JPS6312329A - ガスクロマトグラフイ−による水素同位体分離法 - Google Patents

ガスクロマトグラフイ−による水素同位体分離法

Info

Publication number
JPS6312329A
JPS6312329A JP62096356A JP9635687A JPS6312329A JP S6312329 A JPS6312329 A JP S6312329A JP 62096356 A JP62096356 A JP 62096356A JP 9635687 A JP9635687 A JP 9635687A JP S6312329 A JPS6312329 A JP S6312329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
mixture
chromatography
temperature
separated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62096356A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0412167B2 (ja
Inventor
クリストファー・フク−シ・チェー
ロナルド・エラード・マッセイ
オットー・カール・クベトン
サミュエル・ヒュー・ホーソン
サブタンター・クマー・ソッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPS6312329A publication Critical patent/JPS6312329A/ja
Publication of JPH0412167B2 publication Critical patent/JPH0412167B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D59/00Separation of different isotopes of the same chemical element
    • B01D59/22Separation by extracting
    • B01D59/24Separation by extracting by solvent extraction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D59/00Separation of different isotopes of the same chemical element
    • B01D59/22Separation by extracting
    • B01D59/26Separation by extracting by sorption, i.e. absorption, adsorption, persorption
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B4/00Hydrogen isotopes; Inorganic compounds thereof prepared by isotope exchange, e.g. NH3 + D2 → NH2D + HD
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/30Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N2030/022Column chromatography characterised by the kind of separation mechanism
    • G01N2030/025Gas chromatography
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/30Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature
    • G01N2030/3007Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature same temperature for whole column
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/30Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature
    • G01N2030/3023Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature using cryogenic fluids
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/30Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature
    • G01N2030/3084Control of physical parameters of the fluid carrier of temperature ovens
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/04Preparation or injection of sample to be analysed
    • G01N30/16Injection
    • G01N30/20Injection using a sampling valve

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低温ガスクロマトグラフィーを使用する適度
に大規模な水素同位体種の分離方法に関する。本発明は
、主に、低温蒸溜による分離を保証するために必要な十
分な量の物質を利用できない場合の適用に向けられてい
る。
本発明は、水素の全ての6の成分体同位体種、つまり、
H2、HD s HT SD 2 、D T s T 
2を分離し貯蔵するため、またはピークカッティング技
術を使用して混合物から1つまたはそれ以上の成分の部
分的分離物を得るために使用することができる。本発明
の方法を使用することによって、ガスクロマトグラフィ
ーによって得られる高い分離効率を犠牲にすることなく
、従来可能であった程度を遥かに上回る容量またはスル
ーブツトが可能となる。本発明は、融合燃料精製のため
に、つまり、融合研究に使用されたデユーチリウムとト
リチウム混合物に由来する種からプロチウムを除去し、
最終的には融合反応炉中で使用するための目的に特殊に
適用される。
低温蒸溜は公知であり水素の同位体混合物を分離する目
的に使用されているが、この技術は大規模使用にのみ適
している。蒸溜は、分離効率が低く、蒸溜系中にかなり
大量のインベントリ−物質を保持する必要があるなどの
欠点を有している。
一方、ガスクロマトグラフィーは分離効率が高く、系中
に所望の物質のインベントリ−を全く残さないが、一般
には、水素同位体混合物のガスクロマトグラフィーは従
来1つの分析手段として利用されてきた。
水素同位体の分離のための大規模ガスクロマトグラフィ
ー法の開発の1つの方法が、米国特許第4469498
号明細書(1984年9月4日、マックスブランク研究
所、ドイツ)に説明されている。本質的には、この特許
に説明されている方法は、クロマトグラフィーカラムの
直径と長さを増加し、カラム充填剤に不活性繊維フィル
ターを5容量%まで使用することを含む。この特許明細
書には、分離効率は、カラム断面積、カラム長さ、キャ
リアーガス速度、カラム充填剤などの因子に影響される
ことか述べられている。しかし、この特許明細書によれ
ば、これらの多様な因子を平衡または調節することによ
り、内径50mm長さ3mのカラムを使用して約500
m、l’までの水素同位体混合物の分離を全く満足に行
うことができることが教示されている。マックスブラン
クのカラムには前処理アルミナ粉末が充填されている。
文献(Nuclear  Tech / Fusion
、 4. 887 (1983) )には、この系に関
する分離時間が80〜120分であり、スルーブツトが
250〜375m、17/時であることが報告されてい
る。このスルーブツトは50〜75m、ff/時/ 1
 c mカラムと書くことができる。
本発明は、大規模ガスクロマトグラフィー法の開発のた
めにとられた別のアプローチから得た。
米国特許第4489498号明細書に述べられている分
離効率に影響を及ぼす因子に加えて、本発明の方法では
温度プログラミングを利用することができ、また、ピー
クカッティングを行うために複数のカラムを使用するこ
