JPS6312652A - スチレン−ブタジエン−ブロック共重合体を基礎とする高収縮性フイルムおよびその製造方法 - Google Patents

スチレン−ブタジエン−ブロック共重合体を基礎とする高収縮性フイルムおよびその製造方法

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JPS6312652A
JPS6312652A JP15563587A JP15563587A JPS6312652A JP S6312652 A JPS6312652 A JP S6312652A JP 15563587 A JP15563587 A JP 15563587A JP 15563587 A JP15563587 A JP 15563587A JP S6312652 A JPS6312652 A JP S6312652A
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styrene
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load
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JP15563587A
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ギユンテル・ダイリンゲル
ウインフリート・ムスカラ
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Hoechst AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L53/00Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L53/02Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスチジーブタジエンーブロック共重合体を基礎
とする高収縮性フィルムに関する。
この場合、高い収縮が殊に一つの方向、特に横断方向に
あるのが有利である。
本発明は更に、フィルムを製造する方法に関する。
ビン、缶詰の缶、あらゆる缶およびこれらの類似物の包
装またはラベル貼りの為に、横断方向に高収縮性があり
そして長手方向に全くまたは僅かだけの収縮性しか有し
ていない熱可塑性合成樹脂フィルムが用いられている。
特開昭58−225146号公報(ケミカル・アブスト
ラクト(Chemical Abstract)  1
01.56196q)および特開昭60−6414号公
報(ケミカル・アブストラクト102.168044r
)には、スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基
礎とする横断方向高延伸処理されそしてそれ故に横断方
向高収縮性であるフィルムが上記の用途、即ち密着包装
の目的の為に開示されている。最初に挙げた公開公報に
開示されている公知のフィルムは実質的に 1)60〜95重量%の重合スチレン単位と5〜40重
量%の重合ブタジェン単位より成る平均分子量40.0
00〜300.000のブロック共重合体100部、 2)ポリスチレン0〜30部および 3)20〜50重量%の重合スチレン単位と50〜80
重量%の重合ブタジェン単位より成る(ゴム状の)ブロ
ック共重合体0.3〜12部 より成る。
二番目に挙げた公開公報から公知のフィルムは、実質的
に65〜90重量%の重合スチレン単位と10〜35重
量%の重合ブタジェン単位より成るスチレン−ブタジェ
ン−ブロック共重合体で構成されているかまたは実質的
に 1)このスチレン−ブタジェン−ブロック共重合体と 2)ポリスチレン より成る混合物で構成されている。
スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とする
これらの両方の上記公開公報がら公知の収縮性フィルム
は、上記の用途に関する若干の性質において未だ不十分
な部分がある。例えば、か−るフィルムの場合にしばし
ば要求される透明性、例えば、文字または像の形でフィ
ルムに設けられる印刷の特に明瞭で且つきれいな外観が
重要な場合に望まれる透明性を収縮後に有していない。
更にこれらのものは、比較的に高い収縮温度を必要とし
そして、若干の用途で望まれる高い収縮値を示さない。
スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とする
公知の収縮性フィルムは収縮温度範囲が比較的に狭い。
このことは例えば加工信頌性にとって不利である。加熱
した際のフィルムの収縮は周知のようにフィルムを予め
延伸しておくことによって得られる。延伸の際のフィル
ム温度が比較的に狭い範囲に無ければならない場合、多
くの点で不利である。
従って本発明の課題は、密着包装に用いる際のフィルム
に対する高度な要求を満足するスチレン−ブタジェン−
ブロック共重合体を基礎とするフィルムを提供すること
である。スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基
礎とする新規なフィルムは、特に高い透明性および高い
横収縮を示しそして更に、比較的に広い温度範囲におい
て高い収縮を得る為の延伸を行うことができそしてその
収縮温度が比較的に低いという重要な性質を有している
べきである。
スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とする
本発明の高収縮性フィルムは、実質的に a) 60〜92重量%の重合スチレン単位と8〜40
重量%の重合ブタジェン単位より成る平均分子量50.
000〜1,000,000および溶融指数4g/10
分〜25g/10分(200℃1荷重5.0kp )の
ブロック共重合体60〜98重量%、殊に75〜92重
量%b)60〜150℃の軟化点の天然−または合成樹
脂2〜40重量2.殊に5〜20重itχおよびc)0
.5g/10分〜30g710分く200℃1荷重5.
