JPS6312520A - 空気輸送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉粒材料をプラグ輸送する空気輸送装置に関す
る。

〔従来の技術及びその問題点〕

密閉圧力タンク、これに接続される輸送管及び該輸送管
にパルス状に圧縮空気全供給するためのパルスエア装置
から成り、前ｉ己パルスエア装置からの圧縮空気により
前記密閉圧力タンクから排出される粉粒材料を前記輸送
管に浴ってプラグ輸送するようにした空気輸送装置が知
られている。プラグ輸送とは、輸送管内に圧力空気層（
パルス）と粉粒体集合物層（プラグ）とを交互に形成さ
せ、プラグに隣接する２つのパルス間の圧力差によって
そのプラグを透過する圧力空気の作用力、すなわち゛く
さび力″′全利用して粉粒体を推進させる方法であるが
、パルスエア装置から輸送管内に圧縮空気供給時（パル
スＯＮ時）には多量の空気が供給されなければならない
。このためには圧縮空気源の圧力を高くするか　パルス
エア装置ｔまでの導管の太さを大きくしなければならな
い。これらには限界があり、またできるだけ高くした９
大きくすると、それだけコスト高となる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記問題に鑑みてなされ、従来の装置の能力や
大きさのま＼であってもパルスエア装置のパルスＯＮ時
のエア供給量全増大させることが可能な空気輸送装置を
提供することを目的とする。

〔問題点′ｆｒ：解決するための手段〕上記目的は、密
閉圧力タンク、これに接続される輸送管及び該輸送管に
パルス状に圧縮空気を供給するためのパルスエア装置か
ら成９、前記パルスエア装置からの圧縮空気により前記
密閉圧力タンクから排出される粉粒材料を前記輸送管に
滑ってプラグ輸送するようにした空気輸送装置において
、前記パルスエア装置の圧縮空気供給源側に補助タンク
を設け、該パルスエア装置から前記輸送管への圧縮空気
供給の遮断時に、前記補助タンク内に前記圧縮空気供給
源からの圧縮空気を蓄積するようにしたことを特徴とす
る空気輸送装置によって達成される。

〔作　用〕

圧縮空気源の圧力や、これからパルスエア装置１での４
管が従来と同一であってもパルスＯＦＦ　時に補助タン
ク内に圧縮空気源からの圧縮空気を蓄積することができ
るので、パルスＯＮ時に従来より多量の圧縮空気を輸送
管に供給することができる。

これにより輸送速度を高くすることができるのであるか
らこれを同一とすれば、圧縮空気源の圧力を小さくした
り、パルスエア装置までの導管の太さ金小さくすること
ができる。

また、補助タンクに−たん貯えて、パルスＯＮ時にこれ
から大半の圧縮空気を供給するようにしているので、均
一的で安定したパルスエアーを輸送管内に供給すること
ができる。

〔実施例〕

以−ト、本発明の実施例による空気輸送装置について図
面を参照して説明する。

図において、圧力タンク（１）は本体（２）と蓋体（３
）とから成り蓋体（３）によって気密に本体（２）の開
口が被稽されている。蓋体（３）と一体向にダクト（４
）が形成され、これは下側バルブ（５）、中間ダクト（
６）、上側バルブ（７）、フレキシブルジヨイント（８
）’（ｒ介してホツバ（９）の排出開口に接続される。

ホッパ（９）は地上に適宜、部材を介して支持される。

圧力タンク（１）の本体（２）の下部に形成される排出
口部αりは排出ダクト０ηに接続され、これはエアパル
ス装置もしくはエアナイフ装置Ｏ２及びフレキシブルジ
ヨイント０１を介して長い輸送管（１侵に接続される。

輸送管（１４１はフレキシブルではなく剛体であるが、
捕集タンク０７）へと延びておシ、適所で支柱（ハ）（
ト）により地上に支持されている。捕集タンクαηの上
部にはエアフィルタ（至）が設けられ、排出開口部には
バルブ四が配設され、作動装置（１）により開閉される
ようになっている。

圧力タンク（１）は−側壁側でヒンジＩ２１１で地上に
支持されてお９、他側壁側でロードセル（２２１で地上
に支持されている。すなわち、圧力タンク（１）はロー
ドセル（２２１により全重量が計重されるようになって
いる。圧力タンク（１）は地上からはフレキシブルジヨ
イント（８）α葎により浮いた状態にＩＪ）、その全重
量がバルブ（５）　（７）、ダクト（４）　（６）　Ｃ
１η、エアナイフ装置０４と共にロードセルＱｚで計重
されるようになっている。これら及び圧力タンク（１）
の本体（２）や蓋体（３）は予め重量が知られているの
で、結局、ロードセル（２２１の出力から圧力タンク（
１）内の粉粒材料の１量を知ることができる。また、圧
力タンク（１）の側壁部にはバイブレータ（ハ）が取り
付けられており、この振動により圧カタンク（１）内で
仮に粉粒材料がブリッヂを形成せんとしてもこれは破か
いされ、内部は常に良好な流動状態を保持することがで
きるようになっている。

次に圧力タンク（１）への配管系統について説明する。

圧縮空気源としてのタンクｆ２４＋からは配管（２５１
を介して圧縮空気が圧力タンク（１）の上部に供給され
る。

タンク０４にはコンプレッサ６１）が接続されている。

配管（ハ）にはバルブＣ２８１が接続され、これにより
圧力タンク（１）内に供給される圧力が例えばゲージ圧
で０．５〜０．６気圧に調節される。空気流量では約５
ｒｒＶ／ＳｅＣとされる。このために配管０５１には更
に流量ｉｔ　ｔ２６１及び圧力計（８）が接続される。

配管（２５１から圧力タンク（１）の上部に供給される
圧縮空気により圧力タンク（】）内の粉粒材料は全体と
して下方へと押圧される。

配管（２５１からは史に配管１２９１　（３３（３６）
　カ分岐しテオシ。

配管（２（には電磁バルブ（１３ｏ＋が接続され、これ
がら圧縮空気がやはシ圧カタンク（すの上部に供給され
るようになっているが、通常の空気輸送時、すなわち圧
力タンク（１）の下限レベル以上に粉粒材料が存在して
いるときは電磁バルブ（刻は閉じておシ、上述のバルブ
（２１ｉ１が開いている。圧力タンク（１）ヲ空にすべ
く、そして輸送管αΦから完全に粉粒材料を排出したい
ときには電磁バルブ圓が開かれ、上述のバルブｅ＆は閉
じられ、モしてよシ尚い圧力で例えば１５〜２０ｍ／ｓ
ｅｅの流量で圧縮空気が圧力タンク（１）内へ送られる
ようになっている。分岐配管（３カはバルブ６１を介し
て圧力タンク（υの排出口部α１に接続される。こ＼か
ら吹き込まれる圧縮空気にょシ圧カタンク（１）内に存
在する粉粒材料は流動化され、輸送管αΦへの排出を容
易なものとしている。流量計−、圧力計図により適切に
流動化されるように圧縮空気の流量及び圧力全調節する
ようになっている。

分岐配管（３６）はバルブ（慢、本発明に係わる補助タ
ンク山及び電磁バルブ（４１を介してエアナイフ装置ａ
４に接続されている。エアナイフ装置（６）は公知のよ
うに管の外周のせまい隙間から圧縮空気全噴田してこの
部分の粉粒材料全ナイフで切るような働らきをする。電
磁バルブ（４１は自動的にオンオフを繰返し、パルス状
の圧縮空気を供給する。流量計Ｏη、圧力計（至）によ
りタンクＱ４１からの圧縮空気の圧力及び流量が適宜調
節される。

