JPS63117066A - 剥離用組成物 - Google Patents

剥離用組成物

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JPS63117066A
JPS63117066A JP61261846A JP26184686A JPS63117066A JP S63117066 A JPS63117066 A JP S63117066A JP 61261846 A JP61261846 A JP 61261846A JP 26184686 A JP26184686 A JP 26184686A JP S63117066 A JPS63117066 A JP S63117066A
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敬司 小林
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占部 孝
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/04Polysiloxanes
    • C08L83/06Polysiloxanes containing silicon bound to oxygen-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/34Silicon-containing compounds
    • C08K3/36Silica
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、剥離用組成物に関するものであり、さらに詳
しくは剥離速度が低速のときにおいて、粘着物質からの
剥離力が小さく、かつ高速のときにおいても、その剥離
力がかなり小さいという剥離性皮膜を形成するシリコー
ン系剥離用組成物に関する。
[発明の技術的背預とその問題点コ 従来より、ポリオルガノシロキサンを主成分とする組成
物を各種の紙、合成フィルム、繊維等の基材表面にて硬
化させ、皮膜を形成することにより、粘着性物質に対す
る剥離性を付与することはよく知られている。 このよ
うなポリオルガノシロキサン組成物のうち、剥離能の軽
いものとしては、縮合反応により硬化するものく特開昭
47−34447号公報、特開昭48−22703号公
報等)や、付加反応により硬化するものく特公昭52−
40918号公報等)が知られている。 また、剥離能
の中程度から重いものとしテハ、(C)−13) 3 
Si Ow単位と8102単位からなる共重合体と微粉
末シリカを加えたもの(特開昭52−869854公報
)や、5i02単位を有するビニル基含有ポリシロキサ
ンを用いたちのく特開昭52−24933号公報、特開
昭55−110155号公報)や、線状のビニル基含有
ポリシロキサンと(CH* ) x S i 01t2
単位、(CH,>28t O単位、(CH3)Si 0
1.5単位および8102単位からなる共重合体を平衡
化させたもの(特開昭56−53150号公報)等が、
知られている。
また、高速剥離時における剥離力を低減させるものとし
ては、メチルとニルシロキサン単位を含み分子鎖末端が
水酸基あるいはビニル基をもつポリオルガノシロキサン
と分子鎖末端がビニル基であるポリオルガノシロキサン
をブレンドしたもの〈特開昭50−25644号公報〉
や、付加型組成物にアリール基を含んだポリオルガノシ
ロキサンを添加したちのく特開昭60−133051号
公報)が公知となっているが、これらの方法では、低速
での剥離力が大きくなったり、あるいは残留接着率を低
下させるという問題があった。
[発明の目的] 本発明は、前記の問題点を改良するものである。
すなわち低速剥離時(0,3〜30a /win )に
おける剥離力が小さく、かつ高速剥離時(60〜200
m/1n )においても剥離力をかなり小さくし、しか
も残留接着率の良好な剥離性皮膜を形成する組成物を提
供することを目的とする。
[発明の構成3 本発明者らは、このような剥離用組成物を得るべく種々
検討した結果、付加反応型あるいは縮合反応型シリコー
ン組成物に微粉末シリカを少量配合することにより、低
