JPS63119494A - エトポシド用中間体 - Google Patents

エトポシド用中間体

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JPS63119494A
JPS63119494A JP25948087A JP25948087A JPS63119494A JP S63119494 A JPS63119494 A JP S63119494A JP 25948087 A JP25948087 A JP 25948087A JP 25948087 A JP25948087 A JP 25948087A JP S63119494 A JPS63119494 A JP S63119494A
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Tadashi Fujii
正 藤井
Yukio Chikui
筑井 幸雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は下記式(Il で表わされるエトポシドの製造に有用な中間体に関する
エトポシドは抗腫瘍活性を示し、制癌剤として有用な物
質である。
〔従来の技術〕
化合物(Ilの製造性としては次の工程によるものが既
に知られている。(特公昭46−37837号公報参照
) ([1 (式中人はホルミル又はアセチル、Bはベンジルオキシ
カルボニルを示す) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記の方法は、Aを除去した後、Bを除去ると
いう2工程を必要とし、しかもAの除去には長時間(例
えば20〜30時間反応させても完結しない)を必要と
し、又1着色物などの副生物が増加するため得られるエ
トポシドの品質が悪く、収率も低いという欠点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らはエトポシドの新規製法につき種々検
討した結果、ジ又はトリハロゲノアセチルハロゲン化物
を利用して得られる式(IIII 〔式中R1及び几2は同じか異なって式−COCI−I
X2又は−COCX3  (式中Xはハロゲン原子を示
す。)を示す。〕 で表わされる化合物を原料とし、それにアルコール類、
アミン類及び/又はアンモニアを反応させるとR1とR
2が一挙に除去されてエトポシドが得られること、得ら
れたエトポシドは不純物が少なく、精製も容易であるこ
とを見い出した。
本発明は上記知見により完成されたものである。
本発明をさらに詳しく説明すると、本発明の原料として
用いられる式(fillのR,、R2におけるXとして
は例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などがあげられる
が、塩素又は臭素が実用的に好ましい。馬、R2として
は例えばジフルオロアセチル、ジクロロアセチル、ジブ
ロモアセチル、ジヨウドアセチル、トリフルオロアセチ
ル、トリクロロアセチル、トリブロモアセチル、トリヨ
ードアセチルなどがあげられる。
本発明において、使用されるアルコール類としては例え
ばメタノール、エタノール、プロパツール、ブタノール
などの一価アルコール、エチレングリコール、グリセリ
ンなどの多価アルコール、モノエタノールアミン、ジメ
タツールアミン、トリプロパツールアミンなどのアミノ
アルコールなどがあげられ、メタノール、エタノールな
どの低級−価アルコールが好ましい。本反応においては
これらのアルコール類を溶媒として用いるのが好ましい
が、他の溶媒を使用してもよ(、この場合にはアルコー
ル類の使用量は化合物器に対して通常当量以上であれば
よい。
本発明で使用するアミン類としてはメチルアミン、エチ
ルアミン、■−プロピルアミン、n−ブチルアミンなど
の脂肪族−級アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン
、ジ−n−プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミンなど
の脂肪族二級アミン、ピロリジン、ピペリジン、モルホ
リンなどの環状アミン及びエチレンジアミンなどの脂肪
族ジアミン等が挙げられ、メチルアミン、ジエチルアミ
ンなどの低級アルキル1級又は2級アミンが好ましい。
これらのアミン類及び/又はアンモニアを使用する場合
、アミン類又はアンモニアはこれらを溶媒として用いて
もよいが通常溶媒としては他のものを使用するのが好ま
しい。
この場合、これらの使用量は化合物[相]に対して通常
当量以上好ましくは1〜3当量程度が適当である。又、
アミン類はアンモニアはそのまま反応系に加えてもよい
のは当然であるが、例えばピリジン、トリエチルアミン
などの塩基共存下に、アミン及び/又はアンモニアの酢
酸塩、塩酸塩などを加えて反応系内で遊離のアミン及び
/又はアンモニアを調製して反応させてもよい。
本発明において上記アルコール類、アミン類又はアンモ
ニアは単独で使用してもよ(、又、2種以上を併用して
もよい。併用の場合、アルコール類を溶媒とする方が好
ましく、この場合アミン類又はアンモニアを化合物側に
対し1〜10当量、好ましくは1〜3当量程度使用すれ
ばよい。
なお、アルコール類、アミン類又はアンモニア以外のも
のを溶媒として使用する場合、溶媒としては、反応に悪
影響を与えないものであれば特に制限な(、例えばクロ
ロホルム、エーテル、1.2−ジクロロエチレン、ジメ
チルホルムアミド、ピリジンなどがあげられる。
本発明の反応、特にアルコール類との反応の際に、反応
系に触媒としてトリメチルアミン、トリエチルアミンな
どの第三級低級アルキルアミン、ピリジンなどのピリジ
ン類、有機カルボン酸塩などを共存させておくと反応は
スムースに進行する。有機カルボン酸の塩としては例え
ば酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸マグネシウム、
プロピオン酸ナトリウム、コハク酸ナトリウムなどの一
価以上の脂肪族カルボン酸金属塩、ギ酸アンモニア、酢
酸アンモニウム、マロン酸アンモニウム、コハク酸アン
モニウム、酢酸アルキルアンモニウムなどの一価以上の
脂肪族カルボン酸のアンモニウム塩、安息香酸ナトリウ
ムなどの芳香族カルボン酸の金属塩、イソニコチン酸ア
ンモニウム、安息香酸アンモニウム、アントラニル酸ア
ンモニウム、安息香酸アルキルアンモニウムなどの芳香
族カルボン酸のアンモニウム塩、カルボキシル基を交換
基とする弱酸性陽イオン交換樹脂のアンモニウム塩型、
金属塩型のものなどがあげられるが、工業的装造にはア
ンモニウム塩特に酢酸アンモニウムやギ酸アンモニウム
が好ましく、それらの使用量は一般式冊の化合物に対し
5〜100馳%、より好ましくは30〜50 W/W%
程度で十分である。
本発明に用いる温度は、使用する溶媒及び触媒により異
なるので、特に限定するものではないが、−10〜10
0℃、好ましくは0−90℃とりわけ20〜70℃で行
うのが好ましく、概ね01〜7時間程度で反応は完結す
る。
本発明において出発原料として使用する式(11の化合
物は、文献未載の新規物質であり、公知の4′−デメチ
ルーエビポドフィロトキシ7(M(特公昭43−646
9号公報参照)ヲW 料として、例えば次の反応経路を
経て合成することができる。
HR2 (■)            (V)(R1) (式中R1およびR2は前記に同じである。)即ち4I
−デメチル−エピポドフィロトキシン(IV)に不活性
溶媒中でジハロゲノ又はトリハロゲンアセチルクロライ
ド(R2C1)を反応させて得られる4′−ハロゲノア
セチル−4′−デメチルーエピポドフイロトキシン(V
)を、不活性溶媒中三フッ化ホウ素エチルエーテラート
の存在下、0℃より低い温度で4.6−0−エチリデン
−2,3−シー0−ハロゲノアセチル−β−D−グルコ
ビラノース(′VDと縮合させることにより化合物(I
)を得ることができる。
ここで化合物(■は新規化合物であり、公知の4.6−
o−エチリデン−1−0−ベンジルオキシカルボニル−
β−D−グルコビラノース(■を原料として、例えば次
の反応経路を経て合成される。
αす (式中R1は前記に同じである。) 即ち、4.6−0−エチリデン−1−〇−ペンリハロゲ
ノアセチルクロライドを反応させて得られる4、6−0
−エチリデン−1−0−ベンジルオキシカルボニル−2
,3−ジー0−ハロゲノアセチル−β−D−グルコビラ
ノースQ41Dを水素化分解することにより、化合物(
〜tI)を得ることができる。なお、水素化分解に際し
若干のα一体の生成は避げられないが、化合物(Vl)
は反応液からβ一体のみが選択的に結晶化してくるので
、α一体とβ−体の分離が容易であるという性質を有す
る。又、化合物(〜Dのβ一体は安定性が良好でα−体
への異性化がほとんどみられないので、長期間の保存か
可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ハロゲノアセチル基の除去が温和な条
件下で、しかも短時間に行われるため着色物などの副生
成物が少な(、化合物(III)からエトポシド(I)
を高収率で得ることができる。そのため、着色物の除去
などの反応終了後の精製も容易であり、例えば、反応液
にクロロホルム等の疎水性溶媒を加えて水洗し、溶媒を
留去した後再結晶を行うと純粋なエトポシドが得られる
本発明においてアルコール類を酢酸アンモニウム等の低
級脂肪酸のアンモニウム塩又は三級アミンの存在下に反
応させるか、アルコール類とアミン類又はアンモニアと
を併用する場合、反応は室温で短時間のうちに完結し、
溶媒を濃縮するだけでエトポシドが得られるので、反応
操作や反応後の後処理が容易であり工業的製法として極
めて有利な方法である。
特に後者の場合、反応は短時間で完結する。
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1゜ 4′−ジクロロアセチル−4’−テメfルーエピポドフ
ィロトキシン−β−D −2,3−ジー0−ジクロロア
セチル−4,6−0−エチリデン 六グルコシド(III) (Rt 、 R2= −CO
CHCl□)の製造 (a14’−ジクロロアセテルー、i/  yメチル−
エビホトフィロトキシン(v)(R2二COClIC1
2)4′−テメチルーエビポドフィロトキシン(IV)
 8 gをアセトン160 ml!に溶解し、ピリジン
3.2gを加えた後−5〜−10”Cに冷却する。これ
にジクロロアセチルクロライド4.1gを約1.5時間
かけて滴下し、更に0.5時間攪拌する。ついで、減圧
下にアセトンを留去し、得られた固体を1.2−ジクロ
ロエタン160m1に溶解した後水洗する。次いでこの
1,2−ジクロロエタン溶液を無水硫酸マグネシウムで
乾燥後減圧下に濃縮して化合物(V) (R2=−C0
CHCI2)9.5gを得た(収率93.4%)。
mp、207〜208°C ■几4太3540.1775,1600.1485゜1
235.1130□−1 (bl  4.6−0−エチリデン−1−0−ベンジル
オキシカルボニル−2,3−ジー0−ジクロロアセテル
ーβ−D−グルコヒ2ノースα冊(R,= C0CI−
ICI□) 4、6−0−エチリデン−1−0−ベンジルオキシカル
ボニル−β−D−グルコビラノース(¥ID 34.O
gを1,2−ジクロロエタン3 =L Omtlに懸濁
し、ピリジン23.7gを加えた後0〜5°Cに冷却す
る。これにジクロロアセチルクロライド32.4gを約
1時間かげて滴下した後、更に0.5時間攪拌を続ける
ついで反応液を水洗し有機層を無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後減圧濃縮して化合物Q/f) (& =−C
OCI−iclz ) 51.0 gを得た(収率90
,7%)。
m、p、 150〜151°C 工几シ鼎品1770,1255,1100,820CI
Ik(c)  4.6−0−エチリデン−2,3−ジー
〇−ジクロロアセチル−β−D−グルコビラノース(M
) (1’L、ニーcocFIct2)化合物cm(R
1= −C0CHCI2)10.0 gをアセトン50
m1に溶解し、パラジウム黒1.Ogを加えて一5〜1
0°Cで加圧下に水素化分解を行う。反応終了後触媒を
戸別し、溶媒を減圧下に留去する。残渣にジインプロピ
ルエーテル17 mlを加えて0℃迄全冷却後吸引濾過
て化合物(ト))(R+=−C0CIICI2)7.3
gを得た(収率95.9%)。
m、 p、133〜135°C IR,ν鼎:  3445.1775.1305.11
65゜1095.1005.815の (dl  4’−ジクロロアセチル−4′−デメチル−
エピポドフィロトキシン−β−D −2,3−ジー0−
ジクロロアセチル−4,6−0−エチリデングルコシド
(In) (R,、、& = −C0CHC12)化合
物(V) (n2= −COCI−IC12) 3.0
 g ヲ1.2−ジクロロエタン60 mlに溶解し、
ついで化合物(Vl) (R1= −COC1−1c1
2) 2.5 gを加えて一10℃に冷却する。三フッ
化ホウ素エチルエーテラート1.1gを約1.5時間か
げて滴下し、終了後更に0.5時間攪拌を続ける。ピリ
ジン0,8gを内温−5〜−10℃に保ちながら滴下し
た抜水を加えて洗浄する。
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に濃縮
し、残渣をメタノールから再結晶して化合物(in) 
(R1、R2=−C0CHCI2)4.4gを得た(収
率81.4%)。
rn、 p、 207〜208°C Ht  νKBr max  1880.1610,1490,12401
130.935.820m−’ 実施例2 4′−ジブロモアセチル−4’−7”メチル−エピポド
フィロトキシン−β−D−2.3−ジー0−ジグロモア
セチル−4,6−0−エチリデングルコシド(III)
 (R1,n2= −COCIIBr2)(a)  4
’−ジブロモアセチル−4’−テメfルーエビボドフィ
ロトキシ7 (V) (R2= C0CI−InF3)
4′−デメチルーエビポドフィロトキシ(IV)5.0
gを1.2−ジクロロエタン150 meに溶解し、ピ
リジン1,5gを加えた後−5〜−10℃に冷却する。
これにジブロモアセチルクロライド3.8gを約1.5
時間かけて滴下し、更に0.5時間攪拌する。ついで反
応液を水洗し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た後50 mlになるまで減圧濃縮することにより化合
物(V) (n2= −COCIIBrz )の1.2
−ジクロロエタン溶液を得た。
(bl  4.6−0−エチリデン−1−〇−ベンジル
オキシカルボニルー2.3−ジー0−ジグロモアセチル
ーβ−D−グルコヒラノース(’AID (R2=  
COCHBr、、 )4、6−0−エチリデン−1−〇
−ベンジルオキシカルボニルーβ−D−グルコビラノー
ス(資)5.1 g ヲ1.2−ジクロロエタン51m
1に懸濁しピリジン3.6gを加えた後0〜5℃に冷却
する。
これにジブロモアセチルクロライド7.8gを約1時間
かげて滴下した後更に30分間攪拌を続ける。ついで、
反応液を水洗し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
した後25m1になるまで減圧濃縮することにより化合
物αIID (L−COCII I3 r2)の1,2
−ジクロロエタン溶液を得た。
(C)  4,6−0−エチリデン−2,3−ジー〇−
ジグロモアセチルーβ−D−グルコビラノース(XA)
(R1=−C0CHBr2)(b)ノ化合物(MID 
(L =  C0CHBr2)の1,2−ジクロロエタ
ン溶液25 mlにパラジウム黒0.4gを加えて−1
0〜−5℃で加圧下に水素添加を行う。反応終了後触媒
を戸別し化合物(■)(几1=−COCHBr2)の1
.2−ジクロロエタン溶液を得た。
(dl  4’−ジブロモアセチル−4′−デメチル−
エピポドフィロトキシン−β−D −2,3−ジーO−
ジグロモアセチル−4,6−0−エチリデングルコシド
(In) (几+ 、 R2=−COCI−II3rz
)化合物(V) (R2= −COCI−I Br2)
の1,2−ジクロロエタン溶液25m1と化合物(M)
 (Rr =−COCHBlz)の1.2−ジクロロエ
タン溶液50 mlをあわせ一10℃に冷却する。三ツ
化ホウ素エチルニーテラー)2.8gを約1.5時間か
けて滴下し、終了後更に30分間攪拌を続ける。ピリジ
ン2.Ogを内温−5〜−10℃に保ちながら滴下した
抜水を加えて洗浄する。有機層を減圧下に濃縮し、残渣
をメタノールから再結晶すると化合物011)(R1,
R2=−COCI−IBr2)が得うレル。
実施例3 4′−ジクロロアセチル−4′−テメチルーエビポドフ
ィロトキシンーβ−D −2,3−ジー0−トリクロロ
アセチル−4,6−0−エチリデングルコシド(III
) (Rr = −COCCl、、几2=−COCHC
I□) (al  4.6−0−エチリデン−1−0−ベンジル
オキシカルボニル−2,3−シー0−)IJジクロロア
セチルβ−D−グルコビラノース0Ill)(R+= 
−C0CCl3)実施例17 (blにおいてジブロモ
アセチルクロライドの代りにトリクロロアセチルクロラ
イド3.5gを用いて化合物専D (R1= C0CC
l、)の1,2−ジクロロエタン溶液25 mlを得た
(bl  4.6−0− エチ+)デフ −2,3−0
−) 1.!クロロアセチルーβ−D−グルコビラノー
ス(■)(几+ =COCCI 3 )(alで得られ
た溶液25m1を用い、実施例17 (C1、!:、 
同4i K L −1(化合物OT) 01.=−CO
CClr)の1.2−ジクロロエタン溶1ffl 25
 mlを得た。
(C14’−ジクロロアセチル−4′−デメチルーエヒ
ホドフィロトキシンーβ−1)−2,3−ジー0−トリ
クロロアセチル−4,6−0−エチリデングルコシド(
