JPS63117818A

JPS63117818A - めつき装置

Info

Publication number: JPS63117818A
Application number: JP26150186A
Authority: JP
Inventors: Naoyoshi Kiyono; 清野　尚能
Original assignee: Showa Electric Wire and Cable Co
Current assignee: SWCC Corp
Priority date: 1986-10-31
Filing date: 1986-10-31
Publication date: 1988-05-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】亨　・−」二　の　Ｉ　　１　ノ）本発明は一般にめっき装置に関し、特に例えば所謂ＦＰ
Ｃ基板のごときを処理液に浸漬してめっき加工を施すの
に好適なめつき装置に関する。

ｉの°　内　゛とその８１　へ所謂Ｆ　Ｉ）　Ｃ）、Ｌ板と称される基板類を製造する
製造］−程には、周知のように、該基板類にめっき加工
を施す工程が必要不ｎ丁欠とされ、このような基板類に
対してめっき加工を施す工程は、各々が独立している多
段のスルーホールめつき槽に各種処理液を貯溜し、前記
基板類を単体で順次前記各々のスルーホールめっき槽の
処理液に浸漬することによって始めて完了するものであ
る。ところで、上述したようなめつき加工を施す工程に
おいて、前述した各種処理液に基板を浸漬しておく浸漬
時間は、各々のスルーホールめっき槽に貯溜されている
処理液の種類や基板自身の大きさの相違等によって異な
るので一律には設定できない。そのため例えば前記各々
のスルーホールめっき槽に貯溜される処理液の種類を変
更したり、或いは大きさの異なる基板を浸漬してめっき
加工を施すような場合には、当然に前述した浸漬時間も
それに応じて変更しなければならなくなる。よって処理
液の種類と基板類の大きさに応じて浸漬時間を可変する
必要があり、上述したような従来のめつき加工工程にあ
っては、ＦＰＣＰＣＯ２とき基板類を連続的に生産する
ことによって生産性を向上することが困難であるのみな
らず、各々の液槽に貯溜されている処理液を容易には変
更できないという問題点があった。

旦−一的従って本発明は、」−述したごとき問題点を改善するた
めに創案Ｘれたものであって、その目的は、ＦＰＣＰＣ
Ｏ２とき基板類にめっき加工を施すめつき加工工程にお
いてこれら基板類のめつき加工が連続的に行なえるよう
にすることによって生産性の向」二を図ることができ、
且つ各々の液槽に貯溜されている処理液の変更を容易に
行なうことが可能なめつき装置を提供することである。

０１１−　　　　るための　：上記目的は本発明に係るめっき装置によって達成される
。要約すれば、本発明は、処理液を貯溜しているととも
に各々が独立している複数の液槽と、被浸漬物を保持し
駆動されることによって該被浸漬物を前記各々の液槽に
対応して処理液に浸ｖｉ／引−１−げが自在な搬送系と
、前記搬送系を略水平方向に案内する略水平方向に往復
動自在な少なくとも２個の第１搬送系案内機構と、前記
各々の液槽の槽壁に配設され前記搬送系を液槽外に引き
−にげる略垂直方向に往復動自在な第２搬送系案内機構
とを有することを特徴とするめつき装置である。

