JPS63128151A - 耐火物補強用金属製品 - Google Patents
耐火物補強用金属製品Info
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- JPS63128151A JPS63128151A JP27494486A JP27494486A JPS63128151A JP S63128151 A JPS63128151 A JP S63128151A JP 27494486 A JP27494486 A JP 27494486A JP 27494486 A JP27494486 A JP 27494486A JP S63128151 A JPS63128151 A JP S63128151A
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Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、主として鉄鋼製造に用いる高温用途の耐火物
の崩落を防ぐために、耐火物の中に埋設して使用する合
金鋼で製造された金属製品に関するものである。
の崩落を防ぐために、耐火物の中に埋設して使用する合
金鋼で製造された金属製品に関するものである。
［発明の背景］
従来から、不定形耐火物の崩落を防ぐために。
金属ファイバーが使用されており、その材質は中温用に
軟鋼、高温用に各種のステンレス鋼、超高温用に２５Ｃ
ｒ−２ＯＮｉ耐熱鋼が使用されている。これらの材質で
製造したものは、鍛造又は圧延加熱炉のような中温域や
、鋼塊や鋳片の均質化加熱炉のような高温域では十分は
耐熱性を発揮する。しかし、溶鋼と長時間接触したり、
溶鋼からの輻射熱を近距離で受けたり、溶鋼の精錬時の
高熱の輻射熱を受ける連続鋳造用タンディツシュやその
蓋、脱ガス精錬に用いる浸漬管のような超高温用には上
記従来の合金鋼でもなお耐酸化性が不足していた。この
ため耐酸化性が優れなおかつ材料コストが低廉なるもの
が要望されていた。
軟鋼、高温用に各種のステンレス鋼、超高温用に２５Ｃ
ｒ−２ＯＮｉ耐熱鋼が使用されている。これらの材質で
製造したものは、鍛造又は圧延加熱炉のような中温域や
、鋼塊や鋳片の均質化加熱炉のような高温域では十分は
耐熱性を発揮する。しかし、溶鋼と長時間接触したり、
溶鋼からの輻射熱を近距離で受けたり、溶鋼の精錬時の
高熱の輻射熱を受ける連続鋳造用タンディツシュやその
蓋、脱ガス精錬に用いる浸漬管のような超高温用には上
記従来の合金鋼でもなお耐酸化性が不足していた。この
ため耐酸化性が優れなおかつ材料コストが低廉なるもの
が要望されていた。
［目的を達成するための手段］
そこで１本発明は上記要望に対応し得る耐火物補強用金
属製品を提供しようとするものである。
属製品を提供しようとするものである。
その目的を達成するため本発明は、クロムを１０〜２７
％、アルミニウムを１〜７％含み残りが鉄および不可否
的不純物よりなる合金鋼であり、補強用として耐火物中
に埋設するための耐火物補強用金属製品である。
％、アルミニウムを１〜７％含み残りが鉄および不可否
的不純物よりなる合金鋼であり、補強用として耐火物中
に埋設するための耐火物補強用金属製品である。
［実施例コ
この実施例の合金鋼は、クロムを１６％、アルミニウム
を２％含み、残りが鉄および不可否的不純物よりなる。
を２％含み、残りが鉄および不可否的不純物よりなる。
この不可否的不純物としては、Ｃ；０．０１−０．１５
％、 Ｓ ｉ ；０．０１〜２．０％、 Ｍ ｎ ；
０．０１〜１．５％＊ Ｎ ｌ ？ ０．０２〜２．０
％が含まれるほか、結晶粒度を調整して加工性を向上さ
せるため、Ｔｉ；０．１〜０．６％、Ｎｂ：０．０１〜
０．５％、 Ｂ ：０．００２〜０．０１５％、その他
の希土類元素： ０．００５〜０．１％が一種または２
種以上添加されている。
％、 Ｓ ｉ ；０．０１〜２．０％、 Ｍ ｎ ；
０．０１〜１．５％＊ Ｎ ｌ ？ ０．０２〜２．０
％が含まれるほか、結晶粒度を調整して加工性を向上さ
せるため、Ｔｉ；０．１〜０．６％、Ｎｂ：０．０１〜
０．５％、 Ｂ ：０．００２〜０．０１５％、その他
の希土類元素： ０．００５〜０．１％が一種または２
種以上添加されている。
この合金鋼は、クロムが１３％以上にて耐酸化性が改善
され２７％を超えると冷間加工性が極度に悪くなるので
、クロム含量は１０〜２７％の範囲になければならない
。またこれにアルミニウムを添加することにより耐酸化
性が著しく改善される。これは合金表層にアルミニウム
酸化物被膜が析出し、これが地金を酸化から保護するこ
