JPS63126871A - r−プチロラクトンの精製回収方法 - Google Patents

r−プチロラクトンの精製回収方法

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JPS63126871A
JPS63126871A JP26993386A JP26993386A JPS63126871A JP S63126871 A JPS63126871 A JP S63126871A JP 26993386 A JP26993386 A JP 26993386A JP 26993386 A JP26993386 A JP 26993386A JP S63126871 A JPS63126871 A JP S63126871A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (11)発明の目的 本発明は無水マレイン酸若しくはその部分水素化物の接
触水素化反応により実質的にr−ブチロラクトンのみを
製造する方法におけるr−ブチロラクトンのam回収方
法、特に酸分含有量の著しく少ないγ−ブチロラクトン
を工業的に有利に精製回収する方法に関する。
(産業上の利用分野) 本発明の精製回収方法で得られるr−ブチロラクトンは
、酸分含有量が著しく少ないから、リチウム電池の電解
液、グリント配線基板の製造における光硬化性樹脂を用
いて印刷した防蝕層の現像液、その他種々の化学薬品用
溶剤等として使用するのに適する。
(従来の技術) 無水マレイン酸若しくはその部分水素化物を品、ケル系
触媒の存在下で接触水素化してγ−ブチロラクトン(以
下、[r−BLJと略称することがある。)を製造する
ことは広く知られている(特公昭43−6946号、同
46−5692号、同54−41560号各公報参照)
特に、前記の特公昭54−41560号公報には、r−
BLの逐次反応によるテトラヒドロ7ランの生成を抑制
して、実質的にT−BLのみの製造を目的とする方法が
記載されている。かかる実質的にr−BLのみの製造を
目的とする方法においては、逐次反応によるテトラヒド
ロ7ランの生成全抑制するために、反応帯域から生成し
7’Cr−BLを可及的速やかに取出す必要があるから
、反応帯域から取出される反応生成物中には、r−BL
のほかに、原料無水マレイン酸の部分水素化物で−ある
無水コハク酸及びコハク酸等の重質不純物が多量に含ま
れてくることになる。そして、かかる重質不純物は、r
−BLの蒸留精製時に、蒸留塔底部で一部が熱分解して
酸性の軽質不純物を生成し、得られる製品のr−BLの
酸分を増加させる等の問題がある。
特に、近年、γ−BLはリチウム電池の電解液等の電気
関係分野の用途に多用されるようになり、かかる分野の
用途においては酸分含有量の著しく少ないことが要求さ
れるから、酸分含有量の著しく少ないγ−BLt−工業
的に有利に製造する技術の確立は急務といえる。
一1大、特公昭52−16113号公報には、「無水マ
レイン酸又はその部分水素化物を接触反応帯域で接触水
素化してブチロ2クトン又はブチロラクト7及Uテトラ
ヒドロフランを製造する際に、接触反応帯域から気相で
得られるブチロラクトン留分をブチロラクトンより沸点
の高い不純物か実質的に凝縮する温度条件で気液分離に
付して高沸点不純物1&:凝縮させて分離し、このよう
にして得られたブチロラクトン留分を蒸留塔で蒸留して
、蒸留塔供給位置より下部で塔底部より上部の位置から
側流として精製されたブチロラクトンを蒸気相で取出す
方法」が記載されている。しかし、この方法を用い蒸留
塔側部よシ蒸気相で取出されるr−BL留分中には無水
コハク酸及びコハク酸等の重質不純物が多1に混入して
くるばかりでなく、その塔底温度が高いために、塔底に
おいてその重質不純物が分解を起して軽質の不純物を生