■)(几、==−C0CCl3゜几2= −C0CCl
3) (b)で得られた溶液25 ml及び実施例16(at
で得られた化合物(V) (R2= −COCI(C1
2)を含む1,2−ジクロロエタン溶液50 mlを用
い、実施例16(d)と同様にすると化合物(Ill)
 (几s=  C0CCl3. R2=  C0CHC
12)が得られる。
参考例1 4′−ジクロロアセチル−4′−デメチル−エピポドフ
ィロトキシン−β−D−2.3−ジー0−ジクロロアセ
チル−4,6−0−エチリデングルコシド(l[) (
R,I、 R2ニーCOCII C!2 ) 1 g及
び酢酸アンモニウム1gをメタノール20meに溶解し
、室温で1.5時間橙拌するっ反応終了後メタノールを
10 mlまで濃縮し、冷却することによりエトポンド
の結晶0.55gを得た(収率86.1%)。
ここで得た結晶のTLCのI’(f値(シリカゲル、展
開溶媒クロロホルム:メタノール=9:1)、■几、N
MR及び旋光度は特公昭46−37837号の方法によ
り得られた物質のそれと同一であった。
m、p、 259〜260°C,Rf = 0.44参
考例2〜9 化合物(I[I)(R1,R2=  COCHCIz)
Igを次表の条件下で反応した後参考例1と同様に処理
してエトポシド結晶を得た。
参考例10 4′−ジクロロアセチル−4’−fメチル−エピポドフ
ィロトキシン−β−D −2,3−ジー0−ジクロロア
セチル−4,6−0−エチリテングルコシド(III)
 (Rt 、几2= −COCl−ICI2) 1 g
及び酢酸マグネシウム1gをメタノール20ml1!中
で4時間還流する。反応終了後メタノール乞留去し、ク
ロロホルム30m1を加えて水洗後無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。溶媒を減圧下に留去して残渣をメタノー
ルから再結晶してエトポンド結晶0.49gを得た(収
率76.7係)。
参考例11 参考例1において化合物CDI) (R1、It、2ニ
ーCOClIC+□)の代りに4′−ジブロモアセチル
−・1’−7’メチル−エピポドフィロトキシン−βD
  2,3−ジーO−ジグロモアセチル−4,6−〇−
エチリデングルコシド(III) (& 、 R2=−
COCIIDr2)を用いて参考例1と同様にして反応
を行ってエトポンド結晶!1.75を得た(収率64.
6係)。
参考例12゜ 化合物(III) (R,、R2=−C0CHCl2)
Igをメタノール20m1!に溶解した後ジエチルアミ
ン0.64gを加えて室温で10分間攪拌する。反応終
了後減圧下に各課を留去し、残渣にクロロホルム20m
eを加えて2N塩酸で中和、ついで水洗後無水硫酸マグ
ネ7ウムで乾燥する。
減圧下、にloml!まで濃縮してエトポンド結晶o、
s3g(収率83.1係)を得た。
参考例13゜ 参考例12においてジニチルアミンのかわりにジ−n−
プロピルアミン0.88gt用いて参考例12と同様に
して反応を行(・エトポシド結晶o、s1g(収率80
.0多)を得た。
参考例14゜ 化合物(III) (R1,R2=  C0CHCl2
 ) 1 gをアンモニアガス0.15gを溶かしてい
るメタノール20m1に加え、室温で30分間攪拌する
反応終了後減圧下に溶媒を留去し、残渣・【りロロホル
ム10m1を加えてエトポシド結晶0.54g(収率8
4.7係)を得た。
参考例15゜ 参考例12においてメタノールのかわりにジエチルアミ
ン20m1を用いて参考例12と同様にして反応を行い
エトポシドの結晶0.40g(収率62.7係)を得た
同様に参考例12においてメタノールのかわりにピリジ
ン20 mlを用いても同様に行うことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1及びR_2は同じか異なって−COCH
    X_2又はCOCX_3(Xはハロゲン原子を示す。)
    を示す。〕 で表わされる4′−ハロゲノアセチル−4′−デメチル
    エピポドフィロトキシン−β−D−2,3−ジ−O−ハ
    ロゲノアセチル−4,6−O−エチリデングルコシド。
  2. (2)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は−COCHX_2又は−COCX_3
    (Xはハロゲン原子を示す。)を示す。〕 で表わされるβ−D−グルコース。
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