JPS6311848B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311848B2 JPS6311848B2 JP56041394A JP4139481A JPS6311848B2 JP S6311848 B2 JPS6311848 B2 JP S6311848B2 JP 56041394 A JP56041394 A JP 56041394A JP 4139481 A JP4139481 A JP 4139481A JP S6311848 B2 JPS6311848 B2 JP S6311848B2
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- Japan
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- circuit
- output
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- hold circuit
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000009993 protective function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、電力系統を保護する保護継電器に
関する。
関する。
従来、この種の継電器として、系統電流を90゜
間隔でサンプリングし、連続する2つのサンプリ
ング値をそれぞれ2乗し、加算し、これによつて
得た値を整定値と比較して過電流の検出を行うも
のがあつた。図を用いて説明すると、第1図に示
すように、系統電流をi=I0sinωtとし、これを
一定の周期hでサンプリングすると、時刻t0にお
いて、 it0=I0sinωt0 ……(1) hを電気角で90゜とすると、時刻t0−hにおい
て、 it0-h=I0sinω(t0−h)=−I0cosωt0……(2) (1)及び(2)式から i2 t0+i2 t0-h=I0 2sin2ωt0+(−I0)2cos2ωt0 =I0 2(sin2ωt0+cos2ωt0)=I0 2 ……(3) (3)式は、連続する2つのサンプリング値をそれ
ぞれ2乗して加算したものが系統電流iの最大値
I0の2乗に等しくなることを表わす。
間隔でサンプリングし、連続する2つのサンプリ
ング値をそれぞれ2乗し、加算し、これによつて
得た値を整定値と比較して過電流の検出を行うも
のがあつた。図を用いて説明すると、第1図に示
すように、系統電流をi=I0sinωtとし、これを
一定の周期hでサンプリングすると、時刻t0にお
いて、 it0=I0sinωt0 ……(1) hを電気角で90゜とすると、時刻t0−hにおい
て、 it0-h=I0sinω(t0−h)=−I0cosωt0……(2) (1)及び(2)式から i2 t0+i2 t0-h=I0 2sin2ωt0+(−I0)2cos2ωt0 =I0 2(sin2ωt0+cos2ωt0)=I0 2 ……(3) (3)式は、連続する2つのサンプリング値をそれ
ぞれ2乗して加算したものが系統電流iの最大値
I0の2乗に等しくなることを表わす。
しかし、系統電流iの周波数が変化してしま
い、サンプリング周期が第2図に示すようにその
電気角が90゜に対応しなくなると、(3)式の関係は
もはや成立しない。
い、サンプリング周期が第2図に示すようにその
電気角が90゜に対応しなくなると、(3)式の関係は
もはや成立しない。
例えば、系統電流iの周波数が定格周波数の1/
2になつたとすると、時刻t0より1サンプル前の
時刻t0−hでの電気角は45゜になるから 従つて、(1)式と(4)式をそれぞれ2乗して加算し
ても(3)式の関係は得られない。つまり、周波数が
変化した場合(発電機は周波数0(停止)から定
格周波数の2倍(ランナウエイ)まで変化し得
る。)は、(3)式による判定は不正確なものとなる。
2になつたとすると、時刻t0より1サンプル前の
時刻t0−hでの電気角は45゜になるから 従つて、(1)式と(4)式をそれぞれ2乗して加算し
ても(3)式の関係は得られない。つまり、周波数が
変化した場合(発電機は周波数0(停止)から定
格周波数の2倍(ランナウエイ)まで変化し得
る。)は、(3)式による判定は不正確なものとなる。
しかし、従来の保護継電器は、隣り合う2つの
サンプリング値を基づき前述のような過電流の判
定を行うので、周波数が大きく変化する発電機等
に対して適正に機能し得ない欠点があつた。
サンプリング値を基づき前述のような過電流の判
定を行うので、周波数が大きく変化する発電機等
に対して適正に機能し得ない欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、検出対象の周波数
が変化しても精度の良い判定による保護機能が得
られる保護継電器を提供することを目的とする。
去するためになされたもので、検出対象の周波数