実ｊＬ例以下、図面により本発明の一実施例について説明する。

第１図は、本発明の一実施例に従うめつき装置を示す。

本発明の一実施例に従うめつき装置の概要は、第１図を
参照して明らかなように、複数の液槽即ちスルーホール
めつき槽ｌと、前記スルーホールめつき槽１に例えばＦ
ＰＣＰＣＯ２とき被漬物５を搬送する搬送系３と、前記
各々のスルーホールめつき槽１内に配設されている第１
搬送系案内機構即ち浸漬槽ガイド機構３１と、前記各々
のスルーホールめつき槽１の槽壁に配設されている第２
搬送系案内機構即ち引き上げガイド機構１３とから成る
。前述した複数のスルーホールめつき槽１は、各々槽幅
が異なったものが一列状態に例えば２０個程度多段状に
並設されており（■、■・・・■、■）、各々のスルー
ホールめつき槽１は、他のスルーホールめつき槽１に貯
溜されている各種処理液が混合しないように夫々が他と
独立した構成となっている。前記複数のスルーホールめ
つき槽１内には、夫々各種処理液が貯溜されており、前
記各々のスルーホールめつき槽ｌに貯溜されている処理
液の液面は実質的に一定高さを維持するように調整され
ている。又、好ましくは各めつき槽ｌの処理液の液面は
全て同一となるように調整される。前記搬送系３は、前
記多段状に並設されている複数のスルーホールめつき槽
１の一端側（第１図右側）に設けられている駆動プーリ
９と、その他端側（第１図左側）に設けられている従動
プーリ１１と、前記駆動プーリ９．従動プーリ１１．浸
漬槽ガイド機構３１を構成しているプーリ及び引きトげ
ガイド機構１３を構成しているプーリに夫々巻回されて
いる無端のベルトチェーン１５とから成っている。前記
駆動プーリ９は、前記駆動プーリ９と連撃している可変
速可能な直流電動機ＤＣＭ１７の駆動を受けて回転し、
前記ベルトチェーン１５を第１図反時計方向に移動させ
るようになっている。前述したベルトチェーン１５は、
前記駆動プーリ９と従動プーリ１１との間に設けられて
いる引張力調整プーリ即ちテンションプーリ１９．２１
によって張り具合を調整されるとともに、前記各々のス
ルーホールめつき槽１内に夫々設けられており後に詳述
するように流体圧系統を構成している複数の可動部材２
３にも巻回されている。前記ベルトチェーン１５は、前
述したようにＦＰＣ基板のごとき被浸漬物５を単体の状
態で保持して第１図反時計方向に速度■にて移動し、前
記被浸漬物５を第１図左側のスルーホールめつき槽１側
から順次各めつき槽ｌに貯溜されている処理液に対して
浸漬／引き上げを繰り返しながら第１図右側のめつき槽
ｌへと到達し、ＦＰＣ基板等に対する一連のめつき加工
工程を実行するものである。

前述した浸漬槽ガイド機構３１は、第１図を参照して明
らかなように、前記ベルトチェーン１５を巻回する回動
自在に軸支されたプーリと、前記プーリを保持して略水
平方向に往復動自在なプーリ保持部材とから成っており
、各々のめつき槽ｌ毎に１対ずつ設けられている。前記
浸漬槽ガイド機構３１は、前記ベルトチェーン１５の進
行方向を規定するとともに、後述するように、互いに対
になっているガイド機構３１間の距離Ｌｉを可変するこ
とによって各々のめつき槽ｌ毎の浸漬時間の設定、可変
が自在となっている。前記引き上げガイド機構１３は、
第１図を参照して明らかなように、本実施例によると前
記ベルトチェーン１５を巻回する回動自在に軸支された
プーリと、前記一列状態に並設されている■〜■のめつ
き槽ｌの一端側槽壁と他端側槽壁及び各めつき槽１同士
の隣接している部位の槽壁に夫々設けられている前記プ
ーリを保持して略垂直方向に往復動自在なプーリ保持部
材とから成る。前記引き上げガイド機構１３は、Ｅ−述
した内容から既に明らかなように、めっき槽ｌのＲＣｔ
　２’ｉ数ｎより１個だけ多い、ｎ＋１個分配設されて
いる。前記引き上げガイド機構１３は、プーリ保持部材
が略垂直方向に往復動することによって被浸漬物５に付
着している処理液の液切りを行なうのを始め、被浸漬物
５の空中における液切りの時間の変更、又、ベルトチェ
ーン１５の張り具合の調整が行なえるようになっている
。

上述したごとき構成のめつき装置にあっては、００Ｍ１
７によって駆動されるベルトチェーン１５の搬送速度を
Ｖ（一定）とすれば、ｎ個並設されているめつき槽ｌの
各めつき槽ｌ毎の浸漬時間ｔ＋、ｔｚ、・・・ｔｉ、ｔ
ｎは、夫々のめつき槽１の槽幅見＋、ｕＺ、・・・立ｔ
、　９．ｎの値を前記ベルトチェーン１５の搬送速度Ｖ
で除算した値となる。つまり、各めつき槽１が並設され
て形成されている全体としてのめつき槽の槽幅をＬとす
れば、Ｌ＝Σ交１で表わされるので、ペルトチＪ＋１１
１エーン１５の搬送速度Ｖ、各めっき槽１の槽幅の値見１
、見２、・・・立ｉ、文ｎが変らない限り夫々のめつき
槽１毎の浸漬時間ｔ、、ｔｚ、・舎・ｔｉ、ｔｎの値も
可変せず、又、全体としての浸漬時間ｔ　（ｔ＝ｔ、＋
ｔｚ＋・・・＋１１＋１ｎ）も可変することなく、全体
としてのめつき槽の槽輻りの値が増大すればするほど長
くなってしまうこととなる。そこで本発明者は、前述し
た各めつき槽ｌ毎に前記のごとき構成の浸漬槽ガイド機
構３１を一対ずつ設けて互いに対になっているガイド機
構３１間の距離Ｌｉを可変することによって各々のめつ
き槽ｌ毎の浸漬時間ｔｉの設定、可変を自在とし、又、
前記のごとき構成の引き上げガイド機構１３を設けてベ
ルトチェーン１５の張り具合の調整を可能ならしめ、も
って各めつき槽１毎の浸漬時間ｔｉを個別に可変調整す
ることができるようにした。更には、搬送系３全体とし
て搬送速度Ｖが一定のままでは、前述したごとき内容か
ら明らかなように、全体としての浸漬時間を及び個々の
めつき槽１毎の浸漬時間ｔｉの可変（特に短縮）には自
ら限度があるため、前記ＤＣＭ１７に、可変速可能なり
ＣＭを使用することとしたものである。

