JPS63127757A - 医薬用硬質カプセルの製造装置 - Google Patents

医薬用硬質カプセルの製造装置

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JPS63127757A
JPS63127757A JP61274781A JP27478186A JPS63127757A JP S63127757 A JPS63127757 A JP S63127757A JP 61274781 A JP61274781 A JP 61274781A JP 27478186 A JP27478186 A JP 27478186A JP S63127757 A JPS63127757 A JP S63127757A
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裕一 西山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬用硬質カプセルの量産に適した製造装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、医薬用硬質カプセルの原体材質はゼラチンが広く
使用されている。このものは薬剤成分との相互作用や保
存・取扱い上でカプセルの水分管理が煩雑である等の問
題点を有している。
そして、このような硬質ゼラチンカプセルの製造装置に
ついては、米国特許第1787777号明細書に開示さ
れている。同明細書に記載された装置は、加温したゼラ
チン水溶液にカプセルビンを浸漬し引上げてから、カプ
セルビンに付着したゼラチン水溶液を室温で冷却ゲル化
させた後40℃以下の低温度の乾燥空気で水分を蒸発さ
せ硬質ゼラチンカプセルを得る装置である。
一方、前記した硬質ゼラチンカプセルの問題点を解消す
るカプセルの原体材料として、アルキル基またはヒドロ
キシルアルキル基で置換されたセルロースエーテルが優
れている。しかしこれら原材料を使用したカプセルの適
切な製造方法が得られていなかったため、本格的に実用
化されていなかった。
本発明者らは、未公開の特願昭81−108275号の
明細書に記載しであるように、熱ゲル化性非イオンセル
ロースエーテルの水性浸漬液にカプセルビンを浸漬し引
上げてから、カプセルビンを水性浸漬液の熱ゲル化温度
より高い温度の水中に浸漬しセルロースエーテル水溶液
をゲル化した後、乾燥することを特徴とする医薬用硬質
カプセルの製造方法を既に発明した。この方法により製
造されたカプセルは均一な肉厚で、皺がなく優れた性能
のものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このように優れた医薬用硬質カプセルの
製造方法を量産に適したように実施する装置が存在しな
かった。従来のカプセル製造装置である前記米国特許第
1787777号明細書に開示された装置は、量産性に
対する配慮はあるがゼラチンカプセルを製造することを
目的としているため、前記特願昭Eil−108275
号の明細書に記載した方法を実施することが困難である
本発明は、上記に鑑みなされたもので、特願昭flit
−108275号の明細書に記載した製造方法を量産的
に実施し、均一な肉厚で、皺がなく優れた性能の医薬用
硬質カプセルを製造するための装置を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための本発明の構成を実施例に対
応する第1A図、第1B図、第2A図、第2B図、第3
A図、第3B図、第4図を用いて説明する。
本発明の第1の発明を適用する医薬用硬質カプセルの製
造装置は、巡回するカプセルビン2と、カプセルlを構
成する原体の溶液3が入れられた容器4と、その原体溶
液3にカプセルビン2を浸漬して付着させる機構5・1
2と、内部が原体溶液のゲル化温度以上に制御された4
66と、原体溶液が付着したカプセルビン1をその槽6
内に滞留させる機構7・18と、カプセルビンlに付着
した原体溶液の溶媒を乾燥する装置8と、カプセルビン
2に付着し乾燥した原体からなるカプセル1をカプセル
ビン2から抜き取る機構9とを有している。
また本発明の第2の発明を適用する医薬用硬質カプセル
の製造装置は、巡回するカプセルビン2と、カプセルl
を構成する原体の溶液3が入れられた容器4と、その原
体溶液3にカプセルビン2を浸漬して付着させる機構5
會12と、原体溶液が付着したカプセルビン2を反転さ
せる機構11・16と、内部が原体溶液のゲル化温度以
上に制御された槽6と、原体溶液が付着したカプセルビ
ンlをその槽6内に滞留させる機構7・18と。
カプセルビン2に付着した原体溶液の溶媒を乾燥する装
置8と、カプセルビン2に付着し乾燥した原体からなる
