JP2002286078A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents
減衰力調整式油圧緩衝器Info
- Publication number
- JP2002286078A JP2002286078A JP2001130382A JP2001130382A JP2002286078A JP 2002286078 A JP2002286078 A JP 2002286078A JP 2001130382 A JP2001130382 A JP 2001130382A JP 2001130382 A JP2001130382 A JP 2001130382A JP 2002286078 A JP2002286078 A JP 2002286078A
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- JP
- Japan
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- piston
- oil liquid
- oil
- damping force
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】減衰力調整式油圧緩衝器の減衰力をピストン速
度に応じ自動的に可変させる。 【解決手段】シリンダー１にピストンロッド２を連結し
たピストン３を嵌装する。ピストンロッド３下部に油液
通路１０、１１、１４、内部に油液通路調整機構プラン
ジャー４、５、スプリング６、７、１３、チェックボー
ル１２を設け、ピストン３に伸び縮み油液通路１６、１
７、リリーフバルブ８、９を設ける。
度に応じ自動的に可変させる。 【解決手段】シリンダー１にピストンロッド２を連結し
たピストン３を嵌装する。ピストンロッド３下部に油液
通路１０、１１、１４、内部に油液通路調整機構プラン
ジャー４、５、スプリング６、７、１３、チェックボー
ル１２を設け、ピストン３に伸び縮み油液通路１６、１
７、リリーフバルブ８、９を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の懸架装置
に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関するものであ
る。
に装着される減衰力調整式油圧緩衝器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車等に用いられる油圧緩衝器には路
面状況、走行状況等に応じて減衰力を適宜調整可能な減
衰力調整式油圧緩衝器がある。
面状況、走行状況等に応じて減衰力を適宜調整可能な減
衰力調整式油圧緩衝器がある。
【０００３】従来、この種の減衰力調整式油圧緩衝器は
油液を封入したシリンダー内にピストンロッド一端に固
着されたピストンを摺動可能に嵌入し、ピストンによっ
て画成された２室を連通する主油液通路を前記ピストン
に設け、この主油液通路をバイパスするバイパス油液通
路と減衰力発生装置を設け該バイパス油液通路を外部か
ら適宜制御し減衰力調整するよう構成されている。
油液を封入したシリンダー内にピストンロッド一端に固
着されたピストンを摺動可能に嵌入し、ピストンによっ
て画成された２室を連通する主油液通路を前記ピストン
に設け、この主油液通路をバイパスするバイパス油液通
路と減衰力発生装置を設け該バイパス油液通路を外部か
ら適宜制御し減衰力調整するよう構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の減衰力調整式油
圧緩衝器において、手動調整式では任意の減衰力しか得
られず、又自動調整式では制御装置が複雑である。
圧緩衝器において、手動調整式では任意の減衰力しか得
られず、又自動調整式では制御装置が複雑である。
【０００５】本発明は外部から制御することなくピスト
ン速度に応じた減衰力を得ることを目的とする。
ン速度に応じた減衰力を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の減衰力調整式油圧緩衝器においてはピスト
ンロッド下部に油液通路面積調整機構を設ける。
に、本発明の減衰力調整式油圧緩衝器においてはピスト
ンロッド下部に油液通路面積調整機構を設ける。
【０００７】
【発明実施の形態】発明実施の形態を一実施例にもとづ
いて図面を参照して説明する。圧縮時においてピストン
速度が設定範囲に達しない場合、Ａ室の油液はプランジ
ャー５に作用するがスプリング７を圧縮できずプランジ
ャー５も移動しないので油液通路面積は変化しない。こ
の時Ａ室の油液は油液通路１０、１５を通りチェックボ
ール１２を押し上げ油液通路１４からＢ室へ流れ、油液
通路調整部１８の面積（最大）に応じた弱い減衰力を発
生する。
いて図面を参照して説明する。圧縮時においてピストン
速度が設定範囲に達しない場合、Ａ室の油液はプランジ
ャー５に作用するがスプリング７を圧縮できずプランジ
ャー５も移動しないので油液通路面積は変化しない。こ
の時Ａ室の油液は油液通路１０、１５を通りチェックボ
ール１２を押し上げ油液通路１４からＢ室へ流れ、油液
通路調整部１８の面積（最大）に応じた弱い減衰力を発
生する。
【０００８】次にピストン速度が設定範囲に達するとＡ
室の油液はピストン速度に応じプランジャー５に作用し
スプリング７のバネ力とバランスする位置まで移動し油
液通路面調整部１８の面積を変化させる。この時Ａ室の
油液は図２に示すようにＢ室へ流れ減衰力は設定範囲内
のピストン速度により可変する。
室の油液はピストン速度に応じプランジャー５に作用し
スプリング７のバネ力とバランスする位置まで移動し油
液通路面調整部１８の面積を変化させる。この時Ａ室の
油液は図２に示すようにＢ室へ流れ減衰力は設定範囲内
のピストン速度により可変する。
【０００９】さらにピストン速度が上がり設定範囲を超
えると、Ａ室の油液は図２に示すように最小の油液通路
面積調整部１８を通りＢ室に流れると共にリリーフバル
ブ８を開き油液通路１６からＢ室へ流れ減衰力を調整す
る。
えると、Ａ室の油液は図２に示すように最小の油液通路
面積調整部１８を通りＢ室に流れると共にリリーフバル
ブ８を開き油液通路１６からＢ室へ流れ減衰力を調整す
る。
【００１０】伸び時においてピストン速度が設定範囲に
達しない場合、Ｂ室の油液はチェックボール１２で油液
通路を閉じられたプランジャー４に作用するがスプリン
グ６を圧縮できずプランジャー４も移動しないので油液
通路面積は変化しない。この時Ｂ室の油液は油液通路１
１、１０からＡ室へ流れ油液通路面積調整部１９は面積
（最大）に応じた弱い減衰力を発生する。
達しない場合、Ｂ室の油液はチェックボール１２で油液
通路を閉じられたプランジャー４に作用するがスプリン
グ６を圧縮できずプランジャー４も移動しないので油液
通路面積は変化しない。この時Ｂ室の油液は油液通路１
１、１０からＡ室へ流れ油液通路面積調整部１９は面積
（最大）に応じた弱い減衰力を発生する。
【００１１】次にピストン速度が設定範囲に達するとＢ
