JPS63121743A - ガス検出方法 - Google Patents

ガス検出方法

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JPS63121743A
JPS63121743A JP26891386A JP26891386A JPS63121743A JP S63121743 A JPS63121743 A JP S63121743A JP 26891386 A JP26891386 A JP 26891386A JP 26891386 A JP26891386 A JP 26891386A JP S63121743 A JPS63121743 A JP S63121743A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明は、金属酸化物半導体の抵抗値の変化を用いた
ガスセンサの温度変化を利用し、ガスを検出する方法に
関する。
[従来技術] 特公昭5s二43,320号公報は、金属酸化物半導体
の抵抗値の変化を用いたガスセンサの温度を高温域と低
温域とに交互に変化させ、低温域での出力から特定のガ
スを検出することを開示している。
発明者はここで、センサの見かけの抵抗値が検出電圧、
即ちセンサの抵抗値の検出のため印加する電圧、に依存
することを見出だした。抵抗値の電圧依存性は、センサ
の2つの電極の間隔を縮める程著しく、またセンサと半
導体との接触面積を小さくする程著しい。さらにこの電
圧依存性はセンサ温度を下げる程著しく、雰囲気の湿度
を増す程増大する。従ってこの電圧依存性は湿度に関係
した現象で、特にセンサへの吸着水、恐らくはセンサ中
の塩素イオン等の不純物と吸着水との相互作用、による
ものであろう。
このような電圧依存性は、センサの湿度特性を低下させ
、また電源電圧依存性を増大させる。
[発明の課題] この発明の課題は、ガスセンサの抵抗値の電圧依存性を
抑制し、ガスへの検出精度を向上させることに有る。
[発明の構成] この発明では、金属酸化物半導体の抵抗値の変化を利用
したガスセンサの温度を、高温域と低温域とに交互に変
化させる。そして低温域でのセンサ出力から、CO,ア
ンモニア、NOx等のガスを検出する。ここでガスセン
サに印加する検出電圧は、吸着水による表面伝導が生じ
る電圧以下とし、センサ抵抗の検出電圧依存性を抑制す
る。これは電圧を小さくする程、抵抗の検出電圧依存性
も減少することに基づく。
[実施例] 第4図にガスセンサ(2)を示す。図において、(4,
)、(6)は一対のヒータ兼用電極で、ここでは線径6
0μ程度のIr−Pd合金のコイルを用い、コイルの内
径は0.3mm、(好ましくは02〜0 、5 mm)
とした。(8)はガスを吸着して抵抗値が変化する金属
酸化物半導体で、ここではSnowとし、(10)はN
Oxを被検出ガスと反応させ除去するためのNOx還元
触媒である。NOx還元触媒(10)は、NOXを検出
対象とする場合には不要である。NOx還元触媒(10
)には、NOxとC〇やアンモニア等の被検出ガスを反
応させNOxをN2に還元するものであれば、任意の触
媒を用いることができる。還元触媒(10)は例えば、
Ru O2やRh、Pd、Pt等の貴金属系のものや、
MnzO3、Cr 20 s等の遷移金属酸化物系のも
の、あるいはこれにRuO2等の貴金属を担持させたも
の等も用い得る。しかしここでは、半導体(8)と同じ
5napを用い、その厚さFを大きくして(0,3mm
)、触媒として用いた。
なおここではS nC14をアンモニアで加水分解し6
00℃で焼成した5n02を用い、S n Ovには金
属換算で0.3wt%のパラディラムを添加して、半導
体(8)や還元触媒(10)の材料とした。
センサ抵抗の検出電圧依存性は、半導体と電極との接触
面積を増す程、減少する。そのためここでは2つの電極
(4,)、(6)をいずれもコイル状とした。また抵抗
の検出電圧依存性は、電極間隔Hを増す程、減少する。
好ましい電極間隔は0.4〜1mmで、これ以下では検
