JPS63113565A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPS63113565A
JPS63113565A JP61260030A JP26003086A JPS63113565A JP S63113565 A JPS63113565 A JP S63113565A JP 61260030 A JP61260030 A JP 61260030A JP 26003086 A JP26003086 A JP 26003086A JP S63113565 A JPS63113565 A JP S63113565A
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Japan
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point
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Application number
JP61260030A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Kimura
木村 彰良
Toshiro Kasamura
笠村 敏郎
Masashi Ohashi
大橋 将志
Naoki Okuda
直樹 奥田
Toshihiko Kusumoto
楠元 俊彦
Yasunori Maeda
前田 泰範
Takashi Ozawa
隆志 小澤
Yasuyoshi Yamamoto
山本 康義
Atsushi Kubota
篤 久保田
Nobukazu Sasaki
佐々木 信和
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は原稿の複写すべき画像領域を指定し、その領域
の画像のみを転写材上の位置に複写可能な画像編集機能
を有する複写装置等の画像形成装置に関する。
(従来の技術及び背景) 近年、複写装置に於いては種々の新しい機能が盛り込ま
れ、多機渣化が計られた装置が利用されるようになって
きている。その新しい機能のフちの1つに領域折機能(
又は座標位置検出素子ともいう)がある、これは、一つ
の原稿画像から必要な領域の画像のみ取り出して複写す
るものである。
従来から用いられている方法としては、まず所望の画像
領域をX、Y座標の寸法で測定し、その値を操作パネル
上で入力するとその信号に応じて、画像を形成する感光
体近傍に設けられた発光素子アレイが部分的にかつ時系
列的に発光して感光体上の不要領域の静電潜像を消去し
、これにより必要領域画像を得るという方法である。
最近に於いては、座標位置検出素子(いわゆるデジタイ
ザ)により領域指定することも行われるようになってき
ている。これを利用すると、デジタイザ上に原稿を置い
て必要画像領域を押圧すれば自動的にその領域が検出さ
れ、上に述べた必要領域の測定作業を行う必要がないの
で好都合である。
また、別の新しい機能として最近では画像の編集機能W
゛あげられる。たとえば、通常は感光体上の潜像の先端
と転写紙の先端とを同期させて画像の先端あわせをして
いる所を、ある一定量だけ転写紙の搬送タイミングをず
らして、転写紙における画像の位置を相対的に移動させ
るという所謂イメージシフト機濠である。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来技術の場合には1次のような問題点
を有している。すなわち、領域の指定が可能で指定した
領域の内側又は外側−の画像を転写することのできる複
写装置においても、操作できるのは指定された領域を、
原稿の基準に対して相対的に同一の位はのまま、その部
分の画像を現出させるか否かだけの操作であって、指定
された領域の画像を転写紙上の任意の位置に移動させる
こ′とはできないという問題点があった。
また、前記の如きイメージシフト機1近を有する複写装
置においては、転写紙の搬送タイミングをずらして画像
の位置を移動させるため、画像の位置の移動方向は転写
紙の移動方向のみに限定され1画像の編集機鮨としては
不十分であるという問題点があった。
これを第9図に示す例を用いて具体的に説明する。今、
第9図(a)に示すように一部に余白aを有する転写紙
す上に、原稿C上にある画像dを複写する編集作業を考
