JPS63116852A - ドクタ−ブレ−ド - Google Patents
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- JPS63116852A JPS63116852A JP26336086A JP26336086A JPS63116852A JP S63116852 A JPS63116852 A JP S63116852A JP 26336086 A JP26336086 A JP 26336086A JP 26336086 A JP26336086 A JP 26336086A JP S63116852 A JPS63116852 A JP S63116852A
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Landscapes
- Rotary Presses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、凹版印刷Iffにおけるドクターブレードに
関し、さらに特定すれば耐摩耗性を向上させたドクター
ブレードに関する。
関し、さらに特定すれば耐摩耗性を向上させたドクター
ブレードに関する。
[従来の技術]
一般に、凹版印刷装置は′fFi胴の円周面にドクター
ブレードを所定の押圧力で押圧しておき、この版胴の非
画線部に付着したインキを除去するように構成されてい
る。
ブレードを所定の押圧力で押圧しておき、この版胴の非
画線部に付着したインキを除去するように構成されてい
る。
このドクターブレードは、上記版胴の非画線部に付着し
たインキを完全に除去するとともに、画線部内には所定
凶のインキを残しておかねばならず、このドクターブレ
ードと版胴との接触の状態は常に所定の状態に維持して
おかねばならない。
たインキを完全に除去するとともに、画線部内には所定
凶のインキを残しておかねばならず、このドクターブレ
ードと版胴との接触の状態は常に所定の状態に維持して
おかねばならない。
また、このドクターブレードの先端縁は常時版胴と摺動
しているため耐摩耗性が必要である。
しているため耐摩耗性が必要である。
このため、従来のドクターブレードは熱処理を施した炭
素鋼の薄板から構成されており、その弾性によって版胴
に良好に密着させるとともに、耐摩耗性も得られるよう
に構成されている。
素鋼の薄板から構成されており、その弾性によって版胴
に良好に密着させるとともに、耐摩耗性も得られるよう
に構成されている。
しかし、最近ではこの凹版印刷装置が高速化し、また大
mの印刷をおこなうようになってきたので、上記ドクタ
ーブレードの摩耗が短時間で進行する。
mの印刷をおこなうようになってきたので、上記ドクタ
ーブレードの摩耗が短時間で進行する。
このため、このドクターブレードの保守、交換等を頻繁
におこなわなければならず、凹版印刷装置の稼Ill率
を低下させる原因となっていた。
におこなわなければならず、凹版印刷装置の稼Ill率
を低下させる原因となっていた。
このような不具合を改善するには、このドクタ−ブレー
ドに耐摩耗性の大きな硬質の材料を使用することが考え
られる。このような例として、酸化ジルコニウム、酸化
アルミニウム等のファインセラミックスでこのドクター
ブレードを形成するものがある。しかし、一般に硬質の
材料は弾性に乏しく、版胴との密着性が低下し、また脆
性が大きいために版胴との接触部に微細な欠は等を生じ
やすく、印刷の質が低下する不具合がある。このため、
このドクターブレードの材料は靭性、硬度の両方の特性
から制約され、結局現在使用されている炭素鋼以外に適
当な材料が見当たらない。このため、このドクターブレ
ードのi!FJ耗性の向上には限界があった。
ドに耐摩耗性の大きな硬質の材料を使用することが考え
られる。このような例として、酸化ジルコニウム、酸化
アルミニウム等のファインセラミックスでこのドクター
ブレードを形成するものがある。しかし、一般に硬質の
材料は弾性に乏しく、版胴との密着性が低下し、また脆
性が大きいために版胴との接触部に微細な欠は等を生じ
やすく、印刷の質が低下する不具合がある。このため、
このドクターブレードの材料は靭性、硬度の両方の特性
から制約され、結局現在使用されている炭素鋼以外に適
当な材料が見当たらない。このため、このドクターブレ
