JPS6133326Y2 - - Google Patents

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JPS6133326Y2
JPS6133326Y2 JP13157881U JP13157881U JPS6133326Y2 JP S6133326 Y2 JPS6133326 Y2 JP S6133326Y2 JP 13157881 U JP13157881 U JP 13157881U JP 13157881 U JP13157881 U JP 13157881U JP S6133326 Y2 JPS6133326 Y2 JP S6133326Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
lantern ring
coil
shaft
shaft seal
gland
Prior art date
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JP13157881U
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English (en)
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JPS5836662U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ポンプの軸封部注水のために設け
られるランタンリングの改良に関し、特に、ラン
タンリングをコイル状とすることにより簡単に抜
取り可能とし、グランドパツキンの交換を容易に
する。
一般に、ポンプの軸封部には、注水を行なうた
めグランドパツキンの間に注水孔に臨んでランタ
ンリングが設けられている。従来、このランタン
リングは、四角形断面を有する剛性の環体の内外
周上に環状溝を設け、その内外の環状溝を連通す
る連絡孔を穿設したものが用いらられていた。
しかしながら、このような剛性環体のランタン
リングは、長期使用によつて錆の発生や、水垢に
よつて軸封部内に固着され抜取り作業が困難とな
り、グランドパツキンを交換する際、ランタンリ
ングよりインペラ側のグランドパツキンが交換で
きず、一部交換を省略したり、あるいは、グラン
ドパツキン交換のためにインペラの取外しを行な
うため、手間がかかり、メンテナンス上問題があ
つた。また、抜取りを容易にするためランタンリ
ングを二分割したものも考えられたが、これは使
用中位置ずれを生ずる不具合があつた。
この考案は、ポンプのランタンリングのかかる
問題を解決するものである。而して、この考案の
目的は、簡単に抜取りのできるランタンリングを
提供するにあり、また、この考案の目的は、製作
が容易で安価なランタンリングを提供するにあ
り、さらに、この考案の目的は、グランドパツキ
ンの交換が容易でメンテナンスに手間を要しない
ポンプを提供するにある。
すなわち、この考案は、図示する実施例の如
く、素線96をコイル97に成形し、該コイル9
7の両端部97a,98bを接合してポンプの軸
封部6に挿入可能な環体98を構成したことを特
徴とするランタンリング9に係る。
以下、図面に基づいてこの考案を説明する。
第1図は、ポンプの組立図であり、ケーシング
1内のインペラ2がシヤフト3の一端に取付けら
れている。シヤフト3の他端は軸受4で支承さ
れ、図示しない駆動装置によつて回転を与えられ
る。ケーシング後面(図上右以下同じ)には、ス
タフイングボツクス5が設けられ、スタフイング
ボツクス5と該スタフイングボツクス内を貫通し
ているシヤフト3との間に軸封部6を形成する。
第2図は軸封部の拡大断面を示している。シヤ
フト3の周上には、シヤフトスリーブ7が装着さ
れており、シヤフトスリーブ7とスタフイングボ
ツクス5との間にグランドパツキン8a,8bと
ランタンリング9とを挿入して、グランド押し1
1で押えている。スタフイングボツクス5には、
外部から軸封部6へ軸封水を注水するための注水
孔12が設けられており、ランタンリング9は、
前方のグランドパツキン8aと後方のグランドパ
ツキン8bとの間で注水孔12に臨んで位置して
いる。
第3図は、従来のランタンリング9、第4図
は、第3図のA−A線断面を示している。このラ
ンタンリング9は、四角形断面を有する環体90
の内外周面91,92上に環状溝93,94を設
け、内外の環状溝93,94を連通する連絡孔9
5を穿設している。このランタンリング9は、抜
取り用の切欠き、またはボルト孔等が設けられる
が、剛体であり、軸封部6内に嵌合するように挿
入されているので、グランドパツキン8a,8b
を交換する際グランド押し11を取外し、後方の
グランドパツキン8aを取出した後に後側から抜
き取ろうとしても簡単に抜き取ることができな
い。したがつて、前方のグランドパツキン8aは
交換せぬまま放置されやすく、シール効果を低下
させる。前方のグランドパツキン8aを交換する
ためには、インペラ2を取外し、シヤフト3を抜
き出さねばならず面倒である。
第5図は、本考案のランタンリング9の一実施
例、第6図は、第5図のB−B線断面を示してい
る。このランタンリング9は素線96を断面四角
のコイル97に成形し、その両端面を接合して環
体98を構成する。
第7図は、コイル97の接合法の説明図であ
る。コイル97の端部の接合は、適当な方法で固
着させても良いが、図示するようにコイル97の
両端部の数巻きを接合部97a,97bとして矢
印方向に押し込んで接合するようにすると、現場
での取付け、取外しが容易である。
第8図は、本考案のランタンリング9を挿入し
た場合の軸封部拡大断面を示す。注水孔からの軸
封水は、ランタンリング9のコイル97の素線9
6の隙間を通つて供給される。
このランタンリング9を抜き取るときには、グ
ランド押し11を取外し、後方のグランドパツキ
ン8bを取出した後、先端に鉤を有する抜出具を
用いランタンリング9の素線96に鉤を引つかけ
て後方に引くと、ランタンリング9は、コイル状
であるため弾性変形し容易に抜出すことができ
る。
以上の如く、本考案のランタンリング9は、簡
単に抜き取ることができるため、グランドパツキ
ン8aの交換作業が容易となり、メンテナンスの
所要工数を低減し、軸工を要せず安価であり、必
要に応じ現場でも製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はポンプの組立図、第2図は軸封部の拡
大断面図、第3図は従来のランタンリングを示す
図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は
本考案のランタンリングの一実施例を示す図、第
6図は第5図のB−B線断面図、第7図はコイル
の接合法の説明図、第8図は本考案のランタンリ
ングを挿入した軸封部の拡大断面図である。 図中6は軸封部、9はランタンリング、96は
素線、97はコイル、98は環体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 素線をコイルに成形し、該コイルの両端部を
    接合してポンプの軸封部に挿入可能な環体を構
    成したことを特徴とするランタンリング。 (2) コイルの断面形状が四角形である実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のランタンリング。
JP13157881U 1981-09-04 1981-09-04 ランタンリング Granted JPS5836662U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13157881U JPS5836662U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ランタンリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13157881U JPS5836662U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ランタンリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836662U JPS5836662U (ja) 1983-03-10
JPS6133326Y2 true JPS6133326Y2 (ja) 1986-09-29

Family

ID=29925148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13157881U Granted JPS5836662U (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ランタンリング

Country Status (1)

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JP (1) JPS5836662U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63158819U (ja) * 1987-04-07 1988-10-18
JPS63190027U (ja) * 1987-05-26 1988-12-07
JP5289188B2 (ja) * 2009-05-25 2013-09-11 中国電力株式会社 軸封スペーサの取り出し治具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5836662U (ja) 1983-03-10

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