JPS63114391A - カラ−テレビジヨン信号伝送方式 - Google Patents

カラ−テレビジヨン信号伝送方式

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JPS63114391A
JPS63114391A JP61258213A JP25821386A JPS63114391A JP S63114391 A JPS63114391 A JP S63114391A JP 61258213 A JP61258213 A JP 61258213A JP 25821386 A JP25821386 A JP 25821386A JP S63114391 A JPS63114391 A JP S63114391A
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JP
Japan
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signal
color
signal transmission
frequency
carrier
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Application number
JP61258213A
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English (en)
Inventor
Makoto Onishi
誠 大西
Yasuhiro Hirano
裕弘 平野
Norihiko Fukinuki
吹抜 敬彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカラーデレビジョン信号伝送方式に係り、特に
従来のNTSC方式等の標準方式と受像機両立性のある
高精細カラーデレビジョン信号伝送方式に関する。
〔従来の技術〕
高精細カラーデレビジョン方式の提案がさかんになり、
特に従来の標準カラーデレビジョン方式と受像機両立性
のある方式が種々提案されている。
これらはすべてカラーデレビジョン信号伝送帯域のスペ
クトル有効利用を図って、新しい情報を伝送するもので
、従来搬送輝度信号の高域部分に周波数多重するものが
多かったが、最近、直交変調を利用して、映像搬送波の
近傍に多重する試みが発表されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は多重する信号がアナログ信号であり、高
精細信号と低域輝度信号の相関が強く。
従来受像機で受像した場合、妨害が目立ちやすかった。
また特に映像搬送波近傍に多重する方式では高精細信号
が輝度信号の低域成分に混信し、妨害の程度はさらに大
きくなる欠点がある。また直交変調を行なう方式では現
在広く普及している包絡線検波方式受像機で受像した場
合、高精細信号が混信を生じる欠点があり、受像機両立
性が完全とは言えない。さらに、同期検波における復調
搬送波の直交性が厳しく要求され1回路的に複雑となる
難点がある。
本発明の目的はこれらアナログ多重変調方式の欠点を回
避できるカラーデレビジョン信号伝送方式を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的はまず新たに伝送する情報をディジタル化する
ことにより、輝度信号との相関をなくすことで達成でき
る。相関のない信号はランダムな雑音とみなされ、画像
信号に対する妨害は相関のあるアナログ信号の場合より
も軽減される。
さらに多重する場合の妨害の程度を軽減し、かつ、上記
ディジタル信号を伝送帯域の信号に変換するため、上記
ディジタル信号を変調する。上記変調の好ましい実施態
様の1つは輝度信号のスペクトラムとインターリーフす
る周波数を選んで、この周波数を用いて、周波数シフト
キーインク変調する。すなわち、ディジタルデータが1
′1nのときfl、0”のときfOを送信する。周波数
fo、f1は輝度信号周波数とインターリーフのに選び
、さらに搬送色信号の存在しない周波数範囲、f O−
1,75MHz〜f 、)+2.0MHz(foは映像
搬送波周波数)に選定する。
又、他の好ましい実施態様として、上記ディジタル信号
のスペクトラム帯域中を広げるスペクトラム拡散方式に
よって変調し、カラーデレビジョン信号伝送帯域内に多
重する。スペクトラム拡散方式については、R、C、D
 1xon著“S preadSpectrum  5
ysterns”  、  John  Wiley 
 &  SonsInc、、1976が詳しい。スペク
トラム拡散は良く知られているように情報のもつ帯域よ
り広いスペクトラム帯域に拡散して伝送するので、信号
レベルはそれだけ下げることができる。
〔作用〕
上述の如く、ディジタル信号に変換し、これを更にスペ
クトル拡散あるいは1周波数シフトキーング変換したも
のでカラーデレビジョン信号の伝送帯域で伝送し、その
信号の波形は直接アナログ信号として再生されるため、
振幅の低い雑音となり1画像信号に対する妨害は相関の
あるアナログ信号の場合より軽減される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、直接拡散方式による送信側実施例である。R
,G、B各色信号はマトリクス回路lに入力して、輝度
信号Yと二つの色信号I’、Q’に変換する。輝度信号
Yは低域通過フィルタ(LPFと略す)2に入力しくN
TSC方式では遮断周波数f。34.2MHz) 、高
域成分を落して低域輝度信号YLとする。色信号T′は
L P F 3 (f c > 1 、5 M Hz 
)に入力し、平衡変調器7によって色信号副搬送波fB
C(=3 、58 M Hz )を90°移相器6によ
って90°位相シフトした色副搬送波を変調し搬送色信
号■とする。色信号Q′はLPF4 (f c30.5
MHz)に入力し、平衡変調器5によって色副搬送波i
8cを変調し搬送色信号Qとする。
信号YL、I、Qは信号多重回路9によって信号発生回
路8からの同期信号Sと加算され、複合映像信号が作ら
れる。復号映像信号はLPFIO(f c z 4 、
2 M Hz )によって高域成分除去され平衡変調器
11により、映像中間周波foを変調し、搬送映像信号
が作成される。ここまでの構成は従来のNTSC信号合
成の過程とまったく同じであり、作成された搬送映像信
号はNTSC方式のそれとまったく同じものである。輝
度信号Yおよび低域輝度信号YLは加算器12に入力さ
れて減算され、高精細輝度信号Y。を得る@YI4は符
号器13に入力されてディジタル信号に変換され、必要
に応じて帯域圧縮などの信号処理を施され、′0”、′
1#のデータ列に変換されて排他論理和ゲート15に入
力される。排他論理和ゲート15には疑似雑音系列(P
N系列)発生器14から生成さる疑似雑音も入力され、
データ列と排他論理和をとられて、信号が周波数拡散さ
れる。
拡散された信号は一定査線遅延器16と加算器17に入
力される。遅延器16が遅延された信号は加算器17に
入力され、遅延していない信号と減算される。遅延器1
6と加算器17はいわゆるくし型フィルタを形成してお
り、水平走査周波数f)iの整数倍の周波数成分を減衰
させる働きを有している。加算器17の出力は平衡変調
器18に入力され、信号発生回路8からの搬送波f、で
位相変調されるaftはテレビジョン信号伝送帯域の搬
送色信号を伝送する帯域を除いた帯域のほぼ中央に位置
し、映像中間周波数f0とf、の整数倍能れた周波数で
ある。平衡変調器18から得られるスペクトラム拡散変
調波はLPF19により搬送色信号と同じ帯域の成分を
除去し、加算器20により、搬送映像信号と多重され、
残留側波帯フィルタ(VSBフィルタ)21に入力する
と、従来のNTSC方式と受像機両立性があり、しかも
直接拡散変調により新たな高精細情報を多重したカラー
テレビジョン信号が得られる。多重する直接拡散変調波
は搬送輝度信号と周波数インターリーフした周波数位置
に挿入されているので輝度信号に妨害を与えることはな
い。また周波数拡散されているため、信号レベルを低く
することができ、従来方式に与える妨害の程度はさらに
小さくすることができる。
次に、本発明を受像機側に適用した実施例を第2図に示
す。第2図は直接拡散方式による受像側実施例で、第1
図の送信側実施例に対応するものである。受信した搬送
映像信号は高周波増巾回路(RF回路)を経て平衡変調
器30に入力され。
局部発振器31が発振した映像中間周波f。′と混合さ
れ1周波数変換される6周波数変換された映像信号は中
間周波フィルタ32で帯域制限され、映像検波器33で
検波される。中間周波フィルタ32は受信残留側波帯フ
ィルタを併ねている。検波された映像信号は加算器34
.36および遅延器35に入力される。遅延器35で一
走査線分遅延された信号は加算器34.36に入力され
る。
加算器34では加算により低域輝度信号YLが出力され
る。YLは加算器38に入力され、後述する高精細輝度
信号Y)iと加算されて輝度信号Yとなる。加算器36
では減算が行なわれて搬送色信号Cが出力される。搬送
色信号Cは平衡変調器39.40に入力される。同期分
離回路37により映像信号から分離再生された色信号搬
送波fBcは90@位相器41に入力されて90°位相
差の二つの色信号搬送波となり、各々平衡変調器39.
40に入力され、色信号復調が行なわれる。復調された
色信号は低域通過フィルタ(LPF)42.43により
高周波除去され色信号I’、Q’が再生される。輝度信
号Yと色信号r’eQ’はマトリクス回路44に入力さ
れてR2O,B色信号に変換される0回路要素30から
44までのうち加算器38を除いた部分は従来のNTS
C方式受像機の回路とまったく同様である。
次に新たに多重した高精細輝度信号の復調部について説
明する。受信搬送映像信号は平衡変調器47に入力され
る。送信側と同じ構成の疑似雑音系列発生器52に同期
分離回路37で再生したクロック信号fCkを入力して
、送信側と同期のとれた疑似雑音系列を発生し、これを
−走査線遅延器50と加算器48からなるくし形フィル
タに通した信号を平衡変調器46に入力する。局部発振
器45より発生した受信側局発信号f工′を平衡変調器
46に入力し、くシ形フィルタを通した疑似雑音系列で
変調し、この変調した局発信号を平衡変調器47に加え
る。受信搬送映像信号に多重された直接拡散変調波は受
信側の疑似雑音系列で逆拡散され送受信搬送周波数の差
f 1−f 1’の周波数の搬送波を送信データで二相
位相変調した信号が得られる。一方搬送映像信号は疑似
雑音系列により拡散され1周波数スペクトラムが広げら
れる。加算器49と一走査線遅延器51からなる送信側
くし形フィルタの逆特性を有するフィルタにより平衡変
調器47の出力信号のスペクトラムを整形し、帯域通過
フィルタ(BPF)53により、不要スペクトル成分を
除去し、二相位相復調器54によって送信データを復調
する。復調データは復号器55によって高精細輝度信号
YHに復号され、加算器38に入力される。
以上説明した構成により従来のNTSC方式の受像機で
1画質劣化なく受信できる(受像機両立性)、シかも、
新たな高精細情報を直接拡散によるスペクトラム拡散変
調によって多重伝送するテレビジョン信号伝送方式の受
像機側構成が得られる。スペクトラム拡散変調では疑似
雑音系列の同期をとることが必要となるが、本発明では
、映像信号中の同期信号を用いることによりごく容易に
行なうことができる。また以上述べた実施例では二相位
相変調を用いたが、他の変調方式たとえば四相位相変調
を用いることもできる。ただし、送受対応して同じ変調
方式にしなければならないことはいうまでもない。
スペクトル拡散方式による他の実施例を第3図に示す、
第3図は、周波数ホッピング方式によるスペクトラム拡
散変調を送信側に実施した例である。第3図において回
路要求lから15および20.21は第1図とまったく
同機能を有する。
また1から11までの回路要素は従来のNTSC方式と
同じ動作をするので説明を省略する。輝度信号Yとその
低域成分YLを加算器12に入力し、減算することによ
り高精細輝度信号YHが生成される。YHは符号器13
に入力されてディジタル信号に変換され、必要に応じて
帯域圧縮などの信号処理を施され、# Q 1? 、 
 # l 11のデータ列に変換される。変換されたデ
ータ列は排他論理和ゲート15に入力される。他方、信
号発生器8からのクロック信号fckで疑似雑音系列(
PN系列)発生器14を駆動して発生した疑似雑音も排
他論理和ゲート15に入力し、データ列と排他論理和を
とって信号を周波数拡散する。排他論理和出力は周波数
シンセサイザ60に入力し1周波数拡散した複数の周波
数からなる出力信号を発生する。
出力信号は加算器20によって搬送映像信号と多重され
、残留側波帯フィルタ(VSBフィルタ)21に入力す
ると、従来のNTSC方式と受信機両立性があり、しか
も周波数ホッピング方式により新たな高精細情報を多重
したカラーテレビジョン信号が得られる。
次に、第3図における周波数シンセサイザ60の一構成
例を第4図を用いて詳述する。第4図は位相同期ループ
(P L L)を用いた例である6発振器61は水平走
査周波数fI(の信号を発振し。
位相比較器62に加える。位相比較器出力はループフィ
ルタ63によって高域を抑圧され加算器64に入力され
る。加算器出力は電圧制御発振器(VCO)65に入力
され出力周波数fの信号を出力する。VCO65の出力
は混合器66に入力され、発振器71からのオフセット
周波数fcの正弦波信号と周波数混合されて周波数f+
:f cの信号が出力される。混合器66の出力は低域
通過フィルタ(LPF)67により、f−fcの周波数
成分だけ取り出され分周器68に導かれる。分周器68
の分周比Nは外部端子72にディジタルデータとして与
えられる。分周器出力は位相比較器62のもう一方の入
力端子に入力される。外部端子72に加えられるディジ
タルデータNは読出専用メモリ(ROM)69に入力さ
れてコード変換され、DA変換器70によってオフセッ
ト電圧VNに変換され、加算器64でループフィルタ6
3の出力と加算される。第4図に示すシンセサイザの出
力周波数fを求めると、  (f−fc)=fMが成立
するので、 f=fc+NfI(−(1) 係を満たせば、fは輝度信号とインターリーフする条件
を満足する。オフセット電圧VNはシンセサイザの周波
数切換を高速化するためのもので。
PLLのループゲインをせまくしてfH程度にしておき
、(1)式によるfを与えるようなりCO入力端子をオ
フセット電圧vNとして与えるようにROM69のディ
ジタルデータを決めておけば、PLLはディジタルデー
タNが与えられるたびにほぼプルインレンジの中央にオ
フセットされ、設定時間が短かくなり高速動作が可能と
なる。
第4図で説明した周波数シンセサイザを第3図のシンセ
サイザ60として用いることにより、高速な周波数ホッ
ピング動作で、しかも輝度信号と周波数インターリーフ
した周波数スペクトラムのみを出力とする周波数ホッピ
ング方式によるスペクトラム拡散変調が得られる。
第3図の実施例によって得られた映像信号を再生する受
像機側の実施例を第5図に示す。第5図は周波数ホッピ
ング方式による実施例であり、第5図において回路要素
30から44は第2図とまったく同様の機能を有し、同
じ符号を付しである。
受信した搬送映像信号は高周波増巾回路(RF回路)を
経て平衡変調器30に入力され、局部発振器31が発振
した映像中間周波f。′と混合されて周波数変換される
0周波数変換された映像信号は中間周波フィルタ32で
帯域制限され遅延器80で遅延時間が調整されて加算器
81に入力される。中間周波フィルタ32は受信残留側
波帯フィルタを併ねている。また遅延器80は後述する
変調器89の出力と映像信号との遅延時間を合せるため
のものである。加算器81には変調器89の周波数ホッ
ピング方式のスペクトラム拡散変調波が入力され、受信
した搬送映像信号に多重されていたスペクトラム拡散変
調波がキャンセルされる。搬送映像信号は映像検波器3
3で検波される。
回路要素33から44までの動作は従来のNTSC方式
受像機の回路とまったく同じであり説明を省略する。新
たに多重した高精細輝度信号の復調動作について説明す
る。受信搬送映像信号とそれに多重されたスペクトラム
拡散変調波は平衡変調器82に入力される。送信側と同
じ構成の疑似雑音系列発生器84に同期分離回路37で
再生したクロック信号f。kを入力して、送信側と同期
のとれた疑似雑音系列を発生し、これを周波数シンセサ
イザ83に入力する。周波数シンセサイザ83は送信側
とオフセット周波数fc′のみ異なり、第4図に示した
シンセサイザを用いることができる。周波数シンセサイ
ザ83の出力は、送信側データが110 Itのときは
送信側の周波数シンセサイザの出力と周波数がfrF=
f(:  f(H’だけ常にずれている。また送信側デ
ータが“1″のときはまったくずれているので1周波数
シンセサイザ83の出力を平衡変調器82に入力すると
平衡変調器82からは送信データがat O#のときは
f工Fの周波数が“1″のときはそれ以外の周波数の信
号が出力される。したがって帯域通過フィルタ85で、
fxF近傍の周波数のみ取り出し、これを信号検出器8
6で検波し識別すると、送信データを再生することがで
きる。スペクトラム拡散変調波と多重されている搬送映
像信号は平衡変調器82で拡散されているので信号検出
器86には影響しない、再生したデータは復号器87で
高精細輝度信号Y□に復号し、遅延器88で、映像信号
と遅延時間を合せ、加算器38に加えて輝度信号Yとす
る。一方、再生データは、送信側の周波数ホッピング変
調とまったく同じ構成の変調器89に入力して送信スペ
クトラム拡散変調波とまったく同じ変調波を作製し、レ
ベルを合せて、加算器81に入力し、受信波に多重され
たスペクトラム拡散変調波を打消す。これにより、多重
した信号による映像信号への妨害を完全に除くことがで
きる。
第6図は、更に他の実施例で送信側の構成を示す。第6
図において、ブロック1〜12の部分は第1図の同一の
番号を付す部分の構成・動作と同じであるので、説明を
省く。高精細輝度信号YHは符号器13に入力されて、
ディジタル信号に変換され必要に応じて帯域圧縮などの
信号処理を施され、0”  II l ppのデータ列
に変換される。
データの値″0”  # l IIによって切換スイッ
チ91を切換え二つの周波数f□pf2を選択する。
H f、、f、はf。十N   (N =N 1− N 2
)となるように決められる。ただし、f9は水平走査周
波数で、Nは奇数である。Nはfl、f2がf 。−1
,25MHzからf(、+2MHzの間に入るように任
意に選ぶことができる。こうして切換スイッチ91の出
力に周波数シフトキーインク変調(FSK)波が得られ
るが、切換時に位相不連続が生じるため、変調波に含ま
れる連続スペクトラムのレベルが大きい。そこで、変調
波を位相同期ループ(PLL)回路90に入力すると、
PLL出力として位相が連続となった位相連続周波数シ
フトキーインク変調(CP F S K)波が得られる
。これを加算器20に入力し、搬送映像信号と加算して
、残留側波帯フィルタ(VSBフィルタ)21に入力す
ると、従来のNTSC方式と受信機両立性があり、しか
もCPFSK変調により新たな高精細情報を多重伝送し
たカラーテレビジョン信号伝送方式が得られる。
上述の実施例ではFSK波の位相を連続的とするためP
LLを用いたが、fo、f2の平均値に中心周波数をも
つ帯域通過フィルタを用いることもできる。また簡単化
のためFSK変調とし、PLLを省略してもかまわない
、ただしこの場合には輝度信号への妨害が増すので、F
SK波のレベルを小さくする必要がある。さらに第6図
で説明した実施例では2つの周波数でFSK変調したが
、これをもっと多数の周波数を用いることも可能である
。こうすることにより伝送する情報量を大きくすること
ができる。
第7図は上記第6図の実施例で得られた映像信号を再生
する映像機の実施例の構成を示す。受信した搬送映像信
号は高周波増巾回路(RF回路)を経て平衡変調器30
に入力され、局部発振器31が発振した映像中間周波f
。′と混合され、周波数変換される。同時に搬送映像信
号は帯域通過フィルタ(BPF)53−1.53−2に
も入力される。BPF53−1はf2′にBPF53−
2はf1′に中心周波数を有し、送信側で搬送映像信号
に多重したFSK波のキャリヤf1とf2に対応するも
のである。BPF53−1゜53−2の出力はそれぞれ
検出回路92.93に入力されて、検波され、検出閾値
によりディジタルデータが再生される。再生されたデー
タは復号器55によって高精細輝度信号Yl(に復調さ
れる。
復調されたY I(は送信側と同じ構成の変調器94に
よって送FSK波とまったく同じ変調波に変換しておく
平衡変調器30で周波数変換された映像信号は中間周波
フィルタ32で帯域制限され遅延器95で遅延時間調整
されて加算器96に入力される。
中間周波フィルタ32は受信残留側波帯フィルタを併ね
ている。また遅延器95は変調器94の出力と映像信号
との遅延時間を合せるためのものである。加算器96に
は変調器94のFSK変調波出力が入力され、搬送映像
信号に多重されていたFSK変調波がキャンセルされ、
映像検波器97で検波される。検波された映像信号は加
算器34゜36および遅延器35に入力される。遅延器
35で一定査線分遅延された信号は加算器34.36に
入力される。加算器24では加算により低域輝度信号Y
Lが出力されるo Y Lは加算器38によって遅延器
98で遅延時間調整された高精細輝度信号YHと加算さ
れて輝度信号Yとなる。加算器36では減算が行なわれ
て搬送色信号Cが出力される。搬送色信号は平衡変調器
39.40に入力される。同期分離回路37により映像
信号から再生された色信号副搬送波fg。は90°移相
器41に入力されて90°位相差の二つの色信号副搬送
波となり、各々平衡変調器39.40に入力され、色信
号復調が行なわれる。復調された色信号は低域通過フィ
ルタ(LPF)42,43により高調波除去され色信号
1’、Q’ が再生される。
輝度信号Yと色信号I’、Q’はマトリクス回路44に
入力されてR,G、B色信号に変換される。
以上説明した構成により従来のNTSC方式とは受像機
両立性があり、しかも新たな高精細情報をディジタル変
調により多重伝送するカラーテレビジョン信号伝送方式
の受像機側構成が得られる。
上述の実施例では多重したFSK波による妨害を消去す
るため復調した情報により送信変調波と同じ変調波を生
成し、受信波から差し引く構成について述べたが、構成
簡単化のためこの部分を省略してもかまわない。また送
信側構成と呼応して複数の周波数を用いてFSK変調す
ることも可能である。またFSK復調を帯域通過フィル
タを使った周波数弁別回路で実現したが、他に、カウン
タを用いる構成とすることもできる。
なお、実施例の説明において従来テレビジョン方式を、
NTSC方式として説明したが、他の方式にも適用可能
である。また、新たに多重伝送する情報として、高精細
輝度信号としたが、他の情報、たとえば、色信号、音声
信号、等でもかまわない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、新たに伝送する情報をディジタル化し
て伝送するので、従来のアナログ方式による多重伝送の
欠点、たとえば、高精細信号と低域輝度信号の相関によ
る妨害が目立ちやすい点などが容易に避けられる。また
、輝度信号とインターリーフした周波数を用いた周波数
シフトキーインク変調方式で伝送するものは、従来の標
準方式受像機に与える妨害は少ない、この効果は変調を
位相連続周波数シフトキーインク変調にすることにより
、さらに妨害の程度を小さくすることができる。さらに
、受像機側において、復調した情報から送信側で多重し
たFSX変調波と同じ信号を作製し、これを受信波から
差し引くことにより、妨害を完全に除くことができる。
さらにスペクトラム拡散変調方式によるものは、変調波
の出力レベルを下げることができるので、妨害の程度は
さらに小さくなる。又、受像機側において、復調した情
報から送信側で多重したスペクトラム拡散変調波と同じ
信号を作成して、これを受信波から差し引くことにより
、妨害を完全に除くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第6図は本発明を送信側に実施した構成図
、第2図および第7図は、それぞれ第1図及び第6図に
対応する受像機側に本発明を実施した構成図、第3図は
本発明の他の実施様態による送信側実施例を示す図、第
4図は第3図の実施例で用いた周波数シンセサイザの一
構成例を示す図、第5図は第3図に対応する受像機側構
成を示す図である。 1 、44=・・マドIJ ’) ス回路、2,3,4
,10゜19.42,43,67・・・低域遮断フィル
タ、5,7,11,18,30,39,40,46゜4
7.66.82・・・平衡変調器、6,41・・・90
゜移相器、8・・・信号発生回路、9・・・信号多重回
路。 12.17,20,34,36,38,48゜49.6
4,81.96・・・加算器、13・・・符号器、14
.52,84・・・疑似雑音系列発生器、15・・・排
他的論理和ゲート、16,35.50゜51.80,8
8,95.98・・・遅延器、21・・・残留側波帯フ
ィルタ、31・・・局部発振器。 32・・・中間周波フィルタ、33.97・・・映像検
波器、37・・・同期分離回路、45,61.71・・
・発振器、53.85・・・帯域通過フィルタ、54・
・・復調器、55,87・・・復号器、60.83・・
・周波数シンセサイザ、62・・・位相比較器、63・
・・ループフィルタ、65・・・電圧制御発振器、68
・・・分周器、69・・・読出専用メモリ、70・・・
DA変換器、72・・・外部入力端子、86・・・信号
検出器、89.94・・・変調器、90・・・位相同期
ループ、92.93・・・検出回路。 k  牡 蝙 X  8  処 【  が 染 第4目 に  6 〜 K  6  簡 Dc   好  濁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラーテレビジョン信号の伝送において、従来の標
    準方式で伝送している搬送輝度信号、搬送色信号、およ
    び搬送音声信号に加えて、新たに伝送する情報をディジ
    タル信号に変換し、そのディジタル信号を他の変調方式
    により変調し、カラーデレビジョン信号伝送帯域内に多
    重して伝送することを特徴とするカラーデレビジョン信
    号伝送方式。 2、特許請求の範囲第1項記載のカラーデレビジョン信
    号伝送方式において、カラーデレビジョン信号伝送帯域
    のうち、搬送色信号を伝送する帯域を除いた帯域内に、
    搬送輝度信号、とインターリーフする周波数を用いて周
    波数シフトキーインク変調することを特徴とするカラー
    デレビジョン信号伝送方式。 3、特許請求の範囲第2項記載のカラーデレビジョン信
    号伝送方式において、位相連続周波数シフトキーインク
    変調方式を用いたことを特徴とするカラーデレビジョン
    信号伝送方式。 4、特許請求の範囲第1項、第2項、又は第3項記載の
    カラーデレビジョン信号伝送方式において、受信側で復
    調した前記新たに伝送する情報を再び周波数シフトキー
    インク変調あるいは位相連続周波数シフトキーインク変
    調して得た送信側変調波と同一の信号を遅延および振巾
    を調整して受信波から差し引くことにより、多重した信
    号による混信を防止することを特徴とするカラーデレビ
    ジョン信号伝送方式。 5、特許請求の範囲第1項記載のカラーデレビジョン信
    号伝送方式において、新たに伝送する情報を疑似雑音に
    よってカラーデレビジョン信号伝送帯域の全部にわたっ
    て拡散する直接拡散方式によって上記他の変調をスペク
    トラム拡散変調で行うことを特徴とするカラーデレビジ
    ョン信号伝送方式。 6、特許請求の範囲第5項記載のカラーデレビジョン信
    号伝送方式において、カラーデレビジョン信号伝送帯域
    のうち、搬送色信号を伝送する帯域を除いた帯域に、搬
    送輝度信号とインターリーフする周波数帯域に直接拡散
    方式でスペクトラム拡散変調することを特徴とするカラ
    ーデレビジョン信号伝送方式・ 7、特許請求の範囲第5項記載のカラーテレビジョン信
    号伝送方式において、カラーデレビジョン信号伝送帯域
    のうち、搬送色信号を伝送する帯域を除いた帯域内に、
    搬送輝度信号とインターリーフする周波数のスペクトラ
    ムを用いて周波数ホッピング方式により、前記新たな情
    報をスペクトラム拡散変復することを特徴とするカラー
    デレビジョン信号伝送方式。 8、特許請求の範囲第5項、第3項、又は第7項記載の
    カラーデレビジョン信号伝送方式において、受信側で復
    調した前記新たに伝送する情報を再び送信側と同一のス
    ペクトラム拡散変調方式により変調して得た送信側変調
    波と同一の信号を遅延および振巾調整して受信波から差
    し引くことにより、多重した信号による混信を防止する
    ことを特徴とするカラーデレビジョン信号伝送方式。
JP61258213A 1986-10-31 1986-10-31 カラ−テレビジヨン信号伝送方式 Pending JPS63114391A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5182634A (en) * 1989-07-07 1993-01-26 U.S. Philips Corporation Method for encoding and extended composite television signal with crosstalk compensation and apparatus for decoding

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5182634A (en) * 1989-07-07 1993-01-26 U.S. Philips Corporation Method for encoding and extended composite television signal with crosstalk compensation and apparatus for decoding

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