ードのi!FJ耗性の向上には限界があった。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は以上の事情に基づいてなされたもので、上記従
来の不具合を改善し、耐摩耗性が大きく、また版胴への
密着性が良好であり、長期間にわたって良質な印刷をお
こなうことができ、凹版印刷装置の稼働率を向上させる
ことができるドクターブレードを提供するものである。
来の不具合を改善し、耐摩耗性が大きく、また版胴への
密着性が良好であり、長期間にわたって良質な印刷をお
こなうことができ、凹版印刷装置の稼働率を向上させる
ことができるドクターブレードを提供するものである。
[問題点を解決するための手段とその作用]第1の本発
明は、弾性を有する板状の母材の表面にこの母材より硬
質の耐摩耗層を形成したものである。したがって、この
耐摩耗層によって大きな耐摩耗性が得られる。また上記
母材自体には耐rltt<性は不要となり、この材料は
必ずしも硬質である必要はなく、弾性、靭性等の機械的
特性に優れた材料を使用できる。したがって、版胴との
密着性も改善できる。また、上記耐摩耗層の材料も弾性
、靭性等に制約されず、硬度の大きな材料が使用できる
。
明は、弾性を有する板状の母材の表面にこの母材より硬
質の耐摩耗層を形成したものである。したがって、この
耐摩耗層によって大きな耐摩耗性が得られる。また上記
母材自体には耐rltt<性は不要となり、この材料は
必ずしも硬質である必要はなく、弾性、靭性等の機械的
特性に優れた材料を使用できる。したがって、版胴との
密着性も改善できる。また、上記耐摩耗層の材料も弾性
、靭性等に制約されず、硬度の大きな材料が使用できる
。
また、第2の本発明は、複数の母材の間に耐摩耗層を積
層したものである。この第2の本発明のものは、上記第
1の本発明のものと同様な長所を有し、かつ耐摩耗層が
母材の間に介在されているので、その材料の靭性、母材
との密着性等の条件が綴やかとなり、材料の選択の幅が
広くなり、より優れた特性が得られる。
層したものである。この第2の本発明のものは、上記第
1の本発明のものと同様な長所を有し、かつ耐摩耗層が
母材の間に介在されているので、その材料の靭性、母材
との密着性等の条件が綴やかとなり、材料の選択の幅が
広くなり、より優れた特性が得られる。
[実施例〕
以下、図を参照して本発明の詳細な説明する。
まず、第1図を参照して本発明のドクターブレードを使
用する凹版印刷装置の例を説明する。図中の1は版胴で
あって、この版胴1の下方にはインキ供給槽2が設けら
れている。そして、このインキ供給槽2内にはインキ3
が貯溜され、上記版胴1が回転するとこの版胴の周面に
インキが付着する。また、この版111の側方にはドク
ターブレード6が設けられている。このドクターブレー
ド6は保持機構7によって保持され、版胴1に所定の角
度および押圧力で押圧され、この版11i1の周面に付
着したインキのうち非画線部に付着したインキを除去す
るように構成されている。また、この版Iji1の上方
には圧胴4が転接され、これらの間に供給される紙葉5
に画線部内に保持されているインキを転写する。
用する凹版印刷装置の例を説明する。図中の1は版胴で
あって、この版胴1の下方にはインキ供給槽2が設けら
れている。そして、このインキ供給槽2内にはインキ3
が貯溜され、上記版胴1が回転するとこの版胴の周面に
インキが付着する。また、この版111の側方にはドク
ターブレード6が設けられている。このドクターブレー
ド6は保持機構7によって保持され、版胴1に所定の角
度および押圧力で押圧され、この版11i1の周面に付
着したインキのうち非画線部に付着したインキを除去す
るように構成されている。また、この版Iji1の上方
には圧胴4が転接され、これらの間に供給される紙葉5
に画線部内に保持されているインキを転写する。
そして、第2図には第1の本発明のドクターブレードの
第1の実施例を示す。このドクターブレード6は、弾性
を有する材料、たとえば熱処理された炭素鋼から形成さ
れた薄板状の母材9を備えている。この母材の両縁部は
より薄肉となるように切削加工され刃先部8a、8bが
形成されている。そして、この母材9の両面には耐摩耗
層10が被着されている。
第1の実施例を示す。このドクターブレード6は、弾性
を有する材料、たとえば熱処理された炭素鋼から形成さ
れた薄板状の母材9を備えている。この母材の両縁部は
より薄肉となるように切削加工され刃先部8a、8bが