速剥離時における剥離力が小さく、かつ高速剥離時にお
ける剥離力を従来品よりかなり小さくし、しかも残留接
着率も良好な剥離性皮膜を形成する組成物が得られるこ
とを見いだし、本発明をなすに至った。
すなわち本発明の剥離用組成物は、その硬化反応が付加
型である場合には (A)1分子中に少なくとも2個以上のアルケニル基を
含むポリオルガノシロキサン100重量部、(B)ケイ
素原子に結合した水素原子を1分子中に少なくとも3個
有するポリオルガノハイドロジエンシロキサン、(A)
のアルケニル基1個に対してO,S〜10個になる間、 (C)微粉末シリカ0.1〜4重但部、及び(D)触媒
Ijtの硬化触媒 からなる剥離用組成物である。
また、硬化反応が縮合型である場合には、(E)ケイ素
原子に結合した水酸基を1分子中に少なくとも2個有す
るポリオルガノシロキサン100重量部、 (F)1分子中に平均2個を超える加水分解可能な基を
有する有機ケイ素化合物0.1〜30重量部、(C)微
粉末シリカ0.1〜4重量部、及び(G)触1猶の硬化
促進剤 かうなる剥離用組成物である。
本発明において、硬化反応が付加型の場合に用いられる
(A)ポリオルガノシロキサンは、ケイ素原子に結合し
たアルケニル基を1分子中に少なくとも2個有するもの
で、直鎖状でも分岐状でもよく、またこれらの混合物で
あってもよい。 アルケニル基の例としては、ビニル基
、アリル基、ブテニル基などを挙げることができる。 
アルケニル基以外のケイ素原子に結合した有機基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキ
シル基、ドデシル基等のアルキル基;フェニル基のよう
なアリール基;β−フェニルエチル基、β−フェニルプ
ロピル基のようなアラルキル基や、クロロメチル基、3
,3.3−トリフルオロプロピル基等の1価の置換の炭
化水素基等が示されるが、合成がしやすく硬化後に良好
な物性を保つ点でメチル基であることが最も好ましい。
(A)のポリオルガノシロキサンのケイ素原子に結合す
るアルケニル基は、ポリオルガノシロキサンの分子鎖の
末端または中間のいずれに存在してもよく、またその両
方に存在してもよいが、硬化後の皮膜が優れた機械的強
度を有するためには少なくとも末端に位置していること
が好ましい。
(A)のポリオルガノシロキサンは、皮膜の強靭性とい
う点から25℃における粘度が10 cp以上であるこ
とが好ましく、さらに100 cP以上であることがよ
り好ましい。 粘度が10 cp未満であると、基材が
グラシン紙やクラフト紙の場合、基材への浸み込みが多
くなる傾向があり、好ましくない。
本発明における(B)のポリオルガノハイドロジエンシ
ロキサンは、(A)のポリオルガノシロキサンと架橋反
応して硬化皮膜を形成するもので、ケイ素原子に結合し
た水素原子を少なくとも3個有することが必要である。
 水素原子以外のケイ素原子に結合した有機基としては
、(A)成分におけると同じものが示されるが、合成の
容易さと良好な物性をもつ皮膜を得られることから、メ
チル基であることが好ましい。 かかるポリオルガノハ
イドロジエンシロキサンは、直鎖状、分岐状または環状
のいずれでもよく、これらの混合物であってもよい。
(B)のポリオルガノハイドロジエンシロキサンとして
は、硬化後の組成物に良好な物理的性質を与えるという
点で以下のa−Cで示した化合物が好ましい。
a 、(CH3)2 H8i 01/2単位とSiO2
単位からなり、ケイ素原子に結合した水素原子の含有量
が0.3〜1.2重量%の範囲である分岐状のポリオル
ガノハイドロジエンシロキサン。
10次式 (ただし式中、pは3〜ioo 、qはO〜100の整
数を示す) で表され、ケイ素原子に結合した水素原子の含有量は0
.5〜1.6重重%の範囲である直鎖状ポリオルガノハ
イドロジエンシロキサン。
0、次式 (ただし式中、pは1〜1001QはO〜100の整数
を示す) で表され、ケイ素原子に結合した水素原子の含有」は0
.5〜1.6重量%の範囲である直鎖状ポリオルガノハ
イドロジエンシロキサン。
(B)のポリオルガノハイドロジエンシロキサンの使用
量は、(A)成分中のアルケニル基1個に対し、(B)