とができる。これらの技術により、分離効率を犠牲にす
ることなく、従来技術と比較してガスクロマトグラフィ
ー系のスルーブツトを顕著に増加させることができ、従
って、使用するカラムの直径と長さを増加させることな
く、より多くの物質を処理できる。
このように、本発明により、内径8mm長さ60 cm
の第1のカラムを内径8mm長さ150cmの第2のカ
ラムと共に、共に分子ふるいを充填して使用することに
より、融合燃料精製に対して約1.8L/時のスルーブ
ツトが可能となる。
本発明は、また、分子ふるい物質を充填した1つのカラ
ムで、クロマトグラフィー用の温度プログラムを用い、
全ての6の水素同位体種の分離を行う方法を提供する。
本発明の方法では、約380mf/時/ l c mカ
ラム、つまりマックスブランク系のものの5倍を越える
スルーブツトが得られる。
従って、本発明は、水素の同位体混合物の1つまたはそ
れ以上の主成分から1つまたはそれ以上の少量成分を分
離するためのガスクロマトグラフィー法を提供する。こ
の方法は、 約−180℃から約−140℃までの温度に維持した、
分子ふるい物質を充填した複数のカラムの第1カラムの
第1端に1容の混合物を注入する;不活性気体の加圧流
(pressurized  stream )により
、注入した混合物を第1カラム内に流し、それにより、
少なくとも1つの少量成分を全混合物の1つの分画から
クロマトグラフィーにより分離する; 上記の少なくとも1つの分離した少量成分を含有する1
容の混合物を、第1カラムの第2端から溶離させる; 1つまたはそれ以上の少量成分を更に分離するために、
同様に、上記の溶離した容積を1つまたはそれ以上の他
のカラムに流すことを包含する。
本発明は、また、水素の同位体種を分離するためのガス
クロマトグラフィー法を提供する。この方法は、 初期温度が約−185℃から約−160℃までである、
分子ふるい物質を充填したカラムの第1端に試料混合物
を注入する; カラムの温度を1時間当り約10℃までの割合で上昇さ
せながら、不活性気体の加圧流により、注入した試料を
カラム内に流し、それにより、試料に含まれる種々の同
位体種を互いにクロマトグラフィーにより分離する; 分離した同位体種をカラムの第2端から溶離させること
を包含する。
水素同位体のガスクロマトグラフィー分離は1950年
代後期から文献に報告されている。基本的には、分析規
模で分離を行うために3の方法を使用し、これらの方法
は使用するカラム充填物質に基づいて分類することがで
きる。
「カラム」の語は、ここで使用するように、また当業者
に理解されているように、キャリアーガスによりそこを
流される気体成分の分離を行うために一定の物質を充填
された、通常は銅またはステンレススチールなどの金属
製の管構造を意味することに始めに留意しなければなら
ない。ガスクロマトグラフィーに通常使用されるカラム
は、直線状に展開するには不便であることが多い十分な
長さのものである。従って、ガスクロマトグラフィー 
カラムはらせん状のコイルに形成されることが多いので
、保管と使用に便利であるが、直線状のカラムも本発明
の範囲内にある。
水素同位体のガスクロマトグラフィー分離に関して、3
の異なるカラム充填物質が報告されている。これらは、
サイズ(size)排除クロマトグラフィーに使用する
分子ふるい、気体/固体吸着クロマトグラフィーに使用
するアルミナ、触媒吸着クロマトグラフィーに使用する
アルミナに分散したパラジウムなどのパラジウムである
パラジウムを使用する水素同位体のクロマトグラフィー
分離は、キャリアーガスとしてアルゴンを使用してH2
とD2の混合物に対して報告されている(C,O,Th
omas  and  H,A、  Sm1th。
J、 Phys、  Cheffi、、 83. p、
427 (1959) ) 、分離は150〜190℃
の温度範囲で行われ、分離効率は劣っていることが報告
されている。
アルミナを使用する水素同位体の効率的な分離が多数の
グループにより報告されており(例えば、J、 Kin
g Jr、  and  S、 W、  Ben5on
、  J。
Chem、  P hys、、 44. N o、 3
.pp、LOO7−1014(196B) 、 H,W
eichselgartner  et  al。
Nuclear  Tech /Fusion、 4.
 p、887  (1983) 。
F rlschmuth  et  at米国特許第4
469498号)、パイロット工業規模の系が開発され
た。
クロマトグラフィーに使用されたアルミナは、高度に活
性な表面を有する合成重合体物質である。
アルミナの活性は、湿分により、またアルミナ結晶構造
への痕跡量の鉄または他の金属の配合により減少する。
高度に活性化されたアルミナは、室温下で水素を完全に
吸着することができる。
マックス ブランクのグループによって報告された系で
は、ヘリウムをキャリアーガスとして使用し、アルミナ
充填カラムを液体窒素を用いて一196℃に維持する。
マックス ブランクのグループによる報告には、−19
6℃以外の任意の温度でのカラム操作が望ましいかどぅ
かについては示唆されていない。それらの報告によれば
、使用するアルミナの活性を変化させ、またカラムの長
さを増減することによって、分離効率を調節することが
できる。
アルミナまたはパラジウムの使用が本質的である吸着型
のクロマトグラフィーと対照的に、分子ふるいを使用す
るクロマトグラフィーは分子の大きさに基づいて進行す
る。分子ふるいは、通常はケイ酸アルミニウムカルシウ
ムまたはナトリウムから製造された合成物質であり、3
〜10人の範囲の孔径を有するビーズとして市販されて
いる。
それぞれのビーズの孔はトンネルを互いに連結する網目
構造を形成するので、孔に入る小分子は大分子より容易
に網目構造を通過できる。従って、分子種の分離は、小
分子が大分子より速く分子ふるいを通過する、ふるい効
果によって達成される。
溶離は通常分子の大きさが増加する順に行われる。
分子ふるいは、通常クロマトグラフィー適用においてヘ
リウム、水素、アルゴン、酸素、窒素、メタン、−酸化
炭素などの気体を分離するために使用される。水、二酸
化炭素、炭化水素は分子ふるいに高度に保持される。酸
素と窒素は分子ふるいによって一50℃で完全に保持さ
れ、水素は一180℃未満で保持される。
分子ふるいを使用する水素同位体の分離についても報告
されている( S 、 A kthar  and  
H、A 。
S ff1ith、  r吸着とガスクロマトグラフィ
ーによる種々の形の水素の分離および分析J  Che
m。
Rev、+64. 261−76 (1964)  ;
 M、  L、  Contfand  M、 Les
lmple、  J、  Chromatog、、19
. pp。
32−43 (1987) )。クロマトグラフィーに
よる分離に対するアルミナと分子ふるいの相対能力につ
いての情報はないが、分子ふるいの活性はクロマトグラ
フィー床の容積に比例し、アルミナの活性は表面積に比
例するので、分子ふるいがより大きい能力を有すること
が予測される。
分子ふるいを使用して水素同位体種のガスクロマトグラ
フィー分離を行うためのキャリアーガスは、カラム充填
剤と強く相互作用して分析の保持を逆に修正してはなら
ない。このために、−20℃未満の温度で分子ふるいに
非常(ご強力に吸着するアルゴンは除外されるが、ヘリ
ウムまたはネオンは一180℃もの低温では分子ふるい
と強力に相互作用しないので、使用することができる。
適切なキャリアーガスは、カラムを横断する圧力降下を
低くするために、カラム充填剤を通過する拡散速度が十
分に高くなければならない。このために漏れ形成が起こ
る可能性は減少する。分離した成分からのキャリアーガ
スの分離は迅速に行うことができなければならず、キャ
リアーガスは、カラムからの流出物をモニタするために
使用する検出手段と共存性(compatibilit
y ) テなければならない。
上述の基準を考慮すると、本発明で使用す名キャリアー
ガスとしてはヘリウムが好ましい。
文献に説明されているクロマトグラフィー系では、最適
な効率で最小の容j;i(1mL未満がクロマトグラフ
ィーを受ける)を提供する細い中空の分析カラム(2m
mI D)を使用する。混合物の成分を分離するカラム
の能力はカラム効率の判定基準である。効率的であるた
めには、気体成分は充填物質に対して異なる親和性を持
たなければならず、気体成分がカラムを通過する際の全
ての表面と確実に平衡するためには、十分な表面積を有
する充填物質が利用できなければならない。カラムに注
入する気体の量が増加すると、平衡条件が結局は満足さ
れなくなり、カラムは効率を失う。
効率の顕著な損失が検出される点を、カラム容量と定義
する。カラム効率における損失は、バンドのブロードニ
