JP3009442B2 - カラー複写装置およびカラー画像処理方法 - Google Patents

カラー複写装置およびカラー画像処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー複写装置に関し、特にデジタル式のカ
ラー複写装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置では、原稿を読取装置で読取り、
電気信号に変換し、この電気信号に応じて記録ヘツドや
レーザを駆動して画像を形成することによりコピーを作
成するデジタル式の複写装置がよく知られている。上記
複写装置は、画像処理や編集等が自由に行えるという特
徴を持ち、近年急速に普及している。とりわけ、デジタ
ル式においては、色再現性等、画質の点でアナログ式よ
り優れている。各種の編集機能を使って様々なカラーコ
ピーが得られるため、急速に市場を拡大している。
一般的なカラー複写装置について第4図を用いて述べ
ると、CCD31で読み取られ、電気信号に変換され、さら
に図示しないA/D変換器により、デジタルのR,G,B信号、
32a,32b,32cに変換される。これらの信号は、黒オフセ
ツト・シエーデイング補正部33により、黒オフセツト処
理及びシエーデイング補正処理が行われる。原稿読取部
には、標準黒色板及び標準白色板が設けられており、こ
れを用いて処理を行う。標準黒色板は、光学濃度2.0の
黒色板で、これを読み取ったときの値Aを各画素毎に記
憶する。
また、標準白色板は、光学濃度0.07の白色板で、これ
を読み取つたときの値Bを各画素毎に記憶する。原稿の
画像を読取つたときの値をXとすると、黒オフセツト・
シエーデイング補正部33によつて、以下の式(1)の如
く、処理される。即ち、 のように変換が行われる。ただし、信号は8ビツト信号
で、最大値は255である。
このように変換されたR,G,B信号は、対数変換部35で
対数変換され、C,M,Yの濃度信号36a,36b,36cに変換され
る。これらの信号は、色処理部37で色補正処理が行われ
る。色補正処理では、黒抽出及びマスキング処理が行わ
れる。
色処理部37に入力する信号をC,M,Yとすると、黒抽出
では、次の(1)式、即ち、 Bk=min(C,M,Y) …(1) によつて、黒成分を抽出する。
次に、C′,M′,Y′,Bk′は次式(2)によつて求め
られる。即ち、 C′=a11C+a12M+a13Y+a14Bk M′=a21C+a22M+a23Y+a24Bk Y′=a31C+a32M+a33Y+a34Bk Bk′=a41C+a42M+a43Y+a44Bk …(2) であり、このマスキング処理で色補正される。
マスキングパラメータa11〜a44は、色再現性が最も良
くなるように設定される。
このように、色補正された信号は、γ補正部39でγ補
正される。γ補正部39は、ヘツドの階調特性を補正し
て、信号と印字濃度の関係がリニアになるように補正す
るとともに、C,M,Y,Bkのバランスを調整する。ヘツドの
階調特性がリニアであるとすると、γ補正部39に入力す
るC,M,Y,Bkの信号に対して、以下の式(3)が成り立
つ。即ち、 C′=a5×C M′=a6×M Y′=a7×Y Bk′=a8×Bk …(3) となる補正を加える。
このように補正されたC,M,Y,Bkの信号によつて、それ
ぞれシアン,マゼンタ,イエロー,ブラツクのヘツド、
41a,41b,41c,41dを駆動し、記録紙に印字してカラーコ
ピーを得る。
ヘツドはインクジエツトヘツド,熱転写用サーマルヘ
ツド等が用いられ、また、電子写真方式の場合には、半
導体レーザ,LEDアレイ,液晶シヤツターアレイ等が用い
られる。
このようなデジタル式のカラー複写装置における色再
現性は、マスキングパラメータa11〜a44の選び方で、大
きく影響される。マスキングパラメータa11〜a44は、通
常次のような方法で決定される。
色空間中から万遍無く選ばれたn色の原稿をX1,…,Xn
とする。それぞれの色度は(L x1,a x1,b x1)…
(L xn,a xn,b xn)である。これをカラーコピーし
たときのコピー出力をY1,…,Ynとし、それぞれの色度を
(L Y1,a Y1,b Y1)…(L Yn,a Yn,b Yn)とす