カプセル1をカプセルビン2から抜き取る機構9とを有
している。
〔作用〕
第1の発明の製造装置で、カプセルビン2は各駆動機構
により駆動されて巡回し機構5・12により容器4内の
原体溶液3に浸漬されるから、カプセルビン2に原体溶
液が付着する。それが機構7・18により原体溶液のゲ
ル化温度以上になった槽6に滞留するから、カプセルビ
ン2に付着してる原体溶液のゲル化が促進し、成型がさ
れる。そして乾燥装置8により原体溶液を乾燥し、機構
9により乾燥した原体をカプセルビン2から抜き取り、
カプセルlが出来上る。このとき原体溶液が一層ゲル化
成型してから乾燥するので、乾燥の条件、例えば温度む
ちゃ空気流の影響を受けにく一1出来たカプセルlが均
一な肉厚になり、皺がでない。
さらに第2の発明の製造装置では、カプセルピン2に原
体溶液を付着させてからその原体溶液をゲル化させる前
に、機構11・16により原体溶液が付着したカプセル
ピン2を反転させることにより、原体溶液のカプセルピ
ン2に対する付着厚が均一になる。そのため、出来たカ
プセルlが一層均一な肉厚になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第5図には本発明の製造装置による工程の一実施例が図
示しである。同図に示すように工程は、■カプセルピン
のグリーシング工程→■カプセルピンを浸漬液に浸漬、
引き上げ工程→■カプセルピンの回転浸漬液付着の均一
化工程→■カプセルピンを熱水中に浸漬、引き上げ工程
→■乾燥工程→■離型工程を経て、■裁断工程→■嵌合
工程へと進む。なお第1の発明の工程は、上記の工程か
ら■カプセルピンの回転の工程を除いたものである。こ
れらの工程でカプセルピンは■の工程から■の工程まで
済んだら、再度■の工程に戻り、繰り返し巡回する。ま
た製造装置は上記■から■の同一工程を通る2系列の装
置を有しており、2系列の装置で製造された径の異なっ
たカプセル2個、1対を嵌合してカプセルが完成する。
上記工程に従う製造装置の一実施例が第1A図、第1B
図、第2A図、第2B図、第3図、第4図に示しである
。これらの図は上記2系列の装置のうち1系列のみを示
し、もうl系列の装置との相違点は、左右が対象形であ
ること、カプセルピンの寸法が若干相違しており出来た
カプセルの寸法が嵌合しあう寸法関係になっている点で
ある。したがって1系列の装置のみを説明すれば、もう
1系列の装置の詳細も理解できる。
第1A図(IA−IA)および第1B図(IB−IB)
は、装置の一部断面正面図で相互に連続し・第2A図お
よび第4図に示す矢印IA−IB−IA・IB力方向図
である。第2A図(IIA−IIA)および第2B図(
II B −II B )は、第1B図および第3図に
示す矢印IIA・FIB−■A・IIB方向の断面図で
、相互に連続する。第3図(m −m)は、第2B図お
よび第4図に示す矢印m−m方向の図である。第4図(
1’V−IV)は、第1A図および第3図に示す矢印I
V−IV方向の図である。すなわち、これらの図に示さ
れる装置の平面配置は、第1A図および第1B図で示さ
れる部分、第2A図および第2B図で示される部分、第
3図で示される部分、第4図で示される部分により略四
辺形になる。この四辺形に沿ってカプセルピンが搬送さ
れて巡回しつぎカプセルが製造される。
カプセルピンは、第6図に示すように、台座50に複数
並べて固設されており、個々のビン2は磨き上げられ先
端部が半球形になっている4表面を滑らかにするため、
メッキを施してもよい。
また台座50は、例えば磁性ステンレスや鉄にメッキを
施したものなど、錆に〈−磁石による吸引が可能なもの
となっている。
カプセルピン2は巡回し、カプセルlが間断なく製造さ
れてゆくので、工程の始点というものは敢えて設ける必
要はないが、グリーシングの終えたカプセルピン2が浸
漬液に浸漬されてゆく機構から順に説明する。
第1A図に示すように、カプセルピン2は、台座50の
下面が図の奥側と手前側で案内台51に支えられ、下向
きになっている。この状態のビン台座50を押す位置に
空気圧カビストン10が配置されている。また案内台5
1にはビン台座50を検知するセンサ102が取付けら
れている。
案内台51に隣り合ってエレベータ5が配置されている
。このエレベータ5は、上部シャーシ48に取付けられ
たリニアモータ12の駆動軸55に連結され、リニアモ
ータ12の作動により上下動する。エレベータ5の形状
は、左右および下が開放されている箱形で、下部には図
の奥側と手前側でビン台座50を支える折返し56が突
出している。ビン台座50を5個載せることができる。
エレベータ5がこの位置(ホームポジション)にあると
き、空気圧カビストン10のプランジャ53がビン台座