成分中のケイ素原子に結合した水素原子が0.5〜10
個、好ましくは0.5〜3.0個となる役である。 水
素原子が0.5個未満であると、組成物の硬化が充分に
進行しないため、硬化後の硬さが低くなり、また水素原
子が10個を超えると、硬化後の皮膜の物理的性質が低
下し不適当である。
本発明における(C)の微粉末シリカは、付加反応型6
よび縮合反応型に共通して用いられる成分である。  
(C)成分は本発明の剥離用組成物において、(C)成
分を加えなかった場合の低速剥離時における小さい剥離
力を維持する一方、高速剥離時の剥離力を低減させ、し
かも良好な残留接着率を保持させるという、本発明にお
ける最も特徴的な成分である。
従来、シリコーン剥離剤に微粉末シリカを配合すること
により低速剥離時における剥離力を中剥離から重剥離ま
でコントロールする技術が知られているが(特開[52
−86985号公報)1本発明における微粉末シリカの
配合は、この技術とは本質的に異なるものである。 す
なわち硬化反応が付加型の場合には(A>成分100重
量部に対して、また縮合型の場合には(E)成分100
重量部に対して(C)成分の微粉末シリカを0.1〜4
重量部、好ましくは0.3〜3重量部置配合るものであ
り、この配合によって本発明における剥離効果が得られ
る。  0.1重量部未満では高速剥離時における剥離
力を低減することができなくなり、4重量部を超える量
を添加すると低速剥離時の剥離力を増大させ、かつ残留
接着率を低下させる。  (C)成分の微粉末シリカは
、その製法が乾式法あるいは湿式法のいずれでも良く、
平均の粒子径は、10μ−以下、好ましくは5μm以下
であることが好ましい。 平均粒径が10μmを超える
と本発明の効果が得られない。 また、微粉末シリカの
表面は、疎水化処理されていても処理されていなくても
良いが、分散のしやすさから疎水化処理されたものが好
ましい。 微粉末シリカの疎水化処理法としては、例え
ばジメチルシリコーンオイルやシランカップリング剤に
よる処理などがある。
本発明で用いられる(D)の白金系触媒は、<A)成分
のアルケニル基と(B)成分のヒドロシリル基との間の
付加反応を促進するもので、白金の単体、塩化白金酸、
白金−オレフィン錯体、白金−アルコール錯体、白金−
リン錯体、白金配位化合物等が示される。  (D)の
白金系触媒の使用量は、(A)成分に対し白金原子の吊
で1〜300 ppmの範囲が好ましい。 1 ppm
未満では硬化が遅くなり、また300 ppmを超えて
も特に硬化速度の向上等が期待できず、経済的に好まし
くない。
本発明において、硬化反応が縮合型である場合に用いら
れる(E)のポリオルガノシロキサンは、ケイ素原子に
結合した水酸基を1分子中に少なくとも2個有するもの
で、直鎖状でも分岐状でもよく、またこれらの混合物で
あってもよい。 水酸基以外のケイ素原子に結合した有
礪基としては、メチル基、エチル基、ブOビル基、ブチ
ル基、ヘキシル基、ドデシル基等のアルキル基;フェニ
ル基のようなアリール基;ビニル基、アリル基のような
アルケニル基;β−フェニルエチル基、β−フェニルプ
ロピル基のようなアラルキル基や、クロロメチル基、3
,3.3〜トリフルオロプロピル基等の1(il!iの
置換の炭化水素基等が示されるが、合成がしやすく、硬
化後に良好な物性を保つ点でメチル基であることが最も
好ましい。
(E)のケイ素原子に結合する水酸基は、ポリオルガノ
シロキサンの分子鎖の末端または中間のいずれに存在し
ても、またその両方に存在してもよいが、硬化後の皮膜
が優れた機械的強度を有するためには、少なくとも末端
に位置していることが好ましい。
なお(E)のポリオルガノシロキサンは、皮膜の強靭性
という点から、25℃における粘度が100cP以上で
あることが好ましく、ざらに1ooo cp以上である
ことがより好ましい。 粘度が100cp未満であると
、基材がグラシン紙やクラフト紙の場合、基材への浸み
込みが大きくなる傾向があり好ましくない。
本発明における(F)の有機ケイ素化合物は、本発明の
組成物を空気中の湿気の存在下で常温で硬化させるため
の架橋剤となるものであり、1分子中にケイ素原子に結
合した平均2個を超える加水分解可能な基を有するもの
である。 この加水分解可能な基としては、メトキシ基
、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基;アシロ
キシ基、ケトオキシム基、アミノ基、アミノキシ基およ
び水素原子等が示される。 このような有機ケイ素化合
物としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、テトラエトキシシラン、ビニルトリエト
キシシラン、γ−クロロプロピルトリメトキシシラン、
γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアルコキシ
シラン;メチルトリアセトキシシラン、ビニルトリアセ
トキシシラン等のアシロキシシラン;メチルトリス(ジ
メチルケトオキシム〉シラン、メチルトリス(メチルエ
チルケトオキシム)シラン等のケトオキシムシラン;ビ
ニルトリス(N−ブチルアミノ)シラン等のアミノシラ
ン;テトラ(N、N−ジエチルアミノキシ)シラン、メ
チルトリス(N、N−ジエチルアミノキシ)シラン、メ
チルトリス(N、N−ジメチルアミノキシ)シラン等の
アミノキシシランおよび/またはこれらの1種もしくは
2種以上の部分カロ水分解・縮合物およびポリジメチル
ハイドロジエンシロキサン等が例示される。
(F)成分の使用量は、(E)成分100重8部に対し
0.5〜30重量部である。 使用量が0.5重量部未
満では硬化性が不十分であり、かつ剥離性皮膜が弱く、
また30重1部を超えると剥離性皮膜がもろくなり、不
適当である。
本発明において、硬化反応が縮合型である場合には、従
来よりこの種の組成物に使用されている(G)の硬化促
進剤を添加するが、添加Rは必要に応じて(E)成分1
00重値部に対して10重値部以下の量とする。 この
硬化促進剤としては下記のものが例示される。
オクタン酸鉄、ナフテン酸鉄、オクタン酸コバルト、ナ
フテン酸コバルト、オクタン酸マンガン、ナフテン醒マ
ンガン、オクタン酸スズ、ナフテン酸スズのような有様
酸金属塩:ジブヂルスズジアセテート、ジブチルスズジ
オクトエート、ジブチルスズジラウレート、ジメチルス
ズモノオレエート、ジブチルスズジメトキシド、酸化ジ
ブチルスズのような有機スズ化合物;テトラブチルチタ
ネート、テトラブチルジルコネートのような金属アルコ
レート;ジイソプロポキシビス(アセチルアセトナト)
チタン、ジイソプロポキシビス(エチルアセトアセタト
)チタン、1.3−プロパンジオキシビス(アセチルア
セトナト)チタン、1.3−プロパンジオキシビス(エ
チルアセトアセタト)チタンのようなチタンキレート等
がある。
本発明の組成物には、その硬化反応が付加型あるいは縮
合型のいずれであっても必要に応じ、本発明の機能を損
わない範囲で、紫外線硬化剤、反応遅延剤、色素等を添
加してもよい。
本発明の剥離用組成物は、組成物の粘度が低い場合はそ
のまま基材に塗布して使用してもよいが、塗布や処理す
る際の作業性の点から、一般に溶剤に溶解して使用され
る。 この場合の溶剤としては、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素;ヘプタン、ヘキサン等の
脂肪族炭化水素;パークロロエチレン等のハロゲン化炭
化水素や、酢酸エチル、メチルエチルケトン等が示され
る。
本発明の剥離用組成物は、(A)、<8)および(C)
成分あるいは(E)、(F)および(C)成分のいずれ
かのグループに対して必要に応じ添加物、溶剤等を混合
し、使用時に(D)あるいは(G)成分を配合する2成
分型にするのが一般的である。
[発明の効果] 本発明の組成物を硬化して得られる剥離性皮膜は、粘着
剤に対して低速剥離時において剥離力が小さく、かつ高
速剥離時においても剥離力が小さく、しかも残留接着率
を損うことがない。
かかる剥離性皮膜を形成した剥離紙は、粘着剤やラベル
などの加工工程を高速で行うことができるため、著しい
生産性向上効果が得られる。
[発明の実施例] 以下において、実施例及び比較例を掲げ、本発明を更に
詳しく説明する。 実施例および比較例中、部は重量部
を表す。
剥離性皮膜の評価方法 (剥離性組成物の硬化) 実施例および比較例でw4製した組成物を、ポリエチレ
