JPS63130754A - チタン材の製造方法 - Google Patents
チタン材の製造方法Info
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- JPS63130754A JPS63130754A JP27541186A JP27541186A JPS63130754A JP S63130754 A JPS63130754 A JP S63130754A JP 27541186 A JP27541186 A JP 27541186A JP 27541186 A JP27541186 A JP 27541186A JP S63130754 A JPS63130754 A JP S63130754A
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Landscapes
- Forging (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野］
本発明はチタン及びチタン合金の角棒または角ビレット
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
［従来の技術］
チタン及びチタン合金の角棒または角ビレット（本明細
書ではチタン及びチタン合金の角棒および角ビレットを
以下チタン角材と称する）は鍛造又は孔型圧延により製
造する方法が一般的である。
書ではチタン及びチタン合金の角棒および角ビレットを
以下チタン角材と称する）は鍛造又は孔型圧延により製
造する方法が一般的である。
第２図（Ａ）は従来の鍛造法である。従来の鍛造は熱間
加工温度や変形量を材料の特性にあわせて簡易に選定で
きる利点はあるが、チタン及びチタン合金は熱伝導性が
低いために、材料の内部の熱が表面に伝わり難く鍛造中
の材料の表面の温度降下が速いが、このために低温での
鍛造による表面ワレ疵が生じ易く、又表面温度が下るた
びに加熱するため能率が悪い。更に鍛造では平滑な表面
が得難いため必要余肉址が多くて歩留が低く製造コスト
の上昇をもたらす。
加工温度や変形量を材料の特性にあわせて簡易に選定で
きる利点はあるが、チタン及びチタン合金は熱伝導性が
低いために、材料の内部の熱が表面に伝わり難く鍛造中
の材料の表面の温度降下が速いが、このために低温での
鍛造による表面ワレ疵が生じ易く、又表面温度が下るた
びに加熱するため能率が悪い。更に鍛造では平滑な表面
が得難いため必要余肉址が多くて歩留が低く製造コスト
の上昇をもたらす。
第２図（Ｂ）は形鋼圧延機による従来の孔型圧延の例で
ある。孔型圧延は高能率で且つ表面と内部の温度差が小
さい状態で高温度で熱間加工ができる利点はあるが、チ
タン角材にはα型や、α十β型やβ型などの各種の合金
があり、熱間加工の温度や中広がり等の変形特性がそれ
ぞれで大きく異なるために１例えば同じ孔型で圧延する
と、品種によっては孔型での倒れや捩れや又噴出し等が
発生し、これに起因するカリバー疵が多発することとな
る。
ある。孔型圧延は高能率で且つ表面と内部の温度差が小
さい状態で高温度で熱間加工ができる利点はあるが、チ
タン角材にはα型や、α十β型やβ型などの各種の合金
があり、熱間加工の温度や中広がり等の変形特性がそれ
ぞれで大きく異なるために１例えば同じ孔型で圧延する
と、品種によっては孔型での倒れや捩れや又噴出し等が
発生し、これに起因するカリバー疵が多発することとな
る。
変形抵抗が大きいが生産規模が小さいチタン角材の圧延
には、圧延力が大きい形鋼圧延機を兼用設備として用い
るのが適当であるが、形鋼と同じ孔型ではカリバー疵等
が多発するし、形鋼圧延機でチタン角材の品種が変る毎
に孔型ロール系列を変更調整する事は煩瑣であり又小量
多品種生産には適当でない。更に組織の粗いチタン鋳塊
の通常圧延では、ロール孔型と接触して圧下された部分
は平滑であるが、ロールと接触しなかった部分は引張り
延伸されて表面に凹凸を生じるが、この凹凸も歩留りの
低下や製造コストの上昇をまねくこととなる。
には、圧延力が大きい形鋼圧延機を兼用設備として用い
るのが適当であるが、形鋼と同じ孔型ではカリバー疵等
が多発するし、形鋼圧延機でチタン角材の品種が変る毎
に孔型ロール系列を変更調整する事は煩瑣であり又小量
多品種生産には適当でない。更に組織の粗いチタン鋳塊
の通常圧延では、ロール孔型と接触して圧下された部分
は平滑であるが、ロールと接触しなかった部分は引張り
延伸されて表面に凹凸を生じるが、この凹凸も歩留りの
低下や製造コストの上昇をまねくこととなる。
［発明が解決しようとする問題点］
本発明は、チタン角材を高速、連続加工で製造する方法
で、チタン角材の塑性変形特性にあわせて加工条件の変
更調整が容易であり、且つロールの接触圧下によって平
滑で寸法精度のよい表面が得られるチタン角材の製造方
法に関する。
