JP2000134488A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JP2000134488A
JP2000134488A JP10302840A JP30284098A JP2000134488A JP 2000134488 A JP2000134488 A JP 2000134488A JP 10302840 A JP10302840 A JP 10302840A JP 30284098 A JP30284098 A JP 30284098A JP 2000134488 A JP2000134488 A JP 2000134488A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルカラー複写機には好みに応じて出
力画像を色調整する機能があるが、この機能は例えば
赤、黄および朱色などの特定の色を大雑把に調整するも
のであり、原稿画像に含まれる肌の色を人の好みに合せ
て調整したり、レモンの色を人の好む明るい黄色に調整
したりするような要望には応えることができない。 【解決手段】 好ましい色キーおよび肌色補正キーが押
され(S701およびS703)、コピースタートキーが押される
(S706)と、標準肌色補正用の格子点データを演算用LUT
メモリに書き込み(S709)、出力信号補正部に画像処理を
実行させる(S710)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、入力される画像信号に含まれ
る特定の色をより好ましい色に変換する画像処理装置お
よびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタルカラー複写機などの画像入出
力装置は、原稿画像に対して忠実な出力画像を得るこ
と、より近い色味の出力画像を得ることを目的としてい
る。そのためにイメージスキャナ部で読み取られた原稿
画像のディジタル画像データに各種の画像処理を施し、
処理後のディジタル画像データをプリントすることで、
原稿画像により忠実な、より近い色味の出力画像を得よ
うとする。つまり、これらの画像処理におけるパラメー
タは、プリンタ出力が原稿画像を忠実に再現するために
理想的なものに設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】画像入出力装置の
高機能化および高画質化に伴い、ディジタルカラー複写
機においては、複製用途における原稿画像に対して忠実
に、より近い色味の出力画像を得るという要求のほか
に、出力画像自体のクオリティを重視する傾向がある。
つまり、原稿画像対出力画像の色味を比較するのではな
く、原稿画像の色味よりも好ましい色味の出力画像が欲
しいという要求である。例えば、人の肌、木の葉、バタ
ーおよび緑の草などのオブジェクトの色は、現実の色に
比べて人が好む色あるいは記憶する色が異なる場合が多
く、これを考慮して、原稿画像に含まれるこれらオブジ
ェクトの色を、原稿画像とは異なるものの人の好む色味
で出力したいという要望である。
【0004】ディジタルカラー複写機などの画像入出力
装置には人の好みに応じて出力画像の色調整を行う機能
があるが、この機能は例えば赤色、黄色、緑色、藍色、
青色および朱色などの特定の色を大雑把に調整するもの
である。そのため、原稿画像に含まれる、女性の肌の色
を人の好みに合せて調整したり、レモンの色を人の好む
明るい黄色に調整したりするような要望には応えること
ができない。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、入力される画像信号に含まれる特定の色をよ
り好ましい色に変換することができる画像処理装置およ
びその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
る画像信号に含まれる特定の色をより好ましい色に変換
する画像処理装置であって、色変換用の複数の変換デー
タを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された複
数の変換データの中から前記特定の色をより好ましい色
に変換する変換データを選択する選択手段と、選択され
た変換データに基づき入力画像信号に変換処理を施す変
換手段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明にかかる画像処理方法は、入力され
る画像信号に含まれる特定の色をより好ましい色に変換
する画像処理方法であって、記憶手段に記憶された複数
の変換データの中から前記特定の色をより好ましい色に
変換する変換データを選択し、選択された変換データに
基づき入力画像信号に変換処理を施すことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】以下の実施形態では、本発明の適用例とし
て複写機が示されるが、本発明はこれに限るものではな
く、他の種々の画像処理装置に適用できる。
【0011】[画像入出力装置]図1は第1実施形態のデ
ィジタルカラー複写機の構成例を示す概観図である。
【0012】図1において、ディジタルカラー複写機
は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部101と、イメ
ージリーダ部101で読み取られた画像を再現するプリン
タ部102とに大きく分けられる。イメージリーダ部101