ング、保持時間の減少、ピーク形の変化に現われる。カ
ラム容量は、カラム充填物質の選択およびクロマトグラ
フィー床の大きさに依存する。
同一のカラム充填物質を使用する場合には、カラム容量
はカラム内径の平方として増加する。マックス ブラン
ク研究所のグループは、アルミナを充填した76.2m
m1Dのカラムを使用し600mLまでの気体のクロマ
トグラフィーを行った。しかし、規模を増大することに
より、カラム効率の多経路成分によるクロマトグラフィ
ー理論から予測される分解能の損失がもたらされる。
本発明によれば、カラム充填物質およびカラムの規模増
大に加えて、特別なりロマトグラフィー技術を使用して
カラム容量を高めることができることが見出された。こ
れらの技術の1つはピークカッティングと称される。本
発明によりこの技術を使用して、2つのカラムを1つの
弁と共に連結し、第1カラムからの流出物を排出口また
は第2カラム上へ転換させることができる。融合燃料の
場合には、第1カラムから現われる初期の溶離物(H2
、HD、HTなどの少量成分)を、主成分の一部と共に
第2カラムへ入れることができる。
現時点では、第1カラムから排出させ流出物を保存する
。その後、少量成分を主要な種の分画と共に第2カラム
で更に分離する。最初に注入した気体の大部分は系から
除かれるので、第2カラムでの残りの気体成分の分離効
率は改良される。ピークカッティング技術はカラム容量
を増加させるが、小さい直径のカラムの効率を保持する
更に、本発明によれば、水素の同位体混合物の1つまた
はそれ以上の主成分から1つまたはそれ以上の少量成分
をピークカッティング分離するために、複数のカラムを
使用することができる。っまり、第1カラムから溶離さ
れた部分的に分離された成分を、更に1つまたはそれ以
上の他のカラムを使用してクロマトグラフィーにより分
離させることができる。この具体例は、それぞれのカラ
ムでの分離から相対的に小さい濃縮(enrichme
nt)のみが得られた場合に使用できる。複数のカラム
は濃縮因子を倍加する作用を有する。
次の例を考慮すれば、2を越えるカラムを含むピークカ
ッティングの適用が本発明の範囲内に含まれることは、
当業者には明らがであろう。
烈 系の説明 融合設備からの排気の精製と再循環に適したガスクロマ
トグラフィー系は、キャリアーガス供給、ガスクロマト
グラフィー カラム、カラムのための温度制御容器、流
れスイッチ、気体検出器、キャリアーガス/水素同位体
分離装置を含む。
後に示すデータを得るために使用した実験系は次の構成
要素を備えていた。第1図にその概略を示す。
キャリアーガスおよび試料気体供給 1、 キャリアーガスはヘリウムであり、系は800k
Pa (90ps i g)までの圧力で0.5〜2L
/分の流量に調整した。
2、 水素同位体気体試料を100〜10100Oで加
圧容器から注入した。試料は300kPa (30p 
s i g)ないし800kPa(90psig)の圧
力で注入した。
3、 水素試料ループおよびそれに関連する弁は完全に
トリチウム共存性であった。
GCカラム 1、 0Cカラムの内径は0.8〜1.9cm(3/8
’から3/4′の管)の範囲であった。
2、  0.6mと1.5mの長さの2つのカラムを用
いた。必要な場所を最小にするようにコイル状であるこ
とが好ましい。
3、  カラムに、0.25〜0.42mm (40〜
60メツシユ)の範囲の大きさの5A分子ふるいを充填
した。
温度制御容器 1、 容器はカラムと加熱コイルの両方に対して十分に
大きかった。
2、 容器は絶縁のために真空で覆った(フランジ ト
ップを有する超絶縁ステンレススチールデユワーフラス
コ、M 1nnesota  V al 1eyE n
gineering、  I nc、  ここでの使用
に適する)。
3、 容器中に液体窒素を噴霧することによって、容器
の温度を一140℃〜−185℃の範囲内に維持した。
温度をこの温度範囲内の定点の±1℃未満に制御した。
4、 3か月に1度を越えない頻度で容器を連続的に1
6時間300℃に加熱した。
5、 液体窒素流を制御する温度制御装置と加熱器を使
用した。
気体検出器 1、  リレー操作に適した信号を有する熱伝導率検出
器および(または)可動弁を使用した。
2、  リレー操作に適した信号を有する流れ比例計数
検出器(β−検出器)および(または)可動弁を使用し
た。
自動流スイッチング 1、  自動オンオフ弁、2つの6方弁、および3方弁
を系に取付けた。
2、 流れを適切な下向流装置に転換するための自動弁
をスイッチングする制御装置を使用した。
3、 弁の位置を制御するために気体検出器からの信号
を使用した。
4、 信号に対する弁スイッチングの応答は1秒未満で
あった。
キャリアーガス/水素同位体分離 1、 水素同位体からキャリアーガス(ヘリウム)を分
離するために、ウラニウム床または低温濃縮装置を使用
する。
2、 必要ならばウラニウム床から水素同位体を脱着す
るために、ウラニウム床に取付けた加熱器を使用する。
3、 キャリアーガス分離系は完全にトリチウム共存性
でなければならない。
系操作 GCカラムは水素同位体分離に使用する前に調整し、3
ないし4か月毎に再調整した。次に、調整およびカラム
の正常操作について述べる。
GCカラムの調整 1、 調整中はカラム内にヘリウムの小流(例えば、1
00mL/分)を維持した。
2、 容器を2℃/分の割合で徐々に275℃に加熱し
、275℃に14時間維持した。
水素同位体分離操作 1、 系全体の少なくとも10倍の容積のヘリウムを用
いて系を浄化した。
2、 容器中に液体窒素を噴霧して、容器内の温度を所
望の温度の±1℃未満に制御した。
3、 試料ループを所望の圧力に加圧した。
4、 6方弁Aを自動的にスイッチングすることによっ
てGCカラムに試料を注入した(第1図)。
5、 第1GCカラムからの流れを最初は第2カラムに
連結し、その後、6方弁Bを自動的にスイッチングする
ことによって、適切なキャリアーガス同位体分離装置に
転換した。
6. 検出器からの信号に従う自動弁スイッチングによ
り、第2カラムの下向流を適切なキャリアーガス/同位
体分離装置に連結する。
この系を使用して導かれる実験室の実験では、通常、カ
ラム中で分離された非放射活性気体はウラニウム床に捕
獲されるのではなく排出されるか、またはキャリアーガ
スから分離された。当然、商業用の系では分離された成
分は望ましい方法で再び捕獲される。
実験 使用した装置のより詳細な概略図を第2図に示す。系は
5つの部分に分けられる。つまり、試料調製系、気体供
給系、カラム容器系、気体検出系、およびデータ記録系
である。
試料調製系では、水素同位体気体混合物を167Lアル
ミニウム シリンダ11中に調製した。
2つの導入口12および13、および圧力ゲージ14を
、シリンダ11に取付けた。1つの導入口13は隔壁1
5に連結し、他の導入口12は真空ポンプまたは高圧気
体シリンダ16のいずれかに連結した。試料シリンダ1
1を少なくとも10−2  トルに排気した。その後、
隔壁15を通し注入器により純粋気体成分をシリンダ内
に導入した。適当な量の気体を加えた後、シリンダ16
からのデユーチリウムまたは水素のいずれかを用いてシ
リンダ11を200ps i gまで加圧した。試料調
製の後、シリンダ11を6方弁20に連結し、ガスクロ
マトグラフィー カラムに注入すべき所望の圧力で試料
ループ21を満たした。廃棄融合燃料からプロチウム種
を除く融合燃料精製と関連する実験に関しては、試料混
合物は、約10%のH2,90%のD2、および2,5
ないし5.0gC1/LのT2を包含していた。金属触
媒の添加によって試料シリンダ内で純粋な成分体を平衡
させ、全ての6の2m体同位体種を得た。全ての6の同
位住棟の温度プログラム分離を含む実験に関しては、試
料混合物は、同様に試料シリンダ内で触媒平衡を伴って
、2.5ないし5.0μCi / LのT2と共に約5
0%のH2および50%のD2を包含していた。
気体供給系に供給された水素同位体気体に加えて、He
1N2、およびPxo(ArおよびCH4混合物)気体
を高圧気体シリンダにより提供する。HeはGC系に対
するキャリアーガスであり、N2は液体窒素容器25を
加圧するために使用し、P□0気体は流れ比例計数検出
器27で使用した。
流れスイッチングおよびカラム容器系では、流れスイッ
チングは主に2つの6方弁20および30により行った
。2つの弁20および30についての詳細な流れの概略
を第3a図、第3b図、および第3c図に示す。それぞ
れの弁について、それぞれの6の開口部が隣接する開口
部と連結できる位置は2箇所のみである。第3a図は、
試料ループ21が試料シリンダ11からの気体試料で満
たされた場合の弁20の位置を示している。この位置で
は、試料シリンダ11に連結する弁を閉じ、真空ポンプ
