JPS63114746A - 木質系勾配屋根における防水装置 - Google Patents

木質系勾配屋根における防水装置

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JPS63114746A
JPS63114746A JP25964286A JP25964286A JPS63114746A JP S63114746 A JPS63114746 A JP S63114746A JP 25964286 A JP25964286 A JP 25964286A JP 25964286 A JP25964286 A JP 25964286A JP S63114746 A JPS63114746 A JP S63114746A
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JP
Japan
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roof
wooden
waterproof
fixed
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP25964286A
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English (en)
Inventor
邦夫 三宅
石原 邦哉
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DAIICHI HOME KK
Original Assignee
DAIICHI HOME KK
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新築住宅用に用いられ、または、木質系、鉄
骨系、コンクリート系等の既設住宅の屋根部分を撤去し
、これに代えて設匠される増数用に用いられる木質系勾
配屋根における防水装置に関する。
(背景技術) 従来、この種屋根の防水装置としては、小屋組」二に野
地板、構造用合板等の屋根下張りパネルを張設し、この
下張材上に各組(アスファルトルーフィング、各種合成
高分子ルーフィング等の防水シートを全面敷設し、この
上から桟木な横方向に並設して、瓦、スレート或いは鋼
板やアルミニウム合金製の屋根用折板等の屋根外装材を
載置固定していた。
しかし、上記防水シートは、例えば幅が1メートル、長
さ20メートルの長尺ロール状であるため、これを勾配
屋根に敷設する作業は辷り落ちたり破れたりする可能性
があったり極めて煩雑でありまた危険でもあった。
しかも、この防水シートの敷設は通常人テーブルが用い
られるが、ステープル止めの穴が作業中に外力を受けて
拡大して、この部分から予想外の雨水浸入を生じたりし
ていることが多く、また、敷設不完全やステープル部分
の穴の存在によって、これから屋根下張材に浸入した雨
水は防水シートが外気遮断するため、仲々蒸発しないま
ま吸収残存され、直射日光による屋根外装材の熱吸収に
よって防水シートの劣化や屋根下張材の劣化を促進する
結果になっていた。
(発明の目的) 本発明は、従来の屋根における防水装置の上記欠点に鑑
みてなされたもので、勾配屋根における作業上の煩雑さ
、危険性を除去するとともに、極めて効果的に上記欠点
を解消した、木質系勾配屋根における防水装置を提供せ
んとするものである。
(発明の構成) 本発明は、かかる目的に添い本発明者らが鋭意研究した
結果、屋根下張り材をエポキシ系樹脂接着剤、フェノー
ル系樹脂接着剤、メラミンエリア共縮合樹脂接着剤等樹
脂接着剤により積層又は固化接着されて、その結果、そ
れ自体耐水性又は防水性を具有している構造用合板又は
パーティクルボードを屋根下張パネルとして用いること
とし、且つこれに縦方向又は横方向の桟木な1着した状
態で、これを上記防水シートによって全面敷設すること
なく露出せしめる一方、千鳥状の屋根下張パネルの各対
接部に防水性帯状体を連結的且つ全長に密着被覆して屋
根下地構造とする等、防水措置を面から線に転換した点
を含むものであって、即ち、本発明は、小屋組上に構造
用合板又はパーティクルボードよりなる屋根下地パネル
を千鳥状に張設固定し、該屋根下地パネル上には縦方向
又は横方向の桟木を所定間隔に並置固定せしめ、屋根下
張パネルの各対接部上には、防水性帯状体を連続的且つ
全長に密着被覆せしめて、屋根下地構造とし。
該屋根下地構造に直接屋根外装材を載置して、これを桟
木に固定してなることを特徴とする木質系勾配屋根にお
ける防水装置を要旨とするものである。
本発明において、小屋組とは、屋根下張り材を含まない
屋根架構で、軸組構造における架構、枠組壁工法構造に
おける架構成いはこれらの組合せの架構を含む意味に用
いられ、また木質系勾配屋根とは、新築における屋根部
分はもとより、前記の増数用の屋根(屋根裏が収納乃至
居住スペースとなるものを含む)のユニット又は現場施
工のものを含んだ意味に用いられる。また、もとより木
質系とは、部分的に金属構造材金具等が用いられること
を排除するものではない。
また、本発明において、防水性帯状体とは屋根下張パネ
ル上に接着される長尺のものをいい、これには、織布系
、塩化ビニール樹脂等の合成樹脂系、合成ゴム系、有機
繊維系1紙質系等の防水性を備え、又は防水性を付与し
た各種材料を広く用いられる。なお、このうち特に望ま
しいのは、引張り強さに優れるとともに熱膨張収縮の比
較的少ない織布系のものである。更に、防水性帯状体は
、塗付材の塗付乾燥により形成されるものであってもよ
く、この場合、実質的に対接部上に密着被覆するに相応
しい合成樹脂系、合成ゴム系等の材料が用いられ得る。
以下本発明を実施例を示す図面に従って説明すれば、実