Qkp ”)のポリスチレン0〜35重量%、殊に3〜
20重量%、 より成り、その際a)、b)およびC)の重量%はそれ
ぞれフィルムの重量を基準とする。
本発明のフィルムの成分a)は60〜92重量%、殊に
70〜85重量%のスチレンと8〜40重量%、殊に1
5〜30重量%のブタジェンとより成る(ブロック共重
合体を基準とする重量%)。50,000〜1,000
,000 、殊に150.000〜500 、000の
平均分子量を有しそして4g/10分〜25g/10分
、殊に8g/10分〜20g/10分(200℃、荷重
5.0kp )の溶融指数を有するべきである。
本発明の範囲におけるスチレンは、スチレンそのもの(
即ち、ビニルベンゼン)だけでなくスチレン誘導体、例
えば側鎖においてアルキル化されたスチレン類、例えば
α−メチルスチレン、および核置換されたスチレン類、
例えばビニルトルエンおよびエチルビニルベンゼン等を
意味する。スチレン(ビニルベンゼン)が特に有利であ
る。同様に本発明の範囲におけるブタジェンとはブタジ
ェンそのものだけを意味するのではなく、ブタジェン誘
導体、例えばイソプレンおよび2,3−ジメチルブタジ
ェンも意味する。
ブタジェンそのものが特に有利である。
本発明で用いるスチレン−ブタジェン−ブロック共重合
体(SB−ブロック共重合体)は、市場において知られ
ておりそして(電子顕微鏡で見ることのできる)層状構
造を持つ多重型分岐(polymodelly bra
nched)のSB−ブロック共重合体(ブロックが互
いに結合したもの)の種類として入手できる。このもの
の製法は例えば米国特許第4.086.298号明細書
、同第4.167.545号明細書および同第4.41
8.180号明細書に詳細に説明されている。本発明で
は、か\るSR−ブロック共重合体が上述の特別な特徴
を有しているならば、その全てのものが適している。
本発明のフィルムの成分b)は60〜150℃1殊に8
0〜130℃の軟化点(DIN 1995−04)によ
り測定)を持つ天然−または合成樹脂である。本発明に
従って用いるこの樹脂は市販されている。
DIN 55,958には、“樹脂”なる言葉が定義さ
れておりそして天然−および合成樹脂のグループが更に
詳細に説明されている。これらの樹脂は更にウルマンス
・エンサイクロペディエ・デア・テヒニッシェン・ヘミ
エ(Illlmanns Enzyklopidie 
der technischen Chenie)、第
4版、第12巻、第525〜555頁に詳細に説明され
ている。
石油系樹脂、テルペン樹脂およびコロホニウム樹脂の群
に属する上記の軟化点を持つ天然−または合成樹脂が特
に有利であることが判っている。石油系樹脂または鉱油
樹脂(炭化水素樹脂の種類に属する)は、石油化学の不
飽和の脂肪族−1脂環式−またはビニル基含有芳香族化
金物の重合によって製造される。か\る化合物の代表的
なものにはブテン、ブタジェン、■−メチレジーブタジ
ェン(ピペリレン)、2−メチル−ブタジェン(イソプ
レン)、ペンテン、シクロペンタジェン、ジシクロペン
タジェン、アルキルベンゼン類、スチレン、メチルスチ
レン、ビニルトルエン、ナフタリン、インデンおよびメ
チルインデンがある。テルペン樹脂(炭化水素樹脂の種
類に同様に属する)はテルペンチンの不飽和成分−即ち
、コロホニウム製造の際の副生成物□から得られる。こ
の場合一般には、テルペン類の比較的に純粋な留分から
出発する。従って天然のテルペン樹脂はテルペン類、殊
にα−ピネン、β−ピネン、ジペンテン、リモネン、ミ
ルセン、ボルニレン、カンフエンおよび類似のテルペン
類の重合体である。テルペン樹脂は最近ではしばしば、
ナフサ−およびガス油を熱分解または接触分解してエチ
レンおよびプロピレンを得る際に生じる副生成物(即ち
、不飽和のより高級な炭化水素)からも得られる。
この目的の為に、か\る副生成物を色々な後続の化学処
理工程、例えば二量体化、フリーデル・クラフト触媒に
よる重合および続く水素化反応によって合成テルペン樹
脂に転化する。コロホニウムは、針葉樹の原料バルサム
から得られる(バルサム樹脂)、針葉樹の切り株の抽出
物から得られる(ルート・レジン(root resi
n))またはタール油から得られる(タール樹脂)天然
の樹脂でありそして実質的にアビエチン酸および/また
はその異性体より成る。コロホニウムの重合、水素化、
