JPS63120193A - 抄紙装置 - Google Patents

抄紙装置

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JPS63120193A
JPS63120193A JP26142186A JP26142186A JPS63120193A JP S63120193 A JPS63120193 A JP S63120193A JP 26142186 A JP26142186 A JP 26142186A JP 26142186 A JP26142186 A JP 26142186A JP S63120193 A JPS63120193 A JP S63120193A
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JP26142186A
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前田 法人
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HIOKI SEISHI KK
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HIOKI SEISHI KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として和紙を抄造する際に、自動的に形
成された湿紙を人力を要さずに脱水のためのプレス部の
移載帯に移し状すと共に、簀を元の位置に設置して次の
紙すき作業が開始できる抄紙装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の抄紙装置は、紙料が均一層となるように
ゆする揺り部及び上ずみ液を流出させるために傾斜させ
る傾斜部を具備した架台にすきげたを設置し、このすき
けたの上に細い行線をナイロン糸等で編んで形成した作
置を挾んで上げたが固定されるようになっていて、この
作置に紙料を投入し、前記揺り部及び傾斜部を作用させ
て、作置上に均一な層の湿紙を形成するようになってい
る。この作置上に形成された湿紙は、この作置と共にす
きけたよりはずされ、脱水のためのプレス部の移載帯の
上に湿紙が下面となるように作置を反転させて載置され
、この作置をはがし、湿紙のみをプレス部に運搬し、プ
レス部を通過させたのち乾燥されて完全な和紙に形成さ
れる。このとき、抄紙装置から前記移載帯に湿紙を載置
させる作業は人力によって行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記抄紙装置では、作置上に形成された湿紙を
完全な和紙にするためのプレス部の移載帯に載置する作
業は人力で行われているので、作業能率が悪く、和紙の
生産量を増加させることができない。それに加えて、和
紙の大きさは作置の反転がむづかしいことから、大判の
一枚ものを生産することができない問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記事情に鑑みて、作置上に形成された湿
紙を自動的にプレス部の移載帯に移し状すようにしたも
ので、その具体的手段は、上面にローラを設けたすきけ
たと上下動自在な上けたで簀を挾んで固定し、このすき
けたを可動させて前玉に均一層の湿紙を形成させる抄紙
本体部と、この湿紙の水分を吸収する吸引部と、前記前
を上下動自在な上段クーチロールと固定された下段クー
チロールの間を通過させることによって前記前玉の湿紙
を圧搾すると共に前記上段クーチロールに回巻された無
端状の移載帯に移し状すクーチ部と、この湿紙を前記移
載帯に移し状したのちの簀を受ける青畳部と、を前記す
きけたのローラの正回転方向側に順次配設し、更に、前
記前を前記すきけたのローラの正逆回転方向側に移動さ
せる簀押引部を設けて、前記前が抄紙本体部側より簀押
引部の作動により青畳部側に移動したときに前記上段ク
ーチロールを下降させ、前記前が青畳部に乗り移ったと
きに前記上段クーチロールが上昇し、前記前が青畳部側
より抄紙本体部側へ前記簀押引部の作用により移動する
ように構成したところにある。
〔作 用〕
上記手段によると、前玉に自動的に形成された湿紙は、
簀押引部の作動ですきけたのローラ上を前方へ撓むこと
なく移動され、吸引部で水分を吸収されたのちにクーチ
部の上段クーチロールと下段クーチロールの間に導かれ
る。このとき、上段クーチロールは下降していて、簀と
共に湿紙を圧搾脱水し、この湿紙のみを移載帯に移し状
す。その後、湿紙は脱水乾燥されて和紙に形成される。
湿紙が移載帯に移し伏せられた簀は下段クーチロールで
青畳部に移送される。すると、前記上段クーチロールが
上昇し、しかも前記簀押引部が作動して、この簀はすき
げたのローラ上の元の位置に戻されて紙すき作業が再開
可能となる。
〔実施例〕
この発明の実施例を以下図面に基づいて説明する。
この発明の実施例の抄紙装置1は、第1図乃至第3図に
示すように、抄紙本体部2、吸引部3、クーチ部4及び
青畳部5とから構成されていて、抄紙本体部2の簀6上
に形成された湿紙がこの抄紙本体部2の前側に設けた吸
引部3で水分が吸収され、さらに前側に設けられたクー
チ部4で圧搾脱水されると共に、この湿紙のみがプレス