形成されている。そして、この母材9の両面には耐摩耗
層10が被着されている。
この耐摩耗層10は、この母材よりも硬質の材料、たと
えば窒化チタンをイオンブレーティングによって母材に
被着したものである。上記母材9の厚さは、50〜25
0μm、刃先部8a、8bの厚さは40〜150μm、
M摩耗層10の厚さは5〜50Ltmの範囲が好ましい
。なお、この実施例の場合には、上記母材9の厚さは約
150μm、刃先部8a、8bの厚さは約70μm、耐
摩耗層10の厚さは約5μmである。
えば窒化チタンをイオンブレーティングによって母材に
被着したものである。上記母材9の厚さは、50〜25
0μm、刃先部8a、8bの厚さは40〜150μm、
M摩耗層10の厚さは5〜50Ltmの範囲が好ましい
。なお、この実施例の場合には、上記母材9の厚さは約
150μm、刃先部8a、8bの厚さは約70μm、耐
摩耗層10の厚さは約5μmである。
このようなドクターブレード6は前記の凹版印刷装置の
保持機構7に取付けられ、その刃先部の一方たとえば刃
先部8aの先端縁を所定の角度および押圧力で版胴1に
押圧して使用する。そして、使用初期の状態ではこの刃
先部8aの先端に被着されている耐摩耗!110が版胴
1に当接する。この耐摩耗層10に使用されている窒化
チタンはきわめて硬質であり、大きな耐摩耗性を発揮す
る。
保持機構7に取付けられ、その刃先部の一方たとえば刃
先部8aの先端縁を所定の角度および押圧力で版胴1に
押圧して使用する。そして、使用初期の状態ではこの刃
先部8aの先端に被着されている耐摩耗!110が版胴
1に当接する。この耐摩耗層10に使用されている窒化
チタンはきわめて硬質であり、大きな耐摩耗性を発揮す
る。
しかし、この耐摩耗Fa10の厚さは比較的薄いので、
長期間の使用によってこの先端の耐摩耗層10が摩耗す
る。このように先端の耐摩耗層10が摩耗した後は、第
3図に示す如く刃先部8aの上面および下面の耐摩耗層
10の端面が版W41に接触し、この状態でも大きな耐
摩耗性を発揮する。
長期間の使用によってこの先端の耐摩耗層10が摩耗す
る。このように先端の耐摩耗層10が摩耗した後は、第
3図に示す如く刃先部8aの上面および下面の耐摩耗層
10の端面が版W41に接触し、この状態でも大きな耐
摩耗性を発揮する。
したがって、このドクターブレードは長期間の使用に耐
え、従来のドクターブレードの5〜6倍以上の寿命があ
る。
え、従来のドクターブレードの5〜6倍以上の寿命があ
る。
また、上記の耐摩耗層10があるため、上記母材9自体
には耐摩耗性が要求されない。このため、たとえばこの
母材9の材料としてより炭素量の少ない炭素鋼等を使用
し、その靭性を大きくし、刃先部8aの厚さをより薄ク
シて版胴1との密着性を高めることができる。
には耐摩耗性が要求されない。このため、たとえばこの
母材9の材料としてより炭素量の少ない炭素鋼等を使用
し、その靭性を大きくし、刃先部8aの厚さをより薄ク
シて版胴1との密着性を高めることができる。
また、この実施例では窒化チタンをイオンブレーティン
グして耐摩耗層10を形成したので、その母材との密着
性が高く、この耐摩耗層10に微細な剥がれ等が生じる
ことがない。また、この実施例では、この母材9の両面
に耐摩耗層1oを形成したので、万一片面の耐摩耗層1
oの先端に微細な割れ、剥がれ等が生じても、母材9ま
たは他方の面の耐摩耗11110がインキを除去するの
で、インキの除去機能には影響がない。したがって、よ
り高い品質の印刷をおこなうことができる。
グして耐摩耗層10を形成したので、その母材との密着
性が高く、この耐摩耗層10に微細な剥がれ等が生じる
ことがない。また、この実施例では、この母材9の両面
に耐摩耗層1oを形成したので、万一片面の耐摩耗層1
oの先端に微細な割れ、剥がれ等が生じても、母材9ま
たは他方の面の耐摩耗11110がインキを除去するの
で、インキの除去機能には影響がない。したがって、よ
り高い品質の印刷をおこなうことができる。
また、第4図には第1の本発明の第2実施例を示す。こ
のものは、母材9の片面にのみ耐摩耗層10を被着した
もので、その他の構成は上記第1の実施例と同様である
。この実施例は、上記第1の実施例と同様の長所を有す
るが、耐摩耗層10を被覆する際に、第5図に示すよう
に複数の母材9をその縁部をずらせて配置し、被覆材料
のイオンソース11からこれら複数の母材9の縁部に同
時にイオンブレーティングをおこなうことができ、コス