える。この場合、従来の複写装置においては、まず原稿
Cから領域dのみの画像を現出させるモードで複写作業
を行なう(第9図(d))。しかる後に、画像dが転写
紙すの余白部分aに入る様に転写紙eを原稿台上にずら
して置き、転写紙す上に複写するという作業が必要であ
った。こうしてはじめて、第9図(C)に示すような画
像が得られる。この場合には、次の3点の様な問題点が
あった。
まず、第1図に転写紙eを原稿台上にずらして置く際に
、ずらす量が明確でないため、何度か試行錯誤を重ねて
初めて所望の画像が得られ、原稿の位置決めが容易でな
いこと、次に画像aのみを一度複写して、この複写され
た画像を原稿として再び複写するため、鮮明度等の画質
が低下すること、第3に、一連の操作が非常に煩雑であ
ることであった。
本発明は上述従来例の欠点に鑑みてなされたもので、操
作性に優れている画像編集機能を備える画像形成装置を
提供することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装
置は、原稿の画像を結像レンズを用いて感光体上に露光
して静電潜像を形成し、該感光体上の静電潜像を現像し
て転写材上に転写させて画像を形成する装置において、
座標を入力する座標入力手段と、画像の編集モードを入
力するモード入力手段と、前記感光体上を照明して不必
要な領域の静電潜像を消去する消去手段と、前記結像レ
ンズを転写材の搬送方向と直交する方向に移動させる移
動手段と、前記座標入力手段とモード入力手段からの信
号に応じて、前記消去手段の消去領域、前記移動手段の
移動量及び転写材の搬送タイミングを演算して制御する
制御手段を備えるように構成されている。
(作   用) 本発明においては、転写材の搬送タイミングの他に、転
写材の搬送方向と直交する方向における結像レンズの位
置を制御することにより、原稿の任意の領域の画像を転
写材の任意の領域に形成する。
(実 施 例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る画像形成装置の一実施例としての
異なった色による両面及び多重複写可能な複写装置を示
す断面図である。原稿!置ガラス1上に載置された原稿
2はランプ3により照明され、その光像は反射ミラー4
,5,6,7,8゜9及びズームレンズ10から構成さ
れる光学系により感光ドラム11上へ導かれる。ランプ
3及びミラー4とミラー5,6はそれぞれ矢印方向へ所
定の速度で移動して原稿2を走査する。一方、感光ドラ
ム11も一次帯電器12によりその表面に均一な帯電を
施された後矢′印方向へ回転しているので、感光ドラム
11表面には順次原稿像と対応する静電潜像が形成され
る。101は感光ドラム11の軸方向に沿ってLED等
の点発光素子を配列した消去手段としてのLEDアレイ
で、感光ドラム11の軸方向に沿った任意の位置および
任意タイミングでON 、OFF自在に制御し得るよう
に構成されており、感光ドラムll上を照明して不要な
領域の静電潜像を消去する。感光ドラム11の周囲には
色トナー(例えば赤や青等)を収容した色現像器13と
、黒トナーを収容した黒現像器14が配設されている。
これらの現像器13.14はそれぞれ矢印方向に移動可
能となって−おり、所望の色画像に応じて感光ドラム1
1へ近接して感光ドラムll上の静電潜像を顕像化する
。本図の場合には色現像器13が離れ、黒現像器14が
近接しているので、感光ドラムll上には黒画像が形成
される。この像は転写帯電器15により転写材としての
転写紙17へ転写される。
その後、感光ドラム11はクリーナ16へ到りドラム表
面の残留トナーが除去され、再び次の複写工程へ移る。
転写紙17は次のように給送され原稿像が複写される。
転写紙17の複写装置内部への給送には以下の3つの方
式がある。第1の方式はカセット18に積載されて給紙
ローラ19によりローラ対20へ送り込まれる。ローラ
対20は転写紙17が重なって複数枚送り込まれた時、
一番上の紙だけを分離して装置内へ給送するようになっ
ており、このローラ対20を通過後転写紙17はガイド
板21.22を介してレジストローラ23に到る。第2
の方式はカセット24に積載されて給紙ローラ25によ
りローラ対26へ送り込まれる。
ローラ対26は先のローラ対20と同じa使を持ってお
り、転写紙17はローラ対26を通過後ガイド板27.
