JPH0895537A - 凹面スクリーン用の映像投影制御装置 - Google Patents

凹面スクリーン用の映像投影制御装置

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Publication number
JPH0895537A
JPH0895537A JP6230887A JP23088794A JPH0895537A JP H0895537 A JPH0895537 A JP H0895537A JP 6230887 A JP6230887 A JP 6230887A JP 23088794 A JP23088794 A JP 23088794A JP H0895537 A JPH0895537 A JP H0895537A
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JP
Japan
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time interval
Prior art date
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Pending
Application number
JP6230887A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Nakatani
充良 中谷
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Publication of JPH0895537A publication Critical patent/JPH0895537A/ja
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】凹面スクリーンにより映像が歪むことを防止す
るための補正方式を改善する。 【構成】従来例と異なるのはフレームメモリ1は画像
データDi をアドレス順に並べて格納してあり、新設
の制御メモリ3によって、読出部2の読出信号Ri のタ
イミングが規定され、制御メモリ3への読出し時間間
隔データKiは、準備段階で演算部4によって求められ
格納される点である。投影段階で、フレームメモリ1の
各画像データDi は、読出部2によって、対応するデー
タKiに基づく読出信号Ri を介し順次読み出され、プ
ロジェクタ5を介し、各画像データDi に基づく部分映
像Ei が、スクリーン8の凹面8aに映像投影される。
従来のフレームメモリへの画像データ書き込みを、プロ
セッサ演算によるアドレス変換でやる方式に比べて容易
かつ迅速である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フレームメモリに格
納された画像データを順次読み出すことにより、プロジ
ェクタを介し、横方向に関してだけ湾曲した凹面スクリ
ーンにラスタ走査に基づき映像として投影させるとき、
そのスクリーン面の湾曲形状に起因して映像が見掛け上
歪むことを防止するための補正方式を改善した凹面スク
リーン用の映像投影制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例について、図3の基本構成を示す
ブロック図を参照しながら説明する。図において、フレ
ームメモリ10には画像データDi が格納されていて、
読出部9の読出信号(リードクロックともいう)Rによ
って順次読み出されてプロジェクタ5に入力される。こ
のプロジェクタ5は、D/A変換器6と走査部7とから
なり、画像データDi がD/A変換器6を介して部分映
像Ei に変換された後、走査部7を介しラスタ走査に基
づいて、スクリーン8に投影される。スクリーン8は、
平面図で示されてあり、横方向(図で垂直方向)に関し
てだけ湾曲した凹面8aをもつ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、スクリー
ン面の湾曲形状に起因して映像が見掛け上歪むことを防
止するための補正方式がとられるが、次に詳しく後述す
るように、この方式には処理が面倒で時間がかかるとい
う欠点がある。図3において、スクリーン8が図のよう
に凹状でなく基準平面Sのときには、フレームメモリ1
0の画像データはアドレス順に書き込んであれば、順次
読み出すことによって、画像データに対応する部分映像
が、たとえば中央位置So から順次上方に等間隔に並ん
だ各位置S1,S2,S3,S4 に移動し、投影された映像は
図の垂直方向に関して歪むことがない。しかし、実際に
はスクリーン8は凹面をなすから、各部分映像は、位置
So,S1,S2,S3,S4 ではなく、スクリーン8の凹面8
aの位置Qo,Q1,Q2,Q3,Q4 に投影される。図で両端
(上下)方向にいくほど、各位置間隔が狭まるから、映
像は圧縮されて歪むことになる。
【0004】従来、この見掛け上の映像歪みを防止する
ために次の方法がとられた。すなわち、従来のフレーム
メモリ10への画像データDi の書き込みを、順次並ん
だアドレス箇所におこなうのではなく、図示してないプ
ロセッサの演算によって、映像が歪まないように、変換
(補正)されたアドレス箇所におこなうようにする。言
い換えれば、読出部9からの読出信号Rは、時間的に等
間隔つまり一定周期で出力されるが、これによって読み
出される画像データは、変換されたアドレスに格納され
ているから、対応する部分映像がスクリーン8の凹面8
a上の補正された位置に投影され、その結果として全体
映像が歪まない状態に修正される。そこで問題は、前記
のようなプロセッサ演算によるアドレス変換(補正)方
式が、処理的に面倒で時間を要することである。
【0005】この発明が解決すべき課題は、従来の技術
がもつ以上の問題点を解消し、凹面スクリーンの湾曲形
状により映像が見掛け上歪むことを防止するための補正
方式を改善した凹面スクリーン用の映像投影制御装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、フレームメ
モリに格納された画像データを順次読み出すことによ
り、プロジェクタを介し、横方向に関してだけ湾曲した
凹面スクリーンにラスタ走査に基づき映像投影させる制
御装置であって、一画像データとその一つ前のアドレス
の画像データとに係る読出し時間間隔のデータを、その
一画像データに対応させて格納する制御メモリと;フレ
ームメモリの各画像データを、対応する読出し時間間隔
データに基づいて順次読み出す読出部と;各画像データ
に基づく部分映像がスクリーン面に沿って一定幅になる
ように、その部分映像が投影されるべきスクリーン面上
の位置と、その位置での凹面スクリーンに係る基準平面
に対する傾斜角度とに応じて、読出し時間間隔データを
求める演算部と;を備える。
【0007】
【作用】この発明では、準備段階として、演算部によっ
て、一画像データとその一つ前のアドレスの画像データ
とに係る読出し時間間隔のデータである読出し時間間隔
データを、各画像データに基づく部分映像がスクリーン
面に沿って一定幅になるように、その部分映像が投影さ
れるべきスクリーン面上の位置と、その位置での凹面ス
クリーンに係る基準平面に対する傾斜角度とに応じて求
める。この読出し時間間隔データを、その一画像データ
に対応させて制御メモリに格納する。投影段階におい
て、フレームメモリの各画像データは、読出部によっ
て、対応する読出し時間間隔データに基づいて順次読み
出され、プロジェクタを介し、各画像データに基づく部
分映像が、スクリーン面に沿って一定幅になるように、
つまり歪むことなく映像投影される。
【0008】
【実施例】この発明に係る凹面スクリーン用の映像投影
制御装置の実施例について、以下に図を参照しながら説
明する。図1は実施例の基本構成を示すブロック図で、
この実施例が先に述べた図3の従来例と異なるのは、
フレームメモリ1は画像データDi をアドレス順に並べ
て格納してあり、新設した制御メモリ3のデータによ
って、読出部2の読出信号Ri のタイミングが規定さ
れ、制御メモリ3への読出し時間間隔データは、準備
段階で演算部4(プロセッサ)によって求められ格納さ
れる、という点である。プロジェクタ5とスクリーン8
は、従来例におけるのと同じである。図2は実施例にお
ける画像データと読出し時間間隔データと読出信号と部
分映像の対応関係を示す模式図である。図の3段階に並
べた部分で、上段はフレームメモリのアドレスi に格納
された画像データDi と、制御メモリのアドレスi の読
出し時間間隔データKi 、中段は読出信号Ri 、下段は
部分映像Ei をそれぞれ示す。画像データDi はアドレ
ス順に、Di-1,Di,Di+1 …のように配列される。読出
し時間間隔データKi は、対応する画像データDi の読
み出し時点と、その一つ前の画像データDi-1 のそれと
の時間間隔を表す。しかも、読出し時間間隔データはK
i-1,Ki,Ki+1 のように、画像データに対応させて同じ
アドレスに配列される。読出し時間間隔データは、準備
段階で演算部4によって次のように求められる。各画像
データDi に基づく部分映像Ei が、スクリーン8の凹
面8aに沿って一定幅になるように(このことが映像の
歪まない条件である)、その部分映像が投影されるべき
スクリーン8の面上の位置と、その位置での凹面スクリ
ーン8に係る基準平面Sに対する傾斜角度とに応じて求
められる。ところで、制御メモリの「制御」は、格納す
る読出し時間間隔データによって画像データに基づく部
分映像が歪まないように制御されることに由来する。
【0009】読出信号Ri は、読出し時間間隔データK
i によって出力され、しかも読出信号Ri-1,Ri,Ri+1
…の一つ前のものとの時間間隔は、ΔTi-1, ΔTi, ΔTi
+1…で表される。画像データに対応する部分映像は、E
i-1,Ei,Ei+1 …で表され、その幅Wi-1,Wi,Wi+1 …
が、読出信号Ri-1,Ri,Ri+1 …のタイミングによっ
て、走査部7を介して定まる。言い換えれば、部分映像
Ei の幅Wi は、投影されるときの持続時間によって定
まるから、読出し時間間隔ΔTiに対応することになる。
このことを、図1のスクリーン8に投影された各部分映
像の位置で表すと次のようになる。基準平面Sの各位置
So,S1,S2,S3,S4 に投影されるべき部分映像は、走
査部7から破線の投影線のように偏向され、凹面8aの
各位置Po,P1,P2,P3,P4 に投影される。この隣り合
う各位置は等間隔で、基準平面Sの各位置間隔と同じで
ある。
【0010】ここで、実施例の動作について整理して説
明する。図1において、まず準備段階として、演算部4
によって、一画像データDi とその一つ前のアドレスの
画像データDi-1 とに係る読出し時間間隔ΔTiを表す読
出し時間間隔データKi が求められる。その求め方は、
各画像データDi に基づく部分映像Ei が、スクリーン
8の凹面8aに沿って連続して一定幅になるように、そ
の部分映像が投影されるべきスクリーン面上の位置と、
その位置でのスクリーン8に係る基準平面に対する傾斜
角度とによる。この読出し時間間隔データKi は、画像
データDi に対応する形で制御メモリ3に格納される。
実際の投影段階において、読出部2が、制御メモリ3か
らの読出し時間間隔データKi によって読出信号Ri を
時間間隔ΔTiで出力する。次に、フレームメモリ1の各
画像データDi が、読出部2からの読出信号Ri によっ
て順次読み出され、プロジェクタ5を介して映像化・走
査され、各画像データDi に基づく部分映像Ei とし
て、スクリーン8の凹面8aに一定幅をなし連続する形
で、つまり歪まないで投影される。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、次のような優れた効
果が期待できる。つまり準備段階で、プロセッサである
演算部によって求められた読出し時間間隔データが、制
御メモリに格納してあり、実際の投影段階で、フレーム
メモリの各画像データは、読出部によって、対応する読
出し時間間隔データに基づいて順次読み出され、プロジ
ェクタを介し、各画像データに基づく部分映像が、スク
リーン面に沿って一定幅になるように映像投影される。
ここで、フレームメモリの各画像データを、制御メモリ
の読出し時間間隔データに基づいて順次読み出さす方式
は、従来のフレームメモリへの画像データの書き込み
を、プロセッサ演算によるアドレス変換によっておこな
う方式に比べて容易かつ迅速である。その結果もちろ
ん、凹面スクリーンの湾曲形状による映像の見掛け上の
歪みが補正され、見やすい品質の良い映像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の基本構成を示すブロック図
【図2】この発明の実施例における画像データと読出し
時間間隔データと読出信号と部分映像の対応関係を示す
模式図
【図3】従来例の基本構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 フレームメモリ 2 読出部 3 制御メモリ 4 演算部 5 プロジェクタ 6 D/A変換器 7 走査部 8 スクリーン 8a 凹面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームメモリに格納された画像データを
    順次読み出すことにより、プロジェクタを介し、横方向
    に関してだけ湾曲した凹面スクリーンにラスタ走査に基
    づき映像投影させる制御装置であって、一画像データと
    その一つ前のアドレスの画像データとに係る読出し時間
    間隔のデータを、その一画像データに対応させて格納す
    る制御メモリと;フレームメモリの各画像データを、対
    応する読出し時間間隔データに基づいて順次読み出す読
    出部と;各画像データに基づく部分映像が、スクリーン
    面に沿って一定幅になるように、その部分映像が投影さ
    れるべきスクリーン面上の位置と、その位置でのスクリ
    ーンに係る基準平面に対する傾斜角度とに応じて、読出
    し時間間隔データを求める演算部と;を備えることを特
    徴とする凹面スクリーン用の映像投影制御装置。
JP6230887A 1994-09-27 1994-09-27 凹面スクリーン用の映像投影制御装置 Pending JPH0895537A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6230887A JPH0895537A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 凹面スクリーン用の映像投影制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6230887A JPH0895537A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 凹面スクリーン用の映像投影制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0895537A true JPH0895537A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16914868

Family Applications (1)

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JP6230887A Pending JPH0895537A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 凹面スクリーン用の映像投影制御装置

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JP (1) JPH0895537A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005115069A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Seiko Epson Corp 表示装置
US10216079B2 (en) 2015-09-25 2019-02-26 Yazaki Corporation Scanning projector screen, and scanning projector system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005115069A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Seiko Epson Corp 表示装置
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