JPS63122871A - 免震ダンパ機構 - Google Patents

免震ダンパ機構

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JPS63122871A
JPS63122871A JP26522986A JP26522986A JPS63122871A JP S63122871 A JPS63122871 A JP S63122871A JP 26522986 A JP26522986 A JP 26522986A JP 26522986 A JP26522986 A JP 26522986A JP S63122871 A JPS63122871 A JP S63122871A
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JP
Japan
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oil
damper
pressure
viscous
dampers
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JP26522986A
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English (en)
Inventor
栄司 立見
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Mitsui Construction Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は建造物の基礎と該基礎に支持される被支持体と
の間で地震エネルギを吸収して、被支持体に生じる地震
の揺れを極力小さくするために用いられる免震ダンパ機
構に関する。 (b)、従来の技術 従来、この種の免震ダンパ機構としては各種のものが案
出されているが、いまだ実用化には至っていない。 (C)0発明が解決しようとする問題点また、こうした
免震ダンパ機構として(ま、オイルダンパ等の粘性ダン
パを用いろものが提案されている。そうした場合、通常
、1個の建造物につき複数の粘性ダンパを設け、それ等
複数の粘性ダンパが地震に際しての地震エネルギを吸収
する。 従って、粘性ダンパ上の建物が適正な状態で粘性ダンパ
上に支持されるためには、それ等粘性ダンパの地震に際
してのエネルギ吸収量が出来ろだけ均等化される必要が
有る。もし、仮に、各粘性ダンパのエネルギ吸収量が相
違すると、当該粘性ダンパ上の建物に有害な歪が生じ、
最悪の場合、建物の崩壊に繋がる危険性が有る。 本発明は、前述の欠点を解消すべく、各粘性ダンパの地
震エネルギの吸収量を均等化することの出来る免震ダン
パ機構を提供することを目的とするものである。 (d)0問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、オイル溜り (6])とシリンダ(6
a)間の作動流体(23)の流旦を、切替弁(6「)を
切り替えることにより切り替えることが出来る粘性ダン
パ(6)を、基礎(3)と被支持体(5)を接続する形
で複数個設け、それ等複数の粘性ダンパ(6)の内、同
一方向に設置された粘性ダンパ(6)に、当該粘性ダン
パ内の作動流体(23)の圧力を検知′して、1個以上
の粘性ダンパ(6)についての作動流体の圧力が所定の
値を越えた時点で前記同一方向に設置された全ての粘性
ダンパ(6)の切替弁(6r)を切り替えるように制御
する作動圧l!I整手段(1o)を接続して構成されろ
。 なお、括弧内の番号等は、図面におけろ対応する要素を
示す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
 、作用」の欄についても同様である。 (e)0作用 上記した構成により、本発明(よ、同一方向に設置され
た粘性(6)は、作動圧調整手段(1o)1こより同時
的に切替弁(6r)が切り替えられるように作用する。 (f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。 第1図は本発明によろ免震ダンパ機構の一実施例を示す
システム図、 第2図は第1図に示す免震ダンパ機構を構成する免震ダ
ンパの一例を示す平面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図は各油圧ダンパと作動圧調整装置の詳細を示す図