50を押すと、案内台51からビン台座50は折返し5
6の上に移動してくる。エレベータ5の下方には容器4
が配置され、その中には熱ゲル化性非イオンセルロース
エーテル(原体)の水溶液(浸漬液)3が入れられてい
る。容器4内には、電熱ヒータ58と熱電対59が配置
され温調器200に接続されており、さらにマグネット
スタラ60が配置されて水溶液3を撹拌している。その
ため水溶液3の温度は均〒になっている。温調器200
は、例えばPID制御など公知の制御方式の装置が使用
できる。また容器4にはエレベータ5を検知するセンサ
104が取付けられている。ここでカプセルビンを浸漬
液に浸漬、引き上げ工程が実施される。
上部シャーシ48にはりニアモータ14が配設されてお
り、その駆動軸62には押し棒62aおよび62bが軸
支されている。押し棒62aおよび62bにはストッパ
63が夫々付設されているため、時計回り方向には回動
可能であるが、反時計回り方向には回動しない。駆動軸
62は実線示の位置(ホームポジション)でエレベータ
5の半ばまで浸入しており、押し棒62aはエレベータ
5内の案内台51側の端にあるビン台座50に当接して
いる。
エレベータ5に隣り合って回転筒11が配置されている
。この回転筒11は、第7図(vII−■断面図)に示
しであるように、内壁にビン台座50が摺動可能な対向
した溝11aと溝11bが設けられておりビン台座50
を支えることができる。
外周は軸受け65により回転可能に保持され、外周ギア
66がモータ16の駆動ギア67と噛み合っている0図
示の状態で溝11aと溝11bがビン台座50を支持す
る面は、エレベータ5のホームポジションにおける折返
し56の上面と一致しており、エレベータ5内のビン台
座50が押し棒62aに押されると、滑り込める位置関
係である。ここでカプセルビンの回転、浸漬液付着の均
一化工程がなされる。
回転筒11の隣りには、第1B図に示すようにエレベー
タ7が配置されている。エレベータ7には、シャーシ4
8に取付けられたリニアモータ18の駆動軸69に連結
されている。エレベータ7の形状は先に説明したエレベ
ータ5と同一である。エレベータ7がこのホームポジシ
ョンにあるとき、折返し70の上面と、回転筒11の溝
11aおよびllbがビン台座50を支持する面とが同
一面になっている。そのため、回転筒ll内のビン台座
50が押し棒62bに押されると、エレベータ7内に滑
り込んでくる。またエレベータ7の端には押し棒62b
を検知するセンサ10Bが取付けられている。エレベー
タ7の下方には温水槽6が配置されている。温水槽6内
には、電熱ヒータ72と熱電対73が配置され温度調節
制御器199に接続されており、さらにマグネットスタ
ラ75が配置されて攪拌し、温度が均一になっている。
また温水槽6にはエレベータ7を検知するセンサ108
が取付けられている。ここでカプセルビンを熱水中に浸
漬、引き上げ工程が実施され、カプセルビンに付着して
いる浸漬液のゲル化が促進され、カプセルの成型がされ
る。
エレベータ7の隣りにはベルトコンベア77が配設され
ており、その上には搬送束78を載せることができる。
搬送束78の蔵置面とエレベータ7の折返し70の上面
とは同一面になっている。
そしてリニアモータ20の軸80に取付けられた突起付
きの棒81でエレベータ7にあるビン台座50を搬送束
78の上に引き移すことができる。
ベルトコンベア77の非動部分には搬送束78の有無を
検出するセンサ112が取付けられている。
第2A図および第2B図に示すように、ビン台座50が
載せられた搬送束78は、ベルトコンベア77により乾
燥チャンバ8内を通過する。乾燥チャンバ8内には、側
面に穴が開いたバイブ82が配管されており、そのバイ
ブ82には約50℃の乾燥した空気が送られてきている
。ここで乾燥工程が実施される。なおベルトコンベア7
7はモータ22により駆動され、搬送束78を第2A図
のPの位置から第2B図のQの位置まで搬送する。Qの
位置まで搬送されたときのビン台座5゜を検出するセン
サ114が設置されている。また搬送架78はPの位置
からQの位置までビン台座50を搬送したら、後述の機
構によりビン台座50を降し、Qの位置からPの位置ま
で戻す必要がある。その手段は別途にコンベアを設けて
もよいし、搬送架78をベルトコンベア77に固定しベ
ルトコンベア77の下室間を搬送架78が通れるように
空けておいてもよい、勿論、手作業で戻してもよい。
第3図に示すように、搬送架78に載置されて搬送され
たビン台座50は、リニアモータ24の軸83に押され
勾配が付いた搬送コロ84の上を次々落下してゆき、図
示の状態では電磁マグネット26に当って止っているが
、後述の機構により電磁マグネット26が回動し退去す