ンラミネート紙(75a/ rn2)に0.7 g/m
2の厚さで塗布し、140℃で30秒加熱硬化させた。
 これらの硬化試料のうち実施例1〜5および比較例1
〜4については、硬化機室温で1日放置して熟成させ、
以下の試験に供した。 その他の試料については室温で
の熟成を6日とした。
(剥離力の測定) 熟成の済んだ硬化皮膜面にアクリル系粘着剤としてオリ
パイン[3PS8170(東洋インキ■製、商品名)を
ウェット厚で88μmに塗布し、100℃で2分間乾燥
させた。 次に上紙を貼り合わせた後2.5cra幅の
短冊状に切断し、20 Q/C;m2の荷重上室温で3
日間養生させた。 その後引張試験機を用いて 180
”方向にそれぞれ0,3.60および200IIl/l
1inの速度で引張り、剥離力を測定した。
(残留接着率の測定) 熟成の済んだ硬化皮膜面に、ニット−31B粘着テープ
(2,5cm幅、日東電工■製、商品名)を張り付け、
20g/C12の荷重をかけ、70℃で20時間放置後
テープをはがし、ステンレス板LIISC2107)に
張り付け、2k(]ローラーで圧着後、25℃で3時間
養生させ、180°の方向に引っ張り、剥離強さ「を測
定した。 一方ブランク試料として、ポリテトラフルオ
ロエチレンフィルムにニット−31B粘着テープを張り
付け、同様の操作により剥離強さfoを測定した。
残留接着率(%)は次式で算出した。
残留接着率(%>−f/f。×100 実施例 1 (A)成分として両末端がジメチルビニルシリル基で閉
塞され、残部がジメチルシロキサン単位97.5モル%
とメチルビニルシロキサン単位2.5モル%からなり、
平均重合度5oooのメチルビニルポリシロキサン10
0部に、(C)成分としてアエロジル200(煙霧質シ
リカ、日本アエロジル側社製、商品名、以下同じ)の表
面をジメチルシリコーンオイルで処理したものを0.3
部を加えて、混練りし分散させた。 これに(B)成分
として両末端がジメチルハイドロジエンシリル基で閉塞
され、残部がメチルハイドロジエンシロキサン単位60
モル%とジメチルシロキサン単位40モル%からなり、
25℃における粘度が15 cPのポリメチルハイドロ
ジエンシロキサン5部、及び溶剤としてトルエン200
0部を加えて均一になるように撹拌した。
さらに白金換算で150ppmの塩化白金酸をイソプロ
ピルアルコールの溶液にして添加混合した。
実施例 2 実施例2として、実施例1における(C)成分の添加1
を3部にした以外は同じである組成物を得た。
実施例 3 実施例3として、実施例1における(C)成分をニップ
シールLP(沈澱シリカ、日本シリカ■製、商品名)1
部に置き変えた以外は同じである組成物を得た。
実施例 4 (A)成分として、両末端がジメチルビニルシリル基で
閉塞され、残部がジメチルシロキサン単位98.5モル
%とメチルごニルシロキサン単位1.5モル%からなり
、平均重合度2500のポリメチルとニルシロキサン1
00部に、(C)成分としてニップシールVN3 (沈
澱シリカ、日本シリカ■製、商品名)の表面をヘキサメ
チルジシラザン処理したものを0.5部加えて混線すし
分散させた。 これに(B)成分として(CH3)2 
H8i Ow単位とSiO□単位からなり、ケイ素原子
に結合した水素原子を1.02重量%含有し、25℃に
おける粘度が20 cPのポリオルガノハイドロジエン
シロキサン3部、及び溶剤としてトルエン1000部を
加えて均一になるように撹拌した。 さらに白金換算で
120ppmの塩化白金酸をイソプロピルアルコールの
溶液にして添加混合した。
実施例 5 実施例5として、実施例4における(C)成分の添加量
を2.5部にした以外は同じである組成物を得た。
比較例 1 比較例1として、実施例1における(C)成分を含まぬ
以外は同じ組成物を得た。
比較例 2 比較例2として、実施例1における(C)成分の添加量
を5部にした以外は同じである組成物を得た。
比較例 3 比較例3として実施例4における(C)成分を含まぬ以
外は同じ組成物を得た。
比較例 4 比較例4として実施例4における(C)成分の添加量を
4.5部にした以外は同じである組成物を10だ。
実施例1〜3及び比較例1〜2の組成物から得られた剥
