JPS6311539Y2 - - Google Patents

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JPS6311539Y2
JPS6311539Y2 JP1983127926U JP12792683U JPS6311539Y2 JP S6311539 Y2 JPS6311539 Y2 JP S6311539Y2 JP 1983127926 U JP1983127926 U JP 1983127926U JP 12792683 U JP12792683 U JP 12792683U JP S6311539 Y2 JPS6311539 Y2 JP S6311539Y2
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JP
Japan
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switch
window
air conditioner
stopper
main body
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JP1983127926U
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JPS6035153U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、窓取付型の空気調和機において、窓
戸が閉じた状態での運転等の異常運転を防止する
ための安全装置に関する。
〈従来技術〉 窓取付型空気調和機は、年々薄型化の傾向にあ
り、屋外への出張りのない、俗称「窓ピシヤ」タ
イプが主流になつてきた。そして、その特徴とし
ては、空気調和機を使用しない場合や屋外の雨風
の強い場合は簡単に窓の戸締りができるという利
点がある。しかし、その反面、窓戸を開け忘れた
状態での誤使用の可能性も多分にあり、窓戸の閉
じた状態で空気調和機を運転した場合は、室外フ
アンでの送風の流れが規制されるため、室外熱交
換器の排熱が行なわれず、凝縮温度の上昇によ
り、冷房効率が悪くなり、室内吹出し空気が冷え
なくなり、さらにコンプレツサーが過負荷運転状
態になり、コンプレツサーの保護装置が働き運転
が停止する。
またヒートポンプタイプの窓取付型空気調和機
については、室外熱交換器の蒸発温度の低下に伴
い、室内吹出し温度が上昇せず、さらに室外熱交
換器に着霜が始まる。
このよな問題に対処するために、本体の背面に
窓の開閉に応じて操作される操作片を備えたスイ
ツチを本体の背面に設けたものが、実開昭54−
159742号公報にて提案されている。しかし、この
従来のものは上記スイツチに大きな操作片を設な
ければならず部品コスト的に好ましくないうえ
に、この操作片の操作を繰り返すことにより、又
乱暴に窓を開閉することにより、上記スイツチが
壊れやすく、信頼性に乏しいものであつた。
〈目的〉 本考案は、上記の誤使用を未然に防ぐものであ
つて、しかも簡単な構造で故障が少ない空気調和
機の安全装置を提供するものである。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を説明する。まず第1,
2図の第一実施例を説明すると、この安全装置
は、空気調和機本体1の電源回路をオン・オフす
るために本体ケース2内に設けられた安全スイツ
チ3と、該安全スイツチ3をこれに近接すること
によりオンしまた離間することによりオフするた
めに空気調和機本体1の取付枠4に軸方向へ移動
可能に取着したストツパー5に固設されたスイツ
チ切換片6とからなつている。
なお、この実施例では、前記安全スイツチ3と
しては、磁界の有無でオン・オフ動作を行うリー
ドスイツチが利用され、このオン・オフにより動
作するリレー等を介して空気調和機本体1の電源
回路がオン・オフする構成とされている。また、
前記のリードスイツチからなる安全スイツチ3に
対応する位置に永久磁石からなるスイツチ切換片
6が接着剤でストツパー5に固定されている。
したがつて、上記構成において、窓戸7が開い
た状態においては、ストツパー5を室外側へ押し
出して窓戸7が閉じないようにするとスイツチ切
換片6は安全スイツチ3から離間し、安全スイツ
チ3がオフすることになり、安全スイツチ3がオ
フすることにより空気調和機の電源回路がオンし
得るように構成され、又窓戸7を閉じた状態にお
いては、ストツパー5を室内側へ引き出さなけれ
ば窓戸7を閉じることができず、この状態でスイ
ツチ切換片6が安全スイツチ3と近接し、安全ス
イツチ3をオンすることになり、安全スイツチ3
がオンすることにより空気調和機の電源回路がオ
ンし得ないように構成されている。このように動
作する本考案の安全装置の電気回路は第3図の如
構成される。
まず、窓戸7を開いてストツパー5を室外側へ
押し出すとスイツチ切換片6が安全スイツチ3か
ら離間し、電源スイツチ10をオンすると安全ス
イツチ3に内蔵されたリードスイツチ11がオフ
となり制御リレー12のリレーコイル13には通
電されないためリレースイツチ14,15の接点
は接点aに保持され室内フアンモータ16、室外
フアンモータ17及びサーモ回路18に通電され
ることになり、サーモ回路18によつて圧縮機駆
動リレー19がオンして圧縮機20も作動し空気
調和機は定常運転を行なう。次に、窓戸8を閉じ
ストツパー5を室内側へ引き出すとスイツチ切換
片6が安全スイツチ3に近接し、リードスイツチ
11がオンとなり、制御リレー12のリレーコイ
ル13が励磁され、リレースイツチ14,15の
接点は接点bにそれぞれ切換わり、室内フアンモ
ータ16、室外フアンモータ17及びサーモ回路
に通電されなくなり、圧縮機駆動リレー19もオ
フとなるので圧縮機20も作動せず電源スイツチ
10をオンしても空気調和機の運転が行なわれな
