JPS6311649Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6311649Y2 JPS6311649Y2 JP1981154034U JP15403481U JPS6311649Y2 JP S6311649 Y2 JPS6311649 Y2 JP S6311649Y2 JP 1981154034 U JP1981154034 U JP 1981154034U JP 15403481 U JP15403481 U JP 15403481U JP S6311649 Y2 JPS6311649 Y2 JP S6311649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspected
- holder
- detection end
- base body
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 62
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 52
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 10
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 claims description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000001066 destructive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000013077 target material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、金属製の管材や板材等に発生する欠
陥を電磁気現象を応用して非破壊的に検出するた
めの探傷装置に関するものである。
陥を電磁気現象を応用して非破壊的に検出するた
めの探傷装置に関するものである。
近時、簡単かつ小形な装置を用いて高感度でし
かも安定した欠陥検出を行なうことができるよう
にした画期的な電磁気的非破壊探傷方法が開発さ
れた。すなわち、この方法は、複数回巻回された
信号変換コイルと、この信号変換コイルの内壁に
沿つて配設され一個所に切欠部を有したワンター
ンリングと、被検査材の外周面に近接するように
前記ワンターンリングの切欠部から延出され該切
欠部を電気的に接続して閉回路を形成する検出端
とを設けておき、前記信号変換コイルに高周波電
流を流して前記ワンターンリングと前記検出端と
によつて構成される閉回路に誘導電流を励起させ
前記被検査材の前記検出端に近接する部位に高周
波電流を局部的に誘発させた上で、前記被検査材
と前記検出端とを相対的に変位させるようにした
ものである。そして、この方法によれば、前記被
検査材の欠陥部分が前記検出端の直下に到来した
場合、前記信号変換コイルのインピーダンスが変
化するので、その変化分を何らかの手段によつて
検出することにより被検査材の欠陥の存在を察知
することができるものである。
かも安定した欠陥検出を行なうことができるよう
にした画期的な電磁気的非破壊探傷方法が開発さ
れた。すなわち、この方法は、複数回巻回された
信号変換コイルと、この信号変換コイルの内壁に
沿つて配設され一個所に切欠部を有したワンター
ンリングと、被検査材の外周面に近接するように
前記ワンターンリングの切欠部から延出され該切
欠部を電気的に接続して閉回路を形成する検出端
とを設けておき、前記信号変換コイルに高周波電
流を流して前記ワンターンリングと前記検出端と
によつて構成される閉回路に誘導電流を励起させ
前記被検査材の前記検出端に近接する部位に高周
波電流を局部的に誘発させた上で、前記被検査材
と前記検出端とを相対的に変位させるようにした
ものである。そして、この方法によれば、前記被
検査材の欠陥部分が前記検出端の直下に到来した
場合、前記信号変換コイルのインピーダンスが変
化するので、その変化分を何らかの手段によつて
検出することにより被検査材の欠陥の存在を察知
することができるものである。
しかして、このような方法を応用して、管状あ
るいは板状等の被検査材の欠陥を検査するための
具体的な装置としては、例えば、前記被検査材が
通過する被検査材挿通路の近傍に基体を配設する
とともにこの基体に前記ワンターンリングおよび
前記検出端を保持させ、この基体と前記被検査材
とを相対的に移動させることによつて探傷を行な
うことができるようにしたものが考えられる。と
ころが、単にこれだけのものでは、被検査材の曲
りや表面のうねり等によつて検査中に該被検査材
と前記検出端との離間距離が変動して正確な探傷
結果を得ることが難しいという不都合がある。な
お、このような不都合は、前記被検査材の走行軌
道を精度の高い案内部材によつて矯正することに
より解消することができる場合もあるが、高精度
の案内部材により被検査材を案内すると該被検査
材の表面に新たな傷がつき易いという問題があ
る。
るいは板状等の被検査材の欠陥を検査するための
具体的な装置としては、例えば、前記被検査材が
通過する被検査材挿通路の近傍に基体を配設する
とともにこの基体に前記ワンターンリングおよび
前記検出端を保持させ、この基体と前記被検査材
とを相対的に移動させることによつて探傷を行な
うことができるようにしたものが考えられる。と
ころが、単にこれだけのものでは、被検査材の曲
りや表面のうねり等によつて検査中に該被検査材
と前記検出端との離間距離が変動して正確な探傷
結果を得ることが難しいという不都合がある。な
お、このような不都合は、前記被検査材の走行軌
道を精度の高い案内部材によつて矯正することに
より解消することができる場合もあるが、高精度
の案内部材により被検査材を案内すると該被検査
材の表面に新たな傷がつき易いという問題があ
る。
本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、特にワンターンリング方式の探傷装置に
おける前記検出端の相対位置決め機構として、前
記検出端を溝に収容して該検出端を前記被検査材
と平行に保持するホルダを、前記基体の側面に枢
着して前記被検査材の方向に延出されかつ前記ワ
ンターンリングを沿設している揺動アームに支持
させて、前記被検査材の上に接離自在に配設する
とともに、このホルダに、その内部から前記被検
査材の表面に向けて圧力流体を噴射する流体噴出
機構を設けることによつて、軽量で構造簡易なも
のとしながら被検査材に対し非常に良好な追従性
を発揮し、ノイズレスな探傷を実現するものを提
供する。
もので、特にワンターンリング方式の探傷装置に
おける前記検出端の相対位置決め機構として、前
記検出端を溝に収容して該検出端を前記被検査材
と平行に保持するホルダを、前記基体の側面に枢
着して前記被検査材の方向に延出されかつ前記ワ
ンターンリングを沿設している揺動アームに支持
させて、前記被検査材の上に接離自在に配設する
とともに、このホルダに、その内部から前記被検
査材の表面に向けて圧力流体を噴射する流体噴出
機構を設けることによつて、軽量で構造簡易なも
のとしながら被検査材に対し非常に良好な追従性
を発揮し、ノイズレスな探傷を実現するものを提
供する。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
管状の被検査材Aが水平に通過する被検査材挿
通路1の外周面に円筒状の基体2を水平軸回りに
回転可能に配設している。具体的には、図示しな
い固定面上に前記基体2を囲繞する筒状の固定枠
3を設け、この固定枠3の内周面に前記基体2を
ベアリング4,4を介して回転可能に支持させて
いる。そして、この基体2の一端近傍部外周に鍔
2aを設けるとともに、この鍔2aにプーリ5を
装着し、このプーリ5に図示しない電動機等の回
転力をタイミングベルト6を介して伝達すること
によつて該基体2を所定の速度で回転させること
ができるようにしている。また、この基体2の外
周に複数本のワンターンリング7…を軸心方向に
所定の間隔をあけて巻装固着している。ワンター
ンリング7…は、導電材を円弧状に形成してなる
もので、一個所に切欠部7aを有している。そし
て、これら各ワンターンリング7の切欠部7aか
ら該切欠部7aを電気的に接続して閉回路を形成
する導電線材製の検出端8を、前記被検査材Aの
外周面に近接する位置にまで延出させている。具
体的には、前記基体2の端面近傍に後述するホル
ダ9を配設し、このホルダ9の前記被検査材Aに
対向する面に設けた軸心方向の溝9a内に前記検
出端8を収容し保持している。なお、前記ホルダ
9は、前記ワンターンリング7…の本数に対応す
る個数のものが円周方向に等角間隔をあけて配列
されており、これら各ホルダ9…に前記各ワンタ
ーンリング7から延出された検出端8が1本づつ
保持されている。また、前記各ワンターンリング
7の外周囲に、信号変換コイル11をそれぞれ前
記固定枠3の内周部に保持させて配設している。
信号変換コイル11は導電線材を複数回巻回して
なるもので、その端子11a,11bは図示しな
い高周波電源装置に接続されている。
通路1の外周面に円筒状の基体2を水平軸回りに
回転可能に配設している。具体的には、図示しな
い固定面上に前記基体2を囲繞する筒状の固定枠
3を設け、この固定枠3の内周面に前記基体2を
ベアリング4,4を介して回転可能に支持させて
いる。そして、この基体2の一端近傍部外周に鍔
2aを設けるとともに、この鍔2aにプーリ5を
装着し、このプーリ5に図示しない電動機等の回
転力をタイミングベルト6を介して伝達すること
によつて該基体2を所定の速度で回転させること
ができるようにしている。また、この基体2の外
周に複数本のワンターンリング7…を軸心方向に
所定の間隔をあけて巻装固着している。ワンター
ンリング7…は、導電材を円弧状に形成してなる
もので、一個所に切欠部7aを有している。そし
て、これら各ワンターンリング7の切欠部7aか
ら該切欠部7aを電気的に接続して閉回路を形成
する導電線材製の検出端8を、前記被検査材Aの
外周面に近接する位置にまで延出させている。具
体的には、前記基体2の端面近傍に後述するホル
ダ9を配設し、このホルダ9の前記被検査材Aに
対向する面に設けた軸心方向の溝9a内に前記検
出端8を収容し保持している。なお、前記ホルダ
9は、前記ワンターンリング7…の本数に対応す
る個数のものが円周方向に等角間隔をあけて配列
されており、これら各ホルダ9…に前記各ワンタ
ーンリング7から延出された検出端8が1本づつ
保持されている。また、前記各ワンターンリング
7の外周囲に、信号変換コイル11をそれぞれ前
記固定枠3の内周部に保持させて配設している。
信号変換コイル11は導電線材を複数回巻回して
なるもので、その端子11a,11bは図示しな
い高周波電源装置に接続されている。
そして、このような装置において、前記基体2
に支持させて前記検出端8を保持する各ホルダ9
…を、前記被検査材Aの上に近接させて接離自在
に配設している。すなわち、各ホルダ9…は中空
の箱形のもので、その底壁外面に凹設した溝9a
に縦ループをなす前記検出端8を収容して、該検
出端8を被検査材Aと平行に保持しているととも
に、基体2の側面に固設したブラケツト12に基
端を枢着して被検査材Aの方向に延出されている
揺動アーム13の先端に保持されている。そし
て、各揺動アーム13には検出端8と接続してい
る線状のワンターンリング7が沿設されている。
また、このホルダ9をばね14によつて前記被検
査材A方向に弱い力で付勢するとともに、このホ
ルダ9に該ホルダ9と前記被検査材Aとの間に圧
力流体、例えば、圧縮空気Bを逐次供給して該ホ
ルダ9を前記被検査材Aの表面から浮上させるた
めの流体噴出機構15を設けている。流体噴出機
構15は、前記ホルダ9の底壁に透孔16…を設
け、前記揺動アーム13の軸心中空部13aを通
して前記ホルダ9内に送られてくる圧縮空気Bを
前記透孔16…から前記被検査材A方向へ逐時噴
射するようにしたものである。なお、17は前記
ホルダ9の浮上高さを確保するためのフレキシブ
ルスカートである。
に支持させて前記検出端8を保持する各ホルダ9
…を、前記被検査材Aの上に近接させて接離自在
に配設している。すなわち、各ホルダ9…は中空
の箱形のもので、その底壁外面に凹設した溝9a
に縦ループをなす前記検出端8を収容して、該検
出端8を被検査材Aと平行に保持しているととも
に、基体2の側面に固設したブラケツト12に基
端を枢着して被検査材Aの方向に延出されている
揺動アーム13の先端に保持されている。そし
て、各揺動アーム13には検出端8と接続してい
る線状のワンターンリング7が沿設されている。
また、このホルダ9をばね14によつて前記被検
査材A方向に弱い力で付勢するとともに、このホ
ルダ9に該ホルダ9と前記被検査材Aとの間に圧
力流体、例えば、圧縮空気Bを逐次供給して該ホ
ルダ9を前記被検査材Aの表面から浮上させるた
めの流体噴出機構15を設けている。流体噴出機
構15は、前記ホルダ9の底壁に透孔16…を設
け、前記揺動アーム13の軸心中空部13aを通
して前記ホルダ9内に送られてくる圧縮空気Bを
前記透孔16…から前記被検査材A方向へ逐時噴
射するようにしたものである。なお、17は前記
ホルダ9の浮上高さを確保するためのフレキシブ
ルスカートである。
このような構成のものであれば、基体2をワン
ターンリング7…および検出端8…とともに回転
させながら被検査材Aを矢印X方向へ所定の速度
で移動させて前記検出端8を前記被検査材Aの外
周面全体に走査させることによつて、該被検査材
Aの欠陥を探策することができるわけであるが、
本考案では前記基体2に前記検出端8…を保持す
るホルダ9…を、基体2から延出した揺動アーム
13の先端に保持させて前記被検査材Aの上に接
離自在に配設しているとともに、このホルダ9…
に該ホルダ9…と前記被検査材Aとの間に圧縮空
気を逐時供給して該ホルダ9…を前記被検査材A
の表面から浮上させるための流体噴出機構15を
設けているので、該ホルダ9…に保持された検出
端8…と前記被検査材Aとの離間距離を常に一定
の値に維持することができる。そのため、前記被
検査材Aの曲り等によつて該被検査材Aの表面と
前記基体2との離間距離が変動するようなことが
あつても、何らの不都合もなく正確な探傷検査を
行なうことができるものである。なお、前記ホル
ダ9はエアークツシヨン層を介して被検査材Aの
表面上に浮上するものであるため、前記検出端8
と被検査材Aとの離間距離が微小な範囲で変動す
るのは避けられないが、本考案に係る検査方式、
つまり信号変換コイル11とワンターンリング7
と検出端8とを用いて行なう検査方式では、検出
端8と被検査材Aとの距離をSMD素子を用いて
検査を行なう場合のように厳密に設定する必要が
ない。例えば、SMD素子による検査方式では検
出素子と被検査材との距離を0.4±0.01(mm)程度
に設定しなければならないのに対して、本考案に
係る検査方式では、検出端8と被検査材Aとの距
離を3±0.5(mm)程度に設定すれば足りる。した
がつて、前記のように該検出端8をエアークツシ
ヨン方式のホルダ9により保持しても正確な探傷
検査を行なうことができるものである。また、前
記検出端8は単なる線材であるため従来の検出素
子に比べてはるかに軽量であり、エアークツシヨ
ン方式のホルダ9で保持するのに好都合である。
ターンリング7…および検出端8…とともに回転
させながら被検査材Aを矢印X方向へ所定の速度
で移動させて前記検出端8を前記被検査材Aの外
周面全体に走査させることによつて、該被検査材
Aの欠陥を探策することができるわけであるが、
本考案では前記基体2に前記検出端8…を保持す
るホルダ9…を、基体2から延出した揺動アーム
13の先端に保持させて前記被検査材Aの上に接
離自在に配設しているとともに、このホルダ9…
に該ホルダ9…と前記被検査材Aとの間に圧縮空
気を逐時供給して該ホルダ9…を前記被検査材A
の表面から浮上させるための流体噴出機構15を
設けているので、該ホルダ9…に保持された検出
端8…と前記被検査材Aとの離間距離を常に一定
の値に維持することができる。そのため、前記被
検査材Aの曲り等によつて該被検査材Aの表面と
前記基体2との離間距離が変動するようなことが
あつても、何らの不都合もなく正確な探傷検査を
行なうことができるものである。なお、前記ホル
ダ9はエアークツシヨン層を介して被検査材Aの
表面上に浮上するものであるため、前記検出端8
と被検査材Aとの離間距離が微小な範囲で変動す
るのは避けられないが、本考案に係る検査方式、
つまり信号変換コイル11とワンターンリング7
と検出端8とを用いて行なう検査方式では、検出
端8と被検査材Aとの距離をSMD素子を用いて
検査を行なう場合のように厳密に設定する必要が
ない。例えば、SMD素子による検査方式では検
出素子と被検査材との距離を0.4±0.01(mm)程度
に設定しなければならないのに対して、本考案に
係る検査方式では、検出端8と被検査材Aとの距
離を3±0.5(mm)程度に設定すれば足りる。した
がつて、前記のように該検出端8をエアークツシ
ヨン方式のホルダ9により保持しても正確な探傷
検査を行なうことができるものである。また、前
記検出端8は単なる線材であるため従来の検出素
子に比べてはるかに軽量であり、エアークツシヨ
ン方式のホルダ9で保持するのに好都合である。
また、このものは、被検査材Aの位置を強制的
に修正するものではなく、検出端8を保持したホ
ルダ9を前記被検査材の表面に接触させることな
く追従させるものである。そのため、精度の高い
案内部材で被検査材の走行軌道を矯正する場合の
ように被検査材の表面に新たな傷が作られるとい
うような不都合は全く生じない。
に修正するものではなく、検出端8を保持したホ
ルダ9を前記被検査材の表面に接触させることな
く追従させるものである。そのため、精度の高い
案内部材で被検査材の走行軌道を矯正する場合の
ように被検査材の表面に新たな傷が作られるとい
うような不都合は全く生じない。
なお、基体に保持させるワンターンリングおよ
び検出端の本数は前記実施例のものに限られない
のは勿論である。
び検出端の本数は前記実施例のものに限られない
のは勿論である。
また、前記実施例では、検出端を被検査材の軸
心方向に向けて保持することにより該被検査材の
軸心方向の傷を探策する場合について説明した
が、円周方向の傷を検査するものにおいては、前
記検出端を被検査材の円周方向に向けて配置すれ
ばよい。
心方向に向けて保持することにより該被検査材の
軸心方向の傷を探策する場合について説明した
が、円周方向の傷を検査するものにおいては、前
記検出端を被検査材の円周方向に向けて配置すれ
ばよい。
さらに、本考案は、ワンターンリングに被検査
材を貫通させて検査を行なう形式のものに限られ
ず、例えば、スラブなどの平板状被検査材の探傷
面にワンターンリングおよび信号変換コイルを配
設し、前記ワンターンリングから延出させた検出
端を前記被検査材の探傷面等に近接させて検査を
行なうようにしたもの等にも同様に適用が可能で
ある。なお本考案の装置はその名称に拘らず、例
えば被検査材の表面に付けたマークを読み取つて
位置を検出する検査装置等にも応用できる。
材を貫通させて検査を行なう形式のものに限られ
ず、例えば、スラブなどの平板状被検査材の探傷
面にワンターンリングおよび信号変換コイルを配
設し、前記ワンターンリングから延出させた検出
端を前記被検査材の探傷面等に近接させて検査を
行なうようにしたもの等にも同様に適用が可能で
ある。なお本考案の装置はその名称に拘らず、例
えば被検査材の表面に付けたマークを読み取つて
位置を検出する検査装置等にも応用できる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は半截
断面図、第2図は部分斜視図、第3図は要部を示
す拡大正面図、第4図は第3図における−線
断面図、第5図は第3図における矢視図であ
る。 A……被検査材、B……圧力流体(圧縮空気)、
2……基体、7……ワンターンリング、8……検
出端、9……ホルダ、11………信号変換コイ
ル、15……流体噴射機構。
断面図、第2図は部分斜視図、第3図は要部を示
す拡大正面図、第4図は第3図における−線
断面図、第5図は第3図における矢視図であ
る。 A……被検査材、B……圧力流体(圧縮空気)、
2……基体、7……ワンターンリング、8……検
出端、9……ホルダ、11………信号変換コイ
ル、15……流体噴射機構。
Claims (1)
- 被検査材に対して相対的に移動する基体と、こ
の基体側に保持され一箇所に切欠部を有した導電
材製のワンターンリングと、このワンターンリン
グの切欠部から前記被検査材の外周面に近接する
位置まで延出され前記切欠部を電気的に接続して
閉回路を形成する検出端と、前記ワンターンリン
グの外周面に配設され高周波磁界を発生させて前
記閉回路に高周波電流を誘発させるとともに前記
検出端が前記被検査材の欠陥部分に対面した場合
にインピーダンスが変化して探傷信号を提供する
信号変換コイルとを具備した探傷装置であつて、
前記検出端を溝に収容して該検出端を前記被検査
材と平行に保持するホルダを、前記基体の側面に
枢着して前記被検査材の方向に延出されかつ前記
ワンターンリングを沿設している揺動アームに支
持させて、前記被検査材の上に接離自在に配設す
るとともに、このホルダに、その内部から前記被
検査材の表面に向けて圧力流体を噴射する流体噴
出機構を設けたことを特徴とする探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403481U JPS5857958U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15403481U JPS5857958U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 探傷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857958U JPS5857958U (ja) | 1983-04-19 |
