JPS63125303A - 釘打ち機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】

本発明は釘やステープル等の打ち込み部材を打ち込む釘
打ち磯、殊に携帯型の空気圧式釘打ち機に関するもので
ある。

【？！ｌ景技術】

コイル状に連結されたロール釘や、分離可能に連接接合
されたステープル、Ｔ字釘等の打ち込み部材を打撃手段
によって打ち込む携帯型の釘打ち機には、特公昭５３−
１９４７号公報に示されたようにツレ／イドを用いた電
気式のものと、エアシリンダーを用いた空気圧式のもの
とが提供されているが、従来における空気圧式のものは
、すべて外部圧縮空気源から供給される圧縮空気を利用
したエアシリンダーで打撃作用を行なうものであったた
めに、作業場所が限られる他、長尺のホースの取り扱い
の点で作業性を悪くしている。

【発明の目的】

本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは空気圧式であるにもかかわらず、取
り扱いの便が良くて作業性が向上した釘打ち機を提供す
るにある。

【発明の開示】 しかして本発明は、釘やステープルのような打ち込み部
材の打撃用のピストンを往復動自在に備えているエアシ
リンダーと、エフシリンダーに圧縮空気を供給して上記
ピストンを駆動するコンプレッサーと、このコンプレッ
サー用の電源とを備えた釘打ち磯であって、エアシリン
ダーを具備する本体部と、コンプレッサーと電源とこの
両者を身体に装着するための装着共とを具備する携帯型
動力部と、動力部のコンプレッサーと本体部のエアシリ
ンダーとをつなぐ圧縮空気用ホースとがらなり、ホース
とエフシリンダーとの間にエフシリンダーへの圧縮空気
の供給を制御する弁を設けていることに特徴を有して、
身体に装着することができる動力部から供給される圧縮
空気により、本体部におけるエアシリンダーを作動させ
るようにしたものであるとともに、ホース内の空間が携
帯型であるために空気吐出量の少ないコンプレッサーを
補う空気タンクとして作用するようにしたものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
携帯型空気圧式の釘打ち機は、打ち込み部材９として釘
を使用するものであって、第１図に示すように、本体部
Ａと動力部Ｂとこの両者をつなぐホースＣとから構成さ
れており、更に本体部Ａは、先端よりノズル１５を突出
させているヘッド部１と、このヘッド部１の側面に一端
がつながっているハンドル部２と、ヘッド部１のノズル
１５に一端がつながっているとともにハンドル部２との
開に空間をおいているマ〃ノン４とから構成されている
。 この本体ＩＡについて更に詳しく説明すると、ヘッド部
１は第２図に示すように、中空のハウシング１０内にシ
リンダー１１を設置したもので、シリンダー１１内には
先端をノズル１５内に位置させた打撃子１３が一体に設
けられているピストン１２が摺動自在に納められている
。そしてシリンダー１１の下端開口部はグンパ１９で閉
じられており、シリンダー１１の上端開口は、図中上下
に摺動自在であり且っばね６１にて下方に付勢されてい
る可動プレート１４により開閉自在とされているととも
に、可動プレート１４を貫通するグンパ１８が位置して
いる。また、シリンダー１１問が形成されているのであ
るが、この空間は上下２室に分けられており、上方のタ
ンク室１６は後述するハンドル部２内のタンク室２６と
連通しており、下部の復帰用エアタンク１７はシリンダ
ー１１の下部内と連通孔７１．７２により連通している
。 ハンドル部２はその内部が前述したタンク室２６とされ
た中空のもので、トリが一パルプＴが設置されている。 ハンドル部２の外面に設置されたレバー５０を引くこと
で復帰ばね５１に抗して図中上方へと移動する紬５２と
、この紬５２に間隔をおいて形成されているピストン５
３．５４が内面を摺動するシリンダ一部５５とからなる