28を介してレジストローラ23に到る。第3の方式は
いわゆる手差し給紙といわれる方式であり、この場合、
手差しトレイ29を矢印方向に回転させると、手差し中
板30がこの動きに連動して給紙ローラ25の下にもぐ
り込む。この時、カセット24内の転写紙17は手差し
中板30に干渉しないよう下方へ押し下げられている。
この状態で手差し中板30及び手差しトレイ29上に載
置され、第2の方式と同様にしてレジストローラ23に
送り込まれる。レジストローラ23は感光ドラム11上
の顕画像と転写紙17が一致するようタイミングをとっ
て回転を始め、転写上ガイド31、転写下ガイド32を
介して転写紙を感光ドラム11表面へ送り込む。先に述
べたように転写紙は転写帯電器15により感光ドラム1
1表面上の像を転写され5分離帯電器33によりドラム
表面から分離され搬送部34を介して加熱ローラ35a
と加圧ローラ35bとを有する定着器35へ送り込まれ
る。定着器35で加熱及び加圧され転写紙上の像は永久
画像として定着され、転写紙17は第1排出ローラ36
へ送られ、その後フラッパ37、フラッノく38を介し
て第2排出ローラ39へ到達し、その後複写装置外へ排
出される0図ではフラッパ38が転写紙通路を遮った状
態に描かれているが、このフラッパ38は軽い材料から
作られており、矢印方向に回動自在になっているので、
転写紙が通過する時には転写紙先端により押し上げられ
、転写紙に対して退避した位置をとるため転写紙の通過
には何ら支障は生じない。
さらに、この複写装置では両面及び多重複写が可能とな
っている。
複写装置に両面複写動作が指示されると、転写紙は先に
述べた基本動作と同様にして片面に原稿画像が転写定着
されて、第2排出ローラ39へ送られトレイ(T)上へ
排出されていく。そして転写紙の後端が検知レバー40
及び光センサ−41からなる紙検知機構により検知され
、その後一定時間(すなわち転写紙後端がフラッパ38
を通過するまでの時間)を経過すると、第2排出ローラ
39は逆転を始め転写紙を再び転写装置内へ送り込んで
いく。そして転写紙17は今度は後端を先にしてフラッ
パ38及びフラッパ37の左側斜面、及びガイド板42
を介し、更にはガイド板43.44を介してローラ45
へ送られる。その後、転写紙17はローラ46を経て横
レジストローラ47に到る。この時点・で、横レジスト
ローラ47は停止しており、転写紙がこのローラ47に
完全に突き当った後ローラ対45.46も停止する。そ
して転写紙はもう片面への複写動作に対し待機する。・
もう片面への複写信号が発せられると、横レジストロー
ラ47は回転を始めガイド板48.49を介してレジス
トローラ23へ転写紙を送り込む。レジストローラ23
へ転写紙が到着する前に、転写紙の側端は不図示の光セ
ンサーにより検知され、側端が1回目の時と同位置にな
るように横レジストローラ47が紙進行方向と直角の方
向、すなわち図面に対し垂直の方向に移動して転写紙の
横方向位置を修正する。転写紙がレジストローラ23へ
到達した後の動作は先の基本動作の場合と同様であり、
もう片面へも画像を複写された転写紙は最終的には第2
排出ローラ39により装置外のトレイ(T)上へ排出さ
れる。
一方、複写装置に多重複写動作が指示された場合の一回
目の複写動作は、基本動作と同様に転写紙に原稿画像が
転写足前される。多重複写の場合にはフラッパ37は破
線で示される状態に位置する。従って、転写紙17は前
端を先にして第1排出ローラ36により送り出されフラ
ッパ37の右側斜面に沿ってガイド42.43に送られ
、更にガイド43,44を介しローラ45へ送られる。
その後、転写紙17はローラ46を経て横レジストロー
ラ47に到る。転写紙17の後端が検知レバー40、光
センサ−41により検知され、所定時間経過した後、フ
ラッパ37は実線の位置へ復帰する。そして2回目の複
写信号が発せられると横レジストローラ47は回転を始
めるが、この時の転写紙の動きは両面複写の場合と同様
である。
そして同一面側に2回目の画像複写を施された転写紙1
7は最終的に第2排出ローラ39によりトレイ(T)上
へ排出される。なお、本説明では2回の多重複写につい
て説明を行なったが、更に回数の多い多重複写の場合も
転写紙の動きは基本的に同じである。ただ、フラッノく
37の破線位置力)ら実線の位tへの復帰が最終複写の
前に行なわれることだけが異なる。
また、本実施例では一枚ずつ両面あるいは多重複写を行
なう装置について説明を行なったが、この装置にいわゆ
る中間トレイを設けて複数枚の両面、多重複写を行なえ
るようにしても良い。
一方、本実施例に係る複写装置では、原稿をその走査方
向と直交する方向における一端を基準として原稿載置台
上に載置すると共に、転写材をその原稿基準とは反対側
の1端を基準として配置しである。
すなわち、第2図に示すように、原稿載置ガラス1上に
は、走査方向(図面に垂直な方向)と直交する方向の一
側端に原稿突出板50が設けられており、原稿2はその
一側端を原稿突当板50に突き当てた状態で原稿載置ガ
ラス1上に載置される。それに対して、転写紙17は常
にその一端が原稿突当板50とは反対側の基準位置にく