ると、定を台85に載りストッパ86により停止する。
その位置にはビン台座50を検出するセンサ116が設
けられている。定置台85の上部には、ビン台座50の
長さと略同じぐらいの間隔を開けて2枚の回転板88が
回転軸88aを共通にして支持されている6回転板88
はモータ28により駆動され回転する6回転板88の2
枚の間には橋渡すように電磁マグネット26が取付けら
れている。電磁マグネット26が真下にあるとき、電磁
マグネット26が定置台85上のビン台座50を吸上げ
て回転してゆく。一方、電磁マグネット26が真下にあ
るとき、真上にあるとき(112回転しているとき)、
右横にあるとき(3/4回転しているとき)を夫々検知
するセンサ128、センサ118、センサ12Bが配設
されている。電磁マグネット26がビン台座50を吸引
し、回転板88が回転し、ビン台座50が真上にあると
き離型工程がなされてゆく。
回転板88の上方には、離型工程、裁断工程。
嵌合工程を実施する機構が配設されている。
離型工程の機構には、油圧ラム30とエアニッパ32が
使用される。油圧シリンダ30aにより油圧ラム30が
吸引された状態では、回動部材91は、油圧ラム30と
の間に掛は渡されたバネ90に引かれ、回動部材91と
一体的に回動するリンクパー93がストッパ92に当接
し、油圧ラム30に対して90度の方向になっている。
油圧ラム30が押圧され下降を開始すると、回動部材9
1は、リンクパー93がストッパ92に当接しているか
らその反作用で押され、バネ90の付勢に抗して反時計
回り方向に回動し、やがて回動軸95とバネ90の相対
位置が変るとバネ9oに引かれ急激に回動し、リンクパ
ー93がストッパ96に当接して油圧ラム3oに対し直
線上に並ぶ、リンクパー93が油圧ラム3oと直線に並
んだことを検出するセンサ120が設けられている。そ
してこの状態で油圧ラム30はゆっくりと下降を続け、
定位置で停止する。このときビン台座50は、回転板8
8により搬送され真上にある。このときの状態が第8図
に示しである。油圧ラム30が定位置まで下降したこと
を検出するセンサ122が設けられている。
またこのときの状態の■−■視方向の図を第9図に示し
である。同図に示しであるように回動部材91には枠9
8が取付けられ、そこにエアニッパ32が取付けられて
いる。第1O図に示すように、エアニッパ32のニップ
部にはカプセルビン2の大きさに合せた凹部を持った治
具32aと32bが取付けられている。第4図に示す状
態はエアニッパ32の空気圧が解除され治具32aと3
2bは開いている。油圧ラム30が定位置で停止したら
エアニッパ32に空気を送ると、治具32aと32bが
閉じカプセルビン2の根元近くを挾み込む、第11図は
このときの状態のエアニッパ32とカプセルビン2の周
辺のみを上部から視た図である。
第9図に示すように、枠98には油圧シリンダ34aと
雌型38が取付けられている。油圧シリンダ34aの油
圧ラム34にはピン台座50上のカプセルビン2と同ピ
ツチのプランジャ40が取付けられている。また雌型3
8には、同ピツチの孔が開けられている。その■−双方
向断面が第12図に詳細が示しである。雌型38の孔は
途中で径が変り、大径の孔38aはビン2にカプセル原
体lが付着し乾燥したものが密に嵌まる形状であり、細
形の孔38bにはプランジャ40が遊嵌している。同図
のように治具32aと32bがその下側(ピン2の根元
側)をビン2に沿って摺動可能に挾んでいるから、この
状態から枠98を垂直に上げれば、カプセル1は雌型3
8に嵌まっておりピン2かも抜け、離型工程が実施でき
る。
第8図の状態から油圧ラム30が吸引され1回動部材9
1が垂直に上昇すると、カプセル1は雌型38に保持さ
れてビン2から抜ける。このときエアニッパ32を解除
する0回動部材91が上昇するにつれてリンクパー93
の斜面93aがガイドビン41に当接して押され、バネ
90の付勢に抗して時計回り方向に回動し、やがて回動
軸95とバネ90の相対位置が変るとバネ90に引かれ
急激に回動し、リンクパー93がストッパ92に当接し
て停止し油圧ラム30に対し90度になる。このときの
一部所面図が第13図に示しである。この定位置になっ
たことを検出するセンサ124が設けられている。また
雌型38の回動軌跡の先端をかすめる位置にはカッター
ナイフ43が配設されており、カプセル1の縁を裁断し
、美麗な縁にすると共に長さ寸法を揃える。
雌型38がこのように回動した状態で(第13図参照)
、雌型38に接するように嵌合治具44が配置されてい
る。嵌合治具44は径違の孔が貫通している。小径の孔
44aはカプセルlが摺動できる径である。大径の孔4
4bは、前記に説明した装置と左右対象形の装置により
カプセル1の外径より極僅かに大きな内径に製造された
