JPS62247691A - コンバ−ゼンス自動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、カラーテレビジョン受像機のコンバーゼンス
調整を自動的に迅速かつ精度よく行なうコンバーゼンス
自動調整装置に関するものである。

従来の技術 一般のカラーテレビジョン受像機に用いられているシャ
ドウマスク方式のカラー受像管では、偏向中心からシャ
ドウマスクの距離よりもシャドウマスクの曲率半径の方
が大きいために色ずれを生じる。また、３原色を発光す
る３本の受像管を用いて拡大投写する投写型カラーテレ
ビジョン受像機においては、受像管のスクリーンに対す
る入射角が各受像管ごとに異なるために、スクリーン上
で色ずれが生じる。

これら３原色の重ね合わせ、いわゆるコンバーゼンスは
、水平および垂直走査同期した補正波形を作り、この波
形を調整して行なっている。全画面で高精度のコンバー
ゼンスを行なう方式としてディジタル的にコンバーゼン
ス補正波形を作りだす方式が提案されている。

以下、上述したディジタル・コンバーゼンスの一例につ
いて、構成及び調整について説明する。

第３図、’ｌＸ４図１ｔｉディジタル・コンバーゼンス
のプロ・ツク図、補正用パターン図である。

まず、端子１８に同期信号が加えられると、制御回路１
９と補正用パターン発生回路２ｏにより補正用パターン
（クロスハツチパターンなど）が第４図のように画面に
映出される。この補正用パターンの格子の各交点を調整
点とする。

次ニコントロールパネル２２のカーソルキーで調整点を
選択して、そのアドレスをカーソルカウンタ２３に記憶
させる。これと各調整点のアドレスを順次出力する１フ
レーム・メモリ制御カウンタ２６のアドレスが一致した
時に一致検出回路２４より一致信号を出力する。それを
カーソル発生回路２６に加え、カーソル・カウンタの記
憶アドレスに対応するカーソル信号を発生し、加算回路
２１により補正用パターン発生回路２ｏの信号と加算し
、画面に補正用パターンと選択した調整点を示すカーソ
ルとを重畳して映出する。

次に補正を行ないたい色をコントロールパネル２２より
入力し、選択した調整点を示す画面上のカーソルを見て
希望の補正量を可逆カウンタ２８に入力する。その出力
データはデータ用マルチプレクサ２９を介して、１フレ
ームメモリ３０の選択した調整点を示すアドレス用マル
チプレクサ２７の出力アドレスに書込む。

さらに１フレームメモリ３ｏには各調整点の補正量デー
タしかないため、垂直方向の調整点間の走査線ごとの補
正量を内挿回路３１で求める。その出力信号をＤ／Ａ変
換回路３２でアナログ信号に変換し、低域通過フィルタ
（ＬＰＦ）３３で平滑して増巾した後、コンバーゼンス
コイルに供給する。

以上の手順を各色毎にくり返して赤、緑、青のコンバー
ゼンス補正を行なう。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のように構成されたディジタル・コン
バーゼンス装置の調整法は、色重ねの状態を調整者が目
視で判断し、補正量を手動キー人力操作で増減させると
いうものであり、第１に調整者による個人差が生じ、そ
して第２に調整回数が第４図の補正用パターンの例で９
（水平方向）×７（垂直方向）×２（水平と垂直）×２
（緑に対する赤と青）＝＝２Ｓ２回にもなり、調整に多
大の時間を要するという問題があった。

本発明は上記問題点に鑑み、コンバーゼンス調整を自動
的かつ容易に短時間に行うことができ、しかも、調整者
による調整の差異も生じないコンバーゼンス自動調整装
置を提供することを目的とするものである。

問題点を解決するための手段 前記目的を達成するために、本発明のコンバーゼンス自
動調整装置は、補正用パターンのドツトの位置情報受取
りには高分解能テレビカメラを用いる。色ずれ検知の自
動化手段としては、第１にテレビカメラにより全画面を
撮像し、調整点として用いる前記ドツトの全画面上での
位置情報をメモリーに記憶し、第２に、第１の手段によ
り記憶された各調整点の位置を拡大して見込むように前
記テレビカメラを自動的に駆動し、この位置におけるた
とえば緑ドツトに対する赤、青ドツトの色ずれ量を検知
する。次に３原色のドツトの色重ねには、マイクロコン
ピュータ等を用いたフィードバック制御により、前記手
段により求めた色ずれ量に対する補正波形を得るという
構成を備えたものである。

作　　用 本発明は、上記構成によってコンバーゼンス調整の自動
化を可能とするものであり、加えて調整時間の大幅な短
縮、調整精度向上を実現する。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例のコンバーゼンス自動調整装
置のブロック図、第２図は本発明の概略図である。

まず、第１図の同期信号入力端子１に同期信号が加えら
れると、制御回路２を径てスクリーン上に補正用パター
ン発生回路３により、第２図（ａ）に示すような緑単色
の補正用パターン１７（ポルカドット）が映出される。

次に、テレビカメラ４でスクリーン全面を取込み、ドツ
ト位置算出回路６によりコンパーゼンスの調整点とする
各ドツトの２次元位置アドレスＡを求め、各調整点の番
号（調整装に左上から１゜２、・・・・・・、ｎ）と前
記２次元位置アドレスＡをドツトアドレスメモリ八〇に
記憶する。全調整点のアドレス記憶が終了すると、次に
第１番目の調整点から順にドツトアドレスメモリＡ６か
ら調整点のアドレスＡをテレビカメラ駆動制御用ＣＰυ
７に転送したのち、テレビカメラ駆動装置８により第２
図（ｂ）に示すように調整点となるドツトを見込むよう
にテレビカメラ４が駆動され、第２図（ｂ）に示すよう
に調整点以外のドツトを見込まないという制限のもとて
の最大視野にテレビカメラ４の倍率を調整する。

次に、再びドツト位置算出回路６により調整点の緑ドツ
トの２次元位置アドレスＢを求め、ドツトアドレスメモ
リＢ９に記憶する。緑ドツトのアドレス記憶が終了する
と、色切換回路１０により第２図（ａ）のポルカドット
パターンが赤単色に切換わり、前記録ドツトの場合と同
様に調整点の赤ドツトの２次元位置アドレスＢを求め、
ドツトアドレスメモリＢ９に記憶する。次に緑ドツトと
赤ドツトの２次元位置アドレスＢが差分回路１１に転送
され、赤ドツトの緑ドツトに対する色ずれ量から補正量
を算出し、補正量が１フレームメモリ１２に記憶する。

青ドツトについても前記赤ドツトの場合と同様にして補
正量が１フレームメモリ１２に記憶される。

上述のようにして前記第１番目の調整点の色ずれの補正
量の算出が終了すると、次に第２番目の調整点のアドレ
スＡがテレビカメラ駆動制御用ＣＰＵ了に転送され、以
下前記第１番目の調整点と同様にして色ずれの補正量を
算出し補正量を１フレームメモリ１２に記憶する。以下
、上述のようにして全調整点の補正量が算出される。

さらに、１フレームメモリ１２には上記のようにして求
められた各調整点の補正量データしか記憶されていない
ため垂直方向の調整点間の走査線毎の補正量を内挿回路
１３で求め、その出力信号をＤ／Ａ変換回路１４でアナ
ログ信号に変換し、低域通過フィルタ（ＬＰＦ）１５で
平滑し、増幅後コンバーゼンスコイルに供給する。これ
により、全面にわたってコンバーゼンス補正が行われる
。

次に前記手順により補正されたドツトパターンの各調整
点について各調整点ごとに再びテレビカメラ４による色
ずれ量検出を行ない、補正量を算出し補正波形をコンバ
ーゼンスコイルに供給するというフィードバック動作を
繰返す。補正量最小をフィードバック判定回路１６で検
知したときに前記繰返し補正を終了し、次の調整点のフ
ィードバック補正を前記と同様に行なう。

上述のようにして全調整点についてずれ量の検出トコン
バーゼンスコイルへのフィードバック補正を行なうこと
により、コンバーゼンス補正を自動的に行うことができ
るものである。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、コンバーゼンス調整を
ダイナミック・コンバーゼンスも含めて自動化すること
ができ、従来のキーボード操作と目視による手動調整の
繁雑さを解決することができ、しかも調整の再現性と精
度の向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のコンバーゼンス自動調整装置
のブロック図、第２図はその調整点の位置座標を求める
場合と各調整点における色ずれ量を求める場合の概略図
、第３図は従来例の手動調整によるディジタルコンバー
ゼンス装置のブロック図、第４図はそのコンバーゼンス
の調整に用いる補正パターンのパターン図である。 １・・・・・・同期信号入力端子、２・・・・・・制御
回路、３・・・・・・補正パターン発生回路、４・・・
・・・テレビカメラ、６・・・・・・ドツト位置算出回
路、６・・・・・・ドツトアドレスメモリＡ、？・・・
・・・テレビカメラ駆動制御ＣＰ　Ｕ。 ８・・・・・・テレビカメラ駆動装置、９・・・・・・
ドツトアドレスメモＩＪＢ、１ｏ・・・・・・色切換回
路、１１・・・・・・差分回路、１２・・・・・・１フ
レームメモリ、１３・・・・・・内挿演算回路、１４・
・・・・・Ｄ／Ａ変換回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンバーゼンス自動調整用パターンを発生する手段と、
   テレビカメラを用いて前記調整用パターンからスクリー
   ン上における調整点の位置座標を光学的に受取る手段と
   、前記各調整点の方向にテレビカメラを自動的に駆動さ
   せて調整点における色ずれ情報を光学的に受取る手段と
   、前記色ずれ情報から演算処理により色ずれ補正量を求
   めてコンバーゼンス調整回路に繰返しフィード・バック
   して全両面領域のコンバーゼンスを最適状態に設定する
   手段とを備えたことを特徴とするコンバーゼンス自動調
   整装置。