に通じる弁を開くことによって、試料ループ21は排出
される。その後、真空ポンプに通じる弁を閉じ、試料シ
リンダ11に連結する弁を開いて、水素同位体試料を用
いて試料ループ21を所望の圧力に加圧した。
第3b図は、試料ループ21内の試料を両方のカラムに
注入した場合の弁の位置を示す。弁20をスイッチング
して、弁30を経てカラム2へ連結しているカラム1へ
、ヘリウム キャリアーガスを試料ループ21内を通し
た。第3C図は、カラム1を「排出口へ短絡」した場合
の弁の位置を示す。二の流れの概略図では、キャリアー
ガスは試料ループ21とカラム1を通り、弁20の位置
は変化しないままに保たれる。しかし、弁30の位置は
変化するので、カラム1の出口はカラム2の代わりに排
出ラインに連結され、別に供給されたキャリアーガスが
カラム2に連結されカラム2に仕込まれた水素同位体を
分離できた。
GCカラムはステンレススチール製の3/8′管(0,
8cmID)から形成された。カラム1および2の長さ
はそれぞれ0.7mおよび1.7mであった。両方のカ
ラムは、共にコイル径が10cmのコイル状であり、0
.25ないしQ、42mmの範囲の大きさの分子ふるい
5Aを充填した。炉内で加熱しなからカラム内にHeの
小流を通すことによりカラムを調整した。炉の温度を2
°C/分の割合で徐々に275℃まで上昇させ、カラム
を15時間以上調整した。
調整後、カラムを真空絶縁容器40内に置いた。
容器の概略図を第4図に示す。液体窒素を容器内に噴霧
することによって容器を冷却し、ソレノイド弁43を経
て液体窒素流を制御する温度制御装置42により温度を
制御した。容器40の中央に位置する小さいファン44
の付近で容器内に液体窒素を噴霧した。液体窒素のカラ
ムへの直接的な接触を避け、カラム内の一様な温度分布
を確実にするために、ファン44をステンレススチール
 スクリーンで覆った(図には示していない)。実験中
、容器の内と外の間は1.0−3 トルの真空に維持し
た。
容器の頂部は3.8cmのスチロホーム(styrof
oaIIl)絶縁体層を用いて絶縁した。
2つの検出器、つまり熱伝導率検出器50および流れ比
例計数検出器27を、水素同位住棟を検出するために使
用した。熱伝導率検出器50はH2、HDおよびD2の
みを検出し、一方、流れ比例計数検出器27は、トリチ
ウム化された種が非常に低い濃度なので全ての実験に対
してHT、、DTおよびT2を検出した。2つの検出器
からの信号は2重ペン記録計によって記録し、2つの積
分器によって積分した。
実験方法 それぞれの実験についての実験方法は次の通りであった
カラム容器の冷却 液体窒素は、ソレノイド弁43とカラム容器40に連結
された55L容器25により供給した。その後、温度制
御装置42を所望の温度に調整した。通常、カラム容器
40を室温から一140℃ないし一180℃に冷却する
ためには1.5ないし2時間を要した。
試料ループ フィリング(f’1111ng )水素同
位体混合物を用いて試料ループ21を満たすための6方
弁20の位置は第3a図゛に示す通りである。真空ポン
プに通じる弁を開くことによって試料ループを空にした
。試料ループを空にした後、真空ポンプに通じる弁を閉
じ、6方弁20に連結された試料シリンダ11に通じる
弁を開くことによって所望の圧力までループに気体試料
を満たした。
両力ラムを通る試料注入 試料ループに試料を注入するために、6方弁20をスイ
ッチングしてキャリアーガスを試料ループ21内に通し
、6方弁30を経て連結されている2つのカラムに試料
をフラッシュさせた(第3b図参照)。その後、気体試
料を両力ラム内で分離した。
ピークカッティング操作 試料を注入して全てのH含有成分(H2、HDおよびH
T)をカラム1から溶離した後、6方弁30をスイッチ
ングして、カラム1の出口を開放して排出し、分離キャ
リアーガス供給をカラム2に連結してカラム2で水素同
位体の分離を続けた(第3C図参照)。この操作により
、主成分D2、DTおよびT2の大分画をカラム1から
貯蔵に転換し、第2カラムに仕込んだ水素同位体の量を
相当に減少させて、このカラムによる同位体の分離を改
良することができた。融合燃料精製のための上述の実験
方法に従って導かれた特定の試みでは、カラム1から貯
蔵に転換された主成分の分画は一般的には注入された混
合物の全容積の60%を越えた。しかし、当業者には、
ピークカッティング技術は常に、第2カラムに注入され
た分画に含有された少量成分の濃縮をもたらすことは明
らかであろう。濃縮因子が比較的低い、つまり第1カラ
ムでの分離が相対的にわずかである場合には、望ましい
結果を得るためには一連の幾つかのカラムを使用するこ
とが必要である。
カラム直径、カラム長さ、温度、試料容量、およびピー
クカッティング操作を含む種々の実験パラメータについ
て研究を行った。実験プログラムの主要な目的は、同位
住棟のスルーブツトおよび分離を最大にすることであっ
た。次に選んだ結果は、スルーブツトおよび分離に及ぼ
す実験パラメータの効果を説明するものである。
種々のカラム充填剤を試験して分子ふるい5Aを選び、
これをほとんどの実験で使用した。小さい1 / 8 
’  (2m m )管カラムを用いて初期実験を行い
、その後のほとんどの実験では3/8′(8mm)管カ
ラムを使用した。また、比較的大きいカラム(1,9c
mおよび2.5cm)についても簡単に試験した。大き
いカラムではより多くの試料を分離できた。しかし、比
較的大きい直径のカラムを使用する場合には、分離を維
持するためにより長いカラム(より長い滞留時間)また
はより低い温度が必要であった。結局、種々の直径のカ
ラムを用いて得た結果から、スルーブツトはカラム直径
に直線的に比例して増加するらしいことが示され、IL
/時以上のスルーブツトに対しては3 / 8 ’  
(8m m )カラムが適していることが見出された。
同位体の適切な分離を行うために必要な3/8′カラム
の長さは、2’  (0,6m)および5’  (1,
5m)であることが見出された。2mmおよび8mmの
カラムを使用する分離は−1600ないし一140℃の
範囲の温度で満足に行うことができたが、カラム直径が
増加したために、同位体の適切な分離を維持するために
より低い温度、多分的−180℃もの低温が必要とされ
る可能性があることに留意しなければならない。
温度効果 カラムの温度を一145℃から一160℃まで変化させ
た。実験結果から、温度が、水素同位住棟の溶離時間(
つまり水素同位体がGCカラムの出口から現われる間の
時間間隔)、および水素同位体の分離に非常に重大な効
果を及ぼすことが示された。8mmカラムについて得た
実験結果の一部を第1表に示す。試料容量が250mL
の場合には、溶離時間は一148℃での7.5分から一
155℃での19.4分および一160℃での27.0
分へ増加した。溶離時間は温度が5℃減少する毎に約2
のファクターで増加した。溶離時間の増加により、スル
ーブツトは一148℃での2L/時から一160℃での
0.56L/時まで減少した。しかし、−148℃では
分離は劣っており、適切な分離を行うためには一150
℃以下の温度が必要であった。例えば、−150℃では
、プロチウム種に対しての精製因子 (decontamination  factor 
)  (D F )  (第1表参照)は2に達した。
温度を一160℃に下げることによって、DFは14に
増加した。
ピークカッティングの効果 ピークカッティング技術を適用すると、ピークカッティ
ングによって溶離時間がわずかに減少するためにスルー
ブツトは幾分か増加した。例えば、−150℃で試料容
量が250mLでは、溶離時間は、ピークカッティング
を行わない場合の10分からピークカッティングを行う
場合の8.5分へ減少した。しかし、ピークカッティン
グの最も重要な改善はDFに関するものである。−15
0℃ではDFはピークカッティングにより2から60ま
で増加し、−160℃では14から150まで増加した
(第1表参照)。
試料容量の効果 予測したように、試料容量を増加することによって、ピ
ークカッティングの有無に関らずスルーブツトは増加し
たが、DFは減少した。例えば、−150℃では、試料
容積50mLに対してスルーブツトはわずかに0.3L
/時であったが、DFは150であった。試料容積を2
50mLに増加することによって、スルーブツトは1.
5L/時に増加したがDFは2に減少した。
カラム操作の最適化 =150℃において非常に高いスルーブツトおよび良好
なりFを達成できたが、溶離時間は比較的短<、8.5
分であった。ピークカッティングにおける誤りを最小に
するためには弁スイッチングの正確なタイミングが必要
であり、また、この温度でカラムを操作するためには比
較的頻繁な弁スイッチングが必要である。−155℃で
カラムを操作し試料容量を増加させることにより溶離時