部7の移載帯8に移し伏せられるようになっている。−
方、前記移載帯8に湿紙が移し伏せられたのちの簀6は
、クーチ部4の前側に設置されている青畳部5に移送さ
れるようになっている。
前記抄紙本体部2は、第4図に示すように、前記前6が
上げた9で押圧されて固定されるすきけた10とこのす
きけた10を回転ローラ45上に載置し、モータ11に
よって偏心カム12を回転させて一方向へ揺ると共にす
きけた10を元の位置に戻す重り46が滑車47を介し
てこのすきけた10と連結された揺り部13及びシリン
ダ14の伸張で前記回転ローラ45を支点として傾斜さ
せる傾斜部15を具備した架台16と、この架台16下
に設置された紙料槽17と紙料投入口18aを有するタ
ンク18とから主構成されている。
前記すきけた10は枠体19にこの枠体19より上部に
突出する複数のローラ20が並列に設けられたもので、
前記揺り部13及び傾斜部15上にこのローラ20が前
記抄紙本体部2の前後方向に回転するように設置されて
いる。前記前6は、第5図に示すように、多数の穴21
を有する非可撓性の板体22にステンレス製の中線23
が敷かれ、この中線23上に作置24が設けられたもの
で、前記すきけた10のローラ20上に載置されて、前
方の前記青畳部5方向に作置24が撓むことなく移動自
在となっている。この簀6の後端部には、シリンダ25
と、滑車26にロープ27を回巻しその先端に下げられ
た重り28とからなる簀押引部29が設けられていて、
この簀6をシリンダ25で前記クーチ部4までの距離l
だけ押出すと共に、前記青畳部5に移動された簀6を重
り28の重力で元のすきけた10の位置まで引き戻され
るようになっている。なお、この簀6は前記すきけたl
Oの枠体19上部に設けられたコロローラ30で移動の
際、その両側をガイドされるようになっている。前記上
げた9は棒状に形成されていて、すきけた10の枠体1
9に設置された枠に設けられたシリンダ等の押え具32
で前記前6を押圧してずきけた10に固定するようにな
っている。このようなすきけた10と上けた9で固定゛
された簀6には、紙料槽17からタンク18にポンプ等
によって移送された紙料が前記タンク18の紙料投入口
18aより投入されるようになっている。前記吸引部3
は、長方形状の箱体33の下部より吸引ポンプ等でこの
箱体33上部を通過する簀6上の湿紙の水分を吸収する
ように、抄紙本体部2の前側に設けられている。前記ク
ーチ部4は、前記吸引部3の前側にあって上段クーチロ
ール34と下段クーチロール35から構成されていて、
この上段クーチロール34と下段クーチロール35の間
を前記前6が通過するようになっている。
前記上段クーチロール34は、シリンダ等の押引具36
で上下動自在となっていて、上段クーチロール34を下
降させて下段クーチロール35との隙間を最小にしたと
きは、簀6上の湿紙が上、下段クーチロール34.35
で圧搾され、上段クーチロール34を上昇させて下段ク
ーチロール35との隙間を最大にしたときは、簀6は下
段クーチロール35に接触するが上段クーチロール34
との間に隙間が形成されるようになっている。又、上段
クーチロール34は、前記移載帯8のロールを兼ねてい
て、簀6上の湿紙を移載帯8に移し状すようになってい
る。前記下段クーチロール35は前記簀押引部29のシ
リンダ25で距離l押された簀6を更に青畳部5上に移
送するように回転駆動する。前記青畳部5は青畳枠37
に複数のローラ39が前記すきけた10のローラ20と
同方向に回転し、かつ、この青畳枠37より上部に突出
するように並列に設けられたもので、前記すきけた10
のローラ20とこの青畳部5のローラ39が同一高さと
なるように支柱40で支持されて、クーチ部4の前側に
設置される。この青畳枠37には前記すきけた10の枠
体19に設けられたのと同様のコロローラ30が設けら
れていて、簀6をガイドするようになっている。又、こ
の青畳枠37の前端側にリミットスイッチ等の検出器4
1が設けられていて、この検出器41で簀6を感知する
と上段クーチロール34を上昇させ、かつ、下段クーチ
ロール35の回転を停止させると共に、簀押引部29の
重り28の重力によって簀6をすきけた10上の元の位
置に戻して次の紙すき作業が行えるようになっている。
上記抄紙装置1によって和紙を形成するには以下のよう
に行う。
抄紙本体部2のすきけた10のローラ20上に簀6を載
置し、押え具32を作用させて上げた9でこの簀6を押
圧してずきけた10に固定する。
この簀6上に紙料投入口18aより紙料を投入し、すき
けた10を揺り部13で複数回揺り、この簀6上に均一
に紙層を形成し、傾斜部15ですきけた10を傾斜して
簀6上の上ずみ液を紙料槽17に流出させる。すると、
簀6の作置24上に湿紙が形成される。次に、押え具3
2の押えを解除して上けた9を簀6から離反させ、簀押
引部29のシリンダ25を作動させると、簀6が前方の
吸引部3に移動し、そこでこの簀6上の湿紙の水分が簀
6の板体22の穴21側より吸収される。更に、W押引
部29のシリンダ25のピストンロンド25によって、
簀6がクーチ部4の上段クーチロール34と下段クーチ
ロール35の間に押された後は、下段クーチロール35
の回転駆動で前方の管受部5に移送される。このとき、
上段クーチロール34は下降されていて、上、下段クー
チロール34.35で簀6と共に湿紙が圧搾されると共
