JPS63115902A - 射出成形機の制御装置 - Google Patents
射出成形機の制御装置Info
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- JPS63115902A JPS63115902A JP61259424A JP25942486A JPS63115902A JP S63115902 A JPS63115902 A JP S63115902A JP 61259424 A JP61259424 A JP 61259424A JP 25942486 A JP25942486 A JP 25942486A JP S63115902 A JPS63115902 A JP S63115902A
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- pump
- pumps
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数の比例電磁式圧力流m制御形可変ポンプを
用いた射出成形機の制御装置に関する。
用いた射出成形機の制御装置に関する。
一般に、射出成形機において、射出充填工程等のような
速度制御領域ではアクチュエータに対し大流量の圧油供
給を必要とし、他方、保圧工程等の圧力制御領域では流
Iをほとんど必要としない等流量に関し所定の制御幅が
存在する。したがって、吐出流量を必要に応じて可変で
きる可変吐出Iポンプを用いれば射出成形機の制御を行
うことができる。
速度制御領域ではアクチュエータに対し大流量の圧油供
給を必要とし、他方、保圧工程等の圧力制御領域では流
Iをほとんど必要としない等流量に関し所定の制御幅が
存在する。したがって、吐出流量を必要に応じて可変で
きる可変吐出Iポンプを用いれば射出成形機の制御を行
うことができる。
ところで、可変吐出量ポンプを単体で使用する場合、大
型射出成形機になると、これに伴って大型ポンプも必要
になる。しかし、大型ポンプは一般に最適容量の入手が
困難であり、また、価格、応答性、゛騒音等も小型ポン
プに比べて著しく不利となる問題がある。
型射出成形機になると、これに伴って大型ポンプも必要
になる。しかし、大型ポンプは一般に最適容量の入手が
困難であり、また、価格、応答性、゛騒音等も小型ポン
プに比べて著しく不利となる問題がある。
そこで、従来は特開昭60−245806号公報に開示
されるような複数の小形吐出量ポンプによって構成した
合流回路で制御を行っていた。この合流回路によれば、
第1可変ポンプに接続したボンブラインに、上流側より
順次第1チエツク弁と絞り弁を設け、第1可変ポンプの
吐出量制御部を上記ポンブラインまたはタンクに切換接
続して吐出流量を制御する第1制御装置のバネ室に、絞
りを介して上記ポンプラインを接続するとともに、パイ
ロットリリーフ弁を接続する一方、第1制御装置のパイ
ロット室に上記ポンプラインを接続して第1制御装置を
作動させ、圧力制御時における第1可変ポンプの吐出圧
力を制御し、さらに、第1チエツク弁と絞り弁との間の
上記ポンプラインに、中間に第2チエツク弁を有する第
二のポンプラインを介して第2可変ポンプを接続し、上
記第2可変ポンプの吐出量制御部を第二のポンプライン
またはタンクに切換え接続して吐出流量を制御する第2
制御装置のバネ室を絞りを介して第二のポンプラインに
接続するとともに、切換弁によってパイロットリリーフ
弁の前位またはタンクに切換接続可能になす一方、上記
第2制御装置のパイロット室に第二のポンプラインを接
続して構成される。
されるような複数の小形吐出量ポンプによって構成した
合流回路で制御を行っていた。この合流回路によれば、
第1可変ポンプに接続したボンブラインに、上流側より
順次第1チエツク弁と絞り弁を設け、第1可変ポンプの
吐出量制御部を上記ポンブラインまたはタンクに切換接
続して吐出流量を制御する第1制御装置のバネ室に、絞
りを介して上記ポンプラインを接続するとともに、パイ
ロットリリーフ弁を接続する一方、第1制御装置のパイ
ロット室に上記ポンプラインを接続して第1制御装置を
作動させ、圧力制御時における第1可変ポンプの吐出圧
力を制御し、さらに、第1チエツク弁と絞り弁との間の
上記ポンプラインに、中間に第2チエツク弁を有する第
二のポンプラインを介して第2可変ポンプを接続し、上
記第2可変ポンプの吐出量制御部を第二のポンプライン
またはタンクに切換え接続して吐出流量を制御する第2
制御装置のバネ室を絞りを介して第二のポンプラインに
接続するとともに、切換弁によってパイロットリリーフ
弁の前位またはタンクに切換接続可能になす一方、上記
第2制御装置のパイロット室に第二のポンプラインを接
続して構成される。
しかし、上述した合流回路を用いた従来の制御装置は次
のような問題点がある。
のような問題点がある。
第一に、流量制御は比例流量弁及び比例圧力弁に制御信
号を付与し、比例流量弁前後の差圧が一定となるように
第1及び第2制御装置を用いて制御を行い、また、圧力
制御は切換弁を切換えることにより、他方のポンプをア
ンロードし、一方のポンプのみによって制御を行う。と
ころで、射出工程では速度制御領域の次に連続して圧力
制御領域へ移行するが、この領域の切換えを従来は切換
弁で行っていたため、当該切換弁による圧力ショックを
生じ、安定な制御を行うことができないとともに、不良
品発生の要因となっていた。
号を付与し、比例流量弁前後の差圧が一定となるように
第1及び第2制御装置を用いて制御を行い、また、圧力
制御は切換弁を切換えることにより、他方のポンプをア
ンロードし、一方のポンプのみによって制御を行う。と
ころで、射出工程では速度制御領域の次に連続して圧力
制御領域へ移行するが、この領域の切換えを従来は切換
弁で行っていたため、当該切換弁による圧力ショックを
生じ、安定な制御を行うことができないとともに、不良
品発生の要因となっていた。
第二に、コントローラからの制御信号は流量制御信号、
圧力制御信号、切換弁への切換制御信号が必要となり、
制御系が複雑化し、故障しやすいとともに、切換弁が必
要となる等コストアップを招く問題があった。
圧力制御信号、切換弁への切換制御信号が必要となり、
制御系が複雑化し、故障しやすいとともに、切換弁が必
要となる等コストアップを招く問題があった。
本発明は上述した従来の技術に存在する諸問題を解決し
た射出成形機における制御装置の提供を目的とするもの
で、以下に示す制御装置(1)によって達成される。
た射出成形機における制御装置の提供を目的とするもの
で、以下に示す制御装置(1)によって達成される。
即ち、本発明に係る制御装置(1)は合流回路(2)と
、この合流回路(2)に制御信号を付与するコントロー
ラ(3)からなる。合流回路(2)は制御信号により斜
板角度が可変して吐出流量及び吐出圧力を制御する複数
の比例電磁式圧力流量制御形可変ポンプ(4)、(5)
の吐出側を逆止弁(6)、(7)を介して接続して構成
する。また、コントローラ(3)はアクチュエータ(8
)への圧油供給が一定流量以上になる制御領域では全ポ
ンプ(4)及び(5)に対して流量する制御信号を付与
し、かつ一定流量未満になる制御領域では一のポンプ(
4)に流量制御する制御信号を付与するとともに、他の
ポンプ(5)に流量を零にする制御信号を付与するよう
にしたことを特徴としている。
、この合流回路(2)に制御信号を付与するコントロー
ラ(3)からなる。合流回路(2)は制御信号により斜
板角度が可変して吐出流量及び吐出圧力を制御する複数
の比例電磁式圧力流量制御形可変ポンプ(4)、(5)
の吐出側を逆止弁(6)、(7)を介して接続して構成
する。また、コントローラ(3)はアクチュエータ(8
)への圧油供給が一定流量以上になる制御領域では全ポ
ンプ(4)及び(5)に対して流量する制御信号を付与
し、かつ一定流量未満になる制御領域では一のポンプ(
4)に流量制御する制御信号を付与するとともに、他の
ポンプ(5)に流量を零にする制御信号を付与するよう
にしたことを特徴としている。
次に、本発明の詳細な説明する。
本発明に係る制御装置(1)はアクチュエータ(8)へ
の圧油供給が一定流量以上になる制御領域、つまり高速
型閉工程、高速型開工程、射出充填工程のような大流量
を必要とする制御領域においてはコントローラ(3)か
ら全ポンプ(4)と(5)に対し流量制御する制御信号
を付与する。よって、制御信号が付与される各ポンプ(
4)、(5)の斜板角度が変更して比例電磁式圧力流量
制御形可変ポンプ(4)と(5)にそれぞれ所定流量が
設定され、ポンプ(4)と(5)の各流量を加えた必要
な流量がアクチュエータ(8)へ供給される。
の圧油供給が一定流量以上になる制御領域、つまり高速
型閉工程、高速型開工程、射出充填工程のような大流量
を必要とする制御領域においてはコントローラ(3)か
ら全ポンプ(4)と(5)に対し流量制御する制御信号
を付与する。よって、制御信号が付与される各ポンプ(
4)、(5)の斜板角度が変更して比例電磁式圧力流量
制御形可変ポンプ(4)と(5)にそれぞれ所定流量が
設定され、ポンプ(4)と(5)の各流量を加えた必要
な流量がアクチュエータ(8)へ供給される。
一方、アクチュエータ(8)への圧油供給が一定流量未
満になる制御領域、つまり保圧工程等のように圧力に影
響されるが流量にはほとんど影響されない制御領域では
コントローラ(3)から一のポンプ(4)にのみに領域
制御する制御信号を付与し、他のポンプ(5)には流量
を零にする制御信号を付与する。よって、一のポンプ(
4)の流量によってのみ制御が行われる。
満になる制御領域、つまり保圧工程等のように圧力に影
響されるが流量にはほとんど影響されない制御領域では
コントローラ(3)から一のポンプ(4)にのみに領域
制御する制御信号を付与し、他のポンプ(5)には流量
を零にする制御信号を付与する。よって、一のポンプ(
4)の流量によってのみ制御が行われる。
このように、合流回路(2)の吐出流量制御及びポンプ
切換はコントローラ(3)からの電気的制御信号によっ
て行うことができる。
切換はコントローラ(3)からの電気的制御信号によっ
て行うことができる。
以下には本発明に係る好適な実施例を図面に基づき詳細
に説明する。第1図は本発明に係る制御装置の油圧回路
図、第2図は同装置の機能を説明するポンプの分担特性
図である。
に説明する。第1図は本発明に係る制御装置の油圧回路
図、第2図は同装置の機能を説明するポンプの分担特性
図である。
まず、第1図を参照して本装置(1)の構成について説
明する。
明する。
合流回路(2)は二台の比例電磁式圧力流量制御形可変
ポンプ(以下、ポンプと記す)(4)と(5)を備える
。各ポンプ(4)、(5)はコントローラ(3)からの
制御信号(流量、圧力指令信号)によって斜板角度が可
変し、これによって吐出流量及び吐出圧力を制御するも
ので、例えば油研工業株式会社製“EH制御型可変ピス
トンポンプ”を利用できる。また、各ポンプ(4)、(
5)はそれぞれモータ(4a)、(5a)によって駆動
せしめられる。
ポンプ(以下、ポンプと記す)(4)と(5)を備える
。各ポンプ(4)、(5)はコントローラ(3)からの
制御信号(流量、圧力指令信号)によって斜板角度が可
変し、これによって吐出流量及び吐出圧力を制御するも
ので、例えば油研工業株式会社製“EH制御型可変ピス
トンポンプ”を利用できる。また、各ポンプ(4)、(
5)はそれぞれモータ(4a)、(5a)によって駆動
せしめられる。
一方、ポンプ(4)、(5)の吸込口はオイルタンク(
11)、(12)にそれぞれ接続するとともに、吐出口
はそれぞれ逆止弁(6)、(7)に接続する。また、逆
止弁(6)、(7)の流出側は合流するように接続し、
型締シリンダ、射出シリンダ、突出しシリンダ、オイル
モータ、ノズル移動シリンダ等の各種アクチュエータ(
8)に接続する。なお、逆止弁(6)、(7)によって
一のポンプから他のポンプへ圧油が逆流するのを阻止し
、各ポンプ間の干渉を防止している。
11)、(12)にそれぞれ接続するとともに、吐出口
