JPS6311455B2 - - Google Patents

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JPS6311455B2
JPS6311455B2 JP10327478A JP10327478A JPS6311455B2 JP S6311455 B2 JPS6311455 B2 JP S6311455B2 JP 10327478 A JP10327478 A JP 10327478A JP 10327478 A JP10327478 A JP 10327478A JP S6311455 B2 JPS6311455 B2 JP S6311455B2
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JP
Japan
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yarn
jet
fluid
nozzle
resonance
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JP10327478A
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JPS5530457A (en
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Takao Sano
Masashi Ogasawara
Hiroshi Tsubakimori
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、走行する糸条に流体の噴流を吹きつ
け、その糸条の構成単繊維を相互に絡み合せるこ
とにより、走行糸条に集束性を付与する方法に関
する。 さらに詳しくは、少ない噴流量によつて、高い
集束性を付与することのできる効率の大きい糸条
の流体処理方法に関する。 走行している糸条に対して流体噴射を施して交
絡処理を行なう方法および装置は、米国特許第
2985995,同3110151および同3167847号明細書に
示されているように公知である。しかしながら詳
細を検討した結果、この従来の方法では、噴流が
常に促進するように作用しているのではなく、あ
る条件の限られた時間だけしか糸条の交絡処理に
寄与しておらず、極めて効率の悪い処理でしかな
かつた。 したがつて、本発明の目的は、従来技術におけ
る効率の悪さを改善し、少ない噴流エネルギーを
もつて最大の高効率の交絡効果を得ることのでき
る糸条の流体処理方法を提供せんとすることにあ
る。 この目的は、本発明によれば、周囲を壁面で囲
まれた糸処理域に連続した主噴流を噴射し、前記
主噴流に対向または交差して圧力振動波を衝突さ
せ、該衝突により上記糸処理領域出口での衝突流
の共振鋭度が3以上であるようにし、前記衝突噴
流中に糸条を走行させながら該糸条を噴流で処理
することを特徴とする糸条の流体処理方法とする
ことにより達成される。 本発明において圧力振動波をもつ流れとは、可
聴周波数域の振動数をもつ流れをいい、具体的に
は、2000Hz以下に調整されたものである。 このように本発明によれば、主噴流と副噴流が
衝突することにより生ずる流れの乱れ、渦(流)
等をも積極的に糸条の交路に利用して、流体のも
つエネルギーを有効に糸条の交路作用に寄与させ
る如く構成したものである。 そして、この方法を実施する装置は、周囲を壁
面によつて囲まれた糸処理領域を形成させ、ここ
に処理されるべき糸条を案内するようにし、この
糸処理領域に開口する流体供給ノズルを2以上設
け、これらノズルのうちの1つは連続的な主噴流
を供給する主ノズルとし、他の1つは断続的な圧
力波を発生する副ノズルであつて、前記主ノズル
と副ノズルの軸線が糸処理領域内において一致す
るかまたは互いに交差するように配置され、その
結果、糸処理領域内で共振鋭度が3以上の振動を
有する糸条処理噴流を発生することができるよう
に構成されている。 本発明の理解を容易にするために、まず走行状
態にある糸条に対し、連続した流れの噴流を作用
させた場合の糸条の挙動について説明する。 本発明者等が実験によつて糸条を構成している
単繊維相互の交路現象を解析(高速度撮影など)
した結果によると、走行するマルチフイラメント
糸条に連続した流れの噴流を噴射すると、噴流を
糸条が横切る時に開繊と同時に交路をも生じるこ
とが判明した。また開繊したマルチフイラメント
糸条は流体力により各単繊維が不確定な運動をバ
ラバラにすることにより、個々の単繊維が互いに
絡み合い、結果的に交路が生ずるという過程を示
すことも判明した。 第1図A,B,Cは噴流による糸条の挙動を示
すモデル図である。 第1図A,B,Cに示すように、一般にマルチ
フイラメント糸条1に噴流Lを吹きつけると、噴
流Lの流体力によりマルチフイラメント糸条1
は、第1図Aの1aのように糸ガイド2,2の間
で噴流Lを吹きつけた方向に変位した状態を示す
が、このとき、第1図Bの1bの如く、マルチフ
イラメント糸条1が噴流流線の中心にきたとき、
最大の張力に達する。 次に、マルチフイラメント糸条は、該糸条のも
つ弾性により生ずる復元力が緊張を緩和する方向
に移動する。この際、マルチフイラメント糸条1
が第1図Bにおいて噴流Lの上側1cに移動する
か、下側1dに移動するかは、マルチフイラメン
ト糸条の張力とマルチフイラメント糸条に加わる
噴流の力の方向によつて定まるために、いずれの
側に移動するかは確定的でない。 次にマルチフイラメント糸条の張力が低下する
と、噴流Lの流体力の巻込みにより再び噴流の中
心に来ることを繰返し、弦振動的な挙動を示す。 しかし、従来の処理方法によるときは、第1図
Bにおいて、この走行中のマルチフイラメント糸
条1が1cから噴流Lを横切つて1dへと通過す
るチヤンスは極めて少ないことが観測によつて確
認された。 すなわち、マルチフイラメント糸条に交絡処理
を施すに際し、噴流Lによつて走行しているマル
チフイラメント糸条(以下単に走行糸という)に
与えられる力は、上記の復元力より大きいため
に、該糸条が噴流を横切ることが困難となり、第
1図Bの1b―1c又は1b―1d、および第1
図Cに示す如く、噴流Lの片側で、かつ噴流Lの
噴出方向とほぼ平行な領域内で弦振動を行なうこ
とになる。 走行糸条に最も強く噴流が吹きつけるのは、勿
論、噴流の中心部であるが、上記したように、走
行糸条の実際の挙動は、この噴流の中心部に暴露
される機会が極めて低いので、噴流のもつエネル
ギーがマルチフイラメント糸条の交路のために費
やされる割合は極めて低くならざるを得ないわけ
である。 第2図は、従来公知の糸条の流体処理装置の主
要部を示す断面図である。 第2図A,B,Cに示す糸条の流体処理装置3
において、ノズル4がハウジング6の管壁に設け
られ、このノズル4から噴出した噴流Lが壁と衝
突し、マルチフイラメント糸条は、円形、楕円、
矩形などの限られた断面をもつ糸処理領域5内で
運動する。このとき壁との衝突により生ずる衝突
噴流の渦などの巻込みに等により、マルチフイラ
メント糸条1が噴流Lを横切る可能性もあるが、
この渦が糸条の噴流Lを横切らせるための強制力
として効果的に作用していることを定量的に把握
することは不可能である。しかも、糸処理領域5
の断面形状、寸法が異なるは当然であるし、かつ
渦の発生は非定常であるので、マルチフイラメン
ト糸条が噴流を横切るための強制力として常に渦
の効果を期待するのは難かしい。 しかしながら、上に述べたように、渦の発生
は、マルチフイラメント糸条における単繊維相互
の絡み合いの様相に大きな影響を及ぼすことは十
分に考えられる。したがつて、限られた糸処理領
域5内に発生した渦は、糸処理領域5を走行する
糸条にとつて噴流を横切らせるために作用する強
制力としてではなく、個々の単繊維に各々独立し
た運動を付与する作用として働く結果、単繊維相
互の絡み合いの形態を支配するものと思われる。 上記のような観察結果に基づいて、研究を進め
た結果、既に述べたように周囲を壁で囲まれた糸
処理領域を走行するマルチフイラメント糸条が確
実に連続流である主噴流を横切ることができるよ
うに、主噴流に対し、周期的に断続した圧力波を
有する副噴流を衝突させることによつて、糸処理
領域の出口で共振鋭度が3以上となる衝突流を形
成させ、このように主噴流と副噴流が衝突するこ
とにより生ずる流れの乱れ、渦等をも積極的に糸
条の交路に利用することにより、流体のもつエネ
ルギーを有効に糸条に作用させると、従来の噴射
流体による交路マルチフイラメント糸条と何等品
質的な遜色なく、しかも、流体エネルギーを極め
て有効に利用できるので、経済的にも極めて有利
な糸条の流体処理方法を提供し得ることを見出し
た。 本発明において、連続した主噴流と断続した副
噴流とを衝突させることは絶対的なものである。
例えば、特公昭50−28533号公報に見られるよう
に、走行糸条が主噴流を横切るように、単に走行
糸条を機械的に走行方向に対し、ほぼ直角方向に
綾振りを行なわせるような機械的な方法は、本発
明者らの実験によれば、交絡度に対して大きな効
果は認められない。特に、処理時における走行糸
の張力が低くなると、主噴流の流体力が強過ぎる
ため、走行糸条が主噴流を横切ることが難しく、
また、処理時における走行系の張力が高くなると
走行糸は主噴流を確実に横切ることは可能となる
が、マルチフイラメント糸条の各単繊維間の自由
度が低下するため、開繊を生ぜしめることが困難
となり、交絡効果を大幅に向上させることは難し
くなるからである。 以下、添付図面に示した実施例を基として、本
発明の構成、作用効果について詳細に説明する。 第3図および第4図は、本発明方法に適用され
る糸条の流体処理装置の主要部を例示した断面図
である。 第3図A,Bに示した糸条の流体処理装置3
は、ハウジング6の中に設けられた糸処理流域5
に対し、主ノズル7から連続的流れをもつ主噴流
Mを導入するとともに、その側方又は対向する方
向から断続的な圧力振動波をもつ流れである副噴
流Nを副ノズル8から導入し、副噴流Nと主噴流
Mに対し、対向する2方向から導入するようにし
たものを示す。いずれも、これらの副噴流Nは、
流体発振器(図示せず)より供給される。この
時、主噴流Mと副噴両Nの角度は厳密に直角でな
くてもよい。 副噴流Nの振動数は、特に限定されないが、捲
縮のかかつていない糸条に対しては、マルチフイ
ラメント糸条のデニール(線密度)、糸条を規制
している走行方向のガイド間距離、処理中の糸張
力で決まつてくる弦振動の固有振動数の整数倍、
又はその整数分の1とするのが断続的に振動を持
続させるのに効果的である。 振動流を得る方法としては、公知である負荷型
発振器、エツヂトーン型発振器又はソニツクオツ
シレータ等の純流体素子を利用しても良い。 第5図は、本発明方法に適用される装置の第1
の態様を示すもので、特に上記した公知の流体発
振器9(エツヂトーン型発信器)を、導管10を
介して第3図、第4図に示すハウジング6に設け
た副ノズル8に接続したものである。 第5図に示す如く、糸条の流体処理装置は、
個々の糸処理領域5をもつハウジング6に対し
て、流体発振器9を接続し、ハウジング6と流体
発振器9をペアとして構成することがその基本的
な構成である。しかし、実際に工場等で糸条の流
体処理装置を製糸設備、糸加工機等に適用する場
合、当然のことであるが、糸条の流体処理は、処
理されるマルチフイラメント糸条の数に応じた数
だけ必要となつてくる。 第6図は、第5図とは異なる態様の構造をもつ
装置を例示したブロツク線図で、一つの流体発振
器9に複数のハウジング6を接続したものであ
る。 第7図は、第6図とは別の構造をもつ装置を示
すブロツクダイヤフラムである。第4図の如く、
断続する副噴流Nを二つ又は三つ以上、糸処理領
域5に噴出する場合は、第7図に示すように副噴
流Nを噴出するための個々の流体発振器9を接続
することができる。なぜならば、個々の流体発振
器の流体発振周波数の副噴流を同時に糸処理領域
5内に噴出させることができ、又、副噴流相互の
圧力波の移送をずらせることも可能となるからで
ある。上記のことがらは、マルチフイラメント糸
条の交絡処理における最適条件を得るのに望まし
い構成である。 第8図Aは、本発明方法に適用される装置の第
2態様を示す断面図で、振動流を発生させる機能
をハウジング6自身に内蔵させたものである。 第8図Aは、主噴流Mと対向した位置に負荷型
流体発振器として作用する共鳴室11をハウジン
グ6に設けたもので、主噴流Mを噴射すると、結
果的に断続的な圧力波である副噴流Nを生ぜしめ
るようにしたものである。 第8図Bは、第8図Aとは異なる構造をもつ装
置の断面図であり、この装置は共鳴室で低周波の
振動流を発生させるように、糸処理領域5と共鳴
室11の間を小径の副ノズル8で連結し、ヘルム
ホルツ型共鳴器(以下共鳴管19という)を形成
させたものである。 第8図Cに示した例は、上記第8図Bの装置の
主ノズル7の側部に側孔12を開口させたもの
で、この側孔12より、例えば水のような液体O
を導入し、主噴流Mとともに糸処理領域5に供給
するものである。液体Oは主噴流Mとともに霧状
になつて走行しているマルチフイラメント糸条に
作用し、走行糸条の集束性を一層高めることがで
きる。 一般に、上述したように、走行糸条への流体噴
流による交絡処理においては、走行糸条に付与す
る流体のエネルギーが大きければ大きいほど、高
い集束性を得ることができる。このような流体の
エネルギーを大きくする方法としては、第8図C
の例に見られるように、流体噴流中に液体を霧状
に混在させた状態にすることによつて達成でき
る。 また、一般的には、主ノズルからの流体の流速
を早くするようにし、そのために流体の供給圧力
を高くする。また、流体の運動量を増加させるた
めに、主ノズルの口径を大きくしたり、主ノズル
の数を増加させる手段などがとられる。 しかしながら、圧縮性流体、特に圧縮空気など
を流体として使用する場合、主ノズルでの流速を
音速よりも早めることは末広管(ラバール管)を
使用しない限り不可能とされている。 そこで、本発明によれば、前記主ノズル7を同
軸的に直列に配置された断面積の異なる少なくと
も二つのノズルで構成し、該断面積の異なる少な
くと二つのノズルは、流体の上流側のノズルのノ
ズル断面積よりも、流体の下流側のノズルのノズ
ル断面積の方を大きくすることにより達成され
る。 すなわち、より具体的には、本発明は前記した
主ノズル7を径の異なる2段のノズルで構成する
ようにし、しかも、上流側(1段目)のノズルの
断面積よりも、下流側(2段目ノズル)の断面積
の方を大きくするようにして、上述の目的を達成
する。 第9図は、2段目ノズルを備えた装置の構造を
示す断面図である。第9図に示すように、主噴流
を糸処理領域に供給するための主ノズル7は、同
軸的に配置された円形の1段目ノズル13と、こ
の1段目ノズル13よりも大きい径を有する2段
目ノズル14より構成されている。 第10〜11図は、第9図に示すノズルをモデ
イフアイした構造の装置を示す断面図で、第11
図に示すように、第1段目のノズル13の直後、
つまり第2段目のノズル14に前述の側孔12を
設けてもよい。この場合、1段目ノズル13の直
後に発生する負圧を利用し、積極的に側孔12よ
り流体を吸引することが大きな特徴である。ま
た、1段目ノズル13の直後に発生する負圧は、
側孔12より流入する流体量を調整することによ
りコントロール可能である。具体的には、側孔1
2の途中に側孔12の断面積を調整することので
きる弁を設けることによつて可能である。また、
側孔12の先端に市販の流量調整弁(図示せず)
を接続してもよい。また、このような1段目ノズ
ル13直後の雰囲気圧力のコントロールを容易と
するため、第12図の実施例のように、1段目ノ
ズル13と2段目ノズル14の間に膨脹室15を
設ける構成とすることが望ましい。 圧縮性流体を作用流体として使用する場合、流
速を上げる手段としてラバール管を使用すると良
いことは前に述べたが、本発明は、主ノズル7を
2段化することにより、ラバール管と同様の現象
を得、流体のエネルギーが大きくなるようにして
いる。 つまり、1段目ノズル13より噴出した圧縮性
流体は、この1段目ノズル径よりも大きい径を有
する2段目ノズル14に流入し、噴流の広がりを
可能としているものである。さらに、1段目ノズ
ル13直後の雰囲気圧力を調整することにより、
1段目ノズル13より噴出する噴流の拡がりを2
段目ノズル14の径に合せて最適になるようコン
トロールすることができる。 以上の理由により、主ノズル7を2段化するこ
とにより流速を早め、その流体エネルギーを大き
くすることができる。 さらに、2段目ノズル14に入つた噴流は、2
段目ノズル内で整流作用を受けて、2段目ノズル
出口より糸処理領域5内に噴出される。このと
き、2段目ノズル14の出口から噴出する噴流
は、理想的な平行流となり、糸処理領域5を通過
する走行糸条に対し、時間的にも空間的にも安定
した噴流を付与することになる。 さらには、糸処理領域5に開口する2段目ノズ
ル14の断面積は、1段目ノズル13よりも大き
いため、噴流が糸処理領域5を通過する走行糸条
に衝突する機会も多くなり、その結果、糸条に噴
流エネルギーを効率良く付与することができる。 このように、本発明の実施例で述べているよう
に、主ノズル7を1段目ノズル13と2段目ノズ
ル14とを同軸的に配列し、この主ノズル7と対
向させて共鳴室11を設置することにより、流体
振動が励起させられる。連続した主噴流Mに対
し、断続した圧力波である副噴流Nを衝突させる
ことにより、主噴流Mに断続的な緩和が与えられ
るので、走行糸条を主噴流Mを横断する方向に確
実に移動させることが可能である。 従つて、主噴流Mを走行糸条に衝突させること
ができ、その結果、噴流エネルギーを効率的に付
与することができる。 また、共鳴管19の作用により、可聴周波数域
の比較的低周波数の流体振動と必然的に超音波が
発生する。側孔12を通じて、主噴流Mと共に糸
処理領域5に噴出させられる液体Oは、この超音
波により、ミクロン単位の微粒子となり、主噴流
Mが圧縮空気の場合は、特に噴流の運動量を大き
くすることができ、走行糸条に対しては効果的に
噴流エネルギーを付与することができる。また、
ミクロン単位の微粒子に霧化された液体Oは、走
行糸条に効率良く付着し、特に霧化された液体が
水分を含む場合は、走行糸条を構成する単糸間の
摩擦を大きくする効果があり、結果的に糸条の集
束性を高めることができる。 第13図は、第12図に示す本発明に適用され
る装置の構造を、さらに詳しく示した断面図であ
る。 第13図において、ハウジング6の中は中心部
に糸処理領域5を置いて、一方の側に主ノズル7
が構成されており、これは1段目ノズル13と2
段目ノズル14とからなつている。それぞれのノ
ズル13,14はノズルピース16および17に
それぞれ加工され、ハウジング6に対し脱着自在
の構造となつている。 また、二つのノズルピース16と17との間に
は、1段目ノズル12の径よりも径の大きな膨脹
室15が介在するように設けられている。この膨
脹室15には側孔12が外部と連通している。側
孔12の入口には、必要により絞り弁が設けられ
る。 糸処理領域5はハウジング6に対し脱着自在な
ピース18によつて形成されており、それに隣接
して共鳴管19が設けられている。共鳴管19は
共鳴室11と、この共鳴室11より径の小さい副
ノズル8とからなり、さらに共鳴室11にはピス
トン20が嵌合している。ピストン20は、共鳴
室11の中を往復運動することができ、その位置
を適当に定めることにより、共鳴室11の容積を
決めることができる。副ノズル8はピース18に
穿設される。主ノズル7の1段目ノズル13およ
び2段目ノズル14、さらに共鳴管19の副ノズ
ル8および共鳴室11の軸心は同一線上にあり、
かつ両者は同心的に配置されている。 糸処理領域5には、外部と連通する糸掛用スリ
ツト21が設けられ、糸処理領域5への糸掛けを
容易にできるようにしている。 本発明に適用される装置では、連続した主噴流
の他に、さらに上述した流体発振作用による振動
的圧力波をもつ副噴流があり、後者の圧力波をも
つ副噴流が前者の主噴流に衝突することになる。
この衝突流中に走行糸条を暴露させ、糸条の高い
集束性を付与することになる。 流体の発振周波数は、噴流の供給圧力、1段目
ノズル13の直後の背圧、および副ノズル8の長
さ、副ノズルの直径、共鳴室11の容積で決定さ
れる。ピストン20は共鳴室11の容積を自由に
調整する役目を行なうので、上述の流体の発振周
波数は任意に得ることが可能となる。 また、第8図A,Bおよび第9図に示すような
流体処理装置は、主ノズル7に開口を有しない。
このため、共鳴管入口の流体圧力は流体の供給圧
力で決まつてくる。このことは、流体処理装置の
寸法が決定すると、流体の供給圧力によつて発生
する流体発振の周波数範囲がほぼ決定されること
になり、処理条件、例えば供給圧力等を変更する
と、希望する周波数の流体発振が発生しない等の
不都合が生ずることが判明した。 しかるに、第8図C、第10,11,12、1
3図に示す如く、主ノズル7に開口する側孔12
を有する場合は、側孔12より供給される流体量
を調整することによつて、上述の不都合さは少な
くなる。特に、第11図および第12図に示す如
く、1段目ノズル直後に側孔を設置した場合、そ
の改善効果は著しい。 また、側孔の効果の特筆すべきものとして、以
下のことが判つている。流体発振の鋭さ、つまり
共振鋭度を調整することが可能な点である。つま
り側孔のない場合は、一般的に供給圧力によつて
流体発振の鋭さは決つてしまう。側孔のある場合
は、側孔より流入する流体量を調整することによ
り、流体発振の鋭さを鋭くしたり、鈍くしたり調
整することができる。例えば、流体発振の鋭さを
鈍くするということは、流体発振の起つている発
振周波数を中心として、その付近の周波数の流体
エネルギーが十分に存在するということであり、
また発振周波数が鋭いということは、ほぼ発振周
波数に流体エネルギーが集中していることを意味
するものである。 本発明においては、前述したように、断続的な
噴流つまり副噴流のもつ発振周波数を処理中の走
行系が示す弦振動の固有振動数に対して、実質的
に整数倍またはその整数分の1となるようにすれ
ば効果的である。さらには、流体発振の鋭さ程度
を示す共振鋭度Qは、Q3とすることが必要で
ある。この理由については後に示す実施例、特に
第17図から明らかとなるであろう。 ここで、共振鋭度Qは、第14図に示す流体発
振のパワー・スペクトラムにおけるピーク値の周
波数を0(Hz)とし、ピーク値よりも3dB低い周
波数を各々12(Hz)とすると、次式で定義さ
れるものである。 Q=0/|12| また、本発明において、流体発振の流体圧力
は、以下に述べる方法で測定する。すなわち、第
15図に示すように、供給糸条22は、第1送り
ローラ23により糸速を設定され、糸ガイド2の
間に設けた流体処理装置3を通して、さらに、第
2送りローラ24を経てワインダ25により巻取
られる。 装置3は、二つの糸ガイド2,2の中間にセツ
トされ、糸ガイド2,2間の距離をlとする。さ
らに、流体処理装置3の振動流の周波数を測定す
るため、圧力変換器26を流体処理装置3の下流
側にセツトし、該圧力変換器26より出た信号
は、リアルタイム周波数分析器27により周波数
分析される。 すなわち、圧感素子としては、半導体圧力変換
器26を用い、該圧力変換器26の受圧部となる
ダイヤフラムを走行する糸条の仮想糸道(糸ガイ
ド2,2を結ぶ直線)と、該ダイヤフラムの軸線
とを一致させ、流体処理装置3の糸処理領域5の
端部より排出される流体に向けて設置し、該流体
の圧力を測定する。半導体圧力変換器26は増幅
器40を通してリアルタイム周波数分析器27に
接続され、流体圧力のパワースペクトラムを採取
する。一方、走行糸の示す弦振動の周波数スペク
トラムの測定は、半導体圧力変換器28のダイヤ
フラム面に走行糸条を接触させて、走行糸の張力
変化を該圧力変換器28により捕え、該圧力変換
器28より出た信号は増幅器40を通してリアル
タイム周波数分析器に接続することによつて実施
される。 仮燃加工を施した捲縮のかかつている糸条につ
いては、特に上述の走行糸が示す固有振動数は、
ガイド間距離lを目標とする開繊部の長さに比較
して長くとつた場合、一定に定まらない。これ
は、糸条に捲縮がかかつているために、糸条の自
由度が大きく、厳密な弦振動的な挙動を示し難い
ためである。 この場合、目標とする開繊部の長さ(≒交絡の
ピツチ)をmとすると、ガイド間距離lは、0.5
ml1.5mの間に設定するのが良く、共振の
鋭さは鈍い方が良い。 捲縮のかかつていない糸条の場合、走行糸条の
示す上記固有振動数は常に一定ではなく、走行糸
条のデニール斑、供給糸条の集束度合、交絡処理
の程度、特に処理張力の変動などの要因によつて
変動するが、この固有振動数(整数倍またはその
整数分の1の振動数)に流体発振器周波数を設定
しておけば、走行する糸条を安定して振動せしめ
ることができる。 このときの流体発振に関しては、流体発振の周
波数が鋭い単一の基本発振周波数と、そのn倍の
周波数を含むようなものでなく、白色雑音のエネ
ルギースペクトラムの如く、各周波数のエネルギ
ースペクトラムの中に有するものが良く、共振の
鋭さの程度は余り考慮しなくてもよい。 勿論、糸の種類、糸速、ガイド間距離、処理時
における糸の張力など、処理条件が異なればその
都度、最適の固有振動数、共振の鋭さが存在する
ものである。 既に述べたように、本発明において、連続した
流れである主噴流と共鳴管の作動による断続的な
圧力波をもつ副噴流が糸処理領域内で衝突、合流
し、糸処理領域における走行糸条が出入する開口
部(糸処理領域の走行糸の上流端および下流端)
より断続した噴流となつて流出するのであるが、
この糸処理領域における走行糸が出入りする開口
部付近の決められた位置(本発明では、仮想糸道
上で加工部端より15mm離れた下流位置)での断続
噴流の共振鋭度(Quality factor)を測定する。 この場合の共振の鋭さは、主として、ヘルムホ
ルツ共鳴器における共鳴の鋭さによつて決定され
るが、この共鳴の鋭さは、副ノズルの糸処理領域
側入口の雰囲気圧力によつて支配される。 支配する因子として、 (A) 第8図A,Bに示す流体処理装置において
は、設計条件であるノズルデイメンジヨン(ノ
ズル孔径、ノズル出口と共鳴管入口までの距
離、糸処理領域の断面寸法、糸処理領域の長さ
など)、使用条件である供給圧力によつて共振
鋭度(Q値)は一義的に決まつてくる。はなは
だしくは、共振の発生する圧力も一義的に決ま
つてくる。つまり、望みの供給圧力で、望みの
共振状態を得ることがかなり難かしい。 (B) 第12図、第13図に示した装置において
は、 (a) 設計条件であるノズルデイメンジヨン (b) 使用条件である供給圧力 (c) 使用時に調整可能な、膨脹室15内の雰囲
気圧力(真空度)である。 (c)については、膨脹室15内の雰囲気圧力を調
整することによつて、主ノズルより噴出する噴流
の拡がりの程度をコントロールすることができ、
結果的に共鳴管19入口の雰囲気圧力を決定する
ことができる。 (c)の条件設定の具体的方法としては、側孔12
より吸引流入する流体量(この場合は空気)を制
御することによつて可能である。 具体的手段としては、側孔12に流量制御弁を
接続するか、側孔12の断面積を可変となるよ
う、側孔12の横断面を貫くようハウジング6に
設けたネジを利用し(ボルト)等により、部分的
に閉じるようにしてもよい。 共鳴管入口の雰囲気圧力によつて、共振鋭度が
決定され、その因子は上記の通りであるが、実際
糸条を処理する場合には、共鳴周波数も重要であ
り、望みの周波数になるよう共鳴室の体積を調整
する必要がある。この場合、周波数が変化する
と、副次的に共振鋭度も変わる場合がある。この
ような場合には、上記、側孔12より流入する流
体量と、該共鳴室体積の双方を調整することによ
つて、望みの供給圧力(使用条件)において、望
みの共振周波数、共振鋭度を得ることが可能とな
る。 共鳴管を糸条の流体処理装置に応用した公知例
として、米国特許第3167847号明細書が挙げられ
る。 米国特許第3167847号明細書は、第16図に示
すように、1段のノズル36と同軸的に対向して
設けたノズル37と、共鳴室38からなるヘルム
ホルツ型共鳴器39より構成されているが、本発
明の実施例に示すように、走行する糸条の周囲を
壁面で囲まれた糸処理領域が存在しない。 本発明の実施例においては、共鳴管によつて生
ずる振動的な圧力波をもつ副噴流を限られた糸処
理領域の中で、ノズルより噴出する連続した流れ
である主噴流と衝突させて、糸処理噴流となし、
積極的に糸処理領域の内壁を利用して、糸条が主
噴流を容易に横断するようにしたもので、明細書
に述べた如く、発振周波数は1000Hz周辺または
2000Hz以下の低周波である。 当然のことながら、本発明の装置においては、
糸処理領域を形成する内壁には、糸条が常に接触
する。しかし、米国特許第3167847号明細書に示
された装置には、1段ノズル36の先端と共鳴管
入口、つまり共鳴室38に連接されたノズル37
の先端の間で、糸処理中の糸条の運動を拘束する
ものは何もない。 また、糸速が高速になれば、それに伴なつて低
速時と同じ交絡ピツチを得ようとするならば、低
速時よりも更に積極的に主噴流を走行する糸条に
横断させる必要がある。1段ノズル36の先端と
共鳴室38に連接されたノズル37の先端の間
に、糸の運動を拘束するものがない場合は、噴流
の力による復元力は余り期待できず、共鳴室を有
するノズルを備えた糸条の流体処理装置であつて
も、糸条が主噴流を効率良く横断することは難か
しい。 本発明者は、米国特許第3167847号明細書に記
載されている装置および条件と、本発明の比較実
験を行なつた結果、特に高速で糸処理を行なう場
合、処理中の糸条が内壁に接触する糸処理領域を
備えることが、噴流のエネルギーを効率良く糸処
理に使用されるためには、ぜひとも必要であるこ
とが判つた。 また、米国特許第3167847号明細書では、共鳴
管によつて発生する共鳴音に注目し、共鳴音が最
大の時に交絡付与効果が最大となると記載されて
いるが、本発明の方法によると、1000Hz程度の比
較的低周波の振動流である副噴流と、連続した主
噴流とを内壁で囲まれた糸処理領域中で衝突さ
せ、さらには、衝突流が内壁に衝突することによ
り、糸処理領域中の糸が積極的に主噴流を横断す
ることにより、糸条に交絡を付与せしめんとする
ものである。 また、米国特許第3167847号明細書によると、
共鳴音のレベルを低下させるため、ノズル周辺を
吸音材で囲むことが述べられているが、この吸音
材は糸の運動を拘束する内壁とはなり得ない。な
ぜならば、吸音材に糸が接触すると、糸切れや毛
羽が発生し、糸処理装置自体が何の意味も持たな
くなる。 以下、米国特許第3167847号明細書に記載され
ている実施例を比較例とした本発明の実施例との
比較テスト結果をまとめて第1表、第2表に示
す。本テストにおける交絡度CF―の測定は、
ロツシールド社(Rothschild)のエンタングルメ
ントテスタ(Entanglement testertype 2040)
で測定した交絡度である(ナイロン70Dの場合、
測定条件、走行糸張力14g、トリツプレベル20
g)。 なお、本実施例に用いた糸条は、ナイロン6,
70D−24fである。 実験No.9,10,11は、米国特許第3167847号明
細書の追試であり、また、実験No.1―2,11―3
については、糸速を600m/分としたテストも行
なつてみた。米国特許第3167847号明細書の場合、
糸速600m/分にすると、極端に交絡度は低下す
る。糸張力を3〜19gに変更しても交絡度は低
い。 これら米国特許第3167847号明細書のテストで
は、圧力消費量が57Nl/分であるのに対し、本
発明の実験No.12および13は18Nl/分、実験No.14
は28Nl/分であり、
【表】
【表】
【表】 いずれも上記米国特許における圧空消費量の1/3
〜1/2で行なつても大きな交絡度CF―を示して
いる。 第1表および第2表において、交絡度を圧空消
費で除して、単位流量当りの交絡能を算出してみ
た。 この結果を第17図に示す。第17図は、横軸
に共振鋭度、縦軸に単位流量当りの交絡能を示し
たグラフである。第17図において、Aは糸速
600m/分、張力3gで流体交絡処理したもので
あり、Bは糸速600m/分、張力6gで流体交絡
処理したものであり、さらに、Cは糸速200m/
分、張力6gで流体交絡処理したものである。そ
れぞれのポイントにおける数字は実験No.を示して
いる。第17図から明らかなように共振鋭度3以
上においていずれの条件の場合も交絡能は急激に
増大しており、共振鋭度を3以上にすることが重
要であることがよく解る。 前記米国特許の通り、式ではこの値が糸速200
m/分、処理張力6gの場合、0.47〜0.79である
のに対し、本発明では1.1〜1.8であり、本発明方
法が優れていることが明白である。 また、第8図Bに示す装置を用いた場合、上述
の交絡能は糸速600m/分、張力6g、流体発振
周波数830Hzにおいて、2.1となり、本発明が有効
であることがわかる。しかしながら、前にも述べ
た如く、第8図B示した装置では、上記有効な流
体発振が発生する圧力がノズルの寸法(デイメン
ジヨン)によつて決まつてしまい、圧力変更が容
易に出来ないという不都合さを生ずる。 また、第8図Aの装置では、流体発振が発生せ
ず、超音波が発生するが、この装置では上記単位
流量当りの交絡能は糸速200m/分、処理張力6
gの時0.24であり、糸速600m/分、糸張力6g
の時0.52であり、本発明の方法に比較すると劣
る。 本発明の実施例では、糸速を早くしても交絡度
は低下せず(張力6gと基準として評価する)、
これまで説明してきたように、本発明の装置によ
り、低エネルギーで効率良く、糸条に交絡を付与
することが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは噴流による糸条の挙動を示
すモデル図である。第2図A,B,Cは従来装置
の主要部を示す断面図である。第3図A,B、第
4図 第5図 第8図A,B,C、第9図 第1
0図 第11図 第12図は、本発明に適用され
る装置の主要部を示す断面図である。第6図、第
7図は本発明に適用される装置の構造を示すブロ
ツクダイヤグラムである。第13図は、第12図
に示す装置の構造を更に詳しく説明した断面図で
ある。第14図は、流体発振器の示すパワースペ
クトラムである。第15図は本発明における実施
例に用いた装置の構造を説明するための概略図で
ある。第16図は米国特許第3167847号明細書に
示された装置の断面図である。第17図は、横軸
に共振鋭度、縦軸に単位流量当りの交絡能を示し
たグラフである。図面中の符号の説明 3:糸条の流体処理装置、5:糸処理領域、
7:主ノズル、8:副ノズル、9:流体発振器、
11:共鳴室、12:側孔、21:糸掛用スリツ
ト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周囲を壁面で囲まれた糸処理域に連続した主
    噴流を噴射し、前記主噴流に対向または交差して
    圧力振動波を衝突させ、該衝突により上記糸処理
    領域出口での衝突流の共振鋭度が3以上であるよ
    うにし、前記衝突噴流中に糸条を走行させながら
    該糸条を噴流で処理することを特徴とする糸条の
    流体処理方法。
JP10327478A 1978-08-24 1978-08-24 Fluid treatment of yarn Granted JPS5530457A (en)

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