JPS63128796A - 鉄筋コンクリート造建物の電磁遮蔽方法 - Google Patents

鉄筋コンクリート造建物の電磁遮蔽方法

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JPS63128796A
JPS63128796A JP27613886A JP27613886A JPS63128796A JP S63128796 A JPS63128796 A JP S63128796A JP 27613886 A JP27613886 A JP 27613886A JP 27613886 A JP27613886 A JP 27613886A JP S63128796 A JPS63128796 A JP S63128796A
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JP
Japan
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electromagnetic shielding
concrete wall
concrete
exterior
condtruction
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JP27613886A
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毅 高橋
中村 正武
矢花 吉治
照雄 田中
石川 敏行
若王子 高広
平野 彰夫
関川 哲男
長田 耕二
桜井 仁
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Shimizu Construction Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート壁に止め金物を介して仕上げ材
を取り付けるコンクリート壁の電磁遮蔽工法に関する。
〔従来の技術〕
−mにインテリジェントビルでは、複合電子交換機やコ
ンピュータ等の情報通信設備を共同利用し、ビル内や外
部との情報通信を行うが、情報に対する価値域の高まり
やニーズの多様化、個性化と共に、より迅速で的確な情
報の提供がこれからのビルにおける1つの重要な課題と
なっている。
インテリジェントビルにおいてこのような課題に応える
ものとして、光ファイバー・ケーブルや同一軸ケーブル
を利用したデータハイウェイ方式による情報ネットワー
クが検討され、提案されている。
この光ファイバー・ケーブルや同軸ケーブルを利用した
データハイウェイ方式では、光ファイバー・ケーブルや
同軸ケーブルをインテリジェントビル内の隅々(端末機
器)にまで張りめぐらさなければならず、ケーブル敷設
のためにそれだけ余分に工費及び工期がかかることにな
る。
その点、電波を使えばケーブル敷設は必要としないが、
この場合、一方では、外部へノイズ電波を放出すること
から、電波法上の規制を受けることになる、また、他方
では、外部からの電波や内部のテレビ中間周波、ワイヤ
レスマイクの電波等によりシステムが誤動作するという
問題が生じる。
そこで本件出願人は、フェライト入りコンクリートやメ
ツシュ入りコンクリートを打設して躯体を構成すること
によって、或いは外装における吹付タイルの皮膜そのも
のによって建物全体の電磁遮蔽性能を確保し、電波法上
の規制を受けることなく任意の周波数を選んで自由にビ
ル内の無線通信を行えるようにしたインテリジェントビ
ルを別途提案(例えば特願昭61−253162号、特
願昭61−2.5316号)している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の如き電磁遮蔽構造を採用するとコ
ンクリートが高価になり、さらに、フェライトやメッシ
ュをコンクリート壁に入れるため、全体の工費も高くな
るばかりでなく電磁遮蔽性能を高めるには技術的に問題
も多い、また、躯体そのものを電磁遮蔽構造とする方法
は、既設のビルに適用できないという問題もある。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、ビル
の新築時や改築時を問わずビルの外壁で簡便に電磁遮蔽
性能を確保することができるコンクリート壁の電磁遮蔽
工法の提供を目的とする。
c問題点を解決するための手段〕 そのために本発明のコンクリート壁の電磁遮蔽工法は、
コンクリート壁に止め金物を介して仕上げ材を取り付け
るコンクリート壁の電磁遮蔽方法において、コンクリー
ト壁表面に導電性材料を張って止め金物により固定する
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明のコンクリート壁の電磁遮蔽工法では、外装材を
施工する前にコンクリート壁の表面に導電性材料を張る
工程を追加するだけでよい、従ってその後は、止め金物
を介して仕上げ材をコンクリート壁に取り付けることに
よって、仕上げ材の取り付けと導電性材料の固定とを止
め金物で同時に行うことができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽工法の
1実施例を説明するための図、第2図は従来の乾式によ
る外装施工例を説明するための図である。図中、1はコ
ンクリート壁、2は金属メツシュ、3はステンレス金物
、4は石貼を示す。
ビルの外装施工には、コンクリート壁にステンレス金物
を使用して外装材の石貼4を取り付ける乾式1法と、コ
ンクリート壁の上にモルタル等を塗る湿式1法があるが
、本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽工法は、第1
図に示すように前者の乾式1法に適用し、コンクリート
