JPS63124674A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPS63124674A JPS63124674A JP61269863A JP26986386A JPS63124674A JP S63124674 A JPS63124674 A JP S63124674A JP 61269863 A JP61269863 A JP 61269863A JP 26986386 A JP26986386 A JP 26986386A JP S63124674 A JPS63124674 A JP S63124674A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 141
- 239000013589 supplement Substances 0.000 claims description 3
- 230000009466 transformation Effects 0.000 abstract 4
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000000844 transformation Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は像形成装置に関し、特にデジタル画像信号上に
おいて特性変換fi理を行なう像形成装置に関する。
おいて特性変換fi理を行なう像形成装置に関する。
[従来の技術]
複写装置等の像形成装置は様々な原稿画像を扱っている
。中でも重要なのは文字画像と写真画像であろう。一般
に、文字画像については解像度が高く、ハイコントラス
トな画質で像形成するのが見易いと言われ、また写真画
像については階調性の高い画質で像形成するのが良いと
言われる。
。中でも重要なのは文字画像と写真画像であろう。一般
に、文字画像については解像度が高く、ハイコントラス
トな画質で像形成するのが見易いと言われ、また写真画
像については階調性の高い画質で像形成するのが良いと
言われる。
従来、この種の装置ではA / D変換後のデジタル画
像信号に対して更にD/D変換手段によるγ変換等を施
すことにより目的画像を得ていた。
像信号に対して更にD/D変換手段によるγ変換等を施
すことにより目的画像を得ていた。
第7図は従来の変換特性の一例を示す図である。図にお
いて、人力のアナログ画像信号(A/D人力)はリニア
特性のA/D変換を受けた後、ノンリニア特性のD/D
変換(γ2換)を受けている。しかしこうすると、デジ
タル信号をγ変換する際に発生する量子化誤差は7曲線
の傾きが大きい時に著しくなるから、D/D出力のレベ
ルのうちには使用されないレベルが多数発生してしまう
ことになる。その結果、D/D出力において実際に表現
可能な階調数は本来のD/D変換回路自体が表現し得る
最大の階調数よりも少なくなってしまい、いわゆる階調
の飛びが発生していた。
いて、人力のアナログ画像信号(A/D人力)はリニア
特性のA/D変換を受けた後、ノンリニア特性のD/D
変換(γ2換)を受けている。しかしこうすると、デジ
タル信号をγ変換する際に発生する量子化誤差は7曲線
の傾きが大きい時に著しくなるから、D/D出力のレベ
ルのうちには使用されないレベルが多数発生してしまう
ことになる。その結果、D/D出力において実際に表現
可能な階調数は本来のD/D変換回路自体が表現し得る
最大の階調数よりも少なくなってしまい、いわゆる階調
の飛びが発生していた。
しかもこの影響は出力画像に疑似輪郭として現われ、画
像を不自然なものにしていた。
像を不自然なものにしていた。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり
、その目的とする所は、文字画像については解像度が高
く、ハイコントラストな画質を形成すると共に、写真画
像については階調性の高い中間調の画質を形成できる像
形成装置を提供することにある。
、その目的とする所は、文字画像については解像度が高
く、ハイコントラストな画質を形成すると共に、写真画
像については階調性の高い中間調の画質を形成できる像
形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、D/D変換時の量子化誤差を最小
限にすると共に、夫々の画質を一層向上させ、疑似輪郭
の発生を防止できる像形成装置を提供することにある。
限にすると共に、夫々の画質を一層向上させ、疑似輪郭
の発生を防止できる像形成装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本発明の像形成装置は上記目的を達成するために、アナ
ログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換
手段と、前記デジタル画像信号を互いに特性の相違する
デジタル信号に変換可能なり/D変換手段と、画像モー
ドに従って前記D/D変換手段の変換特性を選択する選
択手段を備えることをその概要とする。
ログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変換
手段と、前記デジタル画像信号を互いに特性の相違する
デジタル信号に変換可能なり/D変換手段と、画像モー
ドに従って前記D/D変換手段の変換特性を選択する選
択手段を備えることをその概要とする。
また好ましくは、A/D変換手段は略γ変換特性を存す
ることをその一態様とする。
ることをその一態様とする。
また好ましくは、少なくとも1のD/D変換特性はA/
D変換手段と逆の変換特性であることをその一態様とす
る。
D変換手段と逆の変換特性であることをその一態様とす
る。
また好ましくは、少なくとも1のD/D変換特性はA/
D変換手段の略γ変換特性をγ変1ゑ特性に補うもので
あることをその一態様とする。
D変換手段の略γ変換特性をγ変1ゑ特性に補うもので
あることをその一態様とする。
[作用]
かかる構成において、A/D変換手段は人力のアナログ
画像信号をデジタル画像信号に変換する。例えばこのA
/D変換手段は略γ変換特性を有する。そしてD/D変
換手段は前記デジタル画像信号を互いに特性の相違する
デジタル信号に変換可能である。例えば一方のD/D変
換特性はA/D変換手段の略γ変換特性と逆の変換特性
を有しており、もって装置全体としてはリニアな変換特
性となり、文字画像について解像度が高く、ハイコント
ラストな画質を形成する。また、もう一方のD/D変換
特性は例えばA/D変換手段の略γ変換特性をより完全
なγ変換特性に補うものであり、もって装置全体として
はγ変換特性となり、しかも量子化誤差が少なく、写真
画像について階調性の高い中間調の画質を形成する。選
択手段はこれらの画像モードに従って前記D/D変換手
段の変換特性を選択する。
画像信号をデジタル画像信号に変換する。例えばこのA
/D変換手段は略γ変換特性を有する。そしてD/D変
換手段は前記デジタル画像信号を互いに特性の相違する
デジタル信号に変換可能である。例えば一方のD/D変
換特性はA/D変換手段の略γ変換特性と逆の変換特性
を有しており、もって装置全体としてはリニアな変換特
性となり、文字画像について解像度が高く、ハイコント
ラストな画質を形成する。また、もう一方のD/D変換
特性は例えばA/D変換手段の略γ変換特性をより完全
なγ変換特性に補うものであり、もって装置全体として
はγ変換特性となり、しかも量子化誤差が少なく、写真
画像について階調性の高い中間調の画質を形成する。選
択手段はこれらの画像モードに従って前記D/D変換手
段の変換特性を選択する。
[実施例の説明]
以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。第1図は本発明による実施例の像形成装置のブロッ
ク構成図である。図において、1は原稿画像を読み取る
CCD、2はCCD 1で読み取ったアナログ画像信号
を増幅する増幅器(AMP)、3はAMP2で増)逼し
たアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/
D変換器、4−1〜4−4はA/D変換器3に各ビット
スライスレベルを提供するための差動増幅器(AMP)
、5−1〜5−4は各ビットスライスレベルを決定する
抵抗器、6は写真モード用のD/D変換器、7は文字モ
ード用のD/D変換器、8はプリンタである。
る。第1図は本発明による実施例の像形成装置のブロッ
ク構成図である。図において、1は原稿画像を読み取る
CCD、2はCCD 1で読み取ったアナログ画像信号
を増幅する増幅器(AMP)、3はAMP2で増)逼し
たアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/
D変換器、4−1〜4−4はA/D変換器3に各ビット
スライスレベルを提供するための差動増幅器(AMP)
、5−1〜5−4は各ビットスライスレベルを決定する
抵抗器、6は写真モード用のD/D変換器、7は文字モ
ード用のD/D変換器、8はプリンタである。
原稿画像はCCD 1によりアナログ画像信号に変換さ
れ、該信号はAMP2で増幅された後、A/D変換器3
に送られる。A/D変換器3は、例えばトムソン族のE
F8308等であり、外部の差動増幅器群4と抵抗器群
5を組合せた電位フォロワ回路が提供する各ビットスラ
イスレベルによってA/D変換特性を任意に設定できる
