JPS63114866A - ガラスの加工方法 - Google Patents

ガラスの加工方法

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JPS63114866A
JPS63114866A JP25848986A JP25848986A JPS63114866A JP S63114866 A JPS63114866 A JP S63114866A JP 25848986 A JP25848986 A JP 25848986A JP 25848986 A JP25848986 A JP 25848986A JP S63114866 A JPS63114866 A JP S63114866A
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JP
Japan
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glass
polishing
liquid
etching
glass workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP25848986A
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English (en)
Inventor
Chiemi Hata
畑 智恵美
Koichi Hara
光一 原
Tetsuo Izumitani
泉谷 徹郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラスの研磨加工技術に関するもので、さら
に詳しくは、被加ニガラスの表面を無傷でマイクロクラ
ックも加工歪み層もない高い光学的精度を有するガラス
面に加工する技術にl1llするものである。
[従来の技術] ガラスの研磨加工は比較的粗い砥粒(#400〜150
0)を用いてガラスを研削した後、酸化セリウム粉末や
アルミナ粉末などの研磨用砥粒を水に分散させた研磨液
をガラスに供給し、研磨液ににってガラス表面に形成さ
れる水和層を、研磨用砥粒で削り取ることにより、ガラ
ス表面を光学面に仕上げる方法で従来行なわれてきた。
しかし、この方法で得られる光学研磨ガラスは、一般に
その典械的強度が非常に小さいのが通例である。その理
由は、上記のような方法でガラスを研磨加工すると、研
暦面に数μmの加工歪み層が形成され、その加工歪み層
に光学的には検知されない無数のマイクロクラックが存
在するためと考えられている。
つまり、加工歪み層は光学研磨ガラスの耐熱衝撃性を低
下させる大きな原因となっている。
ガラスを研磨する別法として、研削加工されたガラス表
面に化学的なエツチング処理を施す方法が知られている
。この方法によれば、前記のような研磨法で得られるよ
りも、はぼ10倍も機械的強度の高いガラスを得ること
ができる。しかし、エツチング処理したガラスは表面が
粗くなり、面精度も著しく劣化するため、光学的な用途
には使用できない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の研磨加工法や化学的エツチング法によるガラスの
加工品は、上記した如く、機械的強度と光学的性能を同
時に満足できない点で問題がある。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたも
ので、従来の研磨加工法で得られた光学的性能と同質ま
たはそれ以上の光学的性能を有し、かつ化学的エツチン
グ法で冑られたものと同等の機械的強度を備えた研磨ガ
ラスに仕上げることができるガラスの加工法を提供する
[問題点を解決するための手段] 本発明の方法は、#400〜# 1500程度の砥粒で
研削加工されたガラス表面に、まず化学的エツチング処
理を施して表面の加工歪み層を完全に除去した後、エツ
チング液に研磨用砥粒を分散してなる研磨液にて、エツ
チング処理されたガラス表面を研磨することを特徴とす
る。そして、このガラス加工方法を実施する場合の研磨
工程では、液加ニガラスに対して適切な硬さのピッチ研
磨皿を使用し、適切な液温に保持した上記研磨液中に被
研麿加ニガラスを浸漬して低荷重で研磨することが好ま
しい。
研削加工されたガラス表面のエツチング条件は、ケイ酸
塩系ガラスの場合、フッ酸と硝酸又は硫酸混液、酸性フ
ッ化アンモンなどのフッ酸系酸性溶液を、温度0.1〜
10wt%、温度20〜60℃で使用してエツチングを
行い、研削加工面を50μm〜500μm除去する。リ
ン酸塩系ガラスの場合、苛性カリ、苛性ソーダなどのア
ルカリ性溶液を、濃度5〜40wt%、温度20〜95
℃で使用してエツチングを行い、研削加工面を50μm
〜500μm除去する。
本発明の研磨工程で使用する研磨液の分散媒には、上記
のエツチング液と同種のものを用いるが、温度はフッ酸
系酸性溶液で濃度0.01〜5Wtχ、アルカリ性溶液
では濃度0.01〜25wt%(pti8以上)が適し
ており、温度は20〜60℃が適温である。
研磨用砥粒としては、酸化セリウム微粉末(粒径5〜2
00mμ)、酸化アルミニウム微粉末(粒径5〜200
mμ)、シリカ微粉末(粒径5〜100mμ)などの外
、ジルコニア、チタニアなどの微粉末がいずれも使用可
能であって、これらの1種または2種以上を前記の分散
媒に分散せしめて研磨液とする。
