JPS63118699A - 放射性廃棄物焼却炉 - Google Patents

放射性廃棄物焼却炉

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JPS63118699A
JPS63118699A JP26496886A JP26496886A JPS63118699A JP S63118699 A JPS63118699 A JP S63118699A JP 26496886 A JP26496886 A JP 26496886A JP 26496886 A JP26496886 A JP 26496886A JP S63118699 A JPS63118699 A JP S63118699A
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JP
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electric furnace
waste
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electric
radioactive
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JP26496886A
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佐藤 博夫
三戸 正康
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は放射性廃棄物焼却炉、特に放射性の可燃廃棄物
を良好に燃焼して確実・容易に廃棄する放射性廃棄物焼
却炉に関する。
[従来の技術] 放射性物質は医療、工業あるいは農業の各分野で広く利
用されており、例えば医学、生物学の分野では検査・実
験のトレーサとして用いられ、動物に注入適用されると
ともに、人体にも用いられる。
このような放射性物質の使用の際には、多くの放射性廃
棄物が発生することになるが、その廃棄物の許容放射線
量が法定され、廃棄状態において一定の放射線量以下と
しなければならないことになっており、現在ではその大
部分が一旦放射線遮蔽管としてのドラム缶などに保管さ
れてそのまま廃棄されている。
しかし、この廃棄物は年々増加しており、ドラム缶廃棄
では処理しきれなくなっている。また、医学、生物学で
の利用の場合には、生体が介在するため放射性汚染の外
に細菌汚染などによる複合汚染が問題となっており、こ
の細菌に対しては滅菌後にアルコール漬けをしたり、脱
水してミイラ化する方法等が採られている。
このような事情から、近年では焼却して廃棄することが
行なわれており、この焼却によれば廃棄物の減容化が図
られるとともに、細菌による汚染に対しても十分な滅菌
効果を得ることができるという利点がある。
この焼却を行う焼却炉としては、ガスや重油等を用いる
焼却炉と、電気ヒータにて被焼却物を加熱して焼却する
電気炉とに大別される。そして、前者のようにガスや重
油等を燃料とする場合は、焼却物以外に燃料がガス化す
るので廃棄ガスが大;になる欠点があり、従って廃棄ガ
スから放射性物質を回収する場合には、処理装置に負担
がかがるという問題があり、廃棄ガスの増量は極力押え
る必要が生じる。これに対し、後者の場合にはこのよう
な問題が生じないので放射性物質の燃焼炉としては電気
炉の方が有効である。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来の電気炉では、一つの炉にて複数の
廃棄物を燃焼しているため、特に動物廃棄物においては
不完全燃焼となる。また、燃焼中に廃棄物、動物廃棄物
でいえば内臓からの噴出ガスや漏出浦への小爆発・引火
が起こるため、不完全燃焼となる場合が多い。
このような場合には、発生する不完全ガスにより電気炉
の排気口や配管に放射性物質の付着汚染を生じさせたり
、また電気炉の排気気体中放射性物質の回収を行なう場
合には、この回収効果を低減させる。また、不完全燃焼
ガスの発生にて廃棄物の燃焼自体も影響を受け、廃棄物
の減容化にも支障が生じるという問題かあった。
そのほか、プラスチック廃棄物にあっては燃焼の際に高
熱を発生し、燃焼炉壁を損耗させるという問題もある。
発明の目的 本発明は前記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
その目的は、不完全燃焼をなくして放射性物質の回収を
良好に行うとともに、廃棄物の減容化を図ることのでき
る放射性廃棄物焼却炉を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、廃棄物役人口及
び残渣物取出し口を有し放射性廃棄物を焼却するために
複数個設けられた電気炉と、これらの電気炉を連結する
管であって電気炉内の瞬間的圧力によって噴出する燃焼
気体を放出しないように狭窄された狭窄管と、前記電気
炉のそれぞれのl、1度を燃焼気体の送給順に高くする
ように制御する制御器と、電気炉の排気口に接続され放
射性物質を回収する回収装置と、を有し、燃焼残渣物の
減容化を図るとともに放射性廃棄物を良好に殺菌して焼
却することを特徴とする。
[作用コ 以上の構成によれば、燃焼気体がその流れに沿って高温
に設定された電気炉に供給されるので、不完全燃焼ガス
は次段の電気炉にて更に燃焼され、段数の電気炉を通過
した不完全燃焼ガスは完全に燃焼される。従って、燃焼
ガスからの放射線物質の回収も良好に行うことができる
と同時に、不完全燃焼ガスは一つの電気炉に長時間滞留
することがないので、燃焼が促進され廃棄物を完全に燃
焼させることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
第1図には放射性廃棄物焼却炉の概略構成が示されてお
り、電気炉はセラミックの炉本体lo内に収容されてい
る。
本発明において特徴的なことは、複数の電気炉を設は狭
窄された狭窄管にて接続したことであり、実施例では三
段の電気炉、すなわち第1の電気炉12)第2の電気炉
14.第3の電気炉16が炉本体10内に収容され、そ
れぞれの電気炉12゜14.16には狭窄管18,20
.22が接続されている。そして、これらの電気炉12
,14゜16にはその外周にヒータ24.26.28が
設けられているが、実施例では狭窄管18,20゜22
にもその外周にヒータ32,34.36が設けられ、こ
れらのヒータの温度は図示されていない制御器にて制御
されている。
すなわち、三段の電気炉12,14.18は、燃焼ガス
の通過の順に従って高い燃焼温度になるように制御され
ており、第1の電気炉12は約700℃〜800℃、第
2の電気炉14は約900℃、第3の電気炉は約100
0℃に設定される。また狭窄管18.20.22ではガ
ス流れの上流に位置する電気炉の設定温度よりも高くな
るように、そのヒータ30,32.34の温度制御が行
われている。
焼却炉では狭窄管18,20.22が炉の温度より低く
なることにより、これら狭窄管内壁に不完全燃焼物が付
着することがある。本発明では電気炉の温度を順次高く
していることから狭窄管口体の温度も前段の炉温度より
高温となって、ある程度は付着を回避できるが、実施例
では不完全燃焼物の付着を完全に防止するために狭窄管
口体の温度も制御するものである。
また、第1の電気炉12の廃棄物投入口12aと空気流
入口12bとが外部に形成されるとともに、第3の電気
炉16の排気口16aが外部に引出し形成されている。
更に、第1の電気炉12には焼却対象の廃棄物を載置す
る受は皿36及びこの受は皿36をひつくり返す回転棒
38が設けられ、電気炉12の底部には燃焼後の残渣を
捨てる残渣排出口40が形成される。なお、最終の廃棄
口である狭窄管22の終端には放射性物質を回収する回
収装置42が接続されている。
本発明は以」二の構成から成り、以下にぞの作用を説明
する。
放射性廃棄物は、第1の電気炉12の廃棄物投入口12
aから受は皿36に投入され、この廃棄物はヒータ24
の加熱により 700℃〜800℃の温度にて燃焼され
る。なお、空気流入口12.bからは常に空気が流通し
ている。そして、このとき発生する燃焼ガスは狭窄管1
8を通過して第2の電気炉14に供給されるが、この狭
窄管18もヒータ30にて850℃前後に制御されてい
るので、不完全燃焼ガスをこの管内壁に付着させること
がない。
また、狭窄管18の内径は第1の電気炉12の内径より
も小さく形成されており、炉内で燃焼物の小爆発や引火
があっても炉内から急速に不完全燃焼ガスを噴出させる
ことがない。従って、電気炉内での燃焼を促進すること
ができる。
このようにして狭窄管18を通過した不完全燃焼ガスは
、順次節2の電気炉14と第3の電気炉16に供給され
、900℃に加熱された第2の電気炉14と、 1(1
00℃に加熱された第3の電気炉16と1両端に接続さ
れた電気炉の中間温度程度に加熱された狭窄管20及び
22とにより、上記と同° 様にして不完全燃焼ガスが
更に燃焼されることになる。従って、第3の電気炉16
の狭窄管22から排出される燃焼ガスは完全に燃焼され
た状態となる。
そして、この燃焼ガスは回収装置42に供給されるが、
この回収装置42には水洗浄器や力性ソーダを利用した
ものが用いられ、燃焼ガス中に含まれている放射性物質
を良好に回収してその他の気体だけを廃棄する。
一方、第1の電気炉12に投入されている放射性廃棄物
は、不完全燃焼ガスが直ぐに他の出来炉に供給されるの
で極めて効率良く燃焼され、例えば動物廃棄物1kgは
30分で完全燃焼して最終的には33gの残渣物にする
ことができる。従って、廃棄物の減容化が図られ更にド
ラム缶廃棄する場合にも極めて便利となる。
そして、この残渣物は回転棒38を回転させることによ
り残渣排出口40から外部に廃棄することができ、この
場合の廃棄物が許容線量以下であるときには、条件なし
で捨てることができる。また、廃棄物が許容線量以上で
あればドラム管に収容しなければならないが、本発明の
焼却炉にて減容化されているので、ドラム管廃棄処理自
体も削減できる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第2実施例は狭窄管を屈曲形成したことを特徴としてお
り、狭窄管18゛を第1の電気炉12の上側から第2の
電気炉14の下側に屈曲させながら接続するようにする
。このようにすれば、第1の電気炉12内での小爆発や
引火があっても炉内からの不完全ガスの噴出を十分に押
えることができ、良好に廃棄物の燃焼を行うことができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、複数の電気炉を
配置しこれらを狭窄管にて接続するようにしたので、放
射性廃棄物の不完全燃焼ガスを良好に燃焼させることが
でき、これにより燃焼残渣物の減容化と放射性物質の回
収を効率よく行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る放射性廃棄物焼却炉の第1実施例
を示す概略構成図、 第2図は本発明の第2実施例を示す概略構成図である。 10 ・・・ 炉本体 12 ・・ 第1の電気炉 14 ・・・ 第2の電気炉 16 ・・・ 第3の電気炉 18.20.22  ・・・ 狭窄管 24.26,28.30,32.34 ・・・ ヒータ 36 ・・・ 受は皿 40 ・・・ 残渣排出口 42 ・・・ 回収装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)廃棄物投入口及び残渣物取出し口を有し放射性廃
    棄物を焼却するために複数個設けられた電気炉と、これ
    らの電気炉を連結する管であって電気炉内の瞬間的圧力
    によって噴出する燃焼気体を放出しないように狭窄され
    た狭窄管と、前記電気炉のそれぞれの温度を燃焼気体の
    送給順に高くするように制御する制御器と、電気炉の排
    気口に接続され放射性物質を回収する回収装置と、を有
    し、燃焼残渣物の減容化を図るとともに放射性廃棄物を
    良好に殺菌して焼却することを特徴とする放射性廃棄物
    焼却炉。
  2. (2)特許請求の範囲(1)記載の焼却炉において、狭
    窄管にはヒータが設けられ、燃焼気体が供給される電気
    炉よりも高い温度に制御することを特徴とする放射性廃
    棄物焼却炉。
  3. (3)特許請求の範囲(1)、(2)記載の焼却炉にお
    いて、狭窄管は屈曲形成されていることを特徴とする放
    射性廃棄物焼却炉。
JP61264968A 1986-11-07 1986-11-07 放射性廃棄物焼却炉 Expired - Lifetime JPH0695156B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426839A (en) * 1977-08-02 1979-02-28 Osaka Soda Co Ltd Preparation of chlorinated polyethylene solution
JPS57145128U (ja) * 1981-03-06 1982-09-11
JPS58147700A (ja) * 1982-02-26 1983-09-02 藤田 和光 低レベル放射性小動物焼却処理機

Patent Citations (3)

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