JPS63122296A

JPS63122296A - 制御ユニツト

Info

Publication number: JPS63122296A
Application number: JP61269153A
Authority: JP
Inventors: 藤岡　良基
Original assignee: Fanuc Corp
Current assignee: Fanuc Corp
Priority date: 1986-11-12
Filing date: 1986-11-12
Publication date: 1988-05-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、交流電動機制御装置等に用いられるインバー
タ用トランジスタや平滑コンデンサ等のパワー部品がプ
ラスチックケースに収容される。

制御ユニットに関する。

（従来の技術）工作機械のスピンドルを駆動する交流電動機の制御装置
として、第５図の回路図で示したようなものが用いられ
る場合がある。この制御装置を収容するケースには、図
に示したように三和交流電ｆｉＲ、Ｓ　、　Ｔの端子、
交流電動機の通電端子Ｕ。

Ｖ、Ｗ、接地端子Ｇ、サーモスタフ）Ｈの端子Ｔ２−１
．Ｔ２−２が設けられている。そして、電磁接触器Ａ、
整流用ダイオードＢ、平滑コンデンサＣ１回生用トラン
ジスタＤ、トランジスタインバータＥ、フィルタＦ等の
主要部品が配置され、さらに多数の抵抗やコンデンサ、
ヒユーズ、ダイオード等の制御素子が制ｍ線に接続され
て配置されている。

（発明が解決しようとする問題点）このような制御部品は、取付基板にネジ止めにより固定
され、ハンダ付は等により導体部分が接続された後、金
属製のケース内に収容されており、サイズの異なる多数
の取付部品が必要であり、しかも熟練した作業者の手作
業により組立を行なっていたため作業効率が悪いので、
抵抗、コイル等の部品をプリント配線板に配置し、イン
バータ用トランジスタ等のパワー部品をプラスチックケ
ース内に収容して制御ユニットを構成する試みもなされ
ている。

しかしながら、パワー部品の電流容量が増大することに
伴ない、プリント配線板の導電部分を形成する標準圧の
銅箔では対応できず、導電体としては金属のショートバ
ーが用いられており、製作コストが高くなるという問題
があった。さらに。

パワー部品をプラスチックケース内に配置しているため
、アースがとりにくく、パワー部品のスイッチング時に
雑音が生じて外部回路に影響を与えることがあるという
問題があった。

そこで、本発明はこのような従来技術の問題点の解消を
目的とした制御ユニットを提供するものである。

（問題点を解決するための手段）本発明の制御ユニットは、底部の所定個所にリブと取付
穴とを設け、上部に所定数の係合部材を設けたプラスチ
ックのケース、該ケース内に収容され、前記取付穴にネ
ジ止めされると共に、上部に通電端子を設けたトランジ
スタ等の複数ノパワー部品、裏面に形成された回路パタ
ーンが前記パワー部品の通電端子と接触し、表面には抵
抗等の回路部品を配置し、係合孔が前記ケースの係合部
材に挿入されてケースに固定されるプリント配線板より
なり、パワー部品のケースへの取付ネジに、裏面に感圧
接着剤を設けた銅箔を取付は該銅箔はケース内面に沿わ
せてプリント配線板のアース線に接続し、プリント板に
は、パワー部品の電流容量に応じた厚さに選定された銅
箔で形成した回路パターンを設けることを特徴とするも
のである。

（作用）本発明の制御ユニットは、プリント配線板の導電体を、
パワー部品の電流容量に応じた厚さに選定された銅箔に
より形成しているので、コストが低減できる。また、プ
ラスチックのケース内に収容されるトランジスタ等のパ
ワー部品の該ケース内への取付ネジに銅箔を接続し、こ
の銅箔はケース内に沿わせてプリント配線板のアース線
に接続したので、パワー部品のアース電位が確保できる
。

