JPS63127908A

JPS63127908A - 荷移載用ランニングフオ−ク

Info

Publication number: JPS63127908A
Application number: JP27455686A
Authority: JP
Inventors: Kazuyoshi Okita; 一好大喜多
Original assignee: Daifuku Co Ltd
Current assignee: Daifuku Co Ltd
Priority date: 1986-11-17
Filing date: 1986-11-17
Publication date: 1988-05-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、自動倉庫の入出庫用走行うレーン等に使用さ
れる荷移載用ランニングフォークに関するものである。

（従来の技術及びその問題点）この種のランニングフォークは、固定フォーク、この固
定フォークに対し出退移動するセカンダリ−フォーク、
及びこのセカンダリ−フォークに対し出退移動するプラ
イマリ−フォークを備えている。

従来のこの種のランニングフォークに於いては、前記セ
カンダリ−フォーク及びプライマリ−フォークの何れも
が左右一対のレール状部材とこれを連結する板状部材と
から構成されており、更にセカンダリ−フォークには固
定フォーク側の駆動用ピニオンギヤに咬合するラックギ
ヤが取り付けられるので、全体として部品点数が多くて
構造が複雑となり、組立工数も多くなる等の欠点があっ
た。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る荷移載
用ランニングフォークを提案するものであって、その特
徴は、前記セカンダリ−フォークを、固定フォーク側の
ガイドローラーが嵌合する左右一対の外向きガイドレー
ル溝、プライマリ−フォーク側のガイドローラーが嵌合
する左右一対の内向きガイドレール溝、及び固定フォー
ク側の駆動用ピニオンギヤと咬合するラックギヤ用突条
部を一体に押出成形された押出成形品から構成し、前記
プライマリ−フォークを、左右両側辺に前記ガイドロー
ラーを軸支する一つの押出成形中央部材と、この中央部
材の上に取り付けた荷載置板とから構成した点にある。

（実施例）以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
すると、第１図乃至第３図に於いて、１は固定フォーク
、２はセカンダリ−フォーク、３はプライマリ−フォー
クである。固定フォーク１は、第４図及び第５図に示す
ように底板部４と左右一対の立ち上がり側壁部５とを備
えた一つの押出成形品から構成され、セカンダリ−フォ
ーク２は、第４図及び第６図に示すように左右一対の外
向きガイドレール溝６、この両ガイドレール溝６の内側
に位置する左右一対の内向きガイドレール溝７、及び底
面中央に位置するラックギヤ用突条部８を一体に押出成
形された押出成形品から構成され、プライマリ−フォー
ク３は、第４図及び第７図に示すように左右両側辺に立
ち下がり側壁部９が形成された一つの押出成形中央部材
１０と、この中央部材１０の上に取り付けた荷載置板１
１とから構成されている。

前記固定フォーク１の両側壁部５には、その上辺近傍内
側にセカンダリ−フォーク２の外向きガイドレール溝６
に嵌合する各左右一対のガイドローラー１２ａ〜１２ｄ
が第５図に示す配置で４ｉｍ支されると共に、前記外向
きガイドレール溝６に嵌合する各左右一対のガイドブロ
ック＋３ａ〜１３ｄが第５図に示す配置で取り付けられ
、更に前記セカンダリ−フォーク２の底面を支持する各
左右一対のガイドローラー１４ａ〜１４ｄが前記各ガイ
ドローラー１２ａ〜＋２ｄの下側位置で軸支されている
。

前記プライマリ−フォーク中央部材１０の両側壁部９に
は、セカンダリ−フォーク２の内向きガイドレール溝７
に嵌合する各左右一対のガイドローラー１５ａ〜＋５ｆ
が第７図に示す配置で軸支されると共に、前記内向きガ
イドレール溝７に嵌合する各左右一対のガイドプロッタ
１６２〜１６ｄが第５図に示す配置で取り付けられてい
る。