るように配設されている。
ところで、本発明に係る装置では、原稿の任意の領域の
画像を転写材の任意の領域に複写可能となっている。
第3図は上述の原稿と感光ドラム上の像(すなわち転写
紙17)との位置関係を栓穴的に示した図である。通常
、最大原稿サイズLOと最大転写紙サイズLcとは同一
であり、原稿1の像はズームレンズlOを介して感光ド
ラム上に図示の如く結像している。ここで、原稿1上の
走査方向と直交する方向における領域Xに関して、いく
つかの編集操作を行なう場合について説明する。この場
合、原稿基準板50からの座標XI、X2.転写紙17
上の画像を複写する領域、及び画像編集モードを後述す
る人か手段及び指定手段より入力する。
(a)原稿の領域Xの画像を転写紙の基準位置102側
に寄せる場合 通常、ズームレンズは図中10で示す位置にあって、こ
の場合、領域XのX1点、X2点はそれぞれ71点、7
2点に結像しているsX1点を転写紙の基準102に一
致させ、X1点、X2点をそれぞれ21点、22点に結
像させるためには、ズームレンズ10を転写紙の搬送方
向と直交する方向に距#文lだけ移動させれば良い。
移動量見lは三角形Z、Ax1とZ+OO’の相(b)
原稿の領域Xの画像を最大転写紙サイズ幅の中央に位置
させる場合 領域Xの中央の座標をXQ 、最大転写紙サイズ幅の中
央の座標をZoとすると、XQ点をZo点と一致させ、
X1点、X2点をそれぞれZl  ’点、Z2  ’点
に結像させるためには、ズームレンズ10を転写紙の搬
送方向と直交する方向に距離文2だけ移動させれば良い
、この移動量又2は、(XO−ZO)で与えられる。
(c)原稿の領域Xの画像を転写紙基準102と反対側
の端部に位置させる場合 領域XのX2点を転写紙基準102と反対側の端部Z2
 ″に結像させるためには、ズームレンズlOを転写紙
の搬送方向と直交する方向に距離見3だけ移動させれば
良い、この移動量文3は、三角形Z2”Cx2 とZ2
”00’″の相似より、ここで、ズームレンズ10の移
動量は、転写紙基準102側へ移動させる場合をプラス
としである。
いずれの場合も、感光ドラム上に領域Xの画像がどのよ
うに結像されているか、すなわち、Zl 、Z2 、Z
l ’ 、Z2 ’ 、Zl ” 、Z2 ”(7)座
標は、容易に演算され、それ以外の不要画像に相当する
領域だけ前記イレーザ101を点灯させれば、不要部分
の静電潜像は消去され所望領域のみの複写画像が得られ
る。
第2図は第3図(b)で示した原稿の領域Xの画像を最
大転写紙サイズ幅の中央に位置させるようにした場合の
関係を立体的に示した図である。
また、本実施例では、原稿の任意の領域の画像を転写紙
の任意の領域に変倍して複写することができる。
第4図は原稿の画像とこれを変倍して感光ドラム上に結
像させた像(すなわち転写紙17)との位置関係を模式
的に示した図である。今、原稿2上の任意の領域X1〜
X2を転写紙17上の任意の領域y1〜y2に投影して
画像を複写する場合のレンズ移動量について説明する。
まず、t51に原稿2上の領域XI  X2 を転写紙
17上の領域Tl+  y2に投影するための倍率及び
その倍率変換に必要なズームレンズlOの光軸方向への
移動量交1を算出する。倍率をmとすると、 1i’l  y2 I  X2 と表わせる。
又、ズームレンズ10は物像間圧fiLを一定に保った
ままの状態で、 a+b=L        ・・・■ 一== m          ・・・■の関係を満た
すように焦点距離を可変する周知の技術により構成され
ている。
したがって、 文1=a−− であるから、これを変形して、 式■よりb = m aを代入すると、として算出され
る。
本実施例では、通常は原稿基準50に相当する像を常に
転写紙基$102に投影しているので、倍率mのときズ
ームレンズ10は第4図中10’の位置に移動し、原稿
2上のX+ ’、X2の点はそれぞれXl’、X2’の
点に投影される。
次に、転写紙17上に投影されたXI’X2’の像をy
l  72 に移動させるだめの光軸方向に垂直な方向
へのレンズ移動量文2を算出する。
原稿2上の点XIの像は倍率mで転写紙基準102から
投影されているので、 XI  ’ =mXl        ・・・■また、
三角形XI Xl  ’7+ とXIの相似条件より 文2 = (Y+ −x+  ’) ″。+bこの式に
式■、■を代入すると、 XI   X2 として、ズームレンズlOの光軸と垂直方向の移動量立
2が初期の入力数値X+  、X2 17+  1y2
から決定される。
このように、ズームレンズlOをfB、lzだけそれぞ
れ光軸方向及び光軸方向と垂直な方向に移動させること
により、原稿2上の領域Xi X7の画像を転写紙上の
領域7172に複写することができる。
また、転写紙の進行方向の領域に関しても同等の処理が
必要となるが、これは従来例で説明したように、画像の
移動に関しては転写紙の送りタイミングを変更して行な
えばよいので説明は省略する。このとき、転写紙の進行
方向に係る領域から算出される倍率ml と、転写紙の
進行方向と直交する方向に係る領域から算出された倍率