じ、この分解によって生じた軽質不純物が蒸留塔側部よ
り蒸気相で取出されるr−BL留分中に多量に混入され
てくるので、さらに第2蒸留塔で′!#裂を行なわせる
としても、その蒸留・精製が著しく複雑・困難になる欠
点がある。そのために、同公報に記載の方法は、その反
応帯域において可及的にテトラヒドロフランにまで反応
をさせる方法におけるような重質不純物の含有量の著し
く少ない凝縮液に対してのみ有効な方法であり、本発明
の目的とするような酸分含有量の著しく少ないr−BL
を工業的に有利に製造しようとする場合の凝縮液、換言
すれば反応帯域でのr−BLからのテトラヒドロ72ン
への逐次反応を極力抑制するために、その反応帯域にお
いて生成したr−BLt−可及的速やかに反応帯域から
取出す方法において得られる重質不純物の含有量の著し
く高い凝縮液に対しては、同公報に記載の方法は適用す
るのが実際上困難でありた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、酸分含有量の著しく少ないr−BLを、無水
マレイン酸若しくはその部分水素化物の接触水素化反応
生成物から工業的に有利に精製回収する方法を提供しよ
うとするものである。
(b)発明の構成 (問題点を解決するための手段〉 本発明者鉱、前記の問題点を解決するために、すなわち
高純度で、特に酸分含有量の著しく少ないr−BLを、
無水マレイン酸等の接触水素化反応生成物から工業的有
利に精製回収する方法を得るために種々研究を重ねた結
果、本発明に到達したものである。
本発明のr−ブチロラクトンのn展回収方法は、無水マ
レイン酸若しくはその部分水素化物を接続反応帯域にお
いて水素と接触反応させてr−ブチロラクトンを製造す
る方法において、前記の接触反応帯域から気相で取出さ
れた反応生成物′t−凝縮・気液分離して得られたr−
ブチロラクトンより重質の不純物及び軽質の不純物を含
む凝縮液を絶対圧(塔頂圧をいう)が400 mHg以
下に保たれた第1蒸留塔に供給し、該蒸留塔の塔上部か
ら軽質不純物を取出し、該蒸留塔の塔底部から重質不純
物を含むr−ブチロラクトンを取出し、かつ該蒸留塔の
前記凝縮液の供給位置より下部で塔底部より上部の位置
から比較的少量の軽質不純物及び重質不純物を含む精製
r−ブチロ2クトン留分を蒸気相で取出して第2蒸留塔
に供給してさらに蒸留することを特徴とする方法である
詳述すれば、本発明の方法においては、無水マη1 広帯域から気相で取出された反応生成物の凝縮・気液分
離して得られる重質不純物及び軽質不純物を含む凝縮液
を絶対圧(塔頂圧をいう)が400xx k1g以下に
保たれた蒸留塔に供給する。この蒸留においては、たと
えば水、テトラヒドロフ2ン、プロピオン酸及びラフ酸
等の軽質不純物は塔上部から取出され、また、たとえば
無水コハク酸及びコハク酸等の重質不純物は、r−BL
とともに塔底部から取出される。そして、軽質不純物及
び重質不純物含有量の減少した精製r−BL留分け、前
記の凝縮液の供給位置よシ下部で塔底部より上部の位置
から蒸気相で取出される。
このように、第1蒸留塔は、絶対圧が400−g以下の
減圧に保たれて蒸留が行なわれるから、その蒸留温度を
比較的低温に保って、重質不純物の熱分解による軽質不
純物、特に酸性の軽質不純物の生成を抑制することがで
きる。そのために、蒸留塔の塔底部と凝縮液供給位置と
の中間部から取出式れるr−BL留分中の軽質不純物、
特に酸性の軽質不純物の含有量を減少することができ、
ひいてはわずか2塔の蒸留塔を用いる蒸留であるにかか
わらず、第2蒸留塔から取出きれる製品のγ−BL留分
中の酸性不純物(酸分)の含有量を著しく低くするこ七
ができる。
また、本発明の第1蒸留塔においては、第2蒸留塔に供
給する精製r−BL留分t、凝縮液の供給位置より下部
で塔底部よシ上部の位置から蒸気相で取出すから、その
