JPS63114346A - 予約機能付ダイヤル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上利用分野 本発明は、予約機能付ダイヤル装置に関し、更に詳しく
は、通話している相手の電話番号と電話をかけ直すべき
時間とを通話中に予約設定することができる予約機能付
ダイヤル装置に関する。

従来技術及びその問題点 目的の相手側に電話したが、相手が外出しており、代わ
りに電話に出た者から目的の相手が帰る予定の時刻を教
えられた場°合を想定すると、従来は、その帰る予定の
時刻を人が覚えてお（が、又は、メモ用紙に書き付けて
おき、その帰る予定の時刻になったことを人がチェック
し、その時刻になると再び電話するということが行われ
ている。

しかし、この場合、帰る予定の時刻になった、：とを人
がチェックしなければならない点で不便であり、また、
通常の電話機の場合には、目的の相手側へのダイヤル操
作を繰り返さなければならない不便がある。

ところで、電話番号を記憶しダイヤルする自動ダイヤル
装置が知られており、これを用いれば、ダイヤル操作を
繰り返す手間は軽減される。

しかし、電話をかけ直すべき時間になったことのチェッ
クは人が行なわねばならず、また、どこへダイヤルすべ
きかを指示しなければならない不便がある。

なお、従来の自動ダイヤル装置は、例えば特開昭６０−
１３０９５４号公報に開示がある。

発明の目的 本発明の目的とするところは、通話相手から教えられた
電話すべき時間をその時点で予約設定することができ、
且つ、その時刻になったことを自動チェックし、その時
間になると、電話すべきことを報知すると共に、相手の
電話番号を自動的に呼び出すようにした予約機能付ダイ
ヤル装置を提供することにある。

発明の構成 本発明の予約機能付ダイヤル装置は、通話相手側への回
線接続中に入力された時間をその通話相手の電話番号と
共に記憶する記憶手段と、計時手段と、前記記憶した時
間に報知する報知手段と、所定操作に基づいて前記記憶
した電話番号を交換局への回線に送出するダイヤリング
手段とを具備したことを構成上の特徴とするものである
。

なお、上記構成において、時間とは、時間間隔と時刻の
両方を含む概念とする　。

作用 本発明の予約機能付ダイヤル装置によれば、通話中に時
間を入力することができ、その場合は、入力された時間
を通話中の相手の電話番号と関連して記憶する。

そして、計時手段により前記記憶した時間になったこと
を自動的に検知し、報知する。この時、その記憶した時
間に関連して記憶していた電話番号を呼び出して待機し
ている。

ここで、所定の操作を行えば、ダイヤリング手段が自動
的に目的の相手側に電話する。

従って、電話すべき時間になったか否かのチェックを人
が行う必要がなくなり、また、どこへ電話すべきかの指
示を改めて行う必要もなくなるので、労力と時間の節約
になる。

実施例 以下、図に示す実施例に基づいて、本発明を更に詳しく
説明する。

ここに第１図は本発明の一実施例の予約機能付ダイヤル
装置のブロック図、第２図は同装置の操作部の平面図、
第３図は同装置の時間と電話番号の記憶処理の作動フロ
ーチャート、第４図は同装置の報知とダイヤリングの処
理の作動フローチャートである。なお、図に示す実施例
により本発明が限定されるものではない。

第１図において、予約機能付ダイヤル装置！１は、回線
と電話機Ｊの間に介設されるスイッチ゛ヤ−２と、その
スイッチャ−２を制御するコントローラ３と、そのコン
トローラ３に接続されるテンキー４１表示器５．スピー
カ６、予約キー７、取消−８及びアラーム停止キー９を
具備してなっている。

第２図は、上記予約機能付ダイヤル装置！ｌの操作部を
示すもので、テンキー４〜アラーム停止キー９までの構
成要素が配設されている。但し、スピーカ６は内部に設
置されているので図に表れていない。

次に、この予約機能付ダイヤル装Ｗ１１の作動を説明す
る。

まず、目的の相手側に最初に電話するときは、電話１１
Ｊの受話器をとり、テンキー４を押して目的の相手の電
話番号を入力する。

テンキー４から入力した電話番号は、交換局への回線に
送出されるので、目的の相手側に電話がかけられる。

このとき表示部５には、目的の相手の電話番号が表示さ
れる。

さて、目的の相手側に電話が通じたが、目的の相手が外
出しており、代わりに電話に出た者から目的の相手が帰
る予定の時刻を教えられたとすると、その時点で予約キ
ー７を押す。

予約キー７が押されると、コントローラ３は、第３図に
示すように、表示器５に表示している電話番号すなわち
通話している相手の電話番号を記憶する（３１）。

次いで、表示器５をクリアーし、時刻がテンキー４から
入力されるのを待機する。

そこで、電話に出た者の言う通りにテンキー４で時刻を
入力する。

テンキー４による時刻の入力は、例えば、１時３０分で
あれば、ｒｌＪ　ｒ＊Ｊ　　ｒ３Ｊ　　ｒＯＪのように
ブツシュする。

表示器５は入力された時刻を表示する（Ｓ２）から、こ
れを電話に出た者に復唱することによって、容易に確認
することができる。

もし入力を誤った場合は、取消キー８を押して表示をキ
ャンセルし、改めて入力し直せばよい。

代わりに電話に出た者との会話を終わり、受話器を置く
と、コントローラ３は、表示器５に表示していた時刻を
先に記憶していた電話番号と関連して記憶する（Ｓ３）
。

コントローラ３は、内部に時計を内蔵しており、記憶し
た時刻になったか否かを常時チェックしている。記憶し
た時刻と電話番号の組み合わせが複数あってもよく、そ
の場合は、記憶した時刻のうち最も早い時刻にあったか
否かをチェックしている。

