JPS63125842A - グリ−ス二重密封型チエ−ンの製造方法 - Google Patents

グリ−ス二重密封型チエ−ンの製造方法

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JPS63125842A
JPS63125842A JP27137886A JP27137886A JPS63125842A JP S63125842 A JPS63125842 A JP S63125842A JP 27137886 A JP27137886 A JP 27137886A JP 27137886 A JP27137886 A JP 27137886A JP S63125842 A JPS63125842 A JP S63125842A
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JP
Japan
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roller
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grease
bushing
chain
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Hideyo Katagiri
片桐 英世
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TAKASAGO CHAIN KK
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TAKASAGO CHAIN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はローラ部及びブシュ部の間にグリース(潤滑油
)を充填してなるグリース二重密封型チェーンの製造方
法に関するものである。
〈従来の技術〉 従来知られているグリース二重密封型チェーンとしては
、例えば第7図(実公昭55−23242号公報第1図
参照)に示すようなピンに穿った油孔よりグリースを充
填するシール付チェーンが   −ある。即ち、このチ
ェーンの組立は、ローラ端のシール材(Oリング)を、
該ローラに挿通のブシュのローラリンクプレートに対す
る圧入時に弾圧し、該ローラリンクプレートを突出した
ブシュ端のシール材を、ブシュに挿通のピンのピンリン
クプレートへの圧入締付けをもって弾圧し、ローラ部及
びブシュ部に充填のグリースをシールする二重密封型と
している。この場合、グリースの充填は、ピンの長手方
向中心に穿った補給兼用の油孔aより注入し、鉤折部よ
りブシュの軸孔部と、該ブシュの中央に穿った透孔すを
経てローラの軸孔部まで充填させるものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、このように、単に一方通行による充填方式では
、二重環部となるローラ内の奥端まで確実にグリースを
充填させることは難しく、且つ最大の欠点は、油孔8口
が絶えずピンの端部に臨んでなるため、該油孔aより雨
水等が浸入し易く、腐蝕を招き耐久性に問題がある。即
ち、完全密封とはなっていない。
本発明は上記実情に鑑み、グリースの充填が簡単、確実
で、且つ完全密封を得るグリース二重密封型チェーンの
製造方法を提供することを目的としたものでおる。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は、ローラ端部とブシュ端部にシール材を配すグ
リース二重密封型チェーンにおいて、ブシュを、画先端
がローラリンクプレートを突出し外面側から中途側部に
配す透孔を経てローラ軸孔に連通する筒体とし、該ブシ
ュに嵌めたローラ端のシール材を、ブシュに圧入するロ
ーラリンクプレートにて弾圧しローラ軸孔部をシールす
ると共に、ローラリンクプレートに突出のブシュ先端に
他のシール材を嵌め、この後ブシュに挿通したピン端を
ピンリンクプレートに、前記シール材を弾圧しない程度
に圧入してチェーン組みとし、この仮チェーン全体に溶
けたグリースを塗着し、これを真空槽等の真空状態下に
おき周囲の塞がったローラ軸孔部とブシュ軸孔部の空気
を引くと共に、これに反しグリースをブシュ端より順次
置換浸透させて充填し、最後に前記ピンリンクプレート
を更に圧入しブシュ先端部のシール材を弾圧し、全体と
してグリース二重密封のチェーンとするものである。
〈作 用〉 上記のような製造方法を採ることにより、ローラ軸孔部
及びブシュ軸孔部のグリース充填を、真空の空気引きに
反して浸透させるため、確実に各軸孔部に注入され、且
つ該ローラ軸孔端及びブシュ軸孔端が、ローラリンクプ
レートの圧入とグリース充填後のピンリンクプレートの
圧入にて2個のシール材を直接弾圧するため、完全な二
重密封シールとなったチェーンとなる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例の図面に基づいて詳述すれば、次
の通りである。
第1図、第2図はローラ側のシール材をローラリンクプ
レー1〜に一体の弾性シート体使用のものである。
ローラリンクプレート1の内面側にラバー等よりなる一
定板厚をもつ弾性シート休2を貼着して一体とし、この
弾性シート体2のシール孔2aにローラ3の先端外周を
、該ローラ3に挿通したブシュ4の先端部4aをローラ
リンクプレート1のブシュ孔1aに対する圧入にて弾圧
し、該ローラ3内の軸孔部3b端をシールする。
次に、ローラリンクプレート1を貫通した先端部4aに
他のシール材となる0リング5を嵌め、この状態にてブ
シュ4に挿通したピン6の端部6aをピンリンクプレー
ト7のピン孔7aに圧入する。この場合の圧入深度は、
前記0リング5が弾圧しない程度とじブシュ4端の開口
4cを露出する。また、このときのブシュ4の形状は、
両端(開口4C)がローラリンクプレート1の外面側に
臨み、中途の横に穿った透孔8がローラ3の軸孔部3b
に臨む筒体で、且っ該透孔8のセット向きを内向き(対
向せるブシュ側)としているため、チェーン張力に対処
し得る。
このように、ピンリンクプレート7のピン6に対する圧
入にてチェーン組みされた仮チェーン9の全体に溶けた
グリースAを塗着し、これを真空槽(図示せず)等の真
空状態下におけば、弾性シート体2にてシールされてな
るローラ3の軸孔部3bと、該軸孔部3bに透孔8を介
し連通のブシュ4の軸孔部4b中の空気が外端の開口4
Cより引かれると共に、これに反し周囲に塗着してなる
グリースAが置換浸透し、該軸孔部3b、4b全滅に充
填される。
然る俊、ピンリンクプレート7を更に圧入し、該ピンリ
ンクプレート7とローラリンクプレー1〜1間にブシュ
4端のOリング5を弾圧し、該ブシュ4の開口4Cをシ
ールし、全域としてグリース二重密封型チェーン9′と
なる。
このような密封方式を採るチェーン9′にあっては、弾
性シール体2とOリング5にてローラ3とブシュ4の間
のグリースを完全密封しチェーン外部に注入口を全く臨
ませず、このため、注入口を伝わって雨水が浸入するな
どしてチェーン自体を腐蝕させることもなく、耐久性に
富むチェーンとなる。また、この場合のチェーンは、ロ
ーラリンクプレート1とローラ3間のシール材を、該ロ
ーラリンクプレート1の内面全域に亘る弾性シート休2
を貼着し、該弾性シート体2が一種の消音層となるため
、騒音低減のチェーンともなる。
第5図、第6図は他の実施例を示すもので、これは2個
のシート材をOリング使用としたものである。
即ち、ローラ3喘にに配すOリング10の弾圧を、該ロ
ーラ3に挿通したブシュ4の先端部4aをローラリンク
プレート1のブシュ孔1aに対する圧入によって行なう
。この後、ローラリンクプレー1−1に突出の先端部4
aに前記同様にOリング5を嵌める。次に、ブシュ4に
挿通したピン6の端部6aをピンリンクプレート7のピ
ン孔7aに圧入するが、このときの圧入も前記Oリング
5を弾圧しない程度とする。
次に、この仮チェーン9となったものにグリースAを全
域に塗着し、これを真空槽等の真空状態下においてチェ
ーン内の空気を引けば(ローラ3の軸孔部3bとブシュ
4の軸孔部4b間の空気)、この空気の流出に置換され
グリースAが浸透して充填される。最後に、ピンリンク
プレート7を更にOリング5が弾圧するまで圧入すれば
、2個のOリング5,10とで二重密封のチェーン9′
となる。
このチェーン9′にあっても、グリースAの注入口はピ
ンリンクプレート7で弾圧されるOリング5にて塞がれ
るため、ローラ3側のOリング10と相俟って完全二重
密封となり、長期使用に耐える構造となる。
〈発明の効果〉 上述のように本発明のグリース二重密封型チェーンの製
造方法は、ブシュの形状を、両ローラリンクプレートに
突出する長さと中途にローラ側に連通する透孔を配す構
造のものを用いることにより、ブシュ、ローラ間のグリ
ース充填が1箇所よりできる。しかも、この注入はロー
ラリンクプレートとピンリンクプレート間に介在する0
リングを、該ピンリンクプレートの弾圧のない状態に一
旦仮チェーン組みし、この状態にてチェーンにグリース
を塗着し真空にてローラの軸孔部及びブシュの軸孔部の
空気を引くことによる反作用(置換)にてグリースを浸
透させるため、簡単、確実に奥深くまで充填し得る。即
ち、油注入工程の簡略化となる。更に、この充填後は注
入口となるブシュ口縁をOリングにて塞ぐため、完全な
る二重密封となる。勿論、使用に当ってもグリース注入
口が露出していないため、雨等の浸入もなく密封性が良
く、延いては長期使用に耐える。また、ブシュの孔を内
向配設とするので、チェーンに張力が作用した際、ピン
とブシュのベアリング面に孔が接触しなく、この点から
も耐久性が向上する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によるチェーンの縦断側面図、第2
図はグリース注入時となる仮チェーン組みの説明図、第
3図A、Bはブシュのwt断面図及び横断面図、第4図
A、Bは第1実施例のローラリンクプレートの正面図及
び断面図、第5図は他の実施例を示す縦断側面図、第6
図は同板チェーン組みの説明図、第7図は従来品の説明
図である。 1・・・ローラリンクプレート、2・・・弾性シート体
、3・・・ローラ、4・・・ブシュ、5・・・0リング
、6・・・ピン、7・・・ピンリンクプレート、8・・
・透孔、9・・・仮チェーン、A・・・グリース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ローラ端部とブシュ端部にシール材を配すグリース
    二重密封型チェーンにおいて、ブシュを、ローラリンク
    プレートを突出し外面側より中途の透孔を経てローラ側
    に連通する筒体とし、このブシュに嵌めたローラ端部の
    シール材を、該ブシュに圧入するローラリンクプレート
    で弾圧すると共に、該ローラリンクプレートに突出のブ
    シュ先端部に他のシール材を嵌め、この後ブシュに挿通
    したピン端をピンリンクプレートに、前記シール材を弾
    圧しない程度に圧入してチェーン組みとし、この仮チェ
    ーン全体にグリースを塗着し、これを真空状態下におき
    ブシュ軸孔とローラ軸孔の空気を引くに反しグリースを
    ブシュ端より浸透させて充填し、最後に前記ピンリンク
    プレートを更に圧入しブシュ先端部のシール材を弾圧し
    、全体としてグリース二重密封とすることを特徴とする
    グリース二重密封型チェーンの製造方法。
JP27137886A 1986-11-14 1986-11-14 グリ−ス二重密封型チエ−ンの製造方法 Granted JPS63125842A (ja)

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JP27137886A JPS63125842A (ja) 1986-11-14 1986-11-14 グリ−ス二重密封型チエ−ンの製造方法

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JPS63125842A true JPS63125842A (ja) 1988-05-30
JPH0213182B2 JPH0213182B2 (ja) 1990-04-03

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5943855A (en) * 1998-06-10 1999-08-31 Tsubakimoto Chain Co. Lubricant retaining chain
US6223515B1 (en) * 1998-03-16 2001-05-01 Joh. Winklhofer & Sohne Gmbh & Co. Kg Link Chain
US7775925B2 (en) 2006-12-27 2010-08-17 Tsubakimoto Chain Co. Oil-free chain
US7914409B2 (en) 2007-05-15 2011-03-29 Tsubakimoto Chain Co. Oil-free chain

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6223515B1 (en) * 1998-03-16 2001-05-01 Joh. Winklhofer & Sohne Gmbh & Co. Kg Link Chain
US5943855A (en) * 1998-06-10 1999-08-31 Tsubakimoto Chain Co. Lubricant retaining chain
US7775925B2 (en) 2006-12-27 2010-08-17 Tsubakimoto Chain Co. Oil-free chain
US7914409B2 (en) 2007-05-15 2011-03-29 Tsubakimoto Chain Co. Oil-free chain

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JPH0213182B2 (ja) 1990-04-03

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