間を増加させる一連の実験を行った。−155℃でピー
クカッティングを行った場合、試料容量740mLで1
.8L/時のスルーブツトが達成され、同位住棟の受容
できる分離が行われた。溶継時間は約25分であり、こ
れにより弁スイッチングの回数が相当に減少される。試
料容積を10100Oに増加させることによって、同位
体掻の分離は劣りスループットは減少する。従って、7
40mLの試料容積が、この系に使用されているカラム
に対する最適試料容量に近いものであると考えられる。
第1表 8mm  0.6m+1.5m  カラムを使用した実
験結果の一部 試料  溶離   スル一 温度   容量  時間   プツト  精製   ピ
ーク(℃)   (mL)   (分)  (L/時)
 因子率 カッティング−1482547,52,0無 −1505010,00,3150無 −15025010,01,52無 −150507,00,43300有 −1502508,51,860有 −15525419,40,79無 −15574029,81,5無 −15574024,81,8有 −155100042,81,4無 −155100043,81,4−有 −18025027,00,5814無−180250
28,80,58150無* 精製因子(DF) (生成物中のH含有種の分画) ピークカッティング技術では、単一カラムを使用する場
合よりも内径が小さくより短いカラムを必要とし、また
、融合燃料精製においては、グロマトグラフィー系は商
業用ガスクロマトグラフの周囲に建設することができる
。検出器、流れ制御装置、スイッチング弁、および連結
管などの補助的な装置は通常の装置であり、8mmのカ
ラムはクロマトグラフィーの供給工場で容易に製作でき
る。
本発明の高効率ガスクロマトグラフィー ピークカッテ
ィング技術は、主成分から少量成分が分離される場合に
最も有益である。融合燃料からのプロチウムの精製、ト
リチウム廃棄物の処理、および緊急トリチウム精製に対
して、ピークカッティング ガスクロマトグラフィーを
完全に適用することができる。2つの主成分を分離する
場合には、ガスクロマトグラフィーの比較的低い容量が
気体処理速度の制御因子となる。この場合には、遥かに
長く広いカラムを使用しなければならないか、または、
高効率ガスクロマトグラフィーに続いて低温蒸溜を行う
ことによって分離をより効率的に行うことができる。
温度プログラミング 第1図ないし第4図に示し上に説明した系は、単一カラ
ムで温度プログラミングを使用して水素の全ての6の同
位体柾の完全な分離を行うために使用することができる
。この点に関しては、内径が2cmで長さが7.5mの
カラムを使用した。
カラムに5A分子ふるいを充填し、キャリアーガスとし
てHeを使用した。それぞれの実験において、50%の
H2,50%のD2、および2.5ないし5.OCi/
LのT2を含む気体混合物の2Lの試料を使用した。全
ての6の同位住棟を得るために、試料シリンダ中で触媒
により純粋な2m体を平衡させた。
カラムを一186℃もの低温に冷却し、2Lの試料混合
物を注入した。約300kPaの圧力でHeキャリアー
ガスの流量を、カラムの直ぐの上向流で測定して4L/
分に維持した。カラム温度を60分層重0℃までの種々
の速度で、−150℃付近の最終温度まで上昇させた。
同様な同位体分離を行った実験結果の一部を第2表にま
とめ、−166°Cの一定温度で得た結果と比較した。
−166℃では、全成分の分離は約330分内に終了し
た。この温度では成分の幾つかに重なりがあるので、試
料は部分的に再循環させなけらばならない。正味のスル
ーブツトは、約270mL/時または135mL/時/
 1 c mカラムと計算された。温度プログラミング
を適用する場合は、溶離時間は130分もの短時間に減
少された。これは約770mL/時または380mL/
時/1cmカラムの正味のスルーブツトに対応する。
この値は、マックス ブランクのグループによって報告
された50〜75mL/時/ 1 c mカラムの報告
スループットの5倍を越える値である。
第2表 2Lの水素試料に同様の同位体分離を行った2cm  
7.5mカラムを使用した実験結果の一部温度変化  
最終 H2−DT   計算正味初期温度   速度 
  温度 溶離時間  スループット℃    ℃/時
 −℃−(分)    (mL/時)−1703−15
5170[100 −184〜−186to    −154> 180 
      < 570この結果は、本発明の温度プロ
グラミング法を使用する水素同位住棟の分離により、水
素同位体の分離に対してこれまで可能であると考えられ
ていたスルーブツトよりも遥かに大きいスルーブツトを
得ることができることを示している。本発明は、低温蒸
溜によって水素同位体混合物を処理する実行可能な他の
方法を提供する。
同位体貯蔵 分離された水素同位住棟を処理する標準的な方法に、適
当に粉末化した金属床中での貯蔵がある。
これに関しては粉末ウラニウム床が普通に使用され、そ
こへ吸収された水素種は通常は室温で貯蔵される。ウラ
ニウム粉末が水素を吸収する能力から、そのような吸収
を行わないキャリアーガスから同位体種を分離する手段
が提供される。
このキャリアーガスからの分離および貯蔵の方法はH2
、D2、または12種に適しているが、金属吸収剤によ
って提供される触媒効果のために混合成分体はその一体
性(tntegrtty )を維持することはできない
。ウラニウムに吸収されたHDは速やかに平衡して、H
2、HD sおよびD2の混合物を形成する。混合成分
体種のこのような平衡を避けるために、本発明では、触
媒金属を使用しないそのような混合成分体の低温での分
離および貯蔵の工程を行う。
このために本発明では、水素およびその種々の同位体種
が約20にで濃縮し、一方、ヘリウムは約4Kまで濃縮
しないという事実を利用する。本発明によってGCカラ
ムから溶離された分画は、流出物を約15Kに冷却する
ことによって、ヘリウム キャリアーガスから分離され
、貯蔵のために捕獲することができる。特に、この技術
を使用して、混合種、つまりHD、DT、およびHTを
捕獲し平衡のない純粋な状態で貯蔵することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガスクロマトグラフィー系の概要
図である。第2図は、具体例に説明したデータを得るた
めに使用した実験ガスクロマトグラフィー系の概要図で
ある。第3a図、第3b図、および第3c図は、本発明
の方法の種々の工程における特定の弁配置を示す第1図
および第2図の系で使用した6方弁の概要図である。第
4図は、本発明の実施に使用したカラム温度制御系の概
要図である。 11・・・試料シリンダ、16・・・気体シリンダ、2
0.30・・・6方弁、21・・・試料ループ、25・
・・容器、27・・・流れ比例計数検出器、40・・・
真空絶縁容器、42渇度制御装置、43・・・ソレノイ
ド弁、44・・・ファン、50・・・熱伝導率検出器 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦FIG、4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)水素の同位体混合物の1つまたはそれ以上の主成
    分から、1つまたはそれ以上の少量成分を分離するため
    のガスクロマトグラフィー法であって、 約−180℃から約−140℃までの温度に維持した、
    分子ふるい物質を充填した複数のカラムの第1のカラム
    の第1端に1容の混合物を注入し、不活性気体の加圧流
    により、注入した混合物を第1カラム内に流し、それに
    より、少なくとも1つの少量成分を全混合物の1つの分
    画からクロマトグラフィーにより分離し、 上記の少なくとも1つの分離した少量成分に富む少なく
    とも1容の混合物を、注入した本来の混合物と比較して
    、第1カラムの第2端から溶離させ、 1つまたはそれ以上の主成分から1つまたはそれ以上の
    少量成分をクロマトグラフィーにより分離するために、
    上記の溶離した容積を少なくとももう1つのカラム内に
    流すことを包含する、ガスクロマトグラフィーによる水
    素同位体混合物分離法。 (2)分子ふるい物質がケイ酸アルミニウムカルシウム
    またはナトリウムである特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (3)分子ふるい物質が5Åの孔径を有する5A型のも
    のである特許請求の範囲第1項記載の方法。 (4)分子ふるい物質が0.25ないし 0.42mmの範囲の直径を有するビーズを包含する特
