用
するのであるが、締付けトルクが設定値以上とな
ると、ばねアーム9が下方へたわんで、即ちつま
みカバー体6は上方へ付勢された状態で空回りを
する。このとき、キヤツプ本体3の4個の係合爪
21は常に全てつまみカバー体6の受係合凸部2
2に係合している状態なので、つまみカバー体6
がキヤツプ本体3に対して軸心が一致し傾むくこ
とがない。従つて、従来と同様、締付トルク制御
の安定性を確保できる。
なお、つまみカバー体6に衝撃荷重が作用時、
フランジ部2a,2bにおける分断溝11の溝底
部は破断するが、各フランジ部2a,2bの長さ
は略同一なので、衝撃作用部位にかかわらず破断
荷重が略一定となり望ましい。
フランジ部2a,2bにおける分断溝11の溝底
部は破断するが、各フランジ部2a,2bの長さ
は略同一なので、衝撃作用部位にかかわらず破断
荷重が略一定となり望ましい。
この考案の燃料タンク用キヤツプは、上記のよ
うな構成なので、従来のように止め輪を必要とせ
ず、部品点数及び組付工数の削減が可能となり、
しかも締付トルク制御の安定性も確保できる。即
ち、つまみカバー体の周壁部の一般部の肉厚を
薄肉化可能となり、つまみカバー体のキヤツプ本
体への組み付け性(アンダカツト止め)が容易と
なり、かつつまみカバー体がキヤツプ本体に対
して傾くことがなく、従来と同様の締付トルク制
御の安定性を確保できる。
うな構成なので、従来のように止め輪を必要とせ
ず、部品点数及び組付工数の削減が可能となり、
しかも締付トルク制御の安定性も確保できる。即
ち、つまみカバー体の周壁部の一般部の肉厚を
薄肉化可能となり、つまみカバー体のキヤツプ本
体への組み付け性(アンダカツト止め)が容易と
なり、かつつまみカバー体がキヤツプ本体に対
して傾くことがなく、従来と同様の締付トルク制
御の安定性を確保できる。
第1図は従来の燃料タンク用キヤツプの一例を
示す断面図、第2図は第1図におけるキヤツプ本
体の平面部分図、第3図はこの考案の燃料タンク
用キヤツプの一例を示す半断面図、第4図は第3
図におけるつまみカバー体の裏面部分図、第5図
は第4図の−線端面図、第6図は第3図にお
けるキヤツプ本体の平面部分図、第7図は第6図
の−線矢視半断面図である。 1……雄ねじ筒部、2……フランジ部、2a…
…第1フランジ部、2b……第2フランジ部、3
……キヤツプ本体、5……周壁部、6……つまみ
カバー体、7……ラチエツト、8……ラチエツト
爪、9……ばねアーム、21……係合爪、22…
…受係合凸部。
示す断面図、第2図は第1図におけるキヤツプ本
体の平面部分図、第3図はこの考案の燃料タンク
用キヤツプの一例を示す半断面図、第4図は第3
図におけるつまみカバー体の裏面部分図、第5図
は第4図の−線端面図、第6図は第3図にお
けるキヤツプ本体の平面部分図、第7図は第6図
の−線矢視半断面図である。 1……雄ねじ筒部、2……フランジ部、2a…
…第1フランジ部、2b……第2フランジ部、3
……キヤツプ本体、5……周壁部、6……つまみ
カバー体、7……ラチエツト、8……ラチエツト
爪、9……ばねアーム、21……係合爪、22…
…受係合凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 雄ねじ筒部の上端に所定距離をおいて分割され
た複数個のフランジ部が形成されているキヤツプ
本体と、該キヤツプ本体に軸方向でアンダカツト
止めされ、前記フランジ部を包囲する周壁部を有
するつまみカバー体とからなり、該つまみカバー
体の内面にはラチエツトが形成されるとともに、
前記フランジ部から先端にラチエツト爪を有する
円弧状のばねアームが形成されて、つまみカバー
体とキヤツプ本体との間にトルク制御機構が介在
され、さらに、前記キヤツプ本体の各フランジ部
の内側部位には、分断溝が形成されている構成の
燃料タンク用キヤツプにおいて、 前記各フランジ部の外縁に沿つて円弧状の係合
爪が形成され、該係合爪の円弧長さより短い隙間
を有して複数個の受係合凸部が前記つまみカバー
体の周壁部内面に略等ピツチで配されて、前記つ
まみカバー体のアンダカツト止め機構が構成され
ていることを特徴とする燃料タンク用キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15318183U JPS6062063U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 燃料タンク用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15318183U JPS6062063U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 燃料タンク用キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6062063U JPS6062063U (ja) | 1985-04-30 |
JPS6313170Y2 true JPS6313170Y2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=30338971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15318183U Granted JPS6062063U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 燃料タンク用キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6062063U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54121326A (en) * | 1978-03-13 | 1979-09-20 | Nihon Radiator Co | Fuel tank cap |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15318183U patent/JPS6062063U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54121326A (en) * | 1978-03-13 | 1979-09-20 | Nihon Radiator Co | Fuel tank cap |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6062063U (ja) | 1985-04-30 |
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