。
れ、該信号はAMP2で増幅された後、A/D変換器3
に送られる。A/D変換器3は、例えばトムソン族のE
F8308等であり、外部の差動増幅器群4と抵抗器群
5を組合せた電位フォロワ回路が提供する各ビットスラ
イスレベルによってA/D変換特性を任意に設定できる
。
第2図(a)及び(b)は−例のA/D変換特性を示す
図である。ここでは、例えば1/4vRzrJ、4V
、 2/4VREF −1,3V 、 3/4VRE
F −1,8V (7)3点補正として略γ変換特性
の特性曲線を定めることができる。
図である。ここでは、例えば1/4vRzrJ、4V
、 2/4VREF −1,3V 、 3/4VRE
F −1,8V (7)3点補正として略γ変換特性
の特性曲線を定めることができる。
第1図において、A/D変換器3のA/D変換特性は上
記の如くこのままで写真用のγ変換特性に適しており、
写真モードの場合にはA/D変換出力を略リニア特性の
D/D変換器6により更にγ微調整を行なえる。また文
字モードの場合にはこの略γ変換特性を打ち消すような
逆γ変換をD/D変換器7で行い、もってA/D変換と
D/D変換を合せた後は全体としてリニアな変換である
。こうして各D/D変換器6及び7はモード切換信号に
よって選択され、対応するD/D変換器6又は7で補正
されたデジタル画像信号はプリンタ8に送られる。プリ
ンタ8は解像度及び階調性の優れたものが適しており、
例えばレーザスキャナを用いた電子写真式プリンタが良
い。
記の如くこのままで写真用のγ変換特性に適しており、
写真モードの場合にはA/D変換出力を略リニア特性の
D/D変換器6により更にγ微調整を行なえる。また文
字モードの場合にはこの略γ変換特性を打ち消すような
逆γ変換をD/D変換器7で行い、もってA/D変換と
D/D変換を合せた後は全体としてリニアな変換である
。こうして各D/D変換器6及び7はモード切換信号に
よって選択され、対応するD/D変換器6又は7で補正
されたデジタル画像信号はプリンタ8に送られる。プリ
ンタ8は解像度及び階調性の優れたものが適しており、
例えばレーザスキャナを用いた電子写真式プリンタが良
い。
さて、複写装置においては文字原稿に対しては文字モー
ド、写真原稿に対しては写真モードというようにモード
設定をして、画像の性賀に応じて装置の特性を切換える
ことが画質の良い出力画像を得るポイントである。即ち
、文字モードにおいてはハイコントラストで解像度の高
い出力画像を与え、写真モードにおいては原稿に忠実で
階調性のある出力画像を与えることが必要である。
ド、写真原稿に対しては写真モードというようにモード
設定をして、画像の性賀に応じて装置の特性を切換える
ことが画質の良い出力画像を得るポイントである。即ち
、文字モードにおいてはハイコントラストで解像度の高
い出力画像を与え、写真モードにおいては原稿に忠実で
階調性のある出力画像を与えることが必要である。
ところで、上記の特性を備えるためには、文字モードの
時には装置全体としてリニア特性を持たせ、写真モード
の時には入力画像と出力画像の階調性が一致するような
γ特性を持たせることが必要である。そこで、A/D変
換部とD/D変換部を組み合わせてこの目的を達成する
のであるが、ここで問題となるのはD/D変換部におけ
る量子化誤差の発生である。そこで、本発明者等は、こ
れを減少させるためにはD/D変換部における特性変換
の比率を相対的に少なくシシて、その分だけA/D変換
部にその特性変換機能を持たせるようにすればよいこと
に気付いた。即ち、これによる解決策は、A/D変換器
3には写真モードのための略γ変換特性を与えておき、
その分り/D変換器6の変換特性をリニアに近付け、も
って量子化誤差の定置をうけやすい写真モードにおいて
は良好な画像を得るようにし、また文字モードにおいて
は、D/D変換器7により逆γ変換を行い、装置全体と
してリニア特性に戻してやるのである。こうすることで
、出力画像は、原稿読み取り用のCCD 1の人力特性
を反映したものとなるが、CCD 1は一毅に光量に対
し線型な特性であるため、結果的に出力画像を従来のア
ナログ複写装置とほぼ同等な、ハイコントラストな画質
とすることが出来るのである。また、文字モードにおい
ては仮に量子化誤差による画像変換誤差が含まれても、
画像自体の性質からしてそれを問題にされることが少な
いので実用上においては何等差しつかえない。従って、
A/D変換器3には唯一の写真モード用の略γ変換特性
しか与えていないにもかかわらず両モードで良好な画像
を得る。
時には装置全体としてリニア特性を持たせ、写真モード
の時には入力画像と出力画像の階調性が一致するような
γ特性を持たせることが必要である。そこで、A/D変
換部とD/D変換部を組み合わせてこの目的を達成する
のであるが、ここで問題となるのはD/D変換部におけ
る量子化誤差の発生である。そこで、本発明者等は、こ
れを減少させるためにはD/D変換部における特性変換
の比率を相対的に少なくシシて、その分だけA/D変換
部にその特性変換機能を持たせるようにすればよいこと
に気付いた。即ち、これによる解決策は、A/D変換器
3には写真モードのための略γ変換特性を与えておき、
その分り/D変換器6の変換特性をリニアに近付け、も
って量子化誤差の定置をうけやすい写真モードにおいて
は良好な画像を得るようにし、また文字モードにおいて
は、D/D変換器7により逆γ変換を行い、装置全体と
してリニア特性に戻してやるのである。こうすることで
、出力画像は、原稿読み取り用のCCD 1の人力特性
を反映したものとなるが、CCD 1は一毅に光量に対
し線型な特性であるため、結果的に出力画像を従来のア
ナログ複写装置とほぼ同等な、ハイコントラストな画質
とすることが出来るのである。また、文字モードにおい
ては仮に量子化誤差による画像変換誤差が含まれても、
画像自体の性質からしてそれを問題にされることが少な
いので実用上においては何等差しつかえない。従って、
A/D変換器3には唯一の写真モード用の略γ変換特性
しか与えていないにもかかわらず両モードで良好な画像
を得る。
第3図は実施例のA/D変換とD/D変換の関係を示す
概念図である。図において、A/D変換特性(A/D人
力とA/D出力の関係)は唯一の例えばγ変換特性であ
る。一方、写真モードにおいては、D/D変換特性(A
/D出力とD/D出力の関係)は直線のA″であり、も
って装置全体としての変換特性(A/D人力とD/D出
力の関係)は1曲線のA′ となって現れる。これを第
4図の濃度グラフで表わすと、人力画像濃度り、と出力
画像濃度D0の関係は直線のBになり、高階調性を与え
る。他方、文字モードにおいては、第3図のA/D変換
特性(γ変換特性)が曲線B″のD/D変換特性により
逆γ変換されるので、結局装置全体としてのA/D人力
とD/D出力の関係は直線のB′ となる。同様にして
これを第4図の濃度グラフで表わすと、入力画像濃度D
I と出力画像濃度D0の関係は曲線Aとなりハイコン
トラストな画像を与える。
概念図である。図において、A/D変換特性(A/D人
力とA/D出力の関係)は唯一の例えばγ変換特性であ
る。一方、写真モードにおいては、D/D変換特性(A
/D出力とD/D出力の関係)は直線のA″であり、も
って装置全体としての変換特性(A/D人力とD/D出
力の関係)は1曲線のA′ となって現れる。これを第
4図の濃度グラフで表わすと、人力画像濃度り、と出力
画像濃度D0の関係は直線のBになり、高階調性を与え
る。他方、文字モードにおいては、第3図のA/D変換
特性(γ変換特性)が曲線B″のD/D変換特性により
逆γ変換されるので、結局装置全体としてのA/D人力
とD/D出力の関係は直線のB′ となる。同様にして
これを第4図の濃度グラフで表わすと、入力画像濃度D
I と出力画像濃度D0の関係は曲線Aとなりハイコン
トラストな画像を与える。
第5図は写真モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図である。図において、グラフの第
4象限の階段関数はA/D変換器3の略γ変換特性を表
し、第2象限の階段関数はD/D変換器6のほぼリニア
なγ補正変換特性を表し、第1象限の階段関数はA/D
変換後にD/D変換でγ調整を行ったときの装置全体の
γ変換特性を表わしている。そして、A/D入力の1.
5〜2.OVのアナログレンジはD/D出力の28H(
43)〜3BH(59)のデジタルレンジに対応してい
る。このように、A/D変換の階段関数においては例え
ば略γ特性をもたせるための補正点Pが存在しており、
そしてA/、D変換後のD/D変換においては補正点の
近傍の信号レベルに対してさらにγ微?A整を加えてや
ることにより、全体の(A/D+D/D)変換において
は各信号変換レベルは滑らかにつながり、その特性関数
には補正点Pに対応する変曲点は発生していない。従っ
て、出力画像において補正点Pのあたりが疑似輪郭とし
て現われるということはない。このように本発明によれ
ば、A/D変換の効果とD/D変換の効果が関連するよ
うに考慮することで装置全体の特性曲線を一層微妙に調
整可能になる。
関係を具体的に示す図である。図において、グラフの第
4象限の階段関数はA/D変換器3の略γ変換特性を表
し、第2象限の階段関数はD/D変換器6のほぼリニア
なγ補正変換特性を表し、第1象限の階段関数はA/D
変換後にD/D変換でγ調整を行ったときの装置全体の
γ変換特性を表わしている。そして、A/D入力の1.
5〜2.OVのアナログレンジはD/D出力の28H(
43)〜3BH(59)のデジタルレンジに対応してい
る。このように、A/D変換の階段関数においては例え
ば略γ特性をもたせるための補正点Pが存在しており、
そしてA/、D変換後のD/D変換においては補正点の
近傍の信号レベルに対してさらにγ微?A整を加えてや
ることにより、全体の(A/D+D/D)変換において
は各信号変換レベルは滑らかにつながり、その特性関数
には補正点Pに対応する変曲点は発生していない。従っ
て、出力画像において補正点Pのあたりが疑似輪郭とし
て現われるということはない。このように本発明によれ
ば、A/D変換の効果とD/D変換の効果が関連するよ
うに考慮することで装置全体の特性曲線を一層微妙に調
整可能になる。
ここで、第5図の変換特性を第7図の従来の写真モード
の変換特性と比較されたい。第7図の第4象限の階段関
数は通常のA/D変換を行うために線形なものとなって
いる。このため、第2象限の階段関数においてはD/D
変換によるγ特性を持たせている。そして第1象限の階
段関数は装置全体の(A/D+D/D)変換特性を示し
ており、ここではD/D変換によるγの傾きが大きいと
ころで量子化誤差を多分に含み、D/D出力において使
用されない信号レベルが多発していることが分る。しか
し、第5図に示す本発明の実施例においては、A/D変
換でγ変換の大部分を行っているためにD/D変換では
リニア変換に近いものですみ、量子化誤差は小さくなっ
ている。従って、本発明によれば従来装置に比べてD/
D出力信号の全ビットレベルを有効に活用しているので
写真画像の階調性は一層高いものとなる。具体的に言え
ば、第7図の従来例においては最大17の信号レベルの
うち10レベルしか使用しないために実質10階調しか
表わせないのに比べて、第5図の本発明によれば13レ
ベルを利用しているので実質13階調を表わすことが可
能である。このようにして、本発明によれば従来装置の
階調性を一層向上させる効果を持つ。また、従来装置よ
りも画像信号の量子化誤差が小さくなり、また信号レベ
ルを有効に活用する結果として出力画像に不自然り疑似
輪郭が発生せず、より自然な画像を得ることが可能であ
る。
の変換特性と比較されたい。第7図の第4象限の階段関
数は通常のA/D変換を行うために線形なものとなって
いる。このため、第2象限の階段関数においてはD/D
変換によるγ特性を持たせている。そして第1象限の階
段関数は装置全体の(A/D+D/D)変換特性を示し
ており、ここではD/D変換によるγの傾きが大きいと
ころで量子化誤差を多分に含み、D/D出力において使
用されない信号レベルが多発していることが分る。しか
し、第5図に示す本発明の実施例においては、A/D変
換でγ変換の大部分を行っているためにD/D変換では
リニア変換に近いものですみ、量子化誤差は小さくなっ
ている。従って、本発明によれば従来装置に比べてD/
D出力信号の全ビットレベルを有効に活用しているので
写真画像の階調性は一層高いものとなる。具体的に言え
ば、第7図の従来例においては最大17の信号レベルの
うち10レベルしか使用しないために実質10階調しか
表わせないのに比べて、第5図の本発明によれば13レ
ベルを利用しているので実質13階調を表わすことが可
能である。このようにして、本発明によれば従来装置の
階調性を一層向上させる効果を持つ。また、従来装置よ
りも画像信号の量子化誤差が小さくなり、また信号レベ
ルを有効に活用する結果として出力画像に不自然り疑似
輪郭が発生せず、より自然な画像を得ることが可能であ
る。
第6図は文字モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図である。図において、A/D人力
の1,5〜2.OVのアナログレンジはD/D出力の2
FH〜3FHのデジタルレンジに対応している。上記の
如く、唯一のA/D変換e33は写真用の略γ変換特性
を有しているので、D/D変換器7はその逆の略γ変換
特性によってA/D変換の作用を打ち消し、結果の装置
全体の(A/D+D/D)変換特性においては文字モー
ドに最適なリニア特性を保っている。ここで、−度A/
D変換して与えた特性を再びD/D変換にて逆γ変換し
ているので、A/D変換とD/D変換が共にリニアであ
る場合に比べると一部のレンジでは量子化誤差がやや大
きくなっている。しかし、文字画像において重要なもの
は黒と白の間のコントラストであり、階調性はそれほど
必要としないため、結局文字画像への量子化誤差の影晋
は小さく問題とはならない。即ち、実用上においては十
分な画質を得ることができる。
関係を具体的に示す図である。図において、A/D人力
の1,5〜2.OVのアナログレンジはD/D出力の2
FH〜3FHのデジタルレンジに対応している。上記の
如く、唯一のA/D変換e33は写真用の略γ変換特性
を有しているので、D/D変換器7はその逆の略γ変換
特性によってA/D変換の作用を打ち消し、結果の装置
全体の(A/D+D/D)変換特性においては文字モー
ドに最適なリニア特性を保っている。ここで、−度A/
D変換して与えた特性を再びD/D変換にて逆γ変換し
ているので、A/D変換とD/D変換が共にリニアであ
る場合に比べると一部のレンジでは量子化誤差がやや大
きくなっている。しかし、文字画像において重要なもの
は黒と白の間のコントラストであり、階調性はそれほど
必要としないため、結局文字画像への量子化誤差の影晋
は小さく問題とはならない。即ち、実用上においては十
分な画質を得ることができる。
こうして、写真画像と文字画像のモード切換はD/D変
換器6又は7の機能を選択的に付勢するだけ、でよく、
あるいは外部からD/D変tM RA Mデータを書き
変える等の方法により容易に行うことができる。
換器6又は7の機能を選択的に付勢するだけ、でよく、
あるいは外部からD/D変tM RA Mデータを書き
変える等の方法により容易に行うことができる。
尚、本発明においては、特に使用者が操作できるように
複数画像モードの選択手段を設けずとも、例えば原稿画
像の性質をその読取画像信号パターンによって自動的に
認識し、その認識結果に基いてD/D変換特性を制御し
、もって常に最適な再生画像を得るような像形成装置と
して発展させられる。あるいは、再生画像の使用用途に
応じ画像信号の人力装置あるいは出力装置がシステムと
して多数存在する場合には、それらの装置特性に合せて
おいて常に最適モードに切替わるような画像信号変換装
置としても実現できる。
複数画像モードの選択手段を設けずとも、例えば原稿画
像の性質をその読取画像信号パターンによって自動的に
認識し、その認識結果に基いてD/D変換特性を制御し
、もって常に最適な再生画像を得るような像形成装置と
して発展させられる。あるいは、再生画像の使用用途に
応じ画像信号の人力装置あるいは出力装置がシステムと
して多数存在する場合には、それらの装置特性に合せて
おいて常に最適モードに切替わるような画像信号変換装
置としても実現できる。
また、本実施例ではA/D変換特性を1点補正又は3点
補正する場合を示したが、補正点の数は1点から信号ビ
ットレベル数と同数にまでとることができる。もちろん
文字モードで非線形な特性としても良い。
補正する場合を示したが、補正点の数は1点から信号ビ
ットレベル数と同数にまでとることができる。もちろん
文字モードで非線形な特性としても良い。
また、信号のビットレベル数が何ビットであっても同様
の効果をもたらすことができることは勿論である。
の効果をもたらすことができることは勿論である。
また、従来用いられてきたディザ法による階調表現を行
゛う像形成装置に対しても本発明は階調性の向上をもた
らす。より多くの信号レベルを活用できることにより、
それに対応してディザパターンの種類も多くとることか
でき、階調性はより連続的に表現できる。
゛う像形成装置に対しても本発明は階調性の向上をもた
らす。より多くの信号レベルを活用できることにより、
それに対応してディザパターンの種類も多くとることか
でき、階調性はより連続的に表現できる。
また、画素の白黒面積比でより精密な階調を表わすパル
ス幅変調を用いた像形成袋Mに対しても本発明によれば
より多くの信号レベルを活用できることにより、対応す
る白黒面積比を細かくとることができ、階調性をより高
めることができる。
ス幅変調を用いた像形成袋Mに対しても本発明によれば
より多くの信号レベルを活用できることにより、対応す
る白黒面積比を細かくとることができ、階調性をより高
めることができる。
また、ディザ法、パルス幅変調法の両者において階調の
飛びによる疑似輪郭の発生を防ぐことができる。
飛びによる疑似輪郭の発生を防ぐことができる。
[発明の効果]
以上述べた如く本発明によれば、写真モードでは非線型
なA/D変換により、デジタル信号の特性変換の際の量
子化誤差を最小とすることにより高精度な階調性を得る
ことが可能である。
なA/D変換により、デジタル信号の特性変換の際の量
子化誤差を最小とすることにより高精度な階調性を得る
ことが可能である。
また、これに伴い出力画像に疑似輪郭が発生することは
なくなり、自然な画像を再現できる効果がある。
なくなり、自然な画像を再現できる効果がある。
また文字モードにおいては、非線型A/D変換の後、こ
れを打ち消すような逆変換をD/D変換により行い、全
体としてリニアな特性を持たせることにより解像度の高
いハイコントラストな画像を得ることが可能である。
れを打ち消すような逆変換をD/D変換により行い、全
体としてリニアな特性を持たせることにより解像度の高
いハイコントラストな画像を得ることが可能である。
第1図は本発明による実施例の像形成装置のブロック構
成図、 第2図(a)及び(b)は−例のA/D変換特性を示す
図、 第3図は実施例のA/D変換とD/D変換の関係を示す
概念図、 第4図は実施例の変換特性を濃度グラフで示す図、 第5図は写真モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図、 第6図は文字モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図、 第7図は従来の変換特性の一例を示す図である。 図中、1・・・CCD、2・・・増幅器(AMP)、3
・・・A/D変換゛器3.4−1〜4−4・・・差動増
幅器(AMP)、5−1〜5−4・・・抵抗器、6及び
7・・・D/D変換器、8・・・プリンタである。 特許出願人 キャノン株式会社 1−二〕゛、 、−・ 1、τ11 −ビlt− し上−一、″−□ 第1図 0 0.5 l +、5 2
V−一→vIN 第2図 (b) 第3図 第4図
成図、 第2図(a)及び(b)は−例のA/D変換特性を示す
図、 第3図は実施例のA/D変換とD/D変換の関係を示す
概念図、 第4図は実施例の変換特性を濃度グラフで示す図、 第5図は写真モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図、 第6図は文字モードにおけるA/D変換とD/D変換の
関係を具体的に示す図、 第7図は従来の変換特性の一例を示す図である。 図中、1・・・CCD、2・・・増幅器(AMP)、3
・・・A/D変換゛器3.4−1〜4−4・・・差動増
幅器(AMP)、5−1〜5−4・・・抵抗器、6及び
7・・・D/D変換器、8・・・プリンタである。 特許出願人 キャノン株式会社 1−二〕゛、 、−・ 1、τ11 −ビlt− し上−一、″−□ 第1図 0 0.5 l +、5 2
V−一→vIN 第2図 (b) 第3図 第4図
Claims (4)
- (1)アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する
A/D変換手段と、前記デジタル画像信号を互いに特性
の相違するデジタル信号に変換可能なD/D変換手段と
、画像モードに従つて前記D/D変換手段の変換特性を
選択する選択手段を備えることを特徴とする像形成装置
。 - (2)A/D変換手段は略γ変換特性を有することを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の像形成装置。 - (3)少なくとも1のD/D変換特性はA/D変換手段
と逆の変換特性であることを特徴とする特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の像形成装置。 - (4)少なくとも1のD/D変換特性はA/D変換手段
の略γ変換特性をγ変換特性に補うものであることを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269863A JP2635318B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61269863A JP2635318B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124674A true JPS63124674A (ja) | 1988-05-28 |
JP2635318B2 JP2635318B2 (ja) | 1997-07-30 |
Family
ID=17478255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61269863A Expired - Fee Related JP2635318B2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2635318B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0388569A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2004145864A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-05-20 | Eastman Kodak Co | トーンスケール関数における変曲点を用いるデジタル画像のトーン特性をエンハンスする方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56146180A (en) * | 1980-03-26 | 1981-11-13 | Nichidenshi Technics Kk | Digital picture processor |
JPS61173581A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP61269863A patent/JP2635318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56146180A (en) * | 1980-03-26 | 1981-11-13 | Nichidenshi Technics Kk | Digital picture processor |
JPS61173581A (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0388569A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-12 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2004145864A (ja) * | 2002-09-19 | 2004-05-20 | Eastman Kodak Co | トーンスケール関数における変曲点を用いるデジタル画像のトーン特性をエンハンスする方法 |
JP4508565B2 (ja) * | 2002-09-19 | 2010-07-21 | イーストマン コダック カンパニー | トーンスケール関数における変曲点を用いるデジタル画像のトーン特性をエンハンスする方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2635318B2 (ja) | 1997-07-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |