JPS63116511A - ハイパスフイルタ− - Google Patents

ハイパスフイルタ−

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Publication number
JPS63116511A
JPS63116511A JP26255186A JP26255186A JPS63116511A JP S63116511 A JPS63116511 A JP S63116511A JP 26255186 A JP26255186 A JP 26255186A JP 26255186 A JP26255186 A JP 26255186A JP S63116511 A JPS63116511 A JP S63116511A
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JP
Japan
Prior art keywords
pass filter
signal
input
sample
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP26255186A
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English (en)
Inventor
Kazuki Konishi
一樹 小西
Koichi Washisu
晃一 鷲巣
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP26255186A priority Critical patent/JPS63116511A/ja
Publication of JPS63116511A publication Critical patent/JPS63116511A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明はハイパスフィルター、特に撮像光学系、例えば
カメラの像プレ防止制御装置における直流成分除去に用
いられるハイパスフィルターに関するものである。
[発明の背景] 従来、ハイパスフィルターとしては第6図(a) 、 
(b) に示すようなものがあるが、これらのフィルタ
ーでは以下に説明するように位相ずれの少ない精度の高
い出力を短時間に得ることが出来ないという難がある。
例えば第1図(a)のハイパスフィルターに、直流成分
を含む下記(1)式の信号 v+n(t) =sin(ωc、十〇)+Dc・・・(
1)が入力されたときの出力は、 ・・・ (2) となる(ただし、ω0は、フィルターのカッφ1=−t
an−’ (ωc/ωc)、φ2 = tan−’(ω
C/ωc)と表わされる。
(2)式よりわかるように、直流成分り。は、時間とと
もに減衰し、その時間はωcが大きければ大きいほど短
くなる。またv+n(t)の周波数成分によって生じる
誤差のうち、絶対値の誤差である第一項も短く時間で減
衰する。しかし第二項に含まれる位相ずれを表わすφ2
は、ωC/ωc中のωc(入力角周波数)を仮りに一定
とすれば、ωcが大きければ大きいほど、その値は大き
くなる。
したがって、位相ずれが少なく精度の高い出力を短時間
で得るには、ωcが十分大であって、かつωC/ωcが
十分小さい条件が適当とされることになる。
しかしながら、上記のような条件は入力信号の周波数が
高い場合には容易に実現できるが、本発明のハイパスフ
ィルターを適用しようとするカメラでは、手振れの周波
数が1〜10数Hzと非常に低いため、上記条件は満足
することばできない。例えば人力周波数IHzで位相ず
れφ2を6°にすると、(2)式の第一項、第三項が初
期値の1710になるまでには、約3.7秒を要するの
である。このような時間では、カメラマンは、像プレ防
止装置のスイッチをオンしてからこの時間カメラを構え
てじっと待っていなければならず、像プレ防止装置の実
用上大きな問題となフてしまう。
そしてこのことは、第6図(bl  に示すハイパスフ
ィルターなどの他のハイパスフィルターについても全く
同じである。
本発明は、カメラの像プレ防止装置において、入力信号
に含まれるカメラと手振れとは無関係な直流成分を、出
力信号が位相ずれを生じること無しに短時間(好ましく
は0.5秒以内)に除去することを可能としたハイパス
フィルターを提供するところにある。
[発明の概要コ 而してかかる目的のためになされた本発明よりなるハイ
パスフィルターの特徴は、交流入力信号中に含まれる直
流成分を除去する回路であって、ローパスフィルターと
、このローパスフィルターを通した入力信号を該入力信
号の人力開始から所定の時間tの経過時点でサンプル・
ホールドするサンプル・ホールド回路と、このサンプル
・ホールドした信号を、上記ローパスフィルターのカッ
トオフ周波数ωc及び上記時間tにより、 で与えられる増幅率Aで増幅する増幅回路と、上記入力
信号から該増幅信号を減算する差分回路とを備えたとこ
ろにある。
[発明の実施例] 以下本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図はカメラの像プレ防止装置に適用する。ハイパス
フィルターを示したものであり、図において1はローパ
スフィルターであり、第2図に示すようなオペアンプを
用いた公知のもので実現できる。2はサンプル・ホール
ド回路、3はサンプル・ホールド回路2にサンプル信号
・ホールド信号を送る。サンプル・ホールド回路制御回
路、4は公知のオペアンプで実現される増幅器、5は公
知のオペアンプで実現される差動増幅器である。また、
スイッチSl。
S2.S3は連動されており、通常S、、S2はオフ、
S3はオンされていて、Slがオンすると同時に82が
オン、S3がオフするように構成されている。
次にこの第1図に示す本例のハイパスフィルターの動作
について説明する。まず、スイッチSlがオンして外部
からの信号(カメラの像プレ防止装置の場合は加速度計
によって検知された手振れの加速度信号)が本例のフィ
ルターの入力端子aに入力される。そしてこのスイッチ
S、のオンに連動して同時に32がオン、S3がオフと
なり、サンプル・ホールド回路制御回路3が動作を開始
するが、この時点でのサンプル・ホールド回路制御回路
3の出力はハイ(サンプル信号)であるので、ローパス
フィルター1の出力端子すの出力がそのままサンプル・
ホールド回路の出力端子Cに現われる。
この信号は増幅器4で所定の倍率(以下A倍という)で
増幅され、差動増幅器5で元信号との差がとられ出力端
子fには、元信号との差信号が出力される。
所定時間が経過すると、サンプル・ボールド回路制御回
路3の出力はロー(ホールド信号)となり、その時点で
のローパスフィルターの出力がサンプル・ホールド回路
2においてホールトされ、増幅器4で増幅され差動増幅
器5で元信号との差がとられ出力端子fに出力される。
そして以上の構成の本例ハイパスフィルターにおいて、
直流成分が除去出来る様に増幅器4の増幅率Aを定めて
おくことで、直流成分を十分に除去できることになる。
ここで、上記増幅器4の増幅率Aの値について説明する
と、ローパスフィルター1に直流成分り。のみが入力し
たと考えた場合には、端子すの出力Vb(t)は v、(t)=D、  (1−e−”t)  ・=   
(4)となる。(ただしωcはローパスフィルターのカ
ットオフ角周波数である。) この出力vb(t)をサンプル・ホールド回路制御回路
3の抵抗R1コンデンサC1で決まる所定の時間Tho
1dで、サンプル・ホールド回路2によりホールドする
と、端子Cには va(t)=De  (1−e  ”””  ) ・・
・(5)(t≧Tho+d) という信号が現われ維持される。したがって、この端子
Cの出力を大力の直流成分DCと等しくするために、下
記式(3′)のA倍率増幅が与えられる。
次に本例のハイパスフィルターの入力端子aに交流成分
も人力された場合を考えると、v a (t) −si
n ((1) c+を十〇) + oc −(6)が人
力であり、従って端子すには次の信号が現われる vb(t) = D e  (1−e−” Ct)・・
・ (7) これを上記と同様にt=T holdでホールドし、増
幅器4でA倍に増幅すると ・・・ (8) となり、元信号との差動をとった本例ハイパスフィルタ
ーの出力は ・・・ (9) となる。
この(9)式から明らかなように本例ハイパスフィルタ
ーの出力は位相ずれをもたない。
そしてこの(9)式の第二項が本例ハイパスフィルター
の誤差項となり、これは下記のように表わされる。
・・・ (10) この(8)式で示される誤差は、ホールド時間T ho
ldとローパスフィルターのカットオフ(角)周波数ω
e(・2πf、)の関数になっている。
したがって、実際のカメラの像プレ防止装置への適用を
考えてハイパスフィルターを設計する場合には、出来る
だけ迅速にサンプル・ホールドの状態となるように時間
Tholdを定めることと、上記誤差が最小となる最適
条件を選択して採択すればよいことになる。
このような観点から、カメラの像プレ防止装置に使用さ
れるものとして本例のハイパスフィルターを適用する場
合につき更に詳細に検討した結果を示すと次の通りであ
る。
例えば、入力周波数が1llz、位相はランダムの場合
に、上記ωc= 0.078 、T ho+a= 0.
5(sec)  と設定した本例ハイパスフィルターで
は、上記 (10)式の段差は入力の直流成分の大きさ
の1.4%以下(θ:210°で最大値1.4%)とな
る。なおこのときの増幅率AはA−26,14である。
また、カメラの手振れの加速度信号はその周波数帯域が
1〜1o数Hz、位相はランダムであり、先に述べた最
適条件は当然周波数、位相によって異なるのであるが、
このような場合でもT he+a= 0.4 (see
)、ω、 = 0.625としたところ誤差は20%以
下となる(なおこの誤差は1〜12Hzそれぞれの最大
値の総和であるので実際はもっと小さい)。
以上の例はカメラの像プレ防止装置に用いた場合の例で
あるが、その他の装置への応用を考えた場合はローパス
フィルターのカットオフ角周波数ωc、ホールド時間T
ho+aの選択の範囲が広がる。例えば上記(3′)式
で表わされる増幅率Aの値を1もしくは1に近い値とす
