JPS63129898A - ステツプモ−タの駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はステップモータの駆動装置に係り、詳しくは複
数のステップモータを駆動させる駆動装置に関するもの
である。

（従来の技術） 従来、ステップモータの駆動°装置においてはモータを
駆動させるときには高電圧を、停止保持させるときには
低電圧をモータに印加するように構成されていた。従っ
て、複数のステップモータにおいても、各１−タを駆動
させるときには高電圧を、停止保持させるときは低電圧
をモータに印加する駆動装置が各モータ毎にそれぞれ設
けられていると共に、その駆動停止のための制御信号ら
各モータ毎に出力していた。

その結果、複数のステップモータを駆動させるための駆
動装置は複雑になると共に、その制御も複雑となる問題
点があった。

（目的） 本発明の目的は上記問題点を解消し、簡単な構成で複数
のステップモータを駆動制御できるステップモータの駆
動装置を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記目的を達成すべく、複数のステップモータ
と、ステップモータ毎に設けられたドライバ回路と、ス
テップモータの少なくとも１つが駆動するとき、各ステ
ップモータに駆動電圧を供給する１個の電圧出力手段と
、駆動するステップモータをドライバ回路を介して順次
励磁相を切換え制御することにより回転駆動させると共
に、他のステップモータを停止保持するように制御する
制御手段を備えたステップモータの駆動装置をその要旨
とするものである。

（作用） 前記構成により電圧出力手段は複数のステップモータの
少なくとも１つが駆動するとき、゛各ステップモータに
駆動指示信号に某づいて駆動電圧（高電圧）を供給して
いる。一方、制御手段は駆！１ｉ７Ｉするステップモー
タの各相を前記駆動指示信号によって、ドライバ回路を
介して順次切換え励磁して回転させ、又、駆動しないス
テップモータの１つの相をドライバ回路を介して励磁し
、停止保持する。

（実施例） 以下、この発明を具体化した一実施例について図に従っ
て説明する。

図中、制御手段としての制御回路１には電圧出力手段と
しての電圧出力回路２が接続されている。

制御回路１は電圧出力回路２に対し後記する第１のステ
ップモータ４及び第２のステップモータ６を駆動指示す
るための駆動指示信号又は間両ステップモータ４．６を
停止保持指示するための保持指示信号を出力するように
なっている。そして、電圧出力回路２は前記駆動指示信
号に応答して高電圧の直流電圧を、又、保持指示信号に
応答して低電圧の直流電圧を出力する。

電圧出力回路２には、本実施例では励磁相として四つの
固定子巻線３を備えた第１のステップモータ４及び同じ
く四つの固定子巻線５を備えた第２のステップモータ６
の各固定子巻線３，５の一端側が接続されていて、高電
圧と低電圧の直流電圧を適宜印加する。

又、両ステップモータ４，６の各固定子巻線３゜５の他
端側にはドライバ回路７，８が接続されている。ドライ
バ回路７．８は、前記駆動指示信号又は保持指示信号と
同期して制御回路１から同ドライバ回路７．８に出力さ
れる励磁相を決定する駆動量指示信号に基づいて励磁さ
れるべき所定の固定子巻線３，５に切換えるために切換
え動作する。

そして、両ステップモータ４，６は、電圧出力回路２か
らの直流電圧とドライバ回路７．８による通電されるべ
き固定子巻線３，５の切換えによって、その固定子巻線
３．５に通電され回転する」：うになっている。

さて、上記構成されたステップモータの駆動装置の作用
について説明する。

今、第１及び第２のステップモータ４，６をそれぞれ同
時に所定量駆動すべく制御回路１に対し外部信号が入力
されると、制御回路１は電圧出力回路２に対し駆動指示
信号を出力する。すると、電圧出力回路２は制御回路１
からの駆動指示信号に基づいて高電圧の直流電圧を出力
する。更に、制御回路１は、前記駆動指示信号と同期し
て各ステップモータ４．６を所定量駆動すべくドライバ
回路７．８に対しそれぞれ駆動量指示信号を出力する。

ドライバ回路７，８は、それぞれ前記駆１’ＪＪ　Ｉ指
示信号に基づいて各固定子巻線のうち励磁されるべき固
定子巻線３，５に切換え（励磁相と切換え）、両ステッ
プモータ４，６をそれぞれ所定量駆動する。

次に、第２のステップモータ６を停止保持し、第１のス
テップモータ４のみを所定量駆動すべく制御回路１に対
し外部信号が入力されると、制御回路１は電圧出力回路
２に対し駆動指示信号を出力し、電圧出力回路２に高電
圧の直流電圧を出力させる。更に、制御回路１は前記駆
動指示信号と同期してドライバ回路７に第１のステップ
モータ４を所定量駆動するための駆動量指示信号を出力
すると共に、ドライバ回路８に第２のステップモータ６
を今の状態に停止保持させるための駆動指示信号を出力
する。