が変化しても精度の良い判定による保護機能が得
られる保護継電器を提供することを目的とする。
以下、この発明の一実施例を第3図を参照して
説明する。保護対象より検出された系統電流i
は、折り返し誤差対策用のアナログ・フイルタ1
を通した後、サンプル・ホールド回路2に入力さ
れ、所定の周期でサンプリングされる。サンプ
ル・ホールド回路2の出力は、アナログ・デジタ
ル変換器3に入力され、デジタル信号に変換され
た後、入力回路4に供給される。入力回路4は、
入力されたデジタル信号のレベル変換をし、演算
処理回路5に供給する。演算処理回路5は、(10)式
の右辺の演算を行い、次いで(10)式の左辺の整定値
より大きいか否かの比較をし、その結果が大なら
ば出力回路6を経て外部に動作出力を供給し、保
護対象に保護動作を実行する。サンプル・ホール
ド回路2〜出力回路6の動作を制御するために制
御回路7が設けられている。
説明する。保護対象より検出された系統電流i
は、折り返し誤差対策用のアナログ・フイルタ1
を通した後、サンプル・ホールド回路2に入力さ
れ、所定の周期でサンプリングされる。サンプ
ル・ホールド回路2の出力は、アナログ・デジタ
ル変換器3に入力され、デジタル信号に変換され
た後、入力回路4に供給される。入力回路4は、
入力されたデジタル信号のレベル変換をし、演算
処理回路5に供給する。演算処理回路5は、(10)式
の右辺の演算を行い、次いで(10)式の左辺の整定値
より大きいか否かの比較をし、その結果が大なら
ば出力回路6を経て外部に動作出力を供給し、保
護対象に保護動作を実行する。サンプル・ホール
ド回路2〜出力回路6の動作を制御するために制
御回路7が設けられている。
次に式を用いて動作を説明する。系統電流i
は、正常状態においてi=I0sinωtで変化をし、
アナログ・フイルタ1を介してサンプル・ホール
ド回路2に入力されてサンプリングされる。サン
プル・ホールド回路2の出力は、アナログ・デジ
タル変換器3によりデジタル信号に変換され、入
力回路4を介して演算処理回路5に入力される。
は、正常状態においてi=I0sinωtで変化をし、
アナログ・フイルタ1を介してサンプル・ホール
ド回路2に入力されてサンプリングされる。サン
プル・ホールド回路2の出力は、アナログ・デジ
タル変換器3によりデジタル信号に変換され、入
力回路4を介して演算処理回路5に入力される。
いま、サンプリング周期をhとしたとき、時刻
t0−h)、t0−hにおいてサンプリングされた3
個の系統電流it0-h、it0、it0+hは、次の(5)式、(6)式
及び(7)式のようになる。
t0−h)、t0−hにおいてサンプリングされた3
個の系統電流it0-h、it0、it0+hは、次の(5)式、(6)式
及び(7)式のようになる。
it0-h=I0sinω(t0−h) ……(5)
it0=I0sinωt0 ……(6)
it0+h=I0sinω(t0+h) ……(7)
また、
{it0+h+it0-h}2=I2 0{sinω(t0+h)+sinω(t0
−h)}2=I2 0{2sinωt0cosωh}2=4i2 t0cos2ωh…
…(8) {it0+h−it0-h}2=I2 0{sinω(t0+h)−sinω(t0
−h)}
2 =I2 0{2cosωt0sinωh}2=4I2 0cos2ωt0sin2ωh =4I0 2(1−sin2ωt0)sin2ωh=4{I2 0
−i2 t0}2 sio〓h……(9) sin2ωh+cos2ωh=1なので、(8)及び(9)式より {it0+h−it0-h}2/4{I2/0−i2/t0}+{it0+
h+it0-h}2/4i2/t0=1 従つて、 I0 2=4it0 2{it0+h・it0-h−i2 t0}/{it0+h+it0
-h}2−4i2 t0……(10) (10)式は、系統電流iの最大値I0の2乗値が周波
数に無関係なものであることを示す。
−h)}2=I2 0{2sinωt0cosωh}2=4i2 t0cos2ωh…
…(8) {it0+h−it0-h}2=I2 0{sinω(t0+h)−sinω(t0
−h)}
2 =I2 0{2cosωt0sinωh}2=4I2 0cos2ωt0sin2ωh =4I0 2(1−sin2ωt0)sin2ωh=4{I2 0
−i2 t0}2 sio〓h……(9) sin2ωh+cos2ωh=1なので、(8)及び(9)式より {it0+h−it0-h}2/4{I2/0−i2/t0}+{it0+
h+it0-h}2/4i2/t0=1 従つて、 I0 2=4it0 2{it0+h・it0-h−i2 t0}/{it0+h+it0
-h}2−4i2 t0……(10) (10)式は、系統電流iの最大値I0の2乗値が周波
数に無関係なものであることを示す。
演算処理回路5は、連続した3個のサンプリン
グ値であるit0-h、it0、it0+hにより(10)式の演算を
し、更に予め定めた(10)式の左辺のI2より大きいか
否かの比較をし、大きいとする結果が得られたと
きは、出力回路6を経て外部に動作出力を供給す
る。