、 第5図は油圧ダンパの作動状況を示す図である。 建造物2は、第3図に示すように、基礎3及び該基礎3
により支持される建物等の被支持体5を有しており、被
支持体5は、基礎3と被支持体5との間に設けられた、
図示しないゴム製の支持体により基礎3に対して弾性的
に支持されている。 基礎3及び被支持体5間の適宜な位置には、第1図乃至
第3図に示すように、本発明による免震ダンパ機構7を
構成する免震ダンパ1が、建造物2の第1図中四隅に各
々1個設けられている。 各免震ダンパ1は、第2図及び第3図に示すように、構
造物2の基礎3側に形成された台座3a、3a及び被支
持体5側に形成された台座5a。 5aを有しており、それ等台座3a、3a、5a。 5aは、第2図に示すように、平面的に正方形の各頂点
をなす形で、しかも互い違いになる形で設けられている
。各台座3a、5aにはポル1.3b。 5bが植設されており、各ボルト3b、5b間には、オ
イルダンパ6が、前記した正方形の各辺をなす形で4個
設けられている。 各オイルダンパ6は、第4図に示すように、左右に2個
のシリンダ6aが直列に設けられており(第4図には、
シリンダ6aの内、左半分のシリンダ6aのみを図示)
、シリンダ6aにはピストン6bが、シリンダ63内部
を第1油室6dと第2油室6eとに分割する形で、矢印
C,D方向に摺動自在に係合している。ピストン6bに
は油路6cが、第1油室6d及び第2油室6eを連通ず
る形で貫通穿設されており、更にピストン6bにはロッ
ド6f固着されている。ロッド6fの先端には、係合穴
6gが貫通穿設されており、係合穴6gは、第2図及び
第3図に示すように、基礎3及び被支持体5側のボルト
3b、5bに枢着されている。即ち、各オイルダンパ6
につき、2本のロッド6f、6fが各オイルダンパ6の
両側に、各シリンダ5a、6aに対応する形で設けられ
ており、従って各オイルダンパ6は、その両端のロッド
6f、6fを介して基礎3及び被支持体5と接続してい
る。 また、ロッド6fには環状弁6hが、第4図に示すよう
に、矢印C,D方向に移動自在に係合しており、環状弁
6hとロッド6fの間にはコイルバネ61がロッド6f
の周囲を被覆する形で縮設され、コイルバネ61は環状
弁6hを常時矢印り方向に付勢している。また、シリン
ダ6aの図中上方には、オイル溜り6Jが設けられてお
り、オイル溜り6Jにはボート6に、6#、6mが穿設
形成されている。ボー1−6mには油路6nを介して第
1油室6dが連通しており、油路6nの途中には、環状
弁6pがコイルバネ6qにより常時矢印り方向に付勢さ
れた形で設けられている。ボートeeは、第2油室6e
と連通しており、更にボー)6には切替弁6rに連通し
ている。 切替弁6rは、シリンダ6を内を矢印E、F方向に移動
自在に支持された弁体6Sを有しており、シリンダ6L
の図中下方にはボー)6uがシリンダ6tと第2油室6
eを連通する形で設けられている。シリンダ6tの上方
には、油室6vが、該油室6vに弁体6Sの先端を突出
させた形で設けられており、油室6vは油路9を介して
、第1図及び第4図に示すように、作動圧調整装置10
に接続している。作動圧調整装置10には、第1図にお
ける、各免震ダンパ1においてX軸方向に設置されたオ
イルダンパ6が接続される作動圧調整装置101と、X
軸方向とは直角な方向であるY軸方向に設置されたオイ
ルダンパ6が接続されろ作動圧調整装置10 とがあり
、また、油路9は、各軸方向に設置されたそれぞれのオ
イルダンパ6の油室6vを連通している。 各作動圧調整装置10は、第4図に示すように、油路9
の末端に矢印G、H方向に摺動自在に設けられたピスト
ン11を有している。ピストン11にはロッドllaを
介してL字形に形成されたリンク12がピン12aを介
して矢印1.J方向に回動自在に支持されており、リン
ク12にはバネ12bが張設され、バネ12bはリンク
12を常時矢印J方向に付勢している。リンク12の先
端にはロッド13が枢着されており、ロッド13にはバ
ネ13aが張設されている。ロッド13の先端にはカム
フォロア13bが枢着されており、カムフォロア13b
はカム溝15に該カム溝15に沿って移動自在に係合し
ている。更に、カムフォロア1.3 bにはロッド16
の一端が枢着されており、ロッド16の他端はリンク1
7の一端に枢着されている。リンク17は支点17aを
介して矢印MSN方向に揺動自在に支持されており、リ
ンク17の他端は、シリンダ20に矢印G、H方向に摺
動自在に嵌入係合されたピストン19のロッド19aに
枢着されている。シリンダ20の図中下方にはボート2