ると、色差の2乗の和は次式(4)で表される。即ち、 であり、このEY-xが最小になるようなマスキングパラメ
ータを計算し、これを最適解とする。
このようにして決定されたパラメータは、色空間全域
にわたって平均的に良好な色再現が行える。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、このようにして求めたパラメータであ
つても、原稿とコピーとの色差をゼロにすることは不可
能であり、コピーによつてある程度色が変化することは
避けられない。
通常のカラーコピーでは、このようにして求めたパラ
メータの色再現性で十分であるが、コピーを原稿にして
再びコピーをとるいわゆるジエネレーシヨンコピーの場
合には問題になる。
1世代目のコピー(Y1…Yn)を原稿にして再びコピー
をとつたとき、すなわち2世代目のコピー出力を(Y1
…Yn′)とすると、もともとの原稿と2世代目のコピー
の色差は、もともとの原稿と1世代目のコピーとの色差
よりも大きくなる。すなわち、もともとの原稿との色差
が、ジエネレーシヨンコピーを繰り返すごとに大きくな
つてしまうという問題があつた。フルカラーの複写装置
の普及につれて、コピーをさらにコピーする機械が増え
つつある現在、これは大きな問題になつている。
本発明は上述した従来例の欠点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、ジエネレーシヨンコ
ピーの繰り返しによる色差の拡大を防止できるカラー複
写装置を提供することにある。
また、様々なジェネレーションコピーに応じて適切な
色補正処理を行い高品質の出力画像を得ることができる
カラー画像処理方法を提供することを他の目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下
の構成を備える。
本発明にかかるカラー複写装置は、第1の原稿と該第
1の原稿を複写して得た第2の原稿との色差を最小値に
近似するパラメータを予め記憶した第1の記憶手段と、
前記第2の原稿を複写して得た第3の原稿と前記第1の
原稿との色差を最小値に近似するパラメータを予め記憶
した第2の記憶手段と、複写前に前記第1または第2の
記憶手段を選択する選択手段と、前記選択手段により選
択された記憶手段に記憶されたパラメータに基づいて複
写を行う複写手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明にかかるカラー画像処理方法は、複数の
ジェネレーションコピーモードを有する画像処理方法で
あって、ユーザのマニュアル指示に基づいてジェネレー
ションコピーモードを設定し、設定されたジェネレーシ
ョンコピーモードに応じた色補正処理を行うことを特徴
とする。
[実施例] 以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。
<第1実施例> 第1図は本発明に係るカラー複写装置の第1実施例の
ブロック図である。同図において、1はCCD、2a,2b,2c
はそれぞれR,G,B信号、3は黒オフセツト及びシエーデ
イング補正部、4a,4b,4cはR,G,B信号、5は対数変換
(以下、「LOG」という)部、6a,6b,6cはC,M,Y信号、7
は色処理部、8a,8b,8c,8dはC,M,Y,Bk信号、9はγ補正
部、10a,10b,10c,10dはC,M,Y,Bk信号、11a,11b,11c,11d
はそれぞれシアン,マゼンタ,イエロー,ブラツクのヘ
ツドである。
第1図の色処理部7はマスキング部であり、パラメー
タa11〜a44は、2セツト記憶しており、選択スイツチ12
から入力する選択信号13に応じてどちらのパラメータを
使用するかが決定される。
第1のパラメータセツトF1は、従来と同じ方法で求め
られたパラメータa11,a12,…,a43,a44からなつている。
すなわち、原稿(X1,…,Xn)とそのコピー(Y1,…,Yn
との色差2乗和を次式(5)で求められる。即ち、 であり、これが最小になるようにa11〜a44が決定され
る。具体的な決定方法は、最小2乗法を用いるものが一
般的であるが、この詳細は周知であるので、説明を省略
する。
一方、第2のパラメータセツトF2は、次のようにして
求められたパラメータa11′,a12′,…,a44′である。
このパラメータは、コピー(Y1,…,Yn)を原稿として
再びコピーをとつた時に、そのコピー出力が(X1,…,
Xn)と最も近い色になるように設計される。
コピー(Y1,…,Yn)を原稿として、第2のパラメータ
セツトF2で再びコピーをとつたときのコピー出力を
(Y1′,…,Yn′)とすると、F2は(Y1′,…,Yn′)
と、もともとの原稿(X1,…,Xn)との色差が最小になる
ように次式(6)に基づいて設計される。
すなわち、 が最小になるように、周知の最小2乗法を用いて、パラ
メータセツトF2=(a11′,a12′,…,a44′)が求めら
れている。F1が予め決まつていれば、(Y1′,…Yn′)
と(X1,…,Xn)は既知であるので、計算は容易にでき
る。
さて、ここで簡単に第1実施例の要部について説明す
る。
第2図は第1実施例の色処理部7の構成を示すブロツ
ク図である。同図において、21は色処理部7全体の制御
を行うCPU、22はCPU21が動作するための例えば第3図の
フローチヤートに従うプログラム等を格納したROM、23
は各種プログラムが動作しているときに使用するワーク
エリアとしてのRAMをそれぞれ示している。25は第1実
施例による通常モードのときに設定するマスキングパラ
メータセツトF1とジエネレーシヨンコピーモードのとき
に設定するマスキングパラメータセツトF2とが格納され
ているマスキングパラメータROMを示し、24はセツトさ
れたマスキングパラメータセツトに従つて実際の色処理
時に動作する色処理回路を示している。尚、マスキング
パラメータセツトのセツトは選択スイツチ12よりの選択
信号13によつて行われる。
第3図は第1実施例の色処理部7の動作を説明するフ
ローチヤートである。
まず、印刷原稿や、手がきの原稿等を使う通常の使用
では、ユーザは選択スイツチ12で通常モードを選択する
ため、通常モードを示す選択信号13によりCPU21は色処
理回路24にマスキングパラメータセツトF1を選択させる
(ステツプS1,ステツプS3)。
従つて、コピー時、即ち、色処理部7の色処理が行わ
れるときには、通常の原稿に対しての色再現において、
平均的に良好なカラーコピーがとれる(ステツプS4)。
また、原稿がコピーで得られたコピー出力の場合、ユ
ーザは選択スイツチ12を操作し、ジエネレーシヨンコピ
ーモードにする。この操作に従い、ジエネレーシヨンコ
ピーモードを示す選択信号13によつて今度はマスキング
パラメータセツトF2が選択される(ステツプS1,ステツ
プS2)。この状態で、コピー出力を原稿としたコピーが
行われ、そのコピーは出力はもとの原稿色に近い色とな
つて出力される(ステツプS4)。従つて、ジエネレーシ
ヨンコピーによる色ズレの増幅が抑えられ、繰り返しコ
ピーをとつても、良好な色再現を保つことができる。
以上説明したように、第1実施例によれば、原稿X
と、原稿Xを複写したときの出力画像Y1との色差が略最
小になるように設定された第1のパラメータセツトと、
複写出力画像Yn(n≧1)を原稿として複写したときの
出力画像Yn+1と、上記原稿X、または上記出力画像Y1
の色差が略最小になるように設定された少なくとも1組
のパラメータセツトと、上記複数のパラメータセツトの
うちの1組を選択する手段とを備えることにより、ジエ
ネレーシヨンコピーをとつても、色味を良好なレベルに
保つことができる。
<第2実施例> 続いて、本発明の第2実施例を説明する。
第1実施例は、1回目のコピーを原稿とした場合、す
なわち2世代目ジエネレーシヨンコピー出力の色をもと
の原稿に近づけるパラメータセツトを備えたものであつ
た。しかしながら、実際には、2世代目のジエネレーシ
ヨンコピーをさらに原稿としてカラーコピーをとらなけ
ればならない場合が往々にして生ずる。2世代目のジエ
ネレーシヨンコピーがF2によつてもとの原稿と全く同じ
色であれば、F1でコピーをとれば、1世代目のコピーと
同じ色になるが、実際には、2世代目のコピーはもとの
原稿とは少し色が変わつてしまうため、F1でとり直す
と、さらに色の変化が起きる。
そこで、第2実施例は、パラメータセツトを3つ以上
備えることにより、2世代以上のジエネレーシヨンコピ
ーを原稿とする場合にも、そのコピー出力の色をもとの
原稿の色に復帰させることができるようにしたものであ
る。
第2実施例のブロツク図は、第1図及び第2図と同様
のため、各ユニツトの番号は同一ユニツトの番号にダツ
シユ(′)を付加する。但し、マスキングパラメータRO
M25′に用意されているマスキングパラメータは3セツ
トである。
即ち、第1のパラメータセツトF1,第2のパラメータ
セツトF2は、第1実施例で用いたものと同じものであ
り、第3のパラメータセツトF3は、次のようにして求め
てある。
原稿(X1,…,Xn)をパラメータセツトF1でコピーした
ときの出力を(Y1,…,Yn)とし、(Y1,…,Yn)をパラメ
ータセツトF2でコピーしたときの出力を(Y1′,…,
Yn′)とする。(Y1′,…,Yn′)は、もとの原稿(X1,
…,Xn)との色差が最小になるようにコピーされるが、
全く同一の色にするのは不可能である。したがつて、こ
れをもう一度F1でコピーしたときの色は、(Y1,…,Yn
とは異なり、このようなジエネレーシヨンコピーを繰り
返すたびに色味がずれてしまう。このため、第2実施例
では、次のようにして決定したパラメータセツトF3を備
えている。
(Y1′,…,Yn′)を原稿として第3のパラメータセ
ツトF3でコピーをとつたときの出力を(Y1,…,Yn)とし
たときに、もとの原稿(x1,…,Xn)と(Y1,…,Yn)との
色差が最小になるようにパラメータセツトF3を設定す
る。すなわち、次式(7)を用いる。
が最小になるようにマスキング係数を決定する。
F1,F2が決定していれば、(Y1,…Yn)は既知であるた
め計算は可能である。
選択スイツチ12′は、通常モード,第1世代ジエネレ
ーシヨンモード,第2世代ジエネレーシヨンモードの3
つのモードにわかれており、ユーザは原稿に応じてこれ
を切りかえる。このようにして、2世代目のジエネレー
シヨンコピーを原稿とする場合でも、そのコピー出力の
色味を保つことができる。
なお、第2実施例の変形例として、3世代目のジエネ
レーシヨンコピー,4世代目のジエネレーシヨンコピーに
対応したパラメータセツトを用意しておいてもよい。
<第3実施例> 続いて、第3実施例を説明する。
第1,第2実例例では、通常モード用のパラメータセツ
トF1でコピーしたジエネレーシヨンコピー出力を原稿に
したときに、その出力の色がもとの原稿に復帰するよう
なパラメータセツトを用意している。しかし、もし誤つ
て通常原稿に対してジエネレーシヨンコピーモードでパ
ラメータセツトF2又はF3を用いてコピーし、そのコピー
出力を原稿としてコピーする場合、もとの原稿の色に色
味を復帰させることができないことになる。
第3実施例は、以上の点を改善した例である。
第3実施例のブロツク図も第1図及び第2図と同様で
あるが、各ユニツトの番号は同一ユニツトの番号にツー
ダツシユ(″)を付加する。同一ユニツトの番号は色処
理部7はパラメータセツトF1〜F3に加えて、第4のパラ
メータセツトF4を備えている。第4のパラメータセツト
F4は、次のようにして決定されている。
原稿(X1,…,Xn)を誤つてパラメータセツトF2でコピ
ーしてしまつたときのコピー出力を(Z1,…,Zn)とす
る。この(Z1,…,Zn)を原稿としてパラメータセツトF4
でコピーしたときのコピー出力を(Z1′,…,Zn′)と
すると、パラメータセツトF4は、次式(8)で設定され
る。即ち、 であり、これが最小になるように設定される。
ユーザーは原稿に応じてモードを選択し、パラメータ
セツトを切り換える。
このようにして、誤つてF2でコピーしたものを原稿と
してジエネレーシヨンコピーをとつても忠実な色を保つ
ことができる。
また、第3実施例の変形例として、誤つてF3でコピー
したものを原稿としたときに、もとの原稿の色にもどす
パラメータセツトF5をさらに設けても良い。
以上の第1〜第3実施例において、パラメータセツト
は、周知の最小自乗法を用いて最適化するものとした
が、実験的に各パラメータを会わせて求めたものであつ
てもよい。この場合、例えばF1は、原稿(X1,…,Xn)を
コピーとしたときに、その出力(Y1,…,Yn)の色が
(X1,…,Xn)に最も近くなるように、a11〜a44を調節し