グ値であるit0-h、it0、it0+hにより(10)式の演算を
し、更に予め定めた(10)式の左辺のI2より大きいか
否かの比較をし、大きいとする結果が得られたと
きは、出力回路6を経て外部に動作出力を供給す
る。
なお、上記実施例では、整定値として系統電流
のものを用い、過電流を検出する場合について説
明したが、整定値は系統電圧のものであつてもよ
く、これにより過電圧の検出ができ、また検出を
反転させることにより不足電圧の検出にも適用で
き、上記実施例と同様の効果を奏する。また、複
数の入力の保護継電器、例えば差動保護継電器や
距離継電器を備え、各入力につき(10)式の処理をし
てその大きさを求め、差動演算やインピーダンス
演算させてもよい。
のものを用い、過電流を検出する場合について説
明したが、整定値は系統電圧のものであつてもよ
く、これにより過電圧の検出ができ、また検出を
反転させることにより不足電圧の検出にも適用で
き、上記実施例と同様の効果を奏する。また、複
数の入力の保護継電器、例えば差動保護継電器や
距離継電器を備え、各入力につき(10)式の処理をし
てその大きさを求め、差動演算やインピーダンス
演算させてもよい。
以上のように、この発明によれば、連続した3
つのサンプリング値に基づき、(10)式の演算をして
所定の整数値との比較をしているので、検出対象
の周波数が変化しても精度の良い動作が得られ
る。
つのサンプリング値に基づき、(10)式の演算をして
所定の整数値との比較をしているので、検出対象
の周波数が変化しても精度の良い動作が得られ
る。
第1図及び第2図は保護継電器の動作を説明す
る波形図、第3図はこの発明の一実施例による保
護継電器のブロツク図である。 1……アナログ・フイルタ、2……サンプル・
ホールド回路、3……アナログ・デジタル変換
器、4……入力回路、5……演算処理回路、6…
…出力回路、7……制御回路。
る波形図、第3図はこの発明の一実施例による保
護継電器のブロツク図である。 1……アナログ・フイルタ、2……サンプル・
ホールド回路、3……アナログ・デジタル変換
器、4……入力回路、5……演算処理回路、6…
…出力回路、7……制御回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 保護対象から検出された電気量を所定の周期
hでサンプリングするサンプル・ホールド回路
と、このサンプル・ホールド回路の出力信号から
得た連続する3個のデータit0-h、it0、it0+hにより 4i2/0{it0+h・it0-h−i2 t0}/{it0+h+it0-h
}2−4i2/t0 を演算し、演算した結果を所定の整定値と比較し
て保護のための動作出力を得る演算処理回路と、
上期動作出力により上記保護対象の保護を行う出
力回路とを備えた保護継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56041394A JPS57153519A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Protecting relay |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56041394A JPS57153519A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Protecting relay |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57153519A JPS57153519A (en) | 1982-09-22 |
JPS6311848B2 true JPS6311848B2 (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=12607153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56041394A Granted JPS57153519A (en) | 1981-03-18 | 1981-03-18 | Protecting relay |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57153519A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63242117A (ja) * | 1987-03-28 | 1988-10-07 | 株式会社明電舎 | デジタル型保護継電装置 |
-
1981
- 1981-03-18 JP JP56041394A patent/JPS57153519A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57153519A (en) | 1982-09-22 |
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