脱水素化、酸化、脱カルボキシル化、ケン化、エステル
化、異性化または不均化によって得られる変性コロホニ
ウムも適している。例えば水素化の目的は、処理した樹
脂が色調においてより明るくそして空気酸化および光に
よる影響に対して安定にする為に、樹脂酸の不飽和度を
低下することである。
本発明によれば、前述の特徴的な軟化点を有している限
り、天然樹脂、合成樹脂またはそれらの混合物、殊に石
油系樹脂、テルペン樹脂およびコロホニウムの群の樹脂
が適している。成分a)のスチレン−ブタジェン−ブロ
ック共重合体および成分C)のスチレン重合体と相容性
があり、空気酸化および光(紫外線)に対して安定して
おりそして本発明のフィルムを製造する温度−即ち15
0〜230℃の範囲内の温度□で分解しないか変色さえ
もしない樹脂を(場合によっては予備実験の後に)用い
るのが特に有利であることは言うまでもないことである
本発明のフィルムの成分C)は、0.5g/10分〜3
0g/10分、殊に2g/10分〜25g/10分(2
00’C1荷重5.0kp )のポリスチレンである。
上記の溶融指数値を示す限り、フィルムの製造にとって
慣用のあらゆるポリスチレンを用いることができる。
本発明のフィルムは、成分a)、b)および場合によっ
てはC)の他に、例えばスチレン重合体および/または
スチレン−ブタジェン共重合体からフィルムを製造する
際にしばしば用いられる如き助剤も含有していてもよい
。か\る助剤には、なかでも安定剤、特に紫外線に対す
るものおよび滑剤がある。
か\る安定剤は、p−第三ブチルフェノールの如きアル
キルフェノール類の群の内のもの、0−第三ブチルアニ
リンの如き立体障害芳香族アミンの群の内のものおよび
ベンズトリアゾール自体の如きベンズトリアゾール類の
群の内のものが殊に適する。安定剤の量は、フィルムの
重量を基準として0.05〜2重量%、殊に0.1〜1
.5重量%の範囲内である。
適する滑剤には殊にポリエチレン−ワックスの群の内の
もの、ステアリン酸およびオレイン酸の如き脂肪酸の群
の内のものおよびグリセリンモノオレエートの如き脂肪
酸エステルの群の内のものがある。滑剤の量は同様に、
フィルムの重量を基準として0.05〜2重量%、殊に
0.1〜1.5重1xの範囲内である。
スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とする
本発明のフィルムの製造は、一般に、完成したフィルム
を形成する各成分から混合物を造り、この混合物を熱可
塑性フィルムを製造する為のカレンダー成形装置でまた
は幅広スリットノズルを備えた押出機中でカレンダー成
形加工するかまたは押出成形しそしてそのフィルムを高
い延伸率で延伸することによって行う。
本発明のフィルムは押出成形によって製造するのが有利
である。
従って、本発明のフィルムを製造する特に有利な方法は
、(完成)フィルムの各成分から混合物を造り、該混合
物を幅広スリットノズルを備えた押出機中で150〜2
30″Cの温度で押出成形してフィルムとし、押出成形
された該フィルムを固化する為に冷却しそしてこのフィ
ルムを80〜120℃の温度のもとで高い延伸率で延伸
する(配向させる)、殊に横断方向を延伸することを特
徴としている。
また、完成フィルムを構成する各成分を最初に、例えば
熱可塑性合成樹脂を基礎とする成形用材料(ブレンド)
を造る為に通例に用いられる混合装置中で緊密に混合す
る0次いでこの混合物を、熱可塑性成形材料からフィル
ムを製造する為に通例に用いられる押出成形法の場合の
如く、そのまままたは好ましくは顆粒状態で幅広スリッ
トノズル式押出成形機中で150〜230℃1殊に18
0〜210℃の温度で圧縮下に熔融しそしてこの溶融物
を幅広スリットノズルを通して押し出し、フィルムを得
る。押し出されたフィルムを、冷却によって約20〜7
0℃に維持されている一本または複数本のロールで冷却
しそして固化する。こうして得られたフィルムを、次い
で80〜120℃、殊に85〜100℃の温度で高い延
伸割合の保持下に、殊に横断方向(即ち、製造する際の
フィルムの走行方向に対して横切る方向)だけ延伸する
。この延伸割合は1:3〜lニア、殊に1:4〜l:6
の範囲内である。
押出成形と同様に、フィルムの延伸は、熱可塑性合成樹
脂フィルムを延伸する為の通例の装置で実施する。例え
ば、本発明にとって有利である横延伸を通例の延伸用ロ
ーラー装置によって実施する。延伸したフィルムは通例
のようにディスチャージ・ローラー域を通し、そこで冷
却し、次いで巻き取る。
成分a)と特別な成分b)および場合によっては成分C
)との本発明に従う組合せによって、延伸処理によって
特に高い収縮値を得ることが可能である。本発明のフィ
ルムを、75〜85℃のウオ゛′−ターバス中で5分間
の間加温した後に約20〜60χの横収縮をそして95
℃のウォーターバス中テ50〜80X 、殊ニ60〜7
5217)横収縮(DIN 53377に従って測定)
を有している。低温において既に達成される横方向にお
ける特に高い収縮値(長手方向における言うに値する収
縮はない)の他に、本発明のフィルムは高い光透過性が
優れている(即ち、延伸の後に存在する透明さ乃至ガラ
ス様透明さが収縮工程によっても言うに値する程に濁ら
ない)。成分b)の樹脂を用いることによって、スチレ
ン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とするフィル
ムを比較的に低い温度で延伸することがそしてそれ故に
上述の収縮温度で高い収縮値を得ることが可能である。
延伸を行い得る温度範囲も明らかに拡げられている。こ
のことが最初に記載し且つ達成しようとする加工安全性
をもたらすのである。更に価値ある長所として、本発明
のフィルムは重大なブロッキングがない。本発明のフィ
ルムの厚さは0.01〜0.5n+m 、殊に0.03
〜0.1mmの範囲にある。
以下で本発明を実施例によって更に詳細に説明する。
皇族■」 a)74重量%の重合スチレン単位と26重量%の重合
ブタジェン単位より成る溶融措数13g/10分(20
0℃、荷重5.0kp)および平均分子量約200゜0
00のブロック共重合体90重量%とb) 125℃の
軟化点の無色の水素化テルペン樹脂10重量% より成る本発明の横収縮性フィルムを製造する。
この目的の為に、9kgおよび1kgの成分a)および
成分b)を、合成樹脂の加工において通例の高速混合装
置において混合する。この混合物から、該混合物を二本
スクリュー押出機において180〜190℃の溶融温度
のもとて溶融しそして紐状物として押出成形しそして該
紐状物を切断して顆粒とすることによって顆粒に加工す
る。
乾燥したこの顆粒をスロット・ダイを備えた押出機およ
びローラーフレーム(roller frame)によ
って200〜210℃の溶融温度のもとで押出成形して
、約40℃の温度のローラーを配備するローラーフレー
ム上で固化しそして冷却したフィルムとする。
200μ−の厚さの押し出されたフィルムを、熱可塑性
合成樹脂フィルムの横延伸の為に通例の横延伸装置によ
って90℃の温度で1=4の比に延伸しそして次いで冷
却する。
50μmの厚さの横延伸したフィルムからは、該フィル
ム試料を75℃185℃および95℃のウォーターバス
に導入することによって横収縮を測定しそして収縮した
フィルムの全体寸法を測定する。
亥JLf生ユ 横延伸の際のフィルムの温度を95℃に維持することを
除いて実施例1を繰り返す。
災旌桝」 横延伸の際のフィルムの温度を95℃に維持することお
よび1:6の横延伸割合を保持することを除いて実施例
1を繰り返す。
夫嵐舊」 横延伸の際のフィルムの温度を100”Cに維持するこ
とおよび1:5の横延伸割合を保持することを除いて実
施例1を繰り返す。
z皇■」 a)82重量%の重合スチレン単位と18重量%の重合
ブタジェン単位より成る溶融指数13g/10分(20
0℃1荷重5.0kp)および平均分子量約200゜0
00のブロック共重合体80重量%、 b)実施例1のテルペン樹脂5重量% c)溶融指数9.0g/10分(200℃、荷重5.0
kp)のポリスチレン15重量% より成る本発明の横収縮性フィルムを製造する。
このフィルムの製造は、横延伸の際のフィルムの温度を
95℃に維持することを除いて実施例1と同様に行う。
叉立桝」 a)実施例1のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合
体80重量%、 b)実施例1のテルペン樹脂10重量%C)溶融指数1
.5g/10分(200℃1荷重5.0kp)のポリス
チレン10重量% より成る本発明の横収縮性フィルムを製造する。
このフィルムの製造は、横延伸の際のフィルムの温度を
95゛Cに維持することを除いて実施例1と同様に行う
叉旌桝ユ a)実施例1のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合
体80重量%、 b)80℃の軟化点の水素化ポリシクロペンタジェンの
形の石油系樹脂15重量%C )溶融指@ 24g/10分(200℃1荷重5.0k
p)のポリスチレン5重Mχ より成る本発明の横収縮性フィルムを製造する。
このフィルムの製造は、横延伸の際のフィルムの温度を
83℃に維持することを除いて実施例1と同様に行う。
実施例8 a)実施例1のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合
体75重量%、 b) 120℃の軟化点の水素化ポリシクロペンタジェ
ンの状態の石油系樹脂20重量%C )実施例5のポリスチレン5重量%よ り成る本発明の横収縮性フィルムを製造する。
このフィルムの製造は、横延伸の際のフィルムの温度を
85℃に維持することを除いて実施例1と同様に行う。
几較皿」 多重型分岐のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合体
だけ、しかも実施例1のスチレン−ブタジェン−ブロッ
ク共重合体より成る収縮性フィルムを製造する。
この製法は実施例1と同様に行う。その際横延伸の際の
フィルムの温度を100℃に維持する。
100℃以下の延伸温度ではピンホール、裂は目および
/または濁り(冷間延伸の為)を有するフィルムが生じ
るので、実施例1と比較して著しく高い横延伸温度が必
要である。
比較例2 1:6の横断延伸割合を保持することを除いて比較例1
を繰り返す。
比較例3 多重型分岐のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合体
とポリスチレンとから、しかも1)実施例1のスチレン
−ブタジェン−ブロック共重合体90重量χと 2)実施例6のポリスチレン10重量%とから収縮性フ
ィルムを製造する。
フィルムの製造を比較例1における如く行う。
ル較皿」 比較例3と同様に、しかも 1)実施例1のスチレン−ブタジェン−ブロック共重合
体70重量%と 2)実施例6のポリスチレン30重量%とから収縮性フ
ィルムを製造する。
フィルムの製造は、横延伸の際のフィルムの温度を10
5℃に維持することを除いて比較例1における如く行う
溶融指数はDIN 53735に従ってそして軟化点は
DIN 1995−IJ4によって測定する。
以下の表において、各実施例および比較例のフィルムの
横延伸温度、横延伸割合および横収縮値を総括掲載する
実施例1および5〜8においておよび比較例1〜4にお
いて、横延伸温度はそれぞれ、フィルムにピンホール、
裂は目および/または濁りを生じることなしにフィルム
を延伸可能なできる限り低い温度である。本発明の実施
例のフィルムの場合には、できる限り低い横延伸温度は
比較例のそれの著しく下にある(実施例1および5〜8
と比較例1〜4とを後記の表で比較されたし)。実施例
2.3および4は、本発明のフィルムが相対的に広い横
延伸温度範囲を可能にしていることを示している。
フィルムの横収縮値はDIN 53377によって測定
する。即ち、75℃、85℃および95℃のウォーター
・バス中に5分間に渡ってフィルム試料を導入しそして
次いでその収縮を測定する。
後記の表から判るように、本発明のフィルムは95℃で
非常に高い横収縮を示す。別の大きな長所として、この
ものは更に75℃〜85℃で−即ち比較的に低い温度で
−の高い収縮値を有している。また、本発明のフィルム
は、75〜85℃での比較的に高い収縮(予備収縮)お
よび95℃での非常に高い収縮(最終収縮)のある優れ
た収縮特性を示す0本発明のフィルムは比較的に低い温
度で既に充分に収縮するので、か−る収縮で既に充分で
あるあらゆる場合に、被うべき対象物に僅かしか熱を負
荷せず且つ優れた機械サイクル時間が得られる0表から
、スチレン−ブタジェン−ブロック共重合体を基礎とす
る新規のフィルムの延伸は比較的に広い温度範囲(実施
例2〜4参照)および更に比較的に低い温度で行うこと
ができることが判る。このことから、高い方法技術的長
所および高い加工信頬性が得られる。
実施例および比較例の延伸したフィルムにて、光透過性
および濁りをASTM−D−1003に従い測定する。
延伸した本発明のフィルムは90%以上の光透過性およ
び10χより少ない濁りを有するのに、他方、比較例の
延伸したフィルムは80χだけの光透過性および20χ
より多い濁りを有する。
従って本発明のフィルムにて、密着包装に用いる場合の
多様な要求に適応するスチレン−ブタジェン−ブロック
共重合体を基礎とするフィルムを得ることができる。
−JL−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)実質的に a)60〜92重量%の重合スチレン単位と8〜40重
    量%の重合ブタジエン単位より成る平均分子量50,0
    00〜1,000,000および溶融指数4g/10分
    〜25g/10分(200℃、荷重5.0kp)のブロ
    ック共重合体60〜98重量%、 b)60〜150℃の軟化点の天然−または合成樹脂2
    〜40重量%および c)0.5g/10分〜30g/10分(200℃、荷
    重5.0kp)のポリスチレン0〜35重量% より成る−但しa)、b)およびc)の重量%はそれぞ
    れフィルムの重量を基準とする−スチレン−ブタジエン
    −ブロック共重合体を基礎とする高収縮性フィルム。 2)成分a)を75〜92重量%の量で、成分b)を5
    〜20重量%の量でそして成分c)を3〜20重量%の
    量で含有している特許請求の範囲第1項記載のフィルム
    。 3)ブロック共重合体が70〜85重量%の重合スチレ
    ン単位と15〜30重量%の重合ブタジエン単位とより
    成る特許請求の範囲第1項または第2項記載のフィルム
    。 4)ブロック共重合体が平均分子量150,000〜5
    00,000および溶融指数8g/10分〜20g/1
    0分(200℃、荷重5.0kp)を有する特許請求の
    範囲第1〜3項の何れか一つに記載のフィルム。 5)樹脂が80〜130℃の軟化点を持つ特許請求の範
    囲第1〜4項の何れか一つに記載のフィルム。 6)樹脂が石油系樹脂、テルペン樹脂またはコロホニウ
    ムまたはこれらの樹脂相互の混合物である特許請求の範
    囲第1〜4項の何れか一つに記載のフィルム。 7)ポリスチレンが2g/10分〜25g/10分(2
    00℃、荷重5.0kp)の溶融指数を持つ特許請求の
    範囲第1〜6項の何れか一つに記載のフィルム。 8)75〜85℃のウォーターバス中で5分間に渡って
    加温した後に20〜60%の横収縮率を示しそして95
    ℃のウォーターバス温度では50〜80%の横収縮率を
    示す特許請求の範囲第1〜7項の何れか一つに記載のフ
    ィルム。 9)実質的に a)60〜92重量%の重合スチレン単位と8〜40重
    量%の重合ブタジエン単位より成る平均分子量50,0
    00〜1,000,000および溶融指数4g/10分
    〜25g/10分(200℃、荷重5.0kp)のブロ
    ック共重合体60〜98重量%、 b)60〜150℃の軟化点の天然−または合成樹脂2
    〜40重量%および c)0.5g/10分〜30g/10分(200℃、荷
    重5.0kp)のポリスチレン0〜35重量% より成る−但しa)、b)およびc)の重量%はそれぞ
    れフィルムの重量を基準とする−スチレン−ブタジエン
    −ブロック共重合体を基礎とする高収縮性フィルムを製
    造するに当たって、成分a)および成分b)および場合
    によっては成分c)から混合物を造り、この混合物を幅
    広スリットノズルを備えた押出機中で150〜230℃
    の温度で押出成形してフィルムとし、押出成形された該
    フィルムを固化する為に冷却しそしてこのフィルムを8
    0〜120℃の温度のもとで高い延伸割合で延伸するこ
    とを特徴とする、上記フィルムの製造方法。
JP15563587A 1986-06-25 1987-06-24 スチレン−ブタジエン−ブロック共重合体を基礎とする高収縮性フイルムおよびその製造方法 Pending JPS6312652A (ja)

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