て求める。また、F2は、(Y1,…,Yn)をコピーしたとき
のコピー出力(Y1′,…,Yn′)がもとの原稿(X1,…,X
n)に最も近い色になるように実験的に求める。
また、色味の目標は、すべてもとの原稿(X1,…,Xn
の色味であつたが、F1以外は、目標を1世代目のコピー
(Y1,…,Yn)としても良い。
また、色処理のパラメータセツトは、C,M,Y,Bkの4×
4のマスキングの係数a11〜a44として説明したが、C,M,
Yの3×3のマスキング係数でも良く、周知のUCRやスミ
入れに用いる係数でも良い。
また、γ補正部のC,M,Y,Bkに対する係数a5〜a8でも良
い。
さらに、色を調整するための演算に拘るパラメータ
は、すべて本発明の範囲に含まれる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ジェネレーシ
ョンコピーの繰り返しによる色差の拡大を防止できるカ
ラー複写装置を提供することができる。
また、様々なジェネレーションコピーに応じて適切な
色補正処理を行い高品質の出力画像を得ることができる
カラー画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るカラー複写装置の第1実施例のブ
ロツク図、 第2図は第1実施例の色処理部7の構成を示すブロツク
図、 第3図は第1実施例の色処理部7の動作を説明するフロ
ーチヤート、 第4図は従来のカラー複写装置の構成を示すブロツク図
である。 図中、1,31……CCD、3,33……黒オフセツト・シエーデ
イング補正部、5,35……LOG部、7,37……色処理部、9,3
9……γ補正部、11a〜11d,41a〜41d……ヘツド、12……
選択スイツチ、13……選択信号、21……CPU、22……RO
M、23……RAM、24……色処理回路、25……マスキングパ
ラメータROMである。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の原稿と該第1の原稿を複写して得た
    第2の原稿との色差を最小値に近似するパラメータを予
    め記憶した第1の記憶手段と、 前記第2の原稿を複写して得た第3の原稿と前記第1の
    原稿との色差を最小値に近似するパラメータを予め記憶
    した第2の記憶手段と、 複写前に前記第1または第2の記憶手段を選択する選択
    手段と、 前記選択手段により選択された記憶手段に記憶されたパ
    ラメータに基づいて複写を行う複写手段とを備えること
    を特徴とするカラー複写装置。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2の記憶手段に記憶される
    各パラメータは、前記第1の原稿と前記第2の原稿との
    色差および前記第1の原稿と前記第3の原稿との色差か
    ら最小自乗法により算出された値であることを特徴とす
    る請求項第1項記載のカラー複写装置。
  3. 【請求項3】複数のジェネレーションコピーモードを有
    する画像処理方法であって、 ユーザのマニュアル指示に基づいてジェネレーションコ
    ピーモードを設定し、 設定されたジェネレーションコピーモードに応じた色補
    正処理を行うことを特徴とするカラー画像処理方法。
  4. 【請求項4】前記色補正処理はマスキング処理であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載されたカラー画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】前記複数のジェネレーションコピーモード
    には、第2世代のジェネレーションコピーモードが含ま
    れることを特徴とする請求項3に記載されたカラー画像
    処理方法。
  6. 【請求項6】前記複数のジェネレーションコピーモード
    には、設定されたジェネレーションコピーモードによる
    色補正処理を打消す処理を行うジェネレーションコピー
    モードが含まれることを特徴とする請求項3に記載され
    たカラー画像処理方法。
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