取出すr−BL留分中の重質不純物の含有量を少なくす
ることができる。その理由は、蒸留塔の棚段上の液相と
、これと平衡関係にある蒸気相関では、蒸気相の方が液
相よシも重質不純物の含有量が著しく少ない、からであ
る。
次いで、本発明においては、第1蒸留塔から蒸気相で取
出された重質不純物及び軽質不純物の含有蓋の比較的に
少ない精製r−BL留分を第2蒸留塔に供給してさらに
蒸留するから、軽質不純物及び重質不純物の含有量の着
しく少ない、特に酸性不純物(酸分)含有量の著しく少
ないr−BLが得られる。この第2蒸留塔においては、
製品として取出すr−BL留分を、原料のr−BL i
l¥分の供給位置より上部で塔頂部より下方の位置から
、液相で取出すのが望ましい、その理由は、蒸留塔の棚
段上の液相とこれと平衡関係にある蒸気相関では、液相
の方が気相よりも軽質不純物の含有蓋が著しく少ない、
からである。
なお、本発明の方法の代シに、第1蒸留塔の塔底部から
重質不純物を含むr−BLを取出し、塔頂部から軽質不
純物を含むγ−BLを取出し、このr−BL留分を第2
蒸留塔に供給してさらに蒸留する方法も考えられる。し
かし、この方法は、本発明の方法に較べて著しく劣る。
なぜなら、この方法において第1蒸留塔から取出される
r−BL留分は、多量の水及びプロピオン酸やラフ酸な
どの酸分が含まれているから、この場合に用いる第2蒸
留塔は、腐蝕防止のために耐酸性の高級な材料を用いる
必要かあり、第2蒸留塔の建設費が著しく高くなる、か
らである。
このように、本発明の方法は、γ−BLの製造工程で得
られる重質不純物及び軽質不純物を宮むr−BLの凝縮
液を絶対圧が400*mHg以下の減圧に保持された第
1蒸留塔で蒸留し、その際に得られる重質及び軽質不純
物含有量の比較的少ない精製r−BL留分を塔底部と凝
縮液の供給位置との中間部から蒸気相で取出し、それを
第2蒸簀塔でさらに蒸留するから、わずか2塔の蒸留塔
を用いて蒸留するにかかわらず、不純物、特に酸性不純
物含有量の著しく少ない高純度のmar−nt、が容易
に得られるのである。
次に、添付図面に示す装置を使用して本発明を夾施する
態様例について説明する。
添付図面において、管23よシ送られてくる無水マレイ
ン酸及び/又はその水素化物は、第1蒸留塔の底部から
管19を経て取出され、タンク20、及び管21を経て
送られてくる塔底部族とともに、所定の温度に予熱され
て接触水素化用の反応器に導入され、また、管24より
送られてくる水素は、吸収塔の頂部ガスとともに、所定
の温度に予熱されて同反応器に導入され、同反応器内で
接触水素化反応が行なわれる。
反応器の上部から気相で取出される水素化反応生成物は
、第1凝縮器1で冷却されて生成した凝縮液は反応器の
上部に還流させる。第1凝縮器1で液を分離した気相は
第2凝縮器2で50℃以下まで冷却され、生成した凝縮
液とともに吸収塔3に送られ、吸収塔底部から凝縮液は
第1蒸留塔に送られ蒸留される。
第1蒸留塔は、絶対圧が400BHg以下、好ましくは
300mHg以下の減圧に保たれている。その絶対圧が
400 mugを超えると、重質不純物の熱分解による
軽質の酸性不純物の生成が減しくなり、製品のγ−BL
の酸分含有tを増加させる。そして、重質不純物の熱分
解による酸性不純物含有量の増加を防止する点からすれ
ば、その絶対圧が低いほど好ましいが、しかしその絶対
圧があまり低くなると、塔頂蒸気の凝縮温度が低くなり
、その凝縮に冷凍機を必要とするようになる。したがっ
て、第1蒸留塔の減圧度はこの点からの制限がある。な
お、第1蒸留塔の減圧は、たとえば第1蒸留塔の還流槽
7に設けられた排気管17にスチームエジェクター又は
真空ポンプを接続することにより、その減圧を維持せし
める。
第1蒸留塔の塔頂蒸気は気相で取出され、凝縮器6で冷
