JPS6312356A

JPS6312356A - 籾摺機

Info

Publication number: JPS6312356A
Application number: JP15767586A
Authority: JP
Inventors: 武田　秋人; 高木　幹雄
Original assignee: Seirei Industry Co Ltd
Current assignee: Yanmar Agribusiness Co Ltd
Priority date: 1986-07-03
Filing date: 1986-07-03
Publication date: 1988-01-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、籾を脱秤する脱秤ロールとこの脱秤ローρに
よって摺落された物を風選する選別風路と、脱秤風選後
の玄米と籾の混合米を選別する壺穴式選別部とを一体的
に構成する籾摺機に関するものである。

（ロ）従来の技術上記のようＫ、籾を脱秤する脱袢ロー〃とこの脱袢ロー
〃によって摺落されたものを風選する選別風路と、この
選別風路で風選された摺落物中の玄米と籾の混合米を選
別する壺六式選別部とを一体的に組成して構成する籾摺
機は、従来のものでは例えば特開昭５９−１５４１４３
号公報に開示されるように壺穴式選別部の選別胴の回動
軸芯方向と脱秤ローρ軸とが平行に設けられているもの
である。

しかし、゛この同公報に示す従来の構成のものは摺落物
を風選する選別風路が壺穴式選別部の側方から上方にま
たがって配置されているために選別胴内への玄米と籾の
混合米の供給は揚穀機を介さなくても直接流入させるこ
とができるがその反面機体の全幅は広くなシ据付面積も
大になるなどの欠点がある。

（ハ）発明が解決しようとする問題点このように従来の籾摺機では機体の全幅が広くなシ据付
面積も大になるなどの欠点をもっているから、本発明は
この欠点を解消すべく機体をコンパクト化すると同時に
脱秤ローμ軸から壺穴式選別部への動力伝達を簡素化し
得る籾摺機を得んとするを目的とするものである。

（Ａ）問題点を解決するだめの手段そこで本発明は、摺落物を風選する選別風路の上がわ
に脱秤ロールを設けて脱秤風選部を構成し、この脱■風
選部上に、内周面に多数の壺穴を形設して回動可能に槓
架せる選別胴内に玄米受樋を挿架して脱秤風選後の玄米
と籾の混合米を選別する壺六式選別部を、その選別胴の
回動軸芯方向を前記脱秤ロー〜の軸と平行にし、且つ前
記説秤風選部の全幅を壺穴式選別部の幅内におさめて一
体的に構成し、もりて上記の目的を遂行せんとするもの
である。

（ホ）作用この構成によると、籾は脱秤風選部の脱秤ロールにて摺
落されこの摺落物は選別風路で風選されて籾殻と枇が除
去されたのち玄米と籾の混合米が壺六式選別部に供給さ
れ玄米と籾に選別されて玄米は機外に取出されるととも
に籾は脱秤ローｐに還元され再度摺落されるようになる
。

そして、との籾摺機は選別風路の上がわに脱秤ローｐを
設けて構成する脱秤風選部上に壺六式選別部を一体的に
構成しその上脱秤風選部の全幅を壺穴式選別部の幅内に
おさめているから機体は纒まりコンパクトになシ、その
壺穴式選別部の選別胴の回動軸芯方向と脱秤風選部の脱
秤ロー〃の軸は平行でこの脱秤ロー〃の軸から壺六式選
別部への動力の伝達は簡素化されたものになる。

（へ）実施例″ 以下本発明について実施例図を参照して説明する。

この籾摺機の機体は上部体Ｃａ）と下部体（至）に分割
可能で、下部体（至）上に上部体（ロ））を載設して一
体的に組成し構成され、上部体＠、）と下部体中）はそ
の前後幅および両側幅の全幅を同一にして完全に上下に
重設されている。

この下部体中）内の中程部から右がわが脱秤風選部（６
）となり、左がわけ後述する壺穴式選別部◎によって選
別された玄米が取出される玄米室（Ｃ）となって、脱秤
風選部（ト）に玄米室（Ｃ）を隣設させである。

脱秤風選部（６）は前がわに吸引排塵機（１）を設は後
がわ壁には吸気口（２）を開口してこの吸気口（２）と
吸引排塵機（１）とを選別風路（３）で連通し選別風路
（３）には吸引排塵機（１）によって起風される吸引風
を作用せしめ、その底部にはそれぞれ混合米横送樋（４
）と枇取出樋（６）を横設する。この選別風路（３）の
上がわには差速回転する一対の脱秤ロール（６）　（６
）を設は選別風路（３）とは流穀板（γ）と（３）によ
つて仕切っている。

そして、この脱■風選部内の左がわに隣接する玄米室（
Ｃ）の上部からこの脱秤風選部（６）の脱秤−ロー）ｖ
　（６）（６）間の上方にかけてスクリーーコンベヤ（
９）を内装した籾移送樋αＱを横設し、玄米室（Ｑの底
部には前記混合米積送樋（４）を延出して玄米横送樋０
ηとしこれら混合米横送樋（４）内には右がわに移送す
るヌクリーーコンベヤ（２）を、玄米横送樋Ｃ１１）に
は左がわに移送するスクリーーコンベヤθ地とを同一軸
にして内装しである。

上部体（ａ）内には、内周面に多数の壺穴Ｃ１→を形設
した選別胴（ロ）を、その両側端部を転輪α６）・・・
によって支承して矢印（イ）方向に回動可能に横設し、
この横設せる選別胴（ロ）内には玄米受樋ａツを挿架す
るとともに混合米受樋（至）を玄米受樋（１７）の穀粒
受人がわに並設して壺六式選別部（ハ）を構成する。