離性皮膜について、その剥離特性を評価した。 結果を
第1表に示す。 また、実施例4〜5、比較例3〜4の
評価結果を第2表に示す。
第1表 第2表 実施例 6 (E)成分として、両末端がジメチルヒドロキシシリル
基で閉塞され、残りがジメチルシロキサン単位からなり
、重合度が5000のポリジメチルシロキサン100部
に、(C)成分としてジメチルシリコーンオイルで処理
したアエロジル200を0.3部加えて混練し分散させ
た。 これに(1:)成分としてメチルトリアセトキシ
シラン2部、および両末端がトリメチルシリル基で閉塞
され、残りがメチルハイドロジエンシロキサン単位から
なり、25℃における粘度が20 cpのポリメチルハ
イドロジエンシロキサン1部、及び溶剤としてトルエン
2000部を加えて均一になるように撹拌した。
さらにジブチルスズジアセテート 1部を添加混合した
実施例 7 実施例7として実施例6における(C)成分の添加量を
3部にした以外は同じである組成物を得た。
比較例 5 比較例5として実施例6における(C)成分を添加しな
い以外は同じである組成物を得た。
比較例 6 比較例6として実施例6における(C)成分の添加量を
10部にした以外は同じである組成物を得た。
実施例6〜7、比較例5〜6の評価結果を第3表に示す
第3表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)1分子中に少なくとも2個以上のアルケニル
    基を含むポリオルガノシロキサン100重量部、 (B)ケイ素原子に結合した水素原子を1分子中に少な
    くとも3個有するポリオルガノハイドロジエンシロキサ
    ン、(A)のアルケニル基1個に対して0.5〜10個
    になる量、 (C)微粉末シリカ0.1〜4重量部、及び (D)触媒量の硬化触媒 からなる剥離用組成物。 2 (A)のアルケニル基がビニル基である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 3 (C)微粉末シリカが0.01〜10μmの粒径を
    もつ特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 (D)硬化触媒が、白金及び白金化合物から成る群
    から選ばれたものである特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 5 (E)ケイ素原子に結合した水酸基を1分子中に少
    なくとも2個有するポリオルガノシロキサン100重量
    部、 (F)1分子中に平均2個を超える加水分解可能な基を
    有する有機ケイ素化合物0.1〜30重量部、 (C)微粉末シリカ0.1〜4重量部、及び (G)触媒量の硬化促進剤 からなる剥離用組成物。 6 (F)の加水分解可能な基が、アルコキシ基、アシ
    ロキシ基、ケトオキシム基、アミノ基、アミノキシ基お
    よび水素原子から選ばれたものである特許請求の範囲第
    5項記載の剥離用組成物。 7 (C)微粉末シリカが0.01〜10μmの粒径を
    もつ特許請求の範囲第5項記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453881A (ja) * 1990-06-21 1992-02-21 Shin Etsu Chem Co Ltd マット調シリコーンコーティング剤及び剥離テープ
JP2019500479A (ja) * 2015-10-26 2019-01-10 ダウ (シャンハイ) ホールディング カンパニー リミテッド シリコーン剥離コーティング組成物及び硬化剥離コーティングを有する物品

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JP2019500479A (ja) * 2015-10-26 2019-01-10 ダウ (シャンハイ) ホールディング カンパニー リミテッド シリコーン剥離コーティング組成物及び硬化剥離コーティングを有する物品

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