0aが油路9に開口された形で穿設されており、更にシ
リンダ20の図中左方はゴム製のアキューノ・レータz
1が接続している0また、シリンダ20には、アキュー
ムレータ21側から油路9方向へのみ作動油の通過を許
容するチェックバルブ22が設けられている。なお、番
号24は油路9内の油圧を測定する圧力計である。 免震ダンパ機構7は、以上のような構成を有するので、
通常時においては、各免震ダンパ1は、第2図に示すよ
うに、4個のオイルダンパ6が、各台座3a、5aを接
続する形で直行する水平2方向(X、Y軸方向)に枢着
支持されているが、地震時にはその水平方向の振動によ
り、基礎3側の台座3aと被支持体5側の台座5aの相
対的な位置関係が変化するので、各オイルダンパ6が接
続する台座3a、5u間の距離も変化する形で振動する
。すると、各オイルダンパ6は、ロッド6fを介して当
該振動を減衰吸収し、地震エネルギは有効に吸収される
。なお、オイルダンパ6は、被支持体5と基礎3を接続
する形で閉鎖環状に枢着支持されているので、地震の振
動は、その各方向成分が各オイルダンパ6により分担さ
れろ形で均等に減衰され、オイルダンパ6に該オイルダ
ンパ6の作動に有害な、減衰方向とは異なる方向の振動
が作用することが防止され、免震ダンパ1は有効に作用
する。 なお、既に述べたように、各免震ダンパ1におけるオイ
ルダンパ6は、第1図に示すように、直交する水平2方
向に設置されてお秒、当該方向の地震エネルギを吸収す
るが、各オイルダンパ6における地震エネルギの吸収量
は、被支持体5側に有害な歪を生じさせないためにそれ
ぞれの方向(X又はY軸方向)について均等化される必
要が有る。 そこで、以下に、作動圧調整装置10に基づく作用につ
いて詳細に説明する。つまり、各オイルダンパ6のロッ
ド6fが地震の振動により、第4図矢印C,D方向に移
動すると、シリンダ6a内に充填された作動油23は、
通常のオイルダンパ6の作動様式に基づいて、ロッド6
fが矢印C方向に移動した場合には、作動油23はオイ
ル溜り6Jからボート6m、環状弁6pを介して第1油
室6dに流入すると共に、第2油室6eからボーl−6
1を介してオイル溜り6Jに流入して、地震エネルギを
吸収する。また、ロッド6fが矢印り方向に移動した場
合には、作動油23は、第5図に示すように、第1油室
6dからピストン6bの油路6c、環状弁6hを介して
第2油室6eに流入すると共に、第2油室6eに入りき
らない作動1it123はボート6eからオイル溜り6
jに流入して、地震エネルギを吸収する。この際、第2
idl室6e内の作動油23の圧力が所定の設定値より
も高くなると(即ち、ロッド6fが矢印A1B方向に所
定の力以上で引張・圧縮されろと)、切替弁6rの弁体
6sが第2油室6e内の作動油23の圧力でE方向に押
し上げられ、ボー)6uとボート6kがシリンダ6
【を
介して連通し、第2油室6e内の作動油23はボート6
1に知友て、ボート6uとボート6に側からもオイル溜
り6J内に流入する。通常、ボー)6uとボート6に側
からの流量の方が、ボート61を介しが流量に比して大
きく設定されているので、作動油23はオイル溜り6」
に急速に流入し、ロッド6fは、矢印C又はD方向に円
滑に移動する(即ち、この切替弁6rの切り替え動作に
より、オイルダンパ6のエネルギ吸収力は2段階に切り
替えられろことになる)。ボート6kを介した作動油2
3の流入により、第2油室6eの作動油23の圧力が設
定値よりも低下すると、切替弁6rの弁体6Sは油室6
v側からの圧力により矢印F方向に移動してボート6に
、6uを閉塞し、第2油室6eからの作動油23のオイ
ル溜り6jへの流入をボート61のみに制限する。 この際、既に述べたように、各免震ダンパ1を構成する
オイルダンパ6におけるX又はY軸方向の地震エネルギ
吸収量は、出来るだけ均一化される必要が有る。従って
、例えば、第1図における4個の免震ダンパ1のx (
y)軸方向に設置された8個のオイルダンパ6は、その
切替弁6r(切替弁6rは各オイルダンパ6につき各ロ
ッド6f対応で2個設けられている)が、ある時点で同
時に切り替えられて、第2油室6eとオイル溜り6】間
の作動油23の流入状態、即ち各オイルダンパ6のエネ
ルギ吸収能力がそれ等のオイルダンパ6間において常に
同一の状態となるように制御されろ必要が有る。 即ち、第1図x (y)方向に設置されている免Hダン
パ1における8個のオイルダンパ6の各シリンダ6a(
合計16個)の油室6vは、油路9を介して互いに連通