研磨皿には、ポリウレタン、ポリテックス等の市販の研
磨布又はピッチ■を用いるのが好ましい。
研磨皿択は被研磨ガラスの硬さ、化学耐久性等を考慮し
て選択されることはもちろんである。
研f方法は、上記した研磨液に被研磨ガラスを浸漬して
行ない、液温はヒーター等により、被研磨ガラスの種類
により適温に保たれる。研磨機のタイプは、オスカー型
又は遊星運動型、振動式研磨−等のいずれの方式をも使
うことできるが、タイプによって、浸漬方法や液温コン
トロールに注意する必要がある。
本発明の研磨工程では、エツチングと研磨が同時に進行
する。すなわち、エツチングおよびり一ヂング作用によ
り表面層に極めて除去されやすい層が形成され、これを
低荷重のもとて研磨用砥粒が除去して行く。この2つの
作用がバランスよく進行することにより、加工歪み層の
極めて少ない、高機械的強度を示し、かつ高光学的面精
度を持つ研磨面が得らる。
30分〜100時間の本発明の研磨加工により、光学的
性質としては従来の研磨法の精密研磨面と同等で、面精
度λ/2〜λ/10(λ−6380) 、面粗さ5人〜
30人の研磨ガラスを17ることができる。
この研磨カラスのは、従来の研磨法で得られた研磨ガラ
スの抗折強度に比較して、2〜8倍の強度を示す。
し作  用] 本発明の加工法では、研削加工などによるマイクロクラ
ックをエツチングにより完全に除去した後に、低荷重の
浸漬エツチング研磨が施されるため、従来の方法のよう
にマイクロクラックを生じたり、傷を発生させたりする
ことがなく、高精度の光学研磨面が得られる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
実施例1 リン酸塩ガラスLIIG 5 (ホーヤ株式会社商品名
)をアラン°ダム砥粒の#400、#800、# 15
00で研fill後、K OH20111t%とN a
 Ot−125wt%の混液中70℃で1.5時間エツ
チング処理を施し、表面層を約80μm除去した。次い
で硬さに1+’に2(九重電気株式会社製ピッチ皿の級
別表示記号)のピッチ皿と、オスカー型研磨機を用い、
研磨用砥粒としテア)l/ミナ微粒子(0,05〜0.
01 um )を10wt%分散させた液温45℃のア
ルカリ性溶液(KOH15WtX 、 N a O+」
10wt% )からなる研磨液に、エツチング処理した
前記のガラスを?uiTtし、荷重10g/cm2で約
2時間30分研磨加工を行なった。この加工で得られた
ガラスの面精度はλ/2、面粗さは15人であり、抗折
強度は5000kg/ cm2で従来の方法による強度
1800kG/ cm’の約2.8倍の値を示した。
実施例2 ケイ酸塩ガラスLNG91H(ホーヤ株式会社商品名)
をカーボランダム#400、#800、# 1500で
研削加工した後、酸性フッ化アンモン1.5wt%と硝
酸o、 swt%の混液で1時間エツチング処理した。
しかる後、上と同じ組成の混液に酸化レリウム微粒子(
0,1〜0405μm)を15wt%分散させてなる研
磨液中に、エツチング処理した前記のガラスを浸漬し、
K3(九重電気株式会社製ビッヂ皿の種別表示記号)ピ
ッチ皿とオスカー型研磨別を使用して、液温30℃、荷
fm 13a / cm2の条件で、約3時間研磨加工
した。この結果、得られたガラスの面精度はλ/4、面
粗さは10人であり、抗折強度は10000k(] /
cm’で、従来の研磨法による強度2500kg/ c
m2の約4倍の値を示した。
実施例3〜6 実施例1.2と同様な手順で行った別の実施例のガラス
加工条件と、加ニガラスの性状を次表に示す。この表に
は実施例1.2のガラス加工条件及び加ニガラスの性状
も併記した。
[発明の効果1 以上の通り、本発明のガラスの加工方法を実施すること
により、高光学的性能の光学面を有し、かつ加工歪み層
、マイクロクラック、傷等のない高機械的強度を示すガ
ラスを得ることができる。
従って、本発明の方法は加工表面層の欠陥が原因で、破
壊をおこしやずくなっているレーザーシステムの光学素
子やレーザーガラスなどの加工法として非常に有用であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 研削加工されたガラス表面をエッチング処理した後
    、研磨用砥粒をエッチング液に分散してなる研磨液にて
    、エッチング処理されたガラス表面を研磨することを特
    徴とするガラスの加工方法。 2 前記の研磨液がアルカリ性であり、これに分散され
    た研磨用砥粒が酸化セリウム、アルミナ、シリカ、ジル
    コニアおよびチタニアの少なくとも1種であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のガラスの加工方法
    。 3 前記の研磨液が酸性であり、これに分散した研磨用
    砥粒が酸化セリウム、アルミナ、シリカ、ジルコニアお
    よびチタニアの少なくとも1種であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のガラスの加工方法。 4 前記の研磨液中にガラスを浸漬し、液温20〜70
    ℃で研磨することを特徴とする特許請求の範囲第1〜3
    項のいずれか1項記載のガラスの加工方法。
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