壁1と石貼4との間の下地の空隙部に電磁遮蔽材料を貼
るものである。第1図において、金属メッシュ2が、そ
の下地の空隙部に貼る電磁遮蔽材料であり、最終端部が
躯体接地板に接続される。ステンレス金物3は、金属メ
ツシュ2の止めと外装仕上げ材の石貼4の取り付は兼用
のアングル金物である。
次に本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽工法を説明
する。まず、外壁のコンクリートを打設し、コンクリー
ト壁lが出来上がると、その表面に金属メツシュ2を張
って最終端部を躯体接地板に接続し、コンクリート壁l
の外側に電[遮蔽層をつくる。そして、この金属メッシ
ュ2同士の重ね継手を石貼取り付は用のステンレス金物
3で止める。しかる後石貼4を取り付ける。このように
してステンレス金物3により外装材である石貼4の取り
付けとして使用しつつ金属メツシュ2の接続部の導電性
を確保する。
従来の乾式1法による外装は、第2図に示すように石貼
取り付は用としてステンレス金物3をコンクリート壁1
に埋め込み、これに石貼4を取り付けて外装仕上げを行
っていた。本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽方法
は、このような従来構造の下地の空隙部を利用し、金属
メッシュ2同士の重ねジヨイント部分を石貼取り付は用
のステンレス金物3を兼用して止めるものである。その
ため、金属メツシュ2のジヨイントと共に導電性が確保
できる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えば上記の実施例では
、金属メツシュをit磁遮蔽材料として使用したが、建
材用のエキスパンドメタルを代用してもよい、また、オ
フィスビル等の外壁仕上げ材としては、確かに第1図に
示すように昔から石貼4の事例が多いが、これは、材料
が重厚さを表現する上で低層ビルから高層ビルまで規模
を問わず利用されているからである。このような点から
、外装材として石貼を使った例を示したが、この例に限
定されず、カーテンウオールその他の外装材を使ったも
のでもよいことは勿論のことである。
その他、外装用としては、一般的に花崗岩(通称御影石
)、安山岩、閃緑岩等も使用されるが、そのいずれも組
成上は電波を透すものであり、電磁遮蔽機能は持ってい
ない。本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽工法は、
このような外装仕上げ材を使った建物にも適用できるこ
とはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、下地
の空隙部を利用してそこに金属メッシュを張るので、比
較的簡便な方法により外壁における電磁遮蔽性能を確保
できる。また、石貼取り付は用のステンレス金物を兼用
して金属メツシュのジヨイントも行うので、簡単で金属
メツシュの性能劣化も防止できる。さらには、金属メツ
シュとして建材用のエキスパンドメタルメツシュを使用
することにより、耐久性と共に経済性を高め、且つ電磁
遮蔽性能を高めることができる。
一般的に、建物の外壁コンクリート壁は、電波を透し易
く、その侵入を防ぐことが難しい。その点、本発明では
、その外壁部位の電磁遮蔽性能を仕上げ材の貼り方で高
めるのでその有用性は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るコンクリート壁の電磁遮蔽方法の
1実施例を説明するための図、第2図は従来の乾式によ
る外装施工例を説明するための図である。 1・・・コンクリート壁、2・・・金属メツシュ、3・
・・ステンレス金物、4・・・石貼。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート壁に止め金物を介して仕上げ材を取
    り付けるコンクリート壁の電磁遮蔽方法において、コン
    クリート壁表面に導電性材料を張って止め金物により固
    定することを特徴とするコンクリート壁の電磁遮蔽工法
  2. (2)導電性材料としてメッシュ材を用いたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のコンクリート壁の電
    磁遮蔽工法。
  3. (3)導電性材料としてエキスパンドメタルを用いたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコンクリー
    ト壁の電磁遮蔽工法。
JP61276138A 1986-11-19 1986-11-19 鉄筋コンクリート造建物の電磁遮蔽方法 Expired - Fee Related JPH0797716B2 (ja)

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JPS63128796A true JPS63128796A (ja) 1988-06-01
JPH0797716B2 JPH0797716B2 (ja) 1995-10-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0974296A (ja) * 1995-09-05 1997-03-18 Ohbayashi Corp 電波障害を低減する壁構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5710299A (en) * 1980-06-23 1982-01-19 Kajima Corp Radio wave absorbing wall

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