’１　＠　／（ルブ（５）（７）Ｃ３０１（４１ノソレ
／　（）”部（４４１ｔ４！ｉｌ　ｔ３１）　（４υは
それぞれ制両回路卿の出力端子に接続されている。

またロードセル（ツの出力端子は制御ｌ１路（４ぷの入
力端子に接続される。

なおタンクＱ４１には圧力針（４２１が接続され、タン
ク（２４１内の圧力を検出し、この圧力が所定範囲内に
あるようにコンプレッサ但υからも圧縮空気がこ＼に供
給されるようになっているものとする。

本実施例は以上のように構成されるが、次にこの作用に
ついて説明する。

まず、通常の輸送状態について説明する。圧力タンク（
１）内には下限レベル以上に粉粒材料が貯蔵されている
。これはロードセル（２２１により検出される。すなわ
ち、粉粒材料の比重は予め測定されてお９、この値と検
知材料重量とから材料レベルが制御向路（４３内で演算
される。この結果から下限レベル以上に粉粒材料が圧力
タンク（１）内に存在すると判断されてソレノイド部ｔ
４４１　ｔ４５３υは励磁されないが、電磁バルブ＋４
１のソレノイド部（４１）にはパルス状の電流が流され
る。すなわち電磁バルブｔ４（ｌは開閉を繰シ返しエア
ナイフ装置（ロ）にパルス状の圧縮空気が供給される。

他方、圧力タンク（１）内の上部では圧縮空気が配管（
２５１，バルブ（２印を介して供給され、圧力タンク（
１）内に存在する粉粒材料は全体的に下方へと押圧され
る。一方、排出口部ａ０からも圧縮空気が供給されて粉
粒材料は流動状態におかれる。バイブレータ１２３）の
振動により圧カタンク（１）内では粉粒材料のブリッヂ
が形成されることは未然に防止され、良好で、一様な材
料の流動状態が得られる。圧力タンク（１）の内壁に材
料が付着してブリッヂを生成さく　８　　） ぜんとするような傾向は防止される。

圧力タンク（１）からは滑らかに粉粒材料がダクトｃＩ
ｌ、＋全通ってエアナイフ装置（６）内へと導かれる。

こ＼で連続的に供給される粉粒材料は断続的圧縮空気に
よ）ナイフで切られる如く分断され、図示する如くプラ
グ状に輸送管α荀中を移送される。（４ηは粉粒材料で
あり、（４ｇＩは空気である。

捕集タンクＯ’／）には粉粒材料が集積され、空気はフ
ィルタ（ト）を通って外部に排気される。フィルタ（ト
）によって粉粒材料が外部に漏れることは防止される。

圧力タンク（１）内の粉粒材料が減少し、所定の下限レ
ベルに達したことをロードセル（２２１が検知すると制
御回路旧が電磁バルブ（５）　（７）のソレノイド部（
４９（４４１を交互に励磁する信号を発生する。

すなわち、上方の電磁バルブ（７）が開かれてホッパ（
９）から粉粒材料がダクト（６）内へ排出される。こ＼
に所定量排出されると、もしくは所定時間、排出される
と、ソレノイド部（財）は消磁されて電磁バルブ（７）
は閉じる。次いで電磁バルブ（５）はソレノイド部（４
つが励磁されて開となシダクト（６）内の粉粒材料は圧
力タンク（１）内へと排出される。所定時間、排出する
と、もしくはダクト（６）が空になるとソレノイド部（
４１は消磁され電磁バルブ（５）は閉じられる。

次いで上側の電磁バルブ（７）がソレノイド部（４４）
の励磁により開となシホッパ（９）からダクト（６）内
に材料が供給される。

以上のようにして電磁バルブ（５）　（ｎが交互に開閉
を繰り返してホッパ（９）から粉粒材料が中間ダクト（
６）を介して圧力タンク（１）内に補給される。この補
給中も圧力タンク（１）からは連続的に輸送管（１４）
へ材料が供給されパルス状の圧縮空気によυプラグ輸送
されている。圧力タンク（１）の上部には配管（２５１
から連続的に圧縮空気が供給されているが、上述のよう
に電磁バルブ（５）　（７）　’＆交互に開閉すること
によりこの圧縮空気がホッパ（６）から大気中に排気さ
れることが極力防止される。すなわち、補給中の圧損を
極力防止している。