    許請求の範囲第3項記載の方法。 (5)キャリアーガスがヘリウムである特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 (6)それぞれのカラムが約−170℃から−140℃
    までの温度に維持される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (7)それぞれのカラムが約−160℃から−140℃
    までの温度に維持される特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 (8)第1カラム中の全混合物の少なくとも25容量%
    から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィー
    により分離される特許請求の範囲第1項記載の方法。 (9)第1カラム中の全混合物の少なくとも40容量%
    から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィー
    により分離される特許請求の範囲第1項記載の方法。 (10)第1カラム中の全混合物の少なくとも60容量
    %から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィ
    ーにより分離される特許請求の範囲第9項記載の方法。 (11)キャリアーガスの圧力が100ないし800k
    Paの範囲である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (12)分離された同位体成分をキャリアーガスから分
    離する工程であって、H_2、D_2、およびT_2成
    分を別のウラニウム床に吸収させ、HD、HT、および
    DT成分を濃縮してキャリアーガスから分離し、約15
    Kで貯蔵する工程を更に包含する、特許請求の範囲第5
    項記載の方法。 (13)融合燃料に使用した水素同位体混合物から、プ
    ロチウムを含有する種を分離するためのガスクロマトグ
    ラフィー法であって、 約−180℃から約−140℃までの温度に維持した、
    分子ふるい物質を充填した第1カラムの第1端に1容の
    混合物を注入し、 不活性気体の加圧流により、注入した混合物を第1カラ
    ム内に流し、それにより、プロチウムを含有する同位体
    種をD_2、DT、およびT_2同位体種の全量の分画
    からクロマトグラフィーにより分離し、 実質的に全てのプロチウム含有同位体種を含有する第1
    分画を、第1カラムの第2端から溶離させ、 約−180℃から約−140℃までの温度に維持した、
    分子ふるい物質を充填した第2カラムの第1端に、該第
    1分画を注入し、 D_2、DT、およびT_2同位体の混合物を含む第2
    分画を、第1カラムの第2端から溶離させ、不活性気体
    の加圧流により、該第1分画を第2カラム内に流し、そ
    れにより、該分画に含有される種々の同位体種をクロマ
    トグラフィーにより互いに分離し、 分離した同位体種を第2カラムの第2端から溶離させる
    ことを包含する、 ガスクロマトグラフィーによるプロチウム含有種分離法
    。 (14)分子ふるい物質がケイ酸アルミニウムカルシウ
    ムまたはナトリウムである特許請求の範囲第13項記載
    の方法。 (15)分子ふるい物質が5Åの孔径を有する5A型の
    ものである特許請求の範囲第13項記載の方法。 (16)分子ふるい物質が0.25ないし 0.42mmの範囲の直径を有するビーズを包含する特
    許請求の範囲第15項記載の方法。 (17)キャリアーガスがヘリウムである特許請求の範
    囲第13項記載の方法。 (18)キャリアーガスの圧力が100〜800kPa
    の範囲である特許請求の範囲第13項記載の方法。 (19)第1および第2のカラムが約−170℃から−
    140℃までの温度に維持される特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 (20)第1および第2のカラムが約−160℃から−
    140℃までの温度に維持される特許請求の範囲第13
    項記載の方法。 (21)第1カラム中の全混合物の少なくとも25容量
    %から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィ
    ーにより分離される特許請求の範囲第13項記載の方法
    。 (22)第1カラム中の全混合物の少なくとも40容量
    %から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィ
    ーにより分離される特許請求の範囲第13項記載の方法
    。 (23)第1カラム中の全混合物の少なくとも60容量
    %から、少なくとも1つの少量成分がクロマトグラフィ
    ーにより分離される特許請求の範囲第13項記載の方法
    。 (24)水素の同位体種を分離するためのガスクロマト
    グラフィー法であって、 初期温度が約−185℃から約−170℃までである、
    分子ふるい物質を充填したカラムの第1端に同位体混合
    物を注入し、 カラムの温度を1時間当り約10℃までの割合で上昇さ
    せながら、不活性気体の加圧流により、注入した試料を
    カラム内に流し、それにより、混合物に含まれる種々の
    同位体種をクロマトグラフィーにより互いに分離し、 分離した同位体種をカラムの第2端から溶離させること
    を包含する、 ガスクロマトグラフィーによる水素同位体分離法。 (25)分子ふるい物質がケイ酸アルミニウムカルシウ
    ムまたはナトリウムである特許請求の範囲第24項記載
    の方法。 (26)分子ふるい物質が5Åの孔径を有する5A型の
    ものである特許請求の範囲第24項記載の方法。 (27)分子ふるい物質が0.25ないし 0.42mmの範囲の直径を有するビーズを包含する特
    許請求の範囲第26項記載の方法。 (28)キャリアーガスがヘリウムである特許請求の範
    囲第24項記載の方法。 (29)キャリアーガスの圧力が100〜800kPa
    の範囲である特許請求の範囲第24項記載の方法。 (30)分離された同位体成分をキャリアーガスから分
    離する工程であって、H_2、D_2、およびT_2成
    分を別のウラニウム床に吸収させ、HD、HT、および
    DT成分を濃縮してキャリアーガスから分離し、約15
    Kで貯蔵する工程を更に包含する、特許請求の範囲第2
    4項記載の方法。 (31)カラム温度が約−145℃を越えない特許請求
    の範囲第24項記載の方法。
JP62096356A 1986-05-08 1987-04-21 ガスクロマトグラフイ−による水素同位体分離法 Granted JPS6312329A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/861,336 US4732581A (en) 1986-05-08 1986-05-08 Gas chromatographic method for separating hydrogen isotopes
US861336 1986-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6312329A true JPS6312329A (ja) 1988-01-19
JPH0412167B2 JPH0412167B2 (ja) 1992-03-03

Family

ID=25335525

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62096356A Granted JPS6312329A (ja) 1986-05-08 1987-04-21 ガスクロマトグラフイ−による水素同位体分離法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4732581A (ja)
EP (2) EP0245936B1 (ja)
JP (1) JPS6312329A (ja)
AT (2) ATE107535T1 (ja)
CA (1) CA1271142A (ja)
DE (2) DE3750751T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532155A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 スカテック エーエス 同位体を分離するための方法

