JPS6311868Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311868Y2 JPS6311868Y2 JP7821682U JP7821682U JPS6311868Y2 JP S6311868 Y2 JPS6311868 Y2 JP S6311868Y2 JP 7821682 U JP7821682 U JP 7821682U JP 7821682 U JP7821682 U JP 7821682U JP S6311868 Y2 JPS6311868 Y2 JP S6311868Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- break
- duct
- side wall
- groove
- present
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 16
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は配線用ダクトに関する。
一般に、配線用ダクトにはダクト本体の側壁に
電線導出孔を形成するためのスリツト状開口部
と、その開口部の下端部を結ぶダクト長手方向の
折取溝が設けられており、必要に応じて開口部と
開口部で囲まれた側壁の一部分を折り取ることに
より電線導出孔を形成することができるようにな
つている。
電線導出孔を形成するためのスリツト状開口部
と、その開口部の下端部を結ぶダクト長手方向の
折取溝が設けられており、必要に応じて開口部と
開口部で囲まれた側壁の一部分を折り取ることに
より電線導出孔を形成することができるようにな
つている。
ところが、従来の配線用ダクト本体は全体が硬
質樹脂、例えば硬質塩化ビニールで形成されてい
たから、折取溝に沿つて側壁の一部を折取つたと
き、第1図に示すように、折取溝11の反対面
に、硬いとげ状の突起12が残ることが多く、電
線の絶縁被覆や作業者の手を傷つける欠点があつ
た。
質樹脂、例えば硬質塩化ビニールで形成されてい
たから、折取溝に沿つて側壁の一部を折取つたと
き、第1図に示すように、折取溝11の反対面
に、硬いとげ状の突起12が残ることが多く、電
線の絶縁被覆や作業者の手を傷つける欠点があつ
た。
本考案の目的は、側壁の折取り後に硬い突起が
残らず、電線の絶縁被覆や人体に損傷を与えるお
それのない安全な配線用ダクトを提供することに
ある。
残らず、電線の絶縁被覆や人体に損傷を与えるお
それのない安全な配線用ダクトを提供することに
ある。
以下、本考案の構成を実施例により説明する。
第2図に本考案実施例の斜視図を示し、第3図
に要部拡大断面図を示す。
に要部拡大断面図を示す。
樋形ダクト本体1の左右両側壁2A,2Bには
電線導出孔を形成するためのスリツト状開口部3
…3が所定間隔ごとに形成され、その開口部3…
3の下端部を結ぶ折取溝4A,4Bが両側壁内面
に設けられている。この折取溝4A,4Bの反対
面、すなわち両側壁外面開口部下端部を結ぶ部分
には、第3図に拡大図で示すように、軟質塩化ビ
ニール等の軟質樹脂層5A(又は5B)がダクト
本体1と一体成型され、その結果、硬質樹脂より
成る本体部分との間に接合面6を形成している。
電線導出孔を形成するためのスリツト状開口部3
…3が所定間隔ごとに形成され、その開口部3…
3の下端部を結ぶ折取溝4A,4Bが両側壁内面
に設けられている。この折取溝4A,4Bの反対
面、すなわち両側壁外面開口部下端部を結ぶ部分
には、第3図に拡大図で示すように、軟質塩化ビ
ニール等の軟質樹脂層5A(又は5B)がダクト
本体1と一体成型され、その結果、硬質樹脂より
成る本体部分との間に接合面6を形成している。
本考案における軟質樹脂層5A又は5Bの厚み
tは、0.2mmないし0.5mmの範囲が実用上好まし
い。この厚みが0.2mm未満では、ひげ状突起が硬
質樹脂部分から発生するので好ましくなく、ま
た、厚みが0.5mmをこえると、折取りが困難にな
つて好ましくない。また、幅Lは接合面6の接合
強度等により適宜決定される。
tは、0.2mmないし0.5mmの範囲が実用上好まし
い。この厚みが0.2mm未満では、ひげ状突起が硬
質樹脂部分から発生するので好ましくなく、ま
た、厚みが0.5mmをこえると、折取りが困難にな
つて好ましくない。また、幅Lは接合面6の接合
強度等により適宜決定される。
本考案は、折取溝が側壁の外面に刻設されたダ
クトについては、軟質樹脂層を側壁の内面に付加
することにより実施される。
クトについては、軟質樹脂層を側壁の内面に付加
することにより実施される。
次に、本考案品の製法について説明する。
硬質樹脂のダクト本体の長尺物を連続成型して
ゆくとき、軟質樹脂層を同時並行的に連続成型し
ながらダクト本体の所定場所に接合し、その後、
スリツト状開口部3を順次切削形成する。樹脂の
冷却により硬質樹脂と軟質樹脂とが完全に接合さ
れて一体物となり、両者の離脱はおこらない。他
の製造方法として、軟質樹脂層を接着剤を用いて
接着してもよい。
ゆくとき、軟質樹脂層を同時並行的に連続成型し
ながらダクト本体の所定場所に接合し、その後、
スリツト状開口部3を順次切削形成する。樹脂の
冷却により硬質樹脂と軟質樹脂とが完全に接合さ
れて一体物となり、両者の離脱はおこらない。他
の製造方法として、軟質樹脂層を接着剤を用いて
接着してもよい。
本考案品の側壁の一部分を折取溝により折取る
とき、ダクト本体1の硬質樹脂部分が引張破壊さ
れてゆく間は、未破壊部分が残つているので、第
3図にFで示すように、常に側壁面と平行かつ折
取溝で規定される断面Kと垂直な方向に引張力F
が作用するから、破断が力Fと垂直な面に沿つて
進行する。そして、軟質樹脂部分に破壊が進行す
ると、もはや未破壊部分が少く確とした曲げ中心
が存在しなくなり、第4図に示すように、とげ状
突起7の生ずることがある。しかし、このような
突起7は軟質であるから電線の絶縁被覆又は人体
に何らの損傷も与えない。
とき、ダクト本体1の硬質樹脂部分が引張破壊さ
れてゆく間は、未破壊部分が残つているので、第
3図にFで示すように、常に側壁面と平行かつ折
取溝で規定される断面Kと垂直な方向に引張力F
が作用するから、破断が力Fと垂直な面に沿つて
進行する。そして、軟質樹脂部分に破壊が進行す
ると、もはや未破壊部分が少く確とした曲げ中心
が存在しなくなり、第4図に示すように、とげ状
突起7の生ずることがある。しかし、このような
突起7は軟質であるから電線の絶縁被覆又は人体
に何らの損傷も与えない。
第1図は本考案の目的を説明する図である。第
2図は本考案実施例を示す斜視図、第3図は第2
図の要部拡大断面図、第4図は第3図に示す実施
例の作用説明図である。 1……ダクト本体、2A,2B……側壁、3…
…電線導出孔、4A,4B……折取溝、5A,5
B……軟質樹脂層、6……接合面。
2図は本考案実施例を示す斜視図、第3図は第2
図の要部拡大断面図、第4図は第3図に示す実施
例の作用説明図である。 1……ダクト本体、2A,2B……側壁、3…
…電線導出孔、4A,4B……折取溝、5A,5
B……軟質樹脂層、6……接合面。
Claims (1)
- 樋形ダクト本体の側壁に電線導出孔を形成する
ための開口部と、その開口部の端部を結ぶ折取溝
が設けられたダクトにおいて、上記折取溝の反対
面に軟質樹脂層を接合したことを特徴とする配線
用ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7821682U JPS58179813U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 配線用ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7821682U JPS58179813U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 配線用ダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58179813U JPS58179813U (ja) | 1983-12-01 |
JPS6311868Y2 true JPS6311868Y2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=30087447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7821682U Granted JPS58179813U (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 配線用ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58179813U (ja) |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP7821682U patent/JPS58179813U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58179813U (ja) | 1983-12-01 |
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