（実施例）以下、図により本発明の実施例について説明する。

第２図は本発明が適用される制御ユニットの概略構成図
である０本発明においては、ケースｙをプラスチックに
より形成し、この中に第５図の電磁接触毒Ａ、整流用ダ
イオードＢ、平滑コンデンサＣ１回生用トランジスタＤ
、）ランジスタインバータＥ等のパワー部品Ｖを収容し
、ケース底面に形成したリブに取付Ｖる。また、パワー
部品Ｖ以外の抵抗ａ、ヒユーズｂ、リレーコイルＣ、コ
ンデンサｄ等の制御部品は、プリント配線板Ｘに予め所
定位置に形成しておき、プリント配線板の両面には銅箔
ｅからなる配線パターンを設け、電解メッキ等を施した
スルーホール−ＰＩＣより接続する。

このようにして形成されたプリント配線板の係合孔Ｗを
ケースｙに突設したファスナーＵに挿入して両者を固定
し、パワー部品Ｖに取付けられた通電端子とプリント基
板の裏面に形成された銅箔とを接触させて通電路が得ら
れるようにする。また、ケースｙの下部には放熱フィン
２が取付けられる。

第３図は、ケースの底面図であり、モールド等　　゛に
より所定のリブｇを設ける。また、パワー部品の大きさ
に応じて取付ネジ穴の位置を変えており、しかも各パワ
ー部品の取付ネジの大きさを共通としているので、交流
電動機の電流容量が異なる場合にも同一ケースを利用で
き、ケース内の部品点数が少ないのでロボットによる自
動組立が可能となる。

また、パワー部品の取付ネジには、銅箔（ハ）を接続す
る。この銅箔（ハ）は、裏面に形成した感圧接着剤によ
りケース内面に沿わせ、プリント配線板のアース電位の
銅箔と接続することにより、プラスチックケース内に配
置されるパワー部品のアース電位を保つことができる。

第４図は、各パワー部品をケース内に収容した状態を示
す図であり、各パワー部品の通電端子ｌも共通の大きさ
として、ロボットによる取付けが簡単に行なえるように
している。

第１図は、本発明によるプリント配線板の構成を示すも
のである０本発明においては、絶縁基板の両面に、厚さ
が２５０　ｇｍ〜４００ｐｍに選定された銅箔（イ）、
（ロ）を形成し、両者をスルーホールも；より電気的に
接続するものである。

この銅箔の厚みは、パワー部品の電流容量に応じて最適
の値に選定される。

以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明の
精神から逸れないかぎりで、種々の異なる実施例は容易
に構成できるから、本発明は前記特許請求の範囲におい
て記載した限定以外、特定の実施例に制約されるもので
はない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、パワー部品をプ
ラスチックケースに収容した際にアース電位を確保でき
るので、雑音による外部回路への影響を除去できる。ま
た、パワー部品と電気的に接続されるプリント配線板の
導体を銅箔で形成したので、コストを低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１ｒｌｌｉは本発明のプリント配線板の概略構成図、
第２図は本発明が適用される制御ユニー／　）の概略構
成図、第３図はケースの底面図、ｔｉｉ−４図はケース
内にパワー部品を取付けた状態を示す図、第５図は交流
電動機の制御回路を示す回路図である。Ｕ・・・ファスナー、Ｖ・・・パワー部品、Ｗ・・・係
合孔、Ｘ・・・プリント配線板、ｙ・・・ケース、２・
・・放熱フィン、ｅ・・・銅箔、ｆ・・・スルーホール
。第１図べ　　　　　　　　そ

Claims

【特許請求の範囲】

　底部の所定個所にリブと取付穴とを設け、上部に所定
数の係合部材を設けたプラスチックのケース、該ケース
内に収容され、前記取付穴にネジ止めされると共に、上
部に通電端子を設けたトランジスタ等の複数のパワー部
品、裏面に形成された回路パターンが前記パワー部品の
通電端子と接触し、表面には抵抗等の回路部品を配置し
、係合孔が前記ケースの係合部材に挿入されてケースに
固定されるプリント配線板よりなり、パワー部品のケー
スへの取付ネジに、裏面に感圧接着剤を設けた銅箔を取
付け該銅箔はケース内面に沿わせてプリント配線板のア
ース線に接続し、プリント板には、パワー部品の電流容
量に応じた厚さに選定された銅箔で形成した回路パター
ンを設けることを特徴とする制御ユニット。