記憶していた時刻になると、コントローラ３は、第４図
に示すように、予約時刻処理を行う。

即ち、まず、その時点で電話機Ｊが使用されているか否
かをチェックしく５ｌｌ）、使用されておれば終わるま
で待機する。

電話機Ｊが使用されていないか、又は、使用が終わると
、スピーカ６よりアラーム音を発生する（Ｓ　１２）　
。

次いで、コントローラ３に内蔵するタイマーをスタート
させ（Ｓ１３）、アラーム停止キー９が押されるか、又
は、所定の時間が経過するかをチェックする（３１４，
５１５）。

所定の時間内にアラーム停止キー９が押されないときは
、アラーム音の発生を停止しく５１６）、タイマーを停
止しく３１７）、予約時刻処理を終了する。

一方、所定の時間の経過前にアラーム停止キー９が押さ
れると、アラーム音の発生を停止する（３１８）。

次いで、予約時刻と関連して記憶していた電話番号を呼
び出し、表示器５に表示する（３１９）。

次いで、タイマーを再スタートし、予約キー７が押され
たか否か、取消キー８が押されたか否か、所定の時間が
経過したか否かをチェックする（３２１、Ｓ２２，３２
３）。

さて、アラーム音により注意を喚起された人は、アラー
ム停止キー９を押してアラーム音を停止した後、表示器
５に表示された電話番号を確認する。そして、その電話
番号に電話をかけ直すべきであれば、予約キー７を押す
、なお、このとき電話機Ｊの受話器を取り上げる必要は
ない。

コントローラ３は、予約キー７が押されると、交換局へ
の回線に対してオフ・フック状態とし、次いで表示器５
に表示した電話番号を送出する（Ｓ２４）。

次いで、タイマーを停止し、予約時刻処理を終了する。

電話番号が交換局への回線に送出されることで、電話が
かけ直される。

相手側からの応答はスピーカ６で聞くことができるから
、相手が出た時点で受話器を取り上げて通話すればよい
。

一方、設定した時刻になるまでに事情が変わり、電話を
かけ直す必要がなくなっている場合がある。この場合は
、表示器５に相手の電話番号が表示された後、予約キー
７を押さないで、取消キー８を押す。

すると、相手側へ電話のかけ直しは行われず、タイマー
が停止され（Ｓ２６）、予約時刻処理を終了する。

また、予約キー７も取消キー８も押されないときは、所
定の時間が経過するとタイマーを停止しく５２６）、予
約時刻処理を終了する。

以上の説明から理解されるように、この予約機能付ダイ
ヤル装置１によれば、通話相手から教えられた時刻をそ
の時点で設定でき、その設定した時刻になると自動的に
報知し、且つ、相手の電話番号を呼び出すので、後刻に
電話をかけ直す場合に非常に便利であり、労力と時間の
節約になる。

他の実施例としては、時刻を入力する代わりに、現時刻
から電話をかけ直すべき時刻までの間の時間間隔を入力
するようにしたものが挙げられる。

また、他の実施例としては、電話機と本発明のダイヤル
装置とを一体的に構成して多機能電話機としたものが挙
げられる。

発明の効果 本発明によれば、通話相手側への回線接続中に入力され
た時間をその通話相手の電話番号と共に記憶する記憶手
段と、計時手段と、前記記憶した時間に報知する報知手
段と、所定操作に基づいて前記記憶した電話番号を交換
局への回線に送出するダイヤリング手段とを具備したこ
とを特徴とする予約機能付ダイヤル装置が提供され、こ
れにより通話中に電話をかけ直すべき時間を予約設定で
きるようになるので、人が覚えていたりメモ用紙に書き
付けたりする必要がなくなる。また、予約設定した時刻
になったことを自動的にチェックして報知し、且つ、相
手の電話番号を自動的に呼び出すので、人が時間のチェ
ックを行ったり、どこへ電話すべきかの指示を与えたり
する必要がなくなり、労力と時間の節約となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の予約機能付ダイヤル装置の
ブロック図、第２図は同装置の操作部の平面図、第３図
は同装置の時間と電話番号の記憶処理の作動フローチャ
ート、第４図は同装置の報知とダイヤリングの処理の作
動フローチャートである。 （符号の説明） １・・・予約機能付ダイヤル装置 ２・・・スイッチャ−３・・・コントローラ４・・・テ
ンキー　　　　５・・・表示器７・・・予約キー　　　
　８・・・取消キー９・・・アラーム停止キー Ｊ−・・電話機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、通話相手側への回線接続中に入力された時間をその
   通話相手の電話番号と共に記憶する記憶手段と、計時手
   段と、前記記憶した時間に報知する報知手段と、所定操
   作に基づいて前記記憶した電話番号を交換局への回線に
   送出するダイヤリング手段とを具備したことを特徴とす
   る予約機能付ダイヤル装置。