され、しかも作動圧調整装710(10)に連通してい
るので、それ等16個のシリンダ6aにおけろ第2油室
6eの作動油23の圧力は切替弁6rの弁体6s、油室
6v及び油路9内の作動油25を介して作動圧調整装置
10のピストン11に作用している。従って、何らかの
原因で、あるオイルダンパ6の第2油室6eの作動油2
3が他のオイルダンパ6よりも早く圧力が上昇すると、
当該作動油23の圧力は弁体6s、油路9等を介してピ
ストン11に作用することになる。こうして、当該作動
油23の圧力が上昇するにつれ油路9内の作動油25の
圧力も高まり、これによりピストン11は、バネ12b
の弾性に抗する形で徐々に矢印H方向に移動を開始する
。ピストン11が方向に移動を開始すると、ロッドll
aを介してリンク12がピン12aを介して矢印■方向
に回動する。すると、ロッド13もその先端のカムフォ
ロア13bがカム溝15中を点P1から点P2に移動し
てゆく。こうしであるオイルダンパ6内の作動油23の
圧力が所定の値に達すると、ピストン11はその最大ス
トロークだけH方向に移動しくなお、ピストン11が最
大スロトークに到達するに要する作動油23の圧力値は
、リンク12に装着されたバネ12bの作動圧を調整す
ることによ吟任意に設定することが出来ろ)、リンク1
2、ロッド13を介してカムフォロア13bは点P2に
到達する。すると、カムフォロア13bはロッド13に
装着されたバネ13aの弾性により、強制的に点P2か
らP3ヘカム溝15内を移動される。これにより、ロッ
ド16は矢印G方向に押圧され、その結果、リンク17
を支点17aを介して矢印M方向に回動させ、更にリン
ク17によりピストン19がロッド19aを介してH方
向に移!!Il駆動される。 すると、ピストン19の11方向の移動によりシリンダ
20のボート20aが開放され、所定値までに高まった
油路9内の作動油25をボート20aからアキュームレ
ータ21内に導き、油路9内の作動油25の圧力を低下
させる。油路9内の作動油25の圧力が低下すると、油
路9に連通ずる、x(Y)方向全てのオイルダンパ6の
切替弁6rの油室6v内の作動油25の圧力が低下し、
全てのオイルダンパ6の切替弁6rの弁体6sは、第2
油室6e内の作動油23の圧力によl)E方向に移動さ
せられ、ボート6uと6kが連通して、第2油室6eか
らオイル溜り6Jへの作動油23の流入は急速に行われ
ろ。 こうして、全ての同一方向に設置されたオイルダンパ6
は、同時に切替弁6rが切りえられ、第2油室6eから
オイル溜り6Jへの流路がそれまでのボート61に加え
てボート6kが加わり、各ロッド6fに作用する地震エ
ネルキを全オイルダンパ6が均等な状態で吸収する。 こうして、油路9内の作mJ油25がアキュームレータ
21内に流入して油路9内の圧力が規定値以下に低下す
ると、作動)d125によるピストン11への押圧力が
低下し、これによりリンク12はバネ12bによって矢
印J方向に強制的に移動される。すると、ロッド13も
カムフォロア13bがカム溝15中を点P2から点P3
へ移動する形で移動して、その結果、ロッド16はカム
フォロア13bにより矢印H方向に移動され、該ロッド
16と係合するリンク17は支点17aを介して矢印N
方向に移動する。すると、ロッド19aを介してピスト
ン】9がシリンダ20内をG方向に移動駆動され、それ
まで開放状態にあったボート20aを閉塞し、油路9と
アキュームレータ21との連通状態を解除する。 一方、各オイルダンパ6にって、第2油室6eから切替
弁6rを介してオイル溜り6Jに作動油23が流入して
ゆくうちに、第2油室6e内の作動油23の圧力が所定
の値よりも低下すると、油路9側の油室6v内の作動油
25の圧力により、切替弁6rの弁体6Sは矢印F方向
に移動駆動され、ボー1−6u及び6kを閉塞する。弁
体6SがF方向に移動すると、−時的に油室6v内の作
動油25の圧力が低下するが、その際には、作動圧調整
装置10のチェックバルブ22が油路9とアキュームレ
ータ21内のの作動油25の圧力差により開放され、ア
キュームレータ21内の作動油25は油路9内に流入し
て、油路9内の作@1Tb25の圧力低下を防止して、
所定の値に維持する。 油路9は既に述べたように、同一方向に設置された全て
のオイルダンパ6に連通しているので、アキュームレー
タ21から作動油25が流入ずろと、他のオイルダンパ
6の切替弁6rについても適正な圧力が作用する。従っ
て、他のオイルダンパ6の切替弁6rの切り替え動作も