出電圧依存性が大きく、これ以上ではセンサの熱容量が
増大し、温度変化に必要な時間が増し、ガスの検出が遅
れることになる。
センサ抵抗の検出電圧依存性が電極間隔や検出電圧自体
に依存することは、センサ内部での電界の強さと検出電
圧依存性が関係することを意味する。また電極と半導体
との接触面積を減らすと検出電圧依存性が増すことは、
半導体と電極との接触抵抗に問題が有ること、および電
極付近での電界の集中が検出電圧依存性を増大させてい
ることを示唆する。
第5図に他のガスセンサ(12)を示す。(14)は線
状の貴金属電極、(16)はヒータ兼用のコイル状貴金
属電極、(18)は半導体、(20)はNOx還元触媒
である。ここではコイル(16)の内径を0.6mmと
し、NOx還元触媒(20)はγ−アルミナに金属換算
で3wt%のRu O2を担持させたものを用いた。な
お還元触媒(20)の厚さは0.2mmとした。第5図
のセンサ(12)では、第4図のセンサ(2)に比べ、
抵抗値の検出電圧依存性は大きい。これは中心電極(1
4)が線状で、その付近で電界が集中すること、電極面
積がわずかで接触抵抗が増すことに基づく。なおセンサ
の形状には、これ以外にも任意のものを用い得る。
第6図に検出回路の例を示す。図において、(30)は
検出電源で例えば0.1〜1.5V程度のものを用い、
その出力電圧を検出電圧(Vc)とする。(32)はヒ
ータ電源で、(34)は3にΩ程度の負荷抵抗、(36
)はセンサの温度依存性を補償するための負特性サーミ
スタ、(38)は差動増幅器である。(40)はタイマ
回路を内蔵した制御回路で、これ自体は公知のものであ
る。制御回路(40)は例えば20秒周期で動作し、最
初の10秒間はスイッチ(42)を閉じセンサを高温域
に加熱する。次の10秒間はスイッチ(42)を開放し
、センサを冷却して低温域に保持する。低温域ではセン
サの温度は徐々に低下し、10秒経過直前にスイッチ(
44)を閉じ、差動増幅器(38)の出力をメモリー兼
用のADコンバータ(46)に入力する。ADコンバー
タでは差動増幅器(38)の出力を記憶し、表示装置(
48)を制御する。表示装置(48)には、例えば発光
ダイオードやメータ、あるいはブザー等を用いる。この
ような検出回路には多数のものが知られており、第6図
のものに限るものではない。
検出電圧(Vc)への依存性を、第1図、第2図に示す
。センサは第4図のセンサ(2)で、電極間隔Hは0.
5mmである。時刻Oまでセンサ(2)は300℃に加
熱されているものとし、時刻0でヒータをオフし低温域
へ移行させる。横軸は時間、縦軸はセンサ抵抗、雰囲気
は45℃で、相対湿度は75%、15%、3%の3者で
ある。第1図には清浄空気、中での特性を、第2図には
1100ppのCO中での特性を示す。
センサ(2)の抵抗値は湿度の影響を受ける。ここで検
出電圧を変化させると、抵抗の測定値も変化する。この
ような変化は清浄空気中で大きく、高湿側で大きい。そ
して抵抗値の検出電圧依存性は、低温側での時間の経過
と共に増大する。この現象はガスの検出精度を低下させ
る。またこの現象は低濃度のガス、例えば10〜30p
pm程度のCOを検出する場合に更に問題となる。なお
ここではSnO2を′半導体に用いた例に付いて説明し
たが、この現象はIn2O3やZnO等の他の半導体で
も共通であった。なお第1図の45℃相対湿度3%で検
出電圧を2vとした際の抵抗値は、検出電圧を1vとし
た際の結果と5vとした際の結果との中間に現れた。ま
た以下では相対湿度を省略し、単に%により示す。第2
図で検出電圧2vでの結果は、検出電圧lVと5vでの
結果の中間に現れた。
第1図、第2図での特性はセンサ形状を工夫し、検出電
圧依存性を小さくした際のものである。第5図での結果
や、第4図のセンサ(2)で電極間隔Hを変えた際の結
果を表1に示す。雰囲気はいずれも209C65%で、
これは45℃ 15%と同程度の絶対湿度であり、IV
の検出電圧でのセンサの電気伝導度を基準とする5Vで
の電気伝導度を示す。第4図のセンサでは電極間隔0.
