JPS63129029A - バルブブロ−イング機によるガラスバルブの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はバルブブローイング機によるガラスバルブの製
造方法、特にバルブブローイング機への長尺ガラスの自
動挿入方法に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、小形ガラス管球用のバルブは回転テーブルの周辺
部に多ヘッドのガラス管把持部と各ヘッドの上方にブロ
ーイングノヅルとを配設したバルブブローイング機で作
ることが知られている。

この機械ではヘッドに長尺ガラス管を直立させて把持す
ると共にガラス管上方にブローノヅルを挿入し１回転テ
ーブルの回転につれて各ガラス管が次第に下方に移動し
て、回転テーブルの下側に配置した加熱装置で加熱され
、さらにバルブ成型治具で成型され、必要な長さに自動
切断装置で切断される。ガラス管が次第に下方に移動し
把持部からなくなったときは１作業者が一方の手でブロ
ーイングノヅルを把持部から上方に引き上げ、他方の手
で別の新しいガラス管を１本取りその上端にブローイン
グノヅルを挿入しつつ回転ヘッド把持部にガラス管下端
を挿入して前記作業を繰返し進行させていた。なお、こ
の種の技術として関連するものには例えば特公昭５７−
３４６２６号。

特公昭６１−４４７７４号等が挙げられる。

〔発明が解決しようとする間層点〕

このような従来方法ではバルブブローイング機の稼動中
たえずガラス管の消費状態を作業者が監視しなければな
らず、さらに消費し終ったヘッドに手で１木ずつ挿入し
なければならない。作業者の実働効率が低い欠点があっ
た。しかも、高速回転中に機械のヘッドに両手を用いて
瞬時にガラス管を挿入しなければならないので、ガラス
管を機械に衝突させて破損を生ずることが多く、ガラス
管の損失と作業者に危険をおよぼすなどの問題があった
。

本発明の目的はこのような欠点を除去するバルブブロー
イング機によるガラスバルブの製造方法を提供すること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的はガラス管補充方法を、ガラス管の垂直姿勢を
維持したまま搬送する装置と揺動腕によってガラス管を
ヘッドに挿入すると共に、予めヘッド最上部位置に係止
しておいたブローノヅルの係止を解除してガラス管上端
に挿入するようにすることによって達成される。

〔作用〕

ガラス管の消費状態の監視はガラス管の消費と共に下降
するブローイングノヅルが最下降した位置をセンサで検
出する。この検出信号によりブローイングノヅルを押上
装置によって最上部まで自動的に押上げ、最上部に設け
たフックにより係止する。予め補充用のガラス管は１機
械本体に隣接して設けられた直立姿勢搬送装置により搬
送され。

揺動腕の上下チャックに把持されて移された後回転式ヘ
ッド把持部に近接して直立のまま待機させておく、ブロ
ーイングノヅルをフックで最上部に係止したヘッドが、
次のステーションに回転移動すると、待機中の揺動腕は
直ちに把持したガラス管を回転式ヘッド把持部中心に位
置させると共に。

揺動軸上に設けられたエアーシリンダを動作させブロー
イングノヅルを係止しているフックをはずす。

ブローイングノヅルは自重によりガイド支柱を摺動下降
してノヅル先端をガラス管上端に挿入する。

続いて揺動軸は若干下降してガラス管下端を回転式ヘッ
ド把持部に挿入し、その後揺動腕は先端のチャックを開
放して若干上昇し、ガラス管直立姿勢搬送装置の方向へ
回転して次のガラス管を把持し再び回転式ヘッド把持部
近接位置に待機する。

以上の機構および動作は、人手による作業に比して確実
かつ安全であるから前記目的は充分に達成される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図に従って説明する。

第１図は本発明の回転多ヘッド式バルブブローイング機
の側面図を示すもので長尺の本体回軸１゜は最上部のセ
ンターバルブ２およびその載架回転テーブル３と下方の
ヘッド回転テーブル４と連通結合し本体固定テーブル５
の下にある駆動部（図示せず）により回転する。

回転テーブル４の周辺部には、たとえば１２ヘッドの回
転式ヘッド把持部６が設けられ、各ヘッドに隣接してガ
イド支柱７が直立して植設されている。この支柱７の上
端はセンターバルブ載架回転テーブル３の周辺部に固定
され、ガイド支柱７を摺動して上昇下降するブローイン
グノヅル８が回転ヘッド把持部６の中心線上に位置する
ことを維持する。ブローイングノヅル８とセンターバル
ブ２はフレキシブルパイプ１９によって接続されブロー
エアーを回転中のガラス管内に挿入する。

センターバルブ載架回転テーブル３の周辺部には、さら
に各ヘッド毎に１個のブローイングノヅル係止フック９
を設けである。

また機械本体外側部にブローイングノヅル押上装置１０
を設置しである。

第２図、第３図は前記装置の上方部分および側面の斜視
図であり、回転テーブル４に近接しガイド支柱７と並行
して直立する揺動腕軸１２が設けてあり、揺動腕に隣接
して長尺ガラス管の搬送装置１３を設置し、これらを駆
動装置１４により間欠駆動している。第１図、第２図、
第３図において長尺ガラス管の直立搬送装置１３に保持
されたガラス管を、揺動軸１２が矢印Ａの方向に回転し
て上下２個の揺動腕先端のチャック１５で把持した後、
揺動軸１２が矢印Ｂの方向に回転してガラス管を直立姿
勢のまま搬送装置１３から取り出し。

回転式ヘッド把持部６の至近距離に停止して待機する。

回転式ヘッド把持部６のガラス管が消費され、第１図の
８′に示すようにブローイングヘッドが回転ヘッド把持
部６の位置まで下降するとセンサ１６がこれを検出し、
この信号によりブローイングノヅル押上装置１０の先端
１１によりブローイングノヅル８は瞬時に最上部まで押
上げられ、センターバルブ載架回転テーブル３上に設け
られたフック９に係止される。このヘッドが次のステー
ションに回転移動すると、先に待機していた揺動軸１２
が、矢印Ｂの方向に回転し、揺動腕チャック１５に把持
されたガラス管１７を回転式ヘッド把持部６の中心上に
位置せしめる。同時に揺動軸上の固定部に設けられたエ
アーシリンダ１８を動作させフック９を解除するのでブ
ローイングノヅル８は自重によりガイド支柱７を摺動下
降してノヅル先端をガラス管１７の上端に挿入する。続
いて揺動軸１２は、若干下降して把持したガラス管１７
の下端を回転式ヘッド把持部６に挿入する。

その後揺動腕チャック１５は開き、揺動軸１２は若干上
昇して再び矢印Ａの方向に回転して前記のようにガラス
管直立搬送装［１３から次のガラス管を把持して取り出
し回転式ヘッド把持部至近距離に停止して待機する。

ガラス管直立搬送装置１３と揺動軸１２は間欠駆動袋［
１４によって連動するので、予め補充用ガラス管を直立
搬送装置１３に装着しておくことにより連続して回転式
ヘッド把持部６に自動挿入することができる。この場合
ガラス管直立搬送装置６に代って、さらに多数の保持装
置を有するコンベア形直立搬送装置等の使用も同様効果
がある。

本実施例によれば、高速で回転中の機械において自動的
にガラス管の欠乏を検知し、その信号によりブローイン
グノヅルを確実に押上げ係止した後、長尺のガラス管の
上下端に近い位置を確実に保持して上部ブローイングヘ
ッドの挿入、および下部を回転式ヘッド把持部へ挿入す
るので確実かつ安全にガラス管の補充ができる。また補
充用ガラス管は揺動腕チャックにより回転式ヘッド把持
部の至近距離に待機しているので補充時間を極少にする
ことができる効果がある。さらに予め搬送装置にガラス
管を補充しておけば自動的に作業が進行するから１作業
者の熟練は不要となり従来より多数の機械を担当するこ
とが可能となり作業効果が向上する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、従来に比し自動的に確実なガラス管の
自動補充ができるため、熟練を要する作業がなくなり作
業効率が向上する。また作業者の安全も確保でき、かつ
材料の破損もなくなり材料使用効率が向上するなど著し
い改良効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガラスバルブの製造方法を実施するバ
ルブブローイング機の一例を示す側面図、第２図は同上
部斜視図、第３図は同側面斜視図である。 １・・・本体回転軸、６・・・回転式ヘッド把持部、７
・・・ガイド支柱、８・・・ブローイングノヅル、９・
・・ブローイングノヅルフック、１０・・・ブローイン
グノヅル押上装置、１２・・・揺動腕軸、１３・・・ガ
ラス管直立搬送装置、１６・・・センサ、１７・・・ガ
ラス管、１８・・・フック解除エアーシリンダ。 ￥ｌ圓

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転多ヘッド式バルブブローイング機のヘッドに直
   立保持させた長尺ガラス管が消費したことをセンサで検
   知し、この信号によりヘッドに近接して配設されたガラ
   ス管直立姿勢搬送装置から補充用長尺ガラス管を揺動腕
   にて直立姿勢のまま取り出し、前記ヘッドに挿入してガ
   ラス管の下端部を加工してバルブを形成することを特徴
   としたバルブブローイング機によるガラスバルブの製造
   方法。 ２、上記ヘッドにガラス管を挿入補充し終った揺動腕に
   より、再びガラス管直立姿勢搬送装置から次の補充用ガ
   ラス管を取り出し、ヘッド至近距離位置に待機せしめて
   補充時間を極少にすることを特徴とする第１項のバルブ
   ブローイング機によるガラスバルブの製造方法。 ３、上記バルブブローイング機各ヘッド上部に配置され
   たブローイングノヅルをガラス管の消費後検知信号によ
   り最上部に押上げ、ヘッド最上部位に設けたフックによ
   りノヅルを係止し、ヘッドが回転して次のステーション
   で補充ガラス管をヘッドに挿入すると同時に前記フック
   の係止を解除してガラス管上端にブローノヅルを自動的
   に挿入する第１項のバルブブローイング機によるガラス
   バルブの製造方法。