遅れを生しることなく同時的に支障なく行われる。 なお、上述の実施例は、作動圧調整装置10をピストン
11、リンク12、アキュームレータ21等により機械
的に構成した場合について述べたが、作動圧調整装置1
0は機械的な構成に限らず電気的に構成しても良く、例
えば、各オイルダンパ6内の作動油23の圧力を圧力セ
ンサ等により検知して、それ等オイルダンパ6の内、1
個以上のオイルダンパ6の作動油23の圧力が規定値を
越えたところで、電磁弁等を用いて各オイルダンパ6の
切替弁5 、 Jg?W気的に一斉に切り替えてボート
6に、6uを連通させてエネルギ吸収量を増加させ、更
にその後に、1個以上のオイルダンパ6の作動1Th2
3の圧力が規定値を下回ったところで、各オイルダンパ
6の切替弁6rを電気的に一斉に切り替丸でポート6に
、6uを閉塞してエネルギ吸収量を低下させろように構
成することも当然可能である。 (g)0発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、オイル溜り6
jとシリンダ68間の作動油23等の作動流体の流量を
、切替弁6rを切り替えることにより切り替えることが
出来るオイルダンパ6等の粘性ダンパを、基礎3と被支
持体5を接続する形で複数個設け、それ等複数の粘性ダ
ンパの内、同一方向に設置された粘性タンパに、当該粘
性ダンパ内の作動流体の圧力を検知して、1個以上の粘
性ダンパについての作動流体の圧力が所定の値を越えた
時点(所定値を上回る場合と下回る場合の両方を含む)
で前記同一方向に設置された全ての粘性ダンパの切替弁
6rを切り替えるように制御する作動圧調整装置10等
の作動圧調整手段を接続して構成したので、同一方向に
設置された粘性ダンパについては、その切替弁6rが同
時的に切り替えられるので、各粘性ダンパの地震エネル
ギ吸収量を建造物2の同一方向について均等化すること
が可能となり、被支持体5側に地震エネルギの吸収量の
差に起因する歪が生じることを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による免震ダンパ機構の一実施例を示す
システム図、 第2図は第1図に示す免震ダンパ81構を構成する免震
ダンパの一例を示す平面図、 第3図は第2図の側面図、 第4図は各油圧ダンパと作動圧調整装置の詳細を示す図
、 第5図は油圧ダンパの作動状況を示す図である。 2 ・建造物 3・・・・基礎 5・・・・被支持体 6・・・・粘性タンパ(オイルダンパ)6a° ゛シリ
ンダ 6r  ・切替弁 6J・・・オイル溜り 7・・免震ダンパ機構 10 ・・作動圧調整手段(作動圧調整装置)23・・
・・・作動流体(作動油) 出願人     三井建設株式会社 代理人   弁理士  相1)伸二 (ほか1名) 第2図 1 免震り゛シバゝ 昭和62年11月17日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 建造物の基礎と該基礎により支持される被 支持体との間に設置されて地震の際の地震エネルギを吸
    収する免震ダンパ機構において、 オイル溜りとシリンダ間の作動流体の流量 を、切替弁を切り替えることにより切り替えることが出
    来る粘性ダンパを、前記基礎と被支持体を接続する形で
    複数個設け、 それ等複数の粘性ダンパの内、同一方向に 設置された粘性ダンパに、当該粘性ダンパ内の作動流体
    の圧力を検知して、1個以上の粘性ダンパについての作
    動流体の圧力が所定の値を越えた時点で前記同一方向に
    設置された全ての粘性ダンパの切替弁を切り替えるよう
    に制御する作動圧調整手段を接続して構成した免震ダン
    パ機構。
JP26522986A 1986-11-07 1986-11-07 免震ダンパ機構 Pending JPS63122871A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0598845A (ja) * 1991-10-02 1993-04-20 Okumura Corp 制振装置
JP2012172817A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Kyb Co Ltd 空圧緩衝器
JP2014114867A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Taisei Corp 免制振構造

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