この玄米受樋（ロ）の底部は（１７ａ）は左がわを低く
して斜面にしてその左がわ端部を玄米室（Ｑの上部に連
通させ、また混合米受樋（財）の底部（１８ａ）は右が
わを低くして下端部を前記選別胴（Ａ）の右がわ寄シに
位置させる。

０Ｉは玄米受樋（ロ）の穀粒受人がわに支軸−を軸にし
て傾動調節自在に装着した仕切弁であ！＋　、＋２１１
は選別胴（Ａ）の左がわ端部下側に弧状に張設して下端
を前記籾移送樋αりにのぞませた籾導出板である。

また、（ロ）は籾タンクで上部体（ａ）の後がわに取付
取外し自在で下端の供給口−）をシャッター（Ａ）によ
つて開閉自在にし、その供給口（財）は前記脱秤ローρ
（６）　（６）間の上方と供給樋（Ａ）によって連通し
てあシ、前記混合米横送樋（４）と選別胴（ロ）内の右
がわとは差込自在々投口（２６ａ）をもつ混合米スロワ
−■によって連通させ、玄米積送樋（１１）は玄米スロ
ワ−（財）に通じている。

なお、脱秤ローｔＶ　（ａ）の一方の軸から転輪（１６
）・・・の２軸とスクリエーコンベヤ（９）およびスク
リューコンベヤα埠にぺｌｖ＋−μｓ）によって動力を
伝達し、またべρト（２）ｊによって吸引排塵機（１）
と籾取出樋（６）に内装されるヌクリーーコンベヤーを
伝動し、下部体（至）の底部に内蔵するモーター（Ａ）
から脱拌ロー／ｌ／　（６）の一方の軸を駆動している
。

したがって、モーター（財）を起動するとベルト−四に
よって各回転部に動力が供給され、シャッター（財）を
開にして籾タンク−内の籾を供給口ＩＪ！ｓ＋から供給
樋（Ａ）を通して脱■ロール　（６）（６）間に落下さ
せれば籾は摺落され流穀板（７）　（３）上を流下し選
別風路（３）に供給される。この供給された摺落物は吸
引排塵機（１）によって起風される吸引風によって風選
されて籾殻は吸引排塵機（１）から機外に排出され、枇
は枇取出樋（６）から取出される。そして玄米と籾の混
合米は混合米スロワ（４）に集合し混合米スロワ−（Ａ
）によって揚上されて選別胴Ｃ１５１内の右がわに供給
され、この供給された混合米は矢印（イ）方向に回動す
る選別胴（ロ）の壺穴０→のもち上げ作用によって左が
わに向けて流動する間に玄米は仕切弁Ｑ−を越えて玄米
受樋（ロ）に落人し底部Ｑ７ａ）上を流下して玄米室０
に入り玄米横送樋Ｃ１１）から玄米スロワ−（ロ）によ
って機外適所に取出される。この場合、玄米室（Ｃ）に
吸引排塵機（１）の吸引風が作用するように構成してお
くと玄米中の塵埃が除塵されて機外に取出されるように
なる。また壺穴（Ａ）のもち上げ作用によって玄米受樋
（ロ）にまでもち上げられないものは混合米受樋（財）
に落人し選別胴（ロ）内の右がわ寄シに戻されて壺穴（
２）によるもち上げ作用を受け、壺穴（ロ）によつても
ち上げられない籾は選別胴（ロ）の左がわ端部から籾導
出板（２１）または直接籾移送樋αり内に落下して脱■
ロール　（６）（６）がわに向けて移送されて再度摺落
されるのである。

（ト）発明の効果本発明は以上説明したよ・うに、摺落物を風選する選別
風路の上がわに脱秤ロールを設けて脱秤風選部を構成し
、この脱秤風選部上に、内周面に多数の壺穴を形設して
回動可能に横架せる選別胴内に玄米受樋を挿架して脱秤
風選後の玄米と籾の混合米を選別する壺六式選別部を、
その選別胴の回動軸芯方向を前記脱秤ローｐの軸と平行
にし且つ前記脱秤風選部の全幅を壺六式選別部の幅内に
おさめて一体的に構成したのであるから、従来の籾摺機
のように脱秤ロー〃の軸と選別胴の回動軸芯方向を平行
に設けているに拘らず、機体の全幅は極力圧縮されて据
付面積は小となシ、機体は纒まってコンパクトになると
ともに壺穴式選別部への動力伝達は簡素化されるなど種
々の効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を示す実施例図にして、第１図はその要部
を示す縦断側面図、第２図と第８図は同要部をその縦断
箇所を異にして示す後面図、第４図は外観後面図である
。（３）・・・・・・選別風路　　　　（６）（６）・・
・・・・脱秤ロー、Ｉｔ／（ト）・・・・・・脱秤風選
部　　　（Ａ）・・・・・・壺穴（ロ）・・・・・・選
別胴　　　　　（ロ）・・・・・・玄米受樋０・・・・
・・壺六式選別部第２図Ｂ第４図第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）摺落物を風選する選別風路（３）の上がわに脱■
ロール（６）（６）を設けて脱■風選部（Ａ）を構成し
、この脱■風選部（Ａ）上に、内周面に多数の壺穴（１
４）を形設して回動可能に横架せる選別胴（１５）内に
玄米受樋（１７）を挿架して脱■風選後の玄米と籾の混
合米を選別する壺穴式選別部（Ｂ）を、その選別胴（１
５）の回動軸芯方向を前記脱■ロール（６）（６）の軸
と平行にし、且つ前記脱■風選部（Ａ）の全幅を壺穴式
選別部（Ｂ）の幅内におさめて一体的に構成したことを
特徴とする籾摺機。