はそれぞれ逆止弁(6)、(7)に接続する。また、逆
止弁(6)、(7)の流出側は合流するように接続し、
型締シリンダ、射出シリンダ、突出しシリンダ、オイル
モータ、ノズル移動シリンダ等の各種アクチュエータ(
8)に接続する。なお、逆止弁(6)、(7)によって
一のポンプから他のポンプへ圧油が逆流するのを阻止し
、各ポンプ間の干渉を防止している。
また、ポンプ(4)、(5)にはコントローラ(3)を
接続し、斜板角度を可変せしめる前記制御信号を付与す
る。コントローラ(3)には圧力設定及び流量設定を行
う各種設定器(15)・・・を備える。また、コントロ
ーラ(3)はアクチュエータ(8)への圧油供給が一定
流量以上になる制御領域、例えば高速型閉工程、高速型
開工程、射出充填工程において双方のポンプ(4)と(
5)に対して流量制御する制御信号を付与する機能と、
一定流量未満になる制御領域では一方のポンプ(4)に
流量制御する制御信号を付与するとともに、他方のポン
プ(5)に流量を零にする制御信号を付与する機能をも
つ。
接続し、斜板角度を可変せしめる前記制御信号を付与す
る。コントローラ(3)には圧力設定及び流量設定を行
う各種設定器(15)・・・を備える。また、コントロ
ーラ(3)はアクチュエータ(8)への圧油供給が一定
流量以上になる制御領域、例えば高速型閉工程、高速型
開工程、射出充填工程において双方のポンプ(4)と(
5)に対して流量制御する制御信号を付与する機能と、
一定流量未満になる制御領域では一方のポンプ(4)に
流量制御する制御信号を付与するとともに、他方のポン
プ(5)に流量を零にする制御信号を付与する機能をも
つ。
このようなコントローラ(3)の機能について竿2図を
参照して説明する。今、一定流量値を同図中(Sl)と
すると、(SL)未満、つまり(0)〜(Sl)の間は
ポンプ(4)にのみ制御信号が付与され、所定の流量制
御が行われる。この場合、前述したようにポンプ(5)
の流量は零である。一方、流量が(Sl)以上になり、
(31)〜(S2)の間におけるポンプ(4)の流量は
最大流量を維持し、また、ポンプ(5)の流量は所定の
流量に制御される。よって、アクチュエータ(8)には
ポンプ(4)の最大流出とポンプ(5)の任意流量が合
流した流量が供給される。なお、ポンプの分担方式にお
いて、(0)〜(Sl)の間はポンプ(4)が流量制御
を行い、(Sl)に達したなら最大流量値が設定されて
いるポンプ(5)を作動させ、同時にポンプ(4)を零
にして再びポンプ(4)の流量を上げていく制御を行う
こともできる。この場合、可変する制御信号はポンプ(
4)へ付与するのみでよく、ポンプ(5)は可変せずに
単に0N−OFF切換えするのみでよい。これに対し、
先に説明した分担方式は各ポンプ(4)、(5)双方に
可変する制御信号を付与する必要がある。
参照して説明する。今、一定流量値を同図中(Sl)と
すると、(SL)未満、つまり(0)〜(Sl)の間は
ポンプ(4)にのみ制御信号が付与され、所定の流量制
御が行われる。この場合、前述したようにポンプ(5)
の流量は零である。一方、流量が(Sl)以上になり、
(31)〜(S2)の間におけるポンプ(4)の流量は
最大流量を維持し、また、ポンプ(5)の流量は所定の
流量に制御される。よって、アクチュエータ(8)には
ポンプ(4)の最大流出とポンプ(5)の任意流量が合
流した流量が供給される。なお、ポンプの分担方式にお
いて、(0)〜(Sl)の間はポンプ(4)が流量制御
を行い、(Sl)に達したなら最大流量値が設定されて
いるポンプ(5)を作動させ、同時にポンプ(4)を零
にして再びポンプ(4)の流量を上げていく制御を行う
こともできる。この場合、可変する制御信号はポンプ(
4)へ付与するのみでよく、ポンプ(5)は可変せずに
単に0N−OFF切換えするのみでよい。これに対し、
先に説明した分担方式は各ポンプ(4)、(5)双方に
可変する制御信号を付与する必要がある。
次に、射出成形機における実際の成形工程である射出工
程を例にとってさらに具体的に説明する。