は、例えば400dpi(dots/inch)の解像度で原稿画像を読
み取り、ディジタル信号処理を行う部分である。プリン
タ部102は、イメージリーダ部101によって読み取られた
原稿画像に対応した画像を例えば400dpiの解像度で指定
の記録紙にフルカラープリントする部分である。
【0013】イメージリーダ部101において、100は鏡面
圧板であり、原稿台ガラス103上の原稿104はランプ105
の光に照される。原稿104からの反射光は、ミラー106、
107および108に導かれ、レンズ109により集光されて、3
ラインセンサ(以下「CCD」と呼ぶ)110上に像を結ぶ。
CCD110は、入力される光に対応するRGBアナログ画像信
号を信号処理部111へ出力する。なお、ランプ105および
ミラー106が固定されているランプユニットは速度Vで、
ミラー107および108が固定されているミラーユニットは
速度V/2で、CCD110の電気的走査(主走査)方向に対し
て垂直(副走査)方向に機械的に動かされることによ
り、原稿104の全面が走査される。
【0014】信号処理部111は、入力されるRGB画像信号
を電気的に処理して得たマゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)およびブラツク(Bk)の各色成分の分解信号をプ
リンタ部102へ送る。また、イメージリーダ部101におけ
る一回の原稿走査につき、M、C、YおよびBkのうちの一
つの色成分の分解信号がプリンタ部102に送られ、計四
回の原稿走査によって一回のプリントアウトが完了す
る。
【0015】イメージリーダ部101から入力されるMCYBk
の各画像信号は、レーザドライバ12に送られる。レーザ
ドライバ12は、送られてきた画像信号に応じて半導体レ
ーザ素子13を変調駆動する。半導体レーザ素子13から出
力されるレーザ光は、ポリゴンミラー114、f-θレンズ1
15およびミラー116を介し、感光ドラム117上を走査す
る。回転現像器118は、各色成分のトナーをもつマゼン
タ現像部119、シアン現像部120、イエロー現像部121お
よびブラツク現像部122より構成され、四つの現像部が
交互に感光ドラム117に接して、感光ドラム117上に形成
された各色成分の潜像をトナーで現像する。転写ドラム
123には、記録紙カセット124または125より供給される
記録紙が巻き付けられ、記録紙には感光ドラム117上の
トナー像が転写される。
【0016】このようにして、MCYBkの四色の色成分画
像が順次転写された記録紙は、定着ユニット126により
トナーが定着された後に装置外に排出される。
【0017】[イメージリーダ部]図2はイメージリー
ダ部101の構成例を示すブロック図である。
【0018】図2において、マイクロコンピュータ(CPU)
210は、ROM211に格納されたプログラムおよびデータ、
並びに、操作部300から入力される指示に従い、RAM212
をワークエリアとして、図1に示す装置全体を制御す
る。
【0019】201はそれぞれR、GおよびBの分光感度特性
をもつCCD(固体撮像素子)センサで、図1に示した3ラ
インセンサ110に相当する。CCDセンサ201より出力され
るRGBアナログ画像信号は、A/D変換部202に入力され、
それぞれ例えば8ビットのRGBディジタル画像データに変
換される。
【0020】A/D変換部202から出力されたディジタル画
像データは、シェーディング補正部203に入力され、ラ
ンプ105の照明むらなどによる読み取りデータのばらつ
きが補正される。シェーディング補正部203により補正
されたディジタル画像データは、ライン間補正部204に
おいて、ライン間のデータを補間する処理が施される。
この補間処理は、CCDセンサ201は所定間隔で並んだ三本
のライン型CCDから構成されるため、RGBそれぞれの読み
取り位置にずれがあるのを補正するものである。
【0021】次に、ディジタル画像データは、入力信号
補正部205により所定のマスキング演算処理が施され、
下地処理部206により画像データ中の最も明るい色が白
色になるように画像の下地レベルが設定される。入力信
号補正部205によるマスキング演算処理は、CCDセンサ20
1の色分解フィルタの分光特性を画素ごとに補正するも
のである。
【0022】次に、ディジタル画像データは、出力信号
補正部207に入力され、原稿画像と出力画像との色味が
一致するようにCMYBk画像データに変換される。詳しい
説明は後述するが、出力信号補正部207は、入力されるR
GB信号に基づき例えば8ビットのM、C、YおよびBkの色成
分信号を面順次に出力する。
【0023】出力信号補正部207から出力されるM、C、
Y、Bkの面順次信号は、空間フィルタ部208により原稿画
像に適したエッジ強調またはスムージングなどの空間フ
ィルタ処理が施され、ルックアップテーブルROMまたはR
AMにより構成される濃度変換部209によりプリンタ部102
の濃度特性に応じた濃度補正が施された後、プリンタ部
102へ送られる。
【0024】[操作部]図3は操作部300の構成例を示す
図である。
【0025】図3において、操作部300は、表示部301、
原稿画像(印刷原稿、印画紙原稿、文字原稿および地図
原稿など)に対応するコピーモードを選択するためのコ
ピーモードキー302、拡大、縮小および等倍コピーを設
定するための倍率キー303、モノクロ出力またはカラー
出力を選択するためのモノ/カラーキー304、複写倍率や
コピー枚数の設定などに利用するテンキー305、彩度、
濃度およびシャープネスなどの画質調整を行うための画
像補正キー306、そしてコピー動作を実行させるコピー
スタートキー307などを備える。また、表示部301上のキ
ーはタッチキーになっている。
【0026】ユーザは、原稿104を原稿台103に置き、操
作部300を使用して、必要であれば所望のコピーモード
や画質調整を得るための操作を行い、コピースタートキ
ー307を押すことで、原稿104のコピー出力を得ることが
できる。
【0027】図4aは画像補正キー306を操作した際に表
示部301に表示される画質調整用のキーの構成例を示す
図である。ここで「好ましい色」キー401が押される
と、図4bに示される好ましい色をプリントするための操
作キーが表示される。なお、「好ましい色」キー401が
配置される階層は、画像補正キー306の下層に限らず、
例えば、操作部300上にハードウェアキーとして配置さ
れていても構わないし、原稿画像モードキー302の下層
でも構わない。
【0028】本実施形態では、好ましい色のプリントを
行う色として「肌色」および「青空」を一例として説明
する。この他の好ましい色のプリントを行う色としては
「海」「芝生」などの自然風景に含まれる色、「レモ
ン」「りんご」「いちご」などの果物を表す色などがあ
り、これらの色についても後述する処理と同様な処理に
より好ましい色のプリントを実現できる。
【0029】図4bに示すキー402は、肌色に対して好ま
しい色をプリントするか否かを選択する肌色補正オン/
オフキーである。また、キー403は、青空の色に対して
好ましい色のプリントを行うか否かを選択する青空補正
オン/オフキーである。キー404および405は、キー402お
よび403の微調整キーである。キー402および403を押す
と、キー402および403は反転表示になり、その機能がオ
ンまたはオフになったことを表す。
【0030】例えば、肌色補正機能がオン状態における
プリント出力は、原稿画像の肌色に忠実ではなく、人が
好ましいと感じる肌色になる。勿論、肌色補正機能がオ
フ状態の場合には、好ましい色の出力は行われず、原稿
画像に忠実な肌色が再現される。勿論、原稿画像の肌色
が、元々、人が好ましいと感じる色であれば、肌色補正
機能がオン状態であってもその色味が変化されることは
ない。
【0031】図4cは肌色補正の微調整キー404が押され
た場合に表示部301に表示される画面を示す図である。
図示はしないが、青空補正の微調整キー405が押された
場合は色調調整に対応するスライドバーの下の表示が、
青色の調整に対応して例えば「紫より」「緑より」に変
更されるだけで、後は同様である。
【0032】さて、肌色補正キー402や青空補正キー403
を押した後、コピーを実行すれば、予め用意された好ま
しい肌色や青空の色でコピー出力が行われる。しかし、
予め用意された好ましい肌色や青空の色をさらに調整し
たい場合は、図4cに示す明度調整キー406、彩度調整キ
ー407および色相調整キー408を使用して、肌色や青空の
色の明度、彩度および色相を調整して「OK」キーを押せ
ばその調整された肌色や青空の色でコピー出力が行われ
る。
【0033】予め用意される肌色や青空の色は、通常、
彩度が高い色味に設定されている。しかし、よく利用さ
れる好ましい色が予め用意される色とは異なる場合を考
慮して、図4cの画面に「登録」キーおよび「呼び出し」
キーを用意して、図4cの画面を用いて設定された色を、
RAM212のバッテリバックアップされた領域に保存し、必
要に応じて呼び出すようにしてもよい。
【0034】図4aから図4cに示されるキーを用いた指示
はCPU210へ入力され、CPU210はその指示に応じて図2に
示す画像処理部それぞれの処理パラメータを設定または
調整する。なお、好ましい色に関する設定または調整
は、主に後述する出力信号補正部207の処理パラメータ
の操作により実現される。
【0035】[出力信号補正部]図5は出力信号補正部2
07の構成例を示すブロック図である。
【0036】図5において、出力信号補正部207は、テー
ブルメモリを用いた補間演算によりRGB入力画像信号をC
MYK出力画像信号へ変換する。より詳しくは、入力信号
の上位nビットをアドレス入力とする演算用LUTメモリ部
501により得られるCMYK各8ビットの信号に、入力信号の
下位(8-n)ビットを入力とする三角錘判定回路502および
LUT補間演算部(色補正テーブル)503により補間演算を
施すことで、CMYK出力画像信号を得ている。
【0037】図6は補間方法を説明するための図であ
る。
【0038】図6に示す601から606は単位立方体600の分
割方法の一例を示している。RGB画像信号の上位nビット
のアドレスにより、補間対象になる立方体はX=Y、Y=Zお
よびZ=Xの三面で分割され、601から606に示すような六
つの三角錘に分割される。式(1)は三角錘601における補
間演算の一例を示している。 Out(X,Y,Z) = Out(Xh,Yh,Zh)×(1 - Xl) + Out(Xh+1,Y,Z)×(Xl - Yl) + Out(Xh+1,Yh+1,Z)×(Yl - Zl) + Out(Xh+1,Yh+1,Zh+1)×Zl …(1) ただし、Out(X,Y,Z)は入力(X,Y,Z)に対する出力値 Xh、YhおよびZhは入力の上位ビット Xl、YlおよびZlは入力の下位ビット
【0039】単位立方体600内のどの三角錘に補間され
るべき点(出力値)が含まれているのかを、下位ビット
の大小関係により判定し、対象になる三角錘の四頂点に
対応する予め記憶されている格子点の値から、補間演算
により補間された出力値を求める。
【0040】すなわち、図5に示す演算用LUTメモリ部50
1は上述した単位立方体600のアドレッシングを行い、三
角錘判定回路502は入力信号の下位ビットからどの三角
錘に補間されるべき点(出力値)が含まれているのかを
判定している。そして、LUT補間演算部503は、演算用LU
Tメモリ部501から出力されるアドレス信号、および、三
角錘判定回路502から出力される判定信号により、式(1)
に示すLUT補間演算を行う。
【0041】また、LUTデータ記憶装置504は、演算用LU
Tメモリ部501用の格子点データを複数組記憶している。
CPU210は、操作部300により選択された各種調整モード
に対応する格子点データの組を、LUTデータ記憶装置504
に記憶された複数組の格子点データから選択し、選択し
た格子点データにより演算用LUTメモリ部501のデータを
書き換える。
【0042】[処理]図7は好ましい色のプリントを実
現する処理例を示すフローチャートで、CPU210により実
行されるものである。
【0043】ステップS701およびS703で、好ましい色キ
ー401および肌色(青空)補正キー402(403)が押される
と、ステップS704で微調整キー404(405)が押されたか否
かを判定する。微調整キー404(405)が押されるとステッ
プS705で調整結果を取得する。続いて、ステップS705で
コピースタートキー307が押されるのを待ち、同キーが
押されると好ましい色のコピー動作が開始される。
【0044】一方、ステップS701およびS703で、好まし
い色キー401または肌色(青空)補正キー402(403)が押
されなかった場合、あるいは、図3や図4aに示すリセッ
トキーやNGキーなどにより好ましい色のコピーがキャン
セルされた場合はステップS702で通常のコピー処理を実
行する。この場合、図2に示す各処理部には、好ましい
色をプリントする処理パラメータではなく、原稿画像が
より忠実に、より近い色味に再現される理想的な処理パ
ラメータが設定される。
【0045】コピースタートキー307が押されると、ス
テップS707で、微調整が行われたか否かを判定し、微調
整が行われていなければステップS709で標準肌色(青
空)補正用の格子点データを演算用LUTメモリ部501に書
き込み、微調整が行われていればステップS708で微調整
に応じた肌色(青空)補正用の格子点データを演算用LU
Tメモリ部501に書き込む。そして、ステップS710で出力
信号補正部207に画像処理を実行させる。従って、好ま
しい色のコピー出力がプリンタ部102から得られる。な
お、ステップS710の処理後、次のコピー処理を実行する
ためにフローはステップS701へ戻り待機する。
【0046】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、原稿画像に対して忠実な出力画像を再現するだけで
はなく、「肌色」、「青空」「海」「芝生」などの自然
風景に含まれる色、「レモン」「りんご」「いちご」な
どの果物を表す色など人間の観念的な色表現に対応する
色の一部または全部を、人の好ましいと感じる色、つま
り特定の色をもつオブジェクトに対して人間が観念的に
抱く色に補正した画像を容易に出力することができる。
さらに、必要であれば、好ましいと感じる色を容易に調
整することができる。
【0047】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0048】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読出した
プログラムコードを実行することにより、前述した実施
形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコ
ードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS
(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力される画像信号に含まれる特定の色をより好ましい
色に変換する画像処理装置およびその方法を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカラー複写機の構成例を示す概観図、
【図2】イメージリーダ部の構成例を示すブロック図、
【図3】操作部の構成例を示す図、
【図4a】操作部の表示例を示す図、
【図4b】操作部の表示例を示す図、
【図4c】操作部の表示例を示す図、
【図5】出力信号補正部の構成例を示すブロック図、
【図6】出力信号補正部により実行される補間方法を説
明する図、
【図7】好ましい色のプリントを実現する処理例を示す
フローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 BA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE17 CH07 CH11 CH18 DC25 DC36 5C077 PP32 PP33 PP35 PP37 PP38 PQ08 PQ22 PQ23 SS05 SS07 TT06 5C079 HB01 HB03 HB06 HB12 LA31 LB11 MA02 MA05 PA02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号に含まれる特定の色
    をより好ましい色に変換する画像処理装置であって、 色変換用の複数の変換データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された複数の変換データの中から前
    記特定の色をより好ましい色に変換する変換データを選
    択する選択手段と、 選択された変換データに基づき入力画像信号に変換処理
    を施す変換手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記より好ましい色を調整する
    調整手段を有し、前記選択手段は前記調整手段の調整結
    果に対応する変換データを前記記憶手段に記憶された複
    数の変換データの中から選択することを特徴とする請求
    項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記調整手段により、前記より好ましい
    色の明度、彩度および色相をそれぞれ調整することがで
    きることを特徴とする請求項2に記載された画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段は、変換されるべき特定の
    色をマニュアル選択するためのマニュアル選択手段を有
    することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記
    載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記マニュアル選択手段による前記特定
    の色の選択は、人間の観念的な色表現に基づくものであ
    ることを特徴とする請求項4に記載された画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記特定の色のより好ましい色とは、前
    記特定の色をもつオブジェクトに対して人間が観念的に
    抱く色であることを特徴とする請求項1から請求項5の何
    れかに記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力される画像信号に含まれる特定の色
    をより好ましい色に変換する画像処理方法であって、 記憶手段に記憶された複数の変換データの中から前記特
    定の色をより好ましい色に変換する変換データを選択
    し、 選択された変換データに基づき入力画像信号に変換処理
    を施すことを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記より好ましい色を調整する
    ステップを有し、前記選択ステップにおいて、より好ま
    しい色の調整結果に対応する変換データが前記記憶手段
    に記憶された複数の変換データの中から選択されること
    を特徴とする請求項7に記載された画像処理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、変換されるべき特定の色をマニ
    ュアル選択するステップを有することを特徴とする請求
    項7または請求項8に記載された画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記マニュアル選択ステップにおける
    前記特定の色の選択は、人間の観念的な色表現に基づく
    ものであることを特徴とする請求項9に記載された画像
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記特定の色のより好ましい色とは、
    前記特定の色をもつオブジェクトに対して人間が観念的
    に抱く色であることを特徴とする請求項7から請求項10
    の何れかに記載された画像処理方法。
  12. 【請求項12】 入力される画像信号に含まれる特定の
    色をより好ましい色に変換する画像処理方法のプログラ
    ムコードが記録された記録媒体であって、前記プログラ
    ムコードは少なくとも、 記憶手段に記憶された複数の変換データの中から前記特
    定の色をより好ましい色に変換する変換データを選択す
    るステップのコードと、 選択された変換データに基づき入力画像信号に変換処理
    を施すステップのコードとを有することを特徴とする記
    録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077659A (ja) * 2000-09-05 2002-03-15 Konica Corp 好みの色変換を実現する方法及び好みの色変換を実現する装置
JP2002077927A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Eastman Kodak Japan Ltd 電子カメラ
JP2007288470A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Fuji Xerox Co Ltd 色調整装置及び方法、色変換パラメータ生成装置及び方法、色変換装置及び方法、色調整プログラム、色変換パラメータ生成プログラム、色変換プログラム、記憶媒体

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