で、チタン角材の塑性変形特性にあわせて加工条件の変
更調整が容易であり、且つロールの接触圧下によって平
滑で寸法精度のよい表面が得られるチタン角材の製造方
法に関する。
［問題点を解決するための手段］
本発明は、先ずリング圧延機にて断面が角形のリング状
チタンを成形し１次にこのリングを切断して直線矯正す
ることにより、チタン角材を製造する方法である。第１
図（Ａ）は本発明の製造工程の例を示す図である。
チタンを成形し１次にこのリングを切断して直線矯正す
ることにより、チタン角材を製造する方法である。第１
図（Ａ）は本発明の製造工程の例を示す図である。
本発明で圧延するチタン角材の品種は、工業用純チタン
及び各種のα型チタン、α十β型チタン、β型チタンで
ある。鋳塊を用いてもよいし、圧延又は鍛造したチタン
塊を用いてもよい。圧延する材料の加熱温度としてはα
＋β相温度域及びβ相温度域いずれでも良いがチタンは
β相の領域での加工性がよいために、その組成から定ま
るβトランザス温度以上に加熱すると加工が容易である
が、チタンは活性な金属のため高温に加熱されると酸化
や窒化により材質が劣化するため、過度に高温に加熱し
ない配慮が必要である。又チタン合金で微細な等軸品の
金属組織や異方性の少ない金属組織を得るには加熱温度
は低くする事が望ましい。
及び各種のα型チタン、α十β型チタン、β型チタンで
ある。鋳塊を用いてもよいし、圧延又は鍛造したチタン
塊を用いてもよい。圧延する材料の加熱温度としてはα
＋β相温度域及びβ相温度域いずれでも良いがチタンは
β相の領域での加工性がよいために、その組成から定ま
るβトランザス温度以上に加熱すると加工が容易である
が、チタンは活性な金属のため高温に加熱されると酸化
や窒化により材質が劣化するため、過度に高温に加熱し
ない配慮が必要である。又チタン合金で微細な等軸品の
金属組織や異方性の少ない金属組織を得るには加熱温度
は低くする事が望ましい。
次に圧延する材料は中心部を穿孔するが、例えばプレス
による穿孔、拡孔法を用いた、通常の穿孔方法で行う。
による穿孔、拡孔法を用いた、通常の穿孔方法で行う。
穿孔された材料は１次にリング圧延機でリングに圧延さ
れる。リング圧延機は通常の例えばエツジウォータ一式
圧延機等が用いられる。第１図（Ｂ）はエツジウォータ
一式圧延機のロール配置の例を示す図である。穿孔され
た圧延材料の内外径間の肉厚はメインロールｌとプレッ
シャーロール２によって圧延され、又圧延材料の上下面
はエツジングロール３及び４によって圧延される。尚穿
孔と圧延は連続して行ってもよいし、穿孔材を再加熱し
て圧延してもよい。圧延されたリング状のチタン角材は
、鋸断、溶断、プラズマ切断等の方法で１本あるいは数
本に切断され、温間プレス矯正、温間型鍛造、又はロー
ル矯正等によって直線矯正してチタン角材とする。
れる。リング圧延機は通常の例えばエツジウォータ一式
圧延機等が用いられる。第１図（Ｂ）はエツジウォータ
一式圧延機のロール配置の例を示す図である。穿孔され
た圧延材料の内外径間の肉厚はメインロールｌとプレッ
シャーロール２によって圧延され、又圧延材料の上下面
はエツジングロール３及び４によって圧延される。尚穿
孔と圧延は連続して行ってもよいし、穿孔材を再加熱し
て圧延してもよい。圧延されたリング状のチタン角材は
、鋸断、溶断、プラズマ切断等の方法で１本あるいは数
本に切断され、温間プレス矯正、温間型鍛造、又はロー
ル矯正等によって直線矯正してチタン角材とする。
［作用］
本発明の熱間圧延は短時間で成形加工が完了するため、
圧延中の圧延材料の表面は高温で、従って従来の鍛造で
発生する低温油エワレ疵がない。
圧延中の圧延材料の表面は高温で、従って従来の鍛造で
発生する低温油エワレ疵がない。
又本発明では、圧延ロールの取替えや大幅な調整を行う
事なく、圧延材料の熱間塑性変形特性にあった条件で圧
延加工が行えるために、熱間加工法の発生が少ないし、
又所望の金属組織のチタン角材を能率よく製造する事が
できる。
事なく、圧延材料の熱間塑性変形特性にあった条件で圧
延加工が行えるために、熱間加工法の発生が少ないし、
又所望の金属組織のチタン角材を能率よく製造する事が
できる。
又本発明では、プレッシャーロールやエツジングロール
の運転操作でチタン角材の断面を所望の寸法に圧延でき
るために、断面寸法の異なる各種のチタン角材が簡単に
製造できる。
の運転操作でチタン角材の断面を所望の寸法に圧延でき
るために、断面寸法の異なる各種のチタン角材が簡単に
製造できる。
更に本発明では、ロールが圧延材料の面をまんべんなく
接触して圧下するため、組織の粗い材料を用いても、チ
タン角材の表面に凹凸状のシワ疵は発生せず、又圧延に
よる成形のため鍛造法、孔型圧延に比べて寸法精度が高
く表面が平滑なチタン角材となる。
接触して圧下するため、組織の粗い材料を用いても、チ
タン角材の表面に凹凸状のシワ疵は発生せず、又圧延に
よる成形のため鍛造法、孔型圧延に比べて寸法精度が高
く表面が平滑なチタン角材となる。
［実施例］
第１表に、本発明法と従来法で製造したチタン角材の品
質を比較して示した。本発明の方法では角材断面の対面
間寸法の精度キへ対角線寸法の精度も従来法に比べて優
れている。又従来の鍛造材ではワレ疵が、又孔型圧延材
では大きな圧延疵があるが、本発明法による圧延材では
表面疵が殆どない。従って健全なチタン角材を得るには
、鍛造法では約５ｍｍの余肉が必要であり又孔型圧延材
では約２ｍｍの余肉が必要であるが、本発明の方法では
必要余肉量は１ｍｍ以下で、形状調整や表面疵を除去す
るための表面研削は非常に少ない。
質を比較して示した。本発明の方法では角材断面の対面
間寸法の精度キへ対角線寸法の精度も従来法に比べて優
れている。又従来の鍛造材ではワレ疵が、又孔型圧延材
では大きな圧延疵があるが、本発明法による圧延材では
表面疵が殆どない。従って健全なチタン角材を得るには
、鍛造法では約５ｍｍの余肉が必要であり又孔型圧延材
では約２ｍｍの余肉が必要であるが、本発明の方法では
必要余肉量は１ｍｍ以下で、形状調整や表面疵を除去す
るための表面研削は非常に少ない。
［発明の効果コ
本発明により、形状や寸法精度がよく、表面品質が良好
で且つ材質の優れたチタン角材を能率よく生産すること
ができる。更に本発明では断面寸法が異なる多種類のチ
タン角材や、材質の異なる多種類のチタン角材が簡易に
製造ができるため、本発明は多品種小ロツト生産のチタ
ン角材の製造に適した方法で、産業上の効果は大きい。
で且つ材質の優れたチタン角材を能率よく生産すること
ができる。更に本発明では断面寸法が異なる多種類のチ
タン角材や、材質の異なる多種類のチタン角材が簡易に
製造ができるため、本発明は多品種小ロツト生産のチタ
ン角材の製造に適した方法で、産業上の効果は大きい。
第１図はリング圧延機の例を示す図、第２図は従来法の
例を示す図である。 １：メインロール、２：プレッシャーロール、３；上部
エツジングロール、４：下部エツジングロール、５：チ
タン材、６：ガイドロール。
例を示す図である。 １：メインロール、２：プレッシャーロール、３；上部
エツジングロール、４：下部エツジングロール、５：チ
タン材、６：ガイドロール。
Claims (1)
- チタン角棒又はチタン角ビレットの製造において、リン
グ圧延機にて断面が角形のリング状チタン材を成形した
後、該リングを切断し直線矯正することを特徴とする、
チタン材の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27541186A JPS63130754A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | チタン材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27541186A JPS63130754A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | チタン材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63130754A true JPS63130754A (ja) | 1988-06-02 |
Family
ID=17555124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27541186A Pending JPS63130754A (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 | チタン材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63130754A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103358100A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-10-23 | 江南工业集团有限公司 | 一种钛合金管形件锻造成型工艺方法 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP27541186A patent/JPS63130754A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103358100A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-10-23 | 江南工业集团有限公司 | 一种钛合金管形件锻造成型工艺方法 |
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