とによるものと考えられる。そのような効果はアルミニ
ウム含有率が１％から認められ通常は２％以上含めば十
分であるが、７％を超すと原料代が高くなるので不経済
であるだけでなくアルミナの発生量が多くなり圧延時に
どのロールの摩耗が激しくなるのでアルミニウムの含量
は１〜７％の範囲になければならない。
され２７％を超えると冷間加工性が極度に悪くなるので
、クロム含量は１０〜２７％の範囲になければならない
。またこれにアルミニウムを添加することにより耐酸化
性が著しく改善される。これは合金表層にアルミニウム
酸化物被膜が析出し、これが地金を酸化から保護するこ
とによるものと考えられる。そのような効果はアルミニ
ウム含有率が１％から認められ通常は２％以上含めば十
分であるが、７％を超すと原料代が高くなるので不経済
であるだけでなくアルミナの発生量が多くなり圧延時に
どのロールの摩耗が激しくなるのでアルミニウムの含量
は１〜７％の範囲になければならない。
しかしてこの合金鋼を素材として金属ファイバーを成形
するには、該合金鋼を先ず線状或いは帯状に圧延し、軽
度の冷間加工を加えて常温強度を増す。そしてその線材
を定寸に切断し、第１図に例示したような丸断面軸状を
なくしたもの、或いは帯状材を裁断して第２図に示した
ように角断面軸状をなしたもの、或いはこれにプレス加
工を加えて第３図に例示したように定ピツチで軸径が大
小可変した形態のものを成形する。さらには第４図に示
したように線材を等ピッチ、等幅の波形成いは第５図に
示したような矩形波状、或いは第６図に示したような不
等ピッチ波形、さらには第７図に示したような不等ピッ
チ、不等幅の波形に折曲し、定寸に切断することにより
種々の形態の金属ファイバーを形成する。なお第４図〜
第７図にて使用される線材の断面形状は円形だけでなく
長円形、長方形等でもよい、こうして成形された金属フ
ァイバーは、キャスタブルに混錬して炉壁等の所要耐火
物に構築される。そのとき該金属ファイバーは該耐火物
中にて立体的に網状にからみ合った状態にて埋設されそ
のからみ合い構造が該耐火物の機械的強度を増長させる
。表１は上記第１図〜第６図の形態の金属ファイバーを
多数（２００ｇ）を容量０．２リツトルのガラス容器に
入れ該容器を５回程左右に振った後の該金属ファイバー
の平均上面の容器底面からの高さを測定しその結果を表
にしたものである。
するには、該合金鋼を先ず線状或いは帯状に圧延し、軽
度の冷間加工を加えて常温強度を増す。そしてその線材
を定寸に切断し、第１図に例示したような丸断面軸状を
なくしたもの、或いは帯状材を裁断して第２図に示した
ように角断面軸状をなしたもの、或いはこれにプレス加
工を加えて第３図に例示したように定ピツチで軸径が大
小可変した形態のものを成形する。さらには第４図に示
したように線材を等ピッチ、等幅の波形成いは第５図に
示したような矩形波状、或いは第６図に示したような不
等ピッチ波形、さらには第７図に示したような不等ピッ
チ、不等幅の波形に折曲し、定寸に切断することにより
種々の形態の金属ファイバーを形成する。なお第４図〜
第７図にて使用される線材の断面形状は円形だけでなく
長円形、長方形等でもよい、こうして成形された金属フ
ァイバーは、キャスタブルに混錬して炉壁等の所要耐火
物に構築される。そのとき該金属ファイバーは該耐火物
中にて立体的に網状にからみ合った状態にて埋設されそ
のからみ合い構造が該耐火物の機械的強度を増長させる
。表１は上記第１図〜第６図の形態の金属ファイバーを
多数（２００ｇ）を容量０．２リツトルのガラス容器に
入れ該容器を５回程左右に振った後の該金属ファイバー
の平均上面の容器底面からの高さを測定しその結果を表
にしたものである。
表 １
このことからして波形、或いは矩形形状は概してからみ
合い状態が良好で嵩高になり易いことが判り、不等ピッ
チおよびまたは不等幅にすることはさらにその嵩高性を
向上させると言える。
合い状態が良好で嵩高になり易いことが判り、不等ピッ
チおよびまたは不等幅にすることはさらにその嵩高性を
向上させると言える。
なお、耐火物中に占める金属ファイバーの重量比を高め
経済性を高めるためには線径は細い程良く、直径・短径
、又は厚さ０．１〜ｌｌｍｍ、長径又は幅０．２〜２ａ
＋ｍ、長さ１０〜８０ｍｍのものが、また波形のピッチ
は２〜６■のものが実用上有効であったにうして製造さ
れた金属ファイバーを耐火物中に混入しタンディシュと
して使用した場合、従来の材質のものよりも寿命は約１
．５倍に延長された。
経済性を高めるためには線径は細い程良く、直径・短径
、又は厚さ０．１〜ｌｌｍｍ、長径又は幅０．２〜２ａ
＋ｍ、長さ１０〜８０ｍｍのものが、また波形のピッチ