圧力タンク（１）内の粉粒材料が所定の上限レベルまで
供給されたことをロードセルＣ２２１が検知すると、電
磁バルブ（５）　（７）の交互の励磁は中止され、再び
両バルブ（５）　（７）は閉となる。

次に圧力タンク（１）を空にし、輸送管αΦからも粉粒
材料を完全に排出してしまう場合について説明する。

この場合には、図示せずとも制御回路（４１１に設けら
れた完全排出ボタンを押すものとする。ロードセルのが
圧力タンク（１）内の粉粒材料が下限レベルに達したこ
と全検知してもこの場合は電磁バルブ（５）　（７）は
作動せず、電磁バルブＣＨ４０のソレノイド部Ｃ３１１
（４υがそれぞれ、励磁及び消磁される。すなわち電磁
バルブ艶か開き大きな圧力で流量の圧縮空気が圧力タン
ク（１）内に導かれる。また電磁バルブ（４１は常時閉
となシパルス状の圧縮空気の供給は停止する。

連続的な高い圧力の圧縮空気により圧力タンク（１）内
の材料は輸送管（１４へと排出され、また輸送管ａ＜内
の材料はこの圧縮空気によυ捕集タンクθη内へと排出
される。なおバイブレータ（２３１の振動により圧力タ
ンク（１）内壁に付着せんとする材料は極力減少させら
れる。

捕集タンクθη内に集積された粉粒材料は作動装置い１
の駆動によりバルブａ９が開かれ次工程へと供給される
。

本実施例は以上のような作用を行うのであるが、次のよ
うな効果を奏するものである。

すなわち、本実施例では、圧縮空気供給源としてのタン
ク０４１からエアナイフ装置（２）までの導管（：（１
）内に補助タンク（６■全接続させている。従って、電
磁バルブ（４（浄のオフ時には、タンクＣ２４１からの
圧縮空気は補助タンク（６０）内に蓄えられる。そして
電磁バルブ（４（草のオン時には、この補助タンク１１
３０１から圧縮空気が輸送管Ｃ１ａ内に供給される。こ
れにより、従来より多量の空気が供給される。しかも、
補助タンク喰の容−Ｉｎ充分に大きくしておけば、圧力
の変動が小さく、均一的で安定したパルスエアーを輸送
管α荀に供給することができる。

従来とエアナイフ装置（６）からの空気供給量が同一と
すれば、圧縮空気源としてのタンク１．２４１内の圧縮
空気の圧力を小さくすることができる。換言すれば、コ
ンプレッサ却の能力を小さくすることができる。また、
導管（３６１の径を従来より小さくすることができる。

これらにより装置全体のコストヲ低下させることができ
る。

以上、本発明の実施例について説明したが、勿論、本発
明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に
基づいて種々の変形が可能でおる。

例えば以上の実施例では補助タンク但αは１個であった
が、複数個、設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の空気輸送装置によれば、エア
パルス装置からの輸送管への空気供給量を従来より増大
させることができ、また均一的な圧力で供給することが
できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例による空気輸送装置の部分破断側
面図である。 なお図において、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉圧力タンク、これに接続される輸送管及び該輸送管
   にパルス状に圧縮空気を供給するためのパルスエア装置
   から成り、前記パルスエア装置からの圧縮空気により前
   記密閉圧力タンクから排出される粉粒材料を前記輸送管
   に沿つてプラグ輸送するようにした空気輸送装置におい
   て、前記パルスエア装置の圧縮空気供給源側に補助タン
   クを設け、該パルスエア装置から前記輸送管への圧縮空
   気供給の遮断時に、前記補助タンク内に前記圧縮空気供
   給源からの圧縮空気を蓄積するようにしたことを特徴と
   する空気輸送装置。