室の油液はピストン速度に応じプランジャー４に作用し
スプリング６のバネ力とバランスする位置まで移動し、
油液通路面積１８の面積を変化させる。この時Ｂ室の油
液は図３のように流れ減衰力は認定範囲内のピストン速
度により可変する。
室の油液はピストン速度に応じプランジャー４に作用し
スプリング６のバネ力とバランスする位置まで移動し、
油液通路面積１８の面積を変化させる。この時Ｂ室の油
液は図３のように流れ減衰力は認定範囲内のピストン速
度により可変する。
【００１２】さらにピストン速度が上がり設定範囲を超
えると、Ｂ室の油液は図３に示すように最小の油液通路
面積１８を通りＡ室に流れると共にリリーフバルブ９を
開き油液通路１７からＡ室へ流れ減衰力を調整する。
えると、Ｂ室の油液は図３に示すように最小の油液通路
面積１８を通りＡ室に流れると共にリリーフバルブ９を
開き油液通路１７からＡ室へ流れ減衰力を調整する。
【００１３】
【発明の効果】ピストン速度に応じた減衰力が得られる
ので外部の調整装置又は複雑な制御機構等が不要であ
る。
ので外部の調整装置又は複雑な制御機構等が不要であ
る。
【００１４】油液通路形状、プランジャー形状、スプリ
ングバネ力等により伸縮別々の減衰力特性の設定が可能
となる。
ングバネ力等により伸縮別々の減衰力特性の設定が可能
となる。
【図１】本発明実施例の要部縦断面図である。
【図２】圧縮時の縦断面図（認定範囲上限時）である。
【図３】伸び時の縦断面図（認定範囲上限時）である。
１．シリンダー ２．ピストンロッド ３．ピストン ４．プランジャー（伸び側） ５．プランジャー（縮み側） ６．７．スプリング ８．リリーフバルブ（伸び側） ９．リリーフバルブ（縮み側） １０．１１．油液通路 １２．チェックボール １３．スプリング １４．１５．１６．１７．油液通路 １８．油液通路面積調整部（縮み側） １９．油液通路面積調整部（伸び側）
Claims (1)
- 【請求項１】油液が封入されたシリンダーと、該シリン
ダー内に摺動可能に嵌相された前シリンダー内を２室に
画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され他
端が前記シリンダーの外部まで延ばされたピストンロッ
ドと、前記シリンダー内のピストンとピストンロッド内
に設けられた機構により、伸び側油液通路および縮み側
油液通路をピストン速度に応じ大小異なる油液通路面積
に変化させ、油液通路面積に応じた減衰力を得ることを
特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001130382A JP2002286078A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001130382A JP2002286078A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002286078A true JP2002286078A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18978768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001130382A Pending JP2002286078A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002286078A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458217B1 (ko) * | 2000-10-06 | 2004-11-26 | 주식회사 만도 | 차량용 조향장치 |
| DE102005023756A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Suspa Holding Gmbh | Dämpfer |
| DE102010031037A1 (de) * | 2010-07-07 | 2012-01-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Schwingungsdämpfer mit frequenzselektiver Dämpfkraft |
| KR20160093418A (ko) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 주식회사 만도 | 내장형 전자 제어 댐퍼 |
| FR3120408A1 (fr) * | 2021-03-08 | 2022-09-09 | Psa Automobiles Sa | Amortisseur hydraulique de suspension de vehicule automobile |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001130382A patent/JP2002286078A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100458217B1 (ko) * | 2000-10-06 | 2004-11-26 | 주식회사 만도 | 차량용 조향장치 |
| DE102005023756A1 (de) * | 2005-05-19 | 2006-11-23 | Suspa Holding Gmbh | Dämpfer |
| DE102005023756B4 (de) * | 2005-05-19 | 2018-11-15 | Suspa Gmbh | Dämpfer |
| DE102010031037A1 (de) * | 2010-07-07 | 2012-01-12 | Zf Friedrichshafen Ag | Schwingungsdämpfer mit frequenzselektiver Dämpfkraft |
| DE102010031037B4 (de) * | 2010-07-07 | 2012-01-19 | Zf Friedrichshafen Ag | Schwingungsdämpfer mit frequenzselektiver Dämpfkraft |
| KR20160093418A (ko) * | 2015-01-29 | 2016-08-08 | 주식회사 만도 | 내장형 전자 제어 댐퍼 |
| KR102349894B1 (ko) * | 2015-01-29 | 2022-01-11 | 주식회사 만도 | 내장형 전자 제어 댐퍼 |
| FR3120408A1 (fr) * | 2021-03-08 | 2022-09-09 | Psa Automobiles Sa | Amortisseur hydraulique de suspension de vehicule automobile |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070423 |