は２〜６■のものが実用上有効であったにうして製造さ
れた金属ファイバーを耐火物中に混入しタンディシュと
して使用した場合、従来の材質のものよりも寿命は約１
．５倍に延長された。
即ち、従来タンディシュの寿命は出鋼回数で４０回程度
が限度であったが本発明の金属ファイバーを混入した場
合その寿命は６０回にも延長された。
が限度であったが本発明の金属ファイバーを混入した場
合その寿命は６０回にも延長された。
第８図は本発明に従い製造された７字形のスタッドピン
ｌを炉内壁をなす耐火物２中に埋設してその強度を補強
してなる例を示し、この場合においても、該スタッドピ
ンｌは耐酸化性が顕著であるので該炉内壁の耐熱性、耐
久性を著しく向上させる。さらに第９図は本発明に従い
製造された金網３を炉内壁耐火物４中にＬ形鋼片５に係
止させて埋設した例を示すが１本発明に係る金属製品は
このような網形成いは前記したようなスタッドピン形成
いはファイバー形等その形態はその用途に合わせて自由
に選択できるが、いずれの場合も従来のステンレス鋼等
の耐熱鋼に比較して顕著にその耐酸化性が向上する。
ｌを炉内壁をなす耐火物２中に埋設してその強度を補強
してなる例を示し、この場合においても、該スタッドピ
ンｌは耐酸化性が顕著であるので該炉内壁の耐熱性、耐
久性を著しく向上させる。さらに第９図は本発明に従い
製造された金網３を炉内壁耐火物４中にＬ形鋼片５に係
止させて埋設した例を示すが１本発明に係る金属製品は
このような網形成いは前記したようなスタッドピン形成
いはファイバー形等その形態はその用途に合わせて自由
に選択できるが、いずれの場合も従来のステンレス鋼等
の耐熱鋼に比較して顕著にその耐酸化性が向上する。
表２に従来から使用されている軟鋼、各種クロム鋼、各
種ステンレス鋼と本発明の合金鋼の化学成分とこれを夫
々高アルミナ質不定形耐火物中に埋設し１２５０℃で２
００時間加熱した後の酸化深さを示した。
種ステンレス鋼と本発明の合金鋼の化学成分とこれを夫
々高アルミナ質不定形耐火物中に埋設し１２５０℃で２
００時間加熱した後の酸化深さを示した。
このように本発品■〜■はいずれも酸化深さが従来の耐
熱鋼に比べて非常に浅く耐酸化性が大幅に向上した。
熱鋼に比べて非常に浅く耐酸化性が大幅に向上した。
［発明の効果］
以上実施例について説明したように本発明の耐火物補強
用金属製品は、クロムとアルミニウムを夫々所定量含有
せしめることによって、耐酸化性を著しく向上させる。
用金属製品は、クロムとアルミニウムを夫々所定量含有
せしめることによって、耐酸化性を著しく向上させる。
そして耐火物中にこれが種々の形態にて埋設されたとき
耐酸化性があることから該耐火物との離脱が抑制されそ
の構造物を強固に補強し耐久性を顕著に向上させる効果
があるものである。
耐酸化性があることから該耐火物との離脱が抑制されそ
の構造物を強固に補強し耐久性を顕著に向上させる効果
があるものである。
図面は本発明に係る耐火物補強用金属製品の実施例を示
したもので、第１図〜第３図は略捧状ファイバーの斜視
図、第４図〜第７図は略波状ファイバーの斜視図、第８
図はＹ字形スタッドピンの使用状態を示した炉壁の断面
図、第９図は金網の使用状態を示した炉壁の断面図であ
る。 特許出願人 東洋精鋼株式会社 ワ・ 埋 士 第１図 第２図 第ａ図 第４図 第５図 第９ＷＪ 第７図 第８図 第９図
したもので、第１図〜第３図は略捧状ファイバーの斜視
図、第４図〜第７図は略波状ファイバーの斜視図、第８
図はＹ字形スタッドピンの使用状態を示した炉壁の断面
図、第９図は金網の使用状態を示した炉壁の断面図であ
る。 特許出願人 東洋精鋼株式会社 ワ・ 埋 士 第１図 第２図 第ａ図 第４図 第５図 第９ＷＪ 第７図 第８図 第９図
Claims (1)
- クロムを１０〜２７％、アルミニウムを１〜７％含み
残りが鉄および不可否的不純物よりなる合金鋼であり、
補強用として耐火物中に埋設するための耐火物補強用金
属製品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27494486A JPS63128151A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 耐火物補強用金属製品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27494486A JPS63128151A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 耐火物補強用金属製品 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2222016A Division JPH0418125A (ja) | 1990-08-22 | 1990-08-22 | 耐火物補強用金属フアイバーの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63128151A true JPS63128151A (ja) | 1988-05-31 |
| JPH0559190B2 JPH0559190B2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=17548728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27494486A Granted JPS63128151A (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | 耐火物補強用金属製品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63128151A (ja) |
Citations (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS4889118A (ja) * | 1972-02-29 | 1973-11-21 | ||
| JPS497772A (ja) * | 1972-05-12 | 1974-01-23 | ||
| JPS49121720A (ja) * | 1973-03-24 | 1974-11-21 | ||
| JPS5071510A (ja) * | 1973-07-20 | 1975-06-13 | ||
| JPS5388618A (en) * | 1976-09-17 | 1978-08-04 | Osaka City | Heat resistant steel |
| JPS54128420A (en) * | 1978-03-30 | 1979-10-05 | Kobe Steel Ltd | Heat and oxidation resistant ferritic stainless steel with superior workability and toughness |
| JPS5544572A (en) * | 1978-09-26 | 1980-03-28 | Kawasaki Steel Corp | Inner cover for metallic material annealing furnace |
| JPS5757859A (en) * | 1980-09-19 | 1982-04-07 | Oosakashi | Heat resistant steel |
| JPS57164968A (en) * | 1981-03-31 | 1982-10-09 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Ferrite stainless steel with superior discoloration resistance at high temperature |
| JPS5953657A (ja) * | 1982-09-20 | 1984-03-28 | Hitachi Metals Ltd | 耐酸化性合金 |
| JPS6092452A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-24 | Hitachi Metals Ltd | 耐酸化性合金 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP27494486A patent/JPS63128151A/ja active Granted
Patent Citations (12)
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| JPS6092452A (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-24 | Hitachi Metals Ltd | 耐酸化性合金 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559190B2 (ja) | 1993-08-30 |
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