却して凝縮液化せしめられる。この凝縮液は、主として
水、テトラヒドロンラン、グロピオン酸及びラフ酸等の
軽質不純物を含み、その一部が第1蒸留塔の上部に還流
されるとともに、その残部は管18を経て系外に取出さ
れる。また、第1蒸留塔の底部からは、無水コハク酸、
コハク酸等の重質不純物を含むr−BLが管19を経て
取出され、タンク20を経て管21より、原料の無水マ
レイン酸などとともに反応器に戻されるのは、前述のと
おりである。
第1蒸留塔における前記凝縮液の供給位置よル下部で塔
底部よシ上部の位置から、比較的少量の軽質不純物及び
重質不純物を含む精製されたr−BL留分は蒸気相で管
lOから取出され、凝縮器9で冷却・凝縮により液化し
、その凝縮液は管11t−経て第2蒸留塔の中段に供給
される。
第2蒸留塔は、通常、常圧塔として運転するのが望まし
いが、場合によっては多少の減圧下で運転することも可
能である。第2蒸留塔の頂部蒸気は管13を経て凝縮器
14で冷却・凝縮により液化される。この凝縮液は、微
量の軽質不純物を含むr−BLであp、還流槽15を経
て、その一部が第2蒸留塔の上部に還流される。また、
第2蒸留塔の塔底部族は微量のX實不純物を含むr−B
Lであシ、管25を経て、管26から送られてくる頂部
凝縮液の残部とともに、管27を経てタンク28に送ら
れる。タンク28に貯留された微量の重質不純物及び軽
質不純物を含むr−BLは、いわゆるシール液、すなわ
ちノ2ント内の溶剤として管29及び管30を経て反応
器及び吸収塔3の上部に供給される。
なお、第1蒸留塔の管19から取出されて反応器に循環
せしめる循環系、或いは第2蒸留塔の管26から取出さ
れる塔頂部凝縮液や管25がら取出さ五る塔底部族の反
応器等に循環せしめる循環系には、不純物の蓄積を防止
する目的でその循環液の一部を連続的に或いは断続的に
循環系外に取出すことができる。
第1蒸留塔から蒸気相で取出されfcr−BL留分の凝
縮液を第2塔に供給する供給位置よフ上部で塔頂部より
下部の位置からは、管16を経て高度に精製された酸分
含有量の著しく少ないr−BL留分が製品として取出さ
れる。この場合のγ−BL留分の取出は、図示されてい
るように棚段上の液相を取出すのが望ましい、その理由
は、棚段上の液相とこれと平衡関係にある蒸気相関では
、液相の方が蒸気相よフも軽質不純物の含有量が著しく
少ない、からである。
上記第1蒸留塔及び第2蒸留塔の蒸留における理論段数
及び還流比等をはじめとする各種の、操業条件は、蒸留
をする原料の凝縮液又はr−BL留分の性状(組成〕に
よって適宜に調整される。
以下に、実施例及び比較例をあけてさらに詳述する。
実施例 内径300111%高さ700uの訪導撹拌式の反応b
k用い、これにニッケル/モリブデン/バリウム/レニ
ウム無担体触媒160P金入れ、水素圧28瞼−G1反
応温度220〜230℃、及び水素ガス流通方式の操業
条件を使用して、85モル−の無水マレイン酸と15モ
ル饅のr−BLとの混合物を連続的に接触水素化反応さ
せた。
反応器出口に縦型凝縮管を設置し、同凝縮器を190℃
に保持して、反応器頂部から気相で流出する反応生成物
t−凝縮させ、その凝縮液の一部を反応器に戻しながら
、凝縮物の残部を取出した。
その凝縮液(粗j−BL)は、r−BLを73.0重量
%、テトラヒドロフランを1.3重量%、及びコノ・り
酸を7.2重量%含有していた。
この凝縮液を図示したような蒸留装置を使用して、下記
の操業条件を用いて連続的に蒸留したところ、第2塔か
ら製品として取出されたr−BLは酸分含有量が117
 ppmでありた。
第1蒸留塔 理論段数         30 還流比          2.0 塔頂部圧力       260 ax Hg塔塔底圧
圧力      270 mx Hg原料凝縮物の供給
i    240 p毎時塔頂部液取出量      