程を例にとってさらに具体的に説明する。
射出工程では計量工程によってスクリュ前方に蓄積され
た材料をスクリュを前進移動させることによって金型キ
ャビティへ射出充填する。この際、スクリュは射出シリ
ンダへの圧油供給によって前進する射出ラムとともに移
動する。この射出工程において、特に材料がキャビティ
内に充満するまでの射出充填工程においてはスクリュは
速度制御、つまり供給される圧油の流量制御により前進
し、キャビティの充満後は保圧工程へ移行して材料の冷
却収縮を補うために所定時間所定圧力を印加するように
制御する。
た材料をスクリュを前進移動させることによって金型キ
ャビティへ射出充填する。この際、スクリュは射出シリ
ンダへの圧油供給によって前進する射出ラムとともに移
動する。この射出工程において、特に材料がキャビティ
内に充満するまでの射出充填工程においてはスクリュは
速度制御、つまり供給される圧油の流量制御により前進
し、キャビティの充満後は保圧工程へ移行して材料の冷
却収縮を補うために所定時間所定圧力を印加するように
制御する。
ところで、射出充填工程tこおける速度制御領域では射
出速度が成形品質に対して大きな影響を及ぼす。例えば
、ポリエチレンのように急速に固化しやすい材料を用い
た成形品やコンパクトディスク、光ディスクのように薄
肉成形品の成形には大きな射出率(=スクリュ断面積×
射出速度)(単位時間にノズルから射出される材料の最
大容積)、つまり大流量が必要となるが、圧力制御領域
へ移行すると、流量はほとんど不要となる。
出速度が成形品質に対して大きな影響を及ぼす。例えば
、ポリエチレンのように急速に固化しやすい材料を用い
た成形品やコンパクトディスク、光ディスクのように薄
肉成形品の成形には大きな射出率(=スクリュ断面積×
射出速度)(単位時間にノズルから射出される材料の最
大容積)、つまり大流量が必要となるが、圧力制御領域
へ移行すると、流量はほとんど不要となる。
したがって、速度制御領域から圧力制御領域への切換え
がスムースに行われないと、その点で圧力ショック(オ
ーバシュート等)が発生し、成形品は過充填、パリ等の
不良品となる。
がスムースに行われないと、その点で圧力ショック(オ
ーバシュート等)が発生し、成形品は過充填、パリ等の
不良品となる。
本発明では大流量が必要となる速度制御領域では速度設
定値に対してコントローラ(3)内で演算を行いこれに
基づく制御信号をポンプ(4)、(5)へ付与し、スク
リュを高速前進させる。そして、キャビティ内が充満し
た後はコントローラ(3)からポンプ(4)にのみ所定
の圧力を保持する制御信号を出力してポンプ(4)によ
る圧力制御を行う。他のポンプ(5)は流量が零となる
信号を付与して停止状態にする。このように速度制御領
域から圧力制御領域への切換えは制御信号の変更のみに
よって行われるため切換点でショックが生じることはな
い。
定値に対してコントローラ(3)内で演算を行いこれに
基づく制御信号をポンプ(4)、(5)へ付与し、スク
リュを高速前進させる。そして、キャビティ内が充満し
た後はコントローラ(3)からポンプ(4)にのみ所定
の圧力を保持する制御信号を出力してポンプ(4)によ
る圧力制御を行う。他のポンプ(5)は流量が零となる
信号を付与して停止状態にする。このように速度制御領
域から圧力制御領域への切換えは制御信号の変更のみに
よって行われるため切換点でショックが生じることはな
い。
射出工程を例にとって説明したが、他の工程でも同様に
制御が行われ、例えば、一定流量以上となる制御領域と
して前述した高速型閉、高速型開がある。また、一定流
量未満となる制御領域として突出し工程、ノズル移動工
程、オイルモータの作動等が存在する。
制御が行われ、例えば、一定流量以上となる制御領域と
して前述した高速型閉、高速型開がある。また、一定流
量未満となる制御領域として突出し工程、ノズル移動工
程、オイルモータの作動等が存在する。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではなく、例えばポンプ
の数量は二台の場合を例示したが王台以上の場合であっ
てもよい。また、各ポンプは同一であってもよいし、容
量等が異なってもよい。
ような実施例に限定されるものではなく、例えばポンプ
の数量は二台の場合を例示したが王台以上の場合であっ
てもよい。また、各ポンプは同一であってもよいし、容
量等が異なってもよい。
さらに、全ポンプに対して流量制御を行う場合それぞれ
のポンプは同−比率分担又は所定の比率分担で制御して
もよい。
のポンプは同−比率分担又は所定の比率分担で制御して
もよい。
このように、本発明に係る射出成形機の制御装置は比例
電磁式圧力流量制御形可変ポンプによって合流回路を構
成し、コントローラによりアクチュエータへの圧油供給
が一定流量以上になる制御領域では全ポンプに対して流
量制御する制御信号を付与し、かつ一定流量未満になる
制御領域では一のポンプに流量制御する制御信号を付与
するとともに、他のポンプに流量を零にする制御信号を
付与するようにしたため、次のような効果を得る。
電磁式圧力流量制御形可変ポンプによって合流回路を構
成し、コントローラによりアクチュエータへの圧油供給
が一定流量以上になる制御領域では全ポンプに対して流
量制御する制御信号を付与し、かつ一定流量未満になる
制御領域では一のポンプに流量制御する制御信号を付与
するとともに、他のポンプに流量を零にする制御信号を
付与するようにしたため、次のような効果を得る。
■ポンプの切換えは電気的制御信号のみの制御によって
行うため極めてスムースに移行でき、切換弁を用いた場
合に発生する圧力ショック(オーバシュート等)は全く
生じない。したがって、制御の安定化、さらには不良品
の発生防止を図ることができる。
行うため極めてスムースに移行でき、切換弁を用いた場
合に発生する圧力ショック(オーバシュート等)は全く
生じない。したがって、制御の安定化、さらには不良品
の発生防止を図ることができる。
■制御系統の簡略化、切換弁等の構成部品の大幅削減を
達成することができ、制御の容易化、コストダウン、信
頼性向上を図ることができる。
達成することができ、制御の容易化、コストダウン、信
頼性向上を図ることができる。
第1図:本発明に係る制御装置の油圧回路図、第2図:
同装置の機能を説明するポンプの分担特性図。 尚図面中、 (1)二制御装置 (2)二合流回路(3):
コントローラ (4)、(5):比例電磁式圧力流量制御形可変ポンプ
(6)、(7):逆止弁 (8):アクチュエー
タ第1図
同装置の機能を説明するポンプの分担特性図。 尚図面中、 (1)二制御装置 (2)二合流回路(3):
コントローラ (4)、(5):比例電磁式圧力流量制御形可変ポンプ
(6)、(7):逆止弁 (8):アクチュエー
タ第1図
Claims (1)
- 制御信号により斜板角度が可変して吐出流量および吐出
圧力を制御する複数の比例電磁式圧力流量制御形可変ポ
ンプの吐出側を逆止弁を介して接続してなる合流回路と
、アクチュエータへの圧油供給が一定流量以上になる制
御領域では全ポンプに対して流量制御する制御信号を付
与し、かつ一定流量未満になる制御領域では一のポンプ
に流量制御する制御信号を付与するとともに、他のポン
プに流量を零にする制御信号を付与するコントローラと
を備えてなる射出成形機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61259424A JPH0792061B2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 | 射出成形機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61259424A JPH0792061B2 (ja) | 1986-10-30 | 1986-10-30 | 射出成形機の制御装置 |
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