施例は、既設住宅の屋根部分を撤去し、これに略三角形
の屋根部分を新設して、その内側に物置スペース等多用
途の室を設けた、本発明者等による特願昭61−159
107号の既設軸組構造家屋の改装屋根に本発明を実施
した例を示す。
1は小屋組であり、この小屋組1は、図示されない台輪
を介して、既設桁上又は必要に応じて設置した新桁上+
CM、設されるもので、棟木2、鼻継3、タル木4・・
・とこの間の転び止め5・・・とより全体に格子状に組
み上げられてなる。なお、6は底辺根太、7は床を示す
この小屋組1上には、厚さ9ミリメートル以上、特に1
2ミリメートル厚のエポキシ系樹脂接着剤、フェノール
系樹脂接着剤又はメラミンエリア共縮合樹脂接着剤を用
いて作成された規格寸法(91X182センチメートル
)の構造用合板よりなる屋根下張パネル8・・・が千鳥
状に張設固定されている。即ち、屋根下張パネル8・・
・は小屋組1における複数のタル木4・・・間に亘って
相互に隣接して横方向に配置され、その上下に隣接する
屋根下張パネル8・・・は前記屋根下張パネル8,8の
対接部11がその長手方向中間位置に来るように配置さ
れ、これら各屋根下張パネル8・・・は、タル木4・・
・、転び止め5・・・等小屋ff1lの構成部分にステ
ーブル又は釘9・・・によって夫々その縁部が打着され
てなる。
この千鳥状屋根下張パネル8・・・上には縦方向に45
.5センチメートル間隔で、その縁部は、これに更に1
本追加して、桟木10・・・が接着剤又は釘止めにより
並置固着されている。このとき桟木10・・・における
上記間隔は屋根下張パネル8・・・の倍数とされている
ので、屋根下張パネル8・・・の対接部11から約23
センチメートル(正確には22.75ミリメートル)づ
つ内側の位置を含め、各屋根下張パネル8・・・に4本
の桟木10・・・が並置固着されるようにしてあり、こ
の間隔寸法及び配置によるとき、極めて正確に等間隔丸
屋根下張パネル8・・・の対接部を避けて桟木10・・
・を並置固着できる。なお、この桟木10・・・は、予
め、工場で屋根下張パネル8・・・の寸法に合わせて、
これに固着し、作業現場では桟木10・・・付きの状態
で屋根下張パネル8を張るのが寸法出しの上で極めて簡
便である。
そして、この状態で、屋根下張パネル8・・・の各対接
部11・・・上には、幅約5センチメートルの長尺防水
布テープ12が、各対接部11・・・を連続的且つ全長
に亘って接着することにより防水性帯状体の密看被覆が
なされてなる。このとき、桟木10・・・は、この対接
部11と直交して位置するが、このとき、防水布テープ
12は、これの上をそのままこれを含めて接着していけ
ばよい。なお、対接部11には、防水布テープ12の接
着に先立ち、敷パテ、のり釘等を充填してこの間の防水
性を予め向上しておくことが望ましい。
このように構成された屋根下地構造上には、従来必須と
されていた防水シート(ルーフィング)を張設すること
なく、瓦、スレート、鋼板又はアルミニウム合金製の屋
根用折板等の屋根外装材を直接*置して屋根仕上げを行
う。
このとき、桟木10・・・は縦方向に並置されているの
で、瓦やスレートの係止部分とされるところがないが、
この係止をすることなく、順次桟木10・・−に釘止め
等によって、葺いて行けばよく、従って、本実施例にお
いてはこの桟木10・・・に対して屋根外装材が固着さ
れる。
上記実施例において桟木10・・・を横方向に並置固着
することはもとより可能で、この場合、屋根外装材が瓦
、スレートであっても係上部分を有することができる。
また、防水性帯状体に塗付材が用いられるとき、桟木1
0・・・が予め工場で並置固着されたときは、この部分
にも対接部が生じるのでこれの上にも塗付を必要とする
が、現場で長尺の桟木10・・・を後付けするときは、
この部分への塗付を省略することができる。
また、本実施例の、特に図示した屋根勾配は、60度程
度のものとしたが、この屋根勾配はこれ以下はもとより
、60度を超えるものにも適用し得る。
本発明は、その要旨に反しない限り、その具体的材質、
寸法、形状、構造、工程及び追加作業の有無等は様々に
変えて実施することができ、上記の実施例に限られない
ことはいうまでもない。
(発明の効果) 本発明は、屋根下張パネルを、合成樹脂系接着剤を用い
て作成され、これによって、それ自体耐水性乃至防水性
をOinえている構造用合板又はパーティクルボードと
し、これを千鳥状に小屋組上に張設固定して、これに桟
木な並置固看し、各屋根下張パネルの対接部上には防水
性帯状体を連続的且つ全長に奇岩被覆して、これを屋根
下地構造として、この屋根下地構造に直接屋根外装材を
載置し、桟木に固定したので次の効果を有する。
■ 屋根下地構造が住宅内外を密封遮断するので、屋根
外装材から雨水が浸入しても、この屋根下地構造で遮断
し、高い防水性が得られる。
■ 従来のアスファルトルーフィング等の防水シートを
介装しないので、コストを低減しつる上、急勾配屋根を
含めて、防水シート張設作業の煩雑さや危険性を除去す
ることができる。
■ 屋根下地構造まで雨水が浸入して屋根下張パネル上
に滞留し又はこれに吸水しても、防水シートが存在しな
いので雨水の自然乾燥が行われて、雨水が長く残留する
ことがないので、屋根下地構造を乾燥状態に保持し得て
、長期に亘り劣化を防止し得る。
■ 屋根外装材の固定は桟木に行われ、屋根下張パネル
に釘止め等をすることを避けられるので、屋根外装材固
定による山面りの可能性も防止しうる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明木質系勾配
屋根の防水装置の構造を示す一部切欠の斜視図、第2図
は同じくその一部拡大図である。 1・・・小屋組       11・・・対接部8・・
・屋根下張パネル   12・・・防水性帯状体10・
・・桟 木