前記固定フォーク１とプライマリ−フォーク中央部材１
０のガイドローラー及びガイドブロック取り付は箇所に
は、断面形状凸形の部品取り付は用四入？！１７．１８
が夫々押出成形されており、ガイドブロック＋３ａ〜１
３ｄ及び１６ａ〜１６ｄは、第８図に示すように前記凹
入溝１７．１８内に頭部が溝長さ方向摺動可能で且つ相
対回転不能に嵌合するポルト１９とガイドプロフタ内に
於いて前記ボルト１９に螺嵌するナツト２０とによって
溝長さ方向任意の位置に固定される。又、ガイドローラ
ー＋２ａ　〜１２ｄ及び１５　ａ　〜１５　ｒは、第９
図に示すように前記凹入溝１７．１８の最大中よりも直
径の大なる支軸２１が貫通する貫通孔２２が前記凹入溝
１７．１８の中方向中心位置と貫通孔中心とが一致する
ように穿設され、ガイドローラーを支承する支軸２１を
この貫通孔２２に貫通させると共に、反対側に突出する
支軸螺軸部２１ａに袋ナツト２３を螺嵌させることによ
り所定位置に軸支している。

尚、第８図及び第９図に示すように凹入溝１７．１８の
裏側に当該凹入溝１７．１８の中方向中心位置に合わせ
て断面Ｖ形の浅い溝２４を押出成形しておけば、前記貫
通孔２２を穿設する場合に孔中心位置がずれるのを防止
するのに役立つ。又、固定フォーク１の両側壁部５でガ
イドローラー１４ａ〜１４ｄを軸支する箇所には、前記
凹入溝１７．１８と同様の凹入溝２５を外向きに形成し
ているが、これは省くことが出来る。

プライマリ−フォーク３の荷載置板１１は、取り扱う荷
の巾に応して任意の巾のものを使用することが出来るが
、ここでは固定フォーク１と略同−巾の荷載置板１１を
中央部材１０上に左右対称に捻子止めしている。

前記セカンダリ−フォーク２の出退駆動手段２６は、第
１図、第２図及び第４図に示すように、セカンダリ−フ
ォーク２の中央底部に出退移動方向と平行に形成されて
いるラックギヤ周突条部８に歯切り加工して構成したラ
ックギヤ２７と、固定フォーク１の底板部４中央位置に
取り付けられた軸受板２８に前記ラックギヤ２７と噛み
合うように軸支された前後一対のピニオンギヤ２９ａ。

２９ｂ、及び当８亥ピニオンギヤ２９ａ、２９ｂに同時
に咬合するように前記軸受板２８に軸支されたアイドル
ギヤ３０、及び出力軸に固定の駆動ギヤ３１が前記アイ
ドルギヤ３０に咬合するように前記軸受板２８に取り付
けられた減速機付きモーター３２から構成され、前記プ
ライマリ−フォーク３の出退駆動手段３３は、第１図及
び第３図に示すように、一端３４ａ、３５ａを固定フォ
ーク１に係止すると共に中間部をセカンダリ−フォーク
２両端に軸支された案内歯輪３６．３７によりＵターン
させ、他端３４ｂ、３５ｂを前記プライマリ−フォーク
３の両端に係止させた一対のチェ７３４．３５から構成
されている。

これら両駆動手段２６．３３は従来周知のものであって
、モーター３２によりピニオンギヤ２９ａ、２９ｂを回
転駆動させることにより、固定フォーク１に対しセカン
ダリ−フォーク２を左右任意の方向に進出移動させるこ
とが出来る。そしてこのセカンダリ−フォーク２の進出
移動により、一方のチェ７３４（又は３５）が案内歯輪
３６（又は３７）を介してプライマリ−フォーク３をセ
カンダリ−フォーク２の進出方向へ引っ張り、プライマ
リ−フォーク３がセカンダリ−フォーク２に対して同方
向へ進出移動する。又、ピニオンギヤ２９ａ、２９ｂを
逆転させてセカンダリ−フォーク２を後退移動させたと
きは、他方のチェ７３５（又は３４）が案内歯輪３７（
又は３６）を介してプライマリ−フォーク３をセカンダ
リ−フォーク２の後退方向に引っ張り、プライマリ−フ
ォーク３がセカンダリ−フォーク２に対して同方向へ後
退移動することになる。

尚、前記両チェン３４．３５の固定フォーク１例の端部
３４ａ、３５ａは、第１０図に示す端部係止手段３８に
よって固定フォーク１に係止されている。この係止手段
３８は、固定フォーク１上に固定されたスライドガイド
３９上にチェン長さ方向に移動可能に嵌合支持され且つ
チェン端部３４ａ、３５ａを係止する可動体４０、この
可動体４０に対向する位置で固定フォーク１上に固定さ
れた支持部材４１を回転不能で軸方向摺動のみ可能に貫
通するスプリング受け４２、前記可動体４０を相対回転
可能に貫通し且つ前記スプリング受け４２に螺合貫通す
るボルト４３、及び前記可動体４０とスプリング受け４
２との間で前記ボルト４３に遊嵌された圧縮コイルスプ
リング４４から構成され、前記ボルト４３の頭部４３ａ
は、前記スライドガイド３９の立ち上がり部に回転のみ
可能に支持され、当該ボルト頭部４３ａを介してボルト
４３を回転させることによりスプリング受け４２が移動
してスプリング４４の初期圧縮応力、即ちチェ７３４．
３５の張力が調整されるように構成している。