れば従来のハイパスフィルター(第6図(a) 、 (
b)など)と同様の使い方をすることができ、この場合
人力信号から直流成分が取り除かれるまでの時間はカッ
トオフ角周波数が同じであれば、はぼ同じとなるが、位
相ずれのない出力を得ることができるという効果を奏す
る特徴がある。なお本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば第1図で用いているサンプル・ホー
ルド回路制御回路の代りに、第3図に示す回路を用いて
も全く同じ効果が得られる。
また、本発明のハイパスフィルターは、ディジタル方式
により上記の各機能を持った回路を同様実現でき、全く
同じ効果を得ることもでき、第4図はそのようなディジ
タル式回路のハードウェアのブロック図、第5図はマイ
クロコンピュータを用いた場合のフローチャートの一例
を示している。
[発明の効果] 以上のように本発明よりハイパスフィルターは、位相の
ずれが無く、例えば0.5秒以下というような非常に短
い時間で人力に含まれる信号成分とは無関係な直流成分
を除去することができる効果があり、カメラの像プレ防
止装置に有効であるなどその有用性は極めて大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は本発明よりなるハイパスフィルターの構成
概要−例を示すブロック回路図、第2図はオペアンプを
用いたローパスフィルターの一例を示した図、第3図は
第1図中のサンプル・ホールド回路制御回路の他の例を
示した回路図、第4図及び第5図はディジタル方式の回
路として構成した場合の実施例を示した図であ従来のハ
イパスフィルターを示した図である。 1:ローパスフィルター 2:サンプル・ホールド回路 3:サンプル・ホールド回路制御回路 4:増幅器     5:差動増幅器 6:A/D変換器  7:ローバスフィルタ−8=メモ
リ回路   9:メそり回路制御回路10・掛算回路 
   11:引算回路12:D/A変換器 第5図 第6[ (A) 図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交流入力信号中に含まれる直流成分を除去する回路であ
    って、ローパスフィルターと、このローパスフィルター
    を通した入力信号を該入力信号の入力開始から所定の時
    間tの経過時点でサンプル・ホールドするサンプル・ホ
    ールド回路と、このサンプル・ホールドした信号を、上
    記ローパスフィルターのカットオフ周波数ω_c及び上
    記時間tにより下記式で与えられる増幅率Aで増幅する
    増幅回路と、上記入力信号から該増幅信号を減算する差
    分回路とを備えたことを特徴とするハイパスフィルター A=1/(1−e^−^ω^_^c^×^t)
JP26255186A 1986-11-04 1986-11-04 ハイパスフイルタ− Pending JPS63116511A (ja)

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JPS63116511A true JPS63116511A (ja) 1988-05-20

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ID=17377379

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JP26255186A Pending JPS63116511A (ja) 1986-11-04 1986-11-04 ハイパスフイルタ−

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JP (1) JPS63116511A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05191205A (ja) * 1992-01-14 1993-07-30 Sanyo Electric Co Ltd フィルタ回路
US5309190A (en) * 1991-05-31 1994-05-03 Ricoh Company, Ltd. Camera having blurring movement correction mechanism
JP2009215779A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光視線誘導標

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5309190A (en) * 1991-05-31 1994-05-03 Ricoh Company, Ltd. Camera having blurring movement correction mechanism
JPH05191205A (ja) * 1992-01-14 1993-07-30 Sanyo Electric Co Ltd フィルタ回路
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