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3717456C1 (de) * 1987-05-23 1988-07-21 Eberhard Gerstel Gaschromatograph und Verfahren zur gaschromatographischen Trennung
LU86902A1 (fr) * 1987-05-27 1988-06-13 Euratom Procede et dispositif de purification d'un gaz contenant des isotopes d'hydrogene
US4780116A (en) * 1987-11-20 1988-10-25 Cheh Christopher H Low temperature preparative gas chromatography apparatus
US4992083A (en) * 1988-11-19 1991-02-12 Kernforschungsanlage Juelich Gesellschaft Mit Beschrenkter Haftung Apparatus for intermediate enrichment of trace substances from a gas stream in a cold trap, and chromatography arrangement provided therewith
US4994096A (en) * 1989-05-09 1991-02-19 Hewlett-Packard Co. Gas chromatograph having integrated pressure programmer
US4948389A (en) * 1989-05-22 1990-08-14 Hewlett-Packard Company Gas chromatograph having cyro blast coolings
US5032151A (en) * 1990-01-17 1991-07-16 Hewlett-Packard Company System and method for automated cool on-column injection with column diameters less than 530 μm
US5083450A (en) * 1990-05-18 1992-01-28 Martin Marietta Energy Systems, Inc. Gas chromatograph-mass spectrometer (gc/ms) system for quantitative analysis of reactive chemical compounds
EP0576715A1 (en) * 1992-07-03 1994-01-05 European Atomic Energy Community (Euratom) A method for purifying a stream of hydrogen isotopes from impurities
US5319955A (en) * 1992-08-21 1994-06-14 United States Department Of Energy Tritium monitor
CA2110343C (en) * 1992-12-14 1999-08-24 Christopher Huk-Shi Cheh Gas chromatographic method
US5637787A (en) * 1994-05-31 1997-06-10 Shimadzu Corporation Gas chromatograph
JP3424432B2 (ja) * 1996-04-03 2003-07-07 株式会社島津製作所 ガスクロマトグラフ装置
EP1306669A4 (en) * 2000-06-20 2006-01-11 Japan Science & Tech Agency METHOD FOR DISCONNECTING AND ANALYZING A HYDROGENATION AND ION CHROMATOGRAPHY INSTRUMENT
JP2002035528A (ja) * 2000-07-26 2002-02-05 Japan Atom Energy Res Inst ガス分離装置
US6514316B1 (en) * 2001-08-22 2003-02-04 Mt Systems, Llc System for improving the maximum operating temperature and lifetime of chromatographic columns
JP2005211757A (ja) * 2004-01-28 2005-08-11 National Institutes Of Natural Sciences 水素同位体の分離方法、及び水素同位体の分離装置
ATE369557T1 (de) * 2005-02-25 2007-08-15 Max Planck Gesellschaft Gaschromatographievorrichtung
CN102553439B (zh) * 2010-12-14 2014-12-10 中国科学院金属研究所 一种热致循环吸附法氢同位素分离用色谱柱及其制备
CN102921191A (zh) * 2011-09-27 2013-02-13 哈尔滨工业大学 一种多通路逆流分级高效分离纯化系统及其使用方法
US10413846B2 (en) * 2012-07-06 2019-09-17 Waters Technologies Corporation Techniques for thermally insulating a liquid chromatographic column
US11185795B2 (en) 2012-07-06 2021-11-30 Waters Technologies Corporation Techniques for thermally insulating a chromatographic column
CN107051205B (zh) * 2017-02-15 2019-02-12 中国工程物理研究院材料研究所 一种低温钯置换分离方法
CN106693703B (zh) * 2017-02-15 2018-01-02 中国工程物理研究院材料研究所 一种置换色谱氢同位素分离装置
CN106693704B (zh) * 2017-02-15 2019-06-04 中国工程物理研究院材料研究所 一种置换色谱氢同位素富集分离方法
CN107930400A (zh) * 2017-12-07 2018-04-20 中国工程物理研究院核物理与化学研究所 一种氢氦分离与氢同位素浓缩耦合系统及方法
WO2019157297A1 (en) * 2018-02-08 2019-08-15 Wiederin Daniel R Inline dilution and autocalibration for icp-ms speciation analysis
CN112986447A (zh) * 2021-04-23 2021-06-18 中国原子能科学研究院 气相色谱分析装置
CN114544807B (zh) * 2022-02-15 2023-06-23 中国工程物理研究院材料研究所 一种氢同位素气体中杂质分析装置及方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3043127A (en) * 1958-12-11 1962-07-10 Phillips Petroleum Co Thermochromatography heater
US3011589A (en) * 1960-03-21 1961-12-05 Mark Chemical Company Inc Van Method for producing exceptionally pure hydrogen
DE1241416B (de) * 1964-05-30 1967-06-01 Kernforschung Gmbh Ges Fuer Einrichtung zum Trennen von Isotopen
FR1478542A (fr) * 1966-03-14 1967-04-28 Rech S Tech Et Ind Soc D Procédé de séparation continue des isotopes de l'hydrogène d'un mélange gazeux par adsorption à contre-courant