前記チェン端部係止手段３８は、チェ７３４゜３５のプ
ライマリ−フォーク側端部３４ｂ、３５ｂの係止手段と
して利用しても良いが、図示例ではこのチェン端部３４
ｂ、３５ｂを係止する係止部材４５．４６をプライマリ
−フォーク３に於ける荷載置板１１の下側に捻子止めし
ている。

尚、セカンダリ−フォーク２には、内外両ガイドレール
溝６．７間の上下両側面に前記チェ７３４．３５が遊嵌
する凹溝４７，４８を押出成形している。この凹溝４５
の存在によりランニングフォーク全体の厚さを一層薄く
することが出来る。

（発明の作用及び効果）以上のように本発明の荷移載用ランニングフォークによ
れば、セカンダリ−フォークを、固定フォーク側のガイ
ドローラーが嵌合する左右一対の外向きガイドレール溝
、プライマリ−フォーク側のガイドローラーが嵌合する
左右一対の内向きガイドレール溝、及び固定フォーク側
の駆動用ピニオンギヤと咬合するラックギヤ用突条部を
一体に押出成形された押出成形品から構成し、前記プラ
イマリ−フォークを、左右両側辺に前記ガイドローラー
を軸支する一つの押出成形中央部材と、この中央部材の
上に取り付けた荷載置板とから構成したので、ガイドロ
ーラー等の付属部品を除けばセカンダリ−フォークはラ
ックギヤを含めて１部品、プライマリ−フォークを２部
品から構成することが出来、全体の部品点数及び組立工
数を大幅に削減してコストダウンを図ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は平面図、第２図は正面図、第３図はプライマリ
−フォーク出退駆動手段を説明する概略正面図、第４図
は要部の拡大縦断側面図、第５図は固定フォークの平面
図、第６図はセカンダリ−フォークの平面図、第７図は
荷ｆ２置板を除くプライマリ−フォークの平面図、第８
閏はガイドブロック取り付は構造を示す縦断側面図、第
９図はガイドローラー取り付は方法を説明する一部縦断
側面図、第１０図はチェン端部係止手段を示す縦断面図
である。１・・・固定フォーク、２・・・セカンダリ−フォーク
、３・・・プライマリ−フォーク、４・・・底牟反合Ｉ
（，５・・・側壁部、６，７・・・ガイドレール溝、８
・・・ラックギヤ用突条部、１０・・・中央部材、１１
・・・荷載置板、１２ａ〜１２ｄ、１４ａ〜１４ｄ、１
５ａ〜１５ｆ　・・・ガイドローラー、１３ａ〜１３ｄ
、１６ａ　〜１６ｄ・・・ガイドブロック、１７，１８
．２５・・・部品取り付は川口大溝、２６・・・セカン
ダリ−フォーク出退駆動手段、２７・・・ラックギヤ、
２９ａ、２９ｂ・・・ピニオンギヤ、３２・・・減速機
付きモーター、３３・・・プライマリ−フォーク出退駆
動手段、３４．３５・・・チェ７．３６．３７・・・案
内歯輪、３８・・・チェン端部係止手段、４０・・・可
動体、４４・・・スプリング。

Claims

【特許請求の範囲】

固定フォーク、この固定フォークに対し出退移動するセ
カンダリーフォーク、及びこのセカンダリーフォークに
対し出退移動するプライマリーフォークを備えた荷移載
用ランニングフォークに於いて、前記セカンダリーフォ
ークを、固定フォーク側のガイドローラーが嵌合する左
右一対の外向きガイドレール溝、プライマリーフォーク
側のガイドローラーが嵌合する左右一対の内向きガイド
レール溝、及び固定フォーク側の駆動用ピニオンギヤと
咬合するラックギヤ用突条部を一体に押出成形された押
出成形品から構成し、前記プライマリーフォークを、左
右両側辺に前記ガイドローラーを軸支する一つの押出成
形中央部材と、この中央部材の上に取り付けた荷載置板
とから構成して成る荷移載用ランニングフォーク。