以」−説明したように、本発明に従う一実施例によれば
、各めつき槽ｌ毎に処理液の変更が容易に行なえ、又、
処理液の変更に伴なう各めつき槽ｌ毎の被浸漬物５の浸
漬時間の変更も自在に行なうことができる。

発ｍ釆以上説明したように、本発明によれば、各々の液槽内に
配設され被浸漬物を保持した搬送系を略水平方向に案内
する略水平方向に往復動自在な少なくとも２個の第１搬
送系案内機構と、前記各々の液槽の槽壁に配設され前記
搬送系を液槽外に引き上げる略垂直方向に往復動自在な
第２搬送系案内機構とを有することとしたので、ＦＰＣ
基板のごとき基板類にめっき加工を施すめっき加工工程
においてこれら基板類のめつき加工が連続的に行なえる
ようにすることができこれによって生産性の向上を図る
ことが可能となり、且つ各々の液槽に貯溜されている処
理液の変更を容易に行なうことが可能なめつき装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に従うめつき装置を示す全
体構成図である。１ニスルーホールめつき槽３：＠送糸５：被浸漬物１３：引き」二げガイド機構３１：浸漬槽ガイド機構

Claims

【特許請求の範囲】１）処理液を貯溜しているとともに各々が独立している
複数の液槽と、被浸漬物を保持し駆動されることによつ
て該被浸漬物を前記各々の液槽内の処理液に浸漬／引上
げが自在な搬送系と、前記各々の液槽に対応して配設さ
れ前記搬送系を略水平方向に案内する略水平方向に往復
動自在な少なくとも２個の第１搬送系案内機構と、前記
搬送系を液槽外に引き上げる略垂直方向に往復動自在な
第２搬送系案内機構とを有することを特徴とするめつき
装置。２）前記複数の液槽は、一列状態に並列されていて各液
槽には液面レベルを実質的に一定となるように維持して
夫々処理液が貯溜されており、前記搬送系は、前記一列
状態に並設されている複数の液槽の一端側に設けられて
いる駆動プーリと、前記一列状態に並設されている複数
の液槽の他端側に設けられている従動プーリと、前記駆
動プーリ、従動プーリ、第１搬送系案内機構及び第２搬
送系案内機構に巻回されている無端のベルトチェーンと
、前記ベルトチェーンの引張力の調整が自在な引張力調
整プーリとから成ることを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載のめつき装置。３）前記搬送系を構成しているベルトチェーンは、前記
駆動プーリと連繋している可変速可能な直流電動機によ
つて駆動されることを特徴とする特許請求の範囲第１項
又は第２項記載のめつき装置。４）前記第１搬送系案内機構は、前記搬送系を構成する
無端のベルトチェーンを巻回するプーリと、前記プーリ
を保持して略水平方向に往復動自在なプーリ保持部材と
から成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項〜第３
項のいずれかの項に記載のめつき装置。５）前記第２搬送系案内機構は、前記搬送系を構成する
無端のベルトチェーンを巻回するプーリと、前記一列状
態に並設されている複数の液槽の一端側槽壁と他端側槽
壁及び各液槽同士の隣接している部位の槽壁に夫々配設
され前記プーリを保持して略垂直方向に往復動自在なプ
ーリ保持部材とから成ることを特徴とする特許請求の範
囲第１項〜第４項のいずれかの項に記載のめつき装置。