に、上段クーチロール34によって湿紙のみが移載帯8
に移し伏せられ、簀6が下段クーチロール35によって
管受部5に移送される。そして、この湿紙はプレス部7
に移送された後に乾燥されて和紙に形成される。一方、
簀6は、管受部5の検出器41で感知されて、上段クー
チロール34が上昇し、下段クーチロール35の回転が
停止すると共に、簀押引部29の重り28の重力で、こ
の簀6を抄紙本体部2のすきけた10上の元の位置に移
動させる。このように、簀6上に形成された湿紙は自動
的に移載帯8に移し伏せられ、簀6は簀押引部29によ
って元のすきけた10上に戻るので、紙すき作業を連続
して行うことができる。
〔発明の効果〕
以上の説明より明らかなように、抄紙本体部で形成され
た湿紙を移載帯に移し状す作業が、自動的に行うことが
できるようになり、人力による作業が不要となり、和紙
の生産を連続して行うことができ生産量を増加させるこ
とができる。それに加えて、人力で湿紙を移し状すこと
ができないような大判の和紙も抄紙装置を大きくするこ
とで生産できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の実施例を示し、第1図は
正面図、第2図は簀がすきけた上にあるときの平面図、
第3図は簀が管受部に移動したときの平面図、第4図は
抄紙本体部の側面図、第5図は簀の一部断面斜視図。 ■・・・抄紙装置、2・・・抄紙本体部、3・・・吸引
部、4・・・クーチ部、5・・・管受部、6・・・簀、
8・・・移載帯、9・・・上けた、10・・・すきけた
、20・・・ローラ、29・・・簀押引部、34・・・
上段クーチロール、35・・・下段クーチロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上面にローラを設けたすきけたと上下動自在な上
    けたで簀を挾んで固定し、このすきけたを可動させて簀
    上に均一層の湿紙を形成させる抄紙本体部と、この湿紙
    の水分を吸収する吸引部と、前記簀を上下動自在な上段
    クーチロールと固定された下段クーチロールの間を通過
    させることによって前記簀上の湿紙を圧搾すると共に前
    記上段クーチロールに回巻された無端状の移載帯に移し
    状すクーチ部と、この湿紙を前記移載帯に移し状したの
    ちの簀を受ける簀受部と、を前記すきけたのローラの正
    回転方向側に順次配設し、更に、前記簀を前記すきけた
    のローラの正逆回転方向側に移動させる簀押引部を設け
    て、前記簀が抄紙本体部側より簀押引部の作動により簀
    受部側に移動したときに前記上段クーチロールを下降さ
    せ、前記簀が簀受部に乗り移ったときに前記上段クーチ
    ロールが上昇し、前記簀が簀受部側より抄紙本体部側へ
    前記簀押引部の作用により移動するように構成したこと
    を特徴とする抄紙装置。
JP26142186A 1986-10-31 1986-10-31 抄紙装置 Granted JPS63120193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26142186A JPS63120193A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 抄紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26142186A JPS63120193A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 抄紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63120193A true JPS63120193A (ja) 1988-05-24
JPH0141759B2 JPH0141759B2 (ja) 1989-09-07

Family

ID=17361638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26142186A Granted JPS63120193A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 抄紙装置

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JP (1) JPS63120193A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104294699A (zh) * 2014-09-15 2015-01-21 陕西科技大学 一种实验室纸页抄片器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104294699A (zh) * 2014-09-15 2015-01-21 陕西科技大学 一种实验室纸页抄片器

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JPH0141759B2 (ja) 1989-09-07

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