トリガーパルプＴは、ヘッド部１のハウジング１０の上
端と可動プレート１４の上面との間に形成される空気室
６０を、紬５２における２つのピストン５３．５４間の
空間を通じてタンク室１６．２６に連通させる制御通気
孔５６．５７をシリンダ一部５５に備えている。またシ
リンダ一部５５の上端の連通している。 マがノン４は針／に９０等の連結部材によって多数個が
つなげられている打ち込み部材９を収納しているもので
、前記／ズル１５に打も込み部材９を送るための送り込
み部材（図示せず）を備えている。 一方、動力部Ｂは第３図に示すように、本体部Ａのヘッ
ド部１へと供給する圧縮空気を形成するピストン式コン
プレッサー５及びこのコンプレッサー５の駆動用のモー
タ３２と、電源としてのパック型電池３１とをハウジン
グ３０内に納めた単一の動力源バック３として構成され
ている。 シリング−２２とピストン２３とからなる上記コンプレ
ッサー５は、ギアケース２１を介してハウジング３０内
に設置されており、またギアケース２１内にはクランク
２５及びクランク２５とピストン２３とを連結するコネ
クティングロッド２４とが納められている。前記モータ
３２はその出力軸に装着されたピニオン３４を、クラン
ク２５に取り付けられたギア３５に噛み合わせることで
、クランク２５を駆動する。尚、ここにおけるギア３５
は大径で回転モーメントが大きく、フライホイールとし
ても機能するものとなっている。 動力部Ｂにおける上記各部材を収納しているハウジング
３０は、第１図に示すように、その側面に引掛突起３６
を一体に具備しており、作業者は第６図に示すように、
腰にまいたベルトにこの引掛突起３６を係止させること
で、携帯することができるようになっている。 本体部Ａと動力部ＢとをつなぐホースＣは、動力部Ｂに
おけるコンプレッサー５の出力部と、本体部Ａのハンド
ル部２の端面に設けられた入力部とに両端が夫々ソケッ
）８１．８１で連結されるらので、第５図（ａ）（ｂ）
に示すように、伸縮した時にもその内部容積を変化させ
ない蛇腹状のものとして形成されており、動力部Ｂ側の
端部には、空気タンク室８２を備えている。 次に動作について説明する。ヘッド部１内のピストン１
２は、シリング−１１の下部空間と復帰用エフタンク１
７とにおける空気圧にてｔＪｒＩ２図に示す状態に保た
れており、またシリング−１１の上端開口はばね６１に
よる付勢を受けた可動プレート１４で閉じられている。 今、動力部Ｂに設けられた電源スィッチ３３を投入する
と、電池３１を電源とするモータ３２によって駆動され
るコンプレッサー５が、吸気弁２７及び排気弁２８を交
互に作動させつつ、ホースＣを通じて本体部へのタンク
室１６．２６に空気を送り込み、このタンク室１６，２
ｆ３内の空気圧を高める。またこの状態においては、ヘ
ッド部１上端に設けられている空気室６０にも制御通気
孔５７．５６を通じて空気が送り込まれる。 釘打ちにあたっては、ハンドルｇ２を握ろ手でトリブー
パルプＴのレバー５０を引けばよい。この捏作によって
上動した軸５２は、ｆｊＩＪ４図に示すように、一方の
ピストン５３をシリング一部５５の上端大径部に移動さ
せるととらに、ピストン５４で制御通気孔５７を閉じて
しまうことがら、空気室６０内の空気は制御通気孔５６
と排気孔７５とを通じて外部に排出される。この結果、
タンク室１６の上端に設けられた連通空間６３を介して
タンク室１６．２６内の高圧空気に接している可動プレ
ート１４は、ばね６１に抗して押し上げられ、タンク室
１６．２６内の高圧空気が連通空間６３を通じてシリン
グ−１１の上部空間に流入することを許す。このために
、ピストン１２は高圧空気によって下方へ駆動され、打
撃子１３によって打ち込み部材９を７ズル１５から打ち
出す。この際、ピストン１２の下降に伴なって、シリン
グ−１１の下部内の空気は復帰用エフタンク１７に送り
込まれる。 ついでレバー５０がら手を離せば、紬５２の復帰によっ
て再度タンク室１６．２６と空気室６゜とが制御通気孔
５６．５７を介して連通するために、可動プレート１４
はばね６１にょる付勢もあって下方へ移動し、シリング
−１１の上端開口及び連通空間６３を閉じるとともに、
シリング−１１内の上部空間を排気孔７４．７３にて外
部に連通させる。またピストン１２は、その下降の際に
復帰ｍエアタンク１７に蓄えられた空気圧によって、上
方へ復帰する。 復帰用エフタンク１７はピストン１２が最も下降した位
置にある時、シリング−１１のピストン１２よりも上方
の空間と連通孔７２を通じて連通するが、下方の連通孔
７１よりもその径ははるかに小さく、ピストン１２の復
帰を妨げる存在となることはない。尚、連通孔７２は、
復帰用エアタンク１７に十分な圧力が蓄えられなかった
時、コンプレッサー５からの空気を復帰用エアタンク１
７に送り込むために設けたものである。 ところで、タンク室１６．２６は、コンプレッサー５の
容量が小さいために設けたものであるが、この釘打ち機
においては、ホースＣ内の空間も、圧縮空気を蓄えるタ
ンク室として機能している上に、前述のようにホースＣ
の動力部Ｂ側の端部に空気タンク室８２を設けているこ
とがら、これらを合わせたタンク室の総容量はかなり大
きなものとなっており、このために釘打ち動作で圧縮空
気が消費されることによる空気圧の低下は少なく、携帯
型であるが故にコンプレッサー５の容量が小さいにもか
かわらず、次の釘打ち動作に短時間のうちに移ることが
できる。空気タンク室８２は第７図に示すように、ホー
スＣの本体８ＩＳＡ側の端部に設けてもよい。 また、動力部Ｂは作業者の腰に取り付けることがでさる
ために、圧縮空気源を内蔵しているとはいえ、作業者が
受ける重量感及び腕にかかる負担は小さく、また、ホー
スＣが存在しているものの、腰に取り付けた動力部Ｂと
手で持つ本体部Ａとの間をつなぐのに必要な長さしかな
い上に、伸縮するようになっているために、据え付は型
のコンプレッサーに接続したホースと比べれば、取り扱
いの点で問題を招くようなことはない。更にホースＣが
短いことは、コンプレッサー５の吐出圧力を上げて損失
をカバーする必要がなく、比較的低出力のコンプレッサ
ー５であっても、十分な作業効率を得ることができる。 また、ここで使用するホースＣは伸縮しても内容積が一
定のものとしているために、ホースＣの伸縮によって空
気圧が変化することはない。尚、このようなホースＣは
、第５図（ａ）に示す最小径ｄと、ひだの角度θ及び長
さｈを次の関係とすることで得ることができる。 ｈ＝　＝（３ｄ／４ｔａｎθ）±（ｄ／４ｔａｎθ）　
・１２／ｅｏｓ＋９−３第８図に動力部Ｂの他の実施例
を示す、これは動力部Ｂをコンプレッサー５及びモータ
３２を収納した動力バック３Ａと、電池３１を納めた電
源パック３Ｂとに分離するとともに、各パック３Ａ。 ３Ｂにベルトを通すことができる取付片３８．３８を設
けて、両パック３　Ａ、３　Ｂを腰の両側に振り分ける
ことができるようにしたものである。この場合、作業者
が受ける重量感は更に軽減され、重量物であるこれらの
部材による作業性の低下を防ぐことができる。図中３９
は両パック３Ａ、３Ｂをつないでいる電源コードである
。 ｔｌＳ９図に更に別の実施例を示す。本体部Ａのハンド
ル部２後端にはタンク室２６と仕切られているとともに
互いに仕切られている一対の室９１゜９２が設けられて
おり、これらの室９１．９２は切換弁９３を介してタン
ク室２６とつながっている。また各室９１．９２は、第
１０図から明らかなように、２本のホースＣ９Ｃによっ
て各別に動力部Ｂのコンプレッサー５と接続されている
。 上記切換弁９３は、ばね９４による付勢で常時は一方の
室９１のみをタンク室２６と連通させているものであり
、従って最初の釘打ち作業にあたっては、一方のホース
Ｃと室９１及びタンク室１６゜２６の空気が消費される
が、これによって室９１及びタンク室２６の空気圧が下
がると、室９２内の空気はばね９４の付勢に抗して切換
弁９３を開いてタンク室２６に流入する。つまり、コン
プレッサー５からの空気供給のみで室９１及びタンク室
２６の空気圧が釘打ち作業に必要な空気圧に復帰する場
合よりも早く空気圧の復帰が行なわれるものであり、こ
のために連続したコンプレッサー５の能力が低くとも、
連続した釘打ち作業を空気圧の不足による釘打ち能力の
低下を招くことなく社なえるものである。 【発明の効果１ 以上のように本発明においては、空気圧式とはいえ、コ
ンプレッサー等の動力部も携帯型とじているために、据
え付は型のコンプレッサーから圧縮空気を供給する場合
に比して、取り扱いの便が良好であり、しかもこの動力
部は作業者の身体に装着することができるものとしてい
るために、作業者が受ける重量感及び腕にかかる負担は
小さく、また動力部と本体部とをつなぐホースが存在し
ているものの、腰に取り付けた動力部と手で持つ本体部
との間をつなぐのに必要な長さしかないために、ホース
が邪魔になって作業性が悪くなるということはないもの
であり、しかもこのホース内の空間は、携帯型であるた
めに空気吐出量の少ないコンプレッサーを補う空気タン
クとして作用することから、釘打ち能力の点で問題とな
ることもないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の斜視図、第２図は同上の本体
部の縦断面図、第３図は同上の動力部の縦断面図、第４
図は同上の釘打ち時における本体部の縦断面図、第５図
（ａ）（ｂ）は同上のホースの断面図、第６図は同上の
使用状態を示す斜視図、第７図は他の実施例の斜視図、
第８図は動力部の他の実施例を示す斜視図、第９図は本
体部の別の実施例の縦断面図、第１０図は同上に使用す
るホースの横断面図であって、Ａは本体部、Ｂは動力部
、Ｃはホース、５はコンプレッサー、１１はエアシリン
ダー１１２はピストン、３１は電池、３２はモータを示
す。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第７図 第８図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）釘やステープルのような打ち込み部材の打撃用の
   ピストンを往復動自在に備えているエアシリンダーと、
   エアシリンダーに圧縮空気を供給して上記ピストンを駆
   動するコンプレッサーと、このコンプレッサー用の電源
   とを備えた釘打ち機であって、エアシリンダーを具備す
   る本体部と、コンプレッサーと電源とこの両者を身体に
   装着するための装着具とを具備する携帯型動力部と、動
   力部のコンプレッサーと本体部のエアシリンダーとをつ
   なぐ圧縮空気用ホースとからなり、ホースとエアシリン
   ダーとの間にエアシリンダーへの圧縮空気の供給を制御
   する弁を設けていることを特徴とする釘打ち機。
2. （２）ホースは動力部のコンプレッサーとの接続部に空
   気タンク室を備えていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の釘打ち機。
3. （３）ホースは本体部との接続部に空気タンク室を備え
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の釘
   打ち機。
4. （４）本体部と動力部とは複数本のホースで並列に接続
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の釘打ち機。
5. （５）ホースは内部容積が一定のままで伸縮する蛇腹状
   のものであることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の釘打ち機。
6. （６）動力部におけるコンプレッサーと電源とは個々の
   ケースに収納されてベルト型の装着具に取り付けられて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の釘打
   ち機。