カプセル100が嵌まる孔である。モして嵌合治具44
には前記と同一工程で製造されたカプセル100が嵌め
られている。なお嵌合治具44にはカプセル100が嵌
まっていることを検出するセンサ130が取付けられて
いる。この状態で油圧ラム34を加圧して押すとプラン
ジャ40に押されカプセル1がカプセルlOOに嵌め込
まれ、次いで第14図に示すように嵌合治具44から押
し出されて落下する。
一方、第3図で回転板88の電磁マグネット26が真上
にあるときにピン台座50からカプセルlが抜き取られ
たら、回転板88はさらに1/4回転して電磁マグネッ
ト26は右横方向を向き、ビン台座50は受は治具45
に対向する。受は治具45はビン台座50の両端に相当
する部分にだけ受は面を設け、ピン2が回動することを
妨げないようにしである(第4図参照)、こへで電磁マ
グネット26が解除される。この状態でビン台座50を
押せるリニアモータ36が配置されている。リニアモー
タ36が動作するとビン台座50は押され、摺動レール
46を通り、グリーシング装置47を通ってさらに摺動
レール49を通る。
摺動レール49が途切れたところには、落下案内台54
が配置され、その下方には案内台51が配設されている
(第1A図参照)、グリーシング装置47は、第15図
に示すように、ビン2が通る空間に軟毛のブラシ57が
植えられており、チューブ61aと61bによりグリー
スを循環しておく、グリーシングは、カプセルlをピン
2から抜きやすくするためになされるもので、グリース
としては例えば流動パラフィン、食用油、シリコンオイ
ルなどが適当である。
上記装置の駆動制御は、センサ102〜130で夫々の
検出をしながら、第16図に示す制御回路により各駆動
源を駆動する。この制御回路内の読出し専用記憶回路R
OMエリアには、第17A図、第17B図、第17C図
にフローチャートで示すプログラムが記憶されており、
このプログラムに従って各ステップ201〜250の駆
動制御がなされる。これら図のフローチャートの順に従
い、以下に各の機構駆動を説明する。
第17A図で回路が動作を開始すると、センサ102が
ビン台座50の有無を検出する (201)。
無ければ検出を続けながら待ち、有れば空圧ピストン1
0を往復させる(202)、往復の度にビン台座50が
1本ずつエレベータ5に送られる。
空圧ピストン10の往復をカウントしてゆき5往復した
ら(203)、  リニアモータ12を往動させる(2
04)、カプセルピン2が浸漬液3に浸漬したことをセ
ンサ104が検出したら(205)、リニアモータ12
を復動させる(206)、次にリニアモータ14を往動
させ(207)、センサ106が押し棒62bを検知し
たら(208)。
押し棒62aに押されて回転筒11にビン台座50が5
本送られてきたことになる。リニアモータ14を復動さ
せ(209)、復動を確認して(210) 、押し棒6
2bが次段階の邪魔にならないようにする。次段階では
モータ16を定回数だけ回転させれば(211)、回転
筒llが1回転する。ステップ207でリニアモータ1
4が、往動したことにより、回転筒ll内に従前から有
ったビン台座50が押し棒62bに押されてエレベータ
7に送られているので、リニアモータ18を往動させる
と(212)、温水槽6にカプセルビン2が浸漬される
。センサ108でカプセルビン2の浸漬を確認したら(
213) 、その位置でリニアモータ18を停止させて
設定の時間aだけ現位置を保持させ(214) 、熱の
浸透を確実にする。制御回路に内蔵のクロックをカウン
トしく215) 、時間Tがaになったら(216)、
リニアモータ18を復動させ(217) 、エレベータ
7を引上げる。一方、ベルトコンベア77の定位置に搬
送束78が有るかをセンサ112で確認してから(21
8) 、  リニアモータ20を往復動させ(219)
 、突起付きの棒81でエレベータ7内のビン台座50
を搬送束78の上に移す。
次に第17B図に示すように、モータ22を回転させベ
ルトコンベア77で搬送束78上のビン台座50を移動
させてゆJ(220)、乾燥チャンバ8を通過する。セ
ンサ114がビン台座50を検出したら(221)、モ
ータ22を停止させるとベルトコンベア77が停止する
(222)。
ここでリニアモータ24を往復動させビン台座50を搬
送コロ84の上に移送する(223)。
搬送コロ84上を移動していったビン台座50をセンサ
116が検知したら(224)、マグネット26で吸引
する(225)、この状態でモータ28を正転させ(2
26)、センサ118がマグ停止させる(228)、す
るとビン台座50は回転板により上側に搬送されている
0次に油圧ラム30を押圧すると(229)、回動部材
91が回動して油圧ラム30と一直線に並び、センサ1
