JPS6311439A - 四輪駆動車の制御装置 - Google Patents

四輪駆動車の制御装置

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JPS6311439A
JPS6311439A JP15349786A JP15349786A JPS6311439A JP S6311439 A JPS6311439 A JP S6311439A JP 15349786 A JP15349786 A JP 15349786A JP 15349786 A JP15349786 A JP 15349786A JP S6311439 A JPS6311439 A JP S6311439A
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JP
Japan
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wheel drive
wheel driving
switching
road surface
slip
Prior art date
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Pending
Application number
JP15349786A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miyake
三宅 道
Kenji Takeuchi
武内 賢二
Koji Yoshiyanagi
吉柳 考二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP15349786A priority Critical patent/JPS6311439A/ja
Publication of JPS6311439A publication Critical patent/JPS6311439A/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車速または走行路面の状態等に応じて二輪
駆動と四輪駆動とを自動的に切替える四輪駆動車の制御
装置に関する。
(発明が解決しようとする問題点) いわゆる自動切替のパートタイム式四輪駆動車の制御装
置において、!1i輌が旋回する際の切替制御を行う場
合、タイトコーナブレーキ現象が生じるのを防止するた
め旋回が所定角以上になると二輪駆動(2WD)に切替
え、スリップが検知されるとスピンアラI・を回避する
ため四輪駆動(4WD)に切替えることが要求される。
しかしこのような四輪駆動車制御装置における旋回時の
切替制御においては、カーブする路面が高摩擦路面(高
μ路面)と低摩擦路面(低μ路面)とが交互に繰返され
るような路面状態である場合2例えば雨上がりで乾いた
路面に水溜りの部分が点在しているような場合に、2W
Dと4WDとの切替えのタイミングをどこに設定するか
について1種々の困難な問題が生じてくる。
例えば4WDに切替ったままでは高μ路上でタイトコー
ナブレーキ現象が生じ、低μ路上で2WDに切替ってし
まうと即スピンアウトしてしまうという問題が生じる。
このように旋回時において一旦4WDに切替えるとこれ
を解除するタイミングは非常に難しく。
4WDを解除した直後に低μ路面となった場合スピンア
ウトしてしまう危険があり、また直ぐに4WDに切替え
ようとしても、その応答性が問題となってくる。
この発明は9以上のような自動切替のパートタイム式四
輪駆動車の制御装置による旋回時の切替制御において発
生する問題点を解決するために為されたものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記課題を達成するために、第1の解決手段
として二輪駆動と四輪駆動とを自動的に切替える四輪駆
動車の制御装置において、タイヤの転舵角検知手段と、
タイヤのスリップ率検知手段と、タイヤ転舵角が所定値
以」二になった際直前のスリップ率が所定値以下である
場合に二輪駆動に切替え所定値以上のスリップ率を検知
すると直結四輪駆動に切替える切替手段と、スリップ率
が所定値以下の場合において転舵角が基準値よりも大の
場合には差動四輪駆動に切替える切替信号を発生する手
段を具えているものである。さらに。
第2の解決手段として、二輪駆動と四輪駆動とを自動的
に切替える四輪駆動車の制御装置において、タイヤの転
舵角検知手段と、タイヤのスリップ率検知手段と、タイ
ヤの転舵角が所定値以上になった際直前のスリップ率が
所定値以下である場合に二輪駆動に切替え所定値以上の
スリップ率を検知すると直結四輪駆動に切替える切替手
段と。
直結四輪駆動の解除条件になった際、路面状態を示す信
号に対応して差動四輪駆動に切替える手段を具えている
ものである。
(作用) 」−記この発明による四輪駆動車の制御装置は。
車輌の旋回時に転舵角検知手段によって所定値以−1−
の転舵角が検知され、がっスリップ率検知手段により所
定値以上のスリップが検知されて一旦二輪駆動から直結
四輪駆動に切替った後は、スリップが検知されなくなっ
た場合であっても、直結四輪駆動を解除して直ちに二輪
駆動に切替えるのではなく、その切替えは路面状態やそ
のときのタイヤ角度または車速を判断して行い、路面状
態が高μ路面と低μ路面とが交互に繰り返されるような
路面である場合には、駆動を差動四輪駆動に切替えるこ
とによって、高μ路面上でのタイトブレーキ現象の発生
を防止するとともに、油圧回路内に圧油を充満させたま
まにしておくことによって応答性を向上させ次に路面が
低μ路面となったときにスリップが発生するのを有効に
防止する。
(実施例) 以下この発明を1図面に示す実施例に基づいてさらに詳
細に説明を行う。
第1および2図は本発明による制御装置によって切替制
御を行う四輪駆動切替装置を示すものであって、1はエ
ンジン、2は変速機であり、このエンジン1と変速機2
とはクラッチ3により接続されている。
11は変速機の図示しない出力軸と一体的に結合するイ
ンプットシャフトであり、12は低速段用インプットギ
ヤ、13は高速段用インプットギヤ□ヤであり、インプ
ラI・シャツl−11に回転自在に支承されている。ま
たインプットシャフト11上には、同期装置14が構成
されており、走行中での切替えを容易にしている。
15はアイドラギヤで、インプットギヤ12に噛合うア
イドラギヤ15aと、インプットギヤ13と噛合うアイ
ドラギヤ15bが一体形成されており、アイドラシャフ
ト16に対し回転自在に支承されている。17はアウト
プットギヤで、アイドラギャ15bに噛合うと共に、ア
ウトプットリヤシャフト1Bとは固定嵌合となっている
。アウトプットリヤシャフト18のスプライン19には
りャフランジ20が固定嵌合されており、プロペラシャ
フト21及び図示しないデファレンシャルを介してリヤ
タイヤ22に動力伝達される。
23は油圧クラッチ装置で、油圧ピストン24か動かさ
れるとアウトプットフロントシャフト25に動力が伝達
され、フロントフランジ26.プロペラシャフト27及
び図示しないフロントデファレンシャルを介してフロン
トタイヤ28に動力伝達される。29はアウトプットリ
ヤシャフト18の回転速度検出センサである。
第3図は上記切替装置の油圧クラッチ23の係脱を制御
する油圧回路を示すものであって。
111はマニュアルバルブで、他端は同期装置14を作
動するシフトシャフト30と一体的に形成されており2
図示状態は高速シフト状態で油圧は中圧に保持されてい
る。マニュアルバルブ111が左方向に動くと、低速シ
フト状態になると共に、油圧は高圧に切替えられるよう
になっている。
112はレギュレータバルブ、113はモジュレータバ
ルブ、114はチェックバルブである。
115はチェンジバルブで、ソレノイドバルブS1及び
S2と前記マニュアルバルブ111によってバルブ構成
がなされている。
次に」二記油圧回路の作動を説明すると、モータ150
により駆動されるオイルポンプ180より吐出されたオ
イルは、連通している油路cミ充満し圧が上昇する。ソ
レノイドS2は閉の状態にあるため、オリフィス130
を通った圧油は、スプール120を右方向にスプリング
125に打勝って動かしく図示の状態)、圧油クラッチ
23のピストン室24a内に流入してピストン24を左
方向に動かすことにより、クラッチ23aを係合する。
また圧油の上Rの調圧はオリフィス131゜132を通
った圧油でスプール121が右方向に動かされ、スプリ
ング122の荷1「と釣り合う状態(図示の状態)が設
定の調圧状態であり、釣り合いが崩れて圧が上昇してい
くと、スプール121は更に右方向へ動かされることに
なるが。
油路170内の圧油は、調圧部121aより排油路17
1に流れると油圧は下ることになるので。
圧油は一定に保たれる。なお、この状態におけるモジュ
レータバルブ113のスプール123は。
スプリング124により左方向に押された状態にある。
これはソレノイドS1が開放の状態にあってオリフィス
133を通った圧油が排油路に流れてしまうので、スプ
リング124に打ち勝つことができないためである。
次に図示の中圧状態より低圧状態に切替えるには、ソレ
ノイドS1を開放より閉状態に切替えることにより、モ
ジュレータバルブ113のスプール123が右方向に動
き、油路172内の圧油が排油路171に流れ出すこと
により9回路内の圧油は中圧より減圧され、低圧に切替
える。
以上が高速段での四輪駆動状態であり、この状態より二
輪駆動状態にするには、ソレノイドS2を閉状態より開
放状態とすることで可能となる。ソレノイドS2が開放
になると、オリフィス130を通っていた圧油はIJI
油されるため、油路135内の圧が下がり、スプリング
125の荷重によりスプール120が左方向に動いて油
路134を閉じ、油圧クラッチ23aを係合していた油
路は無くなるので、クラッチは離脱され、四輪駆動より
二輪駆動となる。二輪駆動状態におけるソレノイドS1
は、閉の状態にしておくことにより1回路内の圧油はモ
ジュレータバルブ113による低圧状態で保持されてい
るため、二輪駆動より四輪駆動に切替える際のタイムラ
グを短くすることができる。また併せて低圧のため、オ
イルポンプ180を駆動するモータ150は低動力でよ
いことになり、消費電力は少なくてすむ。
次に油圧クラッチが高圧を必要とする場合(高伝動能力
が必要)は、低速段に変更された場合であるが、その場
合はマニュアルバルブは左方向に動かされているため、
オリフィス131に流れ込んでいた圧油は遮断され、レ
ギュレータバルブ112はオリフィス132を通った圧
油とスブリング122の間で調圧されることになり、高
圧が保持される。なお、この場合のソレノイドS2は閉
状態のみで、常に四輪駆動がなされるようになっている
第1表は変速段及び油圧状態とソレノイドの開閉状態を
マトリックスにして示したものである。
第  1  表 次に以上の如く構成された油圧回路を制御する電子回路
を第4図に基づいて説明すると、バッテリ210はイグ
ニッションスイッチ211及びVceにレギュレータ部
259を介してマイクロコンピュータ250のVeeに
接続されている。マイクロコンピュータ250のインプ
ット側には各種センサからの出力信号が入力する。入力
センサの種類は、上から順番に、フロント回転センサ2
9′、リア回転センサ29.ステアリングセンサ255
.登降板センサ230.そしてスロットルセンサ231
である。スイッチ類は、」−から。
固定モードスイッチ258.  トランスファポジショ
ンマニュアルスイッチ256.ブレーキスイッチ257
である。固定モードスイッチ258のHは2WD、A4
はオート、H8は差動4WD、モしてHl、はロック4
WDを、それぞれ示す。回転センサ29’、29はコイ
ルに誘起される回転数に比例した周波数をパルス信号と
して出力する。ブレーキスイッチ257はレベルコンバ
ータ251を介してマイクロコンピュータ250に入力
する。
一方、マイクロコンピュータ250の出力側は各種イン
ジケータランプ、ソレノイドバルブ。
DCモータ及びブザーに接続される。すなわち。
上から順番に説明すると、253は4WDインジケータ
ランプ、254は差動4WDインジケータランプ、Sl
、S2はソレノイドバルブ、213はDCモータ、そし
て252はブザーをそれぞれ示す。
以上のように構成された電子回路において、登降板セン
サ他から受けた入力信号をマイクロコンピュータ250
が内部で編集、演算処理して、出力側101〜106に
駆動レベルとして出力する。出力された駆動レベルは、
それぞれの駆動回路、すなわち、上から順番に、インジ
ケータランプ駆動回路253aおよび254 a、 ソ
レノイドバルブ駆動回路SlaおよびS2a、ブザー駆
動回路252a、そしてDCモータ駆動回路213a、
を介して、それぞれの機器に入力され、該機器を作動す
る。
103及び104に出力しないときは、ソレノイドバル
ブSl、S2は閉状態にあり、出力側103よりソレノ
イド駆動レベルが出力された場合にはソレノイドバルブ
S1が閉から開になる。
又、104に出力されたときには、ソレノイドバルブS
2は閉から開になる。ソレノイドバルブS2に通電され
ると、106に出力した駆動レベルにより、フリーホイ
ールハブ駆動モータ213は逆回転され、ハブの係合が
解除される。
スイッチ類では1例えば、固定モードスイッチ258の
Hし (ロック4WD)をオンにすると。
レベルコンバータ251を通り、マイクロコンピュータ
250の出力側103に出力され104には出力されず
、ソレノイドバルブS1には通電、S2への通電は遮断
される。
次に上記電子回路のマイクロコンピュータ250による
四輪駆動車制御装置の二輪駆動(2WD)と四輪駆動(
4WD)の切替制御を。
第5ないし8図に示すフローチャートに基づいて説明を
行う。
第5図において、RAMクリヤチェック、フラグセット
等の初期セット(a)を行い、このときマニュアルスイ
ッチ256は自動にセットされる。そしてレベルコンバ
ータ251におけるマニュアルスイッチ256の読取り
(b)。
チャタリング除去(C)を行った後、ブレーキ257、
登降板センサ230.スロットルセンサ231、ステア
リングセンサ255.車輪回転センサ29.29’の読
取り(d)およびチャタリング除去(e)を行う。
次に車速計算(f)を行い車両が停止しているか否かを
判断(g) L、停止していれば車両停止フラグをオン
(h)にし、このときスリップ率ηは0である(i)か
らパラメタ(PARM)および−世代前のパラメタ(B
PARM)を0すなわち“従来制御の続行″に設定(j
)する。そして車両停止フラグのオン・オフの判断(X
)を経て車両停止制御(D)へ移行する。
車両が停止していない場合にはタイヤ角度β の計算(
k)を行い、β1が10度以下の場合には前後輪の転舵
による理論」−の回転差η を0(m)、すなわちこの
β2を無視することとし、またβ が10度以上の場合
にはβ2をy)2−2 (1−cosβ1)/(1+ 
cosβ1)によって計算(「1)する。
次に前後輪の実際の回転差η1を η1−1− (NFI/NR6) NFI:フロントプロペラシャフト回転数NR6:リア
プロペラシャフト回転数 によって計算(o)L、そしてスリップ率ηをη=1η
l−η21+に に:修正係数 によって計算(p)する。
次いで第9図に示す通り、ビット (0)〜(7)に各
フラグを対応して立て、各ビットに対応するパラメタ(
1,2,4,8,16)を割当てて、各制御内容を代表
させる。その上でパラメタワード作成(Q)を行う。パ
ラメタ値の算術和と各パラメタ値(1,2,4,8,1
6)に代表される各フラグの制御内容との対応関係は第
2表に示す通りである。即ち、各フラグ(対応ビット)
の1(オン)、0(オフ)に対応して各パラメタが立ち
、各フラグのオン・オフに応じ所定のパラメタの組合せ
の算術和が成立ち、第2表に示す如く。
〜31の値に夫々対応する場合が成立つ。
パラメタワード作成(q)を第8図に示すサブルーチン
によって説明する。ここでパラメタ(PARM)の説明
を第9図に、そして各パラメタ値の制御内容を下記の第
2表に示す。
第  2  表 また第10図は一世代前のパラメタ (BPARM)を示すもので、ここで第9および10図
においてFはフラグの意味を表わしている。
第8図において、タイヤ(前輪)角度β1を転舵制御開
始時のタイヤ角度a、(基準値)と比較(イ)シ、α1
≧β1の場合には、従来制御の続行を内容とするPAR
M−0(全フラグクリア)とする(口)。またα1くβ
1の場合には、さらに車速(後輪回転数)NRと転舵制
御開始時の車速(後輪回転数)NR3(基準値)とを比
較(ハ)L、NR3≧NRの場合には、PARM−〇 
(全フラグクリア)とする(口)。そしてNR3<NR
の場合には、転舵1.+制御を内容とするPARM=1
  (ビット(0)のみオンにし他は0(オフ)とする
)(FR3)を作成する(二)。
次に車速NRを車速制御開始回転数NR5(基準値)と
比較(ホ)L、NR5≧NRのときにはそのままα と
β1の比較(ト)を行い、NH4I <NRのときには車速制御を内容とするPARMのビッ
ト(1)に1 (オン)を立てる。(FR5)を作成し
追加する(へ)。第8図においてはこれをPARMU2
と記す。(以下Uの記号は従前のビットに影響を与えず
当該ビットのみに1(オン)を立てることを意味する。
) そして再度α とβ1の比較(ト)を行い。
■ α ≧β1のときにはそのまま次にスリップ率■ η1とスリップ制御開始時のスリップ率η、!(基準値
)の比較(す)を行い、α くβ1のときには転舵制御
を内容とするPARMのビット(2)に1 (オン)を
立て、フラグFαをオンとしだ後η1とη、の比較(す
)を行う。
ηl≦η8のときにはそのまま次にブレーキスイッチ2
57のオン・オフの判断(ル)を行い。
ηl〉η8のときにはスリップ制御を内容とするPAR
Mのビット(3)に1 (オン)を立てフラグFηをオ
ンとして追加(ヌ)した後ブレーキスイッチ257のオ
ン・オフの判断(ル)を行う。
ブレーキスイッチ257がオフの場合にはそのまま次に
一計代前のパラメタにおいてスリップ制御のフラグ(B
F4)かオンしているか否かを判断(ワ)シ、ブレーキ
スイッチ257かオンの場合にはブレーキ制御を内容と
するPARMのビット(4)に1(オン)を)γてフラ
グFαをオンとして追加(ヲ)した後、フラグ(BF4
)がオンしているか否かを判断(ワ)する。
一世代前のフラグ(BF4)がオフのときには直ちに現
在のパラメタ(PARM)を−世代前のパラメタ(BP
ARM)と置換(力)シ、フラグ(BF4)がオンのと
きには次に現在のパラメタ(PARM)において転舵制
御のフラグ(Fα)がオンしているか否かを判断(ヨ)
する。
フラグ(Fα)がオフのときには前述と同様直ちに現在
のパラメタ(PARM)を−世代前のパラメタ(BPA
RM)と置換(力)シ、フラグ(Fα)がオンのときに
は次に現在のパラメタ(PARM)において転舵制御の
フラグ(FR3)がオンしているか否かを判断(夕)す
る。
フラグ(FR3)がオフのときには前述と同様直ちに現
在のパラメタ(PARM)をパラメタ(BPARM)と
置換(力)シ、フラグ(FR3)がオンのときには以前
の状態がどのようであったかにかかわらずフラグ(Fη
)をオン(し)にしてパラメタ(PARM)をパラメタ
(BPARM)に置換(力)する。
以上のようにパラメタワード作成(q)が完了すると、
第1図において降板センサ230bがオフしているか否
かを判断(r)する。降板センサ230bがオンしてい
る場合には次に降板フラグをオン(v)させ、降板セン
サ230bがオフしているときには降板センサのオフ後
の経過タイマT1がスタートしているか否かを判断(s
)する。T1がスタートしている場合には次にT1と降
板センサがオフした後戻の制御に移る間のヒスタイマT
  Tlとの比較(U)を行い、TIがスタートしてい
ない場合にはT1をスタート(1)させた後T1とT 
 Tlとの比較(u)を行う。
T  Tl>TIの場合には降板フラグをオフおよびT
1をクリヤ(w)L、TTI≦T1のときには降板フラ
グをオン(V′)にする。
そして次に車両停止1−フラグのオン・オフを判断(x
)L、車輌停止トフラグがオンしている場合には車輌停
止制御(D)に移り、第6図において。
登板センサ230aのオン・オフの判断(F)を行い、
オンの場合には次に車速NRと基準車速値NR2との比
較(G)を行い、NR2>NRのときは降板制御(C)
へ移り、第7図においてソレノイドバルブS1をオン、
S2をオフにして直結四輪駆動(L/C4WD)に切替
え(L)、フローチャートの■に戻る。またNR2≦N
Rのときには第7図の■に移りパラメタの検索(I)を
打つ。
また登板センサ230aがオフの場合には次に降板フラ
グのオン・オフの判断(H)を行い、オンの場合には前
述と同様に降板制御(C)へ移り直結四輪駆動(L/C
4WD)に切替え(L)降板フラグがオフの場合には第
7図の■に移りパラメタの検索(1)を行う。
車輌停止フラグがオフしている場合には1次に登板セン
サ230aのオン・オフを判断(y)する。登板センサ
230aがオンしている場合には登板制御(E)に移り
、第6図において、前述と同様に車速NRと基準車速値
NR2とを比較(G)L、NR2>NRであれば降板制
御(C)に移り、ソレノイドバルブS1をオン、S2を
オフにして直結四輪駆動(L/C4WD)に切替え(L
)、フローチャートの■に戻る。
登板センサ230aがオフしている場合には次に降板フ
ラグのオン・オフの判断(2)を行い、降板フラグがオ
ンの場合には降板制御(C)へ移行し、前記と同様に直
結四輪駆動(L/C4WD)に切替え(L)だ後、フロ
ーチャートの■に戻る。降板フラグがオフの場合にはパ
ラメタ(PARM)の検索(1)を行う。
パラメタ(PARM)の検索(1)において。
パラメタが(0,1,4)であるときには再びフローチ
ャートの■に戻り、マニュアルスイッチ読取り(b)の
プログラムからスタートする。
パラメタが(8〜12.14.24〜28゜30)のと
きには一定時間内に踏み込まれたスロットル開度により
急スロットルであるか否かを判断(J ) L、急スロ
ットルの場合(例えば50ms e c以内に2ステツ
プ以」−踏み込まれた時)には降板制御(C)に移り、
ソレノイドバルブS1をオン、ソレノイドバルブS2を
オフにして直結四輪駆動(L/C4WD)に切替え(L
)、フローチャートの■に戻ル。
急スロットルでない場合には、車速制御回転数NR5(
基準値)をそれよりも高い車速制御回転数NR6(NR
5<NR6)に変更(K)した後、ソレノイドバルブS
1をオン、S2をオフにして直結四輪駆動(L/C4W
D)に切替え(L)、フローチャートの■に戻る。
パラメタが(2,3,5〜?、21.23)のときには
、ソレノイドバルブS1をオフ。
S2をオンにして二輪駆動(2WD)に切替え(M)、
フローチャー1・の■に戻る。
パラメタが(13,15,29,31)のときには、ソ
レノイドバルブS1をオフ、S2をオフにして差動四輪
駆動に切替え(N)だ後、ツローチャートの■に戻る。
パラメタが(16〜20.22)のときには。
ソレノイドバルブS1をオン、S2をオフにして直結四
輪駆動(L/C4WD)に切替え(L)■に戻る。
なお第11図はマイコンのタイマ割込みのサブルーチン
を示すフローチャートであるが、このタイマ割込みの手
段は通常行われているものであるので、その説明は省略
する。
以上はマイクロコンピュータ250による2WDと4W
Dとの切替制御の一実施例を示したものであるが、旋回
時に高摩擦路面(高μ路面)と低摩擦路面(低μ路面)
とが交互に繰り返されるような路面2例えば雨上がりで
路面に乾いた部分と水溜りの部分とがあるような場合の
切替制御を、他の制御を省略した第12図のフローチ+
 −トに示す実施例に基づいて説明を行う。第12図に
おいて、第5図の実施例において説明したと同様に、車
速(NR)、 タイヤ角度(β)等の読取り(d)、チ
ャタリング除去(e)、車速計算(f)を行った後スリ
ップ率ηを計算(p)する。
このスリップ率ηをスリップ制御開始スリップ率(基準
スリップ率)η と比較(す)シ、スリップ率ηが基準
スリップ率η よりも大きい場合には、ソレノイドバル
ブS1をオン、S2をオフにすることにより、駆動を直
結四輪駆動に切替える(L)。なおこの場合の状態は第
7および8図においてパラメタが8の場合(ヌ)である
そして現在のスリップ率を記憶する(2)。スリップ率
ηが基準スリップ率η よりも小さい場合には、そのと
きのタイヤ角度βと転舵制御開始タイヤ角度(タイヤ角
度基準f )α1とを比較(ぶ′)する。
タイヤ角度βが基準値α1よりも大きい場合には1次に
直前のスリップ率を基準スリップ率η8と比較(ソ)す
る。この直前のスリップ率が基準スリップ率η よりも
大きい場合にはソレノイドバルブS1およびS2をオフ
にして、駆動を差動四輪駆動に切替える(N)。そして
直前のスリップ率を今回のスリップ率としくツ)、その
スリップ率を記憶(ネ)する。
タイヤ角度βが基準値α1よりも小さい場合。
またはβがα1よりも大きい場合において以前のスリッ
プ率が基準スリップ率η よりも小さい場合には、その
時の車速NRを車速制御開始回転数(基準回転数)NR
5と比較(ホ)する。
車速NRが基準回転数NR5よりも大きい場合には車速
制御が開始され、ソレノイドバルブS1をオフ、S2を
オンにして、駆動を二輪駆動(2WD)に切替える(M
)。なおこの場合の状態は第7および8図においてパラ
メタが2の場合(へ)である。そして現在のスリップ率
を記憶する(ネ)。
車速NRが基準回転数NR5よりも小さい場合にはバル
ブS1およびS2をオフにして、駆動を差動四輪駆動(
差動4WD)に切替える(N)。
そして直前のスリップ率を現在のスリ・ツブ率として設
定(ツ)シ、そのスリップ率を記憶(ネ)する。
以」二のような駆動制御によって、二輪駆動(2WD)
で旋回中に低μ路面上においてスリップが検知され(す
)、直結四輪駆動(L/C4WD)に切替えられ(L)
、その後に路面が高μ路面となりスリップは検知されな
くなった(す)場合に、タイヤ角度の検出((′)によ
りなお旋回中であるときには、直前にスリップが発生し
ていたか否かを判断(ソ)シ、スリップが生じていた場
合には路面が高μ路面と低μ路面とが繰り返されるよう
な路面であると判断して駆動を差動四輪駆動に切替え、
高μ路面−にでのタイトブレーキ現象の発生を防止する
。そしてこのような路面状態においてスリップが11−
んだ場合に、直ちに二輪駆動に切替えるのではなく差動
四輪駆動に切替えることによって2次に路面が低μ路面
となった場合にスピンが生じるのを防止することが出来
るものである。
またスリップが止みタイヤ角度が基準角度以下となった
場合であっても、従来のように直ぐに二輪駆動に切替え
ることなくそのときの車速を検出(ホ)シ、車速が所定
の基準値以下である場合には、差動四輪駆動に切替える
(N)ことによって2次にスリップが発生するのを防止
することが出来るものである。− (発明の効果) 以上のようにこの発明は、車輌の旋回時には二輪駆動と
なり、スリップ検知により直結四輪駆動に切替わる自動
切替のパートタイム式四輪駆動車において、スリップ検
知により一旦二輪駆動から直結四輪駆動に切替った後は
、スリップが検知されなくなった場合であっても、直結
四輪駆動を解除して直ちに二輪駆動に切替えるのではな
く、その切替えは路面状態やそのときのタイヤ角度また
は車速を判断して行い、路面状態が高μ路面と低μ路面
とが交互に繰り返されるような路面である場合には、駆
動を差動四輪駆動に切替えることによって、高μ路面上
でのタイトブレーキ現象の発生を防止するとともに、油
圧回路内に圧油を充満させたままにしておくことによっ
て応答性を向上させ次に路面が低μ路面となったときに
スリップが発生するのを有効に防11−することが出来
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御装置によって切替制御される
四輪駆動の切替機構の一実施例を示す概略構成図、第2
図は同切替機構の油圧クラッチ装置を示す断面図、第3
図は同12J替機構の油圧回路図、第4図は同切替機構
の電子回路図、第5ないし8図は本発明による四輪駆動
の切替制御の一実施例を示すフローチャート、第9およ
び10図は同実施例におけるパラメタを示す図、第11
図は同実施例におけるタイマ割込みを示すサブルーチン
、第12図は本発明の他の実施例を示すフローチャート
である。 18・・・アウトプッI・リヤシャフト。 23・・・油圧クラッチ。 24・・・油圧ピストン。 25・・・アウトプットフロントシャフト29・・・リ
ヤ回転速度検出センザ。 29′・・・フロント回転速度検出センサ。 250・・・マイクロコンピュータ。 255・・・ステアリングセンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)二輪駆動と四輪駆動とを自動的に切替える四輪駆動
    車の制御装置において、タイヤの転舵角検知手段と、タ
    イヤのスリップ率検知手段と、タイヤ転舵角が所定値以
    上になった際直前のスリップ率が所定値以下である場合
    に二輪駆動に切替え所定値以上のスリップ率を検知する
    と直結四輪駆動に切替える切替手段と、スリップ率が所
    定値以下の場合において転舵角が基準値よりも大の場合
    には差動四輪駆動に切替える切替信号を発生する手段を
    具えていることを特徴とする四輪駆動車の制御装置。 2)二輪駆動と四輪駆動とを自動的に切替える四輪駆動
    車の制御装置において、タイヤの転舵角検知手段と、タ
    イヤのスリップ率検知手段と、タイヤ転舵角が所定値以
    上になった際直前のスリップ率が所定値以下である場合
    に二輪駆動に切替え所定値以上のスリップ率を検知する
    と直結四輪駆動に切替える切替手段と、直結四輪駆動の
    解除条件になった際、路面状態を示す信号に対応して差
    動四輪駆動に切替える切替手段を具えていることを特徴
    とする四輪駆動車の制御装置。
JP15349786A 1986-06-30 1986-06-30 四輪駆動車の制御装置 Pending JPS6311439A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01249554A (ja) * 1988-03-31 1989-10-04 Nissan Motor Co Ltd 四輪駆動車のアンチスキッド制御装置
JPH02102853A (ja) * 1988-10-07 1990-04-16 Mazda Motor Corp 車両用ドアロック制御装置
US5168950A (en) * 1987-11-28 1992-12-08 Bayerische Motoren Werke Ag Regulating system for the regulation of the driving torque of the internal combustion engine of a motor vehicle
JPH0647024U (ja) * 1992-12-03 1994-06-28 株式会社フジユニバンス トランスファ装置の駆動制御装置
JP2007137124A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Toyota Motor Corp 車両の制御装置

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