くなる。更に、リレースイツチ14の接点bに接
続した表示素子21に通電され、表示素子21が
点灯することにより窓戸7が閉じた状態であるこ
とを報知する。
また、第4図は本考案の他の実施例を示し、空
気調和機本体1が窓の左右いずれの位置にも取付
けが可能のしたもので、空気調和機本体1の左右
両側面の本体ケース2内に安全スイツチ3,3′
を設け、取付枠4の左右両側部にストツパー5を
取着可能に構成したものである。これにより、空
気調和機本体1を窓の左右いずれの側に取付けて
もストツパー5の取着位置を変更して使用するこ
とができる。尚、この場合は、安全スイツチ3,
3′に対応するリードスイツチは、第4図の破線
で示すように一方のリードスイツチ11と並列に
リードスイツチ11′を設けることとなる。
〈効果〉 以上本考案は、本体の背面が窓より室外側に突
出しない位置に本体を取付枠でもつて窓枠に固定
するものにおいて、上記窓枠の側片に、本体背面
より室外側に突出することによつて窓の開成位置
を規制するストツパーを、出没自在に設けるとと
もに、このストツパーに磁石からなるスイツチ切
換片を設け、本体の側面に、ストツパーが室内側
に没した位置で上記スイツチ切換片に対応する位
置に、上記磁力の作用によりON,OFFする安全
スイツチを設け、この安全スイツチに磁力が作用
すると空気調和機の運転が可能となり磁力が作用
ないと運転が不可能となるように、上記安全スイ
ツチを制御回路に組み込んだことを特徴とする空
気調和機の安全装置である。
従つて、ストツパーが突出して窓を閉めること
ができない場合には安全スイツチに磁力が作用せ
ず空気調和機の運転が可能となり、ストツパーが
室内側に没して窓が閉められる場合には安全スイ
ツチに磁力が作用して空気調和機の運転が不可能
となるので、空気調和機を運転するに当たつて必
ず操作するストツパーを利用して、窓が閉められ
たまま運転するというような誤使用を未然に防止
することができる。
この場合、窓の開成位置を規制するストツパー
を用いて安全スイツチを作動させているので、わ
ざわざスイツチに作動用の操作片を設ける必要が
なく部品コスト的に優れるうえに、操作片の繰り
返し操作によりスイツチが故障するということが
なく構造が機械的に安定したストツパーを利用し
てしかも非接触でスイツチを作動させているので
故障が少なく信頼性の高い安全装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の第一実施例を具え
た空気調和機の横断平面図、第3図は本考案の電
気回路図、第4図は本考案の第二実施例を具えた
空気調和機の横断平面図である。 1は空気調和機本体、2は本体ケース、3は安
全スイツチ、4は取付枠、5はストツパー、6は
スイツチ切換片をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体の背面が窓より室外側に突出しない位置に
    本体を取付枠でもつて窓枠に固定するものにおい
    て、 上記窓枠の側片に、本体背面より室外側に突出
    することによつて窓の開成位置を規制するストツ
    パーを、出没自在に設けるとともに、このストツ
    パーに磁石からなるスイツチ切換片を設け、 本体の側面に、ストツパーが室内側に没した位
    置で上記スイツチ切換片に対応する位置に、上記
    磁力の作用によりON,OFFする安全スイツチを
    設け、 この安全スイツチに磁力が作用すると空気調和
    機の運転が可能となり磁力が作用しないと運転が
    不可能となるように、上記安全スイツチを制御回
    路に組み込んだことを特徴とする空気調和機の安
    全装置。
JP12792683U 1983-08-18 1983-08-18 空気調和機の安全装置 Granted JPS6035153U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12792683U JPS6035153U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 空気調和機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12792683U JPS6035153U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 空気調和機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6035153U JPS6035153U (ja) 1985-03-11
JPS6311539Y2 true JPS6311539Y2 (ja) 1988-04-04

Family

ID=30290377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12792683U Granted JPS6035153U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 空気調和機の安全装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6035153U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54159742U (ja) * 1978-04-28 1979-11-08

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Publication number Publication date
JPS6035153U (ja) 1985-03-11

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