20がそれを検出する(230)、このタイミングでエ
アニッパ32を開<(231)、油圧ラム30は押圧を
続けてセンサ122が検出したら(232)、油圧ラム
30を停止する (233)。
そしてこのタイミングでエアニッパ32を閉じる(23
4)、次に油圧ラム30の吸引を開始しく235)、カ
プセルビン2からカプセルが引抜かれてゆく、センサ1
22が検出しなくなったら(236)、エアニッパ32
を開放する(237)。
回動部材91が90度回動じた定位置をセンサ124が
検出したら(238)、第17C図に移り油圧ラム30
を停止させる(239)。
ここでモータ28を正転させ(240)、 センサ12
6が検出したら(241)、モータ28を停止すれば(
242)、 ビン台座50は受は治具45に対向する0
次ぎにマグネット26の吸収を解放しく243)、リニ
アモータ36の往復動をすれば(244)、カプセルビ
ン2はグリーシングされて元の位置(ステップ201の
検出位置)に戻る。リニアモータ36の往復動をした後
、モータ28を逆転しく245)、センサ128がマグ
ネット26を検出したら(246)、 ステップ224
に戻り、これを繰り返す。
ステップ239で油圧ラム30を停止させた後、センサ
130で嵌合治具44にカプセル100が嵌まっている
ことを確認してから(247)、油圧ラム34を押圧す
る(248)、センサ130の出力が無くなれば(24
9)、嵌合治具44からカプセル1とともにカプセル1
00が落下していることが確認仝きるから油圧ラム34
を吸引する(250)、そしてステップ227に戻りこ
れを繰り返す。
なお上記のプログラムは、各工程順を理解しやすくする
ために、シリアルな制御となっているが、パラレルな制
御でも実施できる0例えばり二アモータ12によるエレ
ベータ5の下降と、リニアモータ18よるエレベータ7
の下降とを並行的に進行させるような制御も可能である
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の医薬用硬質カプセルの製
造装置によれば、均一な肉厚で、謙がなく優れた件部の
医薬用硬質カプセルを量産できる。そして、この装置に
よれば運転員や保守要員が少なくてすみ、省力化が可能
なものである。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図は本発明を適用する実施例の製
造装置の一部断面正面図、第2A図および第2B図は前
記装置の一部断面右側面図、第3図は前記装置の一部断
面後面図、第4図は第1A図および第3図の■−■方向
図、第5図は前記装置による製造工程のフローチャート
図、第6図はカプセルピンの斜視図、第7図は回転筒の
断面図、第8図は装置の一部の動作状態を示す図、第9
図はそのIX−IK方向図、第10図はエアニッパの斜
視図、第11図はエアニッパの上面図、第12図はカプ
セルの抜き取り動作を説明する断面図、第13図は装置
の一部の動作状態を説明する図、第14図はカプセルの
嵌合動作を説明する断面図、第15図はグリーシング装
置の断面図、第16図は装置の駆動を制御する回路のブ
ロック図、第17A図・第17B図・第17C図は制御
回路のプログラムを示すフローチャート図である。 1 @100.、、、、カプセル 2 、、、、、カプセルピン  3 、、、、、原体溶
液408.容器    5−7.、、、、エレベータ6
・・・・・温水槽     8・ ・ 乾燥チャンバ9
 、、、、、抜取り機構  10.、、、、空圧ピスト
ン11・・・・・回転筒 12−14・18・20−24−36 ・・・・ リニアモータ 16・22−28.、、、回転モータ 26 、、、、、電磁マグネット 30・34 、、、、、油圧ラム 32、、、、、エアニッパ   38 、、、、、雌型
43・・・・・カッターナイフ 44・・・・・嵌合治
具47、、、、、グリーシング装置 48 、、、、、シャーシ    50.、、、、  
ピン台座102〜130.、、、、センサ 199・200.、、、、温度調節制御器201〜25
0 、、、、、プログラムの各ステップ第3図III−
III 第16図 第5図 自発手続補正書 昭和62年 3月13日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 1、事件の表示 昭和61年 特許願 第274781号2、発明の名称 医薬用硬質カプセルの製造装置 3、補正をする者

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、巡回するカプセルピンと、カプセルを構成する原体
    の溶液が入れられた容器と、その原体溶液にカプセルピ
    ンを浸漬して付着させる機構と、内部が原体溶液のゲル