mのどちらを複写倍率として採用するかは、装置固有の
問題でどちらでも可能であるが、倍率mとmlの小さい
方を優先すれば転写紙上の領域から画像がはみ出すこと
なく複写されるので望ましい。
第5図は前記ズームレンズを転写紙の進行方向と直交す
る方向及び光軸方向に移動させるための移動手段の構成
を示したものである。このレンズ移動手段は、ズームレ
ンズ10を光軸方向に移動させる第1の移動手段52と
、レンズ10及び第1の移動手段52を光軸と垂直な方
向に移動させる第2の移動手段53とからなっている。
上記第1の移動手段52はレンズ台54を有しており、
該レンズ台54上に立設された支持板55 、56には
、軸受57,58を介して送りネジ59が回転自在に支
持されている。この送りネジ59の一端には送りネジギ
ア60が一体的に固着されており、該送りネジギア60
は、レンズ台54に固設された正逆転自在のパルスモー
タ61に付設した駆動ギア62と歯合している。上記ズ
ームレンズ10はレンズホルダー63に固設されており
、該レンズホルダー63の一側にはナツト64が固着さ
れている。このナツト64は送りネジ59に螺合されて
おり、該送りネジ59をパルスモータ61の駆動によっ
て回転させることによってナツト64はX方向に移動す
る。すなわち、パルスモータ61の回転により、ズーム
レンズlOはX方向(光軸方向)に移動可1走となって
いる。
また、上記レンズ台54上には、カム溝板65が光軸方
向と角度をなして固設されており、該カム溝板65には
ピン66を介してカム板67が係合している。このカム
板67は、レンズホルダー63にX方向にスライド可能
に保持されており、ズームレンズlOの移動に伴なって
光路長りを一定として結像条件を満たすべく、該ズーム
レンズ10の焦点距離を変化させるため周知の部材であ
る。
上記レンズ台54は第2の移動手段53によって光軸と
垂直な方向に移動可能となっている。すなわち、レンズ
台54は、複写装置前側板68及び後側板69間に架設
された案内レール70゜71に対して、軸受72を介し
て摺動自在に支持されている。また、上記前側板68及
び後側板69間には送りネジ73が軸受73aを介して
回転自在に架設されており、送りネジギア74、駆動ギ
ア75、パルスモータ76及びレンズ台54に固着され
たナツト77により、前記と同様な構成によってレンズ
台54はX方向に移動可f走となっている。すなわち、
ズームレンズ10はパルスモータ76の回転によりレン
ズ台54とともに光軸と垂直な方向に移動可源となって
いる。
第6図は制御系を示すブロック図である。図中、111
は原fS2及び転写材17の・η城を入力するデジタイ
ザー等からなる領域入力装置、103,104,105
,106は原稿2のどの領域の画像を転写紙17の基準
端部、中央、奥側端部に位置させたり、転写紙17の進
行方向に位置をずらしたり、倍率を変換して転写紙17
の指定した領域に画像を複写したりする画像の編集モー
ドを入力する編集モード入カキ−(編集モード入力手段
)、107は転写紙17のサイズを給紙カセット18等
により検知する周知のサイズ検知手段、112は複写装
置の動作を制御するとともに、前記領域入力手段111
、編集モード入カキ−103,104,105,106
,サイズ検知手段107からの信号に応じて、前記LE
Dアレイ101の消去領域、前記移動手段52.53の
移動量、及び転写紙の搬送タイミングを演算して制御す
る制御手段としてのCPU、110は上記CPU112
で演算された領域に対応してLEDアレイ101を点滅
させるためのドライバー、108.109は上記CPU
で演算された移動量に対応して移動手段のパルスモータ
61゜76を駆動するためのドライバーである。
以上の構成において、本実施例に係る複写装置では、次
のようにして複写動作が行なわれる。すなわち、まず操
作者は、領域入力装置111及び編集モード人カキ−1
03,104,105゜106を介して、第8図(a)
に示すように原稿2のどの領域を第8図(b)に示すよ
うに転写紙17のどの領域に複写するかを入力する1次
に、CPU112は、領域入力装N111と編集モード
入カキ−103〜106からの信号、及び必要があれば
転写紙サイズ検知手段107からのデータを参照して、
前述したようにズームレンズ10の移動量と、LEDア
レイ101の点灯領域及び点灯タイミングを算出する。
しかして、CPU112は、ドライバー108.109
を介してパルスモータ61,76を駆動させ、ズームレ
ンズ10を所定位置に移動させる。そこで、操作者がコ
ピースタートキー(図示せず)を押すと、光学系が移動
して原稿2の所定の領域がズームレンズ10を介して感
光ドラム11上の所定領域に結像され、−該感光ドラム
11上に静電潜像が形成される。その際、LEDアレイ
101が所定領域及び所定時間点灯し、前記感光ドラム
11上の所定領域以外の静電潜像を消去する0次に、感
光ドラムll上の所定領域の静電潜像は、現像313又
は14により現像され、該現像像は、所定のタイミング
で給紙カセット18等から給送される転写紙17上の所
定領域に第8図(C)に示すように転写定着されて、転
写紙17はトレイ(T)上に排出される。
第7図は上記複写動作の概略を示すフローチャートであ
る。
なお、図示の実施例では、レンズとして焦点距離が変化
するズームレンズを用いた場合について説明したが、ズ
ームレンズの替わりに所謂固定焦点レンズを用いてその
位置及び光路長をそれぞれ変化させるようにしてもよい
ことは勿論である。
また、図示の実施例では、原稿及び転写紙をその一端を
基準として配置する複写装置を例に説明したが、原稿及
び転写紙を常にその中央を基準として配置する複写装置
においても、レンズの移動量等の演算が多少異なるのみ
で、前記実施例と同様のアルゴリズムが適用できること
はいうまでもない。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作用よりなるもので、画像の領
域及び編集モードに応じて、レンズを転写材の搬送方向
と直交する方向に移動させるようにしたので、JfX稿
の指定した領域の画像を転写材の任意の位置に形成する
編集作業を非常に簡単にかつ正確に行なうことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の一実施例を示す構
成図、第2図は画像の形成状態を示す斜視説明図、第3
図(a) 、(b) 、(c)はレンズの移動量を示す
説明図、第4図はレンズの移動量の他の例を示す説明図
、第5図はレンズの移動手段を示す平面図、第6図は制
御系を示すブロック図、第7図は制御系の動作を示すフ
ローチャート、第8図(a) 、(b) 、(c)は画
像の形成状態を示す説明図、第9図は従来の装置におけ
る画像の形成状態を示す説明図である。 符号の説明 2・・・W稿       to・・・ズームレンズ1
1・・・感光ドラム   13.14・・・現像器15
・・・転写帯電器   17・・・転写紙18.24・
・・給紙カセット 52.53・・・移動手段 101・・・LEDアレイ
103〜106・・・編集モード入カキ−II+  ・
・・乃四宇入77哀ゴ【   11z・・・CPU第2
図 第4図 ← 第6図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原稿の画像を結像レンズを用いて感光体上に露光して静
    電潜像を形成し、該感光体上の静電潜像を現像して転写
    材上に転写させて画像を形成する装置において、座標を
    入力する座標入力手段と、画像の編集モードを入力する
    モード入力手段と、前記感光体上を照明して不必要な領
    域の静電潜像を消去する消去手段と、前記結像レンズを
    転写材の搬送方向と直交する方向に移動させる移動手段
    と、前記座標入力手段とモード入力手段からの信号に応
    じて、前記消去手段の消去領域、前記移動手段の移動量
    及び転写材の搬送タイミングを演算して制御する制御手
    段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP61260030A 1986-10-31 1986-10-31 画像形成装置 Pending JPS63113565A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61260030A JPS63113565A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 画像形成装置

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JPS63113565A true JPS63113565A (ja) 1988-05-18

Family

ID=17342328

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JP61260030A Pending JPS63113565A (ja) 1986-10-31 1986-10-31 画像形成装置

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JP (1) JPS63113565A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6420571A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Sharp Kk Image forming device
JPH01149063A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6420571A (en) * 1987-07-15 1989-01-24 Sharp Kk Image forming device
JPH01149063A (ja) * 1987-12-07 1989-06-12 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置

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