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)小屋組上に構造用合板又はパーティクルボードよ
    りなる屋根下張パネルを千鳥状に張設固定し、該屋根下
    張パネル上には縦方向又は横方向の桟木を所定間隔に並
    置固着せしめ、屋根下張パネルの各対接部上には、防水
    性帯状体を連続的且つ全長に密着被覆せしめて、屋根下
    地構造とし、該屋根下地構造に直接屋根外装材を載置し
    て、これを桟木に固定してなることを特徴とする木質系
    勾配屋根における防水装置。
  2. (2)防水性帯状体が織布系防水テープであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の木質系勾配屋根に
    おける防水装置。
  3. (3)防水性帯状体が塗付材の塗付乾燥により形成され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の木
    質系勾配屋根における防水装置。
JP25964286A 1986-10-31 1986-10-31 木質系勾配屋根における防水装置 Pending JPS63114746A (ja)

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JP25964286A JPS63114746A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 木質系勾配屋根における防水装置

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JP25964286A JPS63114746A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 木質系勾配屋根における防水装置

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JPS63114746A true JPS63114746A (ja) 1988-05-19

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ID=17336894

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JP25964286A Pending JPS63114746A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 木質系勾配屋根における防水装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332698A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Asahi Kasei Homes Kk 防水下地ユニットとこれを用いた防水下地構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332698A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Asahi Kasei Homes Kk 防水下地ユニットとこれを用いた防水下地構造

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