US3524305A (en) * 1967-12-26 1970-08-18 Phillips Petroleum Co Minimizing switching transients in multiple column chromatography
US3488921A (en) * 1968-01-16 1970-01-13 Aquitaine Petrole Process and apparatus for isotopic enrichment
US3769776A (en) * 1972-02-22 1973-11-06 Atomenergi Inst For Method for thermal activation of a surface active material
US3843518A (en) * 1972-08-23 1974-10-22 Exxon Research Engineering Co Commercial chromatography for more than two components
IT1097473B (it) * 1978-07-05 1985-08-31 Agip Nucleare Spa Metodo per aumentare l'efficienza di produzione in processi di separazione isotopica
US4276060A (en) * 1979-05-22 1981-06-30 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Chromatographic hydrogen isotope separation
US4271697A (en) * 1979-10-17 1981-06-09 Phillips Petroleum Company Chromatographic analysis
EP0088439B1 (en) * 1982-03-10 1986-08-13 Hitachi, Ltd. Gas chromatographic apparatus
ATE52937T1 (de) * 1985-02-01 1990-06-15 Euratom Verfahren zur trennung von wasserstoffisotopen.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532155A (ja) * 2002-07-05 2005-10-27 スカテック エーエス 同位体を分離するための方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0486070B1 (en) 1994-11-09
DE3750100D1 (de) 1994-07-28
EP0245936A2 (en) 1987-11-19
DE3750751D1 (de) 1994-12-15
EP0245936B1 (en) 1994-06-22
DE3750100T2 (de) 1994-10-13
DE3750751T2 (de) 1995-03-16
ATE107535T1 (de) 1994-07-15
US4732581A (en) 1988-03-22
JPH0412167B2 (ja) 1992-03-03
CA1271142A (en) 1990-07-03
EP0486070A1 (en) 1992-05-20
ATE113861T1 (de) 1994-11-15
EP0245936A3 (en) 1990-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6312329A (ja) ガスクロマトグラフイ−による水素同位体分離法
US4780116A (en) Low temperature preparative gas chromatography apparatus
JPH02189458A (ja) 連続置換クロマトグラフィー方法及び装置
US4469496A (en) Means for separating isotopes of hydrogen based on the principle of gas chromatography
EP1078673B1 (en) Method for separating, removing, and recovering gas components
Knaebel et al. Pressure swing adsorption
Inui et al. Dynamic adsorption studies on Ni-based methanation catalysts using the continuous flow method
US6440196B1 (en) Method for purifying and concentrating a gas mixture into a minor constituent, method for detecting this constituent, and installation
US3355859A (en) Selective adsorption of gases at low temperature
US4816041A (en) Process and installation for the adsorptive separation of krypton from a krypton nitrogen gas mixture
CA1045967A (en) Adsorption-distillation system for separation of radioactive krypton and xenon
CA1293205C (en) Method for the separation of hydrogen isotopes
Shmayda et al. Uranium for hydrogen isotope removal from inert gas streams
Bruner et al. The use of high-efficiency packed columns for gas-solid chromatography: I. The complete separation of 14N2 15N2
Stanciu et al. Chemically modified glasses for analysis of hydrogen isotopes by gas-chromatography
Ray Pressure swing adsorption: a review of UK patent literature
Saeki et al. Preparation of gas chromatographic column for separation of hydrogen isotopes and its application to analysis of commercially available tritium gas
Kim et al. A Gas Chromatographic Method for Analyzing Mixtures of Hydrocarbon and Inorganic Gases
Cheh Large scale gas chromatographic demonstration system for hydrogen isotope separation
CN114383383B (zh) 一种氢同位素低温精馏纯化装置及方法
Cheh Development of a gas chromatographic system for hydrogen isotope separation
Rozenkevich et al. Separation of Tritium-Containing Isotopic Mixtures of Hydrogen in the Gas–Solid System. Review
Madey et al. Adsorption interference in mixtures of adsorbate gases flowing through activated carbon adsorber beds
Gelbin et al. Adsorption separation efficiency in the cyclic steady state: A continuous countercurrent analogy and an experimental investigation
Lee Hydrogen isotope separation experience at the Savannah River Site

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees