JPS63118537A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガスコンロ、電気コンロ等の加熱調理器に関
するものである。

従来の技術 従来この種の加熱調理器はガスコンロで代表されガスコ
ックを回転させて、又は、ガス弁を開閉させて火力制御
を行っている。第８図、第９図は。

左側と、右側にガスバーナ１．２を備え、そしてこれら
の間に魚焼き等に利用するグリル部３を設けている。そ
して前面操作部に手動用のツマミ４゜５．６を回転操作
してそれぞれのガスコック７を開閉し、左ガスバーナ１
、グリル部ａ、右ガスバ−ナ２の点火、消火とガス流量
調節をしていた。

また、第１０図、第１１図は、ツマミの変りに点火及び
消火用のブツシュボタン４，５．６を押す操作によりガ
ス弁７を開閉し、スライドボタン８．９，１０で開度、
を変化させてガス流量を調節していた。なお、１１は外
装ケースの操作用前板、１２は天板、１３は五徳、１４
はグリｌｖ扉、１５はそのツマミ、１６はグリル部３の
排気口である。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、ツマミやボタンを
回転させたり、押したり、スライドさせたりしてコック
や弁を開閉してガス流量調節をするので操作が非常に煩
雑で、かつ火力制御が大変であった。

さらに、操作用前板に設けたツマミやボタンの操作用の
開口が設けられ、そこで、油汚れや煮汁によりゴミが付
着し、嵌合部で固着したりして操作困難をきたしていた
。

まだ、操作部の掃除をしようとしてもツマミやボタンが
突出していて容易に拭くことができないという問題点を
有していた。

本発明はかかる従来の問題を解消するもので。

加熱調理器の操作を簡便化しタッチ操作により各種調理
の自動化を図シ、同時に、操作困難になる事を防止し、
掃除をやシ易くすることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の加熱調理器は、加
熱手段の加熱シーケンスを制御する浦号を送る電子制御
部と、この電子制御部からの信号により加熱手段への加
熱量を制御する熱量制御部と、電子制御部へ制御条件を
入力するキーボードとを備え、外装ケースのケース前板
の内側に前記キーボードと表側に操作板を取付けて、タ
ッチ操作で各種制御条件を入力できる操作部を備えたも
のである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、キーボードをタッチ操
作して加熱手段のオン・オフ、熱量調節。

各種調理シーケンスの指定等の信号を電子制御部に入力
すると、電子制御部の働きによって各種調理の自動化を
図シ、しかも、操作板でケース前面を覆っているのでツ
マミ類の突出がなく掃除が−拭ででき油汚れで操作不良
になることも生じないものである。

実施例 以下、本発明の加熱調理器をガスコンロに応用した実施
例を第１〜第７図にしたがい説明する。

第１図は本発明の加熱調理器を示し、１７は横長の器具
本体で、天板１８上に左と右のコンロ１９゜２０が並設
されている。グリル部２１は左コンロ１９の下部、器具
本体１７の左片端によせて設けている。前記グリル部２
１は、器具本体の前面に調理物の出し入れを行なうツマ
ミ２２付の扉２３を設け、かつ燃焼ガスの排気孔２４を
天板１８の後方中央部に開孔している。操作部２５はグ
リル部２１と所定巾Ｗの断熱部２６を介して器具本体１
７の右側端によせだ位置にある。第２図は第１図■−■
断面であり操作部２５を示している。操作部２５は、キ
ーボード、ケース前板、操作板から構成され２５＆はキ
ーボードであシ、複数個の入力感知のだめのスイッチ２
５ｂや表示のだめのＬＥＤ等が取付けられ、スペーサ２
５ｄによりケース前板２５ｅに取付けられる。ケース前
板２５ｅは上方部に軒部２５ｆと操作を容易にするだめ
の傾斜部２５ｇとにより形成している。さらに。

ＬＥＤ２５ｃや表示管等の開口２５ｈやキーボード２５
＆のそれぞれのスイッチ２５ｂと対応して第３図に示す
よう渦状の切欠部２５ｉを形成している。２５１はケー
ス前板２５ｅの傾斜部２５ｇの表面を覆い操作の表示を
したポリエステルフィルムのような弾力性シートからな
る操作板である。

第４図は操作部２５を構成する操作板２５ｉの拡大図で
あり、左右のコンロ１９．２ｏおよびグリル部２１のガ
ス供給、停止、そしてガスの流量制御を行なう、ガス制
御部５３（詳細は後述する。）を制御するマイクロコン
ビーータ等を含む電子制御部６２への制御条件を入力す
る複数のキー等を備えている。前記キーボードは左右の
コンロ１９．２０およびグリル部２１がそれぞれ、点消
火キー２７．２８．２９、火力穴調節キー２７ａ、２８
ａ、２９ａ、火力調節キー２７ｂ、２８ｂ、２９ｂがあ
り、燃焼表示ランプ２７ｃ、２８ｃ、２９ｃは左右ノコ
ンロ１９．２０及びグリル部２１の燃焼表示、及びガス
の流量の大小（火力の大小）の表示を兼ねたキーボード
２５ａの表示ランプが操作板２５ｉを通して見えるよう
になっている。前記燃焼表示ランプ２７ｃ、２８ｃ、２
９ｃは各々、複数個のＬＥＤから構成され、左コンロを
例に上げるとガス流量調節中（火力穴から火力小）の範
囲を５段階に制御すべく、剰め、ガス制御部５３、電子
制御部６２に、制御火力段階を定め、火力が最大の時、
燃焼表示ランプ２７ｃはランプ５個点灯、火力が最小の
時、燃焼表示ランプ２７ｃはランプが１個点灯、燃焼停
止時にはランプは消灯させる。右コンロ部２０には自動
調理機能を有し、自動炊飯キー３０．自動沸騰検知キー
３１，３２．３３．３４．３５、自動温度調節キー３６
、温度設定ツマミ３７、時計を兼ねた調理タイマー表示
部３８（キーボード２５ａの表示管が見えるようになっ
ている）、限時報知選択キー３９、限時自動消火キー４
０、時間合せキー４１．４２、時計合せキー４３で構成
されている。通電スイッチ４４は、器具本体１７０ケー
ス前板２５ｅに設け、子供のいたずら使用の防止、省電
を目的とし、運転ランプ４５（キーボード２５ａ上のＬ
ＥＤが見えるようになっている。）は１通電状態を示す
ランプである。

第５図は、ガス及び電気回路図である。左コンロ１９の
左バーナ４６．グリル部２１のバーナ４７゜右コンロ２
０のバーナ４８には、各々燃焼検知用センサ４６ａ、４
７ａ、　４ｅａ、点火放電電極４６ｂ、４７ｂ、４８ｂ
を有し点火放電電極４６ｂ％４７ｂ、４８ｂは、電子制
御部６２から供給される点火器６３に接続されている。

右コンロ２０には鍋底タッチ式の温度センサ４９を設け
ている。

以降カス制御部５３については各コンロ１９．２０、グ
リ）し部２１とも同じ構造なので一例をもって説明する
。右コンロバーナ４８の混合管部５０には。

ノズ／ｌ’５１が設ケラれ右コンロ２０のバーナ４８に
供給されるガスの最大流量の制御を行なっている。ノズ
／ｖ５１はガス管５２によりガス制御部５３に結合され
ている。

ガスはガス人口５４を通シ電研弁５５を通って右コンロ
バーナ４８に入ってくる。ガス制御部５３には、ガス流
量制御板５６と、回転することによりガスの流量調節を
行なう流量制御体５７と、流量制御体５７０回転角度を
検出するエンコーダ５８およびモータ５９から構成され
電子制御部６２と、リートセンＢｏａ、６０ｂにて結合
されている。

したがって、キーボード２５０点火キー２９を押すこと
により制御信号が電子制御部６２に入力されそしてこの
電子制御部６２からの信号によりモータ５９が回転し、
エンコーダ５８で示す角度広自動的に流量制御体５７が
回転するとともに電磁弁５５が開くことにより所定のガ
ス流量が右コンロバーナ４８に供給されることになる。

電磁弁５５は、モータ５９．エンコーダ５８、リード線
Ｂｏａ、６０ｂ等の故障、断線等のトラブル発生時又停
電等で電源が供給されず、制御不能となる時の為、ガス
遮断を行なう事を目的とした安全対策を施こしたもので
ある。第６図は、右コンロ２゜上にのせた鍋６４の鍋底
の温度を検知する温度センサ４９を右バーナ４８に設け
そして調理の出来上シ確認や異常高温を検出し天プラ火
災防止の信号を電子制御部６２に送りそしてモータ５９
を回転させて流量制御体５７を閉じる事も出来る。また
、温度センサ４９で調理物の温度信号を電子制御部６２
に入力しながら電子制御部６２に備えたマイクロコンピ
ュータ（図示はしていない）により各種調理の加熱シー
ケンス制御を可能としている。従って１元来コンロでは
各種の調理を経験と勘で行なって調理の出来映えも個有
のバラツキがあったが、電子制御部６２の加熱シーケン
スにより調理ノウハウを組込み自動化を図った加熱調理
器を提供できるもので第７図にブロック図で示した。

電子制御部６２内には、前述したガス制御部５３と点火
器６３を制御するガス制御部制御手段６２ｈ。

操作部２５のキーボード２５ａからの入力信号及ひキー
ボード２５＆への表示用信号を出力する為のキー人力受
付１衷示制御及び調理種類判定手段６２ｂ、タイマ制御
手段６２Ｃ１調理物の入った鍋６４の鍋底温度を検知す
る鍋底タッチ式温度センサ４９からの電圧をデジタ／Ｌ
／＠号に変換するＡ／Ｄ変換手段６２Ｄ、前記Ａ　／　
Ｄ変換手段を通った信号結果によって、異常高温（天プ
ラ火災防止）や温度センサ４９の断線状態等を判断する
温度異常感知手段６２Ｅ、同じく、前記Ａ／Ｄ変換手段
を通った信号結果に、調理目的に合った温度時間、火力
を制御すべく、調理の種類別に制御シーケンスを保有す
る調理判定手段６２Ｆを備えている。又、右バーナ４８
の燃焼状態を検知する右コンロ用熱電対４９ａの熱起電
力の状態を知り、生ガス防止を行なう、生ガス防止感知
手段６２Ｇを備えている。上記の如く電子制御部内には
調理目的、安全性等に於いて従来コンロ例では見られな
い各種の手段を取り入れた自動化した加熱調理器を提供
しようとするものである。

上記実施例に於いて、操作部２５０点火キー２９を押す
と電子制御部６２に信号が入力される。そして電子制御
部６２からガス制御部５３に信号が送られ、モータ５９
が回転し同時に電磁弁５５が開き、モータ５９の回転に
連動して流量制御体５７エンコーダ５８も回転する。そ
して流量制御体５７の回転角とガス流量制御板５６によ
って定められたガス流量がノズ／Ｌ’５１を通って右コ
ンロバーナ４８に供給される。そしてこのガスは一方の
電子制御部６２からの信号で動作した点火器６ａに結線
された放電電極４８ｂの火花で点火され、燃焼するもの
である。そして火力調節しだい時例えば火力を絞シたい
時は火力調節キー２９ｂを押すとその制御信号が電子制
御部６２に入力され、一方流量制御体５７の今までの回
転角度はエンコーダ５８により検出されて、電子制御部
６２に知らされているが、この角度検出は、火力小に絞
った角度と異なるので、これを確認した電子制御部６２
から信号がモータ５９に送られて火力小になる所定角度
に流量制御体５７をモータ５９が回転させて火力を小に
調節するものである。もちろん流量制御体５７が所定位
置まで回転すればモータ５９への通電がとまるものであ
る。

サラニ右コンロバーナ４８の消火をする時には点消火キ
ー２９を押せば上記したと同様に、電子制御部６２、モ
ータ５９と信号が伝わシそしてエンコーダ５８からの流
量制御体５７の位置の信号が電子制御部６２に入ってい
るので、流量制御体５７を所定の位置迄回転せしめ、ガ
スを止めるものである。

上記実施例の説明では、点火、消火、火力調節の説明を
行なったが、このようにガス流量の開閉、調節を全て電
気的に行なっているので、操作部２５のキーボード２５
ａで調理の種類を指定すれば適切な加熱シーケンス制御
ができる。

その一つは自動炊飯機能である。これはコンロで自動炊
飯を行ないおいしいご飯を手軽に炊ける手段を組込んだ
ものである。洗米して水加減を行なった米を鍋に入れ、
右コンロ２０にのせ、点／消火キー２９を押し続いて炊
飯キー３０を押すのみでおいしいご飯（白飯や炊込ご飯
が炊き上る。

なお、炊飯キー３０を繰返して押す事により白飯と炊込
御飯が選択できる。その一つは温度調節機能である。フ
ライパンを右コンロ２０にのせ、点／消火キー２９を押
し続いて温度調節キー３６を押す。その後温度調節ツマ
ミ３７で目的とする温度に合わせる。このとき、目的温
度になるよう火力を強火・刺入で制御される。

また、再度、温度調節キー３６を押すと天ぷら温度自動
制御機能となる。第６図に示す如く、温度センサ４９の
検出温度と油の温度４９ａとの差が、鍋の材質、鍋厚さ
、油量等によって異なる。

天ぷらの最適温度にツマミ３７で温度をセントすれば、
油の温度４９ａがその最適温度に制御されるよう補正さ
れて、その温度を維持するよう火力制御する。

ソノ−つは沸騰検知機能である。鍋の右コンロ２０にの
せ点／消火キー２９を押し、自動沸騰検知キー３１〜３
５を押すと、自動的に沸騰温度を検出して、沸騰後の火
力を変更（例えば、消火や刺入）できるようしている。

その一つは調理タイマ機能である。調理タイマ３８を使
用する時は、お知らせキー３９（時間がくれば報知する
のみ）、カットキー４０（時間がくれば報知し自動消火
する）のいずれかのキーを選択し押す。続いて、時キー
４１、分キー４２で目的とする調理時間に合わせる。

これにより、点／消火キー２９を押した時は、スタート
からの時間で、温度調節キー３６や自動沸騰検知キー３
２〜３５を押した時は目的温度や沸騰温度に到達したと
きからの時間で作動されるようなっている。

なお、それぞれの調理キーには、それぞれランプがつい
ておシセット状態が表示されるようなっておシ、これら
の自動調理機能の制御はプログラムされ、電子制御部６
２にメモリーされている。

（この制御内容の詳細な説明は省略した。）次に、操作
部２５は、ケース前板２５ｅの内側にキーボード２５１
１を取付け、表面を操作板２５ｉで覆って、さらに操作
板２５】とケース前板２５ｅの弾性によって軽いタッチ
操作で簡便に各種の調理キーの内容をキーボード２５ａ
に入力できて制御され、ツマミ類の突出がないので操作
部２５の操作不良が生じなく、掃除も一拭で容易になる
という効果がある。

発明の効果 以上のように本発明の加熱調理器によれば次の効果が得
られる。

（１）操作部で所望の調理キーをタッチ操作で押すこと
により簡単にセットでき、温度センサと電子制御部によ
り熱量制御部を動作させ、加熱手段の熱量を制御して、
自動調理が可能とな、！ｌｌｌ極めて便利性の高い加熱
調理器となる。

Ｃ２）操作部は操作板で覆われているので、従来のよう
にツマミ類の突出や嵌合部がないので油汚れや煮こぼれ
による固着で操作不良がまったく生じなく、汚れがでて
も一拭で掃除ができるという優れた利点がでる。

（３）操作部は、ケース前板で上方部に軒部を形成し、
操作板の部分を傾斜させているので、軒部で煮こぼれ等
を防止し、傾斜によってタッチ操作が容易となる。

（４調理器として、２０コンロやグリルのように複数の
加熱手段を有する場合は、−枚のキーボードに、それら
の入力スイッチを取付けて、器具前面の片側に寄せて操
作部を設けるので製作コストが安借となシデザインもシ
ンプルとなり外観イメージの向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の加熱調理器をガステープル
に応用した斜視図、第２図は第１図の■−■線の断面図
、第３図は操作部のケース前板に形成した切欠部の拡大
図、第４図は操作部の操作板を拡大した正面図、第５図
はガス、電気回路のを示したブロック図、第８図、第１
０図は従来例のガステープルの斜視図、第９図、第１１
図は第８図、第１０図のＩＸ−ＩＸ線およびＸｌ−Ｘ１
線の断面図である。 ２５・・・・・・操作部、２５ａ・・・・・・キーボー
ド、２５ｂスイツチ、２５ｅ・・・・・・ケース前板、
２５ｆ・・・・・・軒部、２５１・・・・・・切欠部、
２５ｇ・・・・・傾斜部、２５１・・・・・操作板、４
６．４７．４８・・・・・バーナ（加熱手段）、４９・
・・・・温度センサ、５３・・・・・・ガス制御部（熱
量制御部）、６２・・・・・・電子制御部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図　　　　　　　　あ−を１ あｄ 第　３　図　　　　　　　　　　　　　　２５ムー７欠
“陥第４図 ４−バーナ 第８図 第１０図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外装ケース上面に調理物を加熱する加熱手段と、
   前記加熱手段の加熱シーケンスを制御する信号を送る電
   子制御部と、前記電子制御部からの信号により前記加熱
   手段への加熱量を制御する熱量制御部と、外装ケース前
   面には前記熱量制御部に前記電子制御部を介して制御条
   件を入力するキーボードと、調理物の温度を検出して前
   記電子制御部へ温度信号を入力する温度センサとを有し
   、前記キーボードには複数個の入力感知のためのスイッ
   チを設け、前記キーボードのそれだれのスイッチと対応
   して切欠部を備えて弾性状となしたケース前後の内側に
   前記キーボードを配し、前記ケース前後の表側には操作
   の表示を示した弾力性シートからなる操作板を取付け、
   前記キーボードと前記ケース前板と前記操作板とでタッ
   チ操作により制御条件を入力できるようにした操作部を
   設けた加熱調理器。
2. （２）ケース前面のケース前板は、上方部に軒部を設け
   、操作板を取付けた操作部を傾斜させた特許請求の範囲
   第１項記載の加熱調理器。
3. （３）複数個の加熱手段を備えても、キーボード板を一
   枚で形成してケース前面の一方側に操作部を配設した特
   許請求の範囲第１項記載の加熱調理器。