2mmと0.5mmとの間に大きな変化が有り、また第
5図のセンサでは中心電極(14)と半導体との接触面
積が小さいため検出電圧依存性が大きい。
表 1 検出電圧依存性 センサと   IVを基準とする検出電圧依存性電極間
隔(mm)     1m東COI 00 pH1m中
0、2       3     1.60.5   
    1.8   1.20.8       1.
7   1.21.5       1.5   1.
1%5図      31.8 * 電極間隔0.2〜1.5mmは、第4図のセンサ形
状で電極間隔Hを変えた際の結果を現す。また結果は低
温域への移行後10秒後のものである。
表2に、2つのコイル状電極(4)、(6)を用いたセ
ンサ(2)で、電極間隔を0.5mmに固定し、検出電
圧を変えた際の特性を示す。
表 2 検出電圧依存性 検出電圧     電気伝導度の測定値(V )   
    吏%’P   C0100ppm中0.2  
     .1     10.5       1 
    1 2         1.3   1.05     
    1.8   1.2* 雰囲気は20℃65%
、結果は検出電圧をIVとした際の電気伝導度を基準と
する各検出電圧での電気伝導度を現す。測定値は低温域
への移行後10秒目の出力から算出した。
表2から、検出電圧を小さくすると、抵抗値の検出電圧
依存性は減少し、特に1.5V、より好ましくは1.2
v以下では、抵抗値の検出電圧依存性はほとんど問題と
ならないことが判る。
第1図、第2図に戻ると、センサ抵抗の検出電圧依存性
は高湿側で増大することが判る。このことはセンサの湿
度依存性を更に悪化させる。
次にCO中でのセンサ抵抗には、低温域への移行後10
〜20秒を中心としたボトムが存在する。
一方空気中でのセンサ抵抗には、低温域への移行後10
〜20秒を中心としたピークが存在する。
この期間はセンサがCOに対する最大感度を示す温度(
80〜100℃)に対応し、この期間でCOを検出する
ことが好ましい。
第3図に、センサ(2)の加熱を10秒毎にオン−オフ
した際の温度特性を示す。センサ(2)は第4図のもの
で、室温は20℃である。電極間隔Hにより熱時定数が
変化し、低温域への温度変化に必要な時間も変化する。
COやアンモニア等の検出にはセンサの温度変化が必要
で、熱時定数の増大は検出を遅らせる。従って電極間隔
Hは1mm以下、より好ましくは0.8mm以下とする
のが良い。
次にNOx還元触媒(10)の効果を示す。20℃、6
5%の雰囲気で、100 ppmのCO中でのセンサ抵
抗と、これに50ppmのNoを加えた雰囲気でのセン
サ抵抗との比を求める。なお測定値は低温域への移行後
10秒目のものである。結果を表3に示す。NOx還凸
触媒(10)、(20)により、NOXの影響を緩和す
ることができる。
第4図 Fo、3mm     0.7〃 F〜0  
     0.4 第5図         0.8 * 第4図のセンサでは、5nOzに金属換算で0゜3
wt%のパラディラム触媒を加えたものを、NOx還元
触媒とし、第5図のものでは、コイル(16)の外部に
金属換算で3wt%のRu O2を加えたγ−アルミナ
を0.2mm厚に被覆してNOx還元触媒とした。
[発明の効果] この発明では、ガスセンサの抵抗値の検出電圧依存性を
抑制し、ガスの検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、実施例の特性図、第4図は実施例に
用いたガスセンサの断面図、第5図は変形例のガスセン
サの断面図、第6図は実施例に用いた検出回路の回路図
である。 図において、(4)、(6)、(14)、(16)  
電極、(8)、(18)  半導体、 (10)、(20)NOx還元触媒、 (40)制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属酸化物半導体の抵抗値の変化を利用したガス
    センサの温度を高温域と低温域とに交互に変化させ、低
    温域でのガスセンサ出力から被検出ガスを検出する方法
    において、 ガスセンサに印加する検出電圧を、吸着水による表面伝
    導が生ずる電圧以下としたことを特徴とする、ガス検出
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000283943A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Matsushita Seiko Co Ltd ガス検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000283943A (ja) * 1999-03-30 2000-10-13 Matsushita Seiko Co Ltd ガス検出装置

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