sop毎時毎時塔底取液取出量    70P毎時r−
BL蒸気相取出量    120P毎時第2蒸留塔 理論段数         30 還流比          4.0 塔頂圧力         760 y、 agγ−B
L留分の供給量    240F毎時塔頂部液取出量 
     60F毎時塔底部液取出量      60
jl毎時裳品r−BL取出量     120P毎時比
較例1 実施例1と四じ凝縮液を使用し、蒸留設備も同じ設備を
用いた。そして、第1蒸留塔の塔頂部圧力を大気圧で運
転したほかは、実施例1と同じ操業条件で操業したとこ
ろ、第2塔から製品として取出されたr−BLは、酸分
含有量が270 ppmであった。
比較例2 実施例1と同じ凝縮液を使用し、蒸留設備もほぼ同様の
設備を使用した。しかし、この蒸留においては、下記の
操業条件を用いて、第1蒸留塔では頂部留分と底部留分
の二つの留分を分離し、第2蒸留塔では第1蒸留塔の底
部留分を原料にして、頂部留分と底部留分の二つの留分
に分離した。
その結果は、第2蒸留塔の頂部から取出された製品のγ
−BLは、酸分含有量が513 ppmであった。この
製品のr−BLは、酸分含有量を実施例1の製品f−B
Lと同一程度の酸分含有量に減らすには、もう一度蒸留
する必要がある。
第1蒸留塔 理論段数         30段 還流比          2.0 塔頂部圧力       260 m Hg塔塔底圧圧
力      270 mx Hg凝縮液供給i   
    240 jl毎時塔頂部液液収@      
 55jll毎時塔底部液取出量     185F毎
時第2蒸留塔 理論段数         30段 還流比          4.0 塔頂部圧力       760m罵Hg第1塔底部液
供給斂240ノ毎時 塔頂部液収出量      75F毎時塔底部液取出量
     165P毎時(、)発明の効果 本発明の方法は、無水マレイン酸等の接触水素化反応帯
域から気相で取出した反応生成物の凝縮液をそのまま用
い、これをわずか二つの蒸留塔を用いて蒸留するだけで
、酸分含有量の著しく少ないr−BLが容易に得られる
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の実施に用いられる装置の一例を概
略図で示したものである0図中の主な符号は下記のもの
を示す。 1.2.6,9.14・・・凝縮器 3       ・・・吸収塔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)無水マレイン酸若しくはその部分水素化物を接触反
    応帯域において水素と接触反応させてγ−ブチロラクト
    ンを製造する方法において、前記の接触反応帯域から気
    相で取出された反応生成物を凝縮・気液分離して得られ
    たγ−ブチロラクトンより重質の不純物及び軽質の不純
    物を含む凝縮液を絶対圧(塔頂圧をいう)が400mm
    Hg以下に保たれた第1蒸留塔に供給し、該蒸留塔の塔
    上部から軽質不純物を取出し、該蒸留塔の塔底部から重
    質不純物を含むγ−ブチロラクトンを取出し、かつ該蒸
    留塔の前記凝縮液の供給位置より下部で塔底部より上部
    の位置から比較的少量の軽質不純物及び重質不純物を含
    む精製γ−ブチロラクトン留分を蒸気相で取出して第2
    蒸留塔に供給してさらに蒸留することを特徴とするγ−
    ブチロラクトンの精製回収方法。 2)第2蒸留塔におけるγ−ブチロラクトン留分の供給
    位置より上部で塔頂部より下部の位置から高度に精製さ
    れたγ−ブチロラクトンを液相で取出す特許請求の範囲
    第1項記載の精製回収方法。
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