JPS6311430B2 - - Google Patents

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JPS6311430B2
JPS6311430B2 JP53098249A JP9824978A JPS6311430B2 JP S6311430 B2 JPS6311430 B2 JP S6311430B2 JP 53098249 A JP53098249 A JP 53098249A JP 9824978 A JP9824978 A JP 9824978A JP S6311430 B2 JPS6311430 B2 JP S6311430B2
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JP
Japan
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current
electrolytic
electrolytic cell
main
parallel
Prior art date
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Expired
Application number
JP53098249A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5524971A (en
Inventor
Mineo Maruyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP9824978A priority Critical patent/JPS5524971A/ja
Publication of JPS5524971A publication Critical patent/JPS5524971A/ja
Publication of JPS6311430B2 publication Critical patent/JPS6311430B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルカリ金属塩電解槽の腐蝕を防止
することを目的とした通電方法である。一般に、
アルカリ金属塩電解槽例えばイオン交換膜電解槽
において、通電を停止した場合に、通電時とは逆
向の起電力を生じ、装置の腐蝕が促進されるとい
う現象がみられる。これは、イオン交換膜の両側
に種類又は濃度の異なる電解液が存在すること
や、或は、電解時に多くの気泡を生じ、これが通
電停止後も、尚相当時間滞留しているなどの原因
によるものである。
このような腐蝕現象は、就中複数の電極対(陽
極及び陰極)が直列に接続された形態の電解槽に
おいて、問題となる。かかる形態の代表的なもの
は、バイポーラー電極を用いる電解槽であるが、
勿論、本発明は、バイポーラー電極式のものに限
られるものではない。
即ち、例えば本発明は第1図乃至第3図に例示
する如く、電極対1及び2が隔膜3を間に介在さ
せて対立し、各電極は次の電極対の一つの電極と
導体により一体に接続しているタイプ(第1図)、
電極は各々独立し、各電極対で電解槽を構成して
いるが、電解槽間を導体で接続した形態(第2
図)、電解槽は、夫々複数個の群ごとに直列に接
続されており、これらが電解用電源に対して並列
に接続されている形態(第3図)等がいずれも、
複数個の電極対が電解用電源に対して直列となつ
ている部分があるため本発明が有効に適用される
形態である。尚第2図、第3図は隔膜を記してい
ないが本発明にあつては隔膜の存在は特に必須要
件ではなく、前記した腐蝕現象がみられるような
電解形態においては、いずれにも有効であり、例
えば、アルカリ金属塩の隔膜法電解、無隔膜電解
或はイオン交換膜電解などに適用される。
本発明は、電解槽に2個の異なる電源より、
各々並列的に直流電流を供給し、その一方は、主
電解電流であり、他方は、主電解電流が停止した
場合において、防蝕に必要な電位を保つに必要な
程度に小さい電流を供給することを特徴とするア
ルカリ金属塩電解槽の通電方法である。即ち、本
発明の特徴は、主電流が何等かの理由で停止した
場合に電解槽内の極性が逆転し、逆電流が生じ腐
蝕が促進される現象を防止するために、主電解電
流用電源に対して、並列に、補助電源を設け、逆
電流が生じるのを防止することである。
本発明者はすでに、主電解電流が切れた場合電
気スイツチにより防蝕用電流を供給するシステム
を提案した、この場合であつても主電流の停止が
一般に条件となるため、主電源停止時瞬間的に極
性が逆転する場合がある。本発明は、このような
逆転現象を全く生じない方法である。従つて、特
に活性な電極を用いた電槽例えばイオン交換膜法
アルカリ金属塩電解槽の保護に有効である。
本発明の具体的態様としては、複数の電極対が
直列に接続され、且つ各電極間には、各々並列的
に電解液の給排が行なわれる形態の電解槽群にお
いて、各電解槽に2個の異なる電源より、各々並
列的に直流電流を供給し、その一方は、主電解電
流であり、他方は、主電解電流が停止した場合に
おいて防蝕に必要な電位を保つに必要な程度に小
さい電流を供給することを特徴とするアルカリ金
属塩電解槽の通電方法があげられる。
しかし、本発明が最も有効なのは、第4図に示
す如く、複数の電極対が直列に接続された電解槽
群が、複数あり、これら複数の電解槽群が主電解
電流供給用電源に対して並列に接続されている態
様において、各電解槽群毎に、主電解電流供給用
電源に対して並列に、補助電源を設け、該補助電
源により、主電解電流が停止した場合において防
蝕に必要な電位を保つに必要な程度に小さい電流
を供給する態様である。
尚ここで電解槽群とは、第2図に示すように、
電極が各々独立し、各電極対で電解槽を構成して
おり、電解槽間を導体で接続した形態のみなら
ず、第1図に示す如く、複数個の所謂単位電槽か
ら一つの電解槽が構成される場合も含めて、便宜
上電解槽群と称する。換言すれば、複数の電極対
が直列に接続された形態を電解槽群と称する。
以下第4図について本発明を説明する。尚第4
図にあつては夫々複数個の電極対が直列に接続さ
れた電解槽群を夫々C1,C2……Co-1,Coとして
表示した。また給排液配管は省略されている。こ
れらのタイプの電解槽として代表的なものは、バ
イポーヲ電極によるフイルタープレス型電解槽で
ある。
第4図において、直流電源Rec−1と各Rec−
1、Rec−22……Rec−2o-1、Rec−2oは電解
槽C1,C2……Co-1、Coについて夫々並列に接続
されている。ここで主電解用電源Rec−1は電流
検出器A、によつて電流を検出し、定電流制御装
置An-1により、電流設定値S1として、定電流制
御を行つている。また各Rec−21、Rec−22
…Rec−2o-1及びRec−2oは各電解槽に固有の
防蝕電流を提供する。この場合各電解槽固有の最
適防蝕電流の値はあらかじめ調査し決定しておく
ことができる。これらRec−2群の各電流は夫々
対応する電流検出器A2によつて検知して、各々
の定電流制御装置An2によつて各々定電流を流
す。
またSW1,SW2、……SWo-1,SWoは共に遮断
器等の断路器であり、各電解槽は主電解電流の電
源から任意に切りはなし或いは継ぎ込みが可能と
なつている。従つて通常、運転中はRec−1及び
各Rec−2群が夫々電解槽に電気を提供すること
になる。ここで任意の一槽に異常が発生した場
合、例えば電解槽C1に異常が生じた場合には
SW1を動作してC1を主電解電流電源から切りは
なす。この場合Rec−21からの電流は依然とし
てC1中を流れるからC1電解槽に対して防蝕に必
要なだけの電流は常に供給される。
尚第4図においては、更に電流が各電解槽に複
雑に流れることを避けるため逆流防止器として、
例えばダイオードD1,D2……Do-1,Doを設置し
た例を示すが、これは必ずしも必須ではない。
更にRec−2群の各電源は必ずしも常に供給し
続けておく必要はなく、電槽停止が予想されると
き、電流の供給を開始することも可能である。
本発明においてはRec−2群の電源は通常、主
電解電流に対して直列に接続されている電極対群
ごとに設けるのがよいが、これを2以上の群ごと
に1個とすることも可能である。
また本発明において通常防蝕に必要な電流は例
えば、電極対が20〜50よりなるバイポーラー電極
によるフイルタープレス型の食塩電解用イオン交
換膜電槽にあつては、20〜50mA/dm2程度であ
る。勿論かかる値は、電解槽の形状及び槽内液等
によつても異なるものであるから、当業者はあら
かじめ対象となる電解槽系について予備的に調査
を行つておくのが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、本発明の適用対
象となる電解の形態を例示したものである。第4
図は、本発明の代表的な実施態様を示す。 1及び2は電極対を構成する電極、3は隔膜、
C1,C2……Coは、電解槽群、Rec−1は主電源、
Rec−21……Rec−2oは補助電源及びSW1……
SWoは遮断器を夫々示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電解槽に2個の異なる電源より、各々並列的
    に直流電流を供給し、その一方は主電解電流であ
    り、他方は、主電解電流が停止した場合におい
    て、防蝕に必要な電位を保つに必要な程度に小さ
    い電流を供給することを特徴とするアルカリ金属
    塩電解槽の通電方法。 2 複数の電極対が直列に接続され、且つ各電極
    間には各々並列的に電解液の給排が行なわれる形
    態の電解槽群において、各電解槽に、2個の異な
    る電源より、各々並列的に直流電流を供給し、そ
    の一方は、主電解電流であり、他方は、主電解電
    流が停止した場合において、防蝕に必要な電位を
    保つに必要な程度に小さい電流を供給してなる特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 複数の電極対が直列に接続された電解槽群が
    複数あり、これら複数の電解槽群が主電解電流供
    給用電源に対して並列に接続されている態様にお
    いて、各電解槽群毎に、主電解電流供給用電源に
    対して並列に補助電源を設け、該補助電源によ
    り、主電解電流が停止した場合において防蝕に必
    要な電位を保つに必要な程度に小さい電流を供給
    してなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP9824978A 1978-08-14 1978-08-14 Current feeding to alkali metal salt electrolytic bath Granted JPS5524971A (en)

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Publication Number Publication Date
JPS5524971A JPS5524971A (en) 1980-02-22
JPS6311430B2 true JPS6311430B2 (ja) 1988-03-14

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JPH1099861A (ja) * 1996-08-06 1998-04-21 Permelec Electrode Ltd 水電解方法

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