JPS6311649Y2 true JPS6311649Y2 (ja) | 1988-04-05 |
Family
ID=29946636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15403481U Granted JPS5857958U (ja) | 1981-10-15 | 1981-10-15 | 探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857958U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52121385A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-12 | Omron Tateisi Electronics Co | Defect detection device |
-
1981
- 1981-10-15 JP JP15403481U patent/JPS5857958U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52121385A (en) * | 1976-04-06 | 1977-10-12 | Omron Tateisi Electronics Co | Defect detection device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857958U (ja) | 1983-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR20060009377A (ko) | 반응기 헤드 구성 요소들의 검사 방법 및 장치 | |
US7659715B2 (en) | Device for inspecting a rectilinear cavity with eddy currents | |
JP4670000B2 (ja) | 球の非破壊検査装置 | |
KR960036909A (ko) | 달걀검사용 탐침과 장치 및 그 방법 | |
JP5140677B2 (ja) | 管形状の被検体のための漏れ磁束検査装置 | |
JPS6311649Y2 (ja) | ||
US4258318A (en) | Flaw detector for pipe employing magnets located outside the pipe and detector mounted inside and movable along the pipe with the magnets | |
JPS6311651Y2 (ja) | ||
JPS61219857A (ja) | 塗膜のある金属表面の渦流探傷方法および装置 | |
JP6847813B2 (ja) | かぶり厚検査方法 | |
JP2004226195A (ja) | 渦流探傷方法およびその装置 | |
JPS6311650Y2 (ja) | ||
JP3378500B2 (ja) | 燃料被覆管の渦電流検査装置 | |
JPH0425650Y2 (ja) | ||
JP2003172731A (ja) | 金属管検査装置 | |
EP0057068B1 (en) | Improvements in or relating to non-destructive testing apparatus | |
RU200569U1 (ru) | Устройство для неразрушающего контроля донной поверхности глухого отверстия | |
EP4130731A1 (en) | Machine for inspecting a railway vehicle axle using eddy currents | |
JPS5817254Y2 (ja) | 金属管の内面磁気探傷装置 | |
JPH0429411Y2 (ja) | ||
JPS6335363Y2 (ja) | ||
JPS60189850U (ja) | 金属管検査装置 | |
JPH0429410Y2 (ja) | ||
CN109596704B (zh) | 一种车轮专用涡流感应器 | |
JPH0342629B2 (ja) |