    化温度以上に制御された槽と、原体溶液が付着したカプ
    セルピンをその槽内に滞留させる機構と、カプセルピン
    に付着した原体溶液の溶媒を乾燥する装置と、カプセル
    ピンに付着し乾燥した原体からなるカプセルをカプセル
    ピンから抜き取る機構とを有することを特徴とする医薬
    用硬質カプセルの製造装置。 2、巡回するカプセルピンと、カプセルを構成する原体
    の溶液が入れられた容器と、その原体溶液にカプセルピ
    ンを浸漬して付着させる機構と、原体溶液が付着したカ
    プセルピンを反転させる機構と、内部が原体溶液のゲル
    化温度以上に制御された槽と、原体溶液が付着したカプ
    セルピンをその槽内に滞留させる機構と、カプセルピン
    に付着した原体溶液の溶媒を乾燥する装置と、カプセル
    ピンに付着し乾燥した原体からなるカプセルをカプセル
    ピンから抜き取る機構とを有することを特徴とする医薬
    用硬質カプセルの製造装置。 3、原体が熱ゲル化性非イオンセルロースエーテル、原
    体溶液の溶媒が水であり、熱ゲル化性非イオンセルロー
    スエーテルの水溶液のゲル化温度以上に制御された水が
    槽内に入れられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または特許請求の範囲第2項に記載の医薬用硬質
    カプセルの製造装置。
JP61274781A 1986-05-12 1986-11-17 医薬用硬質カプセルの製造装置 Granted JPS63127757A (ja)

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KR1019870004573A KR900000254B1 (ko) 1986-05-12 1987-05-09 의약용 경질 캅셀의 제조방법과 그 제조장치
EP87200862A EP0246693B1 (en) 1986-05-12 1987-05-11 Method of manufacturing hard capsules for medicament use and apparatus of manufacturing them
DE8787200862T DE3781201T2 (de) 1986-05-12 1987-05-11 Verfahren zur herstellung pharmazeutischer hartkapseln und apparat zu deren herstellung.
AU72702/87A AU592433B2 (en) 1986-05-12 1987-05-11 Method of manufacturing hard capsules for medicament use and apparatus of manufacturing them
CA000536748A CA1286067C (en) 1986-05-12 1987-05-11 Method of manufacturing hard capsules for medicament use and apparatus of manufacturing them
US07/449,354 US4993137A (en) 1986-05-12 1989-12-13 Method of manufacturing hard capsules
US07/485,835 US5032074A (en) 1986-05-12 1990-02-28 Apparatus for manufacturing hard capsules for medicament use

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010507433A (ja) * 2006-10-26 2010-03-11 ファイザー・プロダクツ・インク カプセル形成
WO2019111614A1 (ja) * 2017-12-06 2019-06-13 クオリカプス株式会社 柱状構造物の乾燥装置および柱状構造物の製造方法

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US11300356B2 (en) 2017-12-06 2022-04-12 Qualicaps Co., Ltd. Drying device for columnar structure, and method for manufacturing columnar structure

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