JPS63131681A - スタテイツク・コンバ−ゼンス自動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は投写型カラーテレビ受像機のスタティック・コ
ンバーゼンス調整を常時、自動的に迅速かつ精度よく行
なうことができるスタティック・コンバーゼンス自動調
整装置に関するものである。

従来の技術 ３原色を発光する３本の受像管を用いて、スクリーンに
拡大投写する投写型カラーテレビ受像機においては、受
像管のスクリーンに対する入射角が各受像管ごとに異な
るためにスクリーン上で色ずれが生じる。これらの３原
色の重ね合わせ、いわゆるコンバーゼンスは水平および
垂直走査周期に同期した補正波形をつくり、この波形を
調整して行なっている。前記スクリーン上での色ずれの
うち全画面上で同一方向に生じる色ずれ成分の重ね合せ
をスタティック・コンバーゼンスと呼ぶ。

投与型カラー管におけるスタティック・コンバーゼンス
の調整について第３図、第４図を用いて説明する。まず
第３図の３１に同期信号が加えられると制御回路３２と
補正パターン発生回路３３により補正用パターン（クロ
スハツチ）が第４図のように高品位ディスプレイ３４の
画面に映出される。前記補正パターンの縦線と横線の各
交点のうち、画面中央の交点をスタティック・コンバー
ゼンスの調整点４１とする。

前記調整点４１における３原色の色重ねの状態を目視で
判断しながら、第３図のコントロールパネル３５のキー
操作から直流制御回路３６によシスタテイック・コンバ
ーゼンスコイル３７Ｋｉｔ両極性の直流電流を可変する
ことにより、スタティック・コンバーゼンスの最適設定
を行う。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、種々の要因によりスタティック・コンバ
ーゼンスは経時変動を伴ない、画面上で色ずれを生じる
。前記経時変動の要因は回路系に起因する偏向波形、コ
ンバーゼンス補正電流の変動、あるいは主として温度特
性による光学系の機械的位置変動などである。

本発明は前記問題点に鑑み、スタティック・コンバーゼ
ンス調整の常時自動化を目的としたものである。

問題点を解決するための手段 本発明のスタティックφコンバーゼンス自動調整装置は
、画像のオーバースキャン領域の４ケ所（スクリーン有
効域の外接近傍の上下、左右の４ケ所）にスタティック
・コンバーゼンス自動調整用補助パターンを重畳させ、
スクリーンの受像有効域の外接近傍４ケ所（上記補助パ
ターンに対応する位置）に前記補助パターンの色ずれ情
報を受取る受光部（赤・緑・青の色フィルターを前面に
備えた３ケ１組のイメージ・センサー）を備え、前記セ
ンサーより転送された色ずれ量の演算処理をマイクロコ
ンピュータ等で行ない、その演算処理結果に対応して、
コンバーゼンス補正電流を可変するという構成を備えた
ものである。

作　　用 本発明は、前記構成によってスタティック・コンバーゼ
ンスの自動調整を可能にするものであり、加えて調整者
による設定の差異要因を除去し、常時画面上で高精度の
コンバーゼンスが得られる。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図、第２図を参照し
ながら説明する。

第２図ａは、本発明の実施例におけるスタティック・コ
ンバーゼンス調整用パターンを示したもので、画像のオ
ーバースキャン領域の４ケ所（上下、左右）に補正パタ
ーン２７を重畳したものである。第２図すは、第２図ａ
の検出部Ａ−Ｄを構成する受光部２８Ｒ，２８Ｇ、２８
Ｂの配置と補正パターン２７の関係を示したものである
。補正パターン２７の位置情報検出のための受光部２８
Ｒ。

２８Ｇ、２８Ｂの構成は、第２図すに示すようにＲ，Ｇ
、Ｂ３色の色フィルターと各フィルターに対応した３ケ
のイメージｅセンサからなっておシ、補正パターン２７
に直交するようにＲ，Ｇ、Ｂ３色各々の受光部２８Ｒ，
２８Ｇ、２８Ｂが隣接して平行に配置しである。

次に補正パターン位置の検出方法から色ずれ量算出まで
について述べる。補正パターンは、第２図ａに示すよう
に、４ケ所の検出部Ａ、Ｂ、Ｃ。

Ｄ各々に於て平行する２本の直線（例：検出部Ａ補正パ
ターン２７Ａ　−１、２７Ａ２　）として表示される。

イメージ・センナ上には、各単色ごとに色フィルターを
通して、補正パターン２７の光が入力され、イメージ・
センサの素子の１次元の幾可学的配列に対して、２本の
平行な補正パターン２７Ａ−１、２７Ａ−２に対応した
２つのピークを持つ輝度分布が検出される。輝度分布の
ピーク検出を行ない、補正パター７２７Ａ−１，２７Ａ
−２の位置アドレスａ　−１。

ａ−２を求め、前記位置アドレスａ−１，ａ−２の両者
の２等分中間点の位置アドレスを検出部への位置アドレ
スａとする。各検出部Ａ−Ｄには、Ｒ，Ｇ、Ｂ３色各々
の受光部（色フィルターとイメージ・センサ、）が配置
されているので、前記検出部Ａに於ては、Ｒ，Ｇ、Ｂ各
々の受光部よりＲ２Ｇ、Ｂ各々の位置アトｌ／スＲ−ａ
　、　Ｇ−ａ　、　Ｂ−ａが求められる。

前記と同様にして他の３ケ所の検出部Ｂ、Ｃ。

ｐに於ても位置アドレスＲ−ｂ、Ｇ−ｂ、Ｂ−ｂ（検出
部Ｂ）、Ｒ−ｃ、Ｇ−ｃ、Ｂ−ｃ（検出部Ｃ）、Ｒ−ｄ
、Ｇ−ｄ、Ｂ−ｄ（検出部Ｄ）が求められる。

色ずれ量算出からスタティック・コンバーゼンス調整に
至るまでを第１図のブロック図に従って述べる。

第１図の同期信号入力端子１に同期信号が加えられると
、制御回路２と補正パターン発生回路３と合成映像信号
作成回路４により、第２図ａに示すように補正パターン
２７が高品位ディスプレイ５のスクリーン有効域の外接
近傍の上下、左右の４ケ所に映出される。

前記補正パターン位置の検出方法に述べたような構成で
、４ケ所の各検出部Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄに映出された補正パ
ターンの位置アドレスＲ−ａ。

Ｇ−ａ　　Ｂ−ａ　　−＝−−−Ｒ−ｄ　　Ｇ−ｄ　　
Ｂ　−ｄが制御用ＣＰＵ１９の検出タイミング指令によ
りイメージ・センサ７〜１８とパターン位置検出回路２
ｏから求められ、パターン位置アドレスメモリ２１にス
トアされる。次に前記パターン位置アドレスメモリ２１
にストアされた補正パターンの位置アドレスが演算回路
２２に転送され、ΔＲ−ａ＝（Ｒ−ａ）−（Ｇ−ａ）　
、ΔＢ−ａ＝（Ｂ−ａ）−（Ｇ−ａ）　−ΔＲ−ｄ＝（
Ｒ−ｄ）−（Ｇ−ｄ）　、ΔＢ−ｄ悶（Ｂ−ｄ）−（Ｇ
−ｄ）という演算により、各検出部Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄにお
ける赤。

背の緑に対するスタティック色ずれ量が求められ、さら
に水平方向、垂直方向釜々の色ずれ補正量がという演算
より求められ、補正量メモリー２３にストアされる。前
記補正量メモリー２３にストアされた色ずれ補正量情報
がＤ／Ａ変換回路２４゜直流制御回路２５によシ、スタ
ティック・コンバーゼンスコイル２６に流す両極性の可
変直流電流となり、スタティック・コンバーゼンスを常
時自動的に最適設定する。

発明の効果 以上のように本発明は、各種変動要因からなる投写型カ
ラー受像機のスタティック的な色ずれを除去し、スタテ
ィック・コンバーゼンスの常時自動調整を高精度に行な
うことを可能とする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるスタティック・コン
バーゼンス自動調整装置のブロック図、第２図は同概略
図、第３図は従来例のブロック図、第４図は従来例の補
正パターン図である。 １・・・・・同期信号入力端子、２・・・・・・制御回
路、３・・・・・・補正パターン発生回路、４・・・・
・合成映像信号作成回路、６・・・・・高品位ディスプ
レイ、６・・・・・・高品位テレビジョン信号入力端子
、７〜１８・・・・・・受光部イメージセンサＲ−Ａ−
Ｂ　−Ｄ、　１９・・・・・・制御用ＣＰＵ、２０・・
・・・・パターン位置検出回路、２１・・・・・・パタ
ーン位置アドレスメモリー、２２・・・・・・演算回路
、２３・・・・・・補正量メモ！Ｊ−１２４・・・・・
・Ｄ／Ａ変換回路、２６・・・・・直流制御回路、２６
・・・・・・スタティック・コンバーゼンス・コイル。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ど１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スタティック・コンバーゼンス自動調整用補正パターン
   を発生する装置と、前記調整用補助パターンの位置情報
   をイメージ・センサーと赤・緑・青の３色の色フィルタ
   ーを用いて高精度に検出する手段と、センサー部より転
   送されるミスコンバーゼンス量を演算処理し、スタティ
   ック・コンバーゼンス調整回路にフィード・バックし、
   スタティック・コンバーゼンスの最適設定を常時自動的
   に行なうことを特徴とするスタティック・コンバーゼン
   ス自動調整装置。