トを低減させることができる。
のものは、母材9の片面にのみ耐摩耗層10を被着した
もので、その他の構成は上記第1の実施例と同様である
。この実施例は、上記第1の実施例と同様の長所を有す
るが、耐摩耗層10を被覆する際に、第5図に示すよう
に複数の母材9をその縁部をずらせて配置し、被覆材料
のイオンソース11からこれら複数の母材9の縁部に同
時にイオンブレーティングをおこなうことができ、コス
トを低減させることができる。
また、第6図には第2の本発明の実施例を示す。
このものは、第1の母材9と第2の母材12の間に耐摩
耗層10′を積層したものである。このものは、たとえ
ば第1の母材9の片面に耐摩耗層10−を被着し、さら
にこの上に第2の母材12をプラズマ溶射等によって被
覆して製造される。
耗層10′を積層したものである。このものは、たとえ
ば第1の母材9の片面に耐摩耗層10−を被着し、さら
にこの上に第2の母材12をプラズマ溶射等によって被
覆して製造される。
もちろん、上記耐摩耗層10−に使用される材料があら
かじめ薄板に形成することができるようなものである場
合には、第1および第2の母材9゜12、耐摩耗層10
−を別々に製造し、これらを重ねて拡散接合等によって
一体化してもよい。
かじめ薄板に形成することができるようなものである場
合には、第1および第2の母材9゜12、耐摩耗層10
−を別々に製造し、これらを重ねて拡散接合等によって
一体化してもよい。
この第2の本発明のものは、耐摩耗@10′が複数の母
材9,12の間に積層されているので、この耐摩耗層1
o′の剥がれ等が一層効果的に防止される。よって、こ
の耐摩耗11110=の材料として比較的脆性の高いも
の、または母材との密着性の低いものでも使用できる。
材9,12の間に積層されているので、この耐摩耗層1
o′の剥がれ等が一層効果的に防止される。よって、こ
の耐摩耗11110=の材料として比較的脆性の高いも
の、または母材との密着性の低いものでも使用できる。
なお、本発明は上記の実施例には限定されない。
たとえば、母材の材料としては、炭素鋼には限定されず
、その他ステンレス鋼、チタン合金等の金属材料、また
は各種の複合材料が使用できる。
、その他ステンレス鋼、チタン合金等の金属材料、また
は各種の複合材料が使用できる。
また、耐摩耗層の材料は窒化チタンには限定されず、そ
の他、炭化けい素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸
化ジルコニウム等のセラミック材料、あるいはモリブデ
ン、タングステン等の硬質の金属材料も使用できる。ざ
らに、この耐摩耗層と母材との接合方法もイオンブレー
ティングに限らず、プラズマ溶射、メッキ、拡散接合、
ろう付け、その他の接合方法を採用できる。
の他、炭化けい素、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸
化ジルコニウム等のセラミック材料、あるいはモリブデ
ン、タングステン等の硬質の金属材料も使用できる。ざ
らに、この耐摩耗層と母材との接合方法もイオンブレー
ティングに限らず、プラズマ溶射、メッキ、拡散接合、
ろう付け、その他の接合方法を採用できる。
[発明の効果]
上述の如く本発明は、従来のように単一種類の材料で形
成されていたドクターブレードの如くこの材料に靭性、
弾性、7硬度等の一般に相反する特性を要求されるもの
とは異なり、弾性等の機械的特性は母材が、耐摩耗性は
耐摩耗層がそれぞれ役割を分担するので、耐摩耗層の材
料は脆性等に制約されることなく十分に硬質の材料が使
用でき、また母材は硬度等に制約されずに機械的特性の
優れた材料を使用することができる。したがって、大き
な耐摩耗性を有し、かつ弾性、強度等に優れたドクター
ブレードを提供できる。
成されていたドクターブレードの如くこの材料に靭性、
弾性、7硬度等の一般に相反する特性を要求されるもの
とは異なり、弾性等の機械的特性は母材が、耐摩耗性は
耐摩耗層がそれぞれ役割を分担するので、耐摩耗層の材
料は脆性等に制約されることなく十分に硬質の材料が使
用でき、また母材は硬度等に制約されずに機械的特性の
優れた材料を使用することができる。したがって、大き
な耐摩耗性を有し、かつ弾性、強度等に優れたドクター
ブレードを提供できる。
第1図は本発明のドクターブレードを取付けた凹版印刷
装置の概略図である。第2図ないし第5図は第1の本発
明の実施例を示し、第2図は第1の実施例の断面図、第
3図はその使用状態を示す断面図、第4図は第2の実施
例の断面図、第5図はその製造方法の説明図である。ま
た第6図は第2の本発明の実施例の断面図である。 1・・・版胴、6・・・ドクターブレード、9・・・母
材、10.10−・・・耐摩耗層、12・・・第2の母
材出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第4図 第51図 第6図
装置の概略図である。第2図ないし第5図は第1の本発
明の実施例を示し、第2図は第1の実施例の断面図、第
3図はその使用状態を示す断面図、第4図は第2の実施
例の断面図、第5図はその製造方法の説明図である。ま
た第6図は第2の本発明の実施例の断面図である。 1・・・版胴、6・・・ドクターブレード、9・・・母
材、10.10−・・・耐摩耗層、12・・・第2の母
材出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第4図 第51図 第6図
Claims (1)
- (1)弾性を有する材料で形成された板状の母材と、こ
の母材の表面に被着されこの母材より硬質の材料で形成
された耐摩耗層とを具備したことを特徴とするドクター
ブレード。(2)弾性を有する材料で形成された板状の
複数の母材と、これら母材の間に積層されこれら母材よ
り硬質の材料で形成された耐摩耗層とを具備したことを
特徴とするドクターブレード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26336086A JPS63116852A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ドクタ−ブレ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26336086A JPS63116852A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ドクタ−ブレ−ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63116852A true JPS63116852A (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=17388404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26336086A Pending JPS63116852A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | ドクタ−ブレ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63116852A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2780318A1 (fr) * | 1998-06-29 | 1999-12-31 | Radiance | Lame composite, pouvant trouver application dans differents domaines techniques ou industriels, notamment dans l'industrie papetiere et l'imprimerie |
JP2010501376A (ja) * | 2006-08-29 | 2010-01-21 | デートワイラー・スイステック・アーゲー | ドクターブレード |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS552092A (en) * | 1978-05-30 | 1980-01-09 | Daetwyler & Co M | Package device for doctor blade |
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-
1986
- 1986-11-05 JP JP26336086A patent/JPS63116852A/ja active Pending
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