ドライバ回路７は、駆動ω指示信号に基づ゛いて各固定
子巻′ｆＡ３のうら励磁されるべき固定子巻線３に切換
え、電圧出力回路２からの高電圧の直流電圧を通電させ
て第１のステップモータ４を所定伊駆動さける。一方、
ドライバ回路８は、停止保持のための駆動指示信号に基
づいて第２のステップ七−夕６の停止状態を保持するた
め、固定子巻線５の１つに電圧出力回路２からの高電圧
の直流電圧を通電させるようになっている。

更に、両スデップモータ４．６のいずれも停止保持すべ
く制御回路１に対し外部信号が入力されると、制御回路
１は電圧出力回路２に対し保持指示信号を出ノＪし電圧
出力回路２から低電圧の直流電圧を出力させる。そして
、制御回路１は前記保持指示温Ｂと同期してドライバ回
路７．８に対し駆動指示信号を出力する。

ドライバ回路７，８は、それぞれ停止保持のための前記
駆動指示信号に基づいてその停止状態を保持するための
固定子巻線３，５の１つに電圧出力回路２からの低電圧
の直流電圧を通電させ、両ステップモータ４，６を停止
保持させる。

このように本実施例ではこのステップモータの駆動装置
において、一つの制御回路１及び一つの電圧出力回路２
で二つのステップモータ４，６を駆動制御することがで
き、その駆動装置の回路構成を非常に簡略化することが
できる。又、駆動しないステップモータは高電圧で保持
されるため、他の駆動するステップモータ等の振動によ
って、停止位置保持精度が悪くなることがない。

尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
三つ以上のステップモータを駆動するステップモータの
駆動装置に具体化して実施する等この発明の趣旨から逸
脱しない範囲で任意に変更してもよい。

又、前記実施例において一方が駆動しているとき、他方
の停止保持されているステップモータ６に対しても常時
高電圧を印加して停止保持するようにしたが、これを駆
動指示信号にてその固定子巻線５に断続的に通電制御す
るようにして実施してもよい。この場合、停止保持のた
めに通電状態にある固定子巻線５の発熱は防止されるこ
とになる。

発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば複数のステップモ
ータを簡単な回路構成で駆動制御することができるとい
う産業利用上優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を具体化したステップモータの駆動装置の電
気ブロック回路図である。 制御手段としての制御回路１、電圧出力回路２、励磁相
としての固定子巻線３，５、ステップモータ４，６、ド
ライバ回路７，８゜ 特許出願人　　　　　ブラザー工業株式会社代　理　人
　　　　　弁理士　恩１）博宜手　　続　　補　　正　
　書（自発） 昭和６２年１り月／、ｓ日 １、事件の表示 昭和６１年特許願第２７６２５３号 ２、発明の名称 ステップモータの駆動装置 ３、補正をする者 ４、補正の対象 明ｍ占の発明の詳細な説明の欄 ５、補正の内容 （１）明細書第３頁第２０行に、「１つの相」とあるの
を、 ［１つの相（停止保持すべき相）」と訂正する。 （２）明細書第５頁第５行〜同頁第６行に、「励磁相・
・・所定の」とあるのを、 「駆動量指示信号に基づいて、現在停止している相の次
の相を励磁相とし、その決定された励磁すべき相に対応
する」と訂正する。 （３）明細書第６頁第２０行〜第７頁第１行、第７頁第
１７行、同頁第１９行および第８頁１９行に、「駆動指
示信号」とあるのを、 「駆動量指示信号」とそれぞれ訂正する。 （４）明細書第７頁第８行〜同頁第９行に、「固定子巻
線５の１つに」とあるのを、 「停止保持する相に対応する固定子巻線５に」と訂正す
る。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．複数のステップモータ（４，６）と、 前記ステップモータ（４，６）毎に設けられたドライバ
   回路（７，８）と、 前記ステツプモータ（４，６）の少なくとも１つが駆動
   するとき、各ステップモータ（４，６）に駆動電圧を供
   給する１個の電圧出力手段（２）と、 前記駆動するステツプモータ（４，６）を前記ドライバ
   回路（７，８）を介して順次励磁相（３，５）を切換え
   制御することにより回転駆動させると共に、他のステッ
   プモータ（４，６）を停止保持